ジャンル: 純文学
静まりかえった日々の中で
評価:★★★☆☆ 3.4(1)
ある日突然起こった世界の変貌に、人々の生活はどう変わっていくのか。25歳、平凡なOLの茅枦篠樺から見た、変わってしまった世界とは? (執筆当時の近未来ということで2017年と設定いたしましたが、思ったほど技術は普及しませ […]
息絶える瞬間の詩のように
評価:★★★★☆ 3.9(1)
海の町が夏に芸術祭の開催を決めた。 高校三年生の梓は、当初関わる気はなかったものの、招聘アーティストの中に日本画家・有島隆弘の名前を見つけて……。
季節はゆきてまためぐる ― 夏編 ―
評価:★★★★☆ 4.4(1)
大学を卒業して以来、その仲間達と数年続けている定例の飲み会をドタキャンした僕は平日とは逆方面の電車に乗り、思いがけずもいつか見た景色を辿ることになり……。八月も終わりの小さな物語。
明日は何もない、何もない水曜(原案:パン×クロックス)
評価:★★★★☆ 4.4(1)
僕の中に生き続けた祈りは、絶えない水の様に流れ、曲がりくねったり、僅かな窪みに染み入ったりしながら――その時、確かな言葉となった。 そんな日常もまた、数限りない吐息と共に、流れていく。 いい事も、悪い事も。全てを包んで流 […]