評価:★★★★☆ 4.1
代々泥棒稼業を「裏の仕事」として受け継いでいる伯爵家の娘、ラキシス。
先代伯爵の母親が亡き後、爵位と仕事を相続したラキシスに、王太后サルバローデは早速『盗み』の依頼を持ちかける。
盗みのターゲットは、王妃が所有するべき、国の宝ともいえる貴重なルビーの指輪だ。
本来ならサルバローデが大切に保管し、次代の王妃に譲り渡すはずの指輪が、なぜ今、国外にあるのか?
ラキシスはサルバローデの密命を受け、「王妃の指輪」を盗み取るために颯爽と旅に出る。
麗しの泥棒貴族ラキシスの周囲で、いま、思いがけない事件が展開する…!
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
完結済、全10話、約12万3千字 代々続く怪盗貴族の女当主が王家の依頼によりルビーの指輪を盗み出す。 近代ヨーロッパのような世界(地名・宗教が地球上のものと同名)を舞台として、女怪盗が仲間と共に特に優雅に、時には大胆に目標をかすめ取り、更に指輪にまつまる謎に迫ります。 癖のある登場人物が織りなす快活な会話劇や、テンポの良い場面展開、そして明かされる指輪にまつわる謎はあたかもミュージカルを鑑賞しているかのようです。 読了後、更なる謎解きと続編への想いと共に、どこか晴れやかな気持ちになる本作品。皆さんも共有してみませんか?