評価:★★★★☆ 4.3
フィリピン、ルソンの航空戦を早々と放棄し、硫黄島までも敵手に渡した真意はどこにあるのか。
ルソン、硫黄島と数万の犠牲を黙殺してまでも掛井が拘った「沖縄戦」一局地戦の位置づけから「戦略戦」の位置づけと考える、掛井の策とは….。
迫るソ連の脅威。
掛井も知りえない米国の「マンハッタン計画」
激化するB29の本土爆撃と乙戦の激闘。
きな臭くなる満州状況。第三部は主に、沖縄における陸戦を語っていきます。
「米軍の圧倒的物量」対「掛井の知策」
どうぞお楽しみ下さい。★現在、本作内登場人物を仮名から実名へと改訂作業をしています。2部まで終了。
3部、4部と続けて改訂していきますので、読んでいる方のそれに間に合わない場合はごめんなさい。
話数:全78話
ジャンル:エピック・ファンタジー 歴史
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり
この作品は「別説、太平洋戦史」シリーズの第三部に当たる作品です。米軍相手に沖縄上陸後どう対抗するかが綿密に描かれています。 この作品の大きな特徴として、戦争を敵、味方の視点だけでなく戦略や政治、はたまた陸海軍の精神的な部分などの様々な観点をつめて描くリアリティな点が挙げられます。 細かい部分にまでこだわられた濃密な作品で、架空戦記が好きな方にはお勧めの小説です!
別説、太平洋戦史の今度の舞台は沖縄です。史実では県民を巻き込んだ大規模な地上戦で二十万人が犠牲になり敗北した沖縄戦。ひめゆり、神風特攻隊、大和沈没など様々な悲劇の舞台でもあります。しかし、今作品では主人公が史実とは異なる沖縄戦を見せてくれます。今作品は既に第1部、第2部が完結しています。話はとても長いですが読み応えがあり、充分に満足することが出来ると思います。戦記もの好きならぜひ読んで欲しい作品です。注)転生、チート兵器ものではないです。男しか登場しない泥くさいも戦争ものです。4部作まであり、3部まで完結しました。このレビューは第3部のです。