評価:★★★★☆ 4.3
北条、上杉、徳川による領土拡大戦争に巻き込まれる小国・真田家。
嫡男・信幸は父・昌幸と共に激戦の中へ。一方、兄に活躍の場を奪われ、武名が上がらないまま歳を重ねる弟・信繁は焦り続け……。
すれ違いと邂逅を繰り返し、やがて舞台は関ヶ原、そして宿命の大坂へ。史実に沿いつつ何かが起こる戦国IF小説。
話数:全99話
ジャンル:歴史
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:戦国時代
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
戦国時代……歴史に全く興味のない私ですら、この時代には興味をそそられますね。いい年した私も、妄想することがあります。もし私が戦国時代に転生したら……秒殺されるのがオチです。しかし、この作品の主人公である真田兄弟は違います。彼らは強者どもを相手に刀で戦い、秘策を繰り出し、戦国の世を生き抜いていきます。戦○無双も発売され、アニメの放送も決まり、今や注目株の真田兄弟を主人公に据えたこの作品、オススメです! ちなみに誤解されては困るのですが、戦○無双の発売前から、既に作者である大槌小太郎さんはこの小説を書き始めていました。
凄く真っ向な、真っ当な戦国記です。一行先が読めません。そう来るか、そう来たか?!が、一行先に展開します。息をするのも、忘れる臨場感の真田戦記です。お父さん、お兄ちゃん、世紀の英雄「信繁」が、活き活き語られ、それぞれの個性とキャラともの言いが、おもしろいのなんのって。はずしの美学というか、この流れだとこう来るをさっとはずし、覆してきます。「そういう風に読んでた?」をかわされる快感ときたら!!ご一読をお勧めです。期待を裏切らないことは、請合います。
真田兄弟をスポットに入れた戦国時代小説。戦闘シーン、登場人物のリアルな気持ち、真田ならではの戦略。本当に素晴らしい。特に、真田信幸の北条の軍師を破るシーンは圧巻でした。これくらい面白い戦国時代小説はそんなに有りません。興味がございましたら、閲覧を進めます。今、私のイチオシ戦国時代小説です。これからの活躍を期待します。