人の間の事の象(詩の集) 完結日:2015年10月10日 作者:まいまいഊ 評価:★★★☆☆ 3.2――人間は人の「間」を介す。人間とは事象である。人の間は事を象る。 ★主要なテーマは、とらえどころのない事象の心象風景★ 話数:全23話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 不思議雰囲気 世界観 人生観 人間事象 哲学 宇宙感 幻夢 憧憬 探索 旋律 死生観 童話 転生 風景 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
作者のセンスが飛びぬけているのは、その言葉使いの巧みさに滲み出ている。この詩集の評価が高いのは何度読み返しても新しい発見があるという事に尽きるのではないか?詩は面白いよりも美しくあるべきだと思う。自然に思いを馳せた詩。心の中を深く見つめ透明感を感じる詩。そこには枠組み等無い。言葉が踊っているかのようだ。意味を考える事、それはこの詩集ではあまり意味がないだろう。ただ感じる事。作者の気高い精神に触れる事。宝石のように散りばめられた言葉。新しい物に触れた時の驚き。それはとても美しい。読む人を選ぶきらいはあるが、深く何度も読み込めばその世界観に引き込まれてしまうだろう。これが詩だ!という作者の詩に対する愛情や努力それらはとても謙虚に作品の中に散見される。私には難しいかなと言う人も是非ご一読をお勧めしたい。レヴューを書いてる私もこの作品の半分も理解できていないと思うが。