評価:★★★★☆ 3.8
「物語は魔法を帯びるんです」と、彼女は言った。
普段から高校に居残っていた図書委員の少年・朽鍵鎖鳥は、覚えのないまま図書館めいた迷宮の中にいて、そこで出会った白い少女から『書術』と呼ばれる力を学ぶことになる。
けれどそれは最低限の力でしかなく、他にも喚ばれていた図書委員たちは『スキル』という破格の力を手に入れていた。――『司書長代行』を名乗る理不尽な化け物に使役されることになった主人公たちが、迷宮で魔物とバトルったり、幻想レトロな通りをうろうろしたり、境遇に悩んで迷って考えたりします。
話数:全20話
ジャンル:異世界ファンタジー
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり
読み応えのある本格的なライトノベルと感じました。なろうだとよく説明多すぎて飽きてしまったり、書き方が軽すぎて(コメディータッチすぎて)苛々したりと言うことがあるのですが、この作品はそんなことが無く、実際にお金を出して買っても満足できるような内容でした。文章は縦書きで読むことをオススメします。この作品は横書きよりも縦書きの方が読みやすいです。