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モダン文化が隆盛を極める昭和初期の帝都・東京――。
日々ビヤホールに入りびたる華族の勘当息子・久遠寺龍臣(くおんじ たつおみ)が店主を務める《面影堂寫眞店》には、いつも店先に「本日は休業なり」との札が下げられている。といってもまったく仕事をしないわけではなく、休みにもかかわらず店の戸を叩くような客人には興味本位で応対することもある。もっとも話だけ聞いて追い返すことも少なくなく、ようするに仕事を受けるかどうかは龍臣の心ひとつ、つまりは気まぐれなのだった。
彼の父君である龍太郎伯爵からひっそりとお目付け役を任ぜられた元米軍兵士ユージン・アシュベリーは、息子ほども年の離れた主人に振り回されながら、持ち込まれた相談事を解決すべく、ともに華の帝都を駆けまわる――。全4話、日常の謎ものの短編ミステリです。
(本作はpixivにも重複して投稿しています)
話数:全4話
ジャンル:探偵小説
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:昭和
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象