評価:★★★★☆ 4.4
源氏物語を読んだ気になれるお気楽お気軽【超訳】!!
源氏物語
誰でもその物語のタイトルくらいは聞いたことがあるでしょう。
世界最古の長編小説とも言われています。(諸説あり)古典の授業で、受験で、この物語に関わらざるをえない中高生のみなさんへ
有名現代語訳を挫折してしまった私のようなみなさんへよかったらこの【超訳】をお手に取ってみてください。源氏物語の各帖を1エピソードにまとめました。各話3000字程度で、気軽に読んでいただけるよう書きました。各エピソードの冒頭でざっくりあらすじを載せています。中高生のみなさん、その部分だけでも読んでみてください。
わかりやすく話し言葉で書いています。
予備知識も予習も必要ありません。ほんの少しでも皆様のお役に立てるならこれほど幸せなことはありません。
物語は有名な書き出しで始まります。
いずれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。ワケがわからない方。本作へどうぞ(^_-)-☆
初心者向けの【超訳】です。古典を専門に研究されている方、源氏物語に造詣の深い方にはお勧めできません。広いお心で受け止めてくださる方におススメします。
平安時代のこと、源氏物語についてなどエッセイ『【別冊】源氏物語』で書いております。よかったら合わせてご覧になってください。【超訳】以上にくだけております。紫式部センセイどうか怒らないでくださいませ。
『【別冊】源氏物語 ~俺はいつでも本気だぜ?~』
https://ncode.syosetu.com/n8742fe/※この作品は「カクヨム」でも公開しています。
話数:全59話
ジャンル:歴史
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:平安時代
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
平安時代に書かれた最古の長編小説『源氏物語』その内容は現代でも「あるある」を感じさせる『小説の元祖』と言っていいものである。長編小説の”初出”にして”完成型”と言える名作。源氏物語はこれまで幾人もの手によって『現代語訳』が書かれてきたが、それらは時代が経つにつれて段々と”現代語”から離れたものとなっていき、現代人にとっては読みにくいものとなっている。大正時代に書かれた現代語訳でも、もはや”読みにくい”のだ。しかし多くの人々に愛されいまだ語り継がれる『源氏物語』はその時代その時代で、誰かの手によって新しく現代語訳が書かれているから大丈夫だ。『超訳』と名の付くこの作品では現代人が誰でも読める「現代語」として源氏物語のストーリーが語られている。訳者の現代的な視点から加えられている解釈も面白い。源氏物語をまだ読んだことない人もどこかで読んだことある人にもオススメな良作。