評価:☆☆☆☆☆ 0

 ※一年ぶりくらいに読み返したら、いくつかのエピソードが抜けていて、びっくりしました。
  (そのまま読むと混乱していしまうかも)
   ただいま整備中です。ご迷惑をおかけします。

 建武二年(1335)、小山常犬丸九歳、今犬丸七歳。
 下野の小さな兄弟は、父の戦死により動乱の渦に巻き込まれます。
 少年領主として周囲の期待に応えようと必死に努力する常犬丸。
 そんな兄に隔たりを感じ、さびしさをおぼえる今犬丸。
 一方、大人たちの世界では、後醍醐天皇に対抗する足利尊氏・直義兄弟が清和源氏の末裔として、坂東武将の自立を守ろうと奮闘します。

 小山兄弟と足利兄弟、どちらも仲よし兄弟――にもかかわらず、南北朝という時代を背景に、家臣らが分裂、兄弟は敵味方に引き裂かれ、血みどろの戦いをくりひろげます。
 常犬丸(朝氏)は南朝に、今犬丸(氏政)は北朝につきますが、その結末は……

 この物語は同作者の『Brotherhood』の主人公たち、小山三兄弟の150年後の子孫のお話です。

 タイトル・サブタイトルはキャッチーですが、本編の冒頭はヘビーです。
 何しろ、ちびっこたちが大人の都合で戦争に巻き込まれるお話です。
 シリアスがお嫌いな方は第7部以降からお読みください。弟の今犬丸が主人公となって、婆娑羅大名の佐々木導誉が登場し、やりたい放題――物語をバサラに染めていきます。


話数:全13話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
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職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録