100位:『暗殺100人できるかな』
作者:湯のみ
ちょっと100人殺してきてくれ――。最強の暗殺者クロネコは、その依頼を受けた。※「暗殺100人できるかな 第二部」はこちらになります。http://ncode.syosetu.com/n1416dw/==========================================(2016年10月25日)完結いたしました。最後まで執筆できたのは、応援くださった読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。(2016年9月18日)ジャンル別日間2位、総合日間6位にランクインしました。ひとえに読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
主人公は凄腕の暗殺者。依頼内容は、隣国の王都で100人を殺すこと。それをためらないく、お金のために実行してしまう主人公。普通なら怖くて怖くて仕方ない筈なのですが、描写がさらっとしているというか、普通に読めます。また、主人公も淡々としているので、こちらも普通に読めるというか。容赦なく殺す。でもそこに残酷描写はない。それも読みやすさなのかなと思います。暗殺者を怖い存在としてではなく、一つの職業として描いた作品だと思います。とても読みやすいので、皆さんどうぞ読んでみて下さい。
港瀬つかさ
誰でも知っている童謡をもじり、それでいてミスマッチな目を引いてしまうタイトル。極めてシンプルである故に牽かれるあらすじ。まずこの2つが我々読者を魅了します。ストイックな暗殺者の主人公が、ひたすら暗殺をこなし、その中には通常の作品でヒロインになりえそうなキャラなども容赦なく含まれ、なんとも言えない背徳感に包まれる。主人公は、最強ではあるが無敵ではない。物語が進むにつれ、ドンドン上がる暗殺難易度。文章も非常に、読みやすくあっという間にハマってしまうこの作品、是非一読下さい。
弧滓 歩之雄
99位:『本一冊で事足りる異世界流浪物語』
作者:結城 からく
陵陵(みささぎりょう)は偶然にも神に目を付けられ、半強制的に異世界に転生させられてしまう。そんな彼が神に頼まれたのは「本探し」!?現代兵器? 世界観を無視して使います。聖剣や魔剣? 平気で使い捨て扱いです。生産活動? 無尽蔵の資源でやりたい放題です。自重ですか? うちの主人公は一切しません。これは規格外な能力である「引用」を与えられた彼が「ミササギ」として第二の人生を歩んでいく物語。※当作品は規約により本編部分を削除しており、番外編となっております。本編を読んでいなくても理解できるような内容となっています。
まず、一言。「主人公よ、自重を知れっ!」殆ど神様の気まぐれで転生した主人公は、チート能力を用いて、神製の本を探すのは良いんだけど……ファンタジー世界を装甲車で闊歩するのは遣り過ぎでしょっ!あまりに躊躇無く使われるチートは、しかし爽快さがあって、いつの間にか病み付きに。仲間もチート化するもんだから、いつまでたっても飽きが来ない。こんなに破天荒な主人公がいる作品は、他ではお目に掛かれないっ!そんな作品でした♪
現野 イビツ
ファンタジーで面白く感じた作品の一つである。 何より、設定がとても面白い。主人公:陵陵《ミササギ リョウ》は事故で死んで、神様に読書好きだからって言う事で異世界に転生させられて、異世界についた途端、チートと言える能力を得て、神製の本を探しに歩んでいく。 一番良いと思えるのは、このチートの能力を活かした主人公の動き、読み手に対してもこのキャラクター達が物語で生き生きとしている事を感じ取れる。 また、話が進んでいくことでより一層、主人公やキャラクターの動きが更に増し、その分しっかりと、緻密に計算された表現力によって、飽きさせない文章となっている。 非常に面白い作品だ。拙い文章、上から目線で申し訳ないが、是非、一度、「the quoter ~本一冊で事足りる異世界流浪物語~ 」読んでみては如何だろうか……
井鷹 冬樹
98位:『乙女ゲームの名前すら存在しない脇役に転生して悪役令嬢の友人になったことについて』
作者:瀬尾優梨
気がついたら乙女ゲームの世界に転生していた。名前すら存在しない、超脇役として。「まあ、どうにかするしかないか」モブに転生した私は、ひとまずヒロインの観察をしていくことにする。ゲームストーリーには関わらないつもりだったけど……あれ? なんか変じゃない?4月18日続編出ます。※中編です。突発的です。ヒロインはたぶん、お花畑の妖精です。ダメンズがたくさん出てきます。恋愛はほとんどありません。ご都合主義です。
97位:『会社一のイケメン王子は立派な独身貴族になりました。』
作者:志野まつこ
以前勤めていた会社で王子と呼ばれていた先輩に再会したところ、王子は案の定、独身貴族になっていた。妙なところで真面目で所々ずれてる堀ちゃん32歳と、相変わらず超男前だけど男性だらけの会社で仕事に追われるうちに38歳になっていた、たろさんの物語。どう上に見ても30過ぎにしか見えないのに、大人の落ち着きと気遣いを習得してしまった男前はもはや無敵だと思います。面倒な親や、元カノやら元カレなども出ず、平和にのほほんと終わります。本編は第1章(21話)で完結しています。2016.3.17第2章後日談も完結しました。
96位:『ぼっちの日本迷宮生活』
作者:勤勉書造
天変地異によりダンジョンが出現。家が倒壊して強制的脱ひっきーを果たした佐々木和真は、ぼっちという最悪のスキルを目覚めさせパーティが組めないことが判明。かくして、ぼっちの和真は一人きりのダンジョン探索をする冒険者となった。モンスターを討伐したり宝箱を探したり、親孝行も頑張ろう。そんな和真の前に、ダンジョンの主であるダンジョンマスターが立ち塞がる。※アルファポリスと小説家になろうの両サイトで公開中。ありがとうございました!
この作品の良いところが二つある。人間の心理がよく書かれていてとても面白いこと。決して主人公最強ではないこと。最近ではジワジワと書かれてきていましたが、ついこの前までの作品は人間的な心理が一切描写されておらず下積み時代とかもなく急に最強になる薄っぺらいものが多かった。(これは、異世界転生ものを良く読む私の個人的な感想です)そこで出会ったのがこの作品です。きっと私のように満足出来ない方がいるのならば、この作品はオススメと太鼓判を押します。
GAz
95位:『目覚めたら記憶喪失でした』
作者:じゅり
ある日目覚めたら、悪役が枕詞のご令嬢になっていました。これって今流行の乙女ゲーム転生ですよね! 違う? 婚約破棄のイベントない? ……ああ、そもそも私には記憶ありませんでした。じゃあ、私はどうすればいいんですか? え? 適当に学園生活を過ごせばですって? だったら転生先(仮)のご令嬢を階段から突き落とした犯人を探りつつ、おイタがすぎる金持ちのお子様たちのお尻を少々ペンペン致しましょうかね。※恋愛(?)は番外編です。※※続編(完結済み):『かしこまりました、社長様』◇アリアンローズ様より、改題:『目覚めたら悪役令嬢でした!? ~平凡だけど見せてやります大人力~』(2巻完結)として書籍発売されました◇
94位:『私の気の毒な婚約者【連載】』
作者:山吹ミチル
短編「わたしの気の毒な婚約者」の続編です。そちらからお読みくださいませ。伯爵令嬢クリスティナと第二王子レオンが結婚するまでの、国王一家のごたごたに巻き込まれる話です。陰謀なども出てきますが、軽めです。王妃のもとに届いた一通の手紙から始まり、王の隠し子疑惑が出てきたり、22年前の暗殺未遂の犯人が再び動きだしたりします。一迅社アイリスNEO様より書籍を刊行させていただいております。
93位:『追放令嬢は神様の妻になりました』
作者:上田 リサ
やっとのことで皇太子の婚約者に選ばれ、『学園』で幸せを噛みしめていたら――ぽっと出の令嬢に皇太子を捕られた! それでも淑女として生活していたら、今度は悪意に捻じ曲げられた糾弾と追放!! 家族一団となって王家に抗議の姿勢を見せ、わたくしは身の潔白を訴えるべく神殿へ祈りを捧げ――半分壊れたら神様に愛されました。 今は幸せです☆ ――でも、このままじゃ終れない。 いろいろ『恩(怨)』返ししたいのですわ……。すでに書き上げているリハビリ作品です。三月末には完結します(笑)
92位:『悪役令嬢だったけど、前世の知識を生かして発明家になったよ。』
作者:夜流
乙女ゲームの悪役として転生した主人公がタイトル通りのことをして、一応ざまぁもこなすお話。2000字程度でちまちま更新していく予定。そんなに長くはならないはず。
91位:『ティタン アッズワースの戦士隊』
作者:黒色粉末
「戦いを! 戦いに次ぐ戦いを! 俺達は猛き風! 俺達は真紅の太陽! ならば、ただ与えられるのを待つ事は無い! 名誉と栄光を――勝ち取らん!!」 嘗て北部の風の中、攻め寄せる闇の軍勢の前に立ち塞がった男がいた。 血と泥。肉と骨。鋼の掟と、そして雄叫び。 並居るクラウグスの勇者達の中でも数少ない、戦士の中の戦士と評されたアッズワースの大英雄。 彼と彼の戦友達の戦いが神話と成り果て、黴臭い伝説として誰の心からも忘れ去られた時、闇は再び北の大地に蠢き始める。 ならば ならば彼は眠らない。 ――伝説は蘇る。2015年10月15日、『ティタン アッズワースの戦士隊』と言うタイトルでアース・スターノベルさんから出版させて頂きました。拙作を応援くださった皆様の御蔭です。有り難う御座います。
昨今では見ない、真の戦いがここにはある。漢たちの熱いぶつかり合い、女であってもそこには戦士のみ。男女の煩わしいものなど感じられない物語。戦いには鳥肌が止まらないものばかり。戦いを求むものよ、ここにはそれがある。 「戦いを! 戦いに次ぐ戦いを! 俺達は猛き風! 俺達は真紅の太陽! ならば、ただ与えられるのを待つ事は無い! 名誉と栄光を――勝ち取らん!!」
翠碧 緑
かの名作コナン・ザ・バーバリアンを彷彿させ、更にその野性味列びにストイックさを昇華させた迫力満点の中身。一目でこれは別格と判る程力強さに溢れ、またその魅力を最大限に引き出す事に成功した完璧な文体。貴方が読書に飢えているのならば、この苛烈極まりない戦場の濃さ、そして主人公ティタンや戦友達の気高き誇りに引き込まれます。間違いなく引き込まれ、そして衝撃を受けます。全力で生きるとはどういうことなのか?戦うことの意味とは?脆弱な価値観を根底から揺るがす本物の戦いがここにあるのですから。これは、絶賛するに相応しい風格を備えた稀有な物語である。
90位:『出来過ぎた婚約者』
作者:ピヨ/七海ちよ
エルザの紳士な婚約者は、存外素直な人だった。社交的で言葉を選ぶことはするけれど、楽しいと笑い、悲しいと落ち込み、怒ると拗ねたように唇を尖らせる。そして、嬉しいときには輝くような笑顔を見せるのだ。――だから、つまり。彼がエルザに愛を囁くことがないのは、そういうことなのだろう。
89位:『元令嬢様の華麗なる戦闘記』
作者:夢猫
シルティーナは元公爵令嬢だった。2年前に国外追放を言い渡され、渡った隣国でギルドに入り今や他国にまで名を知られる程に強くなった彼女に自分を追放した国から呼び出しがかかる。魔物により穢れた土地の浄化の為に、常にやる気ゼロの相棒と、自分を追放にまで追いやった異世界の少女と、元婚約者の第一王子様と、元弟の騎士様と、そして無駄に恥ずかしがり屋な魔法使いと一緒に旅に出る羽目になった彼女が敵を斬ったり味方にツッコんだり時々ボケたりするお話し。※残酷な描写ありは一応です。
まだ読み途中ですが。頑張って国の荒廃を食い止めようと奔走していた、いわば【最後の砦】を国中で一方的に追い出したくせに(~ヘ~;)厚顔無恥にも助けてくれとは・・・。あきれる通り越して、ゴジラ投入してついでにキングギドラでもぶちこんで破壊の限りをさせたいくらいに破壊衝動が止まりません!総合的に見たら、いい意味でも負の感じ的にも波瀾万丈すぎて面白いと思います(^ε^)-☆Chu!!ただ・・・。 会話の中にちょくちょく出てくる「あ(・)い(・)う(・)」みたいなのが、強調するためだろうけど私には見づらいです(*_*)
ごんごじ
アカリ・フユハラという異世界人は現在のSEALDsのメンバーのようですね。理想だけあって、現実にマッチした行動をとれない、愚かな人間です。そういう意図を多分に含んだ政治メッセージ色の濃い良作と思います。未だ展開的には、愚かな人間に賛同して愚かな行動とった国家がどうなるかの結論までには至っていませんが、日本の未来への警告のためにもきっちりと破滅して欲しいと願っています。
Yosi8001
88位:『王子様は一級死亡フラグ建築士 ~城からパクってきた銀のスプーンが黒く変色した件~』
作者:藤原ゴンザレス
銀のスプーンが黒くなった。何を言ってるかわからねえかもしれないが、つまりだ……俺は今、高い確率で毒を盛られている。王国の第一王子である俺には人には言っていない秘密がある。いわゆる転生者だ。はいはい。トラックトラック。今回は時代小説で身につけた知識で死なずにすんだぜ……犯人はわかっている。生まれたばかりの弟を王にしたい連中だ。おし、王位を弟に押しつけよう!俺、王位を弟に押しつけたら趣味だけに生きるんだ(死亡フラグ)ところが国王である親父は「ならぬ」と抜かしやがった!俺が生き残るには犯人を捕まえなければならねえ。ところが俺が思っていたよりも事件は根が深く、次々と仄暗い闇があぶり出されていく。俺を殺そうとするのはいったい誰なのか?陰謀と憎悪と純愛の狭間に俺は何を見るのか。ドス黒系ミステリー。カクヨムにも投稿してますhttps://kakuyomu.jp/works/1177354054880209879
なんでレビューないの⁈と思って思わず書いてしまうくらい面白い作品。最初暗くて重いのかなと思って読み始めたら、主人公が暗殺にテンパりながら謎に迫っていく様子を明るい筆致で描かれてて、ぐいぐい引き込まれました。登場人物全員が味方かどうかも怪しく、みんな実はどこか暗くて深い愛憎を抱えてて、主人公に救われていく描写はぐっと胸に迫るものを感じます。この作者さんの小説の中で一番読みやすく、好き。一見の価値あり。
月宵草
87位:『獣な彼女』
作者:こる
両親を亡くし、魔法学校も追い出され路頭に迷ったあたしは、得意の変化魔法で猫として生きる道を選んだ……んだけど、突然現れた魔法剣士に攫われて!!強面魔法剣士のアプローチを蝶のようにかわし、猫好き執事の魔手に慄きながらも、身一つで頑張る彼女のサクセス(?)ストーリー2014年8月 一迅社文庫アイリスより書籍化
私的には アクセルとアルトが いいなぁ(^-^) はやく ラブラブにならないかな☆ アクセルや 執事さん目線も よみたいです。 執事さんに クロネコ=アルトって、ばれるのが、とっても 楽しみですっなにせ 丸洗いでしたもんねムフフ アルトは アクセル目線だと、どんな娘なんだか知りたいです(^-^) なんで 連れ帰ったのかとか、これから 出てくるんでしょうね。楽しみ楽しみ。
こうちゃん☆
86位:『臆病な騎士に捧げる思い出の花』
作者:逢矢 沙希
少々お転婆な十七歳の男爵家令嬢ローズマリーに持ち上がった縁談のお相手は、幼馴染みである子爵家の子息、レイドリックだった。兄は、彼をこれ以上ない相手と持ち上げるも、ローズマリーは騙されない。だって彼女は知っていた。自分の幼馴染みは社交界では「渡り鳥の君」などと言う通称を付けられるほど、恋に不誠実な男であると言うこと。そして六年前のある夜を境に、彼が変わってしまったことを。※本編は完結済み、全年齢対象。番外編のみ若干のR指定あり。本編、番外編共に完結しました。2016.6.1、アイリスNEO様より書籍にして頂きました。
85位:『異世界魔導古書店 ~チート魔力あるけど、まったり店員することにした~』
突如、地球を襲った魔族と、それと戦うために生まれた異能者。中でも最強の異能者『勇者』と呼ばれたタクトは、魔王を倒した瞬間、異世界に転生してしまう。そして魔導古書店の店員として働きながら、前世から引き継いだチートじみた力で魔導書がらみのトラブルを解決したり、ダンジョンに潜って魔導書を探したり、客とのんびり会話したり、店の裏でハーブを育てたり。勇者と魔王の力を両方引き継ぎ、その気になれば世界をひっくり返すことすら可能なタクトのダブルチート魔力だが、そんなつもりは微塵もなく日々まったりと暮らしていく。やがて気が付けば周りには可愛い女の子が沢山いて――。※5月30日に二巻発売です。
84位:『悪役の矜恃』
作者:まめちょろ
若く見目麗しい貴族の青年に恋をした平民の娘が、もてあそばれ、捨てられる。珍しくもない、よくある話。けれどもこの話には、少し変わった続きがある。貴族の青年は、召喚された聖女と真の恋に落ち、結ばれた。――では平民の娘は?これは、よくある話の、その後を描いた物語。※全八話。毎朝七時に更新。
83位:『勇者の嫁になりたくて ( ̄∇ ̄*)ゞ』
作者:千海
わたくし、ベルリナ・ラコット。18歳。ファンタジーな世界に前世の記憶を持ちながら転生しました。生まれた先は孤児でしたが、前の記憶と授かった特殊スキルのおかげでまったり都会暮らしを堪能。そんなある日、運命の人に出会います。それは俗にいう勇者様。ミーハー心で人だかりをかき分けたその先に彼を見つけた時、私は一目見て確信しました。この人こそ私の運命の人なのだと。追っかけ女のラブコメディの始まりです!※この小説は基本的に一話完結型で、最新話の投稿に2ヶ月以上を要します。
勇者を影から見守る一人の女性。ストーカー? いいえ違います。追っかけです。 タイトル顔文字の軽さに、敬遠するのは待って頂きたい。中身は意外とまともなストーリーのあるラブコメです。 主人公は幸運だけでピンチを切り抜ける、若き乙女の転生者。今日も今日とて、物陰から愛しの勇者様を見守り続けるが、遅々として縮まらない主人公と勇者の距離感に、なぜかほのぼのとした安心感を抱いてしまいます。 近づいては離れる二人、そして前よりもっと近づく二人。果たして二人が結ばれる日は来るのだろうか、それともこのまま一生追っかけなのか……。まあどっちでもいいか、と手放しで楽しめる物語です。
山鳥はむ
勇者の追っ掛けを始めてから早三年。 持てる能力を駆使した甲斐あり、物陰から愛しの勇者様を眺めるに迄至り、レアアイテムの詰まった愛用のブランドバックは今日も今日とて彼の為に大活躍。 例え火の中水の中、苦手なお化け屋敷だろうと勇者パーティへの一助を惜しまず愛の力で突き進む「ぽわぁ〜ん(*´∇`*)」とした彼女だが、そんな卓越した行動力を秘めながらも、訳ありの勇者故に決して後方支援の居場所を崩さない。危険なダンジョンも何のその。 その原動力は呆れる程ひたすら真っ直ぐで、ちょっぴり下心はあるが「勇者の嫁になりたくて」彼を追い掛ける。 例え避けられようと、変わらず想いを寄せる彼女が向こう見ずで、いじらしい。 連続する急展開にハラハラさせ、絶妙な匙加減で時折甘く切なく描かれ、擦れ違いながらも少しずつ近付いて行く不器用な二人の姿に心擽られる——これは風変わりな彼女が織り成す、恋と冒険の物語。
花乃(書店員)
82位:『勇者から王妃にクラスチェンジしましたが、なんか思ってたのと違うので魔王に転職しようと思います。』
作者:玖洞
ある日突然異世界に召喚されてしまった少女。『勇者』として魔王に立ち向い、世界が平和になった後、とある国の王妃として迎えられた。みんな幸せな大団円。そんなありきたりなストーリー。……かと思いきや現実はそう甘くなかった。愛の無い結婚。仮面夫婦。それどころか仕舞には化け物扱い。「あ、もう無理だこれ。詰んでる……」そして、開き直った少女はついに行動を起こす。「――そうだ、魔王になろう」そんなノリで少女は建国を決意した。はたして彼女は幸せになれるのか? そんな魔王様(自称)による似非建国記です。※2016年4月12日 アリアンローズ様より書籍版第3巻が発売中です!
81位:『召喚物語 – 召喚魔法を極めた村人の成り上がり -』
作者:花京院 光
魔物討伐を生業とする冒険者に憧れる俺は、十五歳の誕生日を迎えた日、一流の冒険者になる事を決意して旅に出た。旅の最中に「魔物を自在に召喚する力」に目覚めた主人公が、次々と強力な魔物を召喚し、騎士団を作りながら地域を守り続け、最高の冒険者を目指します。主人公最強、村人の成り上がりファンタジー。※1000万PV・ブックマーク11,000人達成!※2016/4/25 日間総合ランキング1位・日間ファンタジーランキング1位※2016/4/28 週間総合ランキング1位・週間ファンタジーランキング1位※2016/5/27 月間ハイファンタジー4位・四半期ハイファンタジー5位召喚シリーズ第二弾『召喚幻想紀』完結・シリーズ累計1300万PV達成!第1回HJネット小説大賞・最終選考落選しましました、応援して下さった皆様、ありがとうございました。
80位:『王子《カレ》が私の下僕《モノ》だなんてありえない』
作者:端野ハトコ
何度生まれ変わってもそのたびに王妃になるという、謎の宿命を背負っている私。セレブの頂点としてぜいたく三昧勝ち組人生……かと思えば、なぜか最後には必ず悲惨な末路が待ち受けるのだけれど。だから今生では決めた。今度こそその悲惨な運命に逆らって生きてやろうと。実際、うまくいくはずだった。辺境で地味な女教師として暮らす私のところに、再び『彼』が現れて、ひざまずくまでは。「誰がご主人様ですって?」「あなたです」……いやいやおかしいでしょ、どうやったら王子様が私の下僕になるんだ!?
79位:『ロスト=ストーリーは斯く綴れり』
作者:馬面
魔術国家デ・ラ・ペーニャには、魔術の研究機関である『魔術大学』が無数に存在する。 学内では各分野における教授の指揮の下、新たな魔術や道具を開発すべく、大勢の魔術士が試行錯誤を繰り返していた。 17歳の少年、アウロス=エルガーデンは最低水準の魔力しか持たない魔術士。 彼は魔術そのものではなく、魔術が出力されるまでのプロセスを簡易化・高速化する為の論文を作成しようとしていた。 過去に多くの魔術士が諦め、現在では“一攫千金論文”と揶揄される研究に臨むアウロス。 才能も愛想もないその少年の揺るぎなき信念は、それぞれに質の異なる闇を抱えた同僚達を巻き込み、やがて大学、そして国家にさえも多大な影響を及ぼす――――
読んで言葉が出ない作品、感嘆のため息しか出ないというのでしょうか。素晴らしい、その一言につきる作品です。しっかりした下地と緻密に配置された人間関係による情報戦の数々など、文章の読み解き甲斐がある展開の数々。ファンタジーでありながら舌戦の駆け引きを楽しみたい、そんな読物を探しているのでしたらこの作品がお勧めです。読み終わった後に心地よい余韻に浸ることができます。
ツナカーン
凄く楽しめる作品に出会えた事に感謝します。判断力と洞察力が抜群…しかしそれ以外は標準以下とは驚きました。記憶力は±0ってのも笑いを誘ってくれます。また登場人物の少なさに感動しています。登場人物が少ない作品は非常にデリケートな雰囲気を持ち、下手をすれば作品自体を壊す事もある。私はこのサイトで2人目の素晴らしい作者(作品)に会う事が出来本当に嬉しいです
‡ラキシス‡
78位:『転生したけどやっぱり底辺ぽいので冒険者をやるしかなかった』
作者:よぎそーと
現代からファンタジーっぽい世界に転生したはいいが、特別才能も能力もない。 前世の知識や経験も活かせるわけでもない。 生まれ育った村にいても、それ以上の先はない。 ならばと思って町に出て冒険者になっても、うだつは上がらない。 こんなんでいったいどうすればいいのか、と悩み、それならばと底辺なりに上手くやっていこうと開き直る。注)更新は7:00に。 余裕がある時は夕方以降に更に投稿していくつもり。 連載終了したので、更新はもうありません。注2)誤字脱字などはメッセージにて。
77位:『【書籍化】ねぇクラちゃんさぁ、マジでアタシの嫁にならない?』
作者:真弓りの
「ねぇクラちゃんさぁ、マジでアタシの嫁にならない?」Sランク冒険者の犬耳美女から、ある日突然プロポーズされた居酒屋経営クラウドさん。彼の出す答えとは?今回は視点切り替えにチャレンジなので、一話ずつ視点が切り替わります。『クラちゃんとカルーさんの幸せな結婚』を、続編としてアップしました。⬛アーススターノベルさんにて書籍化。人外恋愛短編小説アンソロジーに『クラちゃんとカルーさんの幸せな結婚』と共に掲載されています。詳しくは活動報告をご覧ください。
76位:『ふかふかなカフェでゆるやかに恋を』
作者:さき
春休み最後の一日を猫カフェで過ごそうと決めた私は、そこでサッカー部エースの志摩君と出会う。………………とある猫カフェを舞台に、平凡な猫好き女子高生とサッカー部のエースがふかふかの猫達に囲まれながら恋をするお話。※2016/05/10 完結しました
75位:『憑依無双 ~何度殺されても身体を乗り換えて復活する~』
作者:十一屋 翠
異世界に勇者として召喚された俺は、使えるスキルが無くて【処分】された。だが俺には1つ隠しているスキルがあった。その名は【憑依】自分を殺した相手の体を乗っ取って支配する力だ。俺はこの力を使って俺を殺したヤツ等に復讐し、異世界で好き勝手に生きてやる!!無責任憑依ファンタジー開幕!!※本作はカクヨム、アルファポリスでも掲載しています。
自分を殺した相手に憑依するというスキルを最大限に生かして活路を開く物語。 一行で説明すればまあそれだけなのですが、メインタイトルが空気にならないよう執筆するというのは非常に難しいもので、こちらの作品はそれを見事に成し遂げているのであります。 殺されて憑依を繰り返す事でそれまでの肉体が持っていた記憶を引き継ぐというアイデアは、この作品のスパイスでもあり、一種のガジェットとしても機能しています。 また、話数が進むにつれて殺害方法も予想外なものになっていき「次は誰になるのだろう」というある種シニカルな楽しみ方ができます。 一風変わったファンタジーを楽しみたい方へ。 世界観のブラックさも含めて、おすすめです。
冬塚おんぜ
74位:『コッペリアの手紙』
作者:八千草夏日
牢の中で、ラツィアーナは一人、思い出に浸っていた。残酷ともいえる運命に、ラツィアーナは抗うつもりは無い。ただ、夫と呼んだ一人の人との思い出に浸っていたかった。処刑されるのは、変えられない運命なのだ。そこに希望の入り込む隙など無いことに感謝さえしている。ラツィアーナは、残虐の限りを尽くしたマンソン家のただ一人の生き残り。そして、夫に処刑されるのを待つ、ただの娘だった。4話完結済み 連日0時投稿8/18より夫視点追加
73位:『公爵令嬢は騎士団長(62)の幼妻』
作者:筧 千里
私、公爵令嬢キャロル・アンブラウスはある日、婚約者であったレイフォード殿下から突然の婚約破棄を言い渡されました。嫌がらせとか階段から突き落とそうとしたとか全く心当たりがないのですけど。ですが、丁度いい機会なので、幼い頃からお慕いしていた騎士団長に婚約を申し出てみようと思います。白いおひげが素敵な六十二歳のヴィルヘルム騎士団長様は、今まで浮いた噂の一つもない独身の方ですので。カドカワBOOKSさまより書籍化することになりました!!追記:5/10発売しました!!
72位:『静かにしてますよ?』
作者:水清まり
静かにしてますよ1異世界に転生したけど攻撃とか無理無理!結界と治癒力と隠密で逃げながら静かに生き抜きます!R15は念のためです。ご都合主義でごめんなさい。かなり短めなコメディ小説仕立てになっています。1月27日PASH!様から書籍化されました。ありがとうございました。
71位:『スイーツ王子の人探し』
作者:本堂まいな
壊滅的な女子力で、彼氏いない歴20年を更新中の野田狭霧。そんな狭霧だがお菓子作りだけはプロ並みの腕前を持つ。狭霧が差し入れに紛れ込ませたクッキーを食べた学校のアイドル、ミシェル=フランソワは「このクッキーを作った子にお付き合いを申し込む」と宣言。クッキーの作り手捜索が始まるが、誰も狭霧が作ったとは思わないようで…。※角川ビーンズ様から一巻、二巻書籍化して頂きました。こちらでも完結まで更新いたします(ストーリーを悩みに悩み、その結果かなり修正しております)
いわゆる少女向けライトノベル的な作品ではありますが、ヒロインの所属する空手サークルのノリはコミカルな学園もので、男女の別なく楽しむことができます。 初めはお菓子の作り手探しから始まり、天才ですがお菓子至上主義の水原やフランス人紳士のミシェル、空手部のお馬鹿キャラたちの首領である有岡先輩など魅力的なキャラクターたちの卒業までを描く物語になっています。 彼らとのやり取りはコミカルで、楽しく卒業まで見守ることができます。また菓子作りの描写は本格的で、いろんな種類のお菓子が出てくるので、それだけも普通の学園ものと趣の違う作品であり、一読の価値があると思いました
知花―tomoka
ラブコメ逆ハーレム物は仮の姿。本当の主役はサークルのモブ達です。面白おかしく切ないやりとりに笑いっぱなしでした。スィーツ王子とは果たして誰なのか?ミシェルと見せかけて水原なのか?実は先輩も堂々と参戦してくるのか?スィーツという表題だけあって、甘味系のネタが豊富で、読んでいるとお菓子が食べたくなりました。ごちそうさまでした。
くろすろおどtkhs
70位:『宝くじが当たったので、奴隷を買って儲けてみた』
作者:伊達祐一/夢追い人
主人公マサトは、ノア帝国の帝都で、ゴミ処理業を務めるサラリーマン。子供のころは奴隷を侍らせる最高の冒険者を夢見ていたが、自分の才能のなさに諦めて就職。以来マサトはグータラと生きてきたが、宝くじの高額当選から生き方を変える。子供のころ夢見た奴隷を買うと決めた。ダンジョンなどを奴隷と共に攻略し、金儲けして、最後は飛空艇で世界を回りながら隠居生活。マサトはそれを夢見て、当選金を奴隷に投資するのであった。
1-5を読んでの個人的な分析ですが、まず良いタイトルだなと感心しました。このタイトルで気になる人は少なくてもダンジョン冒険譚とどんな奴隷を買うかまでは確実に気になるはずです。逆に残念なのは登場人物が一気に登場人物してしまい覚え難い事、冒頭で主人公が世界観を説明してしまう事で読み手が主人公に感情移入するのが遅くなってしまうところかな?と思います。奴隷を買うシーンまでを飽きさせない工夫で、冒頭にダンジョンのワンシーンを挟んでからスタートしても良いかもしれませんね。例えば奴隷の名前と一部の特徴だけ出すとか……ただ、この一般人が成り上がってハメを外しますと言う物語は分かりやすく今の流行でもあるので一読する価値ありです。実は感想受け付けてないの知らずに一話目を自分だったらどうする?も書いたんですが、それは許可が出たらお出ししますー。
不適合作家・エコー
69位:『悪役令嬢って何をすれば良いんだっけ?』
作者:soy
私、カーディナル ブラウローズは転生者だ。って言うか、たぶん悪役令嬢転生者だ‼ひょんな事から、転生前の記憶が戻ってしまた。転生前の私、ライトノベルにドはまりしていました!乙女ゲームはやったことがありません!私はたぶん悪役令嬢に転生した?ちなみに、悪役令嬢って何をしたらいいんだっけ?とりあえず、没落した後のために出来ることを始めたいとおもいます!残酷描写ありは保険です。
68位:『俺たちの魔王はこれからだ。』
作者:かっぱ同盟/友麻碧
高校生の透、真紀子、静は、前世にて異世界の三大魔王として君臨していた記憶を持っています。外道な勇者によって殺された三人は、高校で“前世懺悔同好会”を設立し、 前世の事を悔いる電波で痛々しい日々を送っていたのですが、ある日新任の先生がやって来て、不吉なフラグを立てました。「お前たちの戦いはこれからだ」ーーー二千年後の異世界に再び転生した三人が、それぞれの前世を思い出し、懺悔したり反省したり、巡り会ったりしながら、再び魔王になっていく独白系コメディ&シリアス。勇者の影に怯えます。
前世の記憶を持っている3人の高校生たちは、前世で殺された男に再び殺され、かつて魔王として生きていたメイデーアの地に転生する。その後、静かに過ごしていた3人が再会する時、世界の未来を大きく揺るがす物語が始まる――。序盤はほのぼのとした話ですが、徐々にシリアスな展開に移行。しかし終始シリアスではなく、ほのぼの系やコミカルな展開も随所に散りばめられています。テンポが良く、練られた設定の上にある息もつかぬ展開の数々に、涙を流すことも。特に過去から今へと繋がる話は、話の重要な部分をひっくり返すくらい圧巻です。誰一人欠けてはならない、強い想いを持っている個性豊かな登場人物たち。多種多様な魔法を用いた、緊迫感溢れる戦闘。恋愛、家族愛、友情など、様々な登場人物たちが作り上げる愛。転生を繰り返し、苦悩と涙、戦いの先にある彼女、彼らの未来を、是非とも最後まで読んで見届けて欲しい作品です。
桐谷瑞香
よくある転生物語ではありませんでした。主人公が3人もいたりと、メインキャラクターの多さに纏まらないのではないかと気になっていましたが、そのキャラクター数の分だけ魅力がありました。泣いてしまうような切ない物語でもあり、気軽に読めるコメディなところもあり、魅力的なお話だと思います。少しでも気になったら読んでみるといいかと思います。引き込まれてしまう物語です。
如月琴乃
67位:『マタギの孫をなめんなよ! ~魔獣を狩る者たち~』
平凡な中学生だったオレは、凶暴な魔獣が巣くう森にある蛮族の村に転生した。だが精霊神の加護によりオレはそんな獣すら狩る力を持っていた。普通の異世界生活に憧れつつ、オレは今日も無自覚に大活躍をしていく。 《書籍化情報》アース・スターノベルから1~2巻好評発売中。 《1羽~ 49・1羽:研究軍師 :まで大幅修正済み》
テンポがいいのは他の方のレビューを見ても同じ意見です。スルスルと読めるこの文章は作者の特徴です。物語の最初の方は少し荒削りな印象もありますが、読み進めると個性的な構成をした物語なのだとわかります。行間を大きく開けた文章、平易な言葉遣いはインターネットでも読みやすいですし、私も大きく参考にしてます。独特のリズムを持つこの作品は、場面の動きが早くなる戦闘のシーンで飛ぶような疾走感を持ち、大変面白いです。この大河ドラマの続きが楽しみです。殿下の作品はいつも楽しみにしています、皆様も一緒に大村の連中がどんな結末にたどり着くのか、見ていきませんか?読むと時間があっという間に過ぎ去りますヨ次の話、次の話とついつい引き込まれちゃいますから。
毎回毎回、主人公とその他男性陣の一人称視点の区別がつかないです。一番最初にタイトルに名前がないと、戦闘パートとなんか特にわかりません。日常パートならギリギリ行動描写でなんとかって感じです。更新早い上に話が大雑把なのでとてもらくに読めますが、理解しにくいので、読み返さないと内容は頭に入らないです。まだ読んでるので、できたらちょっと意識してほしいです。
裏神父のギン
66位:『惑う星の解決法』
作者:守野伊音
人類が自ら壊した青い故郷を追い出され、宇宙に散って数百年。第五人工星で暮らすアクアとユズリハは親友だ。しかし、ユズリハは第八人工星への移住が決まり、幼い二人は再会を誓うことで別離を受け入れる。十六となった二人は互いに意図せずして再会するが、アクアは親友が女子だったと今でも気づかない。その鈍感さに彼の信頼を裏切れないと恋心を仕舞いこんだユズリハは、もう一つ、親友には伝えられない秘密を増やしていた。
守野さん作品で最も好きな作品です。大切なひとを思い出させてくれる、そんな作品です。単なる恋愛小説としてだけではなく、友情や家族愛・他者への思いやりとはなにかを考えさせられる作品だと思います。ただし、仕事をしている社会人の皆さんは、平日には決して読んではいけません。次の日、お化粧できなくなってしまいますので(苦笑)
辰樹
65位:『悪役王女は主人公になりたい』
作者:高梨ひかる
前王の娘である母違いの姉妹は、現王である従兄弟の妻にどちらかがなるようにと望まれていた。そんなある日、公爵家の母を持つ妹姫は王にこう告げられる。「お前と俺との婚礼が決まった」妹姫は思った。逃げよう、と。*ツイッターにて1-2年ぐらい前に先行配信していたものです。王道設定。加筆修正あり、完結済。作者は身分設定に関してかなり甘い認識なので、おかしなところがあるかもしれませんが広い心でお読みください。
64位:『悪役令嬢、時々本気、のち聖女。』
作者:もり/もりふみの
名門アンドール侯爵家の令嬢、エリカ・アンドール。 彼女は次から次へと男を手玉に取る悪女。そして気に入らない相手には、力でもって制裁を加える傲慢な人間。――って、そんなわけないじゃない。たかが十六歳の小娘に何が出来るっていうのよ。本当にもう。 それなのに噂ばかりが大きくなっていくわ。 でも、いいの。わたしにはいつも味方をしてくれる親友のリザベルと大好きなギデオン様がいてくれるもの。 だから、わたしが将来の国王となる王子殿下の正妃候補だなんて、あり得ない。 わたしはギデオン様と愛ある結婚をして、田舎の小さな家で幸せに暮らすんだから。 まあ、まだ片想いだけど、いつかきっとね。※主婦と生活社さま「PASH!ブックス」より書籍が発売されました。7月29日に完結巻3巻発売です。本当に、ありがとうございました。
63位:『進め!ゴーレム兵』
作者:油兄貴
田舎育ちのアルフに平凡な会社員の記憶がよみがえる。剣と魔法のファンタジーな世界に転生している事に気がつく。元々が平凡な会社員の記憶しかないアルフは努力をするが、売られるように鍛冶屋の丁稚奉公に出されるがクビに。これは剣と魔法の世界で努力して冒険者として奮闘したり戦争に行ったりゴーレム使いになったりするアルフの物語。※軽く読めるように努力中。誤字脱字もポロリもあるよ。ノリで書いてるよ。
62位:『聖女の、妹』
作者:六つ花 えいこ
私の姉は、聖女だったらしい。亡くなった姉を探してやってきたのは金髪碧眼の麗しい王子様。『世界の平和を救う為』なんて日曜朝7時30分な理由で姉を迎えに来たというが、姉はすでに骨壷に収まっている。このままでは帰れないと嘆く王子に私は聞いた。「あんた何ができんのよ?」「棒、槍、剣、双剣、斧、弓は一通り習得しておりますので―――」「ばかっ!そんな仕事、現代日本にあるわけないでしょ!」聖女の妹だという女王様な私と、その配下に下った王子様とのへんてこ同居ライフが今始まる。【聖女シリーズ第二弾 ※単発でも読めます】※アリアンローズ様より2016年12月刊行
こんなに腹立たしい物語があっただろうか。生意気だが弱い主人公は、読んでいると無意識に軽んじたくなる。しかし、思いもかけないことをする。常識が役に立たないようなことをする。誰が最終決戦の場面で、あんなことをする人間がいると思うのか!私は彼女から、そこでラスボス並みのダメージを受けた。それでも私は生きていた。生き抜いて見た結末で、私は想像の千倍重い張り手によりトドメを刺された。この物語は、現実ともうひとつの世界が「喪失」というキーワードでリンクする物語。多くのお笑いと日常描写に隠されながら、ずっと裏に這いずっている「喪失」の物語。その「喪失」を粉砕するには軽いラストでは到底追いつけなかった。その重さに「やられた!」と断末魔の悲鳴をあげながら腹立たしく散る人がどれほどいるのか。少なくとも私は散った。チリになった。
霧島まるは
61位:『皇太后のお化粧係(仮)』
作者:柏てん
姉にいいように使われてばかりの少女、鈴音。彼女はちょっとした出来事からプロのメイクアップアーティストを目指すようになる。ところが専門学校を卒業してようやく姉から解放されると喜んだ刹那、なぜか昔の中国っぽい異世界にトリップ。言葉も分からず途方に暮れていた所を娼館に拾われ、まさか妓女に!? と思っていたら少年に間違えられ、下働きとして働くことにそしてその娼館にやってきた青年官吏の口利きで、いつしか後宮に上がり、国内最高の権力を持つ皇太后の化粧係にまで成りあがる……かもしれない物語9月9日より続編『皇太后のお化粧係(続)』を連載中6月1日にビーンズ文庫様から出版が決まりましたいらなかった部分を削いで、新たにエピソードを加えて、駆け足になってしまったラストも書き直しました同じようで違う物語ですが、双方の読者様が楽しんでいただければ幸いです
60位:『借り暮らしのご令嬢』
作者:江本マシメサ
アニエス・レーヴェルジュは美しく、気位の高い伯爵令嬢である。社交界の麗しの薔薇と呼ばれた彼女は、高嶺の花であった。一方で、騎士である貧乏貴族のベルナールは、夜会の晩に生まれや育ちを嘲笑うような蔑んだ目でアニエスに見られたことを根に持っていた。――最悪の出会いから五年後、アニエスの家は突然没落する。父親の不祥事が原因だった。周囲の人々は冷ややかで、何もかも失ったアニエスに手を差し伸べたのは、ベルナールだけだった。彼は使用人として働くならば、衣食住を保証すると言った。提案を受け入れるアニエスを見ながら、ベルナールは一人、ほくそ笑む。「――ざまあみろ、お嬢様、うちでこき使ってやる!!」しかしながら、一緒に暮らし始めて、アニエスの本当の姿が判明する。彼女はベルナールが思っていたような娘ではなかったのだ。仕返しのつもりで家に招いたのに、予想の斜め上の展開となる。そんな元令嬢と不器用な騎士の、ほのぼの恋愛物語。※九話下部に人物紹介を入れております。※書籍化決定しました!10月5日発売です。
59位:『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』
作者:秋澤 えで
わたくし、シルフ・ビーベル公爵令嬢は捨てられました。親から、国から、婚約者から、親友から、捨てられました。生まれたことが罪なのだと、悪役令嬢の末路は決まっていると、彼女は言いました。ありもしない罪をかぶせられ、友人に嵌められ、婚約を破棄され、国外追放されました。よりにもよって「怪物が住まう国」と名高い、ダーゲンヘルムの怪物が住む、ダーゲンヘルム王国の森のはずれに。このままきっとダーゲンヘルムの怪物に食べられてしまうと思っていましたが微かな希望を込め、檻の前の地面に書いたのです。「捨て悪役令嬢です。噛まない、吠えない良い子です。拾ってください。」嵌められた文学令嬢が捨てられた土地にて司書となり物語を愛でるお話です。【悪役令嬢】【本棚の塔】【怪物】の3ワードから生まれました2016年10月8日完結しました!番外編後日談の更新予定あります。大幅改稿中です。ジャンル変更しました。
何も知らずに悪役令嬢にされてしまった主人公。彼女は怪物と名高き隣国の王に拾われました。そこから始まるラブストーリーにならないところがミソ。主人公、シルフは三度の飯より本が好き。陛下は、面白いことが大好き。(なお、残虐嗜好持ち)二人は出会うべくして出会ったし、バランスとしては良いのだろうけれど、普通の恋愛にはならないでしょう。そして、主人公を蹴落とした男爵令嬢もまた、不憫な存在。彼女が知っている筈の世界なら、彼女は正しい筈だった。けれどここが似て非なる世界だと、彼女は全てが終わってから知るのだから。悪役令嬢と、怪物と、悪役令嬢。でも、もしかしたら怪物は全員そうかもしれない。異質なものを怪物と言うならば、彼らは全員怪物ではないか、と。静かに進む物語。重い部分もありますが、是非ご一読を。
港瀬つかさ
58位:『適当に生きたいただの魔物使い(重要)ですがなにか?』
作者:志位斗 茂家波
いつの間にか死んでいるらしい俺は、チートとか求めず適当に転生を望んだ。そして転生されたのはどこかの貴族の子供。しかし、いつの間にか何かついていたチートがあり・・・最終回を迎えましたが、N6784DN 「魔物使いは自由に生きたい 」という最終話に出てきた二人の話を投稿し始めます。毎日投稿とはいかないかもしれませんが・・・どうぞ
57位:『悪役令嬢、旅に出る~そして彼女は、伝説になる~(書籍タイトル:SSS貴族の冒険〜そして彼女は、伝説になる〜)』
作者:カイネ
[書籍化&恋愛アプリゲーム化、いたしました]恋愛アプリゲーム公開中です(2018.11.1リリース、ios版も「乙女ゲームイケメンボックス(2018.12.27リリース)」に収載される形で公開)書籍タイトルは「SSS貴族の冒険〜そして彼女は、伝説になる〜」へ変更になりました(2018.9.10発売) 王都からの追放と、父親の殺害。”成功”の名を与えられたのに、もって生まれた全てを失う悪役令嬢――ルクレツィア。 権力で弱者を虐げて、最後に悲惨な運命を辿る自分。 不可思議な記憶によって、自身の結末を知った少女は、自らを変える決意をする。 そして、過酷な修行の末、力を手にいれた少女は、自らの物語を歩み始めた。 行く先々で出会った人々や経験した出来事は、彼女に何を与え、どんな結末を導くのか。 ――これは、公爵令嬢としての生き方を殴り捨て、自分の道を突き進む少女と、その愉快な仲間たちの物語。*短編シリーズ【悪役令嬢、旅に出る】の長編連載版です。 長編化にあたって、一部人物設定と物語の流れ、結末などを変更しております。[2017.1.1 表紙イラスト追加]
56位:『エターナル・ログ』
作者:コイコイ
どうも、初めまして!ハルと言います!物心ついた時から、父さんと母さんはいなくてじぃちゃんとばぁちゃんに育てられました!そして気づいたのですがどうやら俺は周りの人とは違うみたいです!このままでは将来が不安なので実力社会の冒険者にでもなって安定した収入を得る為、今のうちから頑張ります!ちなみに結婚くらいはしたいと思ってますので結婚願望はあります!周りと違う俺を受入れてくれる人がいるかどうか…….あっ、ネガティブはダメだ!まぁマイナスからのスタートなので、とにかく頑張ります!結婚条件の最低ライン、安定した収入を当面の目標に!これから俺の人生がどんな風になるか見守ってもらえたらと思います!……え〜っと『以下がおおまかな物語のあらすじとなっております』だそうです!では、よろしくお願いします!『エターナル・ログ』古代人種の秘宝。はるか昔。卓越した身体能力。圧倒的な魔力。世界の理を知った知識を持つ古代人種と呼ばれる者達が世界を治めていた。古代人種は創造神の末裔とも呼ばれていた。古代人種の知識により機械が生み出され、魔法と機械によりかつてない程めざましい発展を遂げ人々は何不自由なく生活していた。しかし、魔法と機械の文明の発達により発展していた世界は突如終焉を迎える。遠い過去から未来に送られた少年ハルは父と母がいない中、お爺さんとお婆さんと生活していた。しかし、ハルは自分が周りと少し違う事に気づく。そして、ある事件を境に世界を巻き込む運命の歯車が動き出す……※日間総合最高 9位 週間総合最高 15位 月間総合最高 53位 四半期総合最高 241位 (平成28年十月一日現在) ありがとうございました!※完結後の訂正は現段階では誤字脱字だけさせてもらっています 4/20 PV 500,000突破! ユニーク 50,000突破! 11/10 PV 200,000突破! ユニーク 20,000突破! 9/17 PV 100,000突破! ユニーク 10,000突破!
剣と魔法の世界で繰り広がれるファンタジーな物語。そしてただのファンタジー小説じゃない。時折、コメディタッチの文にクスッと笑えてくるはず。さらにはテンポの良さ。テンポが良いので読むペースが止まらない。こんな作品があったのかと驚きの連続な作品です。ちょっと、気になったあなた。これを見て見ませんか?ハマること間違いなしです。
果汁
55位:『ビルドエラーの盾僧侶 ~最強タンクが異世界で回復職についた場合~』
作者:有馬五十鈴
新作VRMMORPG『クロスクロニクルオンライン』で一之瀬真は回復職にもかかわらず防御力を上昇させるVITへステータスポイントを全振りしたキャラを間違って作ってしまった。そのせいで真は回復職なのに回復では役立たずというレッテルを貼られ、周囲から地雷認定を受ける上に、キャラデリ不可、転職不可の異世界へと放り込まれてしまう。しかし真は持ち前のMMO知識と経験を駆使してオリジナルのプレイスタイルを確立し、そして3年前に目覚めたとある力も武器にしてプレイヤーやレイドボス相手に無双を開始する。これは異世界として存在する《アース》に転生を果たしたクロクロプレイヤーのガチ勢であるシンが《地球》で異能を研究する学園に通いながらも学費や単位その他もろもろのために冒険したり地下迷宮を攻略したり美少女達とキャッキャウフフしたりする物語である。※4話まで三人称、5話から一人称の本編が始まります。三人称が苦手な方は5話からお読みください。※1~5巻、モンスター文庫様にて発売中。活動報告にて、カバーデザイン、キャラデザ絵公開中です。※2016年4月28日完結!
54位:『絵を描く黒猫』
作者:よろず
アイドルのような甘い顔立ち、高い身長、均整の取れた身体。本人の知らない所でファンクラブまで出来ている秋。そんな秋が初めて恋に落ちたのは、他人に興味の無い、絵ばかり描いているクラスメイトの女の子。彼女の瞳に映りたい願望を胸に奮闘する秋は、ずぶずぶと彼女に溺れていく。絵にしか興味の無い猫系女子と犬系おかん男子の溺愛甘々餌付けライフ。※カクヨムへ同タイトルで加筆修正版を投稿しています※
53位:『レベル0に見えますが実はカンストしてるんです』
作者:酢酸 玉子
ブラックバイトに潜入し、違法性を告発して崩壊させることを生きがいとしてきた青年、城島ヒカル。トラブルによって命を落とした彼が、神様によって選ばれた転生先は天国でも地獄でもなく――異世界!! 新生活に心をときめかせる彼に突きつけられる現実は――全てのステータスがLv000!?「神様ああああああああああああああああああああああああああっ!」「あ、それカンストです」 そう、表示桁数オーバーのために000に見えるが、実際はヒカルのレベルは全て10000だった!!見た目は最弱、しかし実態はチート。Lv10000の能力を隠し持つヒカルの異世界生活が、今始まる!!※2016/07/12 タイトルを微変更しました。
52位:『デブオタと追慕という名の歌姫』
作者:ニセ@梶原康弘
いじめられっ子少女を伝説の歌姫にしたのは、名もないアイドルオタだった……聖地巡礼中の英国で日本のアイドルオタ「デブオタ」は偶然イジメの場面に遭遇する。その様子は日本で底辺と虐げられた自分の境遇と重なり、彼は思わず喧嘩を買って出た。悪罵を罵倒で叩き返した彼は自分を音楽プロデューサーと偽り、いじめられていた少女エメルをトップスターにしてやる!と、いじめていた歌手志望の少女リアンゼルへ宣戦布告する。理不尽な世の中に反抗するようにデブオタは怪しげなプロデュースへ全力を注いだ。そんな彼の哀しい想いを知ったエメルは修練を重ね成長する。そして次第に彼に惹かれていった。一方、リアンゼルも憎悪を糧に己を磨き、二人は遂に歌姫の頂点を決める英国最大のオーディションのステージ上で対峙する。だが、そこで思いもよらぬ出来事が彼等を待っていた。汗と涙と挫折と、そして栄光と衝撃と別離と……歌姫への階段を駆け上がった少女がステージで最後に見たものは……「アイドルオタが歌手をプロデュース」という異色のシンデレラ物語です
WEB小説界でアイドルを語るなら外せない一作。シンプルな筋書きのシンデレラストーリーながら、キャラクター造形の魅力、ライバル構造の面白さ、英国の異国情緒、現実のアイドル界とのリンクの妙味、そして歌唱表現の巧みさと、非の打ち所のない珠玉の作劇は流石の一言。持たざる者が努力の末に民意を得て勝者となる――古今東西、物語の王道とされた黄金パターンを踏襲しつつ、醜い見た目のオタクがアイドル育成ゲームの知識で現実の歌姫を育て上げるという現代ガジェット満載の味付けがなされた本作は、まさしくこの2010年代WEB小説の文脈の中でしか生まれ得なかった「時代の寵児」的な作品といえるだろう。逃げず、媚びず、偽らず、夢と愛に突き進んだ少女と、一途にそれを支え続けた一人の男。そんな真実のアイドルの物語に出会わせてくれた本作に、私も心からの拍手を贈りたい。
板野かも
他のレビューと同じようなこと書いて悪いけれど、これはみんなに読んで欲しい作品だと思います。 主人公たちのような周りからよく思われてなかったり、うまく生きられない人たち、 ヒロインをいじめていたライバルのような自分の才能に自信があって鼻にかけている、または現実の壁にぶつかって戸惑っていたり挫折した人たち、 そして、なんとなくで生きてきた人たち──── きっとこの作品は頑張っている人たち頑張っていない人たちみんなに勇気をくれる作品だと思います。 是非ご一読ください。
Suzuki-Romy
51位:『いやいや、チートとか勘弁してくださいね (旧題【つじつまあわせはいつかのために】)』
作者:明智 治
旧タイトル【つじつまあわせはいつかのために】書籍化に伴い、タイトルを本採用の物に変更させて頂いております※※本編 完結済み※※※※現在は番外編を不定期に投稿中です※※ 異世界で魔族に生まれ変わり、いつしか魔王と呼ばれるに至った男。その後紆余曲折を経て、魔族を敵視する人族国家で貴族にまで叙された彼の目的は、魔族と人族の決定的な戦争を人知れず回避することだった。素性を隠し奮闘する彼の元に、ある日驚くべき知らせが舞い込む。それは、彼と故郷を共にする4人の勇者がこの世界に召喚されたということ。……だが彼は勇者たちを歓迎しない。はよ帰れくらい思ってる。 勇者として呼び出された4人のうち1人。美が付かない系少女と話をするうちに、彼は自分の願いを口にした。あるがままの世界を守る。俺TUEEEも、NAISEIも、技術革命も、文化侵食もやらせない。 そしてオッサンと少女の、世界の裏側でうろちょろする日々が始まった。※GCノベルズ様より、書籍化決定いたしました。ありがとうございます。
異世界ジャンルへのアンチテーゼ!読了後の感想です。読了後の感想は二分すると思います。いつの間にか一ジャンルとして成立している異世界転生物。安易な改革、現代知識チートについて「これでもかっ!」というくらい考察してます。情弱に現代知識の救いを!→それって本当に有効?ただまぁ、考察がある程度を占めるため、爽快なサクセス・ストーリーを求める層には「チラ裏」的な考察がある分もっさりした展開になります。ただ、そういうトリビア(ウンチク?)に喜びを感じる探求派にとっては『バイブル(聖書)?』ってくらいに魅力を感じます。レビューとしての読後感:こんな小説を待っていた!!書籍化してるようですが、ネットで全部読める事に感謝!!(テキスト読み上げソフト使ってるんで、アマゾンとかがテキストとかepub対応になったら是非買いたい!!)
まきまき
いわゆるテンプレ小説を嫌う理由は、いくつかあると思う。 主人公に好き勝手させるためだけに用意された、都合のいい世界やキャラクター。 なにをやっても迎合されて上手くいき、望んだものはなんでも手に入る、ご都合展開。 いくらフィクションだからといって、現実に生きる読者には響かない。 そんな理由で嫌う人は、少なくないだろう。 この作品は、そんなテンプレ展開を、徹底的に邪魔する。 現代日本から召喚された、ただの学生を、勇者という名の最強兵器になどさせない。 異文化交流という、聞こえのいい言葉で行われる文化侵略を否定する。 勇者を好き勝手させないために、魔王は暗躍する。 主人公がただ強いだけでは、物足りなくなった。 ただの目立ちたがり屋な若造を、勇者などと呼びたくない。 そんな人は、是非一読を。
風待月
50位:『シャルパンティエの雑貨屋さん』
作者:大橋和代
「今日はジネットが店番かい?」「もうすぐ一人立ちしますから、最後のおつとめですよ」 500年続く雑貨屋の娘ジネットは、兄が手に入れてきた何処の物とも知れない営業許可証を手に旅立った。船に乗り馬車に乗り、辿り着いたその先で待っていたのは……。■第一回アリアンローズ新人賞 最優秀賞受賞■2016年6月11日 フロンティアワークス様のアリアンローズ・レーベルより『シャルパンティエの雑貨屋さん 5』が発売。
まさか、お店予定地が、未開の地だったとは!!しかも、お店を出そうとしたのは、一人で現地にやってきた、若いお姉さん(これ重要!)!普通なら途方にくれるところですが、そこの領主様、もとい髭のおじさま(これも重要!)が援助して……という、なんとも凄い話です。ですが、内容は、もう読んでるだけで、ほのぼの感がいっぱい☆読んでるだけできゅんきゅん……いえ、田舎の町をのんびり過ごしているような、そんな長閑な時間を過ごせること間違いなしの作品です。もちろん、女性向けのお話なので、恋愛要素もエッセンス的にあるので、そういうのも好きな方にもオススメですよん☆また、アリアンローズ賞にも入賞した作品なので、書籍化予定という、楽しみもあったり♪とにかく、素敵なお話なので、ぜひぜひ、読んでみてくださいね。間違い無しの作品ですっ!!
秋原かざや
49位:『ヒロインですが敢えてバッドエンドへ進みます』
作者:ゆき
左右の瞳の色が違う事から忌み子として孤児院へ捨てられたルチア。十二歳の時、猛スピードの馬車に跳ね飛ばされそうになるが、目覚めた魔力のおかげで大事に至らなかった。その時同時に蘇った前世の記憶で、今いる世界は前世で攻略途中の乙女ゲームの世界。そして自分は魔力最強スキルを持つヒロインだとわかった。十五歳になると魔力のある者は魔法学校へ行く。ヒロインは魔力を高めつつ、悪役令嬢達にも負けずラブラブ幸せエンディングを目指すのだが、敢えて世界を一人自由気ままに旅するバッドエンドを目指そうと決めた。
48位:『ナタリア姫と忠実な騎士』
作者:ナツ
自分の容姿にコンプレックスを持つ大国の王女と、彼女の幼馴染である近衛騎士とのすれ違いラブロマンス。最後はハッピーエンドですが、騎士がヘタレの為、じれじれ展開です。※Jパブリッシング・フェアリーキス様にて書籍化しました(そちらは三人称へ変更・加筆改稿済み) なろう版は本編・番外編ともに削除なしです。
47位:『眠れない侯爵と歌う小鳥』
作者:六つ花 えいこ
修道院で慎ましく過ごしていたシャンテの元に現れたのは、豪華な馬車に乗った輝かんばかりの美丈夫。「君の歌を聴くと、僕は意識が飛ぶらしい」「はい?」眠れない侯爵と、子守唄係りとなったシャンテの、奇妙な婚約生活。***「決められた婚約者企画」参加作品
46位:『異世界出戻り奮闘記』
作者:秋月 アスカ
かつて私は異世界に召喚されたことがある。異界からの巫女として一年余りを過ごした私は、役目を果たし、元の世界へ帰ることとなった。そして護衛騎士に秘めた思いを告白した――好きです、と。いやはやあっさり振られた傷心の私。すごすごと元の世界へ帰還して、その一年半後――今ひとたびの、異世界召喚!? けれどどうやら今回は、誰も私のことを呼んでいない様子。あれだけ盛大に送り出されて、失恋までして、今更誰にも顔向けできない! 元巫女であることは誰にも知られず、さっさと元の世界へ戻るしかない。なのに、どうにも上手くいかないようで……。※自サイトにも転載。※アリアンローズ様から最終巻1/12発売予定。※完結しました。
45位:『美女と賢者と魔人の剣』
作者:片遊佐 牽太
コミックス第①巻、8月10日より発売中!第三回ネット小説大賞(旧名:なろうコン)受賞作/書籍①~③巻発売中。最新④巻は今秋発売予定! 世界と世界の狭間に落ちたアラサー会社員・安良川 圭(ケイ)は、一つの『制約』と引き替えに『モノの状態を把握する能力』を手に入れる。だが、ケイはその能力以外、至って普通の力しか持ち合わせていない。異世界に行き着いた彼に出来ることは、あらゆるモノの状態を見抜き、情報を自らの成長に活かして生き抜くことだ。 そんな中、敵に襲われてしまったケイは、一人の人物によって命を救われることになる。ところが、その人物には重大な『秘密』があった――。 異世界で出会う美女とともに、強大な魔人に挑むバトル/冒険ファンタジー。★には世界観把握のための地図を掲載。
44位:『トレジャーハントに必要な、たった1つのきらめく才能』
作者:三上康明
トレジャーハント――すなわち、ダンジョンをめぐり、トラップを見抜き、謎を解き、そして財宝を見つけ出す。そんな夢物語のようなことが現実にあるのが、この世界。ただし運よく財宝を発見するには他人よりずば抜けた才能が必要だ――せめて、1つは。ノロットの武器は「嗅覚」。抜群にかぎ分けられる鼻を武器に、攻略難度”ウルトラハード”の遺跡に挑む。ノロットと相棒・金色のカエルが訪れたのは砂漠の都市ストームゲート。ここには200年以上未踏だったレジェンド級の遺跡「黄金の煉獄門」がある。ふたりは、資料を掘り、情報を集め、道具を買いそろえ、遺跡の踏破を目指す。
やられたね、なろうで転生転移無しハイファンタジーって点でも異色だが、主人公は戦闘能力すらまともに持ってないひ弱くんときたもんだ。でもさ、ジュブナイルってジャンルはいつだってそうだったよな?なんてことない少年少女がふとしたきっかけで大冒険に巻き込まれるアレだよ。『ある日金色に光る蛙に出会った小僧は一流冒険者への道を歩み始める』ってな話をさぁ、小僧本人の視点で描くとこうなんのかとまぁ面白おかしく読ませてくれるわけだ。なにより評価したいのは主人公の成長が描かれているところときちんと物語が完結してるところだな。まあ悔しいことに読んでみろ以上のことは言えない。だからこそ言うけどな読んでみろってさ。
てりやあき
物語の進み方がすごく好きだった。色々な小説を読んできたけど、結構まとまりのある感じでよかった。特にノロットのと周りのキャラクターの絡みが自分好みで、それだけで読んでいられた。最後も無理矢理終わらせた感じはなく、ちゃんとプロットもしっかりしてたんだろうなって思った。色々書いたけど、要するにめちゃくちゃ面白かったです!!
和由 空太
43位:『その髪をほどくとき』
作者:わんわんこ
生まれたときからずっと一緒にいる幼馴染であり婚約者であるカイリー。私の名前である「ライラ」が彼を操縦する一言だとまで言われるほど鬱陶しく私に付きまとっていた彼は、ある日突然、悪魔に魂を売り渡した魔女を倒せる国唯一の勇者に選ばれたとして王都に連れていかれた。二年経って帰ってきたその日、再会した彼は、変貌を遂げていた。わんこ(駄犬)系幼馴染の彼を私に返してください。※古き王道純愛もの。2月12日完結しました!ありがとうございます。駄犬度が上がりそうな後日談一、二話は余裕が出れば書こうと思います。※この作品は小説家になろうにのみ掲載しております。著作権は放棄しておりませんので、無断転載等は禁止します。
42位:『いつか空につりあう日』
作者:白銀トオル
晴天に恵まれたガーデンパーティーにて集う異種族の男女――の為にせっせと働く控えめなチビの少女。お店自慢の庭で、パーティーから避難しているらしい人と遭遇するのだけれど――その人は、騎士の制服を着た、物凄くデカイ竜人だった。これは体格差あり、身長差あり、立場も違えば種族差もありと、思いのほか差がある二人によるたぶんきっと普通に幸せになってく話。(個人サイトでも掲載しています)
41位:『黒姫の魔導書』
作者:てんてん
帰り道の交通事故にて死んだ杜人(もりひと)は、次に目覚めた時なぜか異世界の魔導書に宿っていた。そこから数奇な運命を辿り、使い手となる落ちこぼれの少女、レネと出会う。そして杜人はレネと約束を交わし、夢の実現に向けて走り始めた。手始めにしなければならない事は、目前の試験に合格する事。もちろん今は不合格街道まっしぐら中。落ちれば未来が閉ざされるかもしれない。そのため杜人は知恵を絞ってレネを引っ張っていく。ときに笑い(主に杜人が)、ときに怒り(主にレネが)、ときに泣き(たまに誰かが)、一緒に歩んでいく物語。
沢山のなろう小説を読ましてもらっているが、わざわざレビューしたくなるほど素晴らしいと初めて思えた作品誤字脱字も、記憶の限り無かったように思う本当に楽しく、声を出して笑ってしまったり、章の区切りでは必ず素晴らしいと思えたり、閑話部分も楽しく、完璧の一言不快に感じるキャラや話もなく、敵対者ですらなんというか主人公サイドとアンジャッてる?ので、ただただ読んでいて気持ちがいい無料のクオリティとは思えず他の有料小説家が読むと発狂するのではないかとさえ感じられた本当にありがとうございました
JT
登場人物の心情、行動理由がしっかり書かれているためわかりやすく、キャラ達も喜怒哀楽がはっきりしていることもありとても生き生きとした世界が広がっている。また、作中いくつか失敗のまま終えた事象もあり決して完璧超人でない主人公がとても人間臭くて私はとても好きだ。個人的にはハリーポッターやダレン・シャンに引けを取らない珠玉のファンタジー小説だと思っている。なろう初心者、およびいわゆる「なろう系作品」に忌避感を持っている人にオススメしたい一冊。というか、本になれば図書館に置きたいほどだ。惜しむらくは完結作品なので読み進めるほど「も、もう終わってしまう!い、嫌だ!まだ読みたい!もっと読みたい!」という気持ちになってしまうことだろうか。面白いのでページを進める手は止まらないのだが。
渡 千枝
40位:『リアルでガチな天才が異世界に転生しても天才魔法使いになって元娼婦嫁とイチャイチャする話。』
作者:神代家家長
主人公はラルフ=エステーソン。転生者。昔(転生前の子供の頃)から無駄に頭が良く、更に無駄に耳が良かった(地獄耳)。常人なら唆される『世界の管理者』の策略を逆に利用して『チート』をお土産に異世界へと転生し赤ん坊から始める事に。没落貴族の地位で15年間を平穏(?)に過ごし、15歳で王立魔法学院に入学して…2ヵ月後に飛び級で卒業した。どうやら『歴代最速』記録だったらしい。その後、冒険者となってダラダラして過ごし、偶然娼館で出会った娼婦(ヒロイン)を身請けして嫁にしてイチャイチャエロエロして過ごす事に。※嫁(ヒロイン)は元娼婦なので処女厨には受け入れられない経歴です。※基本的にエロエロするのは嫁だけです。基本的には。※なんか問題があったみたいなのでタイトル変更しました。※凄く今更ですが『カクヨム』にも同作品を投降済みです。◇◇2018年1月10日 カドカワBOOKS様より書籍化しました◇◇
39位:『おっさんがびじょ。』
作者:山田まる
至って普通のMMO「レトロ・ファンタジア・クロニクル」をいつものように相棒のおっさんとプレイしていた大学生、遠野秋良(とおの あきら)は、誤ってレアドロップを使ってしまったことにより、レトロ・ファンタジア・クロニクルの世界へとトリップしてしまう。それはそれで仕方ないので相棒のおっさんと乗り切ろうと思ったら…、おっさんはおっさんじゃなかった…!?アーススターノベル様より書籍化。2月15日に四巻発売しました。書籍化に伴ったダイジェスト化などはありません。
「おっさん」は「おっさん」だろうが「オッサン」だろうがまあ、「おっさん」でしかないのだが、「美女」が「びじょ」になると、ふわっとした感じに綺麗に収まってしまう。さらに、接続詞の「が」これがなんというか、素晴らしい。「おっさんと美女」や「おっさんが美女」だといまひとつグッと来ないものが、「おっさんがびじょ。」もう題名だけでぐっとくる。凄い!素敵。内容はVRMMO物にありがちな強引なカタルシスの発揮も、鬱屈した呪詛のようなルサンチマンもないが、正直安心して、楽しく読んでいられる。ほのぼのとした世界観、主人公とヒロインの絶妙な距離感、かみ合ってるのだけれど、どこかずれてる軽妙な会話。「おっさんがびじょ。」この「ひらがな」で描かれたふわりとした題名は、そのままこの作品の世界観になっている。脱帽するしかない。疲れた時に、にこにこしながら読んでいられる、素敵なお話だと思う。
尾野 灯
この作品のタイトルからして面白さと作者様のクオリティセンスが伝わってきます。まず、ストーリーや構成に素晴らしいセンスを感じました。なろうの王道的な道筋(ファンタジー)を踏襲しながらもオリジナリティをうまく出していると思います。私的にはおっさんというキャラクターギャップがツボでした。全体的にうまくまとめてある印象が強く、今後の展開に期待しております。ぜひ、皆様も読んでみてください!
かきくけ虎龍
38位:『沈黙の女神』
作者:もり/もりふみの
甘やかされ、我が儘で高慢に育った王女レイチェルは、沈黙の女神と人々に呼ばれている。 滅多に人々の前に姿を見せることもなければ、現れても挨拶さえ口にせず、一言も話さない。美しい顔には笑みが浮かぶこともなく、冷やかなまま。 だが、それは全て偽りの姿。 いくつかの秘密を抱えたまま、レイチェルは隣国の王フェリクスに嫁ぐことになった。 父王には本物の夫婦になるまでは真実を伝えてはならないと命じられ、夫となったフェリクスには偽りの姿を嫌悪されてしまう。 それでも前向きに生きようと決心したレイチェルだったが……。※一迅社様アイリスNEOより書籍発売中です。
37位:『蜥蜴の忠誠、貴方に誓う。』
作者:岩月クロ
(いずれ、この土地は悪魔の地と呼ばれるだろう──) 戦いによって焼けた魔界のある一角で、ひどく重い身体を疎ましく思いながら、ラウラは蜥蜴(省エネモード)になった。 そうして、魔力が回復するまでの間、蜥蜴として生き残ることを考えていた矢先、人間界に召喚された。 ハイドィル王国一の教育機関である、ハイディーン学園の魔法学科にて、とある少年に使い魔として召喚されたのだ。「何故ただの蜥蜴が使い魔召喚されるんだ!」 怒鳴る(悲鳴を上げる?)教師を余所に、少年は笑った。「よろしく、蜥蜴さん。俺は、ルドヴィーコ。ジーノって呼んでくれ」 物言わぬ蜥蜴に挨拶する少年と、蜥蜴になって生きる少女は、やがて最高の相棒になっていく。……はずである。◆第四回ネット小説大賞受賞→16.12.9 宝島社様より書籍発売(第1章学園編/大幅加筆版)
36位:『ゴブリンの王国』
作者:春野隠者
醜悪なる姿はゴブリンと呼ばれ、人に狩られるだけの存在だった種族がいた。しかし、ただ一人の王の存在によって彼らは生まれ変わる。魔物を率いて神々への反旗を翻した王の物語。そして彼を支えた魔物と人間達の物語。※1章『王の帰還』、2章『楽園は遠く』、3章『群雄時代』、第4章『遙かなる王国』完結。ゴブリンの王国完結いたしました。長らくの応援・感想・評価ありがとうございました。
連休に一気読みしてしまったw最近の作品は最初はまぁまぁ面白いなと思ってみてても途中から萌え作品になって読むのやめるのが多いがこの作品は王道ダークファンタジーで非常に面白かったで小説化してほしいな面白いのでおすすめです明日は外伝読んでみたいと思いますw文字数足りないw文字数足りないw文字数足りないw文字数足りないw文字数足りないw文字数足りないw
ユウ・ユウ
良い意味でゴブリンの枠を飛び出し、今なおふと読みたくなってしまう、情熱を思い出させてくれる作品です。 多くの登場人物が登場するにも関わらず、一人一人に個性があり、まるで目の前で舞台を見ているかのように、心躍らせてくれます。 流行り物が食傷気味の方にこそ、読んで欲しい。 大作ですので分量が多く、読み切るにはかなり時間が掛かってしまいますが、その価値はあると思います。
Tandk
35位:『英雄《しゅやく》になれない槍使い』
作者:笹木さくま(夏希のたね)
西暦二〇三一年、謎の結晶体「CE」の襲撃により、人類は緩やかに滅亡への坂を転がり落ちていた。これは、聖剣の輝きによって地球を救った、偉大な英雄の物語――ではない。英雄の陰に埋もれ、歴史の闇を駆け抜けた、一人の槍使いの物語。よくあるチートハーレム系主人公の物語が、本当は陰謀にまみれていた事を、脇役の視点から真相に迫るようなお話です。基本的には学園バトル物のノリとなっています。※「カクヨム」にも重複投稿しています。
ってくらいカッコいい主人公です多くの人を救う人だけが英雄じゃない、というのが読んで分かりますね回りの手の届く人だけでも必死に守る。それって守られた側からすれば十分その人は英雄ですよね確かに世界が認める英雄にはなれないけどそんなことは気にしない、自分が努力して手にいれた力を信じて前へ進んでいく主人公はカッコいいです一方、作品の主役(笑)君の回りは陰謀にまみれています汚い大人たちと世間に利用される(笑)君とその回りのハーレムの子達が可愛そうになってきた……気がしましたが、(笑)君に関しては錯覚でした英雄とは何なのか確かによく考えさせられますが、読み終わって気持ちのよい余韻にひたれる、後味すっきりな作品です暫くたった今でも、いいラストだったと思えます。ぜひ、読んでみてはいかがでしょうか
タカユキ狼人
何より主人公が格好いい! 並はずれた強さを持ちながら驕らず、人々を守ろうと戦う彼は紛うことなき英雄だと思います。 もっとも、この作品の中で使われる英雄という言葉は、一般的なそれとは違う『固有名刺』(だと私が勝手に思っている)なのですが……。 そして数多くのキャラクターが登場するにもかかわらず、話の流れが決して止まったりはしない点も素晴らしいです!作者様の技量には嫉妬を超えて感動を覚えました。 ネタバレになるため多くは語れませんが、主人公たちは大きな陰謀に巻き込まれます。読んだ人の中には、人間の愚かさや汚さに憤る人もいるでしょう。 しかしそれらを目の当たりにしつつも、決して折れたり歪んだりしない主人公に誰もが惚れてしまうでしょう。まさしく作中のヒロイン達がそうであったように。 裏側から見た英雄譚。人の想いに焦点を当てたこの傑作は、完結から何年経とうと色あせません!
まとりーる
34位:『就職したら自分だけ職種が違ってた』
作者:月夜の調べ
はるか古の時代。かつて、アースガルド大陸は魔道師が治める単一の王政国家であった。現在よりも遥かに進んだ魔法文明は、魔法を扱う者とそうでない者とを大きく隔てた。端的にいえば、魔道師とそれ以外の奴隷しかいない国であった。悠久の時が流れ、魔法に関する知識の秘伝が徹底された結果、魔道師は自身の一族に伝わる魔法の知識しか持たなくなっていき、個々の魔道師の弱体化が進んでいった。魔法の絶対的な力をもって民に圧政を布いていた古代魔法王国は、徐々に広まった反乱を力で治めることができず、滅び去った。奴隷として悠久の時間、冷遇されてきた各種族の怒りはすさまじく、古代魔法王国の為政者たちは文字通り、一人残らず殺されたのであった。こうして自由を手に入れた各種族だったが、平和を手に入れたわけではなかった。古代魔法王国を滅ぼすという点では共闘していたが、決して一枚岩だったわけではなかったのだ。古代魔法王国没後、種族間で対立し争い、それと同時に種族内でも実権をめぐって争うという長い混乱の時代を経て、大陸は4つの国を形成し、現在に至る。エルフのみで形成し、大陸西部の森林地帯に樹立した『風の国 シルフ』ドワーフを中心とした妖精たちが、大陸北部の山岳地帯に樹立した『鉄の国 アイロニア』人間のみで形成し、大陸東部の高原地帯に樹立した『帝国 エンフィニア』人間と亜人が手を結び、大陸南部の平原地帯に樹立した『王国 コンコード』この4カ国の1つであるコンコード王国では、仕官を目指すならば王立学院を卒業しなければならない。学院を卒業した仕官候補生の面接は、一般職員と異なる。魔法の水晶球を使用し、学生時代に伸ばしたステイタスにより発生する属性(職種)が判定され、配属先が決まるのだ。かつて誰も聞いたことのない『策士』という属性判定をされてしまった仕官候補生のハルファス。この物語は、その独自の才能を活かし王国に不可欠な人材となっていく彼の冒険譚である。+++++ネット小説大賞様の一次選考を通過することができました!応募総数が7,165作品もある中から、一次通過作498作品に入ることができました。第1回HJネット小説大賞様の一次選考を通過することができました!応募総数1,900作品を超える中から、一次通過作288作品に入ることができました。
33位:『俺に異世界にいく資格はあるのか?』
作者:花山 保
就活に失敗・・・。面接の時に面接官の男に言われた「たいした資格もないのに」との一言が、俺の魂に火をつけた。俺は、その悔しさをバネに、ありとあらゆる資格取得に挑戦し、受けられる資格を片っ端から取り続ける事、10数年・・・。しかし、不慮の事故で死してしまった俺は、異世界へ向かうことになる。最初は、自暴自棄気味に異世界を捉えていたが、少しずつ異世界で自分が何をすべきかを考えるようになる。 ステータスとスキルがモノを言う異世界で、俺に何ができるのだろうか?
32位:『ドラグーン』
作者:三嶋 与夢
これは、一人の脇役が自分の役割を放り出し竜騎兵(ドラグーン)を目指す物語。剣と魔法のファンタジー世界で脇役ルーデルに与えられた役割は、悪徳貴族の馬鹿息子、主人公の引き立て役というもの。しかし、幼少の頃に見たドラゴンをきっかけに、ルーデルはクルトア最強の騎士ドラグーンを目指してしまった。脇役の役割という運命に逆らい、まるで真人間のようになってしまったルーデルを待ち構える数々の試練。そして転生者である、主人公であるアレイストの存在。ドラグーンを目指したルーデルに待つ運命とは――。ルーデルよ、運命や役割を殴り飛ばしてドラグーン目指して突き進め!※MFブックス様にて書籍化しております。一巻から三巻まで発売中!
あるファンタジー系恋愛SLGの世界。 その世界に転生した「誰か」が物語では本来『有り得ない』事をしたとしよう。 …そうしたらどうなるか? 「物語の踏み台になるハズの悪役」は理想の騎士『ドラグーン』を目指し「物語で定められた」運命に抗う未来を選んだ。 世界そのものが敵、運命は主人公に「死ね」と言う。 これは…それでも足掻き続け、後に伝説となるルーデルの物語。 ま、脱線とかグダグダ要素多いけどね。
風見の烏
これは少年が運命に抗う物語空を駆けるドラグーンを見た、それだけで主人公は定められた運命に抗い始める。馬鹿で愚直で夢に向かって猪突猛進するルーデルの姿はやはり元脇役で、全てに好感が持てるわけではありません。しかしそれでも成長をして一歩ずつ夢へと進んでいる姿は、運命を変えるなんてことは意外と些細なことかもしれない、という事を教えてくれるようですこの作者の書いた別の作品「セブンス」もそうなのですが、シリアスで始まったと思ったらいつのまにかギャグになっているんです。しかしシリアスで始まったからこそギャグで主人公たちが楽しそうにしている姿は素直に笑えますし、ギャグが多いからこそシリアスには泣かされてしまいますまた、この「ドラグーン」の『世界』での本当の意味での主人公であるアレイストの成長も見ものです……それにしてもこのアレイスト、エ○ハ○ト感がすごい
瀬田
31位:『俺だけ帰れるクラス転移』
作者:アネコユサギ
ある日、クラスメイト達と共に異世界に召喚された羽橋幸成。深い森の中にあった石碑に書かれていた彼の能力は物を移動させる『転移』。彼と同じく様々な能力に目覚めたクラスメイト達。そうして突然始まった異世界サバイバル。極限状態の中……彼は気付いた。自分だけが日本に帰れる事に。第一部完。第二部完。書籍化しました。
こちらの作品は『なろうクラスの皆と異世界に転生させられたよーっ系私だけ帰れるんです風味欲望にリアルなヒエラルキー添え』ですなぁ。独特の世界観と読者を惹きつける切り口は素晴らしいですなぁ。内容も文体も読みやすくて、すすーっと読み手の想像力を掻き立てて、どっぷり前のめりになって読んでしまいますなぁ。皆様、7月の夜長に素晴らしいファンタジーを読まれてみてはいかがでしょうか。
かきくけ虎龍
彼曰く、普通の高校2年生。 とある日の授業中――。 謎の場所へ彼らは移転していた。 羽橋 幸成とその他クラスメイトは移転後、自分にしか見ることが出来ない能力表示。 ステータスを見ることが出来るようになり戸惑う。 その過程における主人公たちの反応は至極当然。 ファンタジー系ゲームやライトノベルを嗜んだことがある人物だけがクラスメイトではない。 クラスメイトの多種多様な人物を最適な配置で描写する。 成長過程における。子供故の甘さ、未熟さ、欲。 薄氷上に存在する、偽りの団結は彼らに何をもたらすのだろうか。 モンスターを倒せばレベルは上がる。だが、心も一緒に成長する訳ではない。 この作品を読もうと思っているあなたへ送ろう。 異世界において地味という言葉は最高の褒め言葉であると知る。
木納技嗣
30位:『ジョブレス・オブリージュ』
作者:理不尽な孫の手
ジークハルト・サラディン・グレイラット。彼は無職である。 幼い頃、彼は正義の味方になりたかった。そのために剣を学び強くなった。しかし故郷から遠く離れた時、彼は現実を知り、夢を諦めた。無気力な毎日を送る彼の友人となったのは、一人の少年だった……。 これは正義の味方を自称する無職が、己の道を見つけるまでの物語。 無職転生のスピンオフ作品。
ルーデウスの子供たちへスポットが当てられた作品。ああ、やはりこの作者さんの作品は素晴らしい。ずっとずっと続きが気になってしまう。このままぜひ、数十年後に訪れる大戦まで、そしてヒトガミ封印まで書き上げてほしいです。スピンオフの作品ももっと色々読んでみたいです。オルステッドの気が遠くなるほどの転生、それに伴う彼の心理描写などぜひとも!
shangye
「無職転生」異世界行ったら本気出す、のシリーズです。本編を読まなくても一応楽しめますが、本編を読んでるとより良いです。登場人物のキャラ設定。ストーリー。記憶に残る台詞。すべてが印象的ですばらしい。納得の形でのハッピーエンドも好印象です。家族愛。友情。作者のバランス感ある文章力に脱帽です。途中で更新されない作品が多い中で、キチンと完結させるのもイイです。次回作が楽しみです。
七海
29位:『園丁の王』
作者:井出有紀
十二歳で故郷を飛び出し十六年戦場を渡り歩いた傭兵オルソは、戦に倦み、平和な稼業に就くべく母国へ舞い戻った。庭師になることを希望し役所の窓口へ並んだところ、手違いが重なり幸か不幸か現在王の大宮苑造営を総括する天才造園家の元へ弟子入りすることになる。造園家グラーブは暗い男で通常連想する庭師からかけ離れた人物であり、かつ彼は造園家であるだけではなく……根暗な造園家と物怖じしない元傭兵の弟子が交流する物語です。若干イタリア風味の中世~近世ファンタジー。過去この作品名・作者名で同人誌にしたものを掲載しています。キーワードに指定しましたが伝奇・時代小説からは逸脱しているかもしれません。その旨ご了承ください。
日本人の美意識として「侘びさび」という言葉があるが、造園家師弟の人生を描いた本作からは、その「侘びさび」の「さび」を随所に感じる。「さび」には静けさと孤独を表す「寂」という意味やモノが古びて物質が変化していく「錆」という意味があったように記憶しているが、この作品の中心人物グラーブはまさに孤独と長い年月に「さび」てしまった人物であり、彼が主人公オルソを弟子にしたことがきっかけとなって、銅が錆びて緑青を生むように寂しくゆっくりと変化していく様が今作品中では描かれているように思う。そしてオルソもまた最後の場面で、師グラーブが変化するきっかけとなった「生命」という命題に向き合う所で本作は幕を閉じる。読後に感じる厳かで静謐な雰囲気の余韻は、いい意味でなろう小説ぽくなくて、個人的に好みの一作です。
Taranome
28位:『異世界に転生したので、生き残るために建国することにした!』
作者:新野たいやき
平凡な高校生であった井上誠が、生き残るために異世界で立身出世していく物語。難易度クレイジーの戦記物(内政系のファンタジー)です第一部、領主就任編(5万字)第二部、領主奮闘編(10万字)第三部、上級貴族当主代行編(16万字)第四部、上級貴族当主編(20万字)
某・懐かしRPGを彷彿させる序盤の死にざまと復活!独特の世界観から大風呂敷をあまり広げない展開でのストーリー構成はとても読みやすく異世界ファンタジー初心者でもすいすい読めますなぁ。面白さのベクトルが読み手の想像通りにおさまっている部分に安定感と安心感があり、妙な納得を得られてしまう作品に仕上がっていますなぁ。一月の夜長にこちらのちょっと変わった異世界ファンタジーを読まれてみてはいかがでしょうか。
かきくけ虎龍
27位:『ドラゴン農家』
作者:山田野郎
一匹の竜がいた。彼は人々に恐れられ、魔物にも襲われ、一つところに留まらず放浪を繰り返してきた。そんな竜が一人の少女に導かれ、辺境の村近くに定住し始める事となった。自分を恐れる村人達。しかし、少女は物怖じせずに竜に近寄ってくる。少女と村人達のため、竜は自身の巨大な爪を振るい、「開墾不能」と言われた森を開拓していく。やがて、竜の周りには沢山の人々が――。(カクヨム同時掲載中)
26位:『モブ令嬢は攻略対象の婚約者』
作者:papiko
わたくしはどうやら乙女ゲームの世界に転生してしまったようなのです。それも乙女ゲームのモブ。名前も容姿も何も出てこないクリストファー様の婚約者というだけのモブ。モブなのに婚約破棄されてしまう哀れな令嬢。それがわたくし、ルーシェ・アリスベルガー子爵令嬢。モブなのになぜかイベントに巻き込まれてしまい……
25位:『自分が異世界に転移するなら』
作者:昼熊
目が覚めるとそこは巨大な教室だった。子供から大人まで、年齢性別を問わずに集められた人々の前に現れた、女教師はこう言う。「異世界に転移してもらいます」異世界転移について知識がある人々を集めた教室で、何度も小説サイトで見てきた展開であるスキルの割り振りをする主人公だったが。死んで異世界。ポイントでスキルを取る。ありきたりと思われたテンプレの異世界冒険譚の筈が実は……。主人公は虐められっ子でもなく、天才でもありません。強力なスキルの代表である『奪取』『錬金術』も使えず、特別なスキルを神に与えられることもなく、かといって地雷スキルを選ばされたわけでもない。彼は生き延びる、それだけを目標に日々を過ごす。そんな物語です。タイトルに※が付いてる話は後書きにステータス、スキルを載せています。
普通にすごく面白いです。特に何がいいかと言われれば、作者さんの頭の良さですね。「あれ伏線だったのかよぉ〜」と何度言わされたことかって感じです。貼り方が尋常じゃないんですよ。ものによっては100話以上前のちょっとしたことが伏線だったりするし。ご都合主義な部分は一部存在しますけど、そこは余りにも不都合主義な所が多いので。少しネタバレですけど、まぁまぁ感情移入してたキャラも一瞬で首が吹き飛んだりもします(w……)完結している上に、一話目のステータス説明から面白いんで、ぜひ読んでみてください。オチもしっかり素晴らしいです。
時坂ケンタ
こちらの作品は完結済みですので、読み始めたら最後……。確実に寝不足になります!いい意味でテンプレートではないにも関わらず、これ程のめり込める作品は少ないと思います。主人公は俺TUEEEEで無双するのではなく、あの手この手で逆境を打開する様子は『お見事』です。作者様は他の作品で書籍を出版されているだけあって、文章力もストーリーも流石です。『自販機』も素敵な作品ですが、個人的にはこちらの作品も書籍化して欲しいと思う程オススメです。
24位:『異世界は思ったよりも俺に優しい?』
作者:大川雅臣
株式会社TOブックス様より第01巻~第03巻が書籍化されております。詳しくは活動報告をご覧ください。 ◇ 世界線を越えて意思を伝える魔法石。 全てはこの魔法石を見付けた時から始まった。 ◇ 魔法石を通じて知り合った少女は、様々な事を俺に教えてくれた。 魔法、魔物、魔族、そして神々とその更に上に立つ存在。 まるでゲームかラノベの世界の話だ。 そんな話の中で俺は少女の悲壮なる境遇を知り、異世界に向かう決意をした。 だが、この時の俺は少女の言う危険という言葉を甘く考えていた。 強く願う俺の気持ちに応え少女が異世界転移魔法を唱えた時、俺は世界線を越えた。 しかし、その場所に少女の姿は無く、目の前には警告された現実が支配する世界が広がっていた。 これは帰る手段を失った俺が、異世界で仲間と共に生きていく話。
なろう作品の中でも単純なチートでもハーレムでもなく主人公が等身大で異世界に挑む良作です。登場人物一人一人も魅力的で、特に男性キャラクターとの友情描く作品が少ない中で、とても心温まる友情を紡ぎ出すこの作品全体の雰囲気がとても読んでいて心地良く感じると思います。作品も完結し一気に最初から最後まで読めるこれからの読者が羨ましいです。
デストロイヤー
23位:『邪神アベレージ』
作者:北瀬野ゆなき
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花、そして目を合わせれば恐怖の大王。絶世の美少女の素質を持ちながらも、その目付きと気配から周囲に恐怖される少女が異世界に強制転移。特典として願いを叶えてくれるという言葉に彼女は願う──「目と気配を普通にして」唯一の弱点を克服し完璧となった(筈だった)少女の思い通りにはいかない異世界生活。魔法あり、ダンジョンあり、勇者や魔王(候補)も巻き込んでのファンタジーコメディー。しかし彼女は呪われていた。【宝島社様より書籍化し三巻まで発売中です】
つんつん……ちょっと愉しい。この意味が解る頃には主人公の魅力に貴方はメロメロで間違いない。主人公は普通の女の子。神的に。纏う空気でドラゴンさえ屈服させることが出来て魔王さえその目力で腰砕けにする、平均的な主人公である。平均という言葉は範囲を絞らないと当てにならないという良い見本である。表面上は恐ろしく、そして飄々としているが結構なうっかり屋でそのうっかりや時たま見せるお茶目が非常に可愛い。断言する。この主人公は恐ろしく可愛い。
22位:『私は戦うダンジョンマスター』
作者:もちもち物質
ダンジョンを経営することになったはいいものの、ダンジョンは極貧状態。モンスター一匹すらまともに生み出せないような状況にあった。ならばモンスターは自分!トラップは自分!ついでにダンジョンに眠るお宝も自分!戦えダンジョンマスター、働かざる者経験値を得るべからず!これは異世界人の侵略によって元居た世界を失った女子高生が、世界を取り戻すためにダンジョンで戦うダンジョンマスターをやる話です。*主人公は特に罪の無い人でも積極的に殺しますので苦手な方はご注意ください*
罠を仕掛け、冒険者を誘い込み、戦って、レベルアップするダンジョンマスター物です。要約すると以上なんですが、この小説の魅力は間違いなくヒロインにあります。何よりもその知性。感想欄には共感できたという感想も多いのですが、はっきり言って私は共感どころか、驚嘆しっぱなしでした。説明されればなるほどなんですが、え?なんで?という行動が多く、このヒロインの行動が先読みできる方はI.Q120はあると思われます!また、普段の行動が優しいのも良いですね。モンスターたちへの愛情がいっぱいです。冒険者と戦うときは冷酷なのに、モンスターたちには優しい。そのギャップに萌えてしまいます。もちろん、ダンジョンマスターとしてのスキルもどんどん獲得して強くなってはいくのですが、敵の方が優れたスキルを持っていることさえあり、スキルで優位を保ち圧倒するような一方的な戦いには絶対になりません。まずはご一読を!
materialism
とにかく主人公が突き抜けています。元の世界を取り戻す、その為にできることは何でもします。人殺しは当たり前、それが善人か悪人かは関係ありません。大事なのは魂の量であり、多ければ人間じゃなくても構いません。殺せるものを殺す!その為にダンジョンを運営し、時には誰かのダンジョンを攻略しながら、世界を都合の良いように動かしていきます。何より素晴らしい点は、主人公が決して最強でも万能でもない所ですね。物語が進めば滅茶苦茶強くなりますが、それは全て知恵と努力の賜物です。序盤は本当にひもじい状態から始まりますし、純粋に戦えば戦士一人にも勝つ力はありません。そこを知恵と勇気と壊れた倫理観で乗り越え、次第に世界中の脅威になっていく様は爽快です。文章も読みやすく世界設定も分かり易くて良かったです。もちもち物質さん、素晴らしい作品をありがとうございました。
ぷちくん
21位:『レディローズは平民になりたい』
作者:こおりあめ
冤罪により殿下に婚約破棄を言い渡され家からも学園からも追放された、かつて令嬢達の憧れの的であった完璧令嬢レディローズ。そんな彼女の、周りに勘違いされているだけで本人的には薔薇色な平民ライフと、それを崩す彼女の前世の乙女ゲーム【救国のレディローズ】のキャラクター達のお話。※ギャグやトラウマや黒幕探しなどの恋愛以外の要素を多く含みますカドカワビーンズ文庫様より書籍化。フロースコミック様よりコミカライズ連載中です。
20位:『元干物の王女に乙女ゲームの主役はできるか?!』
作者:朝樹
王家の血をひかない王女と蔑まれ、側室に苛められ食べるものも満足に貰えない時期もありましたが、魔術チートが発覚。今は最強です! ただちょっと前世の記憶があってそれがちょっと、ただちょっと干物なだけです! 干物だって乙女ゲームの主役くら、い…… 出来ます…多分。 出来なかったら奴隷落ちらしいんですけど。----これは血筋も性格も庶民の干物王女が、魔術チートで困難(?)を乗り越える物語です。
19位:『少年Z』
作者:髙田 電卜
両親の居ない一軒屋で血の繋がらない美少女三人と同居する何処にでもいる普通の高校生、田辺京也。 そんな彼の進路志望は引き篭もり。だって、世界にはゾンビが溢れているんだもの。 ゾンビは人間のお肉に噛み付くのが大好きで、人間を見つけると全力疾走で抱きついちゃう。 扉や窓もなんのその。鋼鉄のバリケードだって、歪んで壊れるまで叩いちゃうぞ♪ 愛が、重い。 ゾンビと美少女と少年の織りなすドタバタのラブコメディ。の、裏側の物語。
いかにもラノベな軽妙な文章で慣れるまで数話かかりましたが、内容自体はシリアスで残酷で容赦ないゾンビパンデミック作品で楽しめました。筋金入りのプレッパーであり、危機感の権化のような主人公に対して、ヒロイン含め他登場人物たちの甘い危機意識や被害者気取りが目につくのですが、それがいい感じに読む側の感情を揺さぶります。パンデミックの原因と終結までしっかり描き切っているのも良かったです。基本的には、次々と襲い掛かる難題・難敵に対して、備えを怠らない有能な主人公の活躍を楽しめる作品です。
スキピオ
素晴らしい。只々この一言に尽きます。こんな作品を書けるなんて作者さんはどのような考え方をしているのでしょうか。多くののゾンビを題材とした作品は設定や伏線の回収やゾンビという脅威への具体的な対策の段階で尻すぼみになってしまいがちですが、この作品は設定や伏線が芸術的なほどに作り込まれており、それらを綺麗にまとめてなお最後まで最高に面白く圧巻の完成度を誇っています。最小限で最大限の描写と容赦のない展開に読む人は手を止められなくなるでしょう。なろうにはここまでの作品が、そしてこれを書ける作者がいることを知れて良かった。願わくば多くの方にこの作品を読んでもらえることを。
18位:『こんにちはRPGさん。わたくし、都市開発系ゲームから来た者ですが。』
作者:稲荷竜
都市開発系ゲームかと思ったら、RPGだった……!建築や整地などの能力をもって異世界に飛ばされた主人公。彼はてっきりそこがシムシ○ィやマイ○ラみたいな世界観だと思っていたが、いきなり魔獣に襲われたり魔王に襲われたりして、思い知る。「この世界、ファンタジーRPGじゃねーか!」RPGな世界観で都市開発系ゲームのスキルはあまりに強力だった。山を一瞬で消し去ったり大災害から逃げ出す人々を救ったりするうちに、神扱いされてしまう。あらゆるRPGなお約束をスルーする、来る世界を間違えた主人公の楽勝すぎるノンストレスな大冒険、ここに開始。
唐突に踏み込んだ異世界の問題を、異質建設パワーで ひょいひょいと解決していくお話。次々と建設されるフラグ?をマイペースに草刈。フラグ草原とか唯の肥やしですから!ウルトラチートにもかかわらず落ち着いた主人公の性格のおかげか、とても静かに物語が進行します。プチ爽快感・プチイチャコラ・プチ伏線・プチお涙・プチお熱い。数々のプチお約束。あ、ツッコミは静かですがグレートですよ。回収も一瞬。良く出来た童話を思わせるしつらえ。応募の関係か、10万字にまとめてありますが、このままで良し、ふくらませて良しの両対応!盛り上がりはありません。あっという間に”穏やかな川くだり”が終わることでしょう。ですが、その水面下には怒涛の渦を思わせる質量のあるこしらえ。終盤ではちょっと辛めのスパイスたりえる”人生哲学”も垣間見えます。小気味の良い区切りと良質の読後感をあなたに。
ftg
17位:『もう一度会えたなら、いっぱいの笑顔を』
作者:古池 マヤ
愛と誓約の女神ヴィーシアに見守られし世界『ヴァイス』。この世界の中央に位置する大陸には数々の国が乱立し、覇権を争っていた。そんな中の一つであるリデア国から、人質として花嫁が送られた。誰にも祝福されぬ名ばかりの花嫁は、しかし一途に相手の王子を愛し、ただ王子の幸せを願っていた。大切な思い出を胸に秘めて・・・。***本編完結済み。番外編を更新中です***
電車の中で涙耐えられず、ポロポロながしてしまいました。展開の早さと動きもこころを掴まれてしまい、久々にグッときた作品だと思いました!確かにありがちとゆう展開ではありますがとても綺麗な文でしたので、読んだ後の満足感は感謝につきません。また、続編や番外編、別の作品などを楽しみにお待ちしております。今後とも頑張ってください。
バニ子
16位:『観賞対象から告白されました。』
作者:蜃
貴族の令嬢に転生した面食いの主人公。今後の生活のために結婚相手を探しつつも、日々イケメン観賞にいそしんでいた。当然、ベスト・オブ・ザ平凡な自分が彼らとどうこうなるなどとは考えもしていない。あくまでも眺めて楽しむものだと割り切って過ごしていた。だが、そんなある日、観賞対象のひとりである侯爵子息から、便宜上の恋人役を申しこまれてしまう。※4/21、本編完結。7/15、侯爵子息視点による前日談完結。2013年11/6、続編の連載を開始しました。
15位:『竜守りの妻』
作者:momo
貧しい村で生まれ育ったファミアは結婚した初夜の晩、夫となった男に逃げられた。実家に戻り生活を続けたが、貧しさゆえに身売りをするしかないと決意を固めた同時期に、竜守りの妻にならないかと話を持ちかけられる。娼婦になるよりはと再び嫁ぐ決意をし、向かったのは山をいくつも超えた遠く深い竜の住まう森。そこで夫となる男との生活が始まる。
無駄がない文章と緻密に張り巡らされたフラグ、そしてきちんと回収ができていて素晴らしかったです。リクエストにもお答えされる姿勢にも大変好感を覚えました。よく、ありがちな「国が滅亡するまでこの幸せは続くのであった」「彼女は死んでもなお愛する夫に心を捧げるのであった」など終わりを連想される言葉がなかった事が良かった。
みあ
妖精みたいに綺麗な主人公が嫁として売られて行った先は竜の森。夫は熊みたいな竜守り。熱にうかされた恋愛ないけれど、家をきれいにし、食事を作り、お風呂を沸かす繰り返される彼女の日常によって深々とふる雪ように夫への愛しさが積もっていく。そんな描写に心癒されます。特に熊みたいな夫がでれっでれになっていくのがよいです。あーいいな、こんな嫁ほしい親愛を築いていく夫婦はとても素敵です。結婚っていいな、そう思えました。
ささきさき
14位:『鬼人幻燈抄』
作者:モトオ
『人よ、何故刀を振るう』 江戸時代、まだ怪異が現代より身近で鬼が跋扈していた頃のこと。 江戸より百三十里ほど離れた山間の集落“葛野”にはいつきひめと呼ばれる巫女がいた。 護衛役である甚太はいつきひめの為に刀を振るうが、何一つ守れず全てを失う。 巫女を、惚れた女を殺したのは大切な妹。 彼女は百七十年後、全てを滅ぼす鬼神となって再び現世に姿を現すという。 憎しみから鬼となった甚太は、何を斬るべきか定まらぬまま、遥か遠い未来を目指す。 鬼に成れど人の心は捨て切れず。 江戸、明治、大正、昭和、平成。 途方もない時間を旅する、人と鬼の間で揺れる鬼人の物語。 ※この作品はArcadia様にも投稿させていただいております
とにかく、読んでみてくださいそうすればこの物語の魅力、作者の書き方のうまさ、登場人物の生き様などに気づきます。長い時を経て、なにを失うのか、なにを見つけるのか、その進み道にはなにがあるのか、それに気づかされる物語マジで明治編は泣かせにきてるとおもいます、めっちゃやばかったです読んでください、そうすればわかります神作でした、この作品に出会えたことに感謝を
ナシャ
書籍化が切っ掛けで読み始めたのですが…予想していた以上の『面白さ』にぶん殴られて、WEB版にまで来てしまいました。鬼と人。異種である彼らは、時に生死を懸けて戦い、時に酒を酌み交わす。長きを生きる鬼と、短命の人。江戸から平成に至るまで、多くの時代が描かれていますが…それはつまり、寿命などの問題から生じる別れも描かれているという事で。誰もが魅力的な分、別離はどうしようもなく切なくて苦しい。そうした痛みだけではなく、継がれていく事、残されるものもあり…繋いでくれた喜びや希望も同時に感じ、心がひどく揺さぶられました。まずは、私が一番引き込まれた、葛野編の余談までどうか辿り着いてほしい。きっと、その先を見たくなります。
宵凪海理
13位:『転生召喚士はメンタルが弱いんです。 第1部』
作者:本田紬
あらすじがあまりにも不評なもんで、書き直すぜ!!昔のあらすじが好きだった変わり者には申し訳ないが、残念だったな!これは「なろう」に蔓延している異世界転生ものの召喚士ものだ!主人公の名前はハルキ=レイクサイド。前世の名前は川岸春樹。わざとだ!レイクサイドなら湖岸じゃないか!?って、これ以上感想に書くと作者が失踪するぞ!国語力は最低レベルで誤字脱字を大量生産中だが、そこは生暖かい目で見守るのがマナーってもんだぜ!「テンプレ」まっしぐら!感動のヒューマンドラマだ!あまり笑いはないし、シリアス展開もちょびっとあるが、こまけぇこたぁいいんだよ!とりあえず、あまり叩かないで読んでください。ほんとお願いします。2016年9月12日 全114部で完結しました。2017年2月24日 幻冬舎コミックスより書籍化が決まりました。支えて下さった皆さまのおかげです!
「転生モノ」「ペット最強モノ」「成り上がり」「地方爵位の跡取り」・・・そんな物語は山の様にあれど、キラリと光る要素が随所に見られる本作品。本当に面白いです。まずは軽快な読みやすい文章。散りばめられたコメディ要素。思わず応援したくなる、等身大で身近に感じられる主人公及び魅力溢れる脇役達。レベルが上がる事に戦闘を必要としない為、グダグダと繰り返される戦闘シーンが無い事や、ハーレムルートにならず、陳腐な物語になっていない所も◎。最低限の戦闘、じっくりと描かれる主人公及び周辺の日常など大変面白い。超お勧めの作品です。
HIROKO
軽妙なテンポと計算されたギャグ。それは なろう小説として読者から最も求められている要素だとおもいませんか?コンニチハ、北海ひぐ◯です。最初に作者様ご自身がメンタルが弱く、作品の主人公もメンタルが弱いと宣言されています。作品は確かにその通りでした。場合により、読者から主人公の行動について疑問が湧く事もあるかもしれません。しかし、この作品は『それで良い』のです。主人公は有能ながらもメンタルが弱いが故にギャグとして成立したのですから。(☆恋愛タグに大注目☆)※注目する点として、ギャグテイストを支えるのは確かな世界の構築です。それがしっかりしてるから物語に齟齬が生じません。作品に集中して楽しめますから、まずは4話まで読んでみてくださいね。私はそこでブックマ押しましたけど、皆さんはどこて押しますか?
北海ひぐま
12位:『子豚ちゃんな私は、この世界では超美少女らしいです。』
作者:べるふぇ
私(♀)には、日本という国で女として生きていた前世の記憶がある。どうやら転生者というやつらしい。転生先のこの世界と地球には、当然多くの違いがあるけれど、最大の違いは美的感覚だと思う。なんせ、私の価値観では不細工子豚ちゃんな見た目の私が、こちらの価値観では傾国レベルの超美少女らしいのだ。そんな私が、私基準ではめちゃくちゃかっこいい虎獣人の男性に出会って、押せ押せするお話。本編は全十七話、プラス番外編いくつか。男女両方の視点から話を書いているので、場面の重複があります。
11位:『格安一戸建て、ダンジョン付き65万円』
作者:ももも
両親の事故死によって、住処も失った鴻池兄妹は、保証人がいない事からアパートすら借りられない。そして「貸してくれないのなら買えば良いじゃない」って事で、格安物件で有る山中の一軒家を購入する。だが、引っ越して数日後、その家の敷地に『ダンジョン』が現れる。二人は、警察や『ダンジョン管理機構』にも連絡せず、そのダンジョンを使って魔石と宝箱で生活費を稼ぐ事にする。これは、ダンジョンが突然現れた現代社会をベースにした、ヘタレ気味の兄とアグレッシブな妹とぺんぺんの生活記で有る。(幼女・ケモ耳娘・俺Tueeeなどのテンプレはありません)
10位:『異世界でダンジョン運営任されたけど知るか。それよりゲームするわ』
作者:気まぐれ屋さん
伊乃田命(いのだまこと)はコンビニバイト中に殺された。女神パチモに転生させられ、異世界でのダンジョン運営を頼まれたが、ゲーム中毒である命は、ダンジョンに引きこもりゲームしながら侵入者を片づけるのだった。持ち前の豪運と授かったダンジョンマスターの力で、彼のダンジョンはやがて人類魔獣共通の敵となるのだった。※完結しました。ブックマーク、評価ありがとうございました!
好きな「ダンジョンマスター物」「ダンジョン冒険物」のなろう小説は多く有りますが、本作品は1、2を争う面白さ。小説序盤で「超絶に強力なボスクラスのモンスター」を創造するものの、ダンジョン外で召喚した為に走り去ってしまう。こんな小説は初めてです。冒頭から面白さ、新鮮さが溢れんばかり。文章も読みやすく、ゲーマーで無くても楽しめる微妙な匙加減もお見事。完結された後にランキングチェックにて本作品にたどり着きましたが、こんな逸品が隠れていたとは。
HIROKO
9位:『塔の上の悪役令嬢』
作者:相川イナホ
断罪され投獄されていた悪役令嬢は一人寂しく最後をむかえた。彼女が亡くなってからの話
『死』に向き合って、登場人物の彼らは真実に一歩向き合い始める。真実に過去の自分たちそして後悔……悪役令嬢のこの『死』は、彼らだけではなく読み手にも響くもので、私は静かに涙をひとつ流してしちゃいました。見方を変えれば、ヒロインに対して「ざまぁ」な展開と見えるストーリーです。きっとそうなるよねーと心の片隅で思っていたことが物語になっていて、少しスッキリしたと思います。
凛栖
なんと言っていいのか分からないですが…物語はとても淡々としています。終わりから始まる物語です。どうしようもないです。ただ、心に残ります。ひっかかります。嫌いな人もいるかも知れないですが、一度読んで欲しいです。『愛しい』なんて読みますか?いとしい?いえ、昔はかなしいとも読んだように、あえてかなしいと言いたい。なぜ?と思われる方は、この作品を読んで共感して頂けるかと思います。
雪うさぎ
8位:『異世界の闇軍師』
作者:まさな
「石橋は叩くな、自分で作って渡れ!」 異世界に飛ばされた俺、モテない高校生のユーイチは、ムチ打たれる過酷な奴隷からスタートさせられた。そこはゲームの華やかさとはかけ離れた、無駄にリアルな中世ヨーロッパ風ファンタジー世界だった――。だが、俺は持ち前のゲーム脳を駆使し、ちょっと鍛えれば何でも上手になる熟練度システムを見つける。スキルを活かし便利な薬草を集めまくって独自魔法も開発。こうなったら装備もアイテムも食い物も乗り物も全部、錬金術で自作しちゃえばいいじゃない。格好悪く負けたり、盗賊に全財産取られたりもするけど、ネコミミ娘やエルフなどの美少女達も仲間にしつつ、ほんのちょっとずつ、のし上がりますよ。(奴隷→薬師・魔術士→騎士→村長・錬金術師・料理人→外交官→貴族→宮廷魔術師・軍師という流れですが七章まではRPG風の冒険がほぼ中心です。2016/10/9 頂いたレビューや感想も参考にキーワードを変更しています)2016/10/1 7:25 日間ファンタジー異世界転生/転移ランキングBEST100 で 3位にランクインしました。ブックマーク、評価点、入れて下さった方、ありがとうございます!2019/7/21 私の勘違いに気づいたのでカテゴリをローファンタジーからハイファンタジーに変更しました(;´Д`)
7位:『サラリーマンの不死戯なダンジョン』
作者:昼熊
巨大な黒い虎が目の前にいた。ただのサラリーマン、山岸網綱が気が付くと見知らぬ洞窟の中。意味も解らず理不尽な状況下で必死に足掻き続けるしか術がなかった。死が終わりではない。何度も死に、何度も食われ、何度も立ち向かう。何をすべきか、どれを選択するか。絶望を越えた先に待つ、新たな絶望。彼はこの輪廻から逃れられるのか。理不尽な状況を乗り越える為に全力で足掻いてみせる。苦難を乗り越え新たな力を得た男が、己を奮い立たせ立ち向かう。続編始めました。http://ncode.syosetu.com/n8588dn/
なろうの作品は相手が弱く、相対的に主人公が強いような設定が多い。最初は奇抜さを武器にして読者を心を掴んでおいて、終盤はひょろひょろと尻すぼみになるケースが多いがこの作品は違う。絶望的な状況の中、主人公が根性とちょっとした工夫で乗り越えていく。主人公の行動にイラつくこともあるが、その部分は後半に明らかになる。違和感を感じた方はなぜそういう行動を取ったか、推理しつつ読むのも面白いかもしれない。チートやハーレムに飽きた人、追い詰められた人間は強いという設定が好きな人は是非読んでみてください。
wappa
この作品の特徴はシビア過ぎる設定です。チート無し、身体能力も並み、不幸を避ける強運も無し、彼女も無し、無い無いずくしの中でいきなり虎と戦わされたりします。彼に与えられた能力は100回死ねることだけ。この掴みに一気に引き寄せられました。なろう小説らしさが全く無いのに面白い!一味違う作品をお求めの方にオススメですね。
さようなら
6位:『10年ごしの引きニートを辞めて外出したら自宅ごと異世界に転移してた』
作者:坂東太郎
【本編完結済み】※書籍化しました!10/25、オーバーラップ文庫様より最終巻となる⑤巻が発売されます!詳細は活動報告にて! 北条雄二、30才、無職、引きこもり歴10年。両親の死をきっかけに引きこもり脱却を決意し、家の外に出る。が、そこは見覚えのない景色とファンタジー生物が闊歩する異世界だった。これは家ごと異世界に来てしまった青年が、なぜか繋がるライフラインとネットを頼りに、愛犬コタローとともにわりとのんびり暮らしていく物語。家のまわりの森を探索中に異世界の幼女アリスを保護したユージは、食料確保のために森の開拓に取りかかる。そして異世界転移から4年目、ついにユージは初めての街を目指すのだった。 ※本編完結しました ※IFルートは同シリーズ別タイトルとして引っ越しました ※7/22タイトル修正。「10年ごしに」を「10年ごしの」に修正しました
舞台がファンタジーな異世界というだけで、中身は十年引き籠っていたニートが愛犬と共に頑張る物語です。掲示板という、ある意味似た者同士が集まる中で主人公のユージはからかい半分のアドバイスを受けながら異世界で奮闘。そんな彼の姿に触発され、掲示板に集まった他のニート(一部就職してるのもいますが)も変わり始める……そんな物語です。異世界モノとしては精々誰とでも言葉が通じる事と日本のライフラインとインターネットぐらいしかチート要素がなく、ユージも別段建築の知識があるとかやたら料理が得意とかそういう事もありません。それでも頑張ります。そんなお話ですが、書籍化されて悪い意味でアクが抜けてしまったのが残念と言えば残念。無理にヒロイン増やして恋愛要素やハーレム入れなくてもよかったんでないかなとは。
Fe
2chよろしく、掲示板形式のやり取りは「小説」としては歪。「そういうもの」だし「展開的に必要なもの」だと分かってはいても、非常に読みずらい。この点をもっと「小説的」に表現できれば、読み易くなると思う。モノとしては面白く読んでいるだけに、この点が非常に残念。掲示板形式は「多人数視点」から、好き勝手に話を弄れて便利な反面、「人によっては」非常に読み難い点を考慮してほしい。
GARIX
5位:『書簡』
作者:いちはつ
小さなイリスは王宮のお茶会で、尺取虫を見つけた。周りの少女たちに見つかったら、きっと使用人に命じてつぶしてしまうだろう。その前に、こっそり逃がしてやらなければ。尺取虫を救おうと奮闘するイリスに、手を差し伸べたのは一人の騎士だった。あらゆるいきものを愛する令嬢と、小さなレディがかわいくて仕方がない騎士の、能天気な日常とおてがみ。
これは、小さな女の子が成長をして、そして恋をしていく物語。主人公はちょっぴり風変わりで、どこか微笑ましい幼い女の子。タイトルのとおり手紙のやり取りを織り交ぜつつ、ゆっくりと成長していきます。そして恋が始まっていく後半。物語は淡々と流れていくのに、行間から伝わってくる仄かな想いが微笑ましくて微笑ましくて。そしてそれを穏やかな海のような優しい眼差しで見守る青年。一話読むごとにほんわかほっこり、時に身悶え。静かな、けれど雄弁な語り口が、この「小さなイリスの物語」の余韻を何倍にも引き立てていて。心温まる素晴らしい作品です。ぜひご一読を。
圭沢
4位:『ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです』
作者:花木もみじ
リコリスは奇妙な既視感に悩まされる大人びた子供だ。ある日父親から自分の婚約者について聞かされたリコリスは、それが前世でプレイした乙女ゲームのキャラクターであると思い出す。「私がゲームヒロインのライバルポジション? バッドエンドで刺殺される系女子? 冗談!」主人公が周囲のヤンデレ回避に努めます。本編完結済み。★★アリアンローズ様よりシリーズ全4巻発売中です★★
もちろん目を引かれる題だとは思いますが、書籍化が示しているとおりしっかりした肉付けをされて素敵なお話に仕上がっています。設定にふりまわされることなくメタなところはあくまでもスパイスに過ぎないのではないでしょうか。登場する人物たちもページを追う毎に魅力的になっていくようで、なにより主人公が「主人公だから!」というチートのもとにではなくごく自然に、「ああ~そりゃあ好きになっちゃうわ~」と納得できるところがとても気に入っています。ということで主人公が好みだったのも大きいかも。説得力のない物語はつまらないものです。感情移入もむずかしい。けれどそうでないものを作るのはとても難しいことだと思うのです。最高作!!と手放しにおすすめするのではないですが、ぜひ読んでいただきたいお話です。
touko
鞄の中も、机の中も、探したけれど見つからないのさ、ルルル〜バタバタ、ガッタンッ!って!こ、ここにあっただ…と!?というわけで、萌えを味わいたいそこのアナタ、読むこと必見です。ただの転生ものとか、思ってたら転びますぜ。それか、跳び跳ねる。真面目な、真面目に。私は、跳び跳ねました。(体験談)ちょいちょい、混ざったスパイスに感情の起伏を感じ、やられつつ魅力的なこの物語を読んでほしいものです。是非とも、是非とも…
意馬心猿
3位:『助けて! Goodfull先生!!』
作者:髙田 電卜
メタボリックな生活が災いして享年三十余年。グッバイ前世。ハロー今生。現代知識でチートしてやろうではないかと思いきや、現実問題、実用段階の知識なんて持ってませんでした。ニトログリセリン?どうやって作るのよ?ジャガイモって何処にあるの?透明ガラスの作り方?炭素鋼の作り方?そんなの知らないよ僕。だがしかし、天は私を見捨てなかった。生まれは王族というチート職業。そして兄や姉はチートレベルの異能持ち、さぁこいチート異能よ我にも宿りたまへ……やっぱり天は我を見捨てました。異能をくださいませんでした。そして残念王子として避暑地に軟禁された我。このまま僕は腐って死んでいくのだろう、そう思い日々を過ごす中、天は見捨てたが、goodfull先生は私を見捨てていなかった!時代を重ね、サービスを拡充した先生はまさにデウスエクスマキーナ!!さぁ私の時代の始まり、いや、先生の時代のはじまりだ!!見ていろ異能者ども!!先生の御力の前に貴様等は平伏すのだ!!
基本は”テンプレ”です。では、この作品を極上たらしめている要素は何か?それは緻密で高圧力なテキスト群にあります。構造体が装飾を兼ねているので、どこをとっても堅牢で楽しく美しい。無駄が極力排除された地の文過積載を限界まで追求した幅広いネタ過不足のない状況描写毒素に配慮されたフェチ過激バトル情景マーブル柄の政治模様上げて落としてひねってジャンプして絶望してからレールに復帰するイ○ディージョーンズ展開と演出完成されたシステムは美しさを備えます。迂闊に手を加えられない力強さと静謐さを備えているからです。文字が多いのに、いつもと違って少しももたれない。そんな不思議体験が待っています。覚醒編?:Q1(10万)暗躍魔王編?:Q2(9万)そんな濃密な19万字コースター体験をあなたに。Q3もあるらしいよ!
ftg
2位:『転生したらスライムだった件』
作者:伏瀬
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!え?…え?何でスライムなんだよ!!!などと言いながらも、日々を楽しくスライムライフ。出来る事も増えて、下僕も増えて。ゆくゆくは魔王でも目指しちゃおうかな?そんな、どこかずれた天然主人公の異世界スライムライフです。※本編完結済み。 番外編は、人によっては蛇足。
転スラは、ストーリーの流れが好き。転スラはネット上でも、小、中学校、高校、大学、果てには、世間話しにまで話題になるぐらい有名です。でも、「WEB版の転スラが終わって残念だよねー。」という声をちらほら聞くようになりました。 僕も同じく、このストーリーが好きだったので、続編とか全く気にならなかったのですが、続きがあっても全然いいと思います。 また、私は、書籍の方も拝見させていただいてますが、そちらも少し違うけど面白いと思います! 何だかんだ言っても、結局は、これからも頑張って下さい が言いたかっただけです(笑)
SubAtom2
1位:『その者。のちに・・・』
作者:ナハァト
とある出来事によって「山」に引き篭もった平凡な町民のワズ。2年後、彼は人との出会いを求めて山を下りる。だが、彼は自分が引き篭もっていた「山」の事を色々と勘違いしていた。そして彼は、人との出会いを繰り返し、そののち…※書籍版はこちらを元に大幅に手直しし、コミカライズは書籍版の方で描かれているため、内容の違う部分が多々含まれていますので、お気を付け下さい。
物語を書いた事のない全くの素人感想ですm(__)m「おい、主人公。俺と代われ。」なんというか、主人公に激しく嫉妬を覚える物語でした。うらやましすぎる…個人的に、もっとエロ描写を織り混ぜて欲しかったですが、各方面からの大人の事情を思いそこは仕方ないのかと思います。エロ描写がもうちょい限界ギリギリの線まで果敢に攻めれていれば満点です。限界突破しても全然おkですがwしかし面白い。続編がありましたらまた読みたいです。
ShameBrave
最初の頃は面白かったけど、途中から、ん?ドラ〇んボール?って展開になりラスボスも引っ張った割にあっさり過ぎて…ちょっと無駄が凄く多くて必要な所が足りないかなと言う印象です。ハーレムヒャッハー、オレ最強!な物語なのは分かりますが無理矢理引っ張りすぎて色々な事がぼやけてしまっていて勿体なかったなと…面白かっただけに残念だな、と言う印象です。長編お疲れ様でした!
サバお