パスタイム

要素: 隠し剣

羨望剣犬笛

評価:★★★★☆ 4.3(2)
 笛鳴らしの方治は居残りである。  居残りとは遊びの金が支払えず、妓楼に留め置かれた者をいう。本来ならば肩身が狭くて然るべきところだが、あちらこちらから「先生」と呼び親しまれるこの男は、少しばかり異なる居残りであるようだ […]

虚勢剣燕雀

評価:★★★★☆ 4.3(1)
「堀兵馬を斬れ」。尾津誠吾に命じられたのは、かつて龍虎と並び称された剣友の暗殺だった。石虎と燕雀。それぞれの想念に基づくふたつの秘剣が、今相対する。アルファポリス第1回歴史・時代小説大賞、最終候補作。

懈怠剣梅明かり

評価:★★★★☆ 4.2(1)
 佐々木景久の竹馬の友たる池尾彦三郎。彼は、果し合いをする事になったのだという。  立ち合うは後藤左馬助。彦三郎の父に己が父を殺され、その復讐の為に諸芸を修めたという触れ込みの男である。  秋月道場の末席を景久と争う彦三 […]

堕落剣鎌風

評価:★★★★☆ 4.3(1)
 受けるとも受けずとも、いずれにせよ末路には死あるのみ。斯様な暗殺依頼をねじ込まれた芹嘉門は、心中にあったわずかな欲からそれを受諾する。  斬るべきは堀田春元。振るわれるは秘剣鎌風。  遅れてきた男は、同種同類との剣舞の […]

悔恨剣骨無し

評価:★★★★☆ 4.1(0)
 丘崎左内により不遇の身に落ちた関又左衛門。それでも彼が面を伏せ、身を慎んで堪えたのは、妻の先行きを案じたればこそである。だが、その妻が死んだ。又左衛門が案じるものも、又左衛門を案じるものも世より失せた。斯くて関家の秘剣 […]

忘恩剣蛍火

評価:★★★★☆ 4.2(0)
 甲斐谷忠見が死して後、残された道場を凶刃が襲い始める。その上あろう事かその振るい手は、忠見の秘剣蛍火を繰ると推察された。  甲斐谷四天王のひとり、洗馬源次郎はこの暴威に抗するべく一計を案ずるが──。