20位:『終末世界の創世記』
作者:言乃葉
長寿人気ネットゲーム『エバーエーアデ』をプレイしていた人々が、ある日何の前触れもなくゲームと似た世界へ自らのキャラクターの姿と能力を持って転移してしまう事態が発生した。 ゲームだったの世界が、現実となって戸惑うプレイヤー達。平穏だった生活から血生臭い混乱の世界へ放り込まれ、訳も分からないまま命を落とす人達がいる中、力に酔いしれて暴徒と化す人々も現れる。 プレイヤー達の混乱はやがて転移先の世界を巻き込んで大きなうねりとなっていく。そのうねりの中に【ルナ・ルクス】と名乗るプレイヤーがいた。 ソロプレイをスタンスとしてきた黒ずくめの少女は、転移した後の世界でもその姿勢でサバイバルを始める。 混乱し暴走しだす人々から離れ、ルナはもう一つの現実となった異世界で生き抜こうと動きだす。 本作はMMORPGもの、というより異世界転移サバイバルの傾向が強いお話になります。 2013/06/15 アルカディアにも転載しました。
よくあるようなMMORPGから異世界へトリップする話ですが、人間の欲望や世界情勢、何よりも心情描写が光ってると思います。とてつもない濃い文章、まるで自分がトリップしてしまったかのようなリアルさ、悩み、傷つき、それでもなお足掻き続け、時には残酷な選択を迎える主人公。止まることさえ許されないこの世界で懸命に生きていくプレイヤー達。人間の醜さや本質が出ていて、読めば読むほどのめりこんでいくかのようです。このシビアな世界、物語を読んでみる価値は絶対にあります。
コノハ
MMORPGから、主人公達がキャラクターのステータスを引き継いだまま異世界へトリップする話。これだけみるとさして珍しいものではないが、読んでみるとこの作者の作り上げた世界がどれだけ異質なものか直ぐにわかる。私は偶然目に入ったこの作品を読み始め、最初の数ページでもう鳥肌がたった。残酷なまでにリアルな世界観、異常事態に巻き込まれた他のプレイヤー達の反応、そして作者の文章力が描き出す魅力的な主人公勢。どれをとっても一級品だと思った。更新速度こそ遅めだが一読の価値は絶対にある。
石動
19位:『従魔使いのベアリアスワールド・オンライン』
作者:雪結晶
――魔物使いはロマンだ! 運よく抽選に当たり、最新型のVRゲーム機で新発売のゲームソフト、VRMMO『ベアリアスワールド・オンライン』をプレイできることになったユウ。 ゲーム開始時のキャラクター作成で、魔物と共に戦える従魔魔法に興味を惹かれ、従魔使いとして進むことに決める。 従魔魔法の説明を受けてみると、魔物カードと呼ばれるものを使用し、従魔を様々な種類の魔物で召喚する魔法だった。 そんなこんなで、ユウが従魔と共にベアリアスワールド・オンラインの世界を楽しむ物語です。
18位:『戦場のフロンティア ~気がついたら銃と兵器のゲーム世界に生産職で転生してた~』
作者:主水/邑上主水
しがないおっさんサラリーマンの悠吾が、帰宅途中にふと寄ったゲームショップで発見した新作ゲーム「戦場のフロンティア」銃と機械のガンシューティング型MMOという言葉に惹かれて購入するも、それは悪夢の始まりだった! ゲームをプレイしていたはずなのに、気がついた時に悠吾が立っていたのは「戦場のフロンティア」のゲームと酷似した世界。さらに、死んでしまったらリスポーン(復活)が不可能になる最悪の特殊称号「亡国者」というとんでもないものを与えられて…… 強力なスキルも無い生産職で敵の領土のまっただ中に降り立ち、敵対国家のプレイヤー達から命を狙われてしまう最悪の状況で、悠吾は持ち前の「鈍感力」を武器にバッドエンドを避け無事に現世に戻ることができるのか!? 銃と兵器のFPS+MMOの世界で、脳天気マイペース主人公悠吾が現世に戻るために四苦八苦する物語です。 ※4/26本編完結しました!
単純な主人公最強系の小説じゃない所が良い。困難を仲間と乗り越えていく展開に手に汗握った後で、ほっと一息つける話があり、長い作品ですが一気に読めます。なによりも、つい先日完結されたばかりなのでこれから読み始める人も安心して最後まで読めるのではなでしょうか。たたみかけていくラスト、主人公達はどうなるのかぜひ読んで確かめてみてください。ゴールデンウィークのお供にこの作品おすすめです。
いながわ
主人公の悠吾が背負う枷は、リスポーン不可という過酷なものです。しかもこのゲームは対人戦が当たり前に行われる世界。そして他に閉じ込められたプレイヤーたちに称号「亡国者」のことはあまり知られていない。しかも彼が降り立ったのは敵国真っ只中で、当然彼自身のレベルは1です。他の人は二桁あったりします。ひどい。しかし彼は諦めません。試行錯誤を重ね、今まで遊んできたガンシューティング系ゲームの知識と経験をフルに使って同じ称号を持つ仲間たちと最悪の状況からの脱出を試みます。物語の展開はまさに怒涛の一言です。息の詰まる状況が停滞することなく進んでいきます。世界観もなかなかにユニークで、武器は銃主体なのにファンタジーめいた職業があったりします。主人公はその題名の通り生産職となりますが、なかなかに謎が多そうで成長過程に期待が持てそうです。是非あなたも手に取ってみてはいかかでしょうか?
Senritsu
17位:『部活の先輩の、三つ編み眼鏡の美少女さんが、ネットスラングに興味を持ちすぎてツライ』
作者:雲居 残月
【1話完結。連作短編。どこから読んでもOKです!】中学二年生の僕は、厨二病まっさかりのお年頃。ネットを巡回しては、怪しげな知識を集めて喜んでいる。そんな僕が所属している文芸部の美少女な先輩が、最近ノートパソコンを買って、ネットスラングに興味を持ち始めた。先輩は僕に、怪しげな言葉について質問してくる。「あ、あの。それは性的な意味なんですけど……」ちょっとエロかったり、腐っていたり、そんな用語を、純真可憐な先輩にどう答えるか。それはもう、悩ましい毎日。「サカキく~ん。これ、どういう意味?」うわっ、やばい。先輩が質問してきた。僕のドキドキで「ツライ」毎日が、今日も始まった。※頁末に2周目情報あり。(初出:本ページ、遅れて重複投稿:はてなブログ、CRUNCH MAGAZINE、note、E☆エブリスタ)
内容はネットサーフィンをする上で目にするであろうメタな方面のネット用語(orz、飯テロ、ノシなど)をキャラクターのやり取りで解説していくというもの。 その意味を知らない人にはネットを活用していく上で役立つ辞書がわりになるし、逆にその意味を知っている人にとってはその用語が生まれた起源・経緯を知ることが出来るからまた面白い。その掘り下げ具合は実際に書店に出して売る本としても通用する程に深く、それをわかりやすくまとめる作者に頭が上がらないくらいだ。 そして、それらを唯の解説文章として終わらせず、ところどころにキャラクターの個性で彩ったコメディを織り交ぜて楽しませてくれる。 誰もが一度は読んでおいて損はない。ただし、取り扱っているメタ用語の中にはR-18な意味合いなものも堂々と上げているのでそこらへんは注意。
swoin
基本一話完結。お題の用語知識が無くても楽しめます。時間のない人にオススメ。そうでない人にもオススメ。毎回、ネット用語の解説を軸に気になる先輩との会話にドキドキするお話です。題材にごまかされそうになりますが、濃密な言葉遊びに彩られた確かな構成と良いテンポで、読み手の心をつかんで離しません。ネット用語慣れしている人ならば、”こうかはばつぐん”でしょう。ちりばめられた小ネタもクスっとくること請け合いです。
ftg
16位:『この私が麗しの女神だなんて異世界さんありがとうございます』
作者:黒杉くろん
私はブスです。厚ぼったいひとえの瞳に低い鼻、歯並びまで悪い大きな口。伸ばしっぱなしの天パな髪、身長155cmの短足、ぽちゃ…いいえデブです。こんな残念な私が召喚されたのは美醜が真逆になったブスほどモテるファンタジーな異世界!超美形(向こう基準超ブサイク)の王子様の結婚相手として呼ばれたのです。大変ありがとうございます!王宮のブサイク(向こう基準イケメン)さんのたくさんの求婚を回避しつつ、大好きな王子様と結ばれるため頑張りますよ!自分の見た目が大嫌いな2人が幸せになるまでのお話。ラブ&コメディ、時々シリアス。でも最後はハッピーエンド!(※しょっぱなから主人公たちのイチャラブがフルスロットルですが、理由があり、後半にて判明します。マジか!と思われるかもしれませんが、お付き合い下さったら助かります)完結しました!
15位:『世界に嫌われた女の子』
作者:chemical
ハルがふっとばされた世界で出会ったのは、神と皇帝。女嫌いの皇帝と人を信じきれない少女のはた迷惑な恋物語。
14位:『身代わり魔女、冷酷王に挑む』
作者:遊森
【完結】王太子妃に内定した令嬢は、ある秘密を抱えて悩んでいた。彼女を助けるため、魔女シェラーサは王太子も承知の上で、ひとまずの身代わり妃になることに。面白そう、などと言っていた魔女だったが、王宮で『冷酷王』と呼ばれる国王エヴィルソンに会ってから変化が…!?(あるいは、ヒロインが友人の身代わり婚約者として彼氏の実家に行ってみたら超好みの義父がいて、自分の秘密を隠しつつこっそり彼に見とれているお話です)
13位:『セカンダリィ・ワールド RMT』
作者:鏑木カヅキ
引きこもりで肥満体、卑屈な性格の戸塚リハツは、ある日、借金が一千万円あると言われ、VRMMO『セカンダリィ・ワールド』通称、SWへと強制的にログインさせられてしまう。 そして、リハツはナビである妖精リリィと共に借金を返すため、SWのファンタジーサーバーで生きることを決意する。 これは多くの人々と出会い、様々な困難を乗り越え、名を馳せ、成長していく物語。※第一部終了と共に完結しました。第二部を始めるかは未定です。※大きな山場のある話のタイトルに▲をつけました。
12位:『白竜に転生。だが死にそう。』
作者:ナナシ
竜に転生して思い上がった俺の前に立ちふさがったのは人類だった。――あれ、人類凄い勢いで進歩してね?不利を悟った俺は人類に下ることを決意した。孤高の狼も最高だが、家の炬燵で温まる柴犬だってそれなりの幸せがあるのだ。ところが事態は俺の予想を超えた展開に……。
11位:『スライムなダンジョンで天下をとろうと思う(再掲載)』
作者:再藤
おちこぼれの魔法使いが、研究の果てにつくりだした妖艶な人型スライムの「スラ子」。能力も性格もはちゃめちゃなスラ子の存在がきっかけになって、行き倒れの妖精を仲間にしたり、狼の血をひく女の子冒険者と知り合ったり、ヤクザな竜に振り回されたり。スライムを愛するヘタレな主人公が、たくさんの出会いや出来事を経てちょこっとずつ成長していく物語。2014年12月12日から、アース・スターノベル様より『スライムなダンジョンから天下をとろうと思う。』に改題して書籍化させていただいています。皆様、本当にありがとうございます。※ログインアドレス・パスワードを紛失してしまい、運営様に許可をいただいて新しいIDで続きを更新しています。詳細については活動報告に記載させていただきました。
10位:『さよならは素顔のままで』
作者:桜野はな
高一の夏休み直前、三年付き合ってた彼氏に振られた私は落ち込んでいた。けれどそんな傷心に浸る間もなく、母親の再婚が決まって新しい家族が増えることになり……。
9位:『偽り悪魔の存在理由』
作者:石田梅
その愛らしい容姿と満ち溢れる優しさから、学園の天使と称される姉の美月。派手な外見に傍若無人な態度から、学園の悪魔と称される妹のアキラ。まったく正反対の姉妹だと思われている2人だが、実はその関係は偽り。アキラとは、美月を守るためだけに引き取られ、白河家に尽くすことに人生をささげてきた他家の少女であった。天然純粋培養の天使に群がる愚か者共を人知れず蹴散らしてきたアキラだが、乙女の花盛りを迎えた美月の婿探しが始まったことで、少しずつアキラの世界が変わっていくこととなる。
8位:『薬屋さんの錬金術師』
作者:エイキ
ギフト「錬金術」は人々に大きな恩恵を与えたのも今は昔、研究し尽され今では死にギフトと呼ばれるものになってしまった。そんなギフト「錬金術」を与えられ生まれた少年ユリト。ユリトは自分の能力を使いながら自分の町で精いっぱい生きていく。
最初は、面白い作品でした。最近、特に思うのですが、主人公に町を離れたくないって言うトラウマがある事は、理解します。でも、その事が主人公の魅力を大きく下げているように感じますねそもそも、主人公の能力が多くの素材と日々の研鑽が必要な力で、あればあるほど1つの町ては限界があるしそもそも探求心のない人物を『錬金術師』を名乗って欲しくないですね。今日の話で、今後読むのを止めようと決意しました。探求心が無いだけでも、疑問が湧くのに向上心までも、なくなってしまうのは読むに耐えない作品に成り下がってしまった判断せざるを得ません。この作品を、今後読まれる方は話が進めば進むほど、不愉快なる事を覚悟して読了ください
しのぶちゃん
生まれたとき、神様がくれたスキル『ギフト』剣術の才能のない主人公が「死にギフト」と呼ばれるギフト錬金術を駆使し、アイテムを作成し所持金を増やし魔物を倒しレベルをあげ時に理不尽な苦難にあいながら、成長していきます。ご都合主義ではありません。そういう(ご都合主義ではない)物語がお好きな人必読です。勇者と主人公の関連性これから、物語がどう進んでいくのか楽しみです。
とむこ
7位:『乙女転生―悪役令嬢REPLAY―』
作者:せおはやみ
ゲームの原作世界の中で一人の高貴な令嬢がいた。彼女は醜聞も構わず死の間際まで己の矜持を貫いた。 そして彼女が最後に呟いたのは……
6位:『イミテーション・ジュエリー』
作者:久條 ユウキ
芸能界へのスカウトを受けたその瞬間、「あ、これネット小説の世界だわ」と気付いた希。その小説での彼女は所謂【悪役】で、メインヒーローに入れあげた挙句新人女優であるヒロインにトップ女優の座を奪われてしまうかませ犬的役割を担っていた。シナリオに逆らえないならせめて最高のライバルになってやる!と意気込んで頑張った結果、とんでもないハイスペックさを手に入れてしまった希の明日はどっちだ。※4/20後日談のその後「近況報告」を前後編という形で2本投稿しました。これにて完全に完結です。応援ありがとうございました。
5位:『魔王~そうだ、勇者を嫁にしよう~』
作者:鬼頭鬼灯
世界には魔王がいた。二大国家の内の一国である、アテナ王国の王は勇者を募り、魔王討伐を命じる。 勇者一行の動きを察知した魔王は、ちょっと怒っていた。 こんなにも真面目に国を治めているのに、なぜ、打ち取られなければならない? 意味が分からない。 それに勇者と勇者のパーティ構成には、疑問がある。どうして勇者はアテナ王立軍の中佐なんだ? 何故トップが来ない? そしてどうして、勇者以外は全員女なんだ。ハーレムか? ――馬鹿馬鹿しい。 だから魔王は決断した。 勇者がやってきたら、絶対に嫌がらせをしてやろう――と。 意気揚々と魔王討伐に向かった勇者と、不満たらたらで勇者を待ち構える魔王の出会いから、運命(のラブ)が始まる。※本作品の無断転載・および翻訳はお断り致します。
4位:『聖女が、壺』
作者:六つ花 えいこ
「聖女様、どうか世界をお救い下さい」よくある異世界トリップ、よくある世界滅亡。ただし助けを乞われた我らの聖女様の顔は――壺だったのです。優しそうなのは顔だけだった魔法使い、同郷の男子高生はチート勇者。果たして壺に与えられたのは、食べられない話せないの多大なるハンデでした。けれどきっと大丈夫、彼女の取り柄は、若さと、愛と、笑顔ですもの。壺の聖女様の魔王討伐――いざ、始まり始まり。――――――――――【聖女シリーズ第三弾 ※単発でも読めます】2018年9月、アリアンローズ様より「突然ですが、聖女になりました。~世界を救う聖女は壷姫と呼ばれています~」というタイトルで書籍が発売されました。
『聖女の、その後』は、普通に面白かった。『聖女の、妹』を読んだときは、「久しぶりに面白いのに当たったな」と思った。『聖女が、壺』は、最初っからげらげら笑いながら読み進めた。壺姫の首をかしげるしぐさがかわいくてしょうがなかった。オーバーアクションが見て取れて、笑えた。長過ぎないのもよかった。シリーズを読み終わって、「感動した。ありがとう」
虹母
3位:『J/53』
作者:池金啓太
能力と呼ばれる特殊な力が一般的となった世界で生きる「引き出し」と呼ばれた少年五百グラム以下の物を収納するという能力しか持たない、落ちこぼれの烙印を押されている少年が幾つもの事件に巻き込まれる中、都合のよい最強の力など手に入るはずもなく、自分達の持っている力で仲間と共に苦難を乗り越えていく物語※実際に能力者がいた時こんな世界になるのではないかというのをできる限り再現したいと思っています皆様のおかげで累計PV41,000,000突破しました!二周年突破しました!メインストーリー完結しました!
超能力が認知されている現代風世界を舞台に、少年少女能力者達の活躍と成長を描いた作品。主人公は、様々なトラブルに巻き込まれるのですが、持っている能力は、汎用性こそ多少あるもののスペック的には弱く、そこを個性的な仲間の能力や、知識や作戦で補いながら乗り切っていきます。その様子は爽快でバラエティに富んでおり、読者を飽きさせません。また、本編完結済でボリュームもかなりある作品なのですが、話数がきちんと区切られていますので、読みやすい作りになっています。もっとも、私は一気に読み進めて中断しどころを見失った記憶がありますが……。なにはともあれ、完結済作品をまとめ読みされたい方にはオススメの一作です。余談ですが、本作のタイトルの読みは第一話冒頭に記述がありますので、ここではあえて触れません。こう書いておけば、より読者増に貢献できるでしょうか……?
Taranome
この作品は毎日更新なので膨大な量となっていますが、そんなこと読み始めたら全く気になりません。むしろこれだけのレベルの作品を無料で読んでも良いのかと心配になるくらいです。作中には超能力が出てきますが、設定がリアルで作り込まれているため違和感なく話に集中できます。バトルも超能力だよりではなく、超能力を活かした作戦をたてて戦うので読み応えがあります。時間があるときに集中してじっくりと読みたい作品です。
2位:『詰みかけ転生領主の改革(旧:詰みかけ転生領主の奮闘記)』
作者:氷純
享年29歳の男――人生をドロップアウトするには早すぎる死だったが、気が付けば領地を持つ上級貴族の息子、ソラ・クラインセルトとして転生していた。――主人公の両親が統治する場所は、賄賂に横領、重税、領主軍を使っての領民拉致&奴隷化etc……。眼前に広がるのは、豚領主(父親)によって破滅寸前まで追い込まれた“詰みかけ領地”!ソラ・クラインセルトはこの状況を巻き返せるのか!?まさかの二歳児が挑む、領地改革ファンタジー登場。タイトル、あらすじは書籍版に準拠しました。
タイトル通りです! もう、最悪としか言いようがない場所に生まれてしまった主人公のソラ。 両親は豚よりも醜い姿、領地はふざけた領地経営で火の車、領民は飢えと寒さに苦しみまくっている。 どうしようも無い場所に生まれ変わってしまいました。 それでも、彼は諦めません! 前世で培った知識をフル活用し、領地再生を試みます! 薪代用品の開発から、漁業の育成、養殖と様々な事に手を出していく姿は、もう読んでて楽しいですね! そして……そんな彼も裏切られてしまう事があるのですが、そう簡単には転びません! 大事な仲間を救い、危機を脱するのです! 爽快ですね! 皆さんも、そんな作品を読んでみませんか? きっと、気分爽快、楽しいさ爆増、間違いなしです! 是非、ご一緒を!
竜愛
これも読んでからだいぶ経ちますが、ブクマの限界が近くなってきたので手放す事にしました。当時はランキング上位の完結済みの作品を読み漁っていました。とにかく領主である親が食い荒らした限界間近の領地を少しずつ立て直していくのが地道ですが、結果を出して行って、最後はハッピーエンドです。主人公の様々な発想が領地を変えていきます。
1位:『無職転生 – 異世界行ったら本気だす -』
作者:理不尽な孫の手
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうやら異世界に転生したらしい。 彼は誓う、今度こそ本気だして後悔しない人生を送ると。【2015年4月3日23:00 完結しました】 完結後の番外編はこちらで連載中です。 無職転生 – 蛇足編 -http://ncode.syosetu.com/n4251cr/
なろうの最高峰。そう言われて連想する作品は何だろうか?私は一番に『無職転生』を挙げるだろう。ただ、それは『なろう』内に限った話だろうか?世の中に普及の名作と言われる作品はたくさんあり、文豪と言われる人物も存在する。川端康成ヘミングウェイトルストイ枚挙に暇がない。それが比較的最近では、村上春樹東野圭吾理不尽な孫の手と言われて久しい。なろうの最高峰を張るに足る作品。それが無職転生である。本作を読まずして、なろうを語ること能わず。
暮伊豆
異世界転生系の作品は同じ様な内容が繰り返されがちですが、この作品はどの章も違った内容が書かれていて読むのが楽しかったです。自分は飽き性で日をあけてしまうとすぐに読む気が失せてしまうのですが、この作品は日を空けても飽きることなく最後まで読んでしまいました。また、主人公最強で書かれているのですが全部が全部最強というわけではなく、戦って死にそうになったり、転生前の女好きがそのままだったり、土下座があったりとかっこ悪い所も残して書かれているところも飽きない要素の1つだと思います。一作品で2度目の人生全てが書かれている形式、主人公の著書や主人公の生い立ちを第三者が書く、みたいな形式も風変わりで面白かったです。女性キャラは言うまでもなく多く出てきますが男性キャラも適度に登場していて、女性でも読みやすい作品だと思います。読んでいない方は是非!最後に、アニメ化おめでとうございます!絶対見ます!
麦米粟