20位:『転生少女、徒然なるままに〜in悪役令嬢〜』
作者:雪国
一回目の人生は現代日本の女子大生。アニメ、小説、ゲームが好きで少し腐っていたことを除けばいたって平凡な人生だった。 しかし、気が付くと二回目の人生を異世界の大国でお姫様としておくることとなっていた。美形な両親のもとにチート級の容姿で生まれたお姫様はとてもじゃないが平凡とは言い難い人生を歩むことに。怠惰な性格と機能停止した表情筋のせいで無口無表情、おかげで周囲は勘違いをして望んでもいない溺愛とヤンデレの狭間をいったりきたり。 そして二度あることは三度ある。気が付けは三度目の新たな人生。その次の舞台とは――ええ、タイトルでわかります。乙女ゲームに出てくる悪役令嬢ですってよ。※この小説は改稿することにしました。新たに名前を変えて小説投稿するので、こちらの方は今後更新されません(2015年5月23日)
19位:『ご遠慮乙女 ∨ ゲームプレイ』
作者:リゼ
私の名は葉山美鈴 (はやま・みすず)、前世の記憶を持つ中学一年生の女子である。 今世の世界は、前世の私が遊んだ十八歳未満の方はご遠慮下さいな同人乙女ゲームと、何故だか酷似していた。お隣の御園 (みその)さん家に住む女子大生、皐月 (さつき)さん。彼女がその乙女ゲームのヒロインであり、私は彼女のアドバイザー役を割り振られていた。あくまでも、ゲームの中では。 しかしながら今世を生きる上で、ここはゲームシステムではなく法律と物理法則と一般常識に支配される現実世界である。 例のゲームのような非常識でホラーでクリムゾンな展開は絶対に回避したい私だったが、皐月さんは攻略対象のうちの一人、准教授に夢中になり、彼の乙女の恋心ルートに乗っかったらしい。 それはまあ、仕方がない。突入してしまったものはもう仕方がない。 ゲーム展開でヒロインと攻略対象の間で行われる恋の駆け引きにおいて、アドバイザー役を割り振られている現実の私に出来る事は、基本的にほぼない。というか、選択肢の内容そのものを全く覚えていない。だから私は、彼女が間違った選択肢を選ばないよう、祈るだけだ。皐月さんのヒロイン力を信じて! ゲーム中での情報提供という能力が現実の私に無い以上、アドバイザー役としての最低限の役割……准教授ルートの片割れ、チャラ男先輩の足留めを決意した私であるが、立ちはだかる問題は無情である。 犯罪者に変身する可能性を秘めた『チャラ男先輩』はいったい、どこの誰なのだろうか?
18位:『流界の魔女』
作者:blazeblue
与えられた『勇者』としての役割を終え、一葉は故郷へ還る――はず、だった。瞬きをした一葉の視界に映ったのは周りを取り囲む物騒な人々。戸惑う彼女のすぐ近くには怪しげな中年男性。罵倒の言葉を浴びせかけられた一葉は反射的に『相棒』へと手を伸ばした。 『コトダマ』と『狛犬』と高精度の『嫌な予感』を武器に、元女子大生は異世界で生きていく。
ワケも分からぬままに異世界へと召喚され、魔王打倒を強制される主人公。帰りたいが為に戦う。生きたいが為に殺す。 そんな苦悩の末に、遂に魔王を倒した一葉。 しかし魔王を倒した後、再び異世界へと召喚されてしまう。 そんな新たな世界で出来たのは、友達と家族。泣けて笑える、ちょっぴり怖い。でもとても心温まる、素敵な物語です。・追記一葉カワイイ!!
豚割
異世界に訳が判らないまま召喚され、強制された己の使命を命がけで果たし、全てから開放されようとした瞬間にまた異なる異世界に召喚される理不尽。そして新たに召喚された異世界でも次なる使命を背負わされ、心身ともに傷つき疲弊していく主人公の一葉。神に運命を弄ばれたかのような彼女の運命はどこに転がっていくのか……。物語の序盤は一見するとシリアスな展開に溢れているように思えますが、読み込んでいくと温かい物語の本質が見えてくる良作です。主人公の一葉と、彼女を支える表情豊かな様々な登場人物。個性的な彼女達が織り成す豊かな人間模様の本質を捉えることが出来た時、極上の読後感を得られる事と思います。様々な思いを抱かせる『流界の魔女』お勧めです。未読の方は是非読んでみて下さい。
茶ノ木蔵人
17位:『側妃さまの目論見』
作者:華霜
国王陛下が正妃さまを迎え入れるにあたり、後宮は解散するようです。従って側妃の私もお役御免となりました。さらば後宮。実は私、やりたいことがあったんですよね。今から楽しみで仕方ありません!…あら陛下、何かご用でしょうか?マイペースな側妃さまと国王陛下の攻防。※本編は二話で完結。とりあえず番外編も完結しました。続編「不憫陛下と恋の駆け引き」をのんびり投稿中です。※R15タグ外しました。
16位:『アパレル系悪役令嬢はチート知識で無双する』
作者:イーコ
乙女ゲーに転生してしまい没落確定の悪役令嬢になってしまった。だが……私は負けない。主人公に婚約者と弟を盗られる前に、捨ててやる。そして、のうのうと生きるために、前世のチート知識を生かしてファッションで儲けてやる! 春夏秋冬日々生活と、それの終わりまでの物語。※外伝更新しました。
15位:『どうも。先日助けていただいたダークドラゴンです』
ある夜、ドラゴンだと自称する美少女が俺の前へとあらわれた。 そして、こんなことを言い出したのだ――「わたし、ご主人さんに恩返ししたいです!」 条件付きでなければ魔法が使えない高レベルの魔導師・マーヴィン(←目つき悪い)と、魔力を封じられたダークドラゴン・ルゥシール(←巨乳美少女)。 行き場のない二人が寄り添い、壮大な野望を抱きながらも、目先のことに一喜一憂しつつ、なんとかかんとか苦難を乗り越えて、場当たり的に世界を旅するほんわかファンタジー開幕!(※諸事情により、ダークドラゴンは終始人間の姿をしております)※作中に有名無名なモンスター・神・天使・悪魔・妖怪等が登場しますが、 それらは作者独自の解釈により容姿・能力・性格等が変更されている場合がございます。 あらかじめご了承ください。作者マイページhttp://mypage.syosetu.com/489881/
14位:『少女の杖に宿る騎士』
作者:支援BIS
アルダ領主の娘シーラは14歳になり、魔法学校に入学した。才能の豊かさを保証されていたはずのシーラはなぜか、どの実技でも能力が低く、周囲から見下されてしまう。そんな彼女を見守る存在があった。それは彼女の杖である。その杖には太古の英雄がやどっていたのだ。シーラが危機に陥るとき、杖はおのれの恩寵を解放する!
13位:『おまいら助けてくれないか?ってスレ立ててみた』
作者:日暮 千疾
完結。『なんか異世界っぽい所に拉致られて帰れないんだけど、おまいら助けて』そう掲示板に書き込まれた事から全てが始まった。暇に任せてそのスレッドに係わった男とそのスレを立てた主婦の異世界拉致物語。勝手に召喚し、失敗作と言われ神殿から追い出された平凡能力なしの主婦(子持ち)が後に召喚されたチートで勇者にされた彼とスレ住人に色々助けられて帰還しようと地味に奮闘する話。短編「おまいら助けてくれないか?」の続編。短編を読んでいないと全く理解不明ですのでお気を付け下さい。暇つぶし程度のノリで基本短文です。他サイトにも重複投稿しております。
12位:『終わる日』
作者:リタ
王子の婚約者であるリリアーノ。しかし、誕生祭の日。王子が愛する者として手を引いたのは平民の美少女だった。身に覚えのない悪業の謝罪を求められたリリアーノはーーーー※別サイトでちらりと載せていたのを転載です!
11位:『現役編集者が「小説家になろう」で受ける作品と受けない作品を分析してみた』
作者:とある編集者
現役の編集者が、ここに投稿されている小説を50作品ほど読んでみた。その中で感じた、受ける作品と受けない作品の違い。※作品名は出しません。
ダサくなるのが嫌なら、~の後にサブタイトル的に内容説明文をつける路線が第二の手段でしょうか。 一文ずつを短くするのには納得。「~だったが、○○」を「~だった。しかし、○○」に修正するのは良くあること。 でも、書く分には妙に長い文も楽しかったりします。メリハリをつけてたまに長文をつかう場合は受け入れてもらえると助かりますね。
真名千
自分の投稿した作品は面白いはずなのに、なぜアクセスが増えないんだろう、ブックマークが増えないんだろう。やっぱり才能がないのだろうか…… そういう疑問や悩みをを、編集者としての視点で、具体例を挙げながら、解きほぐしてくれるお話です。 書き始める前に、一度目を通すことで、才能や表現力以前に、このサイトならではの特性を知るのは、決して損にはならないでしょう。
でもん
10位:『終焉のコドク』
作者:百舌巌
【プライムノベルス様より大幅に加筆修正して書籍化しました】これまでの応援ありがとうございます。環境汚染の続く某国で発生した致死性ウィルスの感染爆発。やがてウィルスは人間をゾンビへと変化させ生き残りの人間を襲い始める。家族思いの自衛官と、血が苦手な医者と、知恵と工夫と日用品で闘い続ける引きこもりニート、この3人が今日を生き抜くために闘い続ける話です。最初は歩くだけだったゾンビは走るようになり、やがて銃弾を弾くようになります。最近では火を吐いてます。*残酷な描写が入りますので苦手な方はスルーしてください。ツィッターもやってます@mosgen4989
この作品に魔法は出ない。いわゆる普通のゾンビモノであり、人間たちを主人公としたものである。ジャンルがホラーとなってはいるものの、SFや冒険に近い人間たちによるサバイバルパニックといったところだろうか。この作品のゾンビ達の感染力と戦闘力は非常に高い。世界中の軍事力を動員しても対処が難しく、人間たちは絶望的なサバイバルを余儀なくされる。しかしそれでも人の数は多く、運のない大勢の中でも非常に運の良い人間は生き残る。一部の主人公の序盤は、もはや運だけで生き残っていると言っても過言ではない。しかし、脆弱な人間達が巨大な危機に瀕した時、味方をするのは運なのかもしれない。これは、その極々僅かな幸運な生存者達が、非常に強いゾンビへの対抗策を模索する物語である。強いゾンビが見たい人は一度読んでおくと良いだろう。
ジェームズ・リッチマン
タイトル通り一気に最後まで読み進めました。面白い!すごい面白い!所々誤字や、すこし気になる点などありましたが、携帯小説なので気にしないで読み進めました。是非書籍化して細かい設定などを修正したやつを読みたいです。情景の説明もなかなかなか良く、脳内で想像しやすかったです。テンポもよく、読みやすかったです。とりあえずほんとに面白かった。楽しみに更新を待ってます!
たぬきそば、
9位:『異世界の天気予報士「明日、天気になーれ」』
作者:藤崎日向
これは天候を操る青年が、旱魃になって疲弊した大地を蘇らせたり、1日中だらだらしたりする物語である。※この主人公は安全第一主義なので、無理な事や危ない(本人にとって)事は一切しません。本編完結しました。(≧∇≦)
8位:『密やかに想う』
作者:水城雪見
修学旅行の帰りのバス事故で死亡してしまった2クラス分の生徒達。だが、肉体を再構成され、異世界に転生する事になる。パーティを組めず一人で転生することになる美咲。職業が料理人であった美咲は、辿り着いた辺境の街で異世界料理を出す店を経営する事になる。優しい現地の人達との出逢いや、友人や同級生達との再会。転生時に教師の一条と交わした約束を信じて、一途に待ち続ける美咲と、美咲を探すために旅に出る一条の物語。恋愛主体の異世界転移物です。冒険や戦闘は最低限になると思います。話のかなり後の方までヒーローは旅で不在です。90話を過ぎて、やっと再会しますが、それまでは離れ離れで消息さえ不明のままです。基本主人公視点の一人称ですが、別視点の話を含みます。2015/5/15本編完結済みです。今後は機会がありましたら、番外編の投稿を考えています。おかげさまで書籍化することになりました。詳しくは活動報告をご覧ください。
7位:『豆腐屋の社長さん』
作者:ふとん
実家の食堂を手伝っている私はただいま絶賛求職中。しかしやってきたのは冗談みたいなプロポーズだった。――社長さん、ウチではブラックカードは使えません。(大幅加筆修正の上、書籍化していただきました。(マイナビ出版ファン文庫)改題『神崎食堂のしあわせ揚げ出し豆腐』)
6位:『幼馴染みの君が言うには』
作者:六つ花 えいこ
「おかえりなさい」「あぁ、いらっしゃい」同じマンションに住む陽介と実里は幼馴染。最近では話すことさえなくなった二人であったが、ひょんなことから、実里は陽介のために毎晩家に通っておさんどんをすることになった。「いただきます」「はい、どうぞ」手と手を合わせて、心を繋いでいく二人の、のんびりとしたお話。
5位:『スウェイン伯爵令嬢の小さな王子様』
作者:喜多結弦
落ちぶれ貴族の我がスウェイン伯爵家に、五歳小さな王子様がやってきました。一年間預かることになった小生意気で可愛い王子様は、私を気に入ってくれた模様。毎日可愛くて呼吸もままならない。私の幼馴染兼婚約者様とは相性が悪いみたいだけれど……。2015.5/14本編完結いたしました。ありがとうございました!
4位:『きみをまもりたい』
作者:三国司
異世界トリップしたら飼っていた可愛い文鳥がなぜかグリフォンに似た大きくて強い怪鳥になっていた話。(全10話+後日談の中編。※タグの恋愛は後日談)
3位:『腕白関白・改定版』
作者:そる
この作品はArcadia様に2008年から投稿していて一度完結した物の改定版です。※朝起きたら戦国時代! しかし農民。このまま農業で一生を終えるのもよいと思っていたら、なんと叔父が秀吉だった!史実で殺生関白と呼ばれた豊臣秀次、切腹回避のために今、戦国時代を駆け抜ける!※注意:書籍化していますが、書籍とは後半のストーリーを変更して書いています。
2位:『ユニエの森の物語』
作者:加茂セイ
ユニエの森にひっそりとたたずむ教会。そこには戦争孤児である6人の少年少女たちが住んでいた。最年長であるシャーロを中心に、慎ましくも幸せに暮らしていたが、雪どけが近づいたある日の夜、リーザはシャーロに「この家を出て行ってもらう」と告げられた。
このユニエの森の物語(鯖の助著者)は非常に面白く私は何度も読み返して見ていました。完結済となっているから更新停止等になることはないので安心して読むことができます。内容と致しましては幼い子供達6人がユニエの森で過ごす日常物語となっていてチムニ村と言う村の村長さんの妨害にありながらも逞しく生活していくおしごとものです。主人公がお店を経営していく所が詳しく書かれているので是非読んで見て下さい。
轟
公共面では近代的な装いが整いつつある都市。舞台の始まりは、街にほど近い森はずれの小さな村の教会。6人の戦争孤児たちは肩身を寄せ合い、ひとつの家族を築いた。後見人であった神父の没後も、幼い彼らは糊口を凌ぐ。生活が安定して、商売も軌道に乗ってきた頃。一家の大黒柱のシャーロは、ある決断をする。それをきっかけに彼らの関係や役割意識に変化が起こる。少年少女の人間的成長を描いたハイ・ファンタジーです。登場人物の一人ひとりが、しっかりと物語に息づいています。したたかで地に足のついたシャーロの生き様と、ウィットのきいた落ち着きある文章がマッチしています。現代とは明らかに異質な「生活苦」の中にあって、そんなことを忘れさせるくらい温かい作品です。
滝田利宇
1位:『騎士団付属のカフェテリアは、夜間営業をしておりません。』
作者:厳
騎士団付属のカフェテリアでくいっぱぐれた騎士団長と、彼女を迎える料理長の物語。※双葉社Mノベルスから発売です。
勇ましくも合理的な女傑騎士団長とヘタレ料理長の恋愛物語。望む世界に留まるために、そして己の矜持のために騎士団長は非情にも徹し、その冷えた心と体を料理長が暖める。殺伐とした世情に暖かな関係を彼らは築く。===========================団長も料理長も、そして他の登場人物も容姿描写は控えめながら逆にそれが想像を掻き立てる位に背景がしっかり、でも過度に感じさせないバランスの良さがある。その上手さも是非お勧めしたい。