20位:『勇者召喚されたのに俺だけ勇者の素質がない件について(改稿前)』
作者:柏もち太郎
自称地味で不幸な少年である服部八雲は、ある日突然、クラスごと異世界へと召喚されてしまった。 魔法適性のない八雲と違って、クラスメイトは皆高スペック。 そして不幸にも、水晶による職業診断において彼の職業適性は魔王と表示されてしまう。 王の策略によって、八雲は処刑されることになり、『竜王の大口』と呼ばれる大穴へと落とされてしまった。 死を覚悟した八雲。 しかし、穴の底で果たした様々な出会いにより、八雲の逆転劇が始まる。 すべては、自分を助けようとしてくれた友人のため。元の世界へと帰る方法を見つけ出すため。 そして、自分を慕ってくれる者たちを護るために、服部八雲は異界の地を駆ける。
この作品は、あらすじにある通り最近なろうでよく流行っている主人公の成り上がり物です。この作品の素晴らしいところであり他の成り上がり物とは違うところは、やはり登場人物だと私は思います。特に、スライムが人化した幼女アクアや、彼女を非常に可愛がっているもののロリコンではないと主張するロリコン主人公が非常に生き生きとしています。基本的に主人公の一人称で書かれていますが、その主人公の心理描写も丁寧で、読者をひきこみ、夢中にさせるような作品であり、ランキング上位の作品に劣らないと私は思います(^○^)非常にオススメできる作品ですので、皆さんも読んでみてはいかがでしょうか?
待雪草
作品を彩る要素として重要なのは、私はキャラクター自体の魅力、文章の成美さ、そして展開のスピーディーさだと思っております。この作品を読んでいて、それらの要素はとても顕著に感じられます。私はもともとあまり異世界転生や、転移物は好きではないのですが、この作品に登場するキャラクターたちの魅力はとても素晴らしいです。私はロリコンですから当然ですが、そうでなくても頬が緩んでしまいそうになります。暴力的なヒロインではありますが、ドMな方でなくても萌えられることは間違いなし!テンプレだからこそ引き出しうる魅力がある!あなたはそんな魅力に魅了されたくはないですか?
19位:『泣き虫な悪役令嬢とその兄』
作者:ルイ(ヤンデレ好き)
「気弱で、泣き虫な、愛しのエリザベス」「怖い、怖いの」――悪役令嬢エリザベスと、彼女を溺愛する兄エドワード。公の場で無実の罪を糾弾され、さらに婚約者にまで棄てられたエリザベスは、その場で泣き崩れてしまう……。*よくある悪役令嬢ものにヤンデレ成分を加えてみたらこうなった
18位:『異世界を歩むもの』
作者:山田 隆行
高校を卒業した其の日に両親と祖父母を交通事故で亡くし、天涯孤独となった鷲塚躯櫓鵜【ワシヅカ クロウ】《本編ではクロウと表記》は執拗に虐めやパワハラを受け続けていた為、現実社会に嫌気が指していた。既に日常行為と化している、上司からの嫌がらせで残業していた時、何かを勘違いした空に浮かぶ謎の少女と出会うことになる。鷲塚躯櫓鵜は其処で現実に別れを告げて異世界へと旅立つのであった。
17位:『狂王の戦記』
作者:第616特別情報大隊
戦争の闇に魅せられ、歪んだ欲望を抱いた男“瀬戸京一”。ひたすらに戦争を戦い続けた男は訪れてしまった平和に居場所を失い、狂った。 そんな瀬戸の前に現れた大悪魔を名乗る少女“ヴァル”は彼に囁いた。「魔王になれば、好きなだけ戦争ができる」 瀬戸は悪魔が囁くままに、異世界にて邪悪なるものたちの王である魔王となることを決意する。そう、魔王となり、魔族を率い、勇者を殺し、国を滅ぼし、生けるものを恐怖へと突き落すことを。 命を賭けたゲームのために。生死が混じる非日常のために。 全ては戦争のためだけに。 今、“戦争狂”という名の最悪の魔王が誕生する。*残酷描写に注意。*表紙にはイラストがあります。苦手な方は注意。
16位:『ワールドダスト』
作者:アネコユサギ
轢き逃げに合い瀕死の重傷を負った宮坂正治を救ったのは異世界の召喚者リーゼだった。彼女としても正治の召喚は事故だったそうなのだが、親切にも怪我を治してくれただけでなく居場所を、そして帰る方法を探してくれる。そんなリーゼに恩を感じた正治は彼女の力になろうとゲートと呼ばれる迷宮に挑むと申し出た。しかし、彼女は言った。「危ないからダメです!」★★★
15位:『結婚相手の条件』
作者:中原 誓
ある夜、アンネリーゼは初恋の王子様に再会する。楽しく踊っただけなのに、翌日には妃候補にされていて――?※五話程度の軽い話にする予定
14位:『双子の姉が異世界で逆ハー築いて帰って来たんだが』
作者:涼風
千秋は、ちょっと特殊な家庭環境の高校2年生。小春日和のある日、お気に入りのお寺の庭で日光浴をしていたら……突然空間が破れ、そこからどやどや人がやって来た!「あーらぁ、千秋じゃないのぉ」「今まで何をしていらっしゃったのです?」双子の姉が複数の男性に囲まれ、ちやほやされているのを目の当たりにした、千秋の選択は?※よくある異世界トリップからの帰還モノです。特に捻りなく、全3話でさくっと終わります。
13位:『イケメンの従兄と異世界にとばされました』
作者:水色うさぎ
アラフォーの工藤美弥は気付くと見知らぬ場所にいた。電気も通っていない、建物が一つあるだけの場所。他に見えるのは林と平原。そんな場所には美弥だけではなく同い年のいとこの工藤明人までいて…。でも明人の言動はどこかおかしい。え、なんでキスしてるの?! しかも若返ってる?!一度書いて見たかった異世界トリップものです。キーワードとあらすじに「若返り」増やしました。(20150811 閑話のタイトル変更しました。本文はかわりありません。タイトルに※がつくものは明人視点となります。)
12位:『婚約破棄!?……仕方ないですがそれ相応のものは覚悟してくださいね!!!』
作者:圭
よくある婚約破棄ものです。テンプレですので、お嫌でない方は是非読んでみてください。
11位:『悪役令嬢ってこんなのだったっけ?私、魔物と結婚しました。』
作者:ねこじゃらら
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した【ロイズ】。前世の記憶を取り戻してから必死に抵抗してきたが、どうにもならなかった。そして、魔の森に棄てられたロイズ。本来なら第2作の登場人物として【隣国の王子様に助けられる】はずだったのだが・・・。流行りの『悪役令嬢に転生』を書こうと思ったのに、私が書くとこうなりました。ごめんなさい。※少し前から少しずつ書いた作品なので、辻褄が合わないところがあるかもです。最後が納得いかない方も多いと思います。ヒーローが女を殴るのが許せない方は見ないようにしてください。
10位:『伝説のシャベル』
作者:KY
自らの墓穴を掘っていた男は世界の境目を掘りぬいてしまった。目覚めた場所は透き通る結晶の砂漠に点在する島影。奇妙な世界で今度は死ぬ為でなく、自由に生きるために男はシャベルを手に歩き出す。生き抜く力を身に付けた男は地底を目指す。時を凍らせる結晶の砂漠・・・眠れる人を、街を、世界の謎を掘り起こせ!テーマは「生きる」です。第3章からマトモに会話が始まります。それまでは漂流生活日記みたいなものです。こっそり新作書き始めました。「アルファベッツ!」似非ゾンビものです、よろしくお願いします。
9位:『勇者ですがハーレムがアホの子ばかりで辛いです』
作者:鹿角フェフ
異世界への召喚。まるで物語の一節のような出来事。特に深い理由なく土の勇者として呼び出された高校生の「本堂 啓」(ほんどう かたり)。彼は異世界の地フローレシアにて元の世界に帰るまでの日々を楽しく過ごしていた。……だが、平和に隠されて裏で悪意は間違いなく胎動している。様々な思惑が交差する中で、やがて事態は異世界、そして現代をも巻き込んだ闘争へと発展する。全てが誰かの掌で進もうとする中、誰しもが予想しなかった事態が起こる――凡庸と思われたはずの本堂啓は、あらゆる謀略を優に飲み込むほどに”異常”だった。
この小説のタイトルからは想像もつかない邪悪な小説だ。表で猫を被って、裏では何かを画策している。この小説に登場するのはそんな人ばっかりだ。お姫様は人の物をスるし、宰相ちゃんは書類の偽造、神官は寄付を横領し、大臣団は嫌がらせをしてくる。しかしそんな邪悪な登場人物達を私はどうしても嫌いになれなかった。なぜならこの小説の登場人物はいつも笑顔なのだ。どんな悪いことをしても、酷いイタズラをされても。強く心に持った信念を抱いて、笑って生きている。そんなところを私は好きになったのかもしれない。この小説は邪悪ではあるけれど、暗くない。この小説を読むと笑顔になれるし、とても面白い。この国に召喚された勇者カタリも、同じように辛くても、笑って強く生きていく。邪悪だからこそ輝く、この小説の人々の強さや信念、希望の行く末を、是非読んでみて欲しい。
八咫烏
タイトルは一見コメディオンリーのようにも見えるが、その実底を伺わせないダークファンタジーでもある。作者の過去作である「お約束」と同じように、テンプレートを踏襲しつつも独自性が高い物語の運びは、いつの間にかクセになってしまうだろう。そして底が知れないのは作者の伸びしろもであり、話が進む度に面白さが深くなるのがよく分かる。完結してしまえばどこまで行くのだろうか。キャラクターの魅力はほかの方が言及しているので割愛するが、外道公と宰相ちゃんはピンポイント!
8位:『REVENGER ~やり直しが許されるなら、今度こそ ~』
作者:久條 ユウキ
魔力飽和という病を抱えていた所為でぶくぶくと膨らんだ身体を持ち、根暗な半面夢見る乙女思考だった公爵令嬢。彼女は、死んだ。そしてまだ幼かった頃の自分に再び蘇った。彼女は誓う、かつて自分を嘲笑った者達を見返したい。そして今度こそ、平穏な人生を…………ところで『平穏』って何でしたっけ?と首を傾げたくなるお話。※H27.9.3完結致しました。番外編の予定はありません。
7位:『誤解されやすい魔王と彼女の物語』
作者:中野莉央
魔王は16歳にも関わらず、父親である先代魔王の力を受け継いだ事により、見た目の年齢が20代後半でマッチョな体となってしまったが、父の遺言で学園に入学せねばならず……。前作「悪役令嬢だけど、クラスに魔王がいるのでそれ所じゃありませんわ!」http://ncode.syosetu.com/n6716cv/ を読まれた方から要望のあった魔王視点の話です。
6位:『異世界の冒険者会社で美少女冒険者たちを雇っています』
作者:いかぽん
現代日本において平々凡々と暮らしていた俺が、いつものようにだらだらとネットをしているときに見つけたその広告が、俺の運命の始まりだった。「ファンタジー世界で会社経営してみませんか? ──冒険者を雇ってダンジョンに行こう!」そんな煽(あお)り文句の広告を見つけて、ありがちだなぁと思いながらも「会社経営」という部分に興味を惹かれた俺は、広告先で何気なくクリックを続けて行ったのだが──そうして辿り着いた先は、お約束の異世界。ただ、俺の知っているお約束とちょっと違ったのは、その世界で俺は、冒険者を雇って営利活動をする会社の、経営をしなければならないということだった。レベルが高い冒険者を雇えば、その分だけ高い賃金を支払わなければならないこの世界で、黒字経営を実現するためにあの子を雇ったりこの子を雇ったりと試行錯誤をする。でもそんなことをしているうちに、俺はいつの間にか美少女冒険者たちに囲まれていて……えっ、これってほとんどハーレム状態?※以前に短編で投稿した作品の、連載版です。※小説タイトル変更しました。旧題:異世界で冒険者カンパニーの社長をしています→異世界の冒険者カンパニーで美少女冒険者たちを雇っています→現在
5位:『時代遅れの女神様からの贈り物』
作者:白ヤギ
18歳の誕生日に、通り魔に刺されてあっけなく死んだ本城桜は、500年ぶりに目覚めた神様によって、転生させられる事になる。転生する前は、そこそこ強いが悪目立ちするほどでは無いと言われていたのだが、神様自体が500年ぶりで、世の中の事を分かっていなかった。500年前のスキルは、今の時代では強力すぎるものであった。第1章、第2章は駆け足で進みました。説明文なども多くつまらないかもしれません。第2章は、最悪16〜19話を読むだけで大体分かります。すみません、大変誤字が多いので只今修正しております。読みにくくて、ご迷惑おかけしております。
4位:『眼鏡なしで異世界!』
作者:ノクシャス
帰る術も分からない異世界でド近眼の六花は顔の一部と称する眼鏡を壊されてしまった。この世に眼鏡は存在しない。何も見えなきゃまともな職につけるわけがない。だから壊した男の罪悪感を煽って責任をとってもらうことにした。絶世の美形が、震え上がる強面が、おぞましい爛れ顔が目の前にいてもお構いなし。だって見えないんだもーん。眼鏡を失った女による異世界でのド近眼事情。*本編三十話(完結済み、番外編は不定期で気まぐれ更新)
3位:『異世界転性 ~竜の血脈~』
作者:彦猫
剣と武術に明け暮れて己を鍛えた武術家(42歳独身)は、大規模な災害に巻き込まれ、多くの命を救ってその生涯を終えた。このままあの世行きか、と思った男の前に現れたのは、管理官を名乗る美女。剣と魔法の世界に転生できると聞いて、男は強力なギフト『竜の血脈』を持ち転生する。しかしその転生した先は女だった。しかも美少女だった。武の道を究めるため、男の象徴を取り戻すため、生まれ変わった少女?の冒険?が始まる。 とりあえず美人のママのおっぱいには顔を埋めますけどね。女風呂では他のおっぱいガン見しますけどね! 可愛い女の子にはセクハラかましますけどね! ※十五少年少女異世界冒険記は続編のような外伝にあたります。よろしければそちらもどうぞ。 ※勇者を殺せ!? ~神竜の騎士~ は完全に続編にあたります。
男性が異世界転成したら美少女だった…しかも裕福な家庭で人生楽勝〜なんて思っていた時期がありました…美少女の冒険と言うには大きな試練、どころか大きな運命が待ち受けています。可愛いヒロインとの出会いがあるけど、美少女(男)と美少女ではなかなか思うようにもならない?精緻な描写とテンポの良いストーリーに過激な表現から稀にノクターン送りもあるよ⁈軍団VS軍団戦闘や個人の私闘まで楽しめます。更新も早いので、毎日が楽しみになります感想大好きな作者様なのでコメント魔王を自負している人は尚更お試しから読んでみて欲しいです〜
北海ひぐま
2位:『俺は畑で無双する』
作者:昼熊
目が覚めるとそこは――畑だった。困惑する青年、畑 農幸は土に埋められていた。異世界転生という夢のような展開……の筈が始まりは地中だった。一人の異世界転生者が何とか頑張って畑を耕す、そんな物語。
ある青年が目覚めたら、そこは畑だった……と、いうか自分が畑だった。当然自力では動けないし、これから何をすればいいのかもわからない。ともかく、目の前の課題は能力の把握と(自分を耕してくれる人の為の)自分の手入れからだ!前代未聞の大地転生から始まる成り上がり(?)チート(?)無双物語。同作者の作品は妙にメタ的であったり、常軌を逸した(褒め言葉)設定である事が多いが、この作品も例に漏れず、転生先が畑という何食べたらそんなアイデア出てくるのか理解できない(褒め言葉)代物。チート化しても移動できるようになっても徹頭徹尾畑スタイルを崩さない。ぶっとんだ基本設定に反して、作品自体は安易な人化だの過剰なご都合主義はない「畑」という個性が一貫している手堅い代物。その辺りの作品としての基礎力、いわゆる「土壌の質の良さ」もこの作品の魅力の1つ。中編作品として手堅く纏まっているので是非。
仲根多鎖
本当に大好きなお話です。何度でも読みたくなる‼「畑」に転生!?なんて面白い着眼点。難しくない文章なのに、引き込まれていく展開に、心がほんわりします。「畑」のクセに素晴らしい「心」の持ち主で、ついつい「畑」の魅力にクセになっちゃいますw最後にはつい泣いてしまいそうになって笑いますw普通の俺TUEEEEEE系じゃないのでうんざりする事もなく、最後まで一気に読めちゃいます(私としては続きを書いて欲しいのですが…w)素晴らしい作品なので、ぜひ!是非!ゼヒ!読んでみて、声を高らかに感想で作者様に訴えかけてください。「続きを書いてほしい!」とw拙い文章のレビューを最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
なみ
1位:『師弟失格』
作者:守野伊音
天界と人間界の戦が終わって千年。最古の人間王であり、最後の天人である王様と、その師匠だったアセビ。因縁によりこじれた師弟の、千年目の正直。第十五回角川ビーンズ小説大賞優秀賞頂きました。角川ビーンズ文庫より『淋しき王は天を堕とす 千年の、或ル師弟』として書籍化しました。