100位:『波乱はない!!』
作者:高遠ユウ
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したけど、だから何でしょう?簡単に回避しちゃったし、好きに生きますよ私は。戦闘狂ご令嬢と、ちょい肉食なイケメンの一途な恋。甘々です。ささっとくっつきます。ご都合主義です。R15は保険。本編は完結済。番外編もボチボチやるかもです。
99位:『誤解されやすい魔王と彼女の物語』
作者:中野莉央
魔王は16歳にも関わらず、父親である先代魔王の力を受け継いだ事により、見た目の年齢が20代後半でマッチョな体となってしまったが、父の遺言で学園に入学せねばならず……。前作「悪役令嬢だけど、クラスに魔王がいるのでそれ所じゃありませんわ!」http://ncode.syosetu.com/n6716cv/ を読まれた方から要望のあった魔王視点の話です。
98位:『趣味人なまおー』
作者:海蛇
剣と魔法が支配したりする世界『シャルムシャリーストーク』。ここは人間世界と魔族世界の二つに分かれ、互いの種族が終わらない戦争を繰り広げる世界である。魔族世界の盟主であり、最高権力者である魔王。この度、新たに偶然にもその座についた彼は、どうしようもなく変人であった……愛する人形の少女アリスや、敵でありながらも最大の理解者である人間の勇者エリーシャ、黒竜の姫君や吸血族の姫君と出会い、変人は、やがて世界を大きく動かしてゆく。
戦記物をある程度読み進めると、必ず登場する立ち位置のキャラクターがいます。世界の情勢に全く興味を示さず、ひたすら自らの趣味に没頭し、だというのにその情勢を左右するほどの力を持つタイプの人物。この物語はそんな魔王が主人公の物語です。なので、周りのキャラクターが主人公の扱いにやきもきする様が面白さのポイントかと思います。付け加えるなら、ドールに対する主人公の扱いがとても素敵です。何だか父と娘みたいな関係でドキドキします。
この作品を、一言で表すなら、表題になると思います。これ以上を書くと、ネタバレになりそうです。人間と魔族の対立構造があり、勇者と魔王がいて、と、定番ですが、作者様の絶妙なスパイスにより、これらが独特の世界観へと昇華されています。人間の世界、代々の勇者に歴史あり、また、魔族の世界、代々の魔王にも歴史あり、と、時間軸によって変化していく世界が描かれ、そして、とある謎が、常に伏線として張られており、物語を魅力的に仕上げています。さらにお勧めできるポイントとして、定期的な更新があります。現在に至るまで、週に1回、必ず更新されています。内容はいいのに、続きが読みたいのに、1年、2年待ってもなかなか・・・・な小説がある中、読者としては、とても嬉しい要素です。こうした優良小説でありながら、ランキングの低さは不当と思ってます。是非、もっと多くの方の目に届くことを願い、今回レビューさせていただきました。
シルディ
97位:『殿下の腕には悩める仔猫』
作者:朝野りょう
「大好きだよ、ネリィ」そういって広げられた両手に腕を伸ばす。その腕の中にずっといたいと願い、交わした幼い日の約束。十年の時を経てすっかり忘れていたマルネリッタの前にその約束が姿をあらわした。約束をした相手は王弟で、彼はマルネリッタにこれからは王宮で暮らせという。片田舎の小領主の孫娘が、身分違いに戸惑いながら奮闘する、ヨーロッパ風異世界が舞台の、ヒストリカル風ラブロマンスのはず。
96位:『裏切られた勇者のその後……』
作者:市村鉄之助
地球から召喚され勇者となってしまった高校生の主人公は魔王と戦っている最中に、仲間に裏切られた。それも聖女と呼ばれる王女によって……。生き残った勇者と魔王が進む道は? 裏切った聖女は何をしたいのか? 他の仲間は?勇者でなくなりただの高校生へ戻った主人公はこの世界を知らなかったことに気付く。国々の争いで傷つく民、迫害される異種族。そして神々の存在と自身の運命を知った元勇者は何を思い、どうするのか?これは味方に裏切られた勇者のその後の物語です。(主人公の名前 桜町未来路から椎名一成に変更しました。)
勇者は魔王と戦いたくはなかった。ただ、人間と魔族が共存できることさえ叶えることができればよかった、と願っていたのに彼らは戦う。 そして、戦いの終盤で聖女に裏切られてしまう。 戦いが終わり、魔王に助けられる形となった勇者は自分が道具であると知り、落ち込む。 けれど、彼は自分が勇者じゃなくてもできることがあると見つけ、自分なりの道を歩む。 召喚された勇者は聖女に裏切られ、それでも慕ってくれた仲間たちとともに彼女の野望を砕くために動く。
Victor
95位:『異世界の冒険者会社で美少女冒険者たちを雇っています』
作者:いかぽん
現代日本において平々凡々と暮らしていた俺が、いつものようにだらだらとネットをしているときに見つけたその広告が、俺の運命の始まりだった。「ファンタジー世界で会社経営してみませんか? ──冒険者を雇ってダンジョンに行こう!」そんな煽(あお)り文句の広告を見つけて、ありがちだなぁと思いながらも「会社経営」という部分に興味を惹かれた俺は、広告先で何気なくクリックを続けて行ったのだが──そうして辿り着いた先は、お約束の異世界。ただ、俺の知っているお約束とちょっと違ったのは、その世界で俺は、冒険者を雇って営利活動をする会社の、経営をしなければならないということだった。レベルが高い冒険者を雇えば、その分だけ高い賃金を支払わなければならないこの世界で、黒字経営を実現するためにあの子を雇ったりこの子を雇ったりと試行錯誤をする。でもそんなことをしているうちに、俺はいつの間にか美少女冒険者たちに囲まれていて……えっ、これってほとんどハーレム状態?※以前に短編で投稿した作品の、連載版です。※小説タイトル変更しました。旧題:異世界で冒険者カンパニーの社長をしています→異世界の冒険者カンパニーで美少女冒険者たちを雇っています→現在
94位:『最恐?の旦那様に愛されて』
作者:日出海子
廣瀬タエは87歳の誕生日を迎える3日前、ふと気がつくと真っ白な空間にぽつんと座っていた。目の前に現れた光玉に触れた瞬間、前世(マーニャ)の記憶を取り戻す。前世では何もない土地にひたすら緑を増やすお仕事をしていました。私が育てた世界が今どうなっているのか気になります!って現れた神様に言ったら、じゃあ、また行く?と告げられ転生を決意。無事に転生を果たし生活を送っていたところに竜騎士団が偵察しにきて…*視点がいろいろ切り替わります。恋愛は甘めに。6/18完結しました。
93位:『作州浪人』
作者:邑埼栞
ある朝、目が覚めたら昔の日本の田舎っぽい家の子供でした。やった! 転生キターと喜んだのは最初だけ。幼い頃は農作業、苦労の連続、成長したら自分も有名人だったって分かったけど……微妙だ! 転生なのに凄く微妙だ!! さてどうするか、せめて平和に生きることを目指そう……既に戦国の世は遠く、遅れて生まれてきた男、作州浪人、宮本武蔵の冒険と成り上がり。前半部は個人戦、後半から集団戦、最終的には殿様と呼ばれる身分に?! 平和な生活を目指しつつ、やってることは戦国への逆行、傍迷惑な男の末路は如何に? 外伝、不定期掲載。連載って程じゃないのでタグは完結のまま。12/31外伝その3及びwiki
92位:『転生した私はドナドナされました。乙女ゲームの世界だと知ったのはつい最近の出来事。』
作者:黒餡蜜
転生して普通に?生きてきたと思ったら、乙女ゲームの世界でした。気づいたのは主人公に出会ってから、しかも自分は悪役令嬢役と言うことで。初恋の彼はヒロインに夢中だし、どうしようかなぁと思いながら傍観するお話。その結果、ドナドナされます。ドナドナされるまでのお話が長く、糖度は低めでサクサク進みます(多分)他キャラ視点あり。完結したため、番外編のみ更新。
91位:『惚れ薬は切れない』
作者:如月あい
【本編完結済】 魔法士を目指すシフォンは、魔法学校で勉強中。負けず嫌いの努力家なシフォンだが、魔法薬学だけは超がつくほど苦手だった。 そんなある日、シフォンは自分の調合した薬をドジなクラスメイトなせいで誤って天敵であるヴィクターにぶっかけてしまう。すると彼は突然、シフォンに愛を囁きながら迫ってきて、その場は大混乱。 どうやらシフォンは失敗して惚れ薬を作ってしまったらしい。しかも何故か教授の解毒薬も彼には効き目がなくて……? 頼むから元の不愛想な俺様ヴィクターに戻ってほしい。 そう願うシフォンと、フェミニストに変貌したヴィクターのドタバタ劇。
90位:『きみをまもりたい』
作者:三国司
異世界トリップしたら飼っていた可愛い文鳥がなぜかグリフォンに似た大きくて強い怪鳥になっていた話。(全10話+後日談の中編。※タグの恋愛は後日談)
89位:『偽り悪魔の存在理由』
作者:石田梅
その愛らしい容姿と満ち溢れる優しさから、学園の天使と称される姉の美月。派手な外見に傍若無人な態度から、学園の悪魔と称される妹のアキラ。まったく正反対の姉妹だと思われている2人だが、実はその関係は偽り。アキラとは、美月を守るためだけに引き取られ、白河家に尽くすことに人生をささげてきた他家の少女であった。天然純粋培養の天使に群がる愚か者共を人知れず蹴散らしてきたアキラだが、乙女の花盛りを迎えた美月の婿探しが始まったことで、少しずつアキラの世界が変わっていくこととなる。
88位:『薬屋さんの錬金術師』
作者:エイキ
ギフト「錬金術」は人々に大きな恩恵を与えたのも今は昔、研究し尽され今では死にギフトと呼ばれるものになってしまった。そんなギフト「錬金術」を与えられ生まれた少年ユリト。ユリトは自分の能力を使いながら自分の町で精いっぱい生きていく。
最初は、面白い作品でした。最近、特に思うのですが、主人公に町を離れたくないって言うトラウマがある事は、理解します。でも、その事が主人公の魅力を大きく下げているように感じますねそもそも、主人公の能力が多くの素材と日々の研鑽が必要な力で、あればあるほど1つの町ては限界があるしそもそも探求心のない人物を『錬金術師』を名乗って欲しくないですね。今日の話で、今後読むのを止めようと決意しました。探求心が無いだけでも、疑問が湧くのに向上心までも、なくなってしまうのは読むに耐えない作品に成り下がってしまった判断せざるを得ません。この作品を、今後読まれる方は話が進めば進むほど、不愉快なる事を覚悟して読了ください
しのぶちゃん
生まれたとき、神様がくれたスキル『ギフト』剣術の才能のない主人公が「死にギフト」と呼ばれるギフト錬金術を駆使し、アイテムを作成し所持金を増やし魔物を倒しレベルをあげ時に理不尽な苦難にあいながら、成長していきます。ご都合主義ではありません。そういう(ご都合主義ではない)物語がお好きな人必読です。勇者と主人公の関連性これから、物語がどう進んでいくのか楽しみです。
とむこ
87位:『水の理』
作者:古流 望
主人公は並外れた才能を期せずして手に入れる。普通の高校生だった月見里 颯(やまなし はやて)は異世界で馴染んでいく。女の子との甘酸っぱい恋愛や、命を懸けた冒険の毎日。作品のテーマは「水」。流れる水の如く、自然のままに生きる主人公に、数々の出会い。良くある異世界最強もの。多くの出会いの中で、成長していく主人公が紡ぐ冒険譚。
86位:『半竜少女の奴隷ライフ』
作者:鏑木ハルカ
噴火による土石流で生き埋めになった少女は、地下で竜の肉を口にして半竜半人となってしまった。その後奴隷として売られた少女は、お人好しの少年に買われてしまう。この作品は半竜になった少女と治癒術師の少年の、暢気な旅のお話です。 序章3話まで少々重い展開が続きます。性的な含みのあるシーンもございます。本編に入れば基本ほのぼのの予定ですが、苦手な方はご注意ください。前作( http://ncode.syosetu.com/n8735cc/ )とリンクしたキャラクターも登場します。読まずとも楽しめるようにはしているつもりですが、これ誰?と言う矛盾が出ていたりしたら、お知らせください。2015/08/31 無事完結しました。ありがとうございました。2017/05/13 低気圧さんよりファンアートを頂きました!https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=62868798
85位:『王妃様、怒る』
作者:サトム
北の大国と呼ばれる国の、王妃の失踪が王宮の機能を停止させた。これは事のあらましと顛末を綴ったお話。
84位:『石神様の仰ることは』
作者:黒辺あゆみ
石守神社の娘である楓は、石の声が聞こえるという不思議な体質である。 入学式の朝に出会った美形な風紀委員長から聞こえる、副音声のような石の声。楓は気になりつつも距離を置こうとするが、それがなかなか上手くいかない。 ――ていうかこの風紀委員長の副音声、胸が好き過ぎじゃない? オドオド系女子の楓と真面目風紀委員長な巽の、石神様に見守られながらの青春と恋、時々オカルトな毎日は、とても刺激的である。※ビーズログ文庫アリス様にて、2017年2月15日に書籍化されます。
83位:『超・初心者(スーパービギナー)の手引き』
作者:くらげマシンガン
剣士、魔法使い、盗賊、弓士、僧侶、商人などなど、世に存在するほぼ全ての職業の『基礎』スキルを習得するも、何処のギルドにも入団できなかった首席の冒険者アカデミー卒業生、ラッツ・リチャード。何でもできるけど何にもできない器用貧乏な彼は、一人孤独にダンジョンに潜ることに。時には剣を振り、時には魔法を放ち、はたまた時には露店を開いて商人に。そこで彼は謎のゴボウらしき物体と出会い、既に存在も確かではない『魔王』の噂を聞きつける。※各章の頭にまとめがあります。読み飛ばしたい方はどうぞ。※Arcadia様でも掲載しています。
82位:『異世界で転生者が現代兵器を使うとこうなる』
作者:往復ミサイル
仕事の帰りにスーパーに寄った会社員の速河力也は、車上荒らしと遭遇して殺されてしまう。死ぬ直前に聞こえた謎の声の主によって武器や特殊な能力を自由自在に生み出せる謎の端末を与えられて異世界へと少年の姿で転生した彼は、さっそくその端末で現代兵器を開発し、能力を生み出して仲間たちと共に魔術や魔物へと挑んでいく。(※以前に投稿していたもののリメイク版となります。それと、この小説はハーメルン様、pixiv様にも掲載しております)原作:往復ミサイル掲載サイト:小説家になろう Pixiv ハーメルン
異世界に転生し、並み居る敵を銃器を使って倒していくこの作品。それだけなら他にもある作品ですが、この作品は銃器だけでなく、能力も自分で作ることができます。レベル制度もあり、レベルが上がれば上がるほど強くなっていく、RPGとミリタリーの要素を組み合わせたこの作品は、読めば読むほど夢中になります!今後どんな武器や能力が増えていくかも必見です!
井村六郎
81位:『導く手』
作者:泉
アラサーOLから転生したら、道に迷わない特技を持つ貴族令嬢となっていた。行き遅れる気満々だったのに、飛び抜けた優良物件にアプローチされたけど、なんで?
80位:『意図せぬ復讐』
作者:織方 終
十年にも及ぶ王妃教育を受けた侯爵家令嬢はしかし、突如婚約破棄を言い渡され生家で穀潰しと化す。生国において誰も引き取り手のいない彼女はやがて敵国への貢物として差し出された。これはそんな彼女が意図せず果たした復讐の話。短編「私、間違っていますか?」の連載版というか補完版というか。※自サイトとの重複投稿
79位:『V.T. 公爵と私の乙女ゲーム』
作者:端野ハトコ
思い出した。わたしが今いるのは、青春時代にはまっていた乙女ゲーム「ヴィクトリアン・ティーパーティ~英国貴族の華麗なる秘め事」の世界だと。しかもわたしの役どころは、主人公の伯爵令嬢を陥れてその地位を乗っ取った、という悪役メイド。シナリオ通りだと、ゲーム主人公は色んな攻略対象のイケメンたちの力を借りてのし上がり、その過程で悪役メイドは凄惨な最期を迎えてしまう。「だめだ……テムズ河ドボンだけは絶対に避けないと!」。というわけで、動きます。あ、ちなみに今は公爵の妻(ニセモノ)やってます。2015.12.02 番外編追加
78位:『腕白関白・改定版』
作者:そる
この作品はArcadia様に2008年から投稿していて一度完結した物の改定版です。※朝起きたら戦国時代! しかし農民。このまま農業で一生を終えるのもよいと思っていたら、なんと叔父が秀吉だった!史実で殺生関白と呼ばれた豊臣秀次、切腹回避のために今、戦国時代を駆け抜ける!※注意:書籍化していますが、書籍とは後半のストーリーを変更して書いています。
77位:『とある作家のクズ語り』
作者:夏澄
引きこもりの作家である私の元に、結婚退職した前担当に代わり新しい担当がやって来た。世界の隅っこで膝を抱えて生きているような私にリアルの人間(しかも男)は眩しすぎる。――「死にたくなるんで、扉を閉めてもいいですか?」「何を冗談ぶちかましてんですか」。そんな二人が交流したり、引きこもったりする話。
76位:『乙女転生―悪役令嬢REPLAY―』
作者:せおはやみ
ゲームの原作世界の中で一人の高貴な令嬢がいた。彼女は醜聞も構わず死の間際まで己の矜持を貫いた。 そして彼女が最後に呟いたのは……
75位:『“門をくぐり抜けたら、そこは知らない街だった”』
作者:はりとるり
“門をくぐり抜けたら、そこは知らない街だった” その門をくぐり抜ける瞬間、ふと頭の中に浮かんだフレーズがそれだ。 何故そんなことが思い浮かんだのだろうかと思いながら、そのままその門をくぐり抜けてしまった。 そのフレーズの裏にある、“もう戻れない”ということも解っていたはずなのに。
74位:『望まない結婚』
作者:小鶴
ルージマナリア王国の第三女として生を受けたローデリアは、母親の身分の低さを理由にお世辞にも贅沢とはいえない生活を強いられてきた。そんな彼女はある日突然、侯爵子息との結婚を決められてしまう。 けれども結婚相手のアレイズは、親の敵のような顔でローデリアを睨みつけた。 これはローデリアの結婚と、小さな成長のお話。――――――――(貴族・身分制度などについては、数世紀前の事実と作者の捏造が合わさっております。ご了承ください)
冒頭から惹きつけられ、2ページ目に入る頃にはもう夢中で物語りに入り込みました。中盤で、初めて知った感情を彼女が切なく散らすくだりは同じように胸が痛んで熱くなり、追い詰められて出す結論への心理描写がとても自然で、彼女が、心が沈む先に見ている光が何なのか、哀しいくらい津々と伝わってきて、もういいよと、思わず”楽にしてあげたい”と同調して祈るところでした。それでもやっぱり、最後は幸せになって欲しいと期待を込めてラストまで――――――!もう、本当に素敵でした。ゆっくりと、二人の未来が胸に収まりました。視点を変えながら、読者の持っているであろうフラストレーションの手綱をとって緩和していく小鶴様の筆力に、ただただ感服しています。胸を熱くする物語を、本当にありがとうございました。
イチ香(カ)
生い立ちや立場、周りからの偏見や誤解。それらを理解し、悪意に晒されながらも直向きに生きる主人公。「どうして?こんないい子なのに・・・」気付けば、読みながらボロボロと涙が零れていました。自分の存在に意味を見いだせなくなってしまった彼女。この優しく、けれど悲しい女の子は幸せになれるのか?本当の彼女を知った時、人々はどう変わるのか?願わくば、そんな健気な彼女が幸せになれますように。そんな応援をしたくなる作品です。
紫月 成知
73位:『イミテーション・ジュエリー』
作者:久條 ユウキ
芸能界へのスカウトを受けたその瞬間、「あ、これネット小説の世界だわ」と気付いた希。その小説での彼女は所謂【悪役】で、メインヒーローに入れあげた挙句新人女優であるヒロインにトップ女優の座を奪われてしまうかませ犬的役割を担っていた。シナリオに逆らえないならせめて最高のライバルになってやる!と意気込んで頑張った結果、とんでもないハイスペックさを手に入れてしまった希の明日はどっちだ。※4/20後日談のその後「近況報告」を前後編という形で2本投稿しました。これにて完全に完結です。応援ありがとうございました。
72位:『メラクリーノ医師の治療法』
作者:喜多結弦
シャーロットの脚は子供の頃からもうずっと動かない。ある日兄は友人であるメラクリーノ医師をシャーロットに紹介した。中流階級の街で診療所を営む彼の治療方法はお喋りにお絵かきに編み物に料理と少し変わっていて……。
71位:『ふきだまりの異世界職人』
作者:火器 八念
常識が通用しないから異世界。生産職ゆえに得たチートスキルで 困難を次々打ち破り多くの仲間を得た彼は、やがて 異世界一の鍛冶職人に駆け上がっていく。少しひねくれ、少し歪でやさしい少年が周りに集まる人々と成長していく物語。
70位:『異世界商売記』
作者:桜木桜
異世界に転移してしまった少年、アスマ・ハルト。帰る方法も分からないので、異世界で生きていくしかない。少年の武器は石鹸作りの知識のみ。果たしてハルトは異世界で無事に生きていくことができるのか。 主人公は趣味だった石鹸作りを生かして商売を始めます。少しづつ経営が軌道に乗っていき、主人公が金持ちになっていく物語です。 完結を目指します。ブックマークや評価点が付くと、作者はとても喜びます。完結しました。
69位:『星持ちと弁当屋』
作者:久吉
小さな村で弁当屋を営む私。世にも珍しい『星なし』のため、魔力はゼロ。ライフラインも確保できないので、国に補助をもらいながら魔石に頼って生活しています。見た目も平凡、特に才能もなし。でも幸せです。わりと。そんな私が、突然現れた超エリート『星持ち』様のお家騒動に巻き込まれたり、恋をしたり、人生変えられちゃったりする話。※2014年3月2日をもちまして完結しました。お読みいただきありがとうございます。※2014年11月20日に、一迅社文庫アイリスさまより書籍化されました。2015年3月20日に二巻が発売されました。※Web版と書籍版では、使用している設定や描写が大きく異なります。双方で齟齬が生じないように、最大限配慮をしておりますのでご承知おきください。※書籍化にともなう、Web版のダイジェスト差し替えや削除はありません。
68位:『時代遅れの女神様からの贈り物』
作者:白ヤギ
18歳の誕生日に、通り魔に刺されてあっけなく死んだ本城桜は、500年ぶりに目覚めた神様によって、転生させられる事になる。転生する前は、そこそこ強いが悪目立ちするほどでは無いと言われていたのだが、神様自体が500年ぶりで、世の中の事を分かっていなかった。500年前のスキルは、今の時代では強力すぎるものであった。第1章、第2章は駆け足で進みました。説明文なども多くつまらないかもしれません。第2章は、最悪16〜19話を読むだけで大体分かります。すみません、大変誤字が多いので只今修正しております。読みにくくて、ご迷惑おかけしております。
67位:『異世界村長:目標は生き残ること。神は信じない』
作者:薄味メロン
日本生まれ、日本育ちの鞍馬康之27歳は、神から『テンプレ通りだから』の一言だけを賜り、異世界転生に転生した。 神に期待しないことを覚えつつ、異世界で成長していった康之は、ひょんなことから村長に抜擢される。 命の危機はなんどもあったが、多くの仲間や奴隷(メイド)達と巡りあい。村人達と助け合いながら、のびのびと異世界で生きていく。 内政向き、防衛多め ユニークが100,000、PVが1,500,000を突破しました。ありがとうございます。 7/5に<67>からラストまでを大幅に変更しました。
66位:『戦国リーゼント』
作者:寛喜堂秀介
時は戦国。ヤツらは突然やってきた。うなるバイクにはためく長ラン、風になびくはリーゼント。喧嘩上等の暴走族、山田正道と舎弟100人、戦国乱世に特攻むぜ!「……ところで、戦国時代ってなんだァ?」こんなやつらが織田信長と乱世をナナメ上に突っ走る戦国ヤンキーコメディ!
戦国時代にトリップする作品も昨今では珍しくありませんが、本作は一味違います。一言で言うと「戦国時代? だからどうした! どこだろうと俺たちの流儀で突っ走るぜ!」といった感じでしょうか。読んでいて非常に小気味良い作品です。織田信長をメインとした時の権力者達にへり下ることなく、思うがままに戦国時代を駆け抜けたヤンキー達の物語。オススメです。頭を空っぽにして楽しめる作品ですので、気になった方は是非ご一読を。
カイネ
麻薬という奴は脳みその中でできる快楽物質の劣化版のようなものだという。 それは天才と呼ばれるような人間の脳では意図的かつ活発に分泌されるものであろう。天才と狂気は紙一重とはよく言ったもんだ。 一回目を通すつもりで最後まで読んでしまったのに二度完読してしまった。三度めは怖くて少しも読み直せない。それがこの作品である。 正直天才と縁がなさそうな熱い脳みそ筋肉ヤンキー軍団が戦国大名と互角の契りを結んで、時には義理を通して兄弟と反目したり、時には誓いのために万難を排して駆けつける。 経年劣化で動かなくなったバイク。 段ボール、襤褸。鉄屑。みんなひきつけます。 男達の熱い魂が奇跡を呼ぶ。 古ぼけたバイクが内燃機関となって戦国の世を変えていく。 それはついに世界だって。 目指せ天下。髪が白くなってもハゲても。 この胸の中にたぎるヒートを奪うことなどできやしない。
鴉野 兄貴
65位:『使えない祝福とぼっちな俺』
作者:woki
会社でデスクワークをしていたら突然森の中に。身体も違う人間にすり替わってる様子。この身体の主が書いていた日記を見るとよく分からない祝福と捨てられた過去が。捨てられてもぼっちでも生きていかなくてはいけないファンタジー風味なサバイバル生活はじまりはじまり。 ※ぼっちな為ほとんど会話しません(できません) ※尾籠な話やグロイ話も含まれます ※ご都合主義を多分に含みます ※禿をネタにしているところも含まれます。15/4/13 章管理始めました。
64位:『救国の少女』
作者:ざっく
「婚約破棄を進めようと思う」 分かっていた、こうなることを。私は、自分の罪を見つけることができない。けれど、家族に迷惑をかけるくらいならば、おとなしく、出家でも、投獄でも受け入れようと思う。 切ないお話を書きたくて・・・あれ、どうしてこうなった。短く終わる予定です。
63位:『403 シングル・ルーム』
作者:新月 乙夜
父親が夜逃げした。借金を残して。一人残された少年ルクト・オクスは父親の借金の形に奴隷商に売り払われそうになる。そんな時、借金を肩代わりして彼を助けてくれたのは〈金貸し〉である黒鉄屋のメリアージュだった。メリアージュは少年ルクトに言う。「〈ハンター〉になれ」と。そんなわけで。今、ルクトは〈ハンター〉になるべくノートルベル学園武術科に通っている。これは多額の借金を背負った主人公が、迷宮を攻略しながら在学中に借金完済を目指す物語である。
夜逃げした父親の借金の形に奴隷にされそうな主人公ですが、たまたま出会った女性に助けられます。そして借りたお金(1億6千万)を返すため、迷宮ハンターになるべく主人公は学園へと通っているところから始まる物語!だいたいのあらすじはこんな感じです。この世界のハンターは個人能力というものがあるのですが主人公のはチートというか便利なものです。それのせいで学園から他の生徒とパーティーを組まないように言われているのですが、そこが物語に結構関わってきます!割とダンジョンものがメインの話かと思いきや、基本はそれに関わる人物たちの人間関係がメインですね!時々主人公を巻き込んで起こる問題や平凡な日常が盛り沢山となっています!各章10万文字前後なのでだいたい文庫本1冊くらいですし外伝なども含め全15章なので読みやすいうえに読み応えも十分です(*´꒳`*)面白いので是非読んでみてください!
ひょろ
この作者の前作、「乱世を往く!」もそうですが、舞台を非常に細かく設定しています。この小説は、学園をホームとし、迷宮探索を行なっていく、と言った流れで進みます。探索の進行度が成績や、進級要件に関わってくる、といったシステムです。商用のRPGでも、たまに見る内容ですが、「レベル」、強さの尺度ですが、これをどう表現するのか、と言うのは、こういった小説では、ひとつの課題だと思います。開き直って、「レベル」で表現する人も多いのですが、この作者は、独特な設定を用い、これを表現してます。また、登場人物の背景もしっかりと練られており、人物の言動も、きちんと、その背景に応じたものとなっており、逸脱がありません。こうした設定の細かさから、文章量は、やや多く、暇な時に軽く読む、と言った方には向きませんが、腰を据えてファンタジー小説が読みたい、といった方には、非常にお勧めかと思います。
シルディ
62位:『独りが好きな回復職』
作者:昼熊
死の峡谷と呼ばれる魔境に一人の聖職者がいた。聖職者は回復要員として重要視され、冒険者パーティーからの誘いも多い後衛職である。だが、彼は独りを貫き、誰とも組もうとはしない。後衛職でありながら巨大なメイスを振り回し、死の峡谷に居座る彼にはいくつもの呼び名がつけられていた。『死者の聖者』『暗黒のひきこもり』『一人を極めしもの』今日も彼は死の峡谷で狩りを続ける。1000万PV 120万ユニーク 達成しました。読者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本編は完結しましたが、外伝を不定期で更新しています。
回復役は戦闘を行うよりも、回復に専念させる方が吉である。それを示す通りなのか、RPGなどで回復魔法を覚えている回復専門キャラが稀に攻撃魔法や攻撃武器を持っていますが、正直、補助程度。せいぜいエネミーを皆でフルボッコ地獄の時に、お遊び程度で攻撃を行わせて参加させるぐらいです。 しかし、この物語の主人公、ライトアンロックは違います。正真正銘、戦う回復役なのです。 聞いているとムカついてしまいそうな常時丁寧口調の優男から繰り出される巨大なメイスの一撃と、補助魔法により強化される肉弾戦。 一癖も二癖もある人物たちとの交流は、彼が普通の存在でない事を表していると思います。 殴る蹴る、メイスを振り回して戦い、回復する。 そんな攻撃型回復役が主人公の小説です。
大福介山
さて、MMOには『殴りプリースト』と呼ばれるキャラ構成があります。これは本来は回復職のはずの職業(例えば僧侶等の)を物理戦闘に特化させて育てた特殊なキャラの事です。さて、ここまで読んだ『あなた』に質問です。もしも、この殴りプリーストがMMOではなく現実を舞台にした小説のキャラとしていたらどうなるのでしょうか?この小説はもしも後衛職である聖職者が前衛職である騎士や戦士のように戦えたらどうなるかという事が読める独特の小説です。主人公の『ライトアンロック』は前衛よりも強いと言える程の実力を持った殴りプリーストとです。私の先ほどの質問の答えが気になる方は是非この小説を読んでみてください。この小説が答えです
ikarebito
61位:『勇者さんに道を聞かれました。』
作者:宮路広子
この世には、『~~やすい人間』というものが存在する。そんな『人から道を聞かれやすい人間』だったため、少々不思議な特技に目覚めてしまっている『娘さん』は、ある日道の真ん中に立っていた『勇者さん』にまで、道を聞かれてしまうのだった――。
60位:『魔王~そうだ、勇者を嫁にしよう~』
作者:鬼頭鬼灯
世界には魔王がいた。二大国家の内の一国である、アテナ王国の王は勇者を募り、魔王討伐を命じる。 勇者一行の動きを察知した魔王は、ちょっと怒っていた。 こんなにも真面目に国を治めているのに、なぜ、打ち取られなければならない? 意味が分からない。 それに勇者と勇者のパーティ構成には、疑問がある。どうして勇者はアテナ王立軍の中佐なんだ? 何故トップが来ない? そしてどうして、勇者以外は全員女なんだ。ハーレムか? ――馬鹿馬鹿しい。 だから魔王は決断した。 勇者がやってきたら、絶対に嫌がらせをしてやろう――と。 意気揚々と魔王討伐に向かった勇者と、不満たらたらで勇者を待ち構える魔王の出会いから、運命(のラブ)が始まる。※本作品の無断転載・および翻訳はお断り致します。
59位:『いつか、あなたと二人で』
作者:葉琉
伯爵令嬢であるアデライダが、政略結婚の候補として引き合わされた青年は、あまりこの婚姻に乗り気ではないように見えた。ある日、ふとしたきっかけで、親しく話をするようになった二人だが、相手には思い人がいるらしい。互いの家のために割り切った結婚を望むアデライダだったのだが……。
58位:『親友がTS娘になって、俺と結婚したいと言うが、断固断る』
作者:コイル
親友の奏が性転換病になって、女になってしまった。結婚するならお前以外イヤだと婚約者に指名されたけど、断固断る!12月18日に、完結しました。読んで下さった方、ありがとうございました。感想、お待ちしてます。
30代前半の3姉妹のママです☆子供たちを寝かしつけたあと、一気に読んじゃいましたよ。ただいま丑三つ時です(´。✪ω✪。`)所々にきになる文章や誤字脱字があったものの、ストーリーにスピード感があり、笑いもあって楽しく読めました!!!りょうたクンとかえでクン??(笑)のかけ合いがテンポよく、お話全体に瑞々しさをあたえていたと思います。TS物をいくつか読みましたが、その中でも違和感がなかったです。読後感も爽やかで、漫画化したらまた面白いんじゃないでしょうか。あまりの楽しさに初めてレビューしちゃいました☆偉そうに書きこんでごめんなさいね(^_^;)ちなみにお気に入りは執事のハセさんと料理長の安堂さん。ぜひとも我が家にお越し願いたい٩(。•ㅂ•。)و
Nekoma
57位:『聖女が、壺』
作者:六つ花 えいこ
「聖女様、どうか世界をお救い下さい」よくある異世界トリップ、よくある世界滅亡。ただし助けを乞われた我らの聖女様の顔は――壺だったのです。優しそうなのは顔だけだった魔法使い、同郷の男子高生はチート勇者。果たして壺に与えられたのは、食べられない話せないの多大なるハンデでした。けれどきっと大丈夫、彼女の取り柄は、若さと、愛と、笑顔ですもの。壺の聖女様の魔王討伐――いざ、始まり始まり。――――――――――【聖女シリーズ第三弾 ※単発でも読めます】2018年9月、アリアンローズ様より「突然ですが、聖女になりました。~世界を救う聖女は壷姫と呼ばれています~」というタイトルで書籍が発売されました。
『聖女の、その後』は、普通に面白かった。『聖女の、妹』を読んだときは、「久しぶりに面白いのに当たったな」と思った。『聖女が、壺』は、最初っからげらげら笑いながら読み進めた。壺姫の首をかしげるしぐさがかわいくてしょうがなかった。オーバーアクションが見て取れて、笑えた。長過ぎないのもよかった。シリーズを読み終わって、「感動した。ありがとう」
虹母
56位:『転生王子と軍国の至宝』
作者:楠 のびる
【注意:この物語は『転生王子と光の英雄』の続編です。前作を先に読むことをお勧めします。】 アトラード帝国の侵攻を防ぎ、国内に巣食っていた闇を取り除かれ、平和を手に入れた大国グレイシス王国は、豊穣祭の季節を迎えようとしていた。 平和の立役者として密やかに『光の英雄』と称えられているハーシェリク。悪を成敗して終幕する物語とは違い現実は続いていく。 来る日も来る日も積み上げられた書類と格闘するそんな現実から逃避するべく城下町にお忍びにでたハーシェリクは、秘密を抱えた二人の人物と邂逅する。 オタクで干物女の早川涼子が三十五歳直前で交通事故により死亡し、ファンタジーな世界で大陸一の大国の第七王子ハーシェリクへと転生した。運動神経なし、魔力なし、あるのは持ち前の行動力と前世の経験と(オタク的な)頭脳だけの王族の中では残念仕様な金髪碧眼王子ハーシェリクと、元凄腕密偵の執事クロ、元不良の騎士オランジュ、性別詐欺のツンツン魔法士シロの筆頭達と共に紡ぐ物語。転生王子シリーズ大陸編 開幕
55位:『はるあらし』
作者:はな
桜庭家の次男であるおれは、ある日母親によって強引に見合いをさせられた。相手は、大和撫子を形にしたような美人の春音さん。結婚するつもりはカケラもなかったので断ろうとしたのだが、思わぬ成り行きで、彼女と(仮)の付き合いをすることに。しかしこのハルさんという人、かなり……。自サイトより転載。番外編は、主人公ではない人物が語り手になります。一迅社第1回メゾン文庫キャラ文芸大賞、特別賞。
ある日突然、母親からお見合いをさせられた主人公は現代の大和撫子といってもよい女性と出会うのですが、最初は結婚するつもりはないと言っていたのに彼女の素を知っていくたびに少しずつ惹かれていきます!『御曹司×突然のお見合い』というなかなか女性向けの王道的な展開になっていますが、あくまでこの作品は男性視点なので男性向けといえる作品かと思います!しかし、女性も好きな展開が入っているため性別関係なく読みやすい作品となっています!基本的にヒロインであるハルに振り回される主人公ですが、全体的に明るめの雰囲気となっておりますし、2人の掛け合いが楽しいのでサクサク読めます!ハルがとっても可愛いのと最後の壺のくだりが私は好きなのでオススメです!2人のお見合いの行方がどうなるのか、是非本編を読んでみてください!
ひょろ
54位:『ハルジオン~口だけ野郎一代記~』
作者:曖昧
春風紫苑は己を愛している。否、己しか愛していない。己を良く見せることにだけ全霊を注ぎ、全力で口車を回している。その結果として僕っ娘メンヘラやメンヘラロリに目をつけられるのだが、口車は止らない。これは自業自得の物語である――――そこには一切同情すべき点は無い。膨れ上がる虚像、加速するメンヘラ。さあ、道化芝居を始めよう!執筆の励みにもなりますので気に入ってくれたのならブクマ登録等してくれると嬉しいです。2015年2月19日、第一部完結。2015年8月9日、本編完結。2016年6月16日、リメイク版開始『http://ncode.syosetu.com/n1225dj/』
こういうタイプの主人公初めてです毎話読むたんびに面白くて面白くて笑主人公が最後までちゃんとクズでした笑 心のこえと言ってる内容が違いすぎて違いすぎてww心の声が見えなかったらまじで王道主人公なんですよね〜周りの人皆騙し神をも欺くその所業、最高ですww最後の終わり方もまとまっていてスッキリしましたもう何回でも読み返せます!
キャベツ
これ程までに面白い小説を見たのは久しぶりです。紫苑の表面的な会話ではまさに仏の如き、しかしその実心の中では悪魔の如き自己愛の塊。その内面をこれ程までに、あからさまに書き記した曖昧先生の鋼の心?に脱帽です。紫苑と、カス蛇の掛け合いも面白いですし、非常にハイペースで居ながらも心地よいストーリー展開、感服です。それにしても、メンヘラキャラ多すぎで、全員個性的ですよね。なろうの小説サイトの中でもかなりアクの強い小説です。他の皆さんにも、是非とも知って頂ければと思います。
北さん
53位:『勇者、或いは化物と呼ばれた少女』
作者:七沢またり
むかしむかし、あるところに平和に暮らしていた少女がいました。ところが、突如として世界は闇につつまれ、血に飢えた魔物達が現れたのです。女神様の神託に選ばれた少女は、人々を救うために勇者になりました。勇者は頑張って魔王と魔物達をやっつけました。平和になった世界で、勇者はいつまでも幸せに暮らしました。おしまい。※期間限定で書籍の特典SSを掲載しております。11月末までのつもりです。宜しくお願いいたします。
年端もいかぬ少女が、勇者として魔を滅する活躍をするお話。やはりこの作品の一番の見所は「心情にして信条」。勇者の葛藤、人それぞれの魂(存在)の在り方……etc.あまりここで話すと“重み”というのが薄れる気がして、私はどうにも好かないのですが、この作品を語る上では外せない要素でもあります。狂おしいほど生々しい魂の煌めき、とでも表現しましょうか。なかでも“弱さと狂気”と言うのは、この作品を通して強く印象に残るものでした。個人的には、魔物の定義と純粋なモノが染まった瞬間にゾクっと背筋に来てしまいました。万人受けはしないかも知れませんが、ね。少し話数は短いながらも濃密な内容で、グロテスクな部分も入ったダークファンタジー。勇者物語の見方が変わって面白い。勇者を名乗る不思議な少女の活躍を、あなたも読んで感じてみてはいかがでしょうか?
龍坊
この小説の主人公は、勇者を名乗る少女だ本当に勇者なのか。目的は何なのか序盤では謎に包まれている勇者だが、物語が進むにつれ、段々と明らかになっていく真実に胸が踊るまた、この物語の魅力の一つは登場人物である敵も味方も、確固とした個性があり、芯が通っている。実に活き活きとしていて、思わず物語の中の人物だと忘れてしまう程だそれでいて、何処かが壊れているのが魅力である。求めるものの為に何かを犠牲にしている。誰もが完璧ではなく、不完全である。それは勇者も例外ではないそれは人間の不完全さを拡大表現していて、彼らもまた人であるという親近感を私たちに抱かせるこの、非現実的でありながらも、生々しい程に感じさせる人間らしさ、生命力、力強さなどがこの小説の魅力に繋がっているのだと思う読まなければ人生の半分を損するとまでは言わないが、読めば人生の内の数日を心躍る日々にしてくれることは間違いない
八咫烏
52位:『復讐王子と氷姫』
作者:岩月クロ
オリビアは、孤独に生きてきた。孤独を孤独とも知らぬまま。ある日オリビアは、赤髪の男にその檻から無理やり連れ出される。彼は隣国ルーヴェンス王国の王子らしい。ここ、アドフォース王国は滅び、この地は彼の国のものになったらしい。オリビアは唯一の王族らしい。彼は他の王族を殺した張本人で、オリビアのことも恨んでいるらしい―――。まあ、オリビアは、本さえくれたらなんだっていいのだが。これは、復讐に燃える男と、自分の生死を厭わない女の、もしかしたらお互いを救うかもしれない物語。◆本編完結済。番外編を不定期更新。◆シリアスなのに、シリアスになり切れないのは、作者の所為です。
51位:『ユニエの森の物語』
作者:加茂セイ
ユニエの森にひっそりとたたずむ教会。そこには戦争孤児である6人の少年少女たちが住んでいた。最年長であるシャーロを中心に、慎ましくも幸せに暮らしていたが、雪どけが近づいたある日の夜、リーザはシャーロに「この家を出て行ってもらう」と告げられた。
このユニエの森の物語(鯖の助著者)は非常に面白く私は何度も読み返して見ていました。完結済となっているから更新停止等になることはないので安心して読むことができます。内容と致しましては幼い子供達6人がユニエの森で過ごす日常物語となっていてチムニ村と言う村の村長さんの妨害にありながらも逞しく生活していくおしごとものです。主人公がお店を経営していく所が詳しく書かれているので是非読んで見て下さい。
轟
公共面では近代的な装いが整いつつある都市。舞台の始まりは、街にほど近い森はずれの小さな村の教会。6人の戦争孤児たちは肩身を寄せ合い、ひとつの家族を築いた。後見人であった神父の没後も、幼い彼らは糊口を凌ぐ。生活が安定して、商売も軌道に乗ってきた頃。一家の大黒柱のシャーロは、ある決断をする。それをきっかけに彼らの関係や役割意識に変化が起こる。少年少女の人間的成長を描いたハイ・ファンタジーです。登場人物の一人ひとりが、しっかりと物語に息づいています。したたかで地に足のついたシャーロの生き様と、ウィットのきいた落ち着きある文章がマッチしています。現代とは明らかに異質な「生活苦」の中にあって、そんなことを忘れさせるくらい温かい作品です。
滝田利宇
50位:『異世界移住生活日誌』
作者:葉月ナツメ
気がつくとどこか不思議な場所にいた私、華原紅葉(かはらくれは)。そこに現れたのは、背中に白い羽を生やした男性二人。彼らは自らを天使と名乗った。どうやら私は死んだらしい。それは理解した。しかし、男性の片割れから告げられたのは、私ではない、別人の名前だった。…はあ!?人違いであの世に招いたぁ!?本来私は助かるはずだった!?ちょっとあんた、責任取んなさいよ~!!私は天使の胸ぐらを掴み、罵り…こほん、お話した。そうして手に入れた、ある程度、望みのままの甦り条件。今までの生活とはおさらばして、自由に伸び伸び暮らします!!
49位:『加賀100万石に仕える事になった』
作者:シムCM
時は戦国乱世の時代。織田に仕えて、秀吉に近づき、家康に従って東軍につく。テンプレを生きようとして、開始前にその致命的問題点をつかれた転生者。あきらめて平穏な生活を求めた矢先、彼の望みは(一部)かなう事になる。殿は脳筋。領土は問題だらけ。大殿からは無理難題。戦には出ず、年貢納入と、補給物資管理に悲鳴を上げる男。三直 豊利(みのう とよとし)ソロバン片手に、文句をたれつつ(数字と)戦う男の物語である。※一騎当千や戦国無双な話は出てきません。PS.初投稿です。投稿内容は、作者の独断と偏見により、歴史的事実と異なる場合があります。大目に見てください。※2015年10月10日に書籍化しました。
三直豊利! 天下の織田信長に、面白いと感嘆させた男です。「猿には孔明が付いた。では、あれは犬の士元になれるか」 凄く期待の篭った言葉ですが、あだ名をつける名人の信長に「饅頭」と呼ばれます。「20歳を前に、オレの頭は風を感じる事ができるという事だ」 気の毒キャラなのに、凄く優秀! このギャップがたまりません。 信長に犬と呼ばれる前田利家に仕えますが、この殿様が全くの脳筋! 荒子城を貰っても、全く管理できません。「うちの殿。マジで脳筋。俺の役職とか権限とか考えなし。紹介状とかも用意なし。オレ、このまま荒子城行ったら不審者として殺されるんじゃね?」 初仕事から、饅頭の仕事はデスマーチ! 検地に年貢、その上一向衆まで解決しちゃいます。 どんどん前田利家が出世するにつけて、デスマーチは加速し、ただの饅頭ではなくなります。 一度読み出したら、ノンストップ!
梨香
読み易い文体です。戦国時代が好きな人には、うけるでしょう。ちなみに、私は上杉家が一番好きです。ところで、上杉家は忠臣蔵の吉良上野介と深い関わりがあるのはご存知でしょうか?上野介の長男(綱憲)が米沢藩(藩主は上杉氏)第四代藩主で、第五代藩主(吉憲)は上野介の孫です。さらに、上野介は綱憲の次男(左兵衛)を養子にもらい、家督を譲っています。凄い関係ですね(^^;
神田川一
48位:『ギルドのチートな受付嬢』
作者:夏にコタツ
神様に同姓同名の誰かと間違われ、若くして天寿を全うさせられてしまった主人公。お詫びにとチートし放題の転生を持ちかけられ、嬉々として承諾する主人公だったが、その条件にばかり集中していた彼は失念していた。……神様が、ドジッ子属性を持っていたことを。生まれ変わった先は剣と魔法の世界。エルフとして生を受けて早数年。ギルド支部の仕事が今日も始まる。元々短編だったものの連載版です。R15の類は保険です。※本編は完結したので、完結済と変更しました。ご指摘ありがとうございます。
47位:『J/53』
作者:池金啓太
能力と呼ばれる特殊な力が一般的となった世界で生きる「引き出し」と呼ばれた少年五百グラム以下の物を収納するという能力しか持たない、落ちこぼれの烙印を押されている少年が幾つもの事件に巻き込まれる中、都合のよい最強の力など手に入るはずもなく、自分達の持っている力で仲間と共に苦難を乗り越えていく物語※実際に能力者がいた時こんな世界になるのではないかというのをできる限り再現したいと思っています皆様のおかげで累計PV41,000,000突破しました!二周年突破しました!メインストーリー完結しました!
超能力が認知されている現代風世界を舞台に、少年少女能力者達の活躍と成長を描いた作品。主人公は、様々なトラブルに巻き込まれるのですが、持っている能力は、汎用性こそ多少あるもののスペック的には弱く、そこを個性的な仲間の能力や、知識や作戦で補いながら乗り切っていきます。その様子は爽快でバラエティに富んでおり、読者を飽きさせません。また、本編完結済でボリュームもかなりある作品なのですが、話数がきちんと区切られていますので、読みやすい作りになっています。もっとも、私は一気に読み進めて中断しどころを見失った記憶がありますが……。なにはともあれ、完結済作品をまとめ読みされたい方にはオススメの一作です。余談ですが、本作のタイトルの読みは第一話冒頭に記述がありますので、ここではあえて触れません。こう書いておけば、より読者増に貢献できるでしょうか……?
Taranome
この作品は毎日更新なので膨大な量となっていますが、そんなこと読み始めたら全く気になりません。むしろこれだけのレベルの作品を無料で読んでも良いのかと心配になるくらいです。作中には超能力が出てきますが、設定がリアルで作り込まれているため違和感なく話に集中できます。バトルも超能力だよりではなく、超能力を活かした作戦をたてて戦うので読み応えがあります。時間があるときに集中してじっくりと読みたい作品です。
46位:『メイドは進むよどこまでも!』
作者:もちもち物質
学校ごと剣と魔法の異世界に飛ばされるというありがち展開にもかかわらず、私の職業は『メイド』でした。武器はハタキ!スキルは『お掃除』!そんな感じの戦闘力ゼロなメイドが頑張る話です。2015年10月5日に改稿を行いました。※70話付近から割と狭義での生命倫理観が希薄です。人が人の命をどうこうするのはおこがましいと思わんのでご注意ください。
化学部の9人が異世界に飛ばされた!だけど主人公1人だけ・・・戦闘力ゼロの、職業=メイド!?一緒に飛ばされた化学実験室を拠点にして、武器(?)は「はたき」、防具は「ロング丈メイド服」の理系女子高生が個性あふれる部員達と送る、友情サバイバル。皆の『スキル』と、自前の科学知識を使って、魔物のうろつく森でとにかく生き残れ!~~~~~やがて、学校の他の生徒達とも再会し、協力して元の世界への帰還を目指す・・・というのが本作のメインストーリーだが、化学部員達のコミカルなやり取りやお互いへの信頼、主人公のやや暗い女友達事情などの若者の複雑な心情も丁寧に、ファンタジー世界をうまく利用して描いている。<こんな化学部、絶対楽しい。>メイド好きの大人から、今将来の進路に悩む中高生まで、みなさんに読んでほしい、友情と冒険と自分探しの物語です。
一鐘
学校ごと異世界に飛ばされた主人公所属する部活は男の中に女が1人。でも逆ハーやオタサーの姫にもならず、平等な仲間。驚くほど恋愛要素がない。ただ、主人公は全校でたった独りの非戦闘員。だから仲間は主人公を守る。主人公もまた仲間の役に立とうと奮闘する。命がけでお互いを助けてる内に、よりいっそう強い絆が出来ている事が分かる。もし将来お互いに伴侶が出来ても、万が一この中の誰かと付き合って別れたとしてもきっと恋人より大事な存在で居続けるんだろうなぁと想像する。恋人は別れたら終わるけど仲間は永遠なんだ。それってハーレムより恋より羨ましくて素敵な事では無いだろうか?
みかん
45位:『眼鏡なしで異世界!』
作者:ノクシャス
帰る術も分からない異世界でド近眼の六花は顔の一部と称する眼鏡を壊されてしまった。この世に眼鏡は存在しない。何も見えなきゃまともな職につけるわけがない。だから壊した男の罪悪感を煽って責任をとってもらうことにした。絶世の美形が、震え上がる強面が、おぞましい爛れ顔が目の前にいてもお構いなし。だって見えないんだもーん。眼鏡を失った女による異世界でのド近眼事情。*本編三十話(完結済み、番外編は不定期で気まぐれ更新)
44位:『転生したから新世界を駆け巡ることにした』
作者:氷純
赤田川ヨウは飛行機事故に巻き込まれ、失意のまま死亡すると異世界で第二の生を受けていた。男爵家に生まれたものの前世の記憶が災いして生活に馴染めず、厄介払いをかねて開拓学校を受験させられてしまう。――え、人型兵器があるの? 適性ないの? 落第? ……どうすんの?第一章は毎日更新します。
この作品は共依存の構築と脱却がテーマのようで、最初は前世の記憶により、今世を上手く生きられない主人公とヒロインが2人だけの世界を構築していきます。主人公とヒロインがお互いに依存していく過程とその脱却は丁寧に描かれていて、とても良かったです!また、世界観や考察、キャラクターや転生の謎などもしっかりしているため、とてもリアリティーがあり読んでいて素晴らしいと感じました!戦闘シーンも迫力があって、最高です!特に強敵達との戦闘シーンはとても素晴らしかった!ヒロインも可愛いし、主人公との掛け合いがとても楽しいですよ!主人公とヒロイン以外のキャラにも活躍の場面があるのも好印象でした。とても面白かったので、まだ読んでいない方は是非とも読んで見てください!
typhoon
異世界ファンタジーですがロボットがメインの小説です。なので一応文明自体はそこそこ発展しています。そもそもロボット物の作品が少数なのであまり読んだことのないタイプの話しでした。いろいろと転生した主人公にも葛藤があり、確かに死んだことをすぐ受け入れることはなかなか難しいと思いました。ただまあ、そのことから作中でヒロインと結構共依存になっていることや人間不信がみられるので、そういうのが苦手な人は微妙かもしれません。しかし、作品自体はよくできていますし主人公も少しずつ精神的に成長したりするところもあるので苦手な人も読んでみてほしいです。また、主人公が自分がなぜ転生したのかを疑問に思い探っていくことも物語の重要な部分に関わってくるので自分なりに考えながら読むと面白いかもしれません。ロボットを使った激しい戦い、転生に隠された陰謀そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。
ひょろ
43位:『魔術学院の恋愛事情』
作者:香月航
とある魔術学院に通う平凡な私に、突然ふってわいた非凡な彼との関係。「俺の子供を産んでくれ」って何ですか!? 名門の家柄にも無駄に美形な顔にも興味ありません。頼むから色恋は他でして下さい!そんな二人のお砂糖話。一迅社文庫アイリス様より文庫版発売中です。(加筆修正&書き下ろし有)出版に伴うWEB版削除はありません。※個人サイトの作品と同世界観です。単体で完結していますが、たまに元話のキャラも出てきます※
タグの一行目のコピがこのレビューの題名なんですが、まさにこのとおりであります。しっかりした戦闘(&魔法)シーン、伏線が張り巡らされた構成と甘い恋愛に満足して読了。あら書籍化もされるのね、うんうん。あ、消さないでくれてる、GJGJ。あ、エピソードが追加されてるじゃないの<--イマココということで未だお読みでない方にもお知らせをかねてレビューです。
Leaf
平凡な主人公(ヒロイン)がある日いきなり,美形,金持ち,実力もあると三拍子がそろった男性から言い寄られて……,という王道ラブストーリーです.しかし,この作品の場合は,ヒロインとヒーローの心情の変化(たがいに好きになっていく過程)をとてもていねいに描いています.なので,ストーリー展開に無理がありません.ヒロインもヒーローも好感が持てます.あくまで王道なので,安心して読めます.作者さんの自作ゲームのスピンオフ小説ですが,ゲームを知らなくても,楽しめます.
宣芳まゆり
42位:『異世界ドライブ旅行記』
作者:hachikun
コンビニから出てきたら、そこは異世界だった!片手には、さっき買いものしたコンビニ袋。旅の相棒は、愛用してきたおんぼろの軽四ワゴン。勇者でもなんでもない、どこにでもありそうな、ごく普通の異世界放浪旅行物語。2015/11/25 完結しました。
まず、基本として、主人公の思い通りにならない展開は殆どありません。主人公がそうしようとして、思い道理に動くのではなく、作者が主人公の回りの環境、流れを無理矢理に思うままに動かすために使っているので結果対して、疑問を浮かべる部分が少なくありません。主人公グループが正しいと言う状況を作るために矛盾を感じる状況、設定を作っている所も多々あるように感じられました。何か特定のジャンルに対して話を始めますが特に深く掘り進めることなくそのまま終了します。このような点に我慢ができるのならば読んでみるのも良いでしょう
るれろ
41位:『獅子は険しきを冒す』
作者:戈止
冒険者として一流の域に辿り付いたジェラルドはある日、災害級の怪物である獅子鬼と遭遇した。戦い、敗北し、食われ……気が付けば自身が獅子鬼になっていた。人の心を持ったまま無敵の怪物となった彼はこれから先、どのように生きるのか。これは無敵の怪物になってしまった男がファンタジー世界で冒険する話。(本編一先ず完結しました)
40位:『盟約の花嫁』
作者:徒然
お前たちが望む間だけ、お前たちを導くとしよう。その代償として、お前たちは私に人族の花嫁を与えよ。お前達が約束を違えぬ限り、盟約が破られることはない。・・・・・かつての盟約に基づき、竜王の花嫁を選ぶ時が来た。辺境の小さな村に住むフィリスは、花嫁候補の娘の付き人として、竜王の住む城に行くことに・・・。(2015/3/1 角川ビーンズ文庫様より書籍化予定です)
恋する心、愛する心。 種族や価値観の違いはあれど、相手を想う気持ちに違いはないのだろう。 この物語は王道と言える恋愛ファンタジーだ。 辛い境遇に身を置く一人の少女が主人公で、とある理由から暮らしていた村を出ることになる。その切っ掛けを作ってくれた青年に好意を抱き始めるのだか、様々な壁に直面する。 一方、もう一人の主人公と言える青年は、少女との出会いで心の変化に戸惑うことになる。己の立場に悩みながらも、彼女の瞳に自分を映したいと願い、そのために動き始める。 心の移り変わりを丁寧に描いている、キャラクターたちの心情に焦点を当てた作品である。 王道好きや竜好きには、是非とも読んでもらいたい。 関連作品の「ありふれた恋歌」も連載中なので、セットで読むことをオススメする。 こちらも良作だ。
西
甘甘な少女小説。それこそ吐く息が砂糖に変わるぐらいの。ファンタジーというよりはお伽話とでもいった方がいいかな?村八分的な不遇で虐げられる健気でいたいけな少女が身分を隠した貴人に見初められ、素直な感性のまま愛されることを知って恋をする。やがて想い人の正体を知り、その境遇の差がもたらす断絶を思って苦悩するも危機にあって心からの願いに気付き、愛おしさの大きさが少女を強くする。まさに王道!これぞロマンス小説!少女小説の真骨頂!…このレビューは徹夜寸前の一気読みで沸いた頭で書かれています。
神鳴る
39位:『イベントは総スルーでお願いしますっ』
作者:ざっく
私、ヒロインです。・・・なんて、イタイ自己紹介でしょう。え、逆ハーって、何それ。無理ですけど。攻略対象のイケメンたちより、ずっとそばにいてくれた護衛官と結婚したいのです。イベントもフラグも全く必要ありません。だから、近寄らないでくださいます?悪役令嬢も巻き込んで、私、頑張ります!※R15は保険です。そんな感じの流れに持って行くかもしれない。
38位:『とある鍛冶屋の奮闘記』
作者:馬之屋 琢
王国支配を目論む魔王が倒された。 だが、魔王を倒したのは選ばれた勇者ではなく、「魔王? いや、部屋の前にいたドラゴンが素材として欲しかっただけなんだが、魔王はそのついでに……」 町の鍛冶屋だった。 この物語は、武器作りに命を懸けた、とある鍛冶屋の物語である。 ※アルファポリスの方でも掲載開始しました。 2015年7月17日 完結しました。
37位:『火刑戦旗を掲げよ!』
作者:かすがまる
勇者は戦死し、1人の男が火刑に処された。窮地の王国を救い大陸に平和をもたらしたのはその男だったというのに。時が流れ辺境に1人の不思議な子が生まれる。名をマルコ。再びの戦乱に軍を率いて武名を轟かせるその在り様は、かつて炎の中に殺された男と酷似していた。// 本編完結済。外伝不定期連載中。MFブックス小説家になろう大賞2014優秀賞受賞。2016年4月25日完結巻刊行。
知るものぞ知る隠された歴史の中。世界は緩かに滅びを迎えつつあった。されど彼等は踊る。あるものは歴史を歩み、犠牲のうえに世界を築いた。あるものは真実を知らず、幻想を信じていた。あるものは真実を知り、そして絶望のうちに諦めた。あるものは真実を覆い、信仰に身を任せた。あるものは見果てぬ世界に、竜を知る。そして、彼は世界の敵となることを決意した。※注:個人的要約です。この物語は闘う者達の物語であり。超越者の”彼”の物語でもある。読者は”彼”の視点を共有することを許され、世界を睥睨する。時に彼の崇拝者として世界への躍動を許される。彼の全てを理解する必要はない。なぜならこの盤上は彼の掌の上にある。我々は盲目的に追従してもよい。敵多く戦いは必然。そして、彼は歴史を作る。特等席は向かって上:火刑戦旗を掲げよ!です。
ねぐせ
これは、お金払ってでも買って読むべきレベルのものです。俗っぽく言えば、「振り込めない詐欺」「買えない詐欺」魔人と忌み嫌われた英雄の死から物語が始まり、辺境の片田舎で生まれた少年と、一人の行商人の出会いから広がっていく世界。その中途で出てくるキャラクター全てが、余すことなく魅力に溢れています。ストーリーの全て(世界観・人物・心象)を見事に文字に表現しきっている作者さんに脱帽です。ぶっちゃければ、このサイトで読んだ小説の中で、ここまで脳をフル活用してイメージして楽しんだ小説はありません。詩的表現で分かり辛いと敬遠するなかれ、そこから己の中で世界を広げてイメージしてみましょう。そしたら見えてくるでしょう――燃える赤布に黒十字を描かれた旗のもとに集った英雄たちが!その英雄達の先頭を駆ける少年の姿が!――そして、世界は燃え上がる!!――
煮え湯
36位:『異世界転性 ~竜の血脈~』
作者:彦猫
剣と武術に明け暮れて己を鍛えた武術家(42歳独身)は、大規模な災害に巻き込まれ、多くの命を救ってその生涯を終えた。このままあの世行きか、と思った男の前に現れたのは、管理官を名乗る美女。剣と魔法の世界に転生できると聞いて、男は強力なギフト『竜の血脈』を持ち転生する。しかしその転生した先は女だった。しかも美少女だった。武の道を究めるため、男の象徴を取り戻すため、生まれ変わった少女?の冒険?が始まる。 とりあえず美人のママのおっぱいには顔を埋めますけどね。女風呂では他のおっぱいガン見しますけどね! 可愛い女の子にはセクハラかましますけどね! ※十五少年少女異世界冒険記は続編のような外伝にあたります。よろしければそちらもどうぞ。 ※勇者を殺せ!? ~神竜の騎士~ は完全に続編にあたります。
男性が異世界転成したら美少女だった…しかも裕福な家庭で人生楽勝〜なんて思っていた時期がありました…美少女の冒険と言うには大きな試練、どころか大きな運命が待ち受けています。可愛いヒロインとの出会いがあるけど、美少女(男)と美少女ではなかなか思うようにもならない?精緻な描写とテンポの良いストーリーに過激な表現から稀にノクターン送りもあるよ⁈軍団VS軍団戦闘や個人の私闘まで楽しめます。更新も早いので、毎日が楽しみになります感想大好きな作者様なのでコメント魔王を自負している人は尚更お試しから読んでみて欲しいです〜
北海ひぐま
35位:『転生王子と光の英雄』
作者:楠 のびる
【注意:この物語は『転生王子と白虹の賢者』の続編です。前作を先に読むことをお勧めします。】 オタクで干物女である早川涼子が三十五歳を目前に交通事故で死亡、グレイシス王国第七王子ハーシェリクに転生した。 転生し七歳となった春、帝国軍が侵攻してきたとの知らせが王都を揺るがす。同時にハーシェリクの懐柔も暗殺も失敗した大臣が暗躍し、その魔の手がハーシェリクと仲間達に忍び寄る。 運動神経なし、魔力なし、あるのは持ち前の行動力と前世の経験と(オタク的な)頭脳だけの王族の中では残念仕様な金髪碧眼王子ハーシェリクと、元凄腕密偵の執事クロ、元不良の騎士オランジュ、新たに性別詐欺のツンツン魔法士シロを加えた一行が巨大な悪に立ち向かう物語。【続編-転生王子と軍国の至宝に続きます】
今作はもちろんのこと転生王子シリーズは一番大好きな作品です!ハーシェリク殿下最高!それを取り巻く人も、世界観もクオリティ高過ぎ!この作品たちに出会い毎日続きを楽しみにしてしまう自分がいます!応援してます!感動に感謝してます!って、多少なりとも伝えたくて読もう会員になってしまう程に心震える最高作です!
s0wat
34位:『チートコードで俺TUEEEな異世界旅』
作者:時野洋輔
発売前のゲーム本体とゲームソフトを手に入れたスメラギ・タクトは、ゲーム開始後にもらえるボーナスをチートで全部入手してゲームをはじめた。 そして目を覚ましたら、異世界にいた。 説明書もなにもない、あるのはジャージと多くのボーナス特典のみ。 いわゆる異世界チートものです。 人は死にます。ハーレムにもなります。 最初は異世界にとまどう主人公も、ボーナス特典になれてくるにつれて、俺TUEEEになっていきます。 ていうか、反則だろ? っておもうことがいっぱいです。※第一話が卑怯というタイトルですが、主人公は鬼畜ではありませんし悪役的なキャラにもなれそうにありません。普通にいいやつです。少し、いや、かなり鈍感です。12/31 本編完結しました。後日談は1月中旬開始予定です。12/1 1000万アクセス突破しました。ありがとうございます。11/28 書籍化決定しました。7/3 最終章がはじまりました。3/31 話が増えてきたので、タイトルの横に番号を入れました。
33位:『無駄なんかじゃない、異世界召喚』
作者:Aska
俺はどうやら巻き込まれ召喚をしてしまったらしい。トラックに轢かれそうになっていた女の子を助けようと飛び込んだら、その女の子の足元に魔法陣が出現。そして、気づいたら知らない神殿の中で、知らない人たちに囲まれていた。周りは女の子に話しかけているけど、俺の存在はまるで無視。理由はすぐにわかったけど、……これはひどい。でもせっかく異世界に来たんだから、俺のやりたいようにやろう! そんな真面目に聖女を頑張る少女と、その隣で好き勝手やっている少年と、それに巻き込まれる人々な中編。(全11話構成で完結です。注意:オカンが無双しています)
異世界転生に巻き込まれたら、何をしますか。召喚者から離れてチート無双。主役の頼れる右腕になる。ひっそりと穏やかに生きる…。当話は、幽霊を巻き込むコミュ力を持つ少年が、優しい聖女を守護することを決意し実行する話です。少年には大それたチート能力も、ハーレム要素もありません。むしろチートは脇役(と言って良いものなのだろうか…)である、オカン氏(※男)です。ただし決して少年の存在は無駄じゃない。笑って、笑って、笑って、ほんのり泣ける。ほのぼのボーイミーツガール、常にオカン…な、おはなしスッキリ11話完結。オススメです。
ななか
この物語は異世界に聖女として召喚された少女とその少女を助けようとして死んだ少年(幽霊)のお話、だったような気がする思い返せばオカン味噌汁を作ってくれた獣と闇を従えた疲れたとき氷まくらを作ってくれた娘のためならオカン無双もした幽霊だってオカンが大好きみんな大好きオカンオカンは旅を経て、成長しそして聖母となったあれ?少年少女は?読後は『オカン』の3文字を見るだけで笑えるようになります。ご注意ください。
ささきさき
32位:『玄関開けたら異世界だった!』
作者:若桜なお
玄関を開けたら、そこは異世界だった--川浪凪沙はある日突然異世界に迷い込んだ。言葉も通じない世界に最初は戸惑う凪沙だったが、傭兵のカイの助けを得て、その身に宿す膨大な魔力と、稀少な魔法使いを産む能力を狙う者の手をかいくぐり、ただひたすら旅を続ける。果たして彼女は家に帰れるのか!?「てか、自分じゃ使えないで他の人には使える魔力とか、そんな意味わかんないチート能力いらないから! それより言語能力寄越せ!!」 ※ 基本、毎日0時更新予定です。 ※ 10月12日、完結しました。
31位:『変わらぬモノ <きらめきのゴーレム>』
作者:雨野千晴
主人公は不幸な事故に巻き込まれ、突然、自分の状態もわからず、動くこともできない状態に陥った。ただ思考することはできる。主人公がひたすら瞑想を続ける中で、突然頭に声が響いてきた。驚きつつも、それは悟りを開いたことを告げていた。ついに動き出す主人公。メタルゴーレムとなって世界中を駆け巡る!
話の進み方、テンポ、個性等非常にバランスが良いなと思います。文章量も程よく、主人公の味が染み込んでいて面白い。あまりみないような形なので、新鮮な感じもしました。一つだけ、最後がうーんって感じですね。どうなるんだろうって期待があった分すこし物足りない感じがしました。ただ、そんなマイナスなんか吹き飛ばすくらいの質だと思います。非常に素晴らしいと思います。
ごんごん
よくある人外転生物?え?ゴーレム!?面白いのかな?そんな気持ちで読み始めたら止まらない止まらない何が止まらないかって?ゴーレムさんの怪進撃!こんなに楽しい作品はなかなかお目にかかれません大事件が発生する時、無自覚、天然、斜めうケフンケフンえっと……そうそう!悟りしモノ!ゴーレムさんが見事に怪決!気が付けば貴方もゴーレムさんのメタルボディの煌めきに夢中になっている事でしょう痛快アクション大作です序盤は文字数少な目でちょっと冗長に感じますが上陸した辺りからの面白さは最高です!
たこわさ
30位:『悪魔公女 〜ゆるいアクマの物語〜』
作者:春の日
【改修終了しました】彼女は光溢れる世界の夢を見る。家族。学校。友達。電車。バス。映画。本。彼女は光の世界で成長し……最後に白い部屋の中で、闇に包まれた。彼女が夢から覚めると、小さな一体の悪魔になっていた。魔界でののんきな生活。強大な存在との出会い。長い時を悪魔として過ごすうちに、その心に広がるのは、光の世界への憧れ。彼女は目の前に現れた召喚魔法陣に飛び込む。そして……再び彼女が目を覚ますと、人間の赤ちゃんとして産まれていた。そこは神聖王国。悪魔でありながら、赤ん坊の力しかない彼女は恐怖する。悪魔だとバレたら、やばい。自分は人間なのか悪魔なのか? 彼女は生き残ることが出来るのでしょうか?一章はラノベ一冊分相当で換算しております。通常パートとシリアスパートの落差にご注意ください。悪魔的な描写がございます。読み方は『あくまこうじょ!』と元気にお読みください。※全四章、第一部として完結しました。第二部『悪魔公女Ⅱ ~ゆるふわアクマ旅情~【リメイク】』を新たにはじめました。http://ncode.syosetu.com/n5520de/
29位:『魔法少女を助けたい』
作者:クンスト
主人公は化物に襲われ、魔法少女に命を救われる。魔法少女の実在を知り、化物の自主警戒を開始する。主人公に義務はなかったが、それでも監視を続けた。そして、ある夜。美味そうにツバを飲み込み魔法少女を眺める黒幕が現れる。化物をワザと倒させ、レベルの上がった魔法少女を狩ると黒幕は語る。経験値は心臓が止まるだけで取得可。だから少女は何度も殺される。レベリングに退屈したなら、少女の体を壊して楽しむもよし。太ったガチョウの肝の味を思い浮かべるように、魔法少女の結末を語る黒幕に恐怖した。何故、魔法少女を助けるのか。これがあらすじである。
魔法少女系の物語なのにかなりダークなあらすじに最初びっくりしたのを覚えています。あらすじだけ読むとホラーやグロ系メインなのかと思われる人も多いかと思いますがホラーではありませんしそこまでグロい表現もありません。ただ不幸な運命を決定づけられた魔法少女たちを救う物語、、、かどうなのかは読んでから判断してください。最後まで読んでからじゃないとわかりません。主人公自体がいろいろあれなので詳しくは言えませんが面白いと思います。最後の方の展開も推理などがありハラハラさせられる部分も楽しめるので是非読んでみてください。ちなみに続編があります。そちらはまだ未完結ですが定期的に更新しているのでこちらが面白かった方は読んでみるといいと思います。
ひょろ
昨今では、猫も杓子も魔法少女と忙しない世の中である。けれども本作はそれらとは一線を画している。作者様は、非常にしたたかだ。何故魔法少女がいるのか、何故ステータスが存在するのか、何故魔法少女が危機に陥っているのか、そのすべてが巧みに計算され尽くしている。読み進めれば読み進めるほど、先が気になって仕方がなくなる。けれどそれは本作を支える魅力の片輪に過ぎない。本作のもう片輪は主人公である御影だ。主人公である御影は控え目に言っても最高だ。一時流行ったやれやれ系主人公の皮を被ってはいるものの、初っぱなから自分の命の危機を省みずに、どう考えても無理ゲーな強大なボスに立ち向かう。そのモチベーションは確固たる「魔法少女を助けたい」拙いレビューではありますが、最初から最後まで熱い主人公、かわいいヒロイン、魅力的な謎を散りばめた本作を自信を持ってお勧めしたいと思います。
比音 ちょこ
28位:『呼び出された殺戮者』
作者:井戸正善/ido
幼少から様々な武道を修練してきた遠野一二三(とおのひふみ)は、ある朝、稽古中異世界へ強制的に旅立つことになった。現代日本で人を殺したいという欲求を溜め込んでいた一二三は、魔物が跋扈し、人間同士の争いもある世界だと聞いて、異世界で生きていく事を決めた。人間の限界まで鍛えた武技と、苦もなく人を殺せる歪んだ倫理観を持った、恐ろしい男が異世界へと呼び出された……。☆続編『よみがえる殺戮者http://ncode.syosetu.com/n4805cx/』を開始いたしました。こちらもよろしくお願いします!☆HJノベルスより書籍化いたしました。全9巻発売中です。よろしくお願いします。☆コミックウォーカー及びニコニコ静画にてコミカライズ版掲載中です。よろしくお願いします。
人にはそれぞれ欲望がありますが、欲望のままに生きることは出来ません。しかもその欲望が「人を殺したい」なんて社会から拒否されるものであればなおのこと。しかしもしもそんな欲望を持っていて、しかもそれを許容する環境(世界)があり、なおかつ実現できる力があったなら…きっと人間はこの主人公のようになるのでしょう。はっきり言ってわがままな主人公です。自分は他人を利用しまくるくせに自分が利用されるのは嫌い。自分が殺されてもいいからと他人にも殺されていい覚悟をしろと強要する。自分の論理に基づき、いかにも正論のようにわがままを言うこの主人公はある意味中二病なんでしょう。破綻した論理に抵抗がある方にはオススメしませんが、とりあえず人が死ぬ描写が好きな方には特にオススメ致します。ただ、「戦闘描写」が好きな方にはストレスを感じてしまう描写もあるかもしれません。あくまで人が死ぬ描写好きな方向けです。
紅い子羊
これはある種のテーマが突出した凄い作品ですなぁ。『殺戮』と『狂人』というテーマと世界観が読み手を上手く引き込むエッセンスとなっています。チートものなのですが、なろう系にありがちな『あまーい展開』や『いきなりハーレム』などよりも、もっと暴力的や本能的な戦闘狂をしっかりと描くと言う部分は独自性をもった素晴らしい作品ですね。1月の夜長にこちらの殺戮と血にまみれた異世界ファンタジーを読まれてみてはいかがでしょうか。
かきくけ虎龍
27位:『俺は畑で無双する』
作者:昼熊
目が覚めるとそこは――畑だった。困惑する青年、畑 農幸は土に埋められていた。異世界転生という夢のような展開……の筈が始まりは地中だった。一人の異世界転生者が何とか頑張って畑を耕す、そんな物語。
ある青年が目覚めたら、そこは畑だった……と、いうか自分が畑だった。当然自力では動けないし、これから何をすればいいのかもわからない。ともかく、目の前の課題は能力の把握と(自分を耕してくれる人の為の)自分の手入れからだ!前代未聞の大地転生から始まる成り上がり(?)チート(?)無双物語。同作者の作品は妙にメタ的であったり、常軌を逸した(褒め言葉)設定である事が多いが、この作品も例に漏れず、転生先が畑という何食べたらそんなアイデア出てくるのか理解できない(褒め言葉)代物。チート化しても移動できるようになっても徹頭徹尾畑スタイルを崩さない。ぶっとんだ基本設定に反して、作品自体は安易な人化だの過剰なご都合主義はない「畑」という個性が一貫している手堅い代物。その辺りの作品としての基礎力、いわゆる「土壌の質の良さ」もこの作品の魅力の1つ。中編作品として手堅く纏まっているので是非。
仲根多鎖
本当に大好きなお話です。何度でも読みたくなる‼「畑」に転生!?なんて面白い着眼点。難しくない文章なのに、引き込まれていく展開に、心がほんわりします。「畑」のクセに素晴らしい「心」の持ち主で、ついつい「畑」の魅力にクセになっちゃいますw最後にはつい泣いてしまいそうになって笑いますw普通の俺TUEEEEEE系じゃないのでうんざりする事もなく、最後まで一気に読めちゃいます(私としては続きを書いて欲しいのですが…w)素晴らしい作品なので、ぜひ!是非!ゼヒ!読んでみて、声を高らかに感想で作者様に訴えかけてください。「続きを書いてほしい!」とw拙い文章のレビューを最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
なみ
26位:『悪役は恋しちゃダメですか?(連載版)』
作者:葉月クロル
乙女ゲームの世界の悪役令嬢ミレーヌの前世は、日本の女子高生だった。幼い時には悪ガキで、今はイケメンキラキラ王子のレンドール17歳と、記憶を取り戻して改めて王子に心を奪われてしまった小動物系お嬢様のミレーヌ15歳が、くっつきそうだったり勘違いしたりしながら幸せに結婚できるように頑張る、じれじれしたかなり甘いお話。■3月27日に、フェアリーキスピュアさまより書籍化されます■
25位:『師弟失格』
作者:守野伊音
天界と人間界の戦が終わって千年。最古の人間王であり、最後の天人である王様と、その師匠だったアセビ。因縁によりこじれた師弟の、千年目の正直。第十五回角川ビーンズ小説大賞優秀賞頂きました。角川ビーンズ文庫より『淋しき王は天を堕とす 千年の、或ル師弟』として書籍化しました。
24位:『騎士団付属のカフェテリアは、夜間営業をしておりません。』
作者:厳
騎士団付属のカフェテリアでくいっぱぐれた騎士団長と、彼女を迎える料理長の物語。※双葉社Mノベルスから発売です。
勇ましくも合理的な女傑騎士団長とヘタレ料理長の恋愛物語。望む世界に留まるために、そして己の矜持のために騎士団長は非情にも徹し、その冷えた心と体を料理長が暖める。殺伐とした世情に暖かな関係を彼らは築く。===========================団長も料理長も、そして他の登場人物も容姿描写は控えめながら逆にそれが想像を掻き立てる位に背景がしっかり、でも過度に感じさせないバランスの良さがある。その上手さも是非お勧めしたい。
23位:『勇者イサギの魔王譚』
作者:みかみ てれん
「これからも、俺についてきてくれないか」 ――共に歩んだ愛する少女へと告白した瞬間、少年は未来へと飛ばされた。彼を喚んだのは魔族の姫。彼が討ち取った魔王の末裔だった。「お、お願いします、魔王さま方…… わたしたち魔族を、冒険者の魔の手からお救いくださいませ……!」 滅亡の危機に瀕した魔族を救うため、そして愛する少女と再会するために彼は再び立ち上がる――勇者イサギとしてではなく、魔王候補イサギとして。※エンターブレインより書籍化しております。
まず、この作品は、異世界転移モノですが、通常とは違います。 魔王として召喚されるも、それは元勇者が召喚されるお話なんです。 また、勇者は頑張って来た事が無駄だったのではと苦悩する場面が多くあるのですが、そこが良い。 正義は何か。悪とは何かを考えさせられます。 そして、様々な登場人物に深いストーリーがあり、そこに涙があるのが、もう最高。 さらに、主人公はある少女を愛しているのですが、それを貫く姿勢、それを守る為の奮闘、全てが美しい。 少女も、主人公と愛を育み、最後まで信じて命を懸けて、想いを紡ぐ辺りが、泣いてしまう。 読んでて泣いてしまうんです。 貴方も、貴女も読んで欲しい。 本当に感動で泣きたい人は、読んで欲しい。 私には、名作の一つとして、胸に刻まれた作品として、忘れられそうにないです。 だから、多くの人に読んで貰いたい。 是非、ご一読を!
好評価のレビューも多く、ランキングも高いので読む人も多いですが、私には合いませんでした。魔王候補として召喚された時のイサギの対応・感情に始まり、各所での判断・感情の動きに違和感があり、感情の動きすらご都合主義になっていると思えました。また、魔王を倒すまで隠しきった奥の手も、乱発されて便利な技になってしまっているのも残念です。特に目をひく設定もなく、感情移入もできなかったので、序盤で違和感を感じる方には私と同じく合わないかもしれません。魔王候補達に感情移入できる方は完結している物語を楽しめると思います。
むっきー
22位:『異世界を九十九と一人旅』
作者:書積詠人
代わり映えのない日常、夢も希望もない将来。無気力な大学生 相生 概(あいおい がい)は、世の中に諦めに近い感情を持っていた。そんなある日、異世界の女神に喚ばれ、異世界の活性化を頼まれる。説明もそこそこに異世界に放り出された概は、受け取った加護(ギフト)「九十九神」と現代知識を使い、異世界での生活を開始する。初投稿です。異世界トリップ物、チートあり、ハーレム無しです。よろしくお願いいたします。◇◇◇数多くの要望に応え、プロローグと第1章と第2章を統合しました。以後の統合はございません。ご了承下さい。
21位:『異きのこる』
作者:紅天狗
今流行の異世界転生、そして生きのこる話。(全話予約投稿済み、公開時刻は毎朝0:00です。)
起承転結がハッキリとしておりとても面白いと思いました。何よりもなろう小説で主流の「チート転生」に独自のもの(世界観と言うのですかね?)を取り込んだ結果の「キノコ」……。良い意味で笑いました。短いのに完結していることもこの小説に惹かれた理由です。とあるスライムの物語が想像に浮かんできましたが、それよりも短い分まったく別物の魅力がありますね!
えいおー
20位:『手のひらサイズの騎士を拾いました』
作者:山下さん
会社とアパートを往復するだけの25歳OLが拾ったのは手のひらより少し大きいくらいの騎士(自称)でした。男性不信の優しい大きな彼女と、騎士道を重んじる小さな騎士の奇妙な共同生活がスタートし、そこから彼女の人生は大きく動き出す。 一部は彼と彼女のお話。二部は二人はそのままに、登場人物が増えて過去を紐解いていきます。******************2015.12 改稿と加筆を少し行っております。10月18日、無事に完結致しました。皆様のおかげです。本当にありがとうございました!彼と彼女とその家族、そして仲間たちまで見守って頂けて嬉しいです。ほぼ初投稿です。優しい目で見守っていただければ幸いです。
19位:『勇者のふくろの復讐劇~巻き込まれ異世界召喚・復讐物~』
作者:薄明
異世界の勇者召喚に巻き込まれた龍司。世界転移の際に女神から加護を貰うが、それは《勇者のふくろ》という名の荷物持ちをさせる為にだった。転移先の城の人間たちによって理不尽な虐待にあい、龍司は決意する。この世界を壊してやる、人間たちを滅ぼしてやる、必ず女神に復讐をしてやる、と。これは巻き込まれた一般人が一つの世界を滅ぼすまでの物語。※ダークファンタジー中編。そこそこ短めになる予定です。
異世界に転移した彼のステータスは《勇者のふくろ》どうやら、一緒に転移して来たもう一人の方が《勇者》(主人公)のようだ……『って、ちょっと待て!俺は「人間」だ!!』いきなり異世界に連れてこられたかと思えば、そこで待っていたのは理不尽な仕打ち『俺に“あんな”ステータスを付けやがった女神のヤロー、絶対に許さない』これは彼が、素晴らしいまでに美しく組み立てられた世界を壊していく物語“狂ってる”この言葉は彼に使われるべきか、世界に使われるべきか……
大分大好きっ子
虐げられる亜人達、腐敗した思想、いわれのない差別、悪意…… 女神によって能力を与えられた勇者の“ふくろ”こと龍司は激怒した。必ず、人類を除かなければならぬと決意した。 女神に与えられた能力を使いこなし、亜人達と手を取り合い、思想の裏をつき、悪意を積み上げ、人類を駆逐するそんなハートフルストーリー今開幕!!
五行読目
18位:『魔法書を作る人』
作者:いくさや
35歳童貞社畜の四十万静はサービス残業中に過労で倒れてしまう。思い返せば酷い一生だった。オタばれからいじめられ、以来だれにも心を開かず、就職してからは働いて働いて、友達も恋人もなく孤独に生きてきた。結局、そのまま息を引き取った静は異世界に転生し、7歳の誕生日に前世の記憶を取り戻す。折角、手に入れたチャンス。今度こそ誰にも束縛されず自由に、心を開いて生きようと決意する。こちらの世界には漫画もアニメもないけれど、どうやら魔法はあるらしい。今こそ、あの名作で描かれた魔法を実現するとき!決意を胸に静はシズとして生きる。ネット投稿は不慣れです。おかしいところがありましたらご指摘いただけると助かります。2013年12月31日、本編完結しました。2014年5月30日、書籍1巻発売しました。2014年9月30日、書籍2巻発売しました。2015年4月30日、書籍3巻発売しました。2015年9月30日、書籍4巻発売しました。2016年1月30日、書籍5巻発売しました。2016年6月30日、書籍6巻発売しました。書籍は完結となります。
タイトルの通り、クーデレや幼馴染系ヒロインが好きな人には殊更読んで欲しい作品です。尋常ではないほどにヒロインが可愛いです。また、主人公にも好感を持てます。人間味がある良い主人公だと思いました。安易にハーレム展開にならず、あくまで純愛を貫いた姿勢も格好良かったです。文章力が高く、俗に言うグダグダ感が無いため、とても読みやすい作品となっています。是非読んでみて欲しいです。
レビューは書いたことがないのですが感想を受け付けておられないようなので、レビュー初挑戦してみます。他の方のレビューにもありますが、少年期の主人公の行動でuターンするのはもったいない名作です。学生になってからの主人公は普通に好感を持てますし、何よりヒロインがカワイイ!ハーレム要素は無いのでそういうのが苦手なからにもおすすめです。物語もどんどんおもしろく盛り上がって行きます。完結後のおまけまで泣けますのでぜひぜひ最後まで読んでみて下さい。
ドブロッキィ
17位:『吾輩はXXXである。』
作者:cardy
死んだ後で転生先の生物を選べることが出来た彼。しかし、ロクなものが無い。ならば、どうなるかわからないが異世界へ。そんな彼が生まれ変わったのは・・・。***一応タグは保険です。初の長編ですのでヨロシクお願いします。
16位:『異世界ガーデニング -アルの造園物語-』
作者:乾物屋
ある日、植木職人の男性が雷に撃たれて死んだと思ったら、赤子になって生き返りました。 彼には状況が理解出来ませんでしたが、実は彼が新たに生まれた世界は地球とは全く違う異世界だったのです。 その後、その赤子はすくすくと成長しましたが、大きくなるに連れて他の子供と比べて変な行動を取り始めました。 そして少年は前世で培った造園技術を使って様々な奇跡を起こしていきます。 なんて感じの話を書きました。 ちょっとガーデニングに興味がある人が読むと面白いかもしれません。 吉報:最後まで書き終えているので打ち切りはありません 悲報:薄汚いコメディーです 狂報:書籍化しました
精霊さんにお願いしてガーデニングを…ではなくて、ほぼリアリティー+少しのファンタジーでのおはなしです。主人公のあまりのマイペースさが面白い。そして完成後の庭のシーンではかなり泣いてしまった。庭好きな人おすすめです!問題点は読んだ後リアルの庭の手入れが気になる…芝枯れてます。ごめんなさい!今日雑草抜きます!(涙)
アルパカ
15位:『火輪を抱いた少女』
作者:七沢またり
いつからここにいたのかはよく覚えていない。この糞みたいな場所で、私はいつも空を見上げていた。空に浮かぶ大きな大きな太陽。誰にでも優しく降り注ぐ暖かな日差し。もしもずっと晴れならば、この世はどんなに幸せなんだろう。だから私は明日も晴れるようにと毎日祈り続けた。泣くのを堪えて、必死に祈り続けたのだ。 そして、寒くて薄暗くて冷たくて糞みたいな雨の日に、私達は死んだ。 ――そう思った。※無事完結できました。ありがとうございます。また、書籍化も決まりました。出るのは秋過ぎと大分先なのですが。その間に、外伝とか更新したいと思っております。
読み始めてすぐ、ダークな世界観や寄宿舎もののような冒頭に引き込まれます。番号で呼ばれる人物たちを想像するだけでも、いたたまれない気持ちになり、先の展開を知りたいという欲を刺激してくれます。読み進めることで得られるカタルシスは、作品の強い魅力ではないでしょうか。他シリーズも合わせて、一度物語に入り込んでみてはいかがでしょうか。
ぼたん鍋
過酷な戦乱の時代を駆け抜ける、少女の苛烈な物語です。今は亡き友達との約束を果たすと誓い、己の知略と圧倒的な強さでのし上がっていく主人公、ノエル。彼女の長い戦いの旅路が始まる第一話を読めば、たちまちこの荒涼とした世界にのめり込むことができます。ファンタジーの醍醐味のひとつは、物語の世界観に浸って一緒に旅をしているような、心地のいい錯覚を与えてくれるところだと思います。冷たい雨粒や勝ち鬨の声、土煙をあげて激突する大軍勢などなど、壮大で厳しい世界がここにはあります。ノエルの戦いと火輪が意味する結末を、見届けてみませんか?
五色
14位:『神様は、少々私に手厳しい!』
作者:守野伊音
須山一樹は、ちょっと名前が男の子っぽいだけで花も恥らう普通の女子大学生だ。そう、普通だ。少々、十か月前に異世界に行っていただけだ。そんな一樹は、何の因果か再びその地を踏むことになる。しかもそこは、嘗て来た国と敵対国で、更に十年経っていた!プライムノベルスより書籍化しました。※60話前後から、異世界語、過去、日本語のかぎカッコが入れ替わってしまっています。ミスです、申し訳ありません。最終章の入れ替わりは仕様です。
都合主義設定の欠片はなく、本当に凡人転生なスペックとエネルギッシュなキャラたち、緩急激しいやり取りににまにましました。ルーナのハイスペック過保護王子さには色んな意味であらゆる作品のヒーローイケメン、頭上がらない…(^^;キャラとしてはアリスちゃんとエレナさん、叔父様が特に好きです。アリスちゃんのパンツを拝みたいし、エレナさんのお褒めを頂きたいし、叔父様とお話してみたい
輩
よくある異世界無双物ではありません。チートもありません。でも、作者様の素晴らしいコメディセンスにひたすら笑わされ、シリアスに胸を痛めつつも主人公のコメディにクスっとさせられ、そして愛に泣ける作品です。主人公のカズキはバカです。チートなくても、現代知識で内政チートやら軍師チートしちゃうお話は結構ありますが、カズキはバカなのでそんなことはできません。ただひたすら純粋で、まっすぐで、だからこそ悩む一番身近に感じられる主人公だと思います。 女性物にありがちな、女主人公だから男ばかり出てくると言うわけでもなく、素敵で魅力的な女性も沢山出てきます。まず読んで!とにかく読んで!で、カズキと一緒に笑って笑って笑ってみませんか?あと、アリスちゃん誰よりも愛してます!
月島 美緒
13位:『アクティブ・パンデミック』
作者:ばるでらま
「蟻が毒を運んできた」 そう称されるのは一つの疫病の流行であった。蟻や感染者に触れると感染するという避け難い感染経路と方法に、人類に対応する間も無く、その9割は瞬く間に死滅してしまう。 人々は食料を奪い合い、殺し合い、騙し合う。そのような世界へと変貌を遂げた。 そんな中、白沼路人は自らに疫病の抗体ができていたことに気が付く。 成り行きで女子学生三人を保護することになり、キャンプ場を拠点とした生活を始めるのであった。 終末世界を舞台としたどこかコミカルなサバイバル物語。
蟻からうつる感染症が社会を崩壊させた。人々は争い、死の恐怖に怯えるそんな中、白沼は自らが抗体を持っていることに気がつく。そして成り行きで3人のアホの子と共同生活を送ることになるのだった…… 完結に伴いレビューの改定をば。 サバイバル、パンデミックとくればシリアスが全体を占めそうなものなのに、彼らのやりとりはどこかコミカルでさえある。先行きが不安だからこそ、明るくあろうとしているのか? いや違う。彼らは素でこれなのだ。生きることを楽しみ、社会よりも自分を心配する等身大の人間たちなのだ。 無気力に見えつつ情にほだされる白沼さんと、無防備なまでの好意をぶつける3人。それぞれに異なる魅力、共通する魅力を兼ね備えている。4人お互いがお互いに影響しあって少しずつ変化する人間関係。疫病の解決はどうなるのか。 めぐる螺旋のような物語をどうぞ。
えくぼ
12位:『堕落の王』
作者:槻影
気がついたら異世界に転生していた。寝ていたらいつの間にか望んでもないのに魔王になった。働かなくていいなんてこの世界、最高じゃないか。きっと日頃の行いがよかったからに違いない。怠惰の味は蜜の味。栄光、勤勉、貞淑、名誉など興味もない。堕落の王とは何を隠そう――この俺の事だ。*****作者からの連絡*****2015/12/26 ファミ通文庫さんより書籍化致しました。書籍版もよろしくお願いします。2015/11/02 第二部完結しました。ありがとうございました。2015/2/28 続き組んだので第二部を掲載中です。2015/1/30 無事完結しました。ありがとうございました。※現在、二巻まで発売中
悪魔と言えば、割と知られているのが七つの大罪。嫉妬、傲慢、憤怒、飽食、色欲、強欲そして、この物語の要となっている、怠惰誰だって、少なからず身に覚えのあるその罪。だけれど、その事を我が身に感じれば恥じてしまう、罪。しかし、持たずにはいられない、原初の罪。なによりも私は、怠惰の感情に覚えがある。めんどくさい。寝てたいな。なんて、みんな思ったことがあるんじゃないだろうか?でも、生活をしている中で怠惰なままではいられない。嫉妬とか、傲慢とか、強欲とか、突き詰めたらどうなるか?って、なんとなくは考えつく。だけど、怠惰は?怠惰っていうのは突き詰めたらどこに行くのだろう?そもそも、どうして怠惰になるの?これは、その問に答えが見つかる、かもしれないお話。ユーモアで、欲に塗れた、だけどちょっぴりセンチメンタルな物語。ぜひ、ご一読ください!
まりそ
漠然と語られる大罪は本当に『罪』なんだろうか?自身も悩んだ事があります。大罪と呼ばれる物が『生』を持ち、営み、関わり合う事で巡り巡られ、望む望まないに限らず産まれるものがあるんですね。時間を忘れて読んでしまう物語です。短編ですので、読みやすくわかりやすいですが、感じる事は人それぞれです。是非ともページを読み進めてみてください。
出雲
11位:『目は口ほどに物を言うと言いますが。』
作者:ぽち
私はベル・アドリアーノ公爵令嬢。ただし書類上のお飾り令嬢です。自分の現状に不満も無く毎日を忙しく過ごしていましたが、ある事が切っ掛けで王宮に住む事になってしまったのです!!そこで私は王太子様達に出会ったり、陰謀がグルグルと渦巻いていたり、恋をしたりと休む暇なく大忙しですよ。それでも私は皆さんに支えられ、頑張ります!!【本編完結し、2/25より番外編始めました。】
10位:『セブンス』
作者:三嶋 与夢
ライエル・ウォルトは伯爵家であるウォルト家の嫡子であった。だが、完璧である妹のセレス・ウォルトとの勝負に負けて廃嫡。完膚なきまでに打ちのめされ、心を折られた状態で家を追い出されてしまう。そんなライエルが家を出る前に手に入れたのは【青い宝玉】だった。宝玉には歴代当主たちの【スキル】そして【本人たちの生前の記憶】が保管されていた。記憶として宝玉内で蘇ったウォルト家のご先祖様、その数はなんと七人! 頼りになるご先祖様たちの意見を聞き、ライエルの物語が始まる!……とは、ならず、七人もいれば価値観も違えば、当然意見も違う。ライエルに対しても罵声は当たり前。情けないと呆れる始末。ライエルはそんな七人の記憶が封じられた宝玉を手に、再び立ち上がる事が出来るのか?七人のご先祖様と共に戦う冒険ファンタジー、ここに開幕!※ヒーロー文庫様で書籍化しました。Web版と違う【セブンス】もよろしくお願いいたします!
「悪徳領主!」が面白くてこちらも一気読みしました。舞台は剣と魔法の世界の、とある王国の一貴族の嫡男ライエルが妹との戦いに敗れて家を追い出されるところから始まります。ライエルは魔法の玉に封じられた先祖の助言と後を追いかけて家出した婚約者ノウェムの援助で旅を始めます。御先祖様たちの言葉は、いちいち書きませんが笑い泣かされました。感想でたたかれているようなクズっぽい行動や意味不明の言動も、読み進めていくとちゃんと理由ががあることがわかるようになっています。これもこの作品の醍醐味です。わたしのお気に入りはオートマトン達、特にモニカです。「大事にしますから。ちゃんとした名前なら大事にしますから by モニカ」…ほらなんてけなげ(錯乱)文章が取っ散らかっているところもありましたが、数年前の作品ですしね。最近の作品では文章きれいにまとまってきていて成長しているんだなと思います。(えらそう)
秋の麒麟草
この作品は最初、妹に嵌められた主人公がヒロインと一緒に旅に出るところから始まります。そしてある事がきっかけで、御先祖様と関わっていくことに。そこから仲間を増やし、御先祖様と関わっていく中で主人公のダメダメだった部分が改善し、成長していきます。そして段々と明らかになる主人公と妹の秘密……さらに物語の鍵を握るヒロインの秘密……かなり設定がしっかりとしていて、読み進めるごとに物語の面白さにのめり込み、気がつけばこの作品の虜となってしまいます。かなりオススメですので、是非とも読んでみてください!
零
9位:『誑かした世界に終わりを告げて』
作者:山永
犯罪者は問答無用で地獄に落ちるものだと思っていた。詐欺師だった私が異世界の公爵令嬢に生まれ変わるその時まで…///設定上不適切な表現が多々あると思いますが、寛大な心で読んで頂けると幸いです。※異世界転生ものですが、二次元の世界ではございません。王道のようで王道ではないなにかです。
8位:『転生!異世界より愛をこめて』
作者:便所
世界は俺中心に廻っている、そんなふうに考えてた時期が俺にもありました。えぇ、そんなことはないんです。世界は金で勝手にクルクルやってるみたいでして、それはもう俺の意思なんて関係なく、日々飽きもせず大回転ですよ。ふとそれに気づき始めたのは高2の夏でして、いくら待っても美少女は降ってこない、どこぞやの組織に拉致されない、授業中にテロリストやってこない、もう俺なんで生きてるんだろう、某涼宮さんじゃないんですけどね、自分の小ささというか現実とかいう糞みたいな物を受け止めざるを得ないなぁなんてそんな悟りを開き始めてた時期だったのですが、俺は勘違いしてたんですね。そういう何かしらのチャンスっていうかオポテュニティ?そういうものがあっちから訪れる訳がないということに気付くんです。ああ、なぜもっと早く気づかなかったんだろう、だけどそれに気づいた俺が歓喜してる暇なんてない。すぐさま行動に移しましたとも。そしたらね、死んじゃいました(笑) 俺、転生。
久々に読み返したのでレビューです。何回読んでも面白い。私は始めはギャグ系の小説だと思って読んでたんですよ。ところがどっこい所々シリアスが入っていましてね。「まぁギャグばっかもつまらないかー」とか思って読んでたんですよ。そしたらあれですよアレ。だいたい60話辺りのね。読んだことがある人ならわかるでしょう?私自身あまり小説を読んだことがなかったのもありますが私が小説で初めて泣いた作品で、そして初めて感動した作品でした。何度見ても泣きますよ。私の涙腺が脆いだけですかね?この作品を読んで以降いろんな小説を読み漁りました。それでも、これ以上感情移入できた作品はなかったと思います。私が見てきた作品が偏ってるだけですかね?私には分かりません。それでもこれだけは分かります。この作品だけは絶対読むべきです。私が一番オススメする作品です。それはこれからも変わらないでしょう。では、また。
ぴの
読めば分かる通り66話が分岐点になっている。いわゆる鬱展開になっているわけだが、ストーリー自体は他の作品でもよくみかける。仲間が死ぬ展開は泣けるからね。。。しかし、それまでに何の前触れも無かったので、とてつもなくショックが大きい。しかも、なんだ、テンプレで甦るんじゃん、とか思っていたら、あっさり外されたので、どうしてくれんだこれ、眠れねーじゃねーか ‼ ルルが死ぬときの恐怖が頭を離れない。可哀そうすぎる。しかたないから、リハビリで、「拝啓」を読むんだけど、気が晴れない。やっぱり、「転生」とは違うからね。まあ、そのくらい良くできた作品ということ。しかし、作者さんは、最初からこの展開を考えていたのかな? 65話までの流れからすると、なんか違うような気がする。それまでと同じように躁展開を考えていたのではないか。できればそっちを読みたかったが、残念。最後に、ルルのご冥福を祈ります。
サッカー
7位:『こちらダンジョン、住所は王都アパート103号室』
作者:雪月 智也
俺――岸川 夕は気が付けば地球から記憶のみをコピーされ、ダンジョン・マスターという種族になっていた。「ダンジョンを作り、お馬鹿な冒険者をおびき寄せ血祭りに上げるのです!」サポートにつけられた天使のリーチェはそう言うが、俺には一般的なダンジョンを作る気はなかった。 なぜならこの世界。とんでもなく不安定で、放っておくとあっという間に地獄が顕現する欠陥世界なのだ。ダンジョン・マスターも天使もそれを防ぐための管理要員でしかない。そのために俺は、この世界で前代未聞と称される事になるダンジョンを作る事に決めた。ダンジョンの心臓部たるダンジョン・コアの設置場所として俺が選んだのは、アルヴェン王国の王都にある、とあるアパートの一室だった。
6位:『元・悪役令嬢とフライパン』
作者:いろはに
転生したにも関わらず没落して全てを失った元・悪役令嬢エディエンヌ。彼女が「エディー」として下町の食堂で料理人として働くほのぼの日常です。「悪役令嬢の尻拭い」の続編です。もはや悪役令嬢関係なし?
5位:『二度目の天使の幸福』
作者:右枝
生まれ変わると羽根の生えた赤ん坊になっていた主人公。天使、に似て非なる天使族に生まれた彼女は、父親に育児放棄されるも図太く生きのび、ある日捨てられた子供を拾います。「ルイトベルトさん天使! 天使族じゃなくて天使!」
天使に生まれ変わって、初っ端から育児放棄というトンデモ展開で始まるストーリ。 デフォルトで屑な天使族に生まれた主人公は、天使族の赤ん坊を拾い、立派に育てることを誓います。 愛情をたっぷりかけて育てた結果……ルイトベルトさんは立派なヤンデレに。 主人公の前ではいい子。裏では狂気のヤンデレ。 メインは彼なのですが、オススメはそこじゃなくてお父さんです。 誰が何と言おうと、この物語の正ヒロイン! 出だしの好感度は最悪なのに、後半お父さんが何故か可愛く見えてくる不思議。 何だかんだで娘大好きで、それを自分でも気付いてないお父さんが可愛い。 おぞうに欲しいって言えないお父さんが超可愛い。 無自覚シスコンのイコ兄さんもいい味。 彼と末っ子の絡みもまた面白いです。 独特の世界観。 シリアスで殺伐とした中に、シュールな笑いがあってオススメです!
空乃智春
4位:『転生してヤンデレ攻略対象キャラと主従関係になった結果』
作者:喜多結弦
七歳にして初めて魔法を使ったセシル・オールディントンはその日、前世での記憶を取り戻した。華の女子高生だったにも関わらず交通事故で亡くなった元日本人の彼女は、どうやら前世でプレイした攻略対象オールヤンデレとトチ狂った乙女ゲームの世界に転生してしまったらしい。しかもポジションは主人公のライバルと、死亡フラグ立ちっぱなし。おまけに攻略対象の一人はセシルの従者で、嫌でも主要人物と関わらなくてはならない。軽やかに死亡フラグを回避していく不憫系幸福体質な主人公の話。※2014.9月23日、本編完結しました。※『アイリスNEO』様より書籍化させていただきました。読者様あってこそです。ありがとうございました!
3位:『詰みかけ転生領主の改革(旧:詰みかけ転生領主の奮闘記)』
作者:氷純
享年29歳の男――人生をドロップアウトするには早すぎる死だったが、気が付けば領地を持つ上級貴族の息子、ソラ・クラインセルトとして転生していた。――主人公の両親が統治する場所は、賄賂に横領、重税、領主軍を使っての領民拉致&奴隷化etc……。眼前に広がるのは、豚領主(父親)によって破滅寸前まで追い込まれた“詰みかけ領地”!ソラ・クラインセルトはこの状況を巻き返せるのか!?まさかの二歳児が挑む、領地改革ファンタジー登場。タイトル、あらすじは書籍版に準拠しました。
タイトル通りです! もう、最悪としか言いようがない場所に生まれてしまった主人公のソラ。 両親は豚よりも醜い姿、領地はふざけた領地経営で火の車、領民は飢えと寒さに苦しみまくっている。 どうしようも無い場所に生まれ変わってしまいました。 それでも、彼は諦めません! 前世で培った知識をフル活用し、領地再生を試みます! 薪代用品の開発から、漁業の育成、養殖と様々な事に手を出していく姿は、もう読んでて楽しいですね! そして……そんな彼も裏切られてしまう事があるのですが、そう簡単には転びません! 大事な仲間を救い、危機を脱するのです! 爽快ですね! 皆さんも、そんな作品を読んでみませんか? きっと、気分爽快、楽しいさ爆増、間違いなしです! 是非、ご一緒を!
竜愛
これも読んでからだいぶ経ちますが、ブクマの限界が近くなってきたので手放す事にしました。当時はランキング上位の完結済みの作品を読み漁っていました。とにかく領主である親が食い荒らした限界間近の領地を少しずつ立て直していくのが地道ですが、結果を出して行って、最後はハッピーエンドです。主人公の様々な発想が領地を変えていきます。
2位:『道果ての向こうの光』
作者:秋月 アスカ
馬車に撥ねられ死んだはずのユーナは、気付けば真っ白な世界にいた。そこで出会った天使アンジェリカは唐突に告げる。「聖女シェリアスティーナの身体に入り、少しの間暮らしてほしい」と。ごく普通の一平民ユーナ、突然国をも揺るがす聖なる美女になったとなれば、右も左も分からず大混乱。その上、生前のシェリアスティーナは、ワガママ・高飛車・高慢ちきの嫌われ者!?彼女の婚約者という堅物の神聖騎士アシュートとも、なにかと衝突してばかりのようで……。完結済。自サイトからの転載。イースト・プレス社より書籍化しました。
1位:『無職転生 – 異世界行ったら本気だす -』
作者:理不尽な孫の手
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうやら異世界に転生したらしい。 彼は誓う、今度こそ本気だして後悔しない人生を送ると。【2015年4月3日23:00 完結しました】 完結後の番外編はこちらで連載中です。 無職転生 – 蛇足編 -http://ncode.syosetu.com/n4251cr/
なろうの最高峰。そう言われて連想する作品は何だろうか?私は一番に『無職転生』を挙げるだろう。ただ、それは『なろう』内に限った話だろうか?世の中に普及の名作と言われる作品はたくさんあり、文豪と言われる人物も存在する。川端康成ヘミングウェイトルストイ枚挙に暇がない。それが比較的最近では、村上春樹東野圭吾理不尽な孫の手と言われて久しい。なろうの最高峰を張るに足る作品。それが無職転生である。本作を読まずして、なろうを語ること能わず。
暮伊豆
異世界転生系の作品は同じ様な内容が繰り返されがちですが、この作品はどの章も違った内容が書かれていて読むのが楽しかったです。自分は飽き性で日をあけてしまうとすぐに読む気が失せてしまうのですが、この作品は日を空けても飽きることなく最後まで読んでしまいました。また、主人公最強で書かれているのですが全部が全部最強というわけではなく、戦って死にそうになったり、転生前の女好きがそのままだったり、土下座があったりとかっこ悪い所も残して書かれているところも飽きない要素の1つだと思います。一作品で2度目の人生全てが書かれている形式、主人公の著書や主人公の生い立ちを第三者が書く、みたいな形式も風変わりで面白かったです。女性キャラは言うまでもなく多く出てきますが男性キャラも適度に登場していて、女性でも読みやすい作品だと思います。読んでいない方は是非!最後に、アニメ化おめでとうございます!絶対見ます!
麦米粟