20位:『ガラス職人の息子は初恋の王女様を守ります。』
作者:池中織奈
【本編完結済み&番外編完結】ヴァンはガラス職人の家の一人息子である。手の器用さはピカ一で、ガラス職人のお店を継ぐ事を昔から言い聞かせられてきた。どこにでもいる平民――、それが周りの評価だが、彼には秘密が存在する。自覚なしの天才が初恋の王女様のためにと奮闘するお話です。※報告された誤字は少しずつ変更中
19位:『梔子のなみだ』
作者:水無月
イルミナには美しい妹がいる。 絶世と呼ぶほかない、美しい妹のリリアナ。 誰もが彼女を愛し、守る。だから、イルミナにそんな人がいないのは仕方の無い事なのだ。リリアナが悪いわけではない、不出来な自分が悪いのだと、イルミナは考えた。 人に必要とされたい、リリアナに誇れる姉でありたい。 不出来な自分が出来るのはこれくらいしかないから―――。イルミナは、王族として、人として成長しようとする。 一つずつ進んでいく彼女は、運命という荒波に翻弄されていく。――――それでも私は、居場所が欲しい。2018年3月31日、完結いたしました。***2017/5/26主婦と生活社様から書籍発売いたしました***
18位:『神級回復呪文使いが転生したら……こうなった。~調子に乗ったランディの、神罰転生~』
作者:鹿鳴館
~~~神級の回復呪文使い『ランディ』は、とある異世界でバカスカ死者を蘇生させていたら、現地の神々を激怒させてしまう。しかし、ランディとその仲間は神々を返り討ちにしてしまった。だが、神々の最後の攻撃によって、ランディは赤子に強制的に転生してしまうはめに……ランディは超貧乏貴族の長男『ランディ・ダーナス』として新たな生をうけた。赤子からスタートするランディの人生はどうなるのか? 幼年編→学生編→内政編→辺境編へと進んで行く予定です。コメディ色がちょっと強いです。あと、エロネタを使用したギャグが含まれていますので、苦手と思われる方はご注意下さい。さらに自分の実力以上の評価を貰っています。期待して読んで、裏切られた皆様には申し訳ありませんが、ひっそりと退室をお願いいたします。
神によって生きたまま転生させられた男ランディ。 転生先の肉体は魔力総量が少なく、神から授けられる特殊能力【ギフト】もない。 しかしランディは「魔力が少ないのなら増やせばいいじゃない」と、毎日ポキポキと自分の骨を折ってヒールで治し、強引に経験値を稼いで魔力を底上げした。 これぞ骨折り得の丸儲け! さらに成長するに従って前世の力も取り戻していき、進学する頃にはチートになっていた。 おまけに幼い頃から現代知識による【異世界チート内政プラン】を立てており、底辺からの怒涛の成り上がりが始まる!
東方不敗(ひがしかた・まさる)
一言で言えば、主人公が適度に努力して適度にチートして、適度に難題に立ち向かうと言う作品です。ひと昔前のチーレムテンプレートが作品タイプとして近いですが、ハーレムと言うには女性は程々です。ですが、1人1人が非常に個性的です。そして、作品に安定感があり、物語に散りばめられたエッセンスに切れ味があるので、刺激を求めつつ安定感を求める方におすすめです!完結したのでエタる必要なし!モンハンでハンマー使ってた奴カモン!真のヒロインは君が決める!()
林集一
17位:『最弱職の少年はHP5で成り上がる ~スキル【防御貫通】と【多段攻撃】を獲得したので、攻撃を全て躱す韋駄天になる道を選びました~』
作者:井裏光斗
最弱職【異端者】――15歳になった少年ノームが天啓の儀で与えられた職業は、ステータスが一切成長しないことで有名な最弱職【異端者】だった。それはあまりにも弱い職業で、職業を与えられていない15歳未満の子供たちよりも弱いという事態が発生するほどだ。そんなノームが、村の人々に受け入れられるはずもなく、理不尽極まりない嫌がらせといじめの中で彼は生きていた。ある日、ノームは溜まりに溜まったストレスを一匹のスライムにぶつけ、レベル5になったのだった。勿論、ステータスに変動はない、しかしそこで彼はとあるスキルを手に入れた。EXスキル【防御貫通】と【多段攻撃】――恐らく、職業限定と思われるそのスキルを手にした彼は閃いたのだった。「攻撃さえ全部避ければ、誰にでも勝てるのでは?」これは――成長できなかった少年が理不尽な世界に立ち向かう物語。
16位:『無実の罪で一族もろとも処刑されたので甦って報復しました。それはもう徹底的に!!』
作者:やとぎ
エミリア=フィル=ザルブベイルは牢獄の中にいた。 外から聞こえてくる歓声は自分の両親、兄の処刑が執行された事を示していた。 ザルブベイル家はフィルドメルク帝国において皇室につぐ名家であったが、政敵に陥れられ無実の罪で一族もろとも処刑されることになったのだ。 最後に残ったエミリアは皇太子アルトスの婚約者であったがそこには例外はない。むしろ皇太子アルトスの稚拙な婚約破棄を政敵が利用したのである。 家族、一族が次々と処刑され絶望にそまる中にあってもエミリアは静かに処刑を心待ちにしていた。 すべてはこの国に報復するために…… * * * 婚約破棄モノを書いてみようとなったらなぜかこうなってしまいました。長くかかりませんのでよろしくおつきあいください。
15位:『NO STRESS 24時間耐えられる男の転生譚 ~ストレスから解放された俺は常人には扱えない反属性魔法を極めて無双する~』
作者:天宮暁
とある異世界で暮らすエリアックは、6歳になったある日、唐突に前世の記憶を取り戻す。前世で過労死を遂げた主人公は、謎の女神の介入によってこの世界に転生していたのだ。その際、女神はちょっとした力を与えてくれた。【無荷無覚】(むかむかく)――一切のストレスを感じなくなるという力だった。光と闇の精霊から二重に加護を授かってしまったエリアックは、加護同士の反発のせいで魔法が使えず、「出来損ない」と陰口を叩かれてきた。だが、前世の記憶を取り戻したことでふと思う。「【無荷無覚】を使えば、俺にも魔法が使えるんじゃね?」――それが、ストレスを感じなくなった男が繰り広げる、一大転生譚の始まりだった。※『NO FATIGUE 24時間戦える男の転生譚』と趣向を同じくする後継的な姉妹作という位置づけです(作者も同じです)。書籍版『NO FATIGUE ~24時間戦える男の転生譚~』はオーバーラップノベルスより発売中です。
14位:『恋愛にステータスは必要だが、ボッチは隠れステータス』
作者:ナヤカ
天津 風渡(あまつ かざと)は自他共に認めるボッチだった。ボッチは世間一般的には疎まれ非難されるべきことだが、ボッチを極める彼にはそれすらも武器に変える強さがあった。たぶん常人には理解されず、共感されることすらおこがましい。 ……それでも、彼は彼なりに傷だらけの青春をおくる。きっとそれは、最も深い傷を隠す為に手にいれた唯一の武器。だからこそ、彼にしか味わうことの出来ない青春が幕を開ける。
秒速5センチメートルという映画を知っていますか?何とも無情な作品で、恋愛というには現実を突き付けられ過ぎて、見ているこちらがどうして良いのか分からなくなります。この作品からは、それと同じような匂いを感じました。早い話が、作者の心からの訴えを、読者には受け止めきることができないのです。長編のポエムだとでも言いましょうか。リアリティがどうとか、そういう話ではなく、ままならない現実を淡々と突き付けられる、そんなイメージの作品でした。読んで後悔する方もいると思います。「スッキリしない。」「どういうこと?」「後日談が欲しい。」それはこの作品の落ち度ではなく、私達が生きている現実の限界がそこにあるだけなのです。読んで後悔するとしても、私はこの作品をオススメします。こういうタイプの作品は探してもあまり見つからないので、触れておく良い機会になると思います。
トニックウォーター (トニオ)
内容は読め、その方が早い。一章を読み終える頃には、作品の内容がわかり、そしてこの作品の出来に驚くはずだ。=====((途中まで、読んで切った人向け))四章読め。たとえ一章以降読んで切った人がいたとしても、四章から殆ど問題なく読み進める事が出来ます。序盤はうーん?と首を傾げて読んでいたが、中盤以降評価が反転するから読み進めろ。特に、他の作品では、サイコパスな登場人物(霧島←主人公でない)というものは、特異性として作品のスパイス的なものとして扱われる傾向があるけれども、この作品は四章で霧島自身の生き方や良心が欠如している事への悩みが書かれている。高評価。=====この作品では、結局主人公の考えや価値観、ボッチという牙城を崩すものはいなかった。しかし、勘違いしてはならない。彼らは崩せはしなかった。けれども、主人公の世界に多様性を生み出し、世界の見方は変えたのである。
存世不
13位:『始祖魔法師の最強生活 ~未来の魔法を学びたくて転生したのに古代魔法の劣化版なんですけど!?~』
たった一人で魔法を発明した『始祖魔法師』と呼ばれる女性がいた。彼女は勇者と神々すら殺した魔王を、自分の命と引き換えに倒す。そして死の直前、転生魔法を使って千年後の世界に生き返った。未来の魔法がどこまで進化しているのか知りたかったのだ。きっと自分が作った古代魔法よりもずっと強くなっているだろうと信じて。現に未来の魔法師は、千年前の古代魔法など古すぎて現代では使い物にならないと馬鹿にしていた。しかし自分の古代魔法が未来においても最強だと、始祖魔法師は知らなかった。やがて始祖魔法師は古代魔法と近代魔法のいいところを組み合わせて、魔法を改革しドンドン強くなっていく。
12位:『社畜勇者、仕事辞めるってよ』
作者:岸本 和葉
「俺、勇者やめるわ」そう言い残して、俺は仲間から離れ山奥の村で隠居生活を始めた。魔王と戦う生活から離れ、俺は畑を耕し、村の人と交流し生活を豊かにしていく。やっと生活が安定し始めた頃、一人の女性が訪ねてきた。「私は魔王イスベルと言う……って貴様! 勇者!?」「魔王!?」目の前にいたのは、天敵である魔王だった。話によると、彼女も隠居しに来たらしい。それから、奇妙な俺と魔王の隠居生活が始まる。「お前は腰が入ってないな」「うるさい! 私は畑仕事などやったことがないんだ!」……出だしから不安である。
11位:『パンの国は近づいた!』
作者:もちもち物質
救世主として異世界に召喚されたものの、世界を救うのに役に立たない能力しか持っていなかったため、召喚されてすぐ殺処分が決定。しかし『石をパンにする』能力のおかげでひっそりと生き延び、隠れながら元の世界に戻る方法を探すことになる。石はパンにしろ!水はワインにしろ!ついでに悔い改めろ!パンの国は近づいた!そこのゴーレム、お前もパン人形にしてやろうか!この話はただの男子高校生だったできそこない救世主が、できそこないの女の子と一緒に世界を救うかもしれないし、ただパンを食べ続けるだけかもしれない不謹慎ファンタジーです。※不謹慎なジョークが含まれます。ご注意ください。
この作品、主人公の能力が石をパンに変え、水をワインに変える能力という、出落ち感がハンパない設定ですがちゃんとファンタジーしてます。むしろそんじょそこらのファンタジー小説よりも王道を守っているまであります。変化球を味わいながら王道を感じるという実に不思議な作品です。これは一度読んでみる価値があります。クスっと笑えるのに、ちゃんとファンタジーしている素敵なお話。是非このファンタジー改め“パンタジー”小説お楽しみください。
Suzuki-Romy
気楽にするすると読めて、いつも笑えて、時折ズシリときて、「パン」がゲシュタルト崩壊を起こす、そんな作品。50万字ほどで、気合を入れれば一日で読破可能でした。主人公タスクの能力の”絶妙な微妙さ”と、それに派生する事態が後々になって利いてきたり。時には主人公の思考も超える世界の侵食(といって差し支えない)風景を想像して笑い、そして行末が心配になったり。実にファンシーかつ狂気にあふれた中でも、タスクとエピの旅は元気いっぱいで微笑ましくなります。※たまに狂気に呑まれますカ◯パン教による世界の崩壊に立ち会いませんか。
華氏杏奈
10位:『幸せな脇役』
作者:空魚企画部/文月ゆうり
深い森に囲まれた村に生まれた私は、ある日前世の記憶が甦る。しかも、前世でプレイしたことのある乙女ゲームの世界に生まれ変わったのだと気付く。しかも、敬愛するお嬢様がヒロイン!お嬢様に待ち受ける運命を思うと、胸が痛む。だけど、これだけは言わせて下さい。私は、本当に幸せ者です。アルファポリス様にも投稿しています。
9位:『暗黒騎士物語(なろう版)』
作者:根崎タケル
※マグネットとノベルバでも投稿しています。2019/03/17中間完結しました。マグネットとノベルバは9章以降も継続します。2018/8/19タイトルを元に戻しました。「暗黒騎士物語 ~勇者を倒すために魔王に召喚されました~」→「暗黒騎士物語」※幼馴染が敵側にいるので、一応、寝取られタグをつけています。でも薄いと思います。召喚された主人公が暗黒騎士となって、勇者から魔王を守るお話です。突然異世界に召喚されたクロキ。クロキを召喚したのは魔王モデス。そして、現在魔王の支配する国は勇者によって滅ぼされようとしていた。凶悪な外見をした魔王モデスがクロキに頭を下げる。「お願い助けて! 救世主殿!!」クロキは成り行きで暗黒騎士となって魔王を助ける事になるのだった。
女神が醜い魔王を倒すために勇者たちを現実世界から召喚。追い詰められた魔王も同じく召喚し呼ばれた者が主人公の作品。・・・が実情は、自重をどこかに置き忘れた人神モンスターが自分の感情の赴くままに好き勝手動きまくる!そんな作品です(ごく一部のぞく)女神は勇者たちの力が目的であり帰還の術なんて用意せずどこかに違う所に放り出す気満々!神々が魔王を嫌う理由は醜いから!勇者は現実世界の仲間とハーレム状態だが美人を見ればフィアンセがいても口説き奪う、困っている人がいれば何も考えず引き受ける。(野郎は当然スルー)魔王側も主人公を危険視するものがいて・・・完結となっていますが打ち切りで違う投稿サイトに移項している途中です。
ツッジマル
異世界転移と聞いた時、なろうの異世界物を読むことが多い方は「またこのパターンか」と、辟易してしてしまう方は少なくないと思います。 しかし、この物語は普通の異世界転移とは少し違います。主人公のクロキは転移で得た力と、元の世界での鍛練によって世界で最強クラスの強さを持つ存在となりました。しかし、本人は性格と過去の出来事から、得た力で満足せず、更に強くなろうと努力します。多くの異世界物は、強くなる理由に戦闘欲や、生存欲とかが理由になるとこが多いと思います。しかし、「強くなった自信が持てないから」というのはなかなかないと思います。力に満足せず、慢心することがないのは非常に好感が持てます。 片や敵の勇者達や神々は天才が殆ど。そういった相手を己の努力で打ち倒す転移チートにしてはほとんどないタイプの物語です。神話的な世界観、深みのあるキャラ描写が飽ることのない異世界へ引き込んでくれると思います。
博人
8位:『ひざまずく騎士に、彼女は冷たい』
作者:遊森謡子
【書籍化】突然異世界に堕とされ、劣悪な環境に放り込まれた女子高生・思苑(シオン)。心ならずもその原因となった騎士オルセードが彼女を救い出した時には、彼女の心は凍り付いていた。オルセードはそんな彼女を自らの館に引き取り、己の地位を捨ててまで償おうとする。彼女を知るにつれ強く惹かれていくオルセード、彼の誠実さに気づきながらも冷たく拒絶し続けるシオン――憎むのをやめなければ幸せにはなれないのか、許さなければ愛せないのか。シオンが出した答えとは?※ヒーローとヒロインはタイトルのような関係です、地雷の方はご注意下さい。※ほぼ倍まで大幅加筆の上、Jパブリッシングさんのフェアリーキスピュアにて書籍化されました※続編はシリーズ一覧からどうぞ
7位:『お人好しが異世界で一旗揚げますん』
作者:もぎ すず
■完結しました。コツコツとこれまで真面目に生きてきた土宮正司(つちみやただし)は、その優しい性格から損も得もしてきた。ある日、タンスの中から異世界に落っこちてしまうも、そこは正司の好きなスキル制の世界。ただし、スキルを得るのも上げるのもクエストをこなさねばならないという、ちょっと変わった仕様。コツコツとクエストをこなし、多くのスキルを取得してのんびり暮らしたいと思うものの、そのクエストを受け続けると、いつの間にやら有名に?正司は異世界で人と出会い、人の願いを叶えていく。その過程で自分のなすべきことを見つけるようになるのだが、そのなすべきこととは?正司は異世界で一旗揚げるのか、揚げないのか。 それはもちろん、揚げま……すん。
安心して読めます。ハラハラドキドキも良いけど、ほのぼのとした作品?いえ主人公がほのぼのしていて癒されます。現実の世界では、こうも上手く行かないけどクエストを通して人々が少しだけ幸せになる所が癒されます。ただ読む時、1話がとても長く読みごたえがありますのでお覚悟を!(笑)でも本好きな方は関係ないかも!さぁ!はまる作品をお探しの、そこの貴方この作品を読んで合うか試してみては?一時の幸せが貴方に訪れますように!
アメジスト☆
まず主人公には感情移入するのがかなり難しく感じます。ただただ善人です。しかし主人公の行動によって起きる出来事に対する周りの人々の反応の描写はそれぞれ物凄く心理描写が書かれています。全体的に主人公より周りの人々がとても生き生きしています。読んで行くのに全くストレス感じませんし、主人公が行動起こすと周りはこう考えるのか、と自分の視野が広がります。軽く読める上に自分の視野が広がる。これは凄い小説です。是非とも読んでいただきたい小説です。
アルカードグリー
6位:『夫イエルの独り言』
作者:タイガーアイ
遡れば大公家の血筋を引きながら、どこかもっさりとして冴えないイエル。父や義母に疎まれ、あわや廃嫡されかかっていたイエルに、母方の祖父が用意したのは、大国アンシェーゼの第一皇女マリアージェ(八歳)との婚姻だった。異母弟セガーシュはプランツォ家の爵位欲しさにマリアージェにすり寄るが、幼いマリアージェは何故かセガーシュには目もくれず、夫イエルだけを一心に慕ってくれた。「庶民の血を引く、元皇女の独り言」の対となる作品です。短編の予定で書き始めましたが、文字数がかなり多くなりましたので、数話に分けて投稿することにしました。
5位:『ご褒美の飴はいつとけるか』
作者:縞白
異世界トリップした隠れチート持ち娘が皇帝に拾われ、よくわからないうちに成り上がっていくゆるい話。全22話。番外追加(2019/3/3)。
4位:『森のほとりでジャムを煮る』
作者:小鳩子鈴
◆カドカワBOOKS様より書籍化しています◆1~3巻発売中(WEB収録分に加筆修正)※3巻(2019年3月9日発売)は書き下ろしです!【書籍化に伴う削除等はありません】休日出勤中の事故で異世界に招かれたらしい私。魔法や妖精が存在するこの世界で、せっかくだからアナログ生活を満喫させていただきます。黙っていれば雰囲気美人、脳内はかなり身も蓋もないアラサー女子(魔力なし)がジャムを煮たり、親切な人たちと交流したりしながら、恋をするお話。※ サブタイトルの人の視点で進みます※ シリーズの小話が別話であげてあります(タイトル上のリンクをご利用ください)2016.7.14 完結しました。ありがとうございました!
なんだか疲れちゃったな、と感じたとき。それはきっと心が渇いてしまっているのだと思います。ため息しか出てこなくて、ぽつんと取り残されたような気持ちになってしまうんです。 そんなとき、私がいつも思い出すのがこの作品です。 最初はタイトルに惹かれて読み始めました。なにかゆったりとした優しい物語を求めていたのです。森のほとりでジャムを煮る、その言葉が持つ癒しのイメージ。この作品はそれを裏切らないどころか、さらなる豊かさを私に与えてくれました。 荒涼とした土地にポツリポツリと染み込む雨粒のように、私の心もあたたかい涙で潤されたんです。 この物語に出てくる人々の真摯な生き方、思いやり。そして願い。綴られている美しい言葉たちがきっとあなたの心も動かすと信じています。
天界音楽
タイトルに惹かれて、若い男が手にとって読んでみました。現代とは違って、この小説の世界では、時間が緩やかに流れています。それはまるで、小さな川のように。異世界に飛ばされてしまった女性が、ゆっくりとした日常の中で愛を育てていく物語です。 この作品から見えるのは、人と人のつながりの優しさです。思いやりの大切さです。「ひと」というものを大切にして、日常の小さな幸せを慈しむ。なかなか今の私たちができないことが、表現されていると思います。 ゆっくりとしたい時間にどうぞ。もちろん、紹介されている食事はおいしいですよ。
魚島大
3位:『その劣等騎士レベル999外伝 ~もう一人の最強の物語~』
作者:白石 新
賢王と拳王。かつて世界を制した伝説の夫婦の子供として生まれた男がいた。賢者と武神に教育された彼はあまりにも最強過ぎて、闘ってくれる相手すらおらず武人として寂しい生涯を終えることになる。「強い奴に会いたいな」失意の中で彼が死んで2000年後。村人として転生した彼は幼馴染の勇者に裏切られ、絶対死地のダンジョンに置き去りにされデスゲーム的なダンジョン攻略を強いられることになる。が、前世の記憶と力を取り戻した彼にとって、究極の魔神たちがはびこる悪夢のダンジョンは彼の求める理想の環境だったのだ。「今から皆さんにはデスゲームをしてもらいます。迷宮内で泣き叫び苦しんで、我々を楽しませながら限りなくゼロに近い確率の中で生還を目指してくださ――あべしっ!」「ほう、俺の拳で一撃で死なないだとっ!? こんなに楽しそうな連中がいる場所があったのかっ!」「何だこの人間はっ!? 生還率0%の迷宮に落ちてきて……どうして嬉しそうなんだっ!?」「俺より強い奴はどこにいるっ! さあ、俺より強い奴を出せ!」これは絶対的強者として人々の命を弄ぶ、デスゲームダンジョンの運営気取りの魔神達を、空気を読まずに迷宮に紛れ込んだ異物である最強の男がビビらせまくる物語である。
2位:『駆除人』
作者:花黒子
害虫駆除をしていた男が異世界でも害虫駆除をする話。前世の知識を活かし魔物駆除を生業とするナオキ・コムロだが、弱い魔物だけ駆除するといっても数が普通ではない。順調に収入を得られるようになり、薬屋の二階に腰を落ち着けた頃、彼はある異変が自身に起きていることに気が付く。※MFブックス様から書籍化されてます。※コンプエース様でコミカライズしていただけることになりました。作画は浅川圭司先生が担当されます。
お約束のギルドの受付嬢に解放された元奴隷、エルフや高ランク女剣士に、元領主の娘の魔物学者、果てはベテランメイドも登場するのに、なかなかメインヒロインに収まる様子がないまま物語は進む。当然、それ以外にも依頼者、他勢力のキャラもどんどん現れるけれど、主人公は決める気配はない。 このまま少年誌的なソフトハーレムかと思いきや・・・その決心は結構リアルな感じで突然です。 勿論、メインのファンタジーとしても面白いので、ちょっと違いが欲しい方は、(そこまで話が進むまでが少し長いですが)お試しあれ。
Huster
前世で清掃駆除の仕事の最中、巨大なゴミが落下し圧死してしまい、異世界にやってきてしまった主人公ナオキ。転生転移お決まりの、勇者となって魔王と戦うわけではないので、戦うための能力を授けられていないナオキは、異世界に来ても出来るのは前世と同じく清掃駆除。ところが駆除の対象が魔物だったりするので、駆除するうちレベルが勝手に上がっていく。別に強くなりたいわけでもないのに、清掃駆除の仕事をしているだけで強くなっていくナオキ。だが実は、ナオキがこの世界に来た理由がきちんとあった。その理由に従い、異世界でやるべき事をこなしていくナオキ。奴隷を助けたり、女剣士や魔法使いや獣人とも縁があって、彼らと仲間となるも、相変わらず清掃駆除でドンドン強くなるナオキと、仲間達との冒険譚。文章は淡々と進むも読みやすく、いつの間にか読破してしまいます。世間一般的なファンタジーとは一線画す良作です。
やまたけ
1位:『神様のモニタリング 第一章 ~人類滅亡回避のススメ~』
作者:片津間 友雅
「百年後に人類が滅亡する世界に転生してもらう。そこでお主が何を成すのかをモニタリングする。 伯爵家というある程度権力を持って生まれ変わる事になる。 滅亡回避を頑張っても、何もしなくても良し。代わりに転生前と一定の年齢毎にチート能力を授けよう」藤堂 雄一(とうどう ゆういち)は、会社からの帰宅途中に交通事故に巻き込まれて死んだ。……のだが、次に気が付いたとき彼は、神様からの提案を受ける。それは百年後に人類が滅亡するという世界にエルスティアという伯爵家の子として転生し、そこでの生活をモニタリングするというものだった。提案を受けなければ蛾(が)に転生すると言われた雄一は、快諾する。転生する前に二つ、それ以降は一定年数毎に「神の介入」(ギフト)をもらえると聞いた彼が願ったものは……本文では意図的な創作名称・単語以外については、皆様が理解しやすいように日本で使われている言葉にしております。次章「神様のモニタリング 第二章 ~激動の時代~」はhttps://ncode.syosetu.com/n2084fh/となります。カクヨムにも掲載を始めました。感想につきましては、執筆を優先しておりますので返信はあまりできませんが、全てに目を通させていただいています。