100位:『かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~』
作者:秦本幸弥
経営コンサルティング会社に勤める松田幸助は深夜残業中に異世界へ召喚されてしまった。失望の中、旅をしているとある日懐かしい香りが幸助の鼻をくすぐる。香りの元は閑古鳥の鳴くパスタレストランであった。幸助はここで現代日本の知識を駆使し、給仕である少女サラと共に経営改善に取り組む。その行動が国をも巻き込む切っ掛けになるとは知らずに……。この物語は、幸助がサラリーマン時代の知識を駆使し異世界で様々な店舗の経営改善を行い、成り上がっていく物語である。※書籍化しました。3巻(完結)まで発売中です。※いちど完結しましたが、再び書き始めました。
なろうでは異色とも言える経営コンサルタントの話、実に面白かったです。ただ、長編を読んでる人には少し物足りない部分もあると思います。ストーリーとしてはなろうで流行りのチートや俺TUEEEEではなく、あくまで自分(主人公)の知ってる知識のみで周りのお店を良くしていくという実に現実味あふれる作品となってました。「あなたのお店、僕が流行らせて見せます!」がキャッチフレーズのこの物語、あなたも読んでみませんか?
elysion
異世界×経営コンサルタントとなかなか無い発想。現代の集客や経営の理論を異世界に当てはめ商売を成功させていく。文体が軽い感じで読みやすく、面白さも合わさりサクサク読める。惜しむらくは立て直した店舗数が一桁前半で、一瞬で完結してしまうこと。経営については細かいことは分からないのでもっとアイディアをとなかなか言いづらいですがせっかくなのでもうちょっと書いて欲しいと思います。
コペルニクス2号
99位:『武姫の後宮物語』
作者:筧 千里
ヘレナ・レイルノート侯爵令嬢は二十八歳にして、ガングレイヴ帝国八大将軍が一人『赤虎将』の副官である武人である。そんな彼女に、ある日即位したばかりの皇帝の抱える後宮に入るよう辞令が出された――これは、花を愛でる時間があるなら剣を振れ、詩を詠む時間があるなら体を鍛えろ――そんな脳筋な令嬢が、愛憎渦巻く後宮で過ごす日々である。『小説家になろう』トップページにて、『今日の一冊』第1回で紹介されました!※カドカワBOOKSさまより書籍化することになりました。8/10発売しました。
今までにない後宮物語で、一話目にして引き込まれてしまいました。15から軍に入っていたヒロインが、どのようにして陛下の御心を射止めるのか。そもそも陛下とはどのような人なのか。読めば読むほどこの物語に入り込み、後には引き返すことが出来ませんでした。このお話を端的に言うならば、性別年齢問わず無意識に射止めてしまうヒロイン、ヘレナ様による、陛下の為、そして帝国の為の後宮改造(物理・精神的)。といったところでしょうか。私的には、是非とも兄上を見てみたいところですね。ヘレナ様溺愛兄上を拝謁できる日を楽しみにしています。まだ読んだことか無い方は是非、一度読んで見ることをお勧めします。後宮物語がお好きな方なら、型にはまったお話から逸脱したこの物語はさぞかし夢中になることでしょう(但し、個人差があると思います)。
由季
後宮の複雑な人間関係に筋肉で挑む様は(主人公自身はいつも通りに過ごしているだけでしょうが)、シュールでコメディで、非常に面白いです。特に《閑話:『佳人』と『麗人』》では、この作品の第一印象を一話で表現し切っているなとニヤついてしまいました。 アプローチ・ストーリー構成が良いからか、読み返すと再度面白いことに驚きました。他作品では、最初から読み返す時、キャラ同士が余所余所しくなってしまうことに寂しさを少し感じてしまうのです。しかしこの作品においては、あのキャラが腕立て伏せ二百回以上こなせるように……などと、初読時にはなかった笑いポイントを序盤で感じることができます。本当に素晴らしい!
98位:『私は騎士団のチートな紅茶師です!』
作者:奏多
「ここ、ゲームと同じ世界?」20歳の私、ユラは、拉致されて前世の記憶を思い出した。しかも拉致された時に魔女にされた疑惑があるけど、この国、魔女に滅ぼされてゲームが終わるんじゃなかったっけ!?ラスボス疑惑は不安だけど、魔女らしい力より先に目覚めたのは、紅茶が作れる力。それならばと、居候させてくれる騎士団のお城で喫茶店を始めました。お茶を使って魔物討伐も、魔物の説得もしながら、王国を救えるまでがんばります!※喫茶店は第二部から営業
97位:『王太子妃候補、のち……』
作者:ざっく
王太子妃候補として三年間学んできた。ついに正式に婚約者と決定されるその日に、王太子本人からそのつもりはないと拒否されてしまう。王太子妃になれなければ、シーラはすでに嫁き遅れだった。自分は家にとって邪魔な存在になると判断したシーラは、決断する――。 アルファポリスで連載していたものを改稿しました。ほぼ、同じものです。
96位:『スキル『市場』で異世界から繋がったのは地球のブラックマーケットでした』
作者:石和¥
【オーバーラップノベルスにて書籍化しました】勇者召喚に巻き込まれた平凡な会社員、タケフ・ヨシアキを待っていたのは屈辱的な無能の烙印だった。思わず国王を罵倒して騎士たちに殺されかけるヨシアキ。生き残りを賭けて自らの特殊技能「市場」を発動するが、現れたのは第三世界の武器商人だった。入手した初期装備はスペイン製コピーのM1911と、脂漬けのAKM自動小銃。相棒のドワーフ娘とともに押し寄せる敵軍と対峙する彼は、過酷な異世界を生き延びることが出来るのか!?新作スピンオフ「マグナム・ブラッドバス ――ガールズ&リボルバー――」https://ncode.syosetu.com/n5356fp/サイモン・セッズ ーブラックマーケット番外編ーhttps://ncode.syosetu.com/n7289fn/
所謂お約束の巻き込まれ転移無能粛清から目覚める主人公のスキル、それはまたまたお約束のお買い物系スキル「市場(マーケット)」。絶品地球料理のスーパーマーケット?否。NAISEIチートのホームセンター?否。呼び出したるは地球で絶賛商い中の横流し上等武器商人その人。マーケットはマーケットでもブラックなマーケットだったのだ。全身鎧が45口径弾を防げるか。魔法障壁がアンチマテリアルライフルを防げるか。ゴーレムがTー55戦車の56口径100mmライフル砲を防げるか。3万人のカタクラフトとファランクス共が万全の野戦陣地に籠る100人の武装山岳ゲリラ兵に勝てるのか。いろいろ台無し地球舐めんなファンタジー、オープンコンバット!
mark
ファンタジーに現代武器を持ち込むのは世界観を壊しそうだけれど、見事に融合した作品。序盤は『ファンタジーな人達と銃』の絵面の違和感はんぱない、というか困惑。けれど組み合わせの有用性は確かだ。クレー射撃などもそうであるが、風力の強さは弾道に影響を与える。しかしファンタジーには魔法がある。多少の誤差は魔法で修正できるのだ。この作品の長所は大きく2つ。1つは主人公の能力『死の商人』。地球のブラックマーケットで武器を入手できるので、ミリオタ歓喜な武器がぞろぞろ出てくる。もう1つは主人公の人間力。(社会人だったら当たり前の事なんだろうけれど)付き合いが長くなったブラックマーケットの人間に対しての心配りを見る限りは、他の人に対しての心配りも想像できる。そんな主人公だからあんな素敵なヒロインがそばにいてくれるんだな、とも感じた。ヒロインの言動はぐっときます。面白かった。
みかん
95位:『千のスキルを持つ男 異世界で召喚獣はじめました!』
作者:長野文三郎
第2巻がサーガフォレスト(一二三書房)より4月15日に発売予定です。コミカライズも始まっております。詳しくは活動報告からどうぞ。「ヒノハル コウタは世界の壁を越えるたびに強くなる」 :悩める中年サラリーマンが異世界に召喚獣として呼び出されてしまった。特筆する才能もない男だが人手不足を理由に美貌の女騎士の従者として働くことになる。召喚されるたびにスキルを増やせる主人公が日本と異世界を行き来しながら、大好きな人と結ばれるまでを描いた異世界恋愛冒険ファンタジー。 ハーメルン、カクヨム、エブリスタ等の小説投稿サイトでも遅れて公開しております。
話の展開、布石の回収が凄い。普通の異世界チート物語は途中で飽きる事が多いのですが飽きさせない工夫が随所に施されており楽しく読めます。最初から圧倒的力で俺ツエ〜ではなく毎回微妙なスキルを手に入れると言う面白さ。スキルチートでは無く、主人公と仲間の創意工夫で困難を乗り越えるパターンですので俺ツエ〜系が苦手な方も楽しんで読める作品です。勿論俺ツエ〜系が好きな方も楽しめます(≧∀≦)キャラの作りもしっかりしており毎回楽しめるストーリーです。
ましろ
ありきたりな魔王を倒すとか、世界を救うとか復讐するとか、大きい目標があるわけじゃない。けれども何の目的も無しに動いているわけでもない。異世界と地球を行ったり来たりできることを利用してお金を稼ぎ、いろんな女性に手を出したりせず一途な恋をして、厄介ごとがあればチートすぎないちょうど良いスキルで対応して生活していく。大魔術を平気でぶっ放して「能力は隠したいんだけどなぁ(チラチラ)」みたいな展開もない。人によっては中途半端だと言われそうだけど、読んでいても全然ストレスになる部分が見当たらないし、ゆっくり読むのに最適。読んでる方も血がたぎる胸熱展開!にはならないっぽいけど、主人公最強になりすぎない程よい異世界ものが読みたい人にオススメです
ツァレラ
94位:『暇人、魔王の姿で異世界へ ~時々チートなぶらり旅~』
作者:藍敦
転職中の暇人が、転職中にも関わらずサービスが終了するからと趣味のオンラインゲームをプレイする。仲間たちと共に最後の日を満喫した彼が目覚めたのは、ゲーム時代にも見たことのない場所。そこで出会う一人の女性。変わってしまった自分の姿と、引き継がれた様々な要素。その世界で彼は、ただ自由を満喫しようとその力を振るう。大冒険? 英雄譚? いいえ、ぶらり旅です。ファミ通文庫様より書籍化。1〜9巻好評発売中です。2019:08:25完結しました。4年と3ケ月という長期にわたり読んでくださった皆さんに心よりお礼申し上げます。
冒頭を読んだ時には、「またいかにも有りがちな『なろう小説』かな?」と思いました。しかし読んでみれば、『古き良き王道少年漫画』と言う印象を強く受けました。少しダークな主人公、並び立つヒロイン、仲間との共闘、etc.挙げればキリがないと思います。様々な漫画やライトノベルと比べると、軽い部類に属する作風だと思います。しかし軽すぎることもないので、手応えのある読書がお好きの方にオススメです。分量的に少し難しいですが、休日等を利用して一気に読むと、充実した読了感が得られること間違いなしです。
D紅蓮
初めて読んだラノベがこの本でした。なろうというものを知らなかった頃に書籍を手に取り、そこからこちらに来ました。戦闘の描写、感情の移り変わり等の描写がとても綺麗で、流れも無理やり感のないとても自然な流れで、読んで気がついたら朝になっているということもよくありました。所謂「俺TUEEEE」で傲慢不遜に暴れ回る主人公ではなく、愛する仲間のために動ける心にとても感動しました。最後まで心揺さぶれるこの作品はこの数年間の私の全てです。間違いなく一読の価値はあるのでぜひ呼んでください。
結城 深蒼
93位:『わたしの幸せな結婚』
作者:顎木あくみ
異母妹は美しい容姿に、教養に、異能の才……何でも持っている。けれどわたしは、彼女と同じように当主の血を引いていながら、ただの使用人。外見はみすぼらしく、学もなく、異能も受け継いでいない。親にも愛されず、誰にも必要とされない娘。唯一わたしの味方をしてくれた、たったひとりの幼馴染みも異母妹と結婚して父の跡を継ぐ。そして邪魔者のわたしは家を出され、お嫁にいくことになった。冷酷無慈悲と噂される、おそろしい人の元に。といいつつ、素敵な旦那様に会えて結構幸せな主人公の、日常のお話。※書籍化&コミカライズ
92位:『29歳独身は異世界で自由に生きた…かった。』
作者:リュート
29歳独身が異世界で自由気ままに生活しようとする物語です。初日から『押し売り』女房に捕まり、十日ほどで国にも睨まれ始めて人生中々上手くいきませんが。そんな困難(?)に負けず生活を続けていきます。※感想への個別返信は控えさせていただいております。ご了承ください。 ただ、必ず目は通させていただいております。 誤字の指摘などいつもありがとうございます、こちらも確認次第すぐに対応させていただいております。★:挿絵があります。剣ですが(´・ω・`)
押しかけ女房・・・この言葉から興味本位で読み始めたのですが、これは面白い。主人公もチートすぎるのですが、ヒロインとの結ばれ方が他の作品にはない斬新さがあり、一瞬にしてファンになってしまいました。常識と異世界の常識を引っ掛けた展開などは素晴らしくうまいもっていきかただと思います。ストーリーが進むにつれて隠されていた伏線が光り始めます。食い入って見てしまう作品なのでお勧めです。ヒロインが素敵すぎ!
かきくけ虎龍
91位:『攻略対象たちに気に入られるとかどうでもいいです。私は私らしく、自由にさせていただきます!』
作者:斧名田マニマニ
【書籍化決定しました!】公爵令嬢クロエが11歳の春。婚約者で幼馴染でもある第三王子スティードが真っ青な顔で訪ねてきた。「大変だ、愛しのクロエ。僕は今朝、自分の前世を思い出したんだ。僕らはゲームの中の登場人物で、このままだと君は悪役令嬢として破滅しちゃうんだよ!」物語の進行どおり身を滅ぼさないためには、改心してお淑やかな令嬢にならなければいけない?冗談じゃないわ!私は私らしく、あるがままに悪の道を貫かせていただきますっ!その結果クロエは、攻略対象たちや敵であるはずのヒロインまでも、意図せず魅了してしまうのだった。
王子側にゲームの記憶があるタイプ面白い設定ですね!悪役令嬢の女の子も勝ち気で猪突猛進タイプで元気いっぱいで好感がもてます。個人的に王子様推しですが、これから出てくる攻略対象達にも期待が高まります。1話あたりは文字数が多くないためさくさくっと読め、文体も読みやすいです。さっそくブクマして更新を心待ちにしてます。
saly
色んな小説を沢山読んでいます。でも、レビューを書かせていただくのは初めてです。とても楽しく読ませていただいてます。これからどうなっていくのかと想像するとワクワクして大変続きが気になります。希望では長い長編作品が読みたいです笑笑頑張れと書いて欲しいと書いてあったのですが、あんまり気張らず頑張って下さいね。笑笑
nori
90位:『聖属性魔力がありあまる』
作者:羽蓉
10歳の時…聖属性魔力がありあまるほどあると測定される、公爵令嬢シュロール。ただ、残念なことに…。完結いたしましたので、ただ今修正中です。
89位:『アビス・コーリング〜元廃課金ゲーマーが最低最悪のソシャゲ異世界に召喚されたら〜』
作者:槻影
※ファミ通文庫さんより書籍版一巻発売中です。アビコルの闇について深掘りする書き下ろしがついておりますので、何卒よろしくお願いします。――君はその闇に立ち向かえるか!?気がつくと僕は、ランダムで召喚される『眷族』を使って冒険するソーシャル・ゲーム『アビス・コーリング』に酷似した世界にいた。まことしやかにささやかれる運営による確率操作、搭載された類稀な物欲センサーに課金必須のゲームバランス! 開き直って自ら奈落(アビス)を名乗る豪胆さ! 最強の集金システムと呼ばれ、数百万のユーザー達をどん底に叩き落とした末、法整備によりサービス終了した最低最悪のゲームに似た世界で、僕はかつてプレイヤーだった頃にやり残した事を成し遂げるため、再び召喚士(コーラー)として立ち上がった。これは――闇に挑む勇敢なる召喚士達の物語。※カクヨムでも投稿中です(なろう版が最新です)
異世界に召喚された廃課金ゲーマーと巻き込まれた女子高生の物語かなり傲慢で奔放な主人公ですがいざというときはすこぶる頼りになるのがいいです青葉ちゃんは本当にいいパートナーでした、彼女がいないとここまでストーリーは発展はなかったでしょうそれとRPGの初期装備、鋼の剣あつかいだったサイレントさんついに最後までメインウェポンに、おめでとうございます!エレナとの戦いや、魔都、聖都、廃都への冒険アイリスの単騎兵の理由、美少女眷族の召喚剣師ギルド、魔術師ギルドとの話など、続きがいろいろ読みたいですがまたいつか更新再開されることを楽しみにしていますプロガーの本名を青葉ちゃんが知るイベントがあるといいなあって思ってますノルマちゃんの胸が成長した話とかも期待してますとてもおもしろかった読んでよかったです
新人技術者さん
一度読んで更新待ちで放置してたのですが、最終話まで更新されてたので一気見したのですがやはり面白い!ソシャゲーの魅力を沢山ぶち込んだ作品になります。レア度が高いモンスターを出すためにはリアルラックに頼らなければいけない所や、進化しなければ雑魚モンスターは本当に雑魚なところ…あーソシャゲってソウダヨネ…って所が多々あります笑ヒロインがチョロすぎるって点はちょっと私の好みには合いませんでしたが主人公の性格というか行動にブレがないところがとても好感が持てます。是非とも最後まで皆さんも見てください。
アウル
88位:『妃教育から逃げたい私』
作者:沢野いずみ
【PASH!ブックス様にて書籍化】【続巻2020年3/27発売&コミカライズ2020年3/25~開始予定】婚約者である王子が私じゃない令嬢を侍らせている。つまり、これは、婚約破棄?「やったわー!」これであの厳しい妃教育から逃げ出せると歓喜した私は二人にお礼を言いながら田舎に引っ込んだ。でもなぜか王子が追いかけてきてしまった。婚約破棄しない? なぜ!?逃げる令嬢とそんな彼女を追う王子のテンション高めなラブコメディです。※本編完結済み。
87位:『錬金術は魔法より圧倒的に強い~転生した最強の錬金術師は、劣等とされる錬金術で無双する~』
作者:えぞぎんぎつね
錬金術は魔法よりも圧倒的に強い。 そんな錬金術を極めたルードヴィヒは、史上最強の魔王を追い詰める。 だが、死の間際、逃亡するために魔王が放った謎の魔法に巻き込まれてしまう。 ルードヴィヒが目を覚ますと、そこは千年後の世界だった。 その上、齢80を超えていたルードヴィヒは若返っていた。 実は魔王の転生に巻き込まれて、自分も転生してしまっていたのだ。 ルードヴィヒは錬金術師として生活することにしたのだが、その世界では錬金術自体が衰退し、錬金術師は劣等職、役立たず、詐欺師の別名になっていた。「今のは魔法などではない。錬金術だ」 最下級魔導師を名乗る天才錬金術師の無双が始まる。アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。【旧題】魔王の転生に巻き込まれた史上最強の錬金術師は、錬金術の衰退した世界で無双する。
86位:『【Web版】麗子の風儀~悪役令嬢と呼ばれましたが、ただの貧乏娘です~』
作者:ベキオ
【1/31よりコンプエースUPでコミカライズ配信開始!】【KADOKAWAエンターブレイン様より書籍化しました】 私、九条院麗子は天涯孤独の貧乏娘である。2か月前に亡くなった祖母は我儘お嬢様で生活力なんて皆無。赤ん坊の私を押し付けた父親は九条院家を潰した挙句、未だに行方不明だ。そんな私を育ててくれたのは祖母の女中さんのフキさんである。フキさんのお陰で、私は生活力を身につけることができた。一方の祖母は気位がエベレストよりも高く、私を九条院家のお嬢様として相応しいように教育を施す。二間しかないオンボロな借家にピアノを置き私に厳しい指導をする。ダンスもマナーも語学も。祖母はヨーロッパに長くピアノ留学していたのだ。 そんな私は特待生制度のある名門明聖学園の高等部に入学することになったが、入学式の日に後ろからタックルを受け、「悪役令嬢!」と桜田優里亜に罵られるのだ。彼女はどうやらこの世界が乙女ゲームの世界だと思い込んでいる模様。幼馴染たち(彼女曰く攻略対象とのこと)には私の事を警戒するように注意し、ヒロイン結城美羽と攻略対象である小鳥遊亮とくっつけようと奔走する。 私はド貧乏でそんなことしている暇はないのに。そんな中、女中のフキさんの引き取られた先が攻略対象の小鳥遊亮の家だと判明。フキさんは小鳥遊亮の曾祖母に当たる。彼はフキさんをこき使ったと私をなじるが、私はもう一度フキさんに会いたい。そんな時、土砂災害によって家を失ってしまう。頑張れ私! 負けるな私!
悪役令嬢を題材にした作品が多い中、久しぶりにそういった作品群から飛び抜けた逸品です。極貧な主人公と彼女を悪役令嬢だと信じる少女、更にそれを取り巻く魅力的な登場人物達が織り成す現実世界を舞台にした物語。現代を扱う令嬢ものには必須の設定や造形物に対するリアリティー感をこの作品は強くに感じさせてくれます。登場人物も皆魅力的で、特に主人公レイちゃんの純朴さやツンデレのサラちゃんの可愛らしさには、読み進めるうち虜になる事間違いなしです!以下はなろうで実際に書かれる方へなろうで投稿される人なら、この作品の構成の妙に舌を巻く事でしょう。読み手をぐいぐいと引き込む構成の上手さ、文章自体の美しさ、魅力的な登場人物の描写の仕方。読み手の事を非常に考えて書かれた作品という事が一読すれば理解されると思います。読み手として純粋に楽しめ、書き手としても勉強になる作品です。是非一読下さい!
林野
更新が待ちきれなくて、何度も読み返す作品は久々です。モノローグがしっかりしており、小説としての形ができているので、一般の人も読みやすいオススメ作品です。よくある鈍感ものとは一線を画しています。舞台設定は女性が好むものですが、ストーリーの運び方に不自然が少なく、どなたでも読みやすいかと思います。主人公の思考に偏りがありますが、背景が丁寧であるため、人格形成に至る経緯が読み手に伝わり違和感はないです。文章はコミカルな手法を取っているので、冗長にならずよいバランスです。
みなりん
85位:『ハッピーエンドのそのまえに』
作者:桜井ゆきな
王子に突然、婚約破棄された悪役じゃない令嬢がハッピーエンドになるまでの物語です。王子の取り巻きたちや、ヒロイン等、視点が毎回変わります。ざまぁからのハッピーエンドが大好きです。
84位:『二度目の人生は、幸せに』
作者:ダンデライオン
婚約者を奪われた公爵令嬢は、相手の男爵令嬢を毒殺しようとする。だが、それは失敗に終わり婚約を解消された。罪を犯した公爵令嬢は、小さな屋敷で監禁される。風邪を拗らせて、あっさりと亡くなった公爵令嬢は、二度目の人生で幸せになれるのか?本編、完結しました。読者様に御礼の番外編を追加しました。※アルファポリス様でも掲載中です。無断転載禁止です。
83位:『傷心公爵令嬢レイラの逃避行』
作者:染井由乃
不慮の事故で2年間の眠りについていた公爵令嬢のレイラ・アシュベリー。目覚めると、自分の婚約者であったはずの王太子がレイラの妹であるローゼと婚約を結び直していた。両親は「どうしても王家と婚姻を結ぶ必要があったのだ」と弁明する姿勢を見せるが、妹のローゼはどこか勝ち誇ったような様子。 政略結婚とはいえ、王太子のことを慕っていたレイラはこのまま他の家に嫁がされるのも、妹たちの幸せそうな姿を見ているのも限界だった。 リハビリを終え、どうにか屋敷の中を歩き回れるくらいに回復したレイラは、「来るもの拒まず」で有名な王都のはずれの修道院へ入ることを決意する。 両親にも使用人にも行先を告げず、こっそりと屋敷を抜け出したレイラは、道中雨に降られ道端にへたり込んでしまう。そんな弱り切ったレイラに手を差し伸べたのは、伝説上の存在である魔術師の青年だった――――。 傷心した公爵令嬢の逃避行から始まる、幻の王都を巡る小さな恋の物語。※「カクヨム」にも掲載しています。
82位:『ご褒美の飴はいつとけるか』
作者:縞白
異世界トリップした隠れチート持ち娘が皇帝に拾われ、よくわからないうちに成り上がっていくゆるい話。全22話。番外追加(2019/3/3)。
81位:『最強《魔王》の貴族転生 ~不遇ジョブに転生した結果、最強を超えた《魔王》。女勇者と愛娘のために無双し、成り上がる~』
作者:下等妙人
最強の魔王・ヴェルハザード。女勇者・セシリー。 結ばれてはならなかった二人はやがて恋に落ち……悲劇的な運命によって、引き裂かれた。 人間のため。女勇者のため。魔王はあえて討たれ、生涯を終える。 次は人間に生まれ変わりたい。そう願った彼は、自らが討たれてより数ヶ月後の世界に転生した。 生家は男爵家。彼はその三男であるゼクスへと生まれ変わったのだった。 それも、魔王としての力を全て継承した状態で。 この男爵家は代々、《パラディン》の《権能》を受け継ぐ一族だったが……これは「不遇職」の一つだった。 硬いだけが取り柄。肉盾としての価値しかない。そのように侮られる、不遇職。 だが逆に、そんな《権能》が、彼にさらなる強さを与えた。 魔王としての、究極の攻撃力。 パラディンとしての、究極の防御力。 それらを獲得し、全てを超越したゼクスは…… 愛する女勇者セシリーと、自分によく似た娘、シャルロットの護衛に抜擢される。 以降、彼は圧倒的な力で以て、さまざまな敵を打ち倒していく。 女勇者を妬ましく思う貴族達。それが差し向けてくる、凄腕の暗殺者。 勇者学園の生徒と、最強の《シュヴァリエ》。 そして――かつての配下達と、次世代の魔王。 それら全てをねじ伏せ、ゼクスは貴族社会で成り上がっていく。 男爵家の三男から男爵へ。男爵から子爵へ。子爵から伯爵へ。 そして、人間世界の頂点へ――
80位:『森のほとりでジャムを煮る』
作者:小鳩子鈴
◆カドカワBOOKS様より書籍化しています◆1~3巻発売中(WEB収録分に加筆修正)※3巻(2019年3月9日発売)は書き下ろしです!【書籍化に伴う削除等はありません】休日出勤中の事故で異世界に招かれたらしい私。魔法や妖精が存在するこの世界で、せっかくだからアナログ生活を満喫させていただきます。黙っていれば雰囲気美人、脳内はかなり身も蓋もないアラサー女子(魔力なし)がジャムを煮たり、親切な人たちと交流したりしながら、恋をするお話。※ サブタイトルの人の視点で進みます※ シリーズの小話が別話であげてあります(タイトル上のリンクをご利用ください)2016.7.14 完結しました。ありがとうございました!
なんだか疲れちゃったな、と感じたとき。それはきっと心が渇いてしまっているのだと思います。ため息しか出てこなくて、ぽつんと取り残されたような気持ちになってしまうんです。 そんなとき、私がいつも思い出すのがこの作品です。 最初はタイトルに惹かれて読み始めました。なにかゆったりとした優しい物語を求めていたのです。森のほとりでジャムを煮る、その言葉が持つ癒しのイメージ。この作品はそれを裏切らないどころか、さらなる豊かさを私に与えてくれました。 荒涼とした土地にポツリポツリと染み込む雨粒のように、私の心もあたたかい涙で潤されたんです。 この物語に出てくる人々の真摯な生き方、思いやり。そして願い。綴られている美しい言葉たちがきっとあなたの心も動かすと信じています。
天界音楽
タイトルに惹かれて、若い男が手にとって読んでみました。現代とは違って、この小説の世界では、時間が緩やかに流れています。それはまるで、小さな川のように。異世界に飛ばされてしまった女性が、ゆっくりとした日常の中で愛を育てていく物語です。 この作品から見えるのは、人と人のつながりの優しさです。思いやりの大切さです。「ひと」というものを大切にして、日常の小さな幸せを慈しむ。なかなか今の私たちができないことが、表現されていると思います。 ゆっくりとしたい時間にどうぞ。もちろん、紹介されている食事はおいしいですよ。
魚島大
79位:『転生叔父さまと私の軌道修正ライフ』
作者:清弘むいこ
七歳の公爵家令嬢ミリエラ・ファウルダース。ある日彼女が庭でティータイムを楽しんでいると、ずっと引きこもっていた叔父の部屋から奇妙な叫び声があがるのを聞いた。そして、ほとんど関わりのなかった叔父との関係がその日を境に変わることになる。叔父が言うには、叔父とミリエラは彼が別世界で生きていた時にしていた『ゲーム』の登場人物であるらしい。ゲームでのミリエラは性格のねじまがった令嬢に成長し、すったもんだの末に身を滅ぼしてしまう。そんな悲劇を迎えない為、ミリエラの軌道修正生活が始まった。乙女ゲームの世界に攻略候補として転生してしまった青年と、彼の姪かつ悪役令嬢(仮)が織り成す物語です。
78位:『その劣等騎士レベル999外伝 ~もう一人の最強の物語~』
作者:白石 新
賢王と拳王。かつて世界を制した伝説の夫婦の子供として生まれた男がいた。賢者と武神に教育された彼はあまりにも最強過ぎて、闘ってくれる相手すらおらず武人として寂しい生涯を終えることになる。「強い奴に会いたいな」失意の中で彼が死んで2000年後。村人として転生した彼は幼馴染の勇者に裏切られ、絶対死地のダンジョンに置き去りにされデスゲーム的なダンジョン攻略を強いられることになる。が、前世の記憶と力を取り戻した彼にとって、究極の魔神たちがはびこる悪夢のダンジョンは彼の求める理想の環境だったのだ。「今から皆さんにはデスゲームをしてもらいます。迷宮内で泣き叫び苦しんで、我々を楽しませながら限りなくゼロに近い確率の中で生還を目指してくださ――あべしっ!」「ほう、俺の拳で一撃で死なないだとっ!? こんなに楽しそうな連中がいる場所があったのかっ!」「何だこの人間はっ!? 生還率0%の迷宮に落ちてきて……どうして嬉しそうなんだっ!?」「俺より強い奴はどこにいるっ! さあ、俺より強い奴を出せ!」これは絶対的強者として人々の命を弄ぶ、デスゲームダンジョンの運営気取りの魔神達を、空気を読まずに迷宮に紛れ込んだ異物である最強の男がビビらせまくる物語である。
77位:『転職の神殿を開きました』
作者:土鍋
生まれ持ったジョブに人生を左右される世界。そんな異世界に召喚された森本要には「人を転職させる」能力があった。彼は生活費を稼ぐため転職屋を始めるが、その能力を狙って貴族や教会が動き出す……。 やがて、自衛のため王国最大の宗教組織に潜り込んだ彼は、宗派の派閥争いに巻き込まれながらも、自らの足場を固めていく。※完結済みですが、たまに後日譚や外伝を投稿します。※双葉社様のモンスター文庫にて書籍化されています。
生まれ持ったジョブに、人生を左右される世界。あらすじにあるこの一文が、作品の根幹を示しています。多くは非力な村人で。特殊なジョブを持っているのは一握り。そんな世界に召喚されたカナメは、「人を転職させる」能力を持っていて。最初は辺境で転職屋をやっていますが、やがて自衛もかねて神殿に所属し、困難に見舞われながらも、居場所を確固たるものにしていく物語です。キャロというマスコットキャラも居ますし、カナメの周囲のキャラも魅力的。能力の貴重さと危険度とかもしっかり描いてくれてて、楽しめました。
宵凪海理
本編は2016年11月、エピローグ含めて翌年12月完結の、書籍化もされてる作品。転職云々は、もちろん話の根幹ですが、それ以外で注目したいのは、魅力的なキャラたちです。主人公カナメは、社会経験があるためか考え方が俗物的。商売、お客さん、売り上げ等、宗教関係者が使ってはいけない単語を連発します。機転も効き、交渉術も巧み、企画力や運営力もあり、次第に信用を得、最終的には神殿長にまで昇ります。〈キャロちゃん〉にもホッコリ。明らかに言葉を理解してる(?)うさぎのマスコットです。癒されます。ヒロイン候補も、剣士、魔法使い、聖女、同僚等豊富。選ばれるのは一人なので、ハーレムにはなりません(笑)。誤字も少なくスムーズに読める文章、本当に楽しめます。是非御一読を。(時系列的には〈エピソード0〉から読むとよいかも?)
下水道
76位:『犬を拾った。……はずだった』
作者:縞白
王城魔術師マリス・ラークは、ある夜、ケガをした犬を拾った。結婚する予定も無いし、「クロ」と名付けて大事に世話しているうちに懐てきた可愛い“うちの犬”と、この先ずっと暮らしてゆくのも良いかもしれない。そう思いはじめた時、事件は起きる。 「ウィンザーコート師団長!」 そう呼ばれた“彼”は犬ではなく人間の男性で、しかも『救国の英雄』ゼレク・ウィンザーコート第一師団長だというのだ。 「えっ」 どう見ても犬なんですけど。これはいったい、どういうこと? *** 拾った犬が英雄だった娘さんの流転と、疲れ果てた一匹の犬が家を見つけるまでのお話。(本編全二十五話。番外小話四本、番外中編全六話。)
75位:『女皇だった前世を持つ織物工場の女工は、今世では幸せな結婚をしたい!』
作者:九重
皆さまの応援のおかげで、2019年9月フェアリーキスさまより書籍化されました!ありがとうございました。 広大な皇国の属国メラベリュー、その田舎町ミームの織物工場で働く女工のシェーラには、自分の前世が女皇だったという記憶がある。しかし、前世は前世。貧しくも優しい家族と明るく生きるシェーラは現状に満足していた。 そんな彼女の不満は、ただ一つ。婚活で失敗続きだということ。「どうして? 私の何がいけないの?」 無意識に前世のチートを発揮するがゆえに男性に引かれてしまうシェーラのドタバタ物語。
74位:『クラスメイトに殺された時、僕の復讐は大体達成された』
作者:姫崎しう
※旧タイトル「クラスメイトに殺された僕は神様のパシリになりました」。試験的な変更してみました。―――――(あらすじ)クラス転移に巻き込まれた僕、通山真は、転移に合わせて『契約』のスキルを得る。万が一に備えて、自分のため引いてはクラスメイトのために、召喚した国と契約を結んだ。しかし自分勝手な行動をした、とクラスメイトから反感を買いいじめがはじまってしまう。召喚国――フラーウス王国の策略もあり、日々激しさを増すいじめに耐えながらも、疲弊していった僕はとうとうクラスメイトに殺されてしまった。それでも僕が殺されたことでクラスメイトへの復讐も成ったようなもの。満たされた状態で逝ったはずの僕はこの世界の神様もとに送られてしまう。「生き返らせてやるから、頼みを聞いてほしいって、それってパシリですよね?しかも、生き返らせるための肉体が女性しかないってどういうことですか。でもまあ、別にどうでもいいのでパシリになりますよ。でもそもそも生き返りたいわけではないので、僕の頼みも聞いてくださいね」そうして再び世界に降り立った僕は、苦しむクラスメイト達を横目に、神様のお使いを進めるのだった。――――この作品の読み方。1.プロローグを読みます2.どうしてこうなったのか気になる人は、6話まで読みます3.今後主人公がどうなるのか気になる人はさらに続けて読みます4.途中で面白くない、興味を惹かれないと思ったら、トップページに戻ってお気に入りの作品を探します特殊.ダーク成分が苦手な人は7話以降から読みます注意:閑話はシリアスになりやすい傾向があります。――――更新は不定期です。不定期です。失速する恐れがありますが、ご容赦ください。
ただし序章部分は上記にあてはまりません。この作品は、登場人物の生というものをある意味では生々しいくらいのものを見ることができます。というのも、ストーリー展開ありきで登場人物が動かされ人間味を感じられないような作品が多い中、この作品は個人の感情が行動になり、そして物語となっています。主人公が傍観者であり、また俯瞰できるような立場であることも大きく影響していると思います。個人的にはこの作品は、「読む」と言うより「見届ける」と言った方がしっくりきます。完結まで見届けさせていただきましたが、今まで感じたことのない読後感、不思議な充足感を得られました。最後になりますが、完結を受け思わずレビューを…としたところ、大変ふわっとしたものになってしまい自分の表現力のなさに痛恨の思いではありますが、少しでも多くの方にこの作品に触れてもらい、この感覚を共有することができたらと思わずにいられません。
ボブ
これは全てが終わってしまった物語。世界は滅びの黄昏にあり、救われない。主人公は救おうとした者に裏切られ殺害される。神もまた、全てを諦め、全てを見捨てた。異世界クラス転移で召喚され勇者の一人となった主人公。咄嗟の判断でクラスメイトを救うが、策略にはまり、皮肉にも救ったクラスメイト達に殺されてしまうのだった。さよなら残念。THEEND・・・では物語にならない。つまらない!さっさと『自分の死』を受け入れていた主人公を神様が呼び寄せ、一つのミッションを託します。世界各地に封じられている『精霊』を救え!と。かくて、異世界転移からの転生を果たし、神様のパシリとなった主人公の物語が今始まる!世界を守らず、人も基本救わない主人公の渇いたユーモアが漂う終末物語。是非、ご一読を。
Tyrant
73位:『ドラゴンさんは友達が欲しい』
作者:道草家守
アース・スターノベルにて書籍化されたドラゴンさん。「!」マークをつけて全5巻発売中!ぼっち女子大生の”わたし”はぼっちを克服すべく新歓コンパに行く途中、バナナの皮ですっ転がって死にまして、なぜかぼっち万歳最強種族ドラゴンに転生しましたとさ。……友達欲しいのに意味ねえよ!!!と文句を言いつつ友達を作るために奮起するとあるドラゴンさんのお話。
告白という儀式や恋という魔術でどれほど心が変わるというのだろうか。この物語は、おそらく恋愛をテーマの一つとしている。けれども、その力をあって当たり前のものとしない。恋という状態を万能の強化魔術のように扱うこともしない。そうではなく、異なるもの同士の好奇心、交流、そこから生まれる信頼を丁寧に描く。生きるものたちそれぞれが互いに及ぼす影響と変化を描いてゆく。そこには、ラーワの物語を主軸としつつも長命の彼女らを狂言廻しとした群像劇の側面もあるのではと思う。彼らの生きる世界は不安定で未完成だ。それだけに彼らはあがき、交わり、変化する。それは紛れもない強さであり、無数の縁で紡がれた世界は美しい。
はこねこ
バナナの皮で滑って異世界転生、しかも、主人公がJD(女子大生)という点でビックリしました。その上、ぼっちJD返上に燃えていた彼女が……ぼっち万歳な最強種族の巨大ドラゴンさんに転生してしまう!?(異世界のドラゴンさん、○ジラ級に強いです)作品は、そこからどんどん魅力を増してゆきます。単なるチートや最強だけではなく、ドラゴンと人、ドラゴンと魔族。魅力的な人物たちの出会いと友情が、温かにユーモラスに描かれてゆきます。(出会った相手が魔術バカの研究者だったり、戦闘狂の上位魔族だったりして、ドラゴンさんも困ったりぶつかったり。 そういったコミカルも鮮やかで、すごく楽しい♪ 彼ら・彼女らを支える周りの人物も、それぞれが魅力的です)書籍化もされていて、ご存じの方も多いかも。作者さんの登場人物への愛情がいっぱいで、読んでて楽しくて幸せになれる物語。お薦めです!
冬眠猫
72位:『アラフォー社畜のゴーレムマスター』
作者:高見 梁川
社畜松田毅は過労死した。せめて生まれ変わったら、ホワイトな会社で穏やかに過ごしたいという思いを抱いて。ふと気づけばショーン・コネリー似の神がいて、松田はファンタジー世界への転生を告げられる。「せめて!せめてもっとホワイトな世界に!」「自己責任でお願いします」「ちくしょー!あんたらはいつもそうだ!俺たち社畜をスマホと同じだと思ってるんだあああ!」「…………なぜにスマホ?」「定額使い放題(残業代なにそれ美味しいの?)」せめてものお詫びにと、土魔法のチートをもらった松田は、はたして念願のホワイトな生活を手に入れられるのか?社畜生活で人間不信に陥っていた松田は、とある知性ある秘宝と出会い、決して裏切らない人造人間に心惹かれていく……。小心者の元社畜の成り上がり英雄譚?ゴーレムはおやつ(ハーレム)に入りますか?9/20ようやくタイトルに追いつきました!
以下当てはまる物が2つ以上の方に無責任にお奨めしております。・俺強ぇえーが好き・獣耳、幼女好き・無機物萌え・まな板好き(今後に期待大)・社畜好き・頭の可笑しいオッサン(外見美エルフ)好き・オッサンドワーフ好き 最近タイトルに絡んだ展開を見せ始め、ますます今後に期待が膨らむ作品。 今のところ、そんなにストレス展開は無くかつ俺強ぇえーがお楽しみ頂けます。 まだ頁数はそこまで多くないから直ぐに最新のページまで追い付けるので、上記項目に当てはまらない人にも良いかも知れません。
猫派
71位:『魔王の器』
作者:月野文人
剣と魔法の世界。大国の名門貴族家に生まれながら、ろくに魔法が使えない少年は不遇の日々を送っていた。そんな少年の運命は、ある魔族との出会いによって大きく動き出す。宿命の出会いが少年の人生を変え、周囲を巻き込み、やがて世界を揺るがす事になる。そんな物語です。※単体でもある程度、完結していると思いますが、『魔剣カムイ』シリーズ第二部って位置づけです。
この作品の登場人物たちはみんな年相応に生きています時に冷徹でもある主人公のカムイでさえも、です特にそれがみえるのは学院編です。主人公たちが学院に入学したのは12歳の時。日本でいえば小学六年生くらいです。だからまだまだ子供で、仲間と悪ふざけをしたり、大人ぶろうとしたり、また特に恋や愛の関わることになるとさらにキャラクターが生き生きとしているようで、友人の恋愛を茶化したり、心変わりをしたり、出し抜こうとしたり、恋に悩んだり……。そういった12歳の頃としては当たり前のことを主人公たちはしています。しかしそのまま学園ドラマとして終わらず、そこに次代の皇帝への派閥争いや他国とのいざこざなどの政治関係のことも複雑に絡んでいきます。もちろんカムイはそれを見越しての行動だったのでしょうが、それでも世知辛いものを感じますきっと読んでいて主人公たちに幸せになってほしいと思うはずです
瀬田
このサイトで初めて見たかもな王道ビルドゥングスロマン。二転三転しながら、関係性に変動する人の有り様とそれでも変わらぬもの・・・人外含めて様々な勢力がせめぎあう中でそれらをまとめる器量とは何か。この先が楽しみで仕方がない。 筋立てと設定の妙もさることながら、一筋縄でいかない脇役の厚さに惹かれる。特に吃音の皇子はビジョルドのマイルズさんを思い起こさせてたまらんわ。アニメ化希望(´・ω・`)
hanataray
70位:『放置された花嫁は、ただ平穏に旅がしたい』
作者:吉高 花 (Hana)
記憶も無いのに放り出されたので、旅をしたいと思います。知っているのは結婚したことと、自分の名前が偽名ということだけ。まあ、なんとかなるでしょう。楽しく気ままに旅するぞ! と、思っていたのに、ちょっと魔術を使っただけで、何故かどんどん大事に!? うん、知らんぷりしよう。面倒はごめんだ! え? なんで御尋ね者になってるの!? なんで国中で私の話をしているの!? 私はただひっそり穏やかに生きたいだけなのに!旦那様が起きるまで、ただ平穏に楽しく旅がしたい花嫁の、それでも覚醒に向かって流されてゆくジタバタ奮闘記※BKブックス様から書籍発売中です※
69位:『大魔王様の街づくり~魔法と科学と魔物が創る理想の街~』
作者:月夜 涙(るい)
人の絶望を喰らうダンジョンではなく、人と魔物が一緒に笑い合える街を作ろう。そんなふうに考えた変わり者魔王のプロケルは【創造】の力を駆使し、いつの間にか魔王の中でももっとも恐れられる【最強の三柱】の一角となっていた。そんな彼は、他の魔王の嫉妬から見知らぬ土地へ転移されてしまう。彼は自らが作りあげた街アヴァロンに戻り、そして愛する魔物たちと再会するために、共に転移させられた【無限に進化するスライム】と動き始めた。彼はまだ気づいていない。とばされた土地でも、新たな仲間、そして遠く離れた愛しき魔物たちと街を作ることを
前作魔王様の街づくりからのファンでしたが、作者都合により完結本シリーズが一番好きだったので残念。 無いでしょうが、もしもこのシリーズを復活させるなら、大魔王は一度完全リセットして本作の内容を含んだ新作を1から組んだものを期待します。前作はある程度力を入れて書かれていただけに残念。 前作をまだお読みのない方へ。前作魔王様の街づくりは面白いですし、書籍版も購入していますが、魔王1年目お披露目会直前で終了しています。 現時点でこの物語はきれいに終了しておらず、完全完結済みを期待する方にはお勧めできません。但し、途中までのお話としては面白いので、それでよい方にはお勧めです。魔王様の街づくり 誕生~1年目空白期間(記載なし)大魔王様 頂点に君臨~ 物凄い端折って帰還…とここまで書きましたが、魔王様の街づくりは大好きであり、今でも完全版として続編が書かれることを期待しています
リン
これの前作、ダンジョンは近代都市からずっと読み続けてるのですが、やはり両方の作品は面白い! アメリカに長い間生活していると読むものも結構なクオリティーがないと満足しない体質になってしまいましたけど、このシリーズの一話一話にはいつもワクワクさせていただいてます。しかも終わり方がスッキリしていながら続きが気になる方法で、毎日更新されていないかチェックしてしまいます。 この間久しぶりに日本に帰ったとき、まず本屋で探したのがダンジョンは近代都市のラノベとコミックでした。 これからの大魔王様とそのかわいくて強い魔物たちの活躍に期待と興奮が止まりません!
電脳亡霊
68位:『元王太子妃候補、現王宮の番犬(仮)』
作者:モンドール
幼い頃から王太子妃を目指し血の滲む努力をしてきた伯爵令嬢ルイーザ。勉学に励み、作法を学び、社交での人脈も作った。しかし、肝心の王太子の心は射止められず。中々うまくいかずに苛立つ中、何者かの手によって大型犬の姿に変えられてしまったルイーザは、暫く王宮で飼われる番犬の振りをすることになり──!?「わん!」(なんでよ!)
67位:『魔法学院を退学させられた俺。前世から知識を得て魔法革命を起こす 』
作者:未来人A
主人公、ルド・アーネストは魔法学院を退学にさせられた。理由は成績不振。魔法使いに向かない人種に生まれながらも、何とか魔法使いになりたいと言う夢を叶えるため努力して魔法学院まで入ったルドだったが、その夢は破れてしまった。失意の中、これからどうしようと考えていた途中。彼の頭に大量の知識が、突然入り込んでくる。ルドは混乱しながら状況を整理する。入りこんできたのは、前世の知識。どうやら彼の前世は魔法使いだったらしく、その魔法使いは転生の魔法を使っていた。それは15歳くらいになったら前世の記憶を思い出すという魔法。ただその魔法は失敗だったようで、ルドは知識だけを思い出して、人格や思い出は一切思い出さなかった。ルドは思い出した知識から、この世界の魔法技術は大昔に比べて大きく劣るという事実を知る。そして、実は自分は魔法使いに向いていない体質ではなく、むしろ向いている体質であると知った。ルドはなるべく世界を変えないよう、力を隠しながら賢者を目指そうとするが、徐々にバレ始め、魔法革命が起こって行く。一方ルドを退学させた魔法学院は、魔法革命に付いていけず、衰退の一途を辿っていった。※皆様のおかげで、総合日間ランキング1位を獲得できました! ありがとうございます!※総合週間ランキングでも1位になれました! ありがとうございます!※アルファポリスでも連載しています。
66位:『バスカヴィル家の政略結婚』
作者:柴崎 ふじ子
災厄のバスカヴィル家。富豪の娘ソフィアは、弱冠十三歳で爵位を継いだバスカヴィル家の当主、グウィン・バスカヴィルとの婚約を告げられる。グウィンは悲劇の少年として、最近巷を賑わせている人物だった。ソフィアはどうにかグウィンと関係を築こうとするが、彼女には人に言えない秘密があったーー。家族の死の真相を追う少年と、死者を視ることのできる少女の、成長と絆を深める物語。※第一部は少年期(13歳〜)、第二部は青年期(18歳〜)となります。※本編(第一部、第二部)完結済
政略結婚から始まるただの恋愛小説かと思いきや、ヒロインの「死者を見ることができる」という能力が絡んできて、そこからストーリーは徐々にミステリーの様相を呈し、俄然面白くなってくる人物描写、心理描写が丁寧で展開に説得力があり、手に汗を握るハラハラとしたサスペンス展開やクライマックスにはアクションシーンもあり、まるで一本映画を見たかのような読後感を得られる展開の都合上甘い恋愛成分はやや弱めながらも、後日談で摂取可能。ソフィアの一途で健気な思いが可愛いので恋愛小説好きの方も楽しめるはず。完結済なので一気読み推奨おすすめです。
火下橋 ユムカ
65位:『軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!?』
作者:明鏡シスイ
本編完結済み。アフター連載中。27歳童貞、元いじめられっ子で元引きこもりの金属加工会社員、オレこと堀田葉太は、現代兵器大好きな軍オタであり、銃オタでもあった。自前の金属加工技術を使ってハンドガンが作れないか夢想していたオレは、逆恨みである日、殺されてしまう。だが――目を覚ますと赤ん坊の姿で魔法・魔術が存在する異世界に転生していた!? マンガ好きでもあるオレは魔法を習得しようとするが、しかし魔法・魔術の才能は『ほんの僅か』。その魔力では魔術師として生きていくのは無理、と孤児院の主で育ての親の巨乳ウサ耳魔術師エルに言われてしまう。だがそこは元日本下町の技術屋、その知能と魔法加工技術と魔術道具を駆使し、現代兵器――リボルバー、アサルトライフル、スナイパーライフルなどを作り出すことに! 銃が暴発して指が吹っ飛んだりして、銀髪の犬耳幼なじみ(巨乳予定)のスノーが心配のあまり抱きついてきてふがふが(あいつはオレの匂いが大好きらしい)する中、とうとうオレはリボルバー『S&W M10』を作成し、初めての敵、魔物と対峙する――。これは、後の世において、その知能と独自の魔道具による軍事力で革命的とも言われる英雄となり、自分だけの軍隊(ハーレム)の力で世の中の人を救おうとした1人の男になるかもしれない少年の物語――(奴隷、ハーレム、流血ありの予定。人も死にます。苦手な方はご注意下さい。ちなみに、主人公が手につけている婚姻腕輪は増えていく予定です。……ハーレムなので)『株式会社KADOKAWA 富士見書房様より書籍化が決定しました』
他のレビュアーさんにも似通った感想がありますが…。まず色々な事柄や設定に対する「理由付け」が稚拙に感じました。そこの描写は必要では? と思う部分で全く描写無しで流されていたりすることもあります。なので、作品を書いている最中少し先に見える「こういうシーンを書きたい」「この台詞を言わせたい」が為に、そこへ至るまでの過程や、人物のバックストーリーが強引な印象です。
クリープ
64位:『前世、弟子に殺された魔女ですが、呪われた弟子に会いに行きます』
作者:沢野いずみ
アリシアには前世魔女だった記憶がある。最後は弟子に殺された。しかし、その弟子は、なぜか今呪われて塔で一人暮らしているらしい。しかもなぜかアリシアが呪ったことになっている。アリシアはかつての弟子の呪いを解くために、直接会いに行くことにした。祝福の魔女の生まれ変わりの少女と、魔女を殺し不死の呪いを背負った青年の話。※旧題『呪われ賢者と祝福の魔女』
63位:『猫かぶり姫と天上の音楽』
作者:もり/もりふみの
断るのが面倒で受けたお見合い相手に迫られ、バルコニーから転落した音大生の花(ハナ)。それを拾ったのが、自称「神様」。で、拾得物は交番に・・・なはずが、違う世界へ届けられました。そこは魔法や魔物が息づく世界。「ここで音楽を奏でてね♪」って言われても・・・?※Jパブリッシング様 フェアリーキスより書籍全4巻発売中です!
とある理由から異世界に連れてこられた女性が世界に巻き込まれ、世界を巻き込みながら生きて行く。個性豊かな面々に囲まれながら暮らすことになる王道の恋愛ファンタジー。最初は何の力もないと思っていた。でも、女性が歌う歌には確かな力があった。異世界に連れてこられた時に頼まれた歌。それは良くも悪くも世界を大きく揺るがす力となった。素敵な歌声と共に紡がれれる物語の終着はどこにあるのか。歌に宿る不思議な力をあなたも一緒に感じてみませんか?
茶助
お見合いの最中に、見合い相手から逃げようとしてホテルのバルコニーから落ちてしまったハナ……こと、音大生の小泉花。 気がつくと、そこは見知らぬ異世界だった。 腐敗した王宮、迫り来る戦争の影、そして見たことも無いほど目麗しき王様は、后候補を血祭りにあげるほどの冷酷な女嫌い!? さらに、不幸体質の近衛や、猛獣のごとき宰相と言った個性的な面子に囲まれ、その毎日は驚きと試練の連発。 はたしてハナはこの逆境の中どんな物語を紡ぐのか。 なお、この物語を拾った方には、漏れなく拾い物の一割として、ハナの甘い恋模様の様子をお届けします。 ちょっぴりエッチな場面もあるよ!w
卯堂 成隆
62位:『転生したら悪魔になったんですが、僕と契約しませんか?』
作者:らる鳥
病院の一室で死を待つばかりだった僕は、ある日悪魔に出会った。 どうしても死にたくなかった僕に、存在する事に飽いていた彼は、ある提案を持ち掛ける。 元人間だった悪魔が色々な世界に召喚され、誰かと出会う物語。 完結済みです。 この作品はアルファポリス様にも投稿しています。 並べ替えと表現の手直し作業に入ります。 あれ?って思っても気にしないで下さい。 現在47まで。https://ncode.syosetu.com/n3795fq/ またこちらは別の形のオマケになります 第145部からこう続くって感じですね お気が向かれましたらどうぞ
病で死にかけの主人公は生に飽きた悪魔と契約し、一体の悪魔に転生する。最初に召喚された世界で師匠とも呼べる老爺に「レプト」と名付けられた主人公は、数多の出会いと別れを経験し、幾星霜の時、世界を超えて成長していく。悪魔は魔界に存在して召喚を利用して世界を渡る、という設定を最大限に発揮して、多種多様な異世界を描き、読み手を飽きさせない。その上、この手の作品は登場人物が多くなりがちだが、メインとなるキャラクター一人一人を生き生きと描写する事に成功している。主人公は最強に近い存在になっていくが傲慢にならず、謙虚すぎたりもしない、理想的な人物に仕上がっている。この主人公の視点で語られる物語は、まるで自分がその世界にいるかのように感じさせる。ぜひこの物語を読んでほしい。読み手の心を暖め、日々に潤いを与えてくれるだろう。
春巻き丼 (旧 Tabris)
魔法、錬金術、探偵、王道勇者と魔王、色々の元素を悪魔召喚の名の元にいい具合で混ぜ合ってた。レブト個人の成長や各世界の物語もとてもいい。こんなところで終わらないで続けようっとのは俺の心声だ。このタイトルの文章も、らる鳥様が気になれば続けることもさほど難しくないでしょ。レブトの実力と生きた年月は問題だけど。だから最終回で櫻子を披露したよね。他にも沢山言いたいけど口下手の俺はこの辺でやめた。「転生悪魔」書いたありがとういい作品出会った。
摩羯
61位:『辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する』
作者:三沢ケイ
**PASH!ブックス様より「辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する」「〃 新婚編」発売中です** 田舎の農家の娘だったサリーシャは、その美貌から領主である伯爵家に養女として迎えられる。 王太子妃候補として厳しく躾けられたサリーシャだったが、結局、王太子のフィリップが選んだのは別の令嬢だった。さらに、婚約者発表の式典で賊に襲われた王太子と王太子妃候補エレナを庇い、背中に未婚の貴族令嬢として致命的な醜い傷を負う。 そんな失意の中、サリーシャにもたらされたのは六十歳過ぎの老人伯爵との結婚話。しかし、蓋を開けるとサリーシャは十歳年上の辺境伯、セシリオ=アハマスと結婚することになっていて……? 王道のヒストリカル風ラブロマンスの溺愛もの。
小説を読んでいて、頭の中に映像を浮かべる方はいませんか?そんな時、ひとつの違和感で我に返ってしまうことはありませんか?この物語は、現実に戻ることを許してはくれません!まるで文章の間から魅了の魔法でもこっそり放っているのかと思わせるくらい繊細な表現力で、読み手をぐんぐんと引き込んでくれます。 王道の婚約破棄物ですが、しっかりとした設定と流れるような描写、そしてヒロインの令嬢としての立場やひとりの女性としての心情の動きなどは、心を引きつけて揺さぶります。さて、辛く悲しい状況に追い込まれたヒロインのもとに、逞しくも不器用そうなヒーローが現れました。でも、すんなりとハッピーエンドは迎えられそうにありません。物語は、まだまだ始まったばかりです。これから何が起こるのか、一緒に楽しみませんか?
りぃん
この作品で特筆すべきは、やはり圧巻の文章力でしょう!さほどネット小説を読んだことのない私ですが、間違いなくこれはトップレベルなのでは⁉︎そして、その圧倒的な表現力で描かれるのは、中世ヨーロッパ風のロイヤルな世界観。写実的表現が権勢を振るった文化と、緻密な文体が見事にマッチしています!さらには、王道を往く令嬢のラブストーリー。身体に傷を負ってしまい、貴婦人としての未来を閉ざされてしまった主人公の前に現れるのは、男社会で生きてきた不器用な軍人……!この2人の対比も完璧で、その差から生まれるやりとりも身悶えするほど……尊い!(←語彙力の低下)いまだ10話と序盤ですが、すでに至高の良作であることが、読めばハッキリと分かることでしょう! ぜひご一読ください!
みらわか
60位:『未プレイの乙女ゲームに転生してしまいました』
作者:西根羽南
子爵令嬢エルナ・ノイマンは、日本の学生だった前世を思い出す。この世界は乙女ゲーム『虹色パラダイス』にそっくり?でも、プレイしたことがないので、詳しいことがわからない!友人がプレイした話とパッケージイラストしか情報がない中、どうにかシナリオに関わらず平穏な学園生活を送ろうと悪戦苦闘。なのに、ヒロインや攻略対象の王子とも関わる羽目に。こうなったら、度重なるストレスを刺繍で発散!ところが刺繍したハンカチが妙な売れ方をして、エルナの周囲に変化が。ずっと気になっていた違和感の正体は……?【完結済み】番外編を追加するかもしれません。
59位:『悪役令嬢、時々本気、のち聖女。』
作者:もり/もりふみの
名門アンドール侯爵家の令嬢、エリカ・アンドール。 彼女は次から次へと男を手玉に取る悪女。そして気に入らない相手には、力でもって制裁を加える傲慢な人間。――って、そんなわけないじゃない。たかが十六歳の小娘に何が出来るっていうのよ。本当にもう。 それなのに噂ばかりが大きくなっていくわ。 でも、いいの。わたしにはいつも味方をしてくれる親友のリザベルと大好きなギデオン様がいてくれるもの。 だから、わたしが将来の国王となる王子殿下の正妃候補だなんて、あり得ない。 わたしはギデオン様と愛ある結婚をして、田舎の小さな家で幸せに暮らすんだから。 まあ、まだ片想いだけど、いつかきっとね。※コミックPASH!にてコミカライズ連載開始です!!(コミックPASH!は無料サイトです) 武浦すぐる先生が魅力増し増しで描いてくださっているエリカたちをよろしくお願いいたします! また主婦と生活社さま「PASH!ブックス」より全3巻発売です!
58位:『婚約破棄のために淑女になる方法。』
作者:もり/もりふみの
自分の不注意で大怪我を負ってしまったカルヴェス子爵家の二女・オリヴィアは、その場に居合わせただけの少年――名門・アンドール侯爵家の子息、デュリオと婚約することになってしまった。 訳がわからないオリヴィアだったが、この婚約が間違いであることだけはわかった。 どうやらデュリオはオリヴィアの怪我の責任を取って婚約することになったらしい。 それはとても不公平だと感じたオリヴィアは、つらそうな表情で無理して笑うデュリオを見て強く誓った。 将来、デュリオが本当に好きな人と結婚できるよう、その時に憐れに思われることなく婚約を破棄してもらうために立派な淑女になろうと。 そうしてオリヴィアは来たる婚約破棄の日を目指して、努力を始めるのだった。※この物語は『悪役令嬢、時々本気、のち聖女。』のスピンオフとなっておりますが、この作品のみでもご理解いただけると思います。
57位:『妹に婚約者を取られたら、獣な王子に気に入られました(※またたびとして)』
作者:桜井
「妹に婚約者を譲ってやれ」 美しい妹と差別されて育った、伯爵令嬢コーデリア。 妹に両親に元婚約者。全てにうんざりとし、恋と結婚を諦めたコーデリアだったが、なぜか第二王子・レオンハルトに気に入られ、溺愛されるようなる。「コーデリア、君は俺のまたたびなんだ」「……はい?」 どうやらレオンハルトは、王家の祖である獅子の精霊の血が強く出た先祖返りらしい。そんな彼はコーデリアを見ると、またたびを前にした猫のように、惹きつけられてたまらないと言う。「俺のまたたび……いや、妃になってくれ」「またたび扱いはお断りします」 拒絶するコーデリアだったが、妹がレオンハルトに急接近したせいで、対処せざるを得なくなって……? ※獣の姿に変化できる王子に気に入られた令嬢のお話です
56位:『聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます ~王太子は、前世で私を振った恋人でした~』
作者:新山サホ
【2019/7.12アリアンローズ様より書籍③巻発売予定&FLOSコミック様にてコミックス①巻発売中です】前世で恋人に捨てられた記憶を持つリズは、今世は自由に生きてやると決めていた。不思議な力を見いだされ聖女候補として王宮におもむくも、そこで出会った王太子は、前世での恋人の生まれ変わりだった――!聖女候補たちの中では最弱に見えて最強(おそらく)のリズが、聖女と恋と、より良い人生を目指して奮闘する物語。(旧題『王太子は、前世で私を振った恋人でした』)
55位:『ドリームガーデン』
作者:はな
国軍大佐の一人娘であるシェリルは、初対面の青年軍人といきなり結婚をすることになった。軍内部の陰謀に巻き込まれた父親の動きを封じるための、人質であるという。誰からの祝福もない形だけの式を挙げ、シェリルは結婚相手となったノア・レイズ中尉と同居することに。自分の言動はすべて監視され、外に出ても見張りがつき、窮屈な生活を強いられるシェリル。……しかしそれでも、譲れないこと、というものもある。
54位:『ツンデルお嬢様(転生)は死にたくない』
作者:大橋和代
『ラインヒルデ・エミーリア・フォン・ヴィッテルスバッハ、貴女は自分の犯した罪について、どう思っているのか?』『殿下、わたくしはその方に、何もしておりません』 毒殺に丸焼き、一家揃って仲良く処刑、邪神に頭から食われるなど、ラインヒルデは『ツンデルお嬢様』としてこっちの界隈では有名な、恋愛ゲームのキャラクターだ。ツンデレ、ではない。ツンデル、である。そんな彼女に生まれ変わった私はどうにかして生き残ろうと、準備万端調えた上で、婚約破棄付きの断罪のち投獄後行方不明という、一番希望がもてそうな末路に自分から突っ込んでいったんだけど……。※2019.9.9 余話「もうツンデない私とトーマさんの新婚生活」を追加しました!
53位:『どうせゲームなのでストレス発散にやりたい放題に遊んでいたら、どうやら本物の英雄になっていたらしい』
作者:にくうどん
仕事を辞めてニートな俺は、暇潰しに古いゲーム機を購入して遊ぶことにした。 なにせ、最新のフルダイブ型VRゲーム機はクソ高いからだ。 おまけで付いてきたのは「滅亡都市防衛圏」という名前の3DアクションRPG。 魔物や機械兵器、果ては宇宙人やらにまで攻められて滅ぼされそうな人類達が、剣と魔法、銃と戦車や戦艦、ロボは人型、肉食獣型、恐竜型から更には巨大な物まで有り、それらでド派手に防衛戦を繰り広げるというカオスな設定のストレス発散ゲームとのことである。 ネットで軽く調べてみた所、少しイカれた凄腕の天才プログラマーが独自AIをなんたらかんたらにより、ゲーム内のキャラ達がまるで生きているかのように反応を返してくれるということで、それなりに売れたらしい。 そんなゲームを、俺はストレス発散の為に無茶苦茶なプレイで遊んでいく。 全裸になったり、女性キャラにセクハラしまくったり、魔物をいかに効率良く殺せるかを追求したり、他人の家を漁ったり、うざい男キャラはぶっ飛ばしたり、でも、時には人助けしたり、レベルをあげて無双しまくったり、お金を稼いで酒場で豪遊したり、仲間をこき使ったり、自由気ままにレアイテム掘りしたり、力こそ正義で暴れたり……のやりたい放題。 現実の穏やかな性格の俺とは似ても似つかない破天荒プレイヤーキャラが、やがては英雄となってゲーム内の滅びゆく終末世界を痛快に救っていく時、実はそのゲームが普通のゲームでは無いことが判明していくのだが、今更、痛快プレイは止められないという感じの一大スペクタクル物語。★月間ランキング1位!(ローファンタジー)
52位:『殺戮のダンジョンマスター籠城記 ~ヒッキー美少女、ダンジョンマスターになってしまったので、引きこもり道を極める~』
作者:虎馬チキン
絶世の美少女『本城守』は、その美貌故に男子からは性的な目で見られ続け、女子からは嫉妬の目で見られ続けた。 男子はストーカーになる奴が続出し、女子からは壮絶なイジメを受ける。 その結果、マモリは人間恐怖症となり、引きこもりの道へと足を踏み入れたのだった。 そうして引きこもり生活を続けていたある日、遂にクレイジーなストーカーが手に包丁を握り締めながら、引きこもりの聖域である自宅にまで押し入って来るという事件が発生。 ストーカーに両親を殺され、自身も純潔を奪われそうになったマモリは、必死の抵抗の末にストーカーを殺害した。 そんな壮絶な体験をした後、マモリは意識を失い、気づけば異世界へと召喚されていた。 目が覚めた時、目の前には小さな洞窟と『ダンジョンコア』と呼ばれる青く輝く水晶があった。 ダンジョンコアに触れ、ダンジョンを成長させる為の存在『ダンジョンマスター』となってしまったマモリは決意する。 もう誰にも踏み荒らされない鉄壁の大迷宮を造り、そこで引きこもり道を極めてやろうと! そうしてマモリは、ダンジョンに踏み込んだ侵入者達を容赦なく皆殺しにする最強の引きこもり……もとい、最強のダンジョンマスターへと成長していくのであった。◆◆◆ 2019年5月13日、日刊ファンタジー異世界転生/転移ランキング2位! 2019年6月3日、月間ファンタジー異世界転生/転移ランキング2位! 第1回スターダストノベル大賞『審査員特別賞』受賞! 電子書籍化決定! ありがとうございます!
終わりが見えてきたので総評ちっくなレヴューをば。(私個人が感じた作者様のこだわりポイントであり、実際のこだわりポイントと一致しているわけではありません)・こだわりポイントその1 主人公の立ち位置 王道物は言わずもがなですが、基本的に大抵の主人公は善人側、もしくは中立です。 世界征服する悪側が主人公というお話も割と見かけますが、この主人公は善人ではないが悪人とも言い切れません。 善悪から外れた、狂人という別の基軸で主人公は語られます。・こだわりポイントその2 死と絶望 寿命以外の死は、特殊な場合を除き、理不尽で救いのない終わりです。 そして、そんな死が回避できないものなら、それは絶望でしょう。 そんな死と絶望をチラつかせる展開は、パニックホラー映画を彷彿とさせてくれます。 他にも細かいこだわりを感じますが、基軸となっているのはこの2つだと思います。文字数限界…。
春鳥円
普通、人間の敵対者側の視点で作品を書くときは、基本的に人間側を悪く描きがちな所があると自分は思います。しかしこの作品はそうではありません。人間側がおかしい訳ではなく、かと言って魔物側が正しい訳でもない。そして主人公が正義か?と問われればそれは無いと断言できる。そういう作品です。「勇者vs魔王の物語に勝手に巻き込まれた主人公」みたいな事の方がイメージ出来ますね。人間も魔物も嫌いな主人公のこれからの展開に期待ですね。 深夜にレビューしてるので文書滅茶苦茶かもしれないです。
いも
51位:『黒皇子の恋は捨てられた令嬢を捕まえることができるか』
作者:サトム
王国で第一王子より婚約を破棄された侯爵令嬢のアイシャは隣国の皇太子に求婚された。婚約者を病で亡くしたばかりのジルクライドとの婚姻は政略でもあったが、迎えの馬車の中で黒の皇子と呼ばれる彼は意外な気持ちを告げてきて―――短編『義妹に婚約者を取られた令嬢が、隣国の皇太子に求婚されるお話』の続編となります。短編は一話目にありますので、既読の方は二話目からどうぞ。―――本編完結済み。番外タグにご注意下さい。
50位:『【連載版】高2にタイムリープした俺が、当時好きだった先生に告った結果』
作者:ケンノジ
【漫画版好評発売中!】【小説版1~5巻がGA文庫様より発売中!】 アラサー社畜の俺は、目が覚めたら高2の春にタイムリープしていた。当時好きだった先生に告白出来なかったことを後悔していた俺は、思いきって告白し、付き合うことになった!けど先生は男をダメにする女の人で、ことあるごとに俺を甘やかしまくる。尽くし過ぎる先生(恋人)とバレないように付き合いながら、甘々でイチャイチャな学園生活を送る。中身アラサーで高2な俺と、俺を甘やかしたい先生(恋人)の日常イチャコメディ!
A refreshing, everyday life, comedic and a light read. I personally found this the most relaxing novel out of everything I have ever read.I cant stop grinning every chapter, love the fluffyness and cozy feeling of the inocent and cute love story.I couldnt get enough insuline for this novel fluffy-ness.Reader please be aware that too much sugary contents might cause diabetes.
Sevas025
マンガを先に読み原作気になり読み始めましたがただただかわいい。タイムリープ物ですが日常のイチャイチャ多め。柊木ちゃんのぽんこつ甘々がとてもかわいい。ストーリーの進行も気になりますが日常のイチャイチャだけでもとても楽しめます。一気に読んでしまった為更新が待ち遠しくて何度も読み直してニヤニヤできる作品です。すべての男子におすすめ。作者様更新楽しみにしています!
メラにん
49位:『おまえだけしか愛せない』
作者:風間レイ
一度誰かを愛したら、瞳の色が金色に変わり他の誰も愛せなくなる呪いを受けたバージェフ侯爵家の嫡男セストが愛したのは、地味で目立たない伯爵令嬢。だけど彼女は、最高級のポーションを作れる錬金術師だった。 実は国王夫妻にも信頼される錬金術師で付与魔道士のエミリアは、セストとの出会いのおかげで、多くの友人や仲間を得て、徐々に彼に惹かれていく。 呪いを解除出来るという聖女や、昔憧れていた騎士まで現れてふたりの中を邪魔しようとするが……。セストの設定は「ヒロインは眠らない」の設定の一部を使っていますが、違う世界のお話です。
48位:『異世界で薬師に(だって平穏に暮らしたい)』
作者:眠熊猫
天涯孤独で死んだからって異世界の管理者から「うちの世界に生まれてください」と頼み込まれた崎本拓人。まだ三十前なのに。死ぬ前がそこそこ大変だったからゆっくりのんびりしたかったのに。でもどこかお人好しの彼はほだされて承諾してしまいました。生まれ変わったら一般人(農家)の次男。いずれ家を出て独立しないといけません。とりあえずもらったスキルで薬師を目指します。そうして「いつかのんびりしてやる!」きっと彼はそう思っています。さてその願いは叶いますか、どうか。
47位:『悠久の愚者アズリーの、賢者のすゝめ』
作者:壱弐参
神薬《悠久の雫》。これを飲んだ者は悠久の時を生きられる。才能がない男《アズリー》は、偶然精製する事に成功したこの神薬を飲み、不老の体となった。才能は無かったが、時間はあった。五千年という長い年月を経て会得した、魔法や研究の数々。使い魔《ポチ》と共に、見聞を広めるべく、旅を始めるアズリー。目指す場所は最高難度を誇るダンジョン《魔王の懐》。研究ばかりに没頭した故、甘さや若さが残るアズリーが描く冒険の書、《賢者のすゝめ》をお楽しみ下さい。●2019/6/16 『悠久の愚者アズリーの、賢者のすゝめ』は「アース・スターノベル」より1~12巻まで発売中(連載中)です! イラストレーターは『武藤此史』先生が担当しております! コミカライズ版『悠久の愚者アズリーの、賢者のすゝめ と、ポチの大冒険』は「コミック アース・スター」より1~3巻まで発売中(連載中)です! 漫画家は『荒木風羽』先生が担当しております! どちらも是非、宜しくお願い致します!!
主人公であるアズリーはケーキを作ろうとして失敗し、偶然神薬《悠久の雫》という飲めば不老になる薬を精製することに成功したというちょっと間抜け人物です。そんな主人公に仕えている使い魔ポチもアズリーと同じく《悠久の雫》を飲み不老になり主人のお世話しています。この作品の一番の魅力のアズリーとポチとの掛け合いで、シリアスな場面でもシリアスになりきれない二人の掛け合いはとても面白いです。伏線も多くこれからの展開も楽しみな作品です。ぜひ、読んでみてください。
46位:『百万回転生した俺は、平和な世界でも油断しない』
作者:稲荷竜
※完結済み※カクヨムにも投稿しましたレックスは百万回転生した転生者である。これまで厳しい世界ばかりを生き抜いてきた彼は、今度の世界もそうに違いないだろうと思いこんでいた。だからいくら褒められても油断せず、今度こそ天寿をまっとうするために、いつ現れるかもわからない『敵』に備え続ける。だが、ここは本当に平和な世界で、『敵』なんかおらず、レックスは本当に天才だった。周囲が彼の力を褒め、彼をかわいがるが、彼はそれに『裏』があるものだと思い続ける。これはあまりにも不遇慣れした彼が、幸せを受け止めきれない物語。
渋い、渋すぎる。面白おかしくギャグ満載かと思えば、段々笑えなくなってきて、最後に何とも言えない感慨を覚える。成る程、文学か。良くある、俺ツエーとか、俗に言われるなろう系の化けの皮を被った文学作品、それがコイツの正体だ。最近の流行りの逆を行き、此処まで書き切ったことに敬意を表し、このレビューを残します。控えめに言って最高でした。
mmm
人一人の人生を始めから終わりまで書いた小説。派手な話ではない。だが、主人公や登場人物の自分の年齢が近ければ共感し。過去であれば昔に思い出を馳せ。未来には期待を持って読むことが出来る作品。年齢が変わる毎に読み直せば、新たな思いが湧き出る素敵な作品であり、いくら読んでも飽きない作品である。正直になろう小説としてここにあるのが、勿体無いぐらいの小説である。
真っ白 妖狐
45位:『この色に誓って』
作者:餅屋まる
婚約者である第二王子に一方的に婚約破棄されたエマ。それをきっかけに彼女の生活は静かに形を変え始める。求婚してきた元婚約者の兄で現婚約者のルーカスにはどんどん甘やかされるし、元婚約者を奪ったご令嬢はやたら敵意むき出しに蔑んでくる。そして明らかになる彼女が知らない彼女の事情。「他人に自分の価値観を押し付けるのは、傲慢無礼というものです」よくある婚約破棄です。思いついてさーっと。
44位:『捨てられ白魔法使いの紅茶生活』
作者:瀬尾優梨
「ここまでご苦労だった、アマリア」白魔法使いのアマリアは仲間とパーティーを組んで旅をしていたが、一行は竜の討伐に失敗し、アマリアは「役立たずの年増」と嘲られ竜の山に捨て置かれてしまう。死を覚悟したアマリアだが黄金の竜はアマリアを気に入って魔界に連れていき、怪我を癒してくれた。竜は人間界に興味があるらしく、人間の子どもの姿になってアマリアと共に田舎で暮らすことになる。特技の白魔法と趣味の紅茶を生かして竜の子と共に暮らしていたアマリアの前に、一人の傭兵が現れる。彼はかつて、アマリアが孤児院で愛情を込めて育てた少年だった。※紅茶を淹れるシーンが出てきますが、全てフィクション・ファンタジーです
43位:『駆除人』
作者:花黒子
害虫駆除をしていた男が異世界でも害虫駆除をする話。前世の知識を活かし魔物駆除を生業とするナオキ・コムロだが、弱い魔物だけ駆除するといっても数が普通ではない。順調に収入を得られるようになり、薬屋の二階に腰を落ち着けた頃、彼はある異変が自身に起きていることに気が付く。※MFブックス様から書籍化されてます。※コンプエース様でコミカライズしていただけることになりました。作画は浅川圭司先生が担当されます。
お約束のギルドの受付嬢に解放された元奴隷、エルフや高ランク女剣士に、元領主の娘の魔物学者、果てはベテランメイドも登場するのに、なかなかメインヒロインに収まる様子がないまま物語は進む。当然、それ以外にも依頼者、他勢力のキャラもどんどん現れるけれど、主人公は決める気配はない。 このまま少年誌的なソフトハーレムかと思いきや・・・その決心は結構リアルな感じで突然です。 勿論、メインのファンタジーとしても面白いので、ちょっと違いが欲しい方は、(そこまで話が進むまでが少し長いですが)お試しあれ。
Huster
前世で清掃駆除の仕事の最中、巨大なゴミが落下し圧死してしまい、異世界にやってきてしまった主人公ナオキ。転生転移お決まりの、勇者となって魔王と戦うわけではないので、戦うための能力を授けられていないナオキは、異世界に来ても出来るのは前世と同じく清掃駆除。ところが駆除の対象が魔物だったりするので、駆除するうちレベルが勝手に上がっていく。別に強くなりたいわけでもないのに、清掃駆除の仕事をしているだけで強くなっていくナオキ。だが実は、ナオキがこの世界に来た理由がきちんとあった。その理由に従い、異世界でやるべき事をこなしていくナオキ。奴隷を助けたり、女剣士や魔法使いや獣人とも縁があって、彼らと仲間となるも、相変わらず清掃駆除でドンドン強くなるナオキと、仲間達との冒険譚。文章は淡々と進むも読みやすく、いつの間にか読破してしまいます。世間一般的なファンタジーとは一線画す良作です。
やまたけ
42位:『悪役令嬢になりたくないので、王子様と一緒に完璧令嬢を目指します!』
作者:月神サキ
※書籍化しました。フェアリーキスピュアより、1巻~3巻が発売中です。第一王子アランとのお見合いにやってきたリズは、偶然、話し声を聞いてしまう。「気をつけろよ? リズ・ベルトランは傲慢で気位だけは高い、我が儘お嬢様だからな。……ほんっとう、悪役令嬢という言葉がぴったり嵌まるご令嬢さ」「悪行の限りを尽くす婚約者の悪役令嬢に嫌気が差した兄上は、ヒロインとの真実の愛に目覚め、ハッピーエンドに辿り着く。オレ、兄上×ヒロイン推しだから、絶対に兄上には頑張ってもらいたいんだ!」アランと一緒に居た第二王子ウィルフレッドの口から飛び出すわけの分からない言葉の数々に、リズは衝撃を受ける。「悪役令嬢って何? どうして私が侮辱されなくてはならないの? 真実の愛って何よ!」あまりの悔しさに、リズはつい、涙目になってしまう。そんな彼女に見合い相手である第一王子アランが、何を思ったのか声を掛けてくる。「大丈夫。君が悪役令嬢にならないよう、僕が協力してあげるよ」ウィルフレッド王子の言う、『悪役令嬢』になんてなるものか。そう決意したリズは、アラン王子のちょっと甘すぎる協力を受け、意味が分からないながらも『悪役令嬢』からの脱却を目指す。これは悪役令嬢ではなく、正反対の完璧令嬢を目指すリズの物語です。※主人公に転生要素はありません。登録必須キーワード『異世界転生』に関しましては、運営様に問い合わせ済み。必要無いことを確認済みです。
まだ最新話まで読めていないのですが、あまりにもお話が好きすぎて初めてレビュー書かせて頂きます。はじめてのレビューなので書き方がおかしかったりするかも知れませんがご容赦ください。王子とリリの関係性が本当に可愛すぎて久しぶりに思わず顔を覆ってしまうような気持ちになりました。とても素敵な作品です。悪役令嬢が悪役令嬢にならないように、という成長を見守れるのもとても楽しいです。前の自分だったらこうしていた、というのをキチンと自覚しぐっと踏みとどまれたところをみるとリリ偉いね、と私も一緒に褒めて可愛い反応をみたいなと思ってしまいます。本当に素敵です。2人の関係とリリの成長、これからも応援していきます。作者様も無理をなさらない程度に執筆頑張ってください!
桜庭ちゆこ
楽しませていただきました!強がりでツンデレな主人公可愛いです( ´艸`)悪役転生ものはよく読ませて頂きますが主人公が転生者ではないのに悪役から脱却しようとするところが独創性があって好きです!後ヒーローが腹黒いのが大好物なので私の性癖にストライクな作品でした!もうひとつの作品も読ませて頂きました。面白すぎて夜更かししてしまい今絶賛寝不足です笑よい作品をありがとうございますヾ(≧∇≦)
わんわんさん
41位:『窓際の天才軍師 ~左遷先で楽しようとしたら救国の英雄に祭り上げられました~』
作者:風来山
武田晴人は、異世界の孤児ハルトとして転生した。 生まれは孤児でも、元日本人としての教養を持っているだけで、中世風ファンタジー世界では超絶なる知的エリート。 前世ではなれなかったお気楽公務員になってのんびり暮らそうと、王立の最高学院をなるべく目立たない成績で卒業して地方書記官として派遣される。 そこまでは順調だったのだが、たった三ヶ月で赴任した小都市カノンが陥落。 絶望的な状況の中で撤退戦を成功させてしまったハルトは、祖国の英雄、奇跡の天才軍師として祭り上げられてしまうのだった。GAノベルで2巻書籍化してます! 「マンガUP!第一回コミカライズ原作大賞」に応募してみました。
パクリとか言うけどここは趣味も兼ねての投稿なんだから面白いなら良しとしましょう。続いてほしいし作者さんには頑張ってほしい。軽やかな展開、読み易く楽しんでいます。何事もクリエイター様が、生産者様が一番苦労して生み出しているものと思っています。様々な作品より自分の中で醸成して良いものを今までも勿論のこと、これからも頑張って生み出して下さい。応援しています!
アガペー
面白い❗戦場が多い作品には暗いものも多い。この作品は、明るい。サクサクとお話が進んでいき、悲惨とも言える場面も、さらりと終わらせる。パクリ?それがどうした?些か、うるさい王女も、頭がいいにもかかわらずどこか抜けている主人公も好感が持てる。こういった、戦場ものが好きでない読者も普通に読むことが出来る。第1部が終わるところだが、2、3部と進めて欲しい。どんな理屈を並べても、作品が面白くなければ読者は付かないのだから❗
秋の空
40位:『婚約破棄された王太子妃候補は第一王子に気に入られたようです。』
作者:永野水貴
侯爵令嬢エヴェリーナは未来の王太子妃として育てられたが、突然に婚約破棄された。王太子は真に愛する女性と結婚したいというのだった。その女性はエヴェリーナとは正反対で、エヴェリーナは影で貶められるようになる。そんなある日、王太子の兄といわれる第一王子ジルベルトが現れる。ジルベルトは王太子を上回る素質を持つと噂される人物で、なぜかエヴェリーナに興味を示し…?※アルファポリスにも掲載しています
作者様は本作を先に、ヒーローたる第一王子の物語を後にと薦めておられますが、読者としてお勧めするのなら先に第一王子の物語を読んだ方が本作のテーマを深く味わい深く感じる事ができるように思います。持つ者、とは言うまでもなくマルタであり、持たざるゆえに努力した者はエヴェリーナですが、同時に王太子と第一王子の関係も対に配されているのがポイントとなり、エヴェリーナが何を想い、自らの気持ちの行方をどう決めるのかが物語の主軸となり、彼女を取り巻く人々が悪意なく彼女を傷つける中で、第一王子が如何にして彼女の心を絡め取っていくのかが見所です。よくある婚約破棄された悪役令嬢がチートでのし上がる訳ではなく、エヴェリーナは彼女自身が努力し得た美貌と才覚しか持たず、第一王子もまた微妙な立場ゆえに巨大な権力を持ちません。それだけに異世界物語でありながらリアルな人間関係の物語を楽しめるのだと思います。良作でした
日向千夏
39位:『王女様に婚約を破棄されましたが、おかげさまで幸せです。』
作者:御鹿なな
伯爵令嬢のセレイアは婚約者を王女に奪われたうえに、辺境伯へ嫁ぐことを命じられる。しかし辺境伯には恋人がいて、会うなり『お飾りの妻』宣言されてしまう。新たな婚約者からは嫌われ、未練がましいと思いつつも元婚約者への想いを捨てきれない。セレイアの幸せはいったいどこにあるのか――?
38位:『捨てられた令嬢は、いつの間にかに拾われる』
作者:吉高 花 (Hana)
侯爵令嬢アーニャは自分が紹介されるはずだった婚約発表の日に、正式に婚約破棄された。そして怒った両親に謹慎を言い渡されてしまう。だがそんな引きこもる彼女の前に、ある日突然美麗に成長した幼馴染が現れたのだった。頻繁に訪ねてくる彼と会っているうちに、いつしかアーニャの気持ちが変化をしはじめる。これからの人生、のんびり暮らすのもいいわよね? でもなぜだか周りに振り回されて、のんびりからも程遠く、知らないうちに彼の罠にはめられていく、そんな苦労の絶えない令嬢の話。 ※序盤ストレス展開注意です。※本編33話、番外編4話、後日談7話。※アルファポリスではラストをディックの告白の形に改稿して掲載中。いずれなろうにも転載を検討中ですが詳細は未定。
37位:『大公妃候補だけど、堅実に行こうと思います』
作者:瀬尾優梨
※カドカワBOOKSより書籍化 書籍版はストーリー・キャラが大きく変化しております「web版本編」「web版続編」は書籍版とかなり内容が違いますので、ご了承くださいテレーゼ・リトハルトは、名前ばかり立派な貧乏侯爵家の長女。実家を立て直し、領地を整備し、弟妹達のためにお金を稼ぐ毎日を送る彼女のもとに、アクラウド公国大公の使いがやってくる。なんと、若き大公の妃候補にならないかというお誘いだった。「いかがですか」「うーん……」「ちなみに妃になれなかった大公妃候補は、城で女官や側近として働くこともできます」「なにっ……!」「さらに、候補として城に上がられた場合には頭金として十万ペイルを」「乗った!」かくして他の候補とはかなり外れた目的を胸に、テレーゼは城へと向かう。はたして彼女は、魑魅魍魎のお妃争奪戦を生き残り、悲願を達成できるのか……!?
王子(←正確には大公)や騎士も出てくるのに主人公が誰より格好いい作品です。貧乏貴族で戦えるわけではないスペックだけでみると最弱なのに芯の強さがと優しさが周りを巻き込んで全てを幸せにしていきます。後味がすっきりして爽快。ハッピーエンド好きにはお勧めです!シンデレラのように成り上がり系ストーリーですが多分思い描くものとは別の結末だと思います(笑)良い意味でですよ
伊織
彼女は立派な貴族である。 領民のために率先して汗水たらす立派な父を持ち、きわめて現実的なやり手の母に育てられた正真正銘の侯爵令嬢。 なのだが、侯爵家は上記の通りの没落ぶりである。 妹弟のためにいろいろ入り用なのでグッドな就職先に就かねばならぬ。 妃になりたい? いやいや御冗談を。10万ベイルは妃にふさわしい女性を目指す仕事に対する報酬だが妃になりたいわけではない。あくまで就職のために彼女は故郷を出る。弟よ待ってろお姉ちゃんは頑張るよ。 その少女は現実と戦う。 七年前に会った憧れの少年のために研鑽を忘れない。大切な友人に会い、理不尽に抗い、そして幸せを掴むため。 いろいろ間違った方向に向かっているようで健全。 それなのにいろいろ残念な状況を漢女たちが叩き切る。 幸せの足音近づく作品すべてが想定外。運命を切り開く少女たちを見守る騎士様のヒロイン力にもご期待ください。
鴉野 兄貴
36位:『フシノカミ』
作者:雨川水海
【書籍化のお知らせ】オーバーラップノベルス様より、3/25二巻が刊行予定です。詳しくは、3/2の活動報告をご確認ください。2019/12/31 Web版完結。前世らしき記憶を持つ少年アッシュは、決意した。記憶にある便利な生活を、今世に取り戻そう。辺境のド田舎、何の地位も財産もない農民の倅に、そんなことが果たしてできるか。少年は笑った。まず、無理だろう。だが、笑った。どうせこれ以上ないほど絶望的な今世だ。精一杯夢を見て、全力で追いかけて、思い切り前のめりにくたばってやろうではないか。これは、文字を覚えるところから始めた少年が、田舎の寒村を仰天させ、辺境の領都を発展させ、王国を震撼させ、世界を変革する記録。後世に伝説として語られる、文明復旧の物語である。
最初はよくあるテンプレ転生オレTUEEEかと思うのですが、全く嫌味がない無双…この主人公なら仕方ないなって思えるしめちゃくちゃ好感を抱いちゃう!! まあ更に見事に騙されているんですけどね、読み進めれば、あれ? もしかしてってなります。物語もどんでん返しも奇をてらったものではありません。それなりに物語を消費慣れした人ならば覚えがあるものだと思います。けれどそれ故に丁寧に紡がれたこの作品の良さが際立ちます。ジャンキーな物語に疲れたあなたにオススメな安定した上質の作品
Suzuki-Romy
2日目位かけて一気読みしました。なろうらしい俺つえーに豊富な語彙力と観たい要所を抑えてくれる緻密な文体で「なるほど、アッシュだから仕方ないな」と登場人物と同じ感想になるぐらい説得力を持たせてくれるので最後まで読むの止まらなかったです。登場人物も余すことなく魅力的です。群衆劇に相応しいキャラにわかりやすい描写背景、強烈で魅力的な個性を放つヒロインズ、極めつけは暴走機関車な主人公!人の好みにもよるかもしれませんが自分は好意には好意、敬意には敬意を返す主人公に親しみと好感しか覚えないです。勿論悪役キャラの描写も面白く、単なるザマァではなく文字通り彼らは骨の一本余すことなく役に立つ貴重な存在でした。ウェブ版を完読して満足度がかなり高いのですがどうやら書籍も発刊しているらしく先程アマゾンでポチりました。同じ小説を書く身()として応援しております。アニメ化しないかなこれ
act.yuusuke
35位:『異世界姉妹と始める領地経営 婚約者が前世の妹で逃げられない』
作者:緋色の雨
伯爵家の次男として生まれたアレンはある日、前世でも同じように貴族家の次男で、当主となった兄に殺されたことを思い出す。このままでは今世でも兄に殺されるかもと危惧したアレンは、次期当主の座をかけた勝負に挑む。 そんなある日、政略結婚の話が舞い込んできた。後ろ盾を得るために受けることを決意したのだが…… 5月4、5、6日、日間総合1位獲得。7、8、9、10日、週間総合1位獲得。10日〜、月間総合5位、12日〜、4位獲得しました。応援してくださった皆さんありがとうございます! カクヨムにも投稿しています。
政略結婚の相手がドンピシャな女性。見た目よし、器量よし、頭脳よし。だが妹だ。妹に弱みを握られている兄(今世は他人)が、妹を助けるために婚約者を承諾。そして二人……いや、姉妹で主人公(次男)と、長男へ対抗するため、領地繁栄を進めていく。後継者争いを巡る陰謀を、どのようにして姉妹と越えていくのか。ひと山終わったと思ったらまたひと山と、展開から目が離せません。前世の妹と今世の義姉。両方とも血は繋がっていない……が、そこはかとなく感じる背徳感。そんな主人公の葛藤も見どころです。元になった短編もありますので、気になった方はぜひ。
ひのる
34位:『処刑された賢者はリッチに転生して侵略戦争を始める』
作者:結城 からく
勇者と共に魔王を討伐した賢者ドワイト。世界に平和をもたらしたはずの彼らは、次代の魔王になるつもりだという疑いをかけられ、死者の谷へと突き落とされて命を落とす。それから十年後。肉の身体を失ったドワイトはスケルトンとなり、谷底でひっそりと生き永らえていた。深い後悔に苛まれる彼は、勇者の亡骸を抱いて自問自答する。そして、一つの結論に達した。「間違っているのは世界だ。私が否定しなければ」決心したドワイトは、死者の谷の瘴気を喰らい尽くした。彼はかつての魔王を凌駕する存在となり、無数のアンデッドを率いて地上を目指す。すべては真の世界平和のため。――最強の力を得た不死の王は、人類を相手に戦争を始めるのであった。
私が本作の作者である結城からく氏の作品に出会ってから4年ほど経った。結城氏はこの数年間、ほぼ毎日投稿しており、それを毎日読むのが私の日課になっている。その作品群の中でも、本作の主人公、賢者ドワイト・ハーヴェルトは特にまっすぐなダークヒーローだろう。そして、最強系、成り上がり系、成長系の要素がうまく混ざった作品だ。読んでいくと「ああ、この淀んだ世界を待っていた」という気分になっていた。普通の冒険系やスローライフの作品と違うのはドワイトが全人類が敵となっていることだろう。戦わなければ魔王として討伐されるという緊張感、戦うことの必然性。しかも対する敵は、正統派主人公級の、ある意味主人公補正的な力で、自らの信念を貫いて全力で襲い掛かってくる。ただ主人公の強さを引き立てるだけの敵ではなく、魂の通った主人公の心を揺さぶるような敵が、この作品の一つの魅力だろう。
名前OS
人間に裏切られ、人間に絶望し、人間に恨みをいだきつつ、魔王となったアンデッドの話です。人間に裏切られた勇者の従者という設定、読みやすい文章で語られるストーリーはアンチ・ヒーローの王道を抑えつつ、大変に面白い。まだ半分程度読んだだけなのですが、この後主人公の元賢者ドワイトがどうなるか大変気になり、レビューしたくなる名作です。
紅葉姫踊り子草
33位:『魔法使いの婚約者』
作者:中村朱里
剣と魔法の世界に転生したこの私。復活した魔王、聖剣に選ばれた勇者―――――そんな王道ファンタジーが繰り広げられる中で、与えられたポジションは魔法使いの婚約者。(※一迅社アイリスNEO様より、書籍版1~8巻発売中(1巻フィリミナ編~庭師編加筆修正+書き下ろし短編、2巻妻編、3~8巻全編書き下ろし)です。また、webコミックレーベルであるFLOSコミック様にてコミカライズ版連載中、1~3巻発売中です。こちらもよろしくお願い致します)
主人を主軸に、婚約者であり夫である魔法使いと主人公の一番の友人を自負する聖女である王女殿下、と極めて特殊な生い立ちをもった二人が主人公に惹かれていく話。主人公を取り巻く家族の話も面白い部分。様々な視点から語られる、自分自身や主人公への想いが伝わるお話。ありがちなチートを持った転生者の話じゃなく、前世をもったからこそ、変わった価値観やずれた認識が、主人公をとりまく周りを倖せにするのである。作者は、文中で幸せより倖せをよく使っておられる。読者ながら、幸せの横に人をおく、人によりそう倖せを著しているのではないかと勝手に推測をする。完結せずに広がっていく話。勇者らが魔王を倒した終わりじゃなく、その後のエピソードを描いたお話。一気に読むことをすすめます。物語がさらに続く事を、空気な勇者とモブな騎士にもエピソードがありますよう、レビューを終えます。
カケル@
まずは作者様、素晴らしい作品に出逢えてとても幸せです。ありがとうございます。この作品に於ける転生につきまして、『黒持ち』と呼ばれ畏怖される黒髪を恐れず、精神的に余裕を持って言葉足らずな婚約者を支えていけるという点に活かされているのだと見受けられました。小説と呼んで差し支えのない文章力、丁寧に書き込まれたキャラの魅力。カップリングを楽しめる女性には物凄く萌えるお話だと思います。やはり「俺のいない世界で倖せになんてならないでくれ」というエギエディルズの名言は何度も読み返したくなります。フィリミナ共々「ばかなひと」と思わずにはいられません。書籍での加筆分もとても可愛かったです。魔法使いの妻に関しましては、お時間に余裕を持って一気に読まれた方がいいかと思われます。旦那様が分かりづらく妻を溺愛する仕方のない人ですので。こんなに夫婦揃って可愛いと感じたお話は初めてでした。
ななせりんく
32位:『ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける』
作者:横塚司/瀬尾つかさ
いじめられっ子だった無力な少年が、落とし穴を掘っていた。いじめの主犯を穴に落とすために。殺すための武器も用意していた。だが、落とし穴に落ちたのは、醜悪な豚鼻の人型生物、オークだった。ある私立の全寮制の学校は、それが存在する山ひとつまるごと、異世界に転移する。なんのちからも持たなかった少年は偶然、モンスターを殺し、レベルアップする。得たスキルは、付与魔法と召喚魔法。その瞬間から、少年は無力ではなくなった。モンスターに対抗できる、稀有な存在へと進化した。ちからを得た少年は、異世界に転移した学校で、さまざまな選択を突きつけられる。自分ひとりで生きるために最適な召喚魔法か、それとも他人と共に戦うための付与魔法か。少年は天秤にかける。
え?この内容で○日しかたってなかったの?と思わずにはいなれない濃い内容です。レベルアップに伴い別空間に飛ばされる、その空間を上手く使う。全体構成とストーリーは私にとって大満足途中でレベルアップについていけなくなるかもwでもでも、倫理など色々な障害をどうにか突破出来、アニメ化したらめちゃくちゃ売れそうだなぁと。他作品も期待してます( ^ω^ )
ちゅぽ
異世界でレベルアップしつつスキルを獲得、というのはよくある話ですがこの物語はその辺がかなり丁寧です。序盤は少ないMPとしょっぱいスキルをやりくりしつつ、知恵と連携で戦っていくのが見所。しかして途中からはある程度ながらも強力な使い魔やスキルを使えるようになる事で、どんどん戦略の幅が広がっていくのが見ていて楽しいのです。それは様々なRPGに手を出して来た諸兄ならばお分かりの筈。レベルと装備が整うまでは怖くて仕方がなかったあのモンスターが、整ったが最後経験値にしか見えなくなるあの感覚です。登場人物も良い意味で人間臭く、主人公の葛藤やヒロイン達を守り時には守られる姿も自然と受け入れられるのではないでしょうか。無論、過去にいじめになんぞ遭った事がなく順風満帆に生きてきた人間には想像の埒外でしょうが。自分ならどんなスキルを選ぶかな?そんな事を考えながら読んでみるのも楽しいかも。
Fe
31位:『悪役の迷走?』
作者:橘
私、悪役令嬢?逆ハーレムは私を巻き込まずにやってくれ。魔法凄い。魔獣可愛い。兄尊い。転移で逃げる手もあるけどまずは婚約を回避して、悪役にも妃にもならず、ぼちぼちやっていく。・・・はずだったんだけど。(~2019/6/10一章,~8/9二章,完結済,8/30番外編)
悪役令嬢モノで、一応?無事自国の第2王子の婚約者者を回避出来て(ヒロインは王子に恋愛感情が全くないので、その回避もさらっとしています)、でも隣国の第2王子といい感じ〜〜な所で本編は完結しています。本編も番外編も、所々くすっと笑えるところ、エピソードがあり、登場人物で悪役がいないのも良いです。作者さんによると完結だそうですが、、、まだまだ話が膨らみそうで続きが読みたいです。
クリちゃん
30位:『アラフォー少女の異世界ぶらり漫遊記』
作者:道草家守
若返りの元勇者、お忍び休暇を満喫する? 30歳で勇者召喚された三上祈里(女)は、魔王を倒し勇者王(男)として10年間統治していたが、転移特典のせいで殺到する見合いにうんざりしていた。やさぐれた彼女は酒の勢いで「実年齢にモド〜ル」を飲むが、なぜか推定10歳の銀髪碧眼美少女になってしまう。 ……ちょっとまて、この美少女顔なら誰にも気づかれないのでは???溜まりまくった休暇を取ることにした祈里は、さくっと城を抜けだし旅に出た!せっかくの異世界だ、めいいっぱいおいしいもの食べて観光なんぞをしてみよう。見た目は美少女、心はアラフォーの勇者王(+お供の傭兵)による、異世界お忍び満喫旅。※ツギクル、アルファポリスにも掲載しています。
29位:『虐待されていた商家の令嬢は聖女の力を手に入れ、無自覚に容赦なく逆襲する【本編完結】』
作者:てんてんどんどん
両親を亡くしたソニアは、母の妹夫婦に引き取られた。 けれどそこに待っていたのは激しい虐待と監禁生活だった。 そんな監禁生活が何年も続いたある日。神官達が聖女を探しにくると城からの通達がある。 姉夫婦の子を引き取るのと引き換えに姉夫婦の財産を引き継いだ妹夫婦は、ソニアを虐待していたことが神官達に知られるのを恐れた。 そして夫婦が出した結論は――少女ソニアを魔物の徘徊する森の中に捨てる事だった。 こうして物語は動きだす。 これは 虐待されていた少女が聖女となり――無自覚に容赦なく過剰ザマァをし。 虐待していた側は聖女でないのに聖女と間違われれどんどん墓穴を掘り自滅してく物語。※主人公は天然で明るい性格ですが監禁生活で外の世界がわからずちょっとおかしいです※やられてる事もやってる事もかなりダークなので注意してください。※悪役は無慈悲なほどザクザク殺されます。※味方&善良なモブに犠牲者はでません。※自分や好きな人に危害を加える者に対して、人権という言葉が主人公の中に存在していません。※✩マークは残虐行為あり・敵が容赦なく殺されます。 苦手な人はその部分は読まなくても大丈夫なので読み飛ばしてください※恋愛は後半から。主人公がヒーロー大好き系溺愛※更新は不定期※アルファポリス様でも投稿しています
たとえ危害を加えられても、反撃してはいけない、過剰防衛は犯罪、殺されかけても殺してはいけない、殺しは悪という、異世界に日本の法律と倫理観を当てはめる作品が多い。 そういう中にあって、 やられたらやり返す。 殺されかけたら、加害者すべてを殺す。 殺しを依頼した者を見つけだし、すべて殺す。 復讐は正当な権利。 理不尽な行いに反撃しても良いんだよ っていう、清々しい物語。 それ故か、感想を書けないので、初レビュー。
とらねこくろねこしろねこさんこねこトムねこちゃねこ
28位:『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』
作者:江本マシメサ
無料漫画サイトコミックPASH!様にて、コミカライズ決定!陽気な名ばかり貴族と、元軍人の年上妻の仮契約で結ばれた夫婦の雪国暮らし。身を切るような寒さの中で狩りをしたり、仕留めた獲物の解体作業をしたり、暖炉の火で料理をしたり。毎日の生活は穏やかに過ぎていく。そんな二人の日常を綴ったほのぼの恋愛物語。
「ネットレビュー大賞 応募レビュー」 北欧(フィンランド)に行って、オーロラを見たり、そりに乗ったり、夜明けを見たり、トナカイの世話をしたり、ジビエ料理を食べてみたくなる小説です。 奥方の方の実家がドイツ(中欧)なので、そっちにも旅行したくなります。(笑) とにもかくにも料理がおいしそうです。産地直送、地産地消ばんざい。 個人的にはドイツが好きなので、ドイツ編の方が楽しかったです。何はともかく、ソーセージ!!(笑) 男女逆転のあま~い恋愛小説ですが、(旦那さんは雪の妖精さんのような外見なのに、恋愛に関しては押せ押せ状態で、両想いなのに、奥方を口説きまくる。(^_^;))恋愛のみならず家族愛の物語です。
宣芳まゆり
本作はファンタジーではない。戦記物でもなく、VRゲームでもない。勿論魔法も何らかのチートも出てこない。ただただ一組の少し変わった、それでいて真っ当な夫婦の共同生活を描いた愛の物語である。北の果てにある大地で、ただ日々を生きる事、それがどれだけ厳しく、そして美しくあることか、命が育まれるという当たり前のことがどれほどに感動的な出来事であることか、狩りを通じ、食事を通じ、会話を通じ、笑顔を通じ、本作はそれらの全てを教えてくれる。読んでいるうちに、リツの事もジークの事も愛しく思わずにはいられない。読了の後に、人生に希望を抱くことが出来る。そんな、時に厳しく時に優しい物語。
壬生一郎
27位:『悪役の迷走?』
作者:橘
私、悪役令嬢?逆ハーレムは私を巻き込まずにやってくれ。魔法凄い。魔獣可愛い。兄尊い。転移で逃げる手もあるけどまずは婚約を回避して、悪役にも妃にもならず、ぼちぼちやっていく。・・・はずだったんだけど。(2019/8/9完結,8/30番外編,10/6後日談)
悪役令嬢モノで、一応?無事自国の第2王子の婚約者者を回避出来て(ヒロインは王子に恋愛感情が全くないので、その回避もさらっとしています)、でも隣国の第2王子といい感じ〜〜な所で本編は完結しています。本編も番外編も、所々くすっと笑えるところ、エピソードがあり、登場人物で悪役がいないのも良いです。作者さんによると完結だそうですが、、、まだまだ話が膨らみそうで続きが読みたいです。
クリちゃん
26位:『◆悪役令嬢最後の取り巻きは、彼女の為に忠義を貫く!◆』
作者:ナユタ
あらいやだ、貴方、私のことを子豚みたいな女だと思われたでしょう?いいえいいえ、構いませんわよ、事実ですもの。だけど貴方、不細工な私に笑っていられるのも今の内ですわよ?私のお世話になっている女王……いえ、お嬢様は、天使のような見た目ですの。あまりの麗しさに目が潰れるかもしれませんから覚悟なさいませ。……それと、見惚れたければ耳は塞いでおられた方がよろしいわ。と、お嬢様を全力でヨイショするのが私クロエ・エヴァンズ子爵令嬢。そんな私の敬愛する彼女が、最近現れた性格も容姿も完璧なご令嬢の前に婚約解消秒読みですって? この見た目で取り立ててもらったのですから妙な勘違いはしませんし、他の綺麗な方のように旗色が悪くなったところで裏切るなんて、そんな恩義のないことをするはずがありませんわ!良い機会ですからこの際見る目のない婚約者はスパッと忘れて、もっと素敵な新しい婚約者を見つけて仕切り直しと行きましょう!唯一の味方はちょっと癖が強い方ですが……この際わがままは申しません。女王様の幸せを見届けるまで、きっちり侍って御覧に見せますわ!※無断転載禁止です!(うちの娘は嫁にやらん!)
25位:『つい、好奇心に負けてしまって悪役令嬢を目指すことにしたものの』
作者:蔵崎とら
※2019年11月22日、HJノベルス様より書籍化いたしました!転生者である母は幼い私に語りかける。「あなたは乙女ゲームに出てくる意地悪なライバルキャラクターなの」と、転生前の言葉で呪いでもかけるかのように。それを聞いて育った隠れ転生者である私は、気付いていないフリをしながらもその話にノってあげることにした。つい、好奇心に負けてしまって。しかし母の言葉や従者のアドバイスを参考に意地悪令嬢を目指すもなかなか上手くいかない。なんせ私は乙女ゲームをやったことがないのだから。……まぁゲーマーではあったけれども。さらにはファンタジックな世界の過去に興味を持ち始めたり夢の中で過去の偉大な人達に出会って興奮したり、自分の身に隠されている謎にぶち当たったりとじわじわ脱線してしまったり……。私は本当に意地悪令嬢になれるのか?そんな元ゲーマーヒロインがファンタジックな世界でファンタジックな単語にテンションを上げながらたまに意地悪令嬢っぽいことにチャレンジして高確率で失敗する、そんなほのぼの異世界学園ラブコメです。※2019年5月4日 本編完結しました。現在番外編更新中です。
24位:『金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~』
作者:十本スイ
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚されてしまったのだ。日色は自由に異世界生活を満喫することにした。書いた文字の意味を現象化させることができる《文字魔法》を使う少年が、いずれ世界を救う物語。書籍版に寄せた内容となっておりますのでご注意ください。 「富士見ファンタジア文庫」から本編が全13巻、外伝が全4巻と発売中です。コミックスも第8巻が絶賛発売中です。【2015/4/18 0:00 完結致しました】 番外・特別編ともに完結しました。
序盤は面白かったです文字魔法で工夫して戦うバトルシーンが面白いですし、主人公のサバサバした性格も賛否両論のようですが私には合いましたどんどん強くなって、文字魔法の使い道の幅も広くなっていく過程にワクワクしましたし、発想次第でなんでもできる文字魔法の使い方に舌を巻きましたたまに挟まれるトリコっぽいグルメシーンもそこそこ好きですが、年代が半年飛んだあたりから急増したキャラの掘り下げが足りず残念でした回想の鬱エピソードで新キャラを掘り下げているのはわかるのですが、感情移入しにくかったです基本的なキャラの魅力の方を先に見せて欲しかった私個人はハーレムは好きでも嫌いでもないのですが、この作品のハーレムはあまり好みではありませんでした主人公に惚れたキャラは全員主人公へのデレか他の女への嫉妬というワンパターンな行動に変わってしまい、元々のキャラとしての魅力が減ったように感じました
blue
下の方にあるレビューで、「〜まさかの展開!」とか言ってる人がいますが、その人は本当にその展開を言っちゃってるので、まさかになりません。ネタバレですね。うわぁ。色々言われてたりしますが、好き嫌いが分かれると思います。読むかどうかは、まぁ自分で判断した方が良いでしょう。私は疲れはしましたが、話のアイデア自体は良いかなと思いました。大変上から目線で申し訳ないですけどこんなレビューです。読む人が増えたら良いとは思ってはいます、1回読んでみたらいかがでしょうか?
Remi
23位:『完全回避ヒーラーの軌跡』
作者:ぷにちゃん
◆コミカライズ連載中!◆書籍版は、MFブックスさんより全6巻が発売中です。コミカライズはMFCより1巻が発売中です!回避にスキルを振ったら、ボスも倒さずに避けてダンジョンを攻略…!大学生の桜井広希は、魔王を倒すために異世界へ召喚された。プリーストの適性を得た広希は、回復力が十分だったのですべてのステータスポイントを『回避』に振る。いわゆる、敵の攻撃を避ける『回避ヒーラー』だ。敵の攻撃を受けないことこそ、支援職の理想だ。しかも、攻撃を避けるのでヒーラーなのに前衛をすることだってできる。しかし、回避ヒーラーの魅力は、その異世界ではまったく理解されなかった! 国王の怒りを買い、無能のレッテルを貼られ、一人冒険者となったヒロキだが――。ダンジョンボスの攻撃すら余裕で避けて回復させる、異世界で異色のヒーラーとなった。
22位:『オタク同僚と偽装結婚した結果、毎日がメッチャ楽しいんだけど!』
作者:コイル
【完結しました・感想お待ちしております】相沢咲月は普通の会社で働くOLだが、趣味で同人作家をしている。それは会社には秘密だ。ある日イベント会場で突然プロポーズされた。相手はメガネ姿のドルオタ……じゃなくて、同僚の滝本さんだった!超打算で結婚する咲月と、打算の顔して実は咲月がずっと好きだった滝本さんの偽装結婚の話。少しずつ惹かれあって最後にはちゃんとした夫婦になりますが、基本的にオタクが同居して好き勝手楽しく暮らすだけです。 裏切りなし、お互いの話をバカにしない、無視しない、断ち切らないで平和に暮らしていきます。 咲月(女)視点と、滝本(男)視点、両方あります。 (咲月は腐女子ですが、腐語りはしません。映画、ゲーム、アニメ、漫画系統のオタクです)
全体的に非常に面白かった。 営業の事はよくわからないが、オタクでSEという自分の仕事柄、会社の人間関係、技術者と事務・営業との軋轢、オタ知識・生態についてはそれなりだから、「よくわかってるな」と思った。 面白かったからこそ…。ちょっと残念な点も目立ったので、そのあたりを。 まず、相沢さんの旅館以降にとても蛇足が多いように思う。あまあまな日常が急速に増えて、いきなりテンポが悪くなった。 次に、子供ができてからのキャラに変化がない点。 人間、受験して、就職して、結婚して、子供ができて、子供が受験して…、節目節目で一皮むける。この話は結婚したところで一皮むけるところについては文句なしなんだが、子供ができた後の成長が見えない。子供がいる自分にとって、非常に違和感があった。
あきよし
打算で結婚したい咲月に、恋心を秘めつつ自分もそうだと利害の一致を主張してプロポーズする滝本。 不自由な坂の上の一軒家で、全く異なる趣味全開な二人が互いの趣味と生活を尊重しあい、語り合い、そっと布教しあいながら、距離を縮めて行く共同生活。 もう結婚しているんだけど恋をする。二人の間に漂う思いやりと優しさ。互いを通し拡がって行く新たな気付き、新たな世界。何より二人の間に漂う空気が素敵で最高なのでぜひ読んで欲しい。更新の度に何とも言えない心地よい空気に胸が温かくなり、もうもうもうっ……(>_<)と語彙を失うこと請け合いです。今、凄くいいところなので夢中です!
香上 之
21位:『悪役令嬢は旦那様を痩せさせたい』
作者:はいあか
【2019/07/19 二巻が発売されました】【2019/01/18 Mノベルスより書籍化しました】第二王子の婚約者争奪戦に敗れた伯爵令嬢カミラ。王子は男爵令嬢を婚約者に選び、世間は二人の恋を運命と祝福した。その一方で、カミラは恋の悪役に仕立て上げられた挙句、罰としてひどく太った醜い男――その容姿から、『沼地のヒキガエル』と呼ばれる辺境の領主アロイスと結婚させられる羽目に。醜いカエル男の慰み者として、悪役令嬢は悲惨な末路を辿りました――なんてことにさせるもんか! このまま大人しく結婚なんてしない。絶対に痩せさせていい男に磨き上げ、目に物を見せてやるんだから――!/めげない少女と、見た目と裏腹に理知的な男の、ダイエットと食事と、手のひらで転がしてるんだか転がされているんだかな恋の話。本編完結済み。
誇りは犬に食わせた、なんて言葉がある確かに願いを叶えるためなら恥も外聞も捨てねばならぬ時もあるだろうだが、誇りとは己の心の芯でもあるのだ『自尊心』。自分のことを尊ぶ心。貴様は尊敬できない者を信ずるのか?違うだろう?なればこそ、彼女は正しく自尊心の塊だ。自分の行動や言動を尊び、だからこそ責任を感じ軽々に翻すことを良しとしないそれでいて、自身が誤ったなら己を律し相手に謝罪することも出来るさて、そんな彼女は『この男を痩せさせる』と決めた。そしてそれを翻すのを良しとしないならばひたすらに痩せさせる努力をするのみ果たして、彼女の努力は実を結ぶのか
くそざこなめくじ
こう言った言うならばざまぁ系の展開は最初が胸糞悪くてその後にスッキリだけど何だかんだ敵?側が可哀想でモヤモヤしたり心に何かひっかえが残る感じの物語がほとんどの中この物語は誰もが幸せになるそんな甘い世界でいいのかと思うこともあるかも知れないが番外編を見たら心のモヤが晴れすっきりと後味がとても良く何度も見返したくなるこんな最後まで素敵な作品は数える程しか読んだことがないとても内容も読みやすく途中どうなっているのかあまり分からない部分もあったが何度か読み返すうちにあ、ここが頑張っていたのかとか最初の憎まれキャラがこんな愛おしく思うなんてみたいな感情が湧いてくる番外編での幸せさが本当に心地よい可哀想に…心にくるな…思っていたらまさかのどんでん返しで最後まで読んだらなんて素敵な作品なんだと思うスッキリざまぁ系また何度も読み返したい
ことり
20位:『奴隷堕ちした追放令嬢のお仕事』
作者:長月 おと
目の前で繰り広げられる第二王子と公爵令嬢の婚約破棄劇場。伯爵令嬢エリアル・アレンスは無関係だと傍観してきた。しかし気付けば公爵令嬢に罪を擦り付けられ、反論する余地もなく国外追放されてしまう。エリアルはエリィと名前を変え平民生活に四苦八苦しながら生き延びようやく慣れた頃――――次は人拐いに合い、他国の闇オークションで売り払われ奴隷堕ち。人生散々だわ、と諦めモードだったエリィ。しかし新しい主セドリック・カーターからは優しく、大切にされて――――
二度とは浮かびあがれない無実の罪で追い出され地を這うように生きる場所容易く崩れる砂の城競りにかけられ家畜の如く売られ逝く先遥かに遠く彼女の命運もはや尽き甘々な作風に定評のある『長月おと』さんです。だから過酷な運命で終わるはずがない。きっと、買われた先で何かいいことがあるに違いないでしょう。人生捨てたもんじゃないよね?生きてればきっといいことがあるよね?そう思わせてくれる作品です。
暮伊豆
19位:『スキルが強すぎてヒロインになれません』
作者:奏中カナ
【書籍版発売中です。書き下ろしや特典情報については、活動報告をご参照下さい】 普通の女子高生・雨宮アリアは、片思いの相手・高遠くんが異世界召喚される所にたまたま出くわし、おまけで一緒に召喚されてしまう。 すぐ死にそうなアホの子である彼女に神さまが与えたスキルは、「人類にできることなら何でも」できる力だった。こうして100mを9秒台で走り、弓を射れば百発百中、崖に落ちても自力で這い上がる……強いことは良いことだけど、これって全くモテないのでは?と悩みつつ、なんだかんだで世界を救うためにがんばる、異世界恋愛冒険譚。
片想いの彼を追いかけてレベル上な学校に行っちゃうのは、まぁアリだろう。でも異世界まで追いかけて行く根性は中々ナイよねぇw 右も左もアクセルでしかも無免許の暴走車のような彼女の力の源は片想いの彼への好き好きパワーだけ。そんな彼に大嫌いと言われ心も折れたが妖刀(メインウェポン)までもバッキリ折っゃってアワや大惨事になったり、敵の繰り出した大好きな彼の幻覚攻撃にも減点1億点のダメ出しをしちゃったりする。料理をさせればダークマターを生成し、食べ始めれば村の備蓄米までも食い尽くす勢いで、メンバーを笑いの渦に巻き込んでいく。そんな斜め上な残念な女の子のだけど魔王討伐という重い使命を明るさで救った雨宮アリア君はちゃんとヒロインだったよ!
小兎 英人
初っ端から、ヒロインのお馬鹿さ加減に笑わせ手もらいながら。物語が進むにつれて、それでも壊さないヒロインの底なしのお馬鹿さに笑いながらwそれでも、なんやかんやで、物語が進む工程は、とにかく読者を飽きさせないと思います。一見ありふれたような内容ですが、作者さまの試行錯誤が。【ふんだんに】盛り込まれた作品です。最後には、まさかの【おいおいおい!】w でしたwまぁ、とにかく最後まで、飽きずに笑いながら読めました
ちっぱい眼鏡っ娘が好き
18位:『偽聖女と虐げられた公爵令嬢は二度目の人生は復讐に生きる【本編完結】』
作者:てんてんどんどん
「婚約破棄だ!!!」 好きな男性と無理矢理引き離されて、婚約したはずだった第一王子に公爵令嬢リシェルは一方的に婚約を破棄される。 無実の罪を押し付けられて。 リシェルには本来別の婚約者がいた。 心に決めた婚約者が。 けれど少女リシェルに、「聖女」の神託が降り、彼女の人生の歯車は大きく狂ってしまう。 無理矢理愛しい人との婚約を解消され第一王子ガルシャの婚約者とされてしまうのだ。 それなのに現実は残酷で。 リシェルは聖女の力を使えず、聖女の力が使える少女マリアが現れてしまった。 リシェルは偽聖女の烙印を押され、理不尽な扱いを受けることになるのだ。 愛しい人を聖女マリアに奪われ。 マリアと王子の失策を背負わされ拷問に近い暴力の末。 親しい人たちとともにリシェルは断頭台へと送られ殺される。 罪状らしい罪状のないまま執行される死刑に。 リシェルは誓う。 悪魔に魂を売ってでも怨霊となり末代まで祟をーーと。※番外編はじめました→https://ncode.syosetu.com/n2164fv/【注意】以下ネタバレです【物語の核心ネタバレ注意】※よくある逆行もの。前世の知識で俺tueeeのご都合主義テンプレ。※ざまぁもありますが主軸は一人で何でも背負ってしまうヒロインがヒーローに心を開いていく過程の恋愛です※人を頼る術を知らなかった少女がヒーローと出会い人に頼る勇気をもち、今世では復讐を果たすお話※10万字ちょっとで完結予定※アルファポリス様にも投稿しています
リンゼは待て次号だとしてマリアはなぜ王太子だけではなくまわりの人間を魅了できてたのか?が解決してないように思いますが1回目に聖女の力を盗めたのもなぜ?いわゆる転生?転移?で現代人ただの異世界人ですよね?よくある、無事異世界にわたったことでギフトもらったってことですか?異世界に来たとき魅了と盗みの能力の2つをもらったってこと?ソフィアもただの異世界人のようですが、、、なお、ハエ叩きはググったけど私は1度も見たことありませんし、知らなかったですなのでとてもソフィアとマリアのふたりがチートアイテムとして現代知識をパクってもうけたりチヤホヤされるためにチョイスするようなしろものには思えないんですがみんながよくチートアイテムとして用いる、精油だの石鹸だの料理だのであれば凡庸なのでパクリも重なるだろうことはわかりますが
にゃるごん
17位:『LV999の村人』
作者:星月子猫
この世界には、レベルという概念が存在する。 モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。 また、誰もがモンスター討伐に乗り出せる訳ではなく、生まれついて神から授かった役割(ロール)にも大きく影響を受ける事になる。 能ある役割と呼ばれている役割は八種。戦士。武闘家。僧侶。魔法使い。盗賊。商人。狩人。呪術師。 天啓とも呼ばれる特殊な力をもつ役割は三種。王族。勇者。賢者。 そして尤もその人口が多く、力無きものとして農業や宿屋。街を発展させるために尽くす最弱の役割……村人。 戦う力を持たない村人が、モンスター討伐の稼業に乗り出すのは自殺行為に等しい。 だがある日。村人という役割をもって生を受けた二歳になり立ての子供は気付いてしまう。 モンスターを倒したら…………お金が手に入る事に。★お知らせ★この作品はKADOKAWA/エンターブレイン様より同タイトルで2016/4/30に書籍化されております!ひとえに皆様の指摘や意見、そしてご愛読いただけたおかげです。ありがとうございます!今後ともよろしければお付き合いいただければ幸いです!KADOKAWAコンプエース様にて、コミカライズされました!コミック版LV999の村人①が2017/12/26に発売されます!『LV999の村人』(著・星月子猫/画・ふーみ)のCMがアニメ「幼女戦記」のCM枠で放送されました!ナレーションはなんと梅原裕一郎さんです!https://www.youtube.com/watch?v=rTBYNEFtrAY&feature=youtu.beめっちゃくちゃカッコいいので、ぜひ観てください!Twitterアカウントもどうぞよろしく!https://twitter.com/konekodayo00/※皆さまのおかげで完結致しました! 現在毎日第一話から順に修正を行っております! ほぼ修正せずに投稿を続けていたため、多くのご指摘がある通り、日本語がおかしい部分が多々あるためです。お待ちいただけるのであれば、修正されてから読んでいただけると嬉しいです! 現在10/435修正が完了しています。我慢できない方は書籍へどうぞ!/※
とても面白いが故に読み終えるのが辛かったですRPGからの実はVRMMO、更に導入されるSF要素にとても興奮しました最終宇宙ってwと思わずニヤけてしまいましたがとても楽しかったです各々の恋愛要素なども盛り込まれて楽しみが多く、作品の中でキャラ達は必死で生きているのを感じられました鏡さんとアリスのその後が気になるので書籍買います素晴らしい作品をありがとうございました!
ああね
まず始めに完結おめでとうございます。友人から勧められたのがきっかけで読み始め、一瞬ではまり、自分で単行本を買い何度も読みました。主人公である鏡浩二の価値観だったり、考え方から読んでいるこちら側も考えさせられるものがありました。壁に当たっては超えて強くなるところやストーリー自体ももちろん面白いですが、その回りのキャラクターの個性が強く、ちょっとした掛け合いや言い回しがとても面白かったです。個性豊かなスキルがあったり、魔法や技も素晴らしいと感じました。さらに単行本で売っているものにはここで書かれていない話や、新しいキャラクターがいたりとその違いを読むことも面白いです。自分はこの小説がきっかけで他の小説も読むようになりました。LV999の村人の次回作に当たるフラグクラッシャーの更新も楽しみにしています。これからも頑張ってください。
ハコイ
16位:『森のほとりでジャムを煮る』
作者:小鳩子鈴
【カドカワBOOKS様より書籍1〜3巻(イラスト:村上ゆいち先生)】【フロースコミックよりコミックス1巻(漫画:拓平先生)コミックウォーカー/ニコニコ静画/pixivコミックでコミカライズ連載中】※1〜2巻はWEB本編を大幅に加筆修正、3巻は書き下ろしです※書籍化に伴うWEB版の削除、及び改稿はありません休日出勤中の事故で異世界に招かれたらしい私。魔法や妖精が存在するこの世界で、せっかくだからアナログ生活を満喫させていただきます。黙っていれば雰囲気美人、脳内はかなり身も蓋もないアラサー女子(魔力なし)がジャムを煮たり、親切な人たちと交流したりしながら、恋をするお話。※ サブタイトルの人の視点で進みます※ シリーズの小話が別話であげてあります(タイトル上のリンクをご利用ください)2016.7.14 完結しました。ありがとうございました!
不慮の事故により、これまでの人生と声を失った彼女が得たのは、無邪気にたわむれる精霊と、誰もが一度はあこがれる『赤毛のアン』や『大草原の小さな家』のような泥臭くも暖かな故郷、そして『甘さをひかえない』ジャムだった。 やれ健康のためだ、素材のうま味を味わうためだと、現代がなくしてしまった甘さがこの世界にはある(長期保存のために砂糖をぶち込んでいるだけだと突っ込んではいけない)。 ほろ苦い現代の生活にお疲れの方は、ぜひジャムを添えた紅茶とおやつをお供に、この小説を読んでみてください。 丁寧に描写されたジャム作りと人間関係の『ひかえない甘さ』が、きっとあなたを満足させてくれるでしょう。
東方不敗(ひがしかた・まさる)
なんだか疲れちゃったな、と感じたとき。それはきっと心が渇いてしまっているのだと思います。ため息しか出てこなくて、ぽつんと取り残されたような気持ちになってしまうんです。 そんなとき、私がいつも思い出すのがこの作品です。 最初はタイトルに惹かれて読み始めました。なにかゆったりとした優しい物語を求めていたのです。森のほとりでジャムを煮る、その言葉が持つ癒しのイメージ。この作品はそれを裏切らないどころか、さらなる豊かさを私に与えてくれました。 荒涼とした土地にポツリポツリと染み込む雨粒のように、私の心もあたたかい涙で潤されたんです。 この物語に出てくる人々の真摯な生き方、思いやり。そして願い。綴られている美しい言葉たちがきっとあなたの心も動かすと信じています。
天界音楽
15位:『冒険家になろう! スキルボードでダンジョン攻略(WEB版)』
作者:萩鵜アキ
存在感の薄い冒険家、空星晴輝が札幌の『ちかほ』に出来たダンジョンから帰宅すると、家の車庫がダンジョンに変化していた。ダンジョンの入り口に、石板のようなものを発見。もしかしてこれは、スキルボードか?晴輝はスキルボードを用いてダンジョンへ。ボードを駆使し、いずれランカーになって目立つ存在になる!――はずが、何故か仮面を被りジャガイモを背負った不審者に?!果たして彼は『マトモ』な人物としてダンジョンを攻略出来るのか?※本作は実際の地球・日本・企業・団体・個人とは一切関係のない『フィクション』です。※現在、感想への返信は一部抜粋した上で、活動報告にて行っております。
1.主人公の「欲求」が、明確2.主人公の「欲求」が、読者から反発を受けにくい3.ヒロイン?達のキャラも区別しやすく独自性がある4.主人公の「苦闘」や「苦悩」が、物語として読者に笑いを誘う5.いいかげんなようで、作り込まれているっポイ、作品世界設定……などなど特徴を書いてみましたが、簡単に言えばチート作品系の「自分はまとも、他人は異常、主人公は超常!」と斜め上(下かも)チート?爆裂してしまい、最初のチートアイテム「スキルボード」の印象が、物語が進むにつれ薄くなって、タイトル詐欺っぽくなっている作品です。ともあれ、キャラ濃い逸作、ラノベ王統だと思います。
笛 夢人
とても面白い作品ですなぁ。なろう系ならではの設定と自由なキャラクターの個性が爆発的な面白さを紡いでいますなぁ!斬新な切り口を全面に押し出すストーリー展開となろう読み手初心者様から上級者までその世界観にハマり込んでしまう作品共感性の高さは必見ですなぁ。ヒロインの一人がジャガイモ系の苗(女)と言う設定に心を撃ち抜かれてしまいましたーっ!才能ある作家様の作品は心までうきうきしてしまいます。皆様、七月の夜長にこちらの作品を読まれてみてはいかがでしょうか。
かきくけ虎龍
14位:『神様のモニタリング 第一章 ~人類滅亡回避のススメ~』
作者:片津間 友雅
「百年後に人類が滅亡する世界に転生してもらう。そこでお主が何を成すのかをモニタリングする。 伯爵家というある程度権力を持って生まれ変わる事になる。 滅亡回避を頑張っても、何もしなくても良し。代わりに転生前と一定の年齢毎にチート能力を授けよう」藤堂 雄一(とうどう ゆういち)は、会社からの帰宅途中に交通事故に巻き込まれて死んだ。……のだが、次に気が付いたとき彼は、神様からの提案を受ける。それは百年後に人類が滅亡するという世界にエルスティアという伯爵家の子として転生し、そこでの生活をモニタリングするというものだった。提案を受けなければ蛾(が)に転生すると言われた雄一は、快諾する。転生する前に二つ、それ以降は一定年数毎に「神の介入」(ギフト)をもらえると聞いた彼が願ったものは……本文では意図的な創作名称・単語以外については、皆様が理解しやすいように日本で使われている言葉にしております。次章「神様のモニタリング 第二章 ~激動の時代~」はhttps://ncode.syosetu.com/n2084fh/となります。カクヨムにも掲載を始めました。感想につきましては、執筆を優先しておりますので返信はあまりできませんが、全てに目を通させていただいています。
13位:『魔法使いの婚約者』
作者:中村朱里
剣と魔法の世界に転生したこの私。復活した魔王、聖剣に選ばれた勇者―――――そんな王道ファンタジーが繰り広げられる中で、与えられたポジションは魔法使いの婚約者。(※一迅社アイリスNEO様より、書籍版1~8巻発売中、9巻が2019年11月2日に発売予定(1巻フィリミナ編~庭師編加筆修正+書き下ろし短編、2巻妻編、3~9巻全編書き下ろし)です。また、webコミックレーベルであるFLOSコミック様にてコミカライズ版連載中、1~3巻発売中です。こちらもよろしくお願い致します)
異世界で貴族令嬢に転生したけれど、チートもなく無双できる環境でもなく。ただ大人びているだけの少女だった。愛されて育った彼女の心根もまた純粋に成長し……それが、どれほど婚約者となった彼の救いとなったことか、真に彼女が理解する事はないんでしょう。言葉を選ぶのが二人とも不器用と言いましょうか、特に魔法使いの方が再会したときに選んだ台詞がアレでしたけれど。落ち着くところに落ち着いて、幸せそうな様子が見られてほっとしました。
宵凪海理
転生したというのは物語の中でも精神年齢が高かったりの理由として大事だが、だからといって物凄い秀でた才能や能力というのは無いというのがとても工夫ありきのファンタジー異世界転生小説だと思う。恋愛に関しては最初から夫婦のような雰囲気の為そこらへんは安心して見ることができるあたり喧嘩苦手な人にとんでもなくオススメ!フィリミナちゃんもエギエディルスも、もっと幸せになれ……!!!!!!!!!!
和葉ソノダ
12位:『「「神と呼ばれ、魔王と呼ばれても」」』
作者:しまもん
遥か未来の地球。そこには神の如き力を持つ一人の少女が存在している。少女は太古に栄えた旧人類最後の生き残りだ。そして少女が住んでいる地球では、「魔法」という新しい技術を使いこなす新人類が誕生しつつあった。そんな新人類を少女はジッと観察する。時に神と呼ばれ、時に魔王と呼ばれても、少女は新人類を見続ける。これは、ただ孤独に生きる一人の少女と、懸命に生きる新人類との間に起こった長い長いお話。
時間泥棒と絶対泣ける感動大作。ファンタジーとSFの集大成だ。実体本があれば、絶対購入します。台湾バナナのなろうナンバーワン。https://twitter.com/MITbanana/status/1043906004046340096私は台湾人です、日本語は下手ですけど、この作品は読み易い、愛がある。好きな感動のシーン、所は、女学者とホムンクルス少女の出会いと別れ、ホムンクルス少女たちとかたみみと少年の話。まじ泣いた、超感動です。
daradiradara
神は絶対的観察者か。魔王は客観的観察者か。この作品を読むと何か大きな歴史を目にしている気になります。その中に我々は居るのです。作品の内に存在しながら、作品を外から眺める。何故かそんな気分にさせてくれます。いつしか自分が時間の中にたゆっている浮遊感が出て来ます。傍観者でいることの幸せと不幸に襲われます。そして「魂のカタルシス」に到達。久々にお勧めしたい衝動に駆られました。
古都ノ葉
11位:『屋根裏部屋の公爵夫人』
作者:もり/もりふみの
社交界デビューをしたばかりの伯爵令嬢オパールは、とある騒動からすっかり評判を落としてしまった。 それでもオパールは意地悪な噂に負けることなく胸を張り、莫大な持参金目当ての求婚者たちを断り続けていた。 二十歳になれば母方の祖母からの遺産を受け継ぎ、田舎でひっそりと暮らすつもりで。 しかし、オパールにとって最後のシーズンにするつもりだったある日、借金を抱えた公爵ヒューバートとの結婚を父親から命じられる。 また、ヒューバートはお金のために〝ふしだらな女〟に自分を身売りしなければならなくなったことで苛立ち、オパールに対し冷たく当たった。 しかも、公爵邸の女主人の部屋には、屋敷の者たちから大切にされている〝天使〟までいて……。
まずは漫画から読みました。それで続きが気になりこちらに。主人公のブレない強さと一途な所と、全てにおいて素晴らしい彼女の言動行動に止まらず一気に読み上げてしまいました!男性陣も皆それぞれに魅力的で、物語も初めから引き込まれ、細々とした全ての事柄も素晴らしいの一言!初めから最後まで、大満足です!できれば物語の続きも読みたいです!
なぁ恋
物語の最初から気持ちが持っていかれ、最後までハラハラドキドキ、そして流れのまとまり、内容の深さから関係の明確さ、ドッキリポイント、全てが心地よく、コミカライズの方もとても楽しみですが、それも元の話の成熟さのなせるもの、と思いました。最後に一つ関係がアレ?と思ったところを指摘させていただきましたが、あれは私の読解力のせいか、ひょっとしたら、それくらい、かの方の認識の甘さということなのか?とも思い、疑問形で送らせていただきました。私の読解の甘さなら申し訳なく。オパールの健気で逞しい強さが応援するしかない!という気持ちにさせられ、たいへん楽しめました。オススメです!
koke-ko
10位:『ライブダンジョン!』
作者:dy冷凍
ライブダンジョンという古いMMORPG。サービスが終了する前に五台のノートPCを駆使してクリアした京谷努は異世界へ誘われる。そして異世界でのダンジョン攻略をライブ中継で見た努は絶句した。戦略のせの字も無いゴリ押し。不遇のヒーラー職。ゲームでは白魔道士を愛用していた努は白魔道士の復権と、異世界脱出の鍵を求めダンジョン制覇を目指す。12月10日にカドカワBOOKSより『ライブダンジョン! 支援回復のススメ』として発売されます。よろしくお願いします。
長らく楽しませていただきました。終わり方がやはり少し哀しくなった部分もありますがその後もそのうち書いて頂けると信じレビューを書かさせていただきます。物語は長編ですが、本当に読みやすく、登場人物の心の動きを書くのが上手な作品だと思いました。ぜひとも本当のハッピーエンド(みんなが幸せ)を期待しております。
アイリス
ハッピーエンド、主人公ハーレム等に慣れている人達には辛い話かもしれません。ですが、細かい描写に心躍る表現、常に一貫しているキャラの性格。ここまで、キャラの動きに違和感を覚えない作品は初めてです。あなたも一度読めば、病みつきになることでしょう。PS途中で、努にもっと優しく動いて欲しいとか、そこを何故別のルートにいかないのか等、考えたりもしましたが、努なのでと考えることを諦めました笑
kiro♪
9位:『どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。』
作者:六つ花 えいこ
「惚れ薬を作って欲しい」”湖の善き魔女”はある日、片思い相手に惚れ薬を依頼され、失恋した。これが最初で最後なら少しでも一緒にいたい。せめて時間を引き延ばそうと数々の注文を付ける魔女の主食がレタスと知り、何故か騎士は餌付けをはじめた。レタスが栄養源だった引きこもり魔女と、真面目で上から目線な騎士の、惚れ薬から始まる恋のおはなし。※10月18日にMノベルスさんから刊行予定です。
ランキングからこの小説を見つけ、拝見させていただきました。久しぶりに大好きだと思える小説に出会え、レビューを初めて書きます。すらすらと読み進めてしまい、あっという間に読み終えましたが、また始めから読み返したいと思えます。恋愛小説によくありがちな、くっついた後のベタベタすぎて不快な展開が無く個人的にはそこが一番好きなポイントでした。とても可愛らしく爽やかな恋愛小説だと思います。素晴らしい小説に出会えたことと、素敵な作品を書いてくださった作者様に感謝です。
piyokimuchi
【魔女】と聞くとおどろおどろしい、暗いイメージが先行しがちですが、純粋な可愛らしい魔女さんにほっこりしました^^『リアジュウ・・・(本編記載)』には笑っちゃいました(笑)きっと将来家族が増えたら、親バカになるだろうけど、最優先は奥さまなんだろうなぁと、2人の将来を想像するだけで微笑ましくなります〜素敵な作品ありがとうございました!追記再度読み直して改めて思うことがありました。27ページの治せない病からの感情表現!まさしくその通りだなと。そんなにも深く想える相手に巡り会いたいと思いました( ;; )
ゆきだるや
8位:『婚約破棄から始まる悪役令嬢の監獄スローライフ【Web版】』
【コミック版 2019/11/26発売開始!】【KADOKAWA/エンターブレイン様より小説上下巻発売中!】【書籍版は大量書下ろしで31話→46話、15万字→26万字に増ページしてます! 】※Web版本編は1-31で完結済です。 32-46は書籍版が大幅改稿+書下ろしで話数が46話に増えた為の欠番です。 47‐49はコミカライズ掲載・発売記念、書籍版購入謝恩企画での番外編です。 EX.1-6も同上です。但しこちらは「書籍版にSSペーパーをオマケでつけていたら」という企画なので、世界観ぶち壊し・Web版未登場キャラも出てくるおふざけ企画です。ご注意下さい。 華やかな王宮での夜会の中。ファーガソン公爵家の長女レイチェルは、許嫁であるエリオット王子から身に覚えのない罪状で弾劾され、婚約を破棄される。あくまで罪を認めないレイチェルをエリオットは王宮の地下牢へ拘禁するよう命令し、レイチェルはパーティ会場から引きずるように連れ出された。 そしてレイチェルは思った。「イエーッ、ゴロゴロし放題のスローライフ! 王妃教育もサボれてうるさい使用人もいない、楽しい休暇の始まりだ!」 こんなこともあろうかと準備万端整えていたレイチェルは、だらだら生活と王子への嫌がらせを心置きなく牢の中で満喫する! マイペースでイイ性格の令嬢に振り回される王宮の人々。後悔したって後の祭り。レイチェルの一言で王子が怒鳴り、大公が泣き、騎士が、猿が、牢番が走り回る! そこに絡む三人の令嬢たちのツンデレ・ヤンデレ・計算ずくの恋模様。ラブい空気は微塵もねえ、純愛は控室に置いてきた普通じゃない物語。
祝書籍化!!いぃなぁ!引きこもりたい!!しかし、引きこもり場所は、牢獄!知力、体力、胆力を尽くして、いざプリズンイェー♪主人公が、鬼畜なサイコパスにも関わらず、どこまでも応援したくなる。モットヤッチャイナ(*´∀`*)ポッあれ?あっしもサイコだったかな。。。不安人殺しは、目的じゃなくて手段です!敵認定の諸氏、みんなツッコミうまいょ!ベテランのコントか漫才師だょ!!吹き出し過ぎて、気管に水が。。。やべぇ殺される。。。
kyui
主人に勧められて読み始めたこの作品、ダメなくらいにドツボです、面白すぎるw笑いすぎて涙目になるなんて、本読んでて初めてですwレビューにwを大量に生やすのも初めてです(笑)主人公(最凶w)とエリオット&愉快なエリオッツと、乙女ゲームならヒロインのはずのマーガレットの楽しい(一方的な)掛け合いに笑わない人はいないハズw悪役令嬢系であるのかも知れませんが、こんな切り口見たことなかったwwwR指定はありますが、むしろ大人に危険(笑)主人公視点ではドロドロ一切ないので、読後も爽やか!書籍化との事で、嬉しい限り。他の作品があられるのかはまだ探してませんが、あれば読みたいし、なければ次回作楽しみです。出来れば続編見たいな〜(*´ ˘ `*)ウフフ♡
かるの
7位:『シャバの「普通」は難しい』
作者:中村 颯希
【6/25 4巻&コミック2巻発売】「この世の地獄」と称されるヴァルツァー監獄。服役中の娼婦から生まれ、囚人仲間によって獄内で育てられた少女・エルマは、大国ルーデン王の崩御を機に、恩赦として監獄から「釈放」させられる。釈放の発令者である第二王子ルーカスの命で、王宮付き侍女となったエルマ。母の言いつけ通り「普通」の少女を目指して過ごしはじめるが、うっかりぶっ飛んだことばかりやらかしてしまう。それというのも、娼婦譲りの美貌に詐欺師譲りの読心術、狂戦士の戦闘術に、マッドサイエンティストの医術――「家族」である囚人仲間に、かなり独特な「普通」を教え込まれていたからだった。彼女の常識外れの能力や行動は、やがて王宮全体を揺るがしていき――?「もしや……シャバの方というのは、そのくらいのこともできないのですか?(真顔)」”普通”を目指すわけあり少女の、うっかりシャバ無双物語。※完結しました。最後までお付き合いくださった皆さま、本当にありがとうございました!
面白かった。ただそれに尽きる。……では文字数が足りないので補足をば。チート持ちの最強主人公モノって物語のバランスを取るのがとてつもなく難しいジャンルだと思います。主人公が無双過ぎてハラハラドキドキ感が全然無かったり、主人公の強さと敵のバランスを取るためにパワーインフレしていったり。そんな難しいジャンルを物凄いバランス感覚で一切の中だるみ無しでただただ面白さを維持したまま完結させたのがこの物語です。主人公はありとあらゆる能力が天元突破した上に絶世の美少女で魔王で聖女という本来なら物語のバランスブレイカー間違いなしのチートヒロイン。ただ、物語の主軸はその非常識ヒロインがあくまで『普通』になろうと頑張る中で知り合い、関わっていく人達との人間模様。各章のクライマックスでチート全開で無双する展開はさながら水戸黄門の印籠シーンのような所謂お約束展開で癖になります。
かるちぇ
監獄と言う特殊な環境で非常に高度な教育を受けた少女が、母親の教育方針から シャバの「普通」について知るために、王宮のメイドとして働くことになります。ことある毎に「常識」の違いが浮き彫りになり、戸惑う少女(とその周囲)ですが、監獄では経験なし得なかった様々なエピソードを通して、「普通」について学んでいきます。現実世界でも、生まれ持った能力や、育った環境の違い等から、「常識」が異なることは多いと思います。もちろん、多様な価値観と言う刺激も良いものだと思いますが、理解はできても府に落ちないことがあったり、戸惑うことも多いのが実情ではないでしょうか。一方で「普通」のこと、例えば家族を大切にすること、友を慮ること、気になる異性にトゥンクすること。これらは、ほぼ万人が共感、理解できて、心まで暖かくなる素晴らしいものだな、「普通」っていいものだな、と考えさせられたお話でした。
いのりん
6位:『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』
作者:三嶋 与夢
男が乙女ゲー世界に転生!?男爵家の三男として第二の人生を歩むことになった「リオン」だが、そこはまさかの知っている乙女ゲーの世界。大地が空に浮かび、飛行船が空を行き交うファンタジー世界だった。冒険者が存在し、何ともワクワクする異世界。だが、リオンは素直に楽しめない。それは女尊男卑が凄い世界で、貴族の男は婚活に悪戦苦闘する世界だったからだ。外道な自称モブ男主人公が暴れ回るゲーム系異世界ファンタジー!※GCノベルズ様より書籍化済み。1~4巻好評発売中!電子書籍もあるよ!※巻末と帯裏のバーコード、またはURLからアンケートに答えるとアンケート用特典が読めます。3、4巻では「マリエルート」が読めるようになっています。
理不尽な王国にはストレスがたまる小説です。主人公の貢献に対して報酬どころか逆に財産を出させるなど全てが理不尽。王様も王妃も主人公をパシリまくり、逆に主人公は抗えるだけの力を持っていながらその地位に甘える。ギャグとして笑える人もいるかもしれませんがみててストレスが溜まる人の方が多い気がします。もちろん世界観やストーリーは面白いのですが、主人公の強気なんだか弱気なんだかよくわからない性格も胃の中がムカムカします。主人公留学に関しても世界を救うためとかいう理由ではなく王国に疲れたからなどという理由の方が自然ですし主人公の性格に合っている気がします。でももしかしたらこんなことでイライラする俺がおかしいのかな?とりあえず結論としてはストレス解消!!みたいな話じゃなく、ストレス解消!!&胃がムカムカ!!って感じの話です笑
ワグネル
ラブコメと少年漫画風な展開が面白かったです。文字数も多いのに飽きずにいっぺんに読みっ切ってしまいました。まさか、王様まで上り詰めるなんて、読み始めた当初は想像もしませんでした笑。主人公が愛されているひねくれで良いキャラでした。それに、マリエもやる時はやるおかん体質なのが、好きになりました。最後の、命とかけて兄貴を生き返らそうとしたところは、ジーンと来ました…。このお話の様々な愛がとても印象的で、良い作品でした。また読見直したいです*˙︶˙*)ノ”
紀止立春
5位:『ギャンブル・クリエイター』
作者:不屈の匙
「生産特化ゲーム」その一言につられて、もうすぐサービス開始のVRMMOについ手を伸ばしてしまった。十代の頃から興味はあったものの、手を出せずにいた木工をやるチャンス!と趣味を兼ねてプレイを開始する。適当に作ったアバターでの道楽プレイが、今、始まる!※作者はゲームを離れて久しいです。ご了承ください。
初レビューです。ランキングに載っていたので何となく読み始めたら、最後まで数日で読んでしまいました。主人公の適当さ、各キャラの個性、完結へのまとめ方が好きです。トレント可愛いい。よくある読みにくい作品(ほぼ会話のみ、地の文が雑になっていく、初期設定からどんどん崩れていく主人公、等)がなくサクサク読めました。サクサクいった事と、主人公との絡みが少なかった事で、他のプレイヤーキャラの印象が薄かったのが少し残念です。外伝読みたい…。しっかり完結まで読めたのがとても嬉しいです。久しぶりに当たりを引けた感謝も込めて、レビューを締めさせて頂きます。ありがとうございました。
カキノタネ
4位:『妖精専属菓子職人』
作者:おきょう
【ビーズログ文庫書籍化】ソフィアの作るお菓子には、妖精を引き寄せる効果があるらしい。彼らはお菓子を作っているとどこからともなく現れて、遠慮の欠片も無く「おかしくれー!」とおねだりしてくる。鬱陶しくて窓から投げてもめげない。たいへん図太いやつらだ。そんな妖精たちの相手をする日々を送っていたソフィアだが、ある日自分と同じように妖精が見えるらしい十歳の伯爵子息に呼び出された。妖精愛の激しすぎる彼は言う。「僕の妖精にお菓子を作ってよ。一生ずっと、毎日ね」と。
3位:『貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい』
作者:中村 颯希
ローザは、その美貌と慈愛深さで知られる伯爵令嬢。しかし実際は、薔薇愛、つまり男同士の恋愛に妄想をたぎらせ、己の萌えを追及しまくる貴腐人であった。そんな彼女の夢は、修道女となって「聖書」を記し、大陸中に薔薇愛を広めること。未来の出家に備え、修道院に寄付したり(賄賂)、識字率向上に努めたり(布教の下準備)、領民のために腐葉土を作ったり(腐らせるのが得意)して過ごす彼女だが、十四歳のある日、異母弟のベルナルドと出会ってしまう。彼こそは理想の「受け」、千年に一人の逸材だと断定したローザは、「ベルたん総受け計画」を策定し奮闘。しかしその腐りきった振舞いはことごとく高潔な行いと勘違いされ、王子や王女、さらには異国の王子まで巻き込んで、国中に影響を与えることとなり――?貴婦人の中の貴婦人、高潔と慈愛を司る「薔薇の天使」とあだ名された、ローザ・フォン・ラングハイムの物語。
ヒロインは貴腐人である。それはもう、貴腐人の鑑である。そして、ヒロイン以外の登場人物たちにとっては貴婦人である。それはもう、貴婦人の鑑である。(厳密には婦人ではないが、貴き身分の淑女であることは事実である)煩悩と欲望と妄想と理想そして盛大な勘違いと腐ォースが織りなす、一大スペクタクル!貴腐神の脳内を覗く、絶好のチャンス!大丈夫!腐の世界は楽しいよ!みんなおいでよ!ほ〜ら!読みたくな〜る、読みたくな〜る!(洗脳)
天音紫苑
なるほど、発想の革命を起こそうという貴腐人ともなると、考え方が飛躍して異世界の概念させ発明してしまうという具合、とにかく腐らせてみようという考え方から始まり、その力は腐葉土に生かされて、表向きとは裏腹に、徐々に狙いの物の為に渇望する心の行く末は、 とにもかくにも念願叶ったら、あとはひたすら突き進む見た目とは違ってバイタリティあふれる主人公なので、安心して読み進められることは確か、色んな考え方の楽しみが増えるというものです。
ぼっけんさん
2位:『異世界コレクター~収納魔法で異世界を収集する~』
作者:新井颯太
高校1年の渡来颯悟は入学してから1カ月パシリとして使われていた。 異世界へ学校にいた100人と共に召喚された颯悟。勇者としての力を与えられた人物を中心に次々と英雄みたいな力を与えられていく学校の生徒。 そんな中、俺に与えられたのは日常と変わらない荷物持ちぐらいにしか使えない『収納魔法』!? 他にもハズレ能力を引いてしまった仲間と共に世界を巡り、元の世界へと帰る方法を探しながら珍しい宝物を集める物語。 気が付けば魔王も倒せる力を手に入れますが、魔王は倒しに行きません。 面白いと感じた人は感想、評価、ブックマークお願いします。 更新日:3の倍数日となっております。
1位:『その悪役令嬢は攻略本を携えている』
作者:岩田加奈
タイトルのまんまです。ちょっと特殊な『学園』で主人公が攻略本片手に奮闘します。***完結ですが、第2部の予定があります。