20位:『お喋りバードは自由に生きたい』
作者:Mikura
※一迅社アイリスNEO様から書籍化しました。「鳥はいいなぁ、自由で」 たしかにそう言った。けれど、そうじゃない。彼女は決して本物の鳥になりたい訳ではなかった! 気が付けば『カナリーバード』という、美しいが戦闘能力皆無の鳥型モンスターになっていた主人公。運良く規格外の身体能力を手に入れたと思ったら、人に攫われ売られることに。 買われた先で出会ったのはやけに大人びた、しかしどこか危うく見える少年で、彼の心の支えになることを決意した主人公だが……逆に少年からフォローされる日々を送る。 これは不自由な天才少年と最強ポンコツ鳥頭の凹凸コンビが自由を獲得するまでの物語。その鳥はやがて伝説となる……はず。本編完結いたしました。冒険あり恋愛ありの波乱万丈鳥生。恋愛成分は終盤に薄らとあります。【http://ncode.syosetu.com/n0087dt/】設定集をつくりました。第九回一迅社文庫アイリス恋愛ファンタジー大賞にて、銀賞をいただきました。
チョッと!しゃちょサン!!ヨッテッテ!!と思う今一番ウマイ作品。異世界・異種族の主人公:トリアタマと愉快な仲間たちのハートフル☆友情コメディ。イヤラシい系キャラはちゃぁーんと渋い状況に追われ、エライ人は、なんとなく後味爽やか。思いが交差するところは、各キャタの視点をアッサリメに味つけて、コイゴコロもスパイス程度にふりかけてるんスワ!!酉年もっともHotな作品だと思います。OH!! スパイシーチキン!!
壽 晴子
19位:『魔剣鍛冶師になりたくて!(旧題:魔剣を作りたくて覇勇者辞めました~一般人からのモンスター退治&加工ライフ~)』
作者:岡沢六十四
【書籍化のお報せ】TOブックス様より書籍版が好評発売中です聖剣院の勇者「エイジ」は最強の勇者であることを認められ、聖剣の中の聖剣「覇聖剣」を持つ資格を得た。しかし聖剣院の傲慢さに不満を覚えた「エイジ」は、出奔。勇者を辞めて一般人となり、自分の能力に見合った剣を自分の手で作り出そうとする。試行錯誤の末にたどり着いた答えは、モンスターの体を素材にして最強の剣を作り出すことだった。
18位:『鎧の魔王のファンタジア』
作者:長月充悟
概要:マスクで顔を隠した悪役の復讐劇。簡単に人を殺し手段も選ばない男が物語の主軸です。主人公と敵対する存在は、幼馴染みであり心優しい『勇者』の少女。敵を滅ぼしたい主人公と、その敵を守るヒロインとの戦いの結果は……。あらすじ:メノア帝国のエース、仮面の男ヴィート・シュタク少佐。それは継承権のない第三皇子の仮の姿だ。彼は自国が開発した鎧型兵器により、自らの手で二つの国の王侯貴族を虐殺していた。その動機は、幼馴染みのほとんどを殺されたことに対する『復讐』。その恨みを晴らすために、彼は一人の軍人として戦い続けていた。残る復讐対象は古の聖龍が治める国、真竜諸島共和国のみ。そして最後の戦争は帝国製『鎧型兵器』の同等品を、敵国が開発成功したことで始まった。潜入作戦により強奪及び破壊にこそ成功したが、最後の一機が恐るべき力を持つ『勇者』の元に残ってしまう。しかも、その勇者こそがただ一人生き残った幼馴染み『リリアナ』。幼い頃に敵国へ連れて行かれ育てられた『彼女』と、復讐に燃える『仮面の男』が巻き起こす戦いが今、始まる。
復讐が主題で主人公の苛烈さに好みが分かれるとは思います。特殊な鎧型兵装『EA』で称号という能力を持つ者たちが戦う物語。●文章が読みやすく、章ごと、全話の起承転結がしっかりしている。●絶望的な状況からの巻き返しといったカタルシスを得られる展開が意識して作られている。といった良質なロボットアニメを見ているような気持ちで読み進めることができます。現在物語は最終章一歩手前。名作を読みたい方は読み進めるべし!!
だいす
皆さんは勇者の物語を見たことがあるだろうか? この物語は勇者の物語だ。勇気の末に残酷な結末が待っているとしても、それでも尊いまでに勇気ある者の物語だ。この物語の勇者は敵が強くとも、敵が恐ろしくとも、敵に敗北を期して何度地に伏そうともその度に立ち上がる。考えが足りないところもあるし、そもそも強さも足りないかもしれない。それでも彼女は立ち上がる。決して諦めない。 悲劇を止められなくとも、その復讐ではなく次の悲劇が起こらないように全力を尽くす。敵は強大で拙速だから考えをまとめる暇も無いし、仲間達は勇者として見てくる。勇者としての立場にがんじがらめにもなるし、敵にも事情があることを知って迷いも生まれる。しかし、それでも彼女は立ち止まらない。どうしてよいかわからなくなっても前に進む。悲劇を止めようとする。その生きざまに希望を与えられるのでこの勇者リリアナの物語を読んで欲しい。
愁夢ラピス@カウンターポスト
17位:『遊牧少女を花嫁に』
作者:江本マシメサ
青年リュザールは、都からの買い出しの帰りに、偶然羊飼いの民族衣装をまとった中年男性と少女に出会う。困っているようだったので、助けの手を差し伸べようとしたところ、侵略者の一族と勘違いされてしまった。命乞いと共に羊飼いの少女を押し付けられてしまう。仕方なく少女を遊牧地に連れ帰ると、彼の家族は嫁を連れてきたと大喜び。その後、いろいろあってリュザールは羊飼いの少女と結婚することになったが……。遊牧民の暮らしは大忙し。朝からチーズ、バター、ヨーグルトなどの乳製品を作り、昼は洗濯などを行い、家事がひと段落したら羊毛で絨毯を織る。ワケあり花嫁はせっせと働く。そんな中で、二人の結婚に納得しない者も現れてーー。羊飼いの少女アユと、『調停者』の一族の青年リュザールの、遊牧民×ファンタジーな新婚物語。※本編完結済※PASH!ブックス様より書籍化決定しました。
16位:『【なろう&書籍版】とにかく妹が欲しい最強の吸血姫は無自覚ご奉仕中! / 【コミカライズ版】最強の吸血姫は妹が欲しいっ!』
作者:緋色の雨
*8月10日にTOブックスから一巻が発売予定です。 真祖のお姫様であるリスティアは、人間の女の子を妹にしようと人里に降り立った。 けれど、困っている女の子を助けようとドラゴンを消し炭にしたら怯えられ、自作のアクセサリーをプレゼントしたらアーティファクトだと大騒ぎされる。 リスティアは、自分がどれだけ規格外な存在なのかまるで理解していなかった。 そうして無自覚に頑張り続けた結果――「さすが天使ですね、リスティア様!」「あたしは妹が欲しいだけの、普通の女の子なんだけどなぁ」 なにやら予想と違う方向に慕われてしまう。果たして、リスティアは妹を手に入れることが出来るのか!? 自称普通の女の子の、普通じゃないスローライフが始まる! *普通がゲシュタルト崩壊を起こすような物語で、ストレスなく読める展開を心がけています。 ☆のついている話に、頂いたファンアートを載せています。
”普通” この言葉についてこれほど考えさせられるとは・・・ 世間一般にとっての”普通”から遥かにかけ離れた自分にとっての”普通”を自称する女の子。それがこの作品の主人公です。 ぶっちゃけ”普通”がゲシュタルト崩壊を起こします。 しかも本人は「カワイイ妹が欲しい」と言っておきながら、次々と純真無垢な少女を無自覚に落としていく始末。 (百合ではありません。……たぶん) さあ、このレビューを見た読者よ! 特に意味のない”普通”の洗礼を受けるがいい! これは普通の女の子を自称する規格外が、無自覚に周りを巻き込んだ”普通”を披露する作品です。 魅力的な妹属性の少女たちにも注目。
なろう大好き
Ordinary young lady story is a from the young lady, of the young lady, by the young lady.訳:少女の、少女による、少女のための普通の物語である。少女は普通の女の子。 少女は平民の大天使。 少女は真祖の末娘。少女は妹が欲しい、ただそれだけ。ただ、それだけなのに、この面白さ!『俺の異世界姉妹が自重しない!』『この異世界でも、ヤンデレに死ぬほど愛される』作者:緋色の雨先生の「普通の女の子」の物語。さぁ、読んで癒されましょう「普通の女の子」に。
不可思議 なゆた
15位:『THE FIFTH WORLD -awaking-』
作者:シロタカ / 藤代 鷹之
VRMMOが第二の現実として発展した近未来。トッププレイヤーは富と名声の象徴でもある。『Power Four』と呼ばれる4つの巨大なVRMMO。そして、5番目の新たなVRMMO『THE FIFTH WORLD』を舞台に、〈虐殺鬼〉の異名を持つ世界最悪のPKプレイヤー、ハヤテの物語が幕を開ける。◇アルファポリスから全6巻で刊行された『THE FIFTH WORLD』の前日譚。本作単体で完結しています。わかりにくいのでタイトル・あらすじを修正しました(2018/6/4)。
僕らはゲームに夢を見た。仮想空間に広がるポリゴンで形作られた世界に熱狂した。ネットワーク上の友人達と共に、新たに発表されるネットゲームのタイトルに一喜一憂した。数千、数万のプレイヤーが、同じ夢を、ネットゲームの可能性という夢を見た。――こんなゲームがあったらいいのに、と。こんな世界を文字通り実現したのが、THE FIFTH WORLDだ。PK、モンスター、巨大ロボ、面白ければ何でもあり。プレイしているだけでお金も稼げる、現実も充実する夢の世界。リアルとバーチャルが融合し境目が曖昧になった、そんな荒唐無稽な、インパクトのある世界を縦横無尽に駆け巡るプレイヤー達を、魅力的に書き上げている。VRMMOは、SFである。THE FIFTH WORLDはそんなSFを提供する。
銀玉雀
VRMMOもの。デスゲームではない。今のところは。歳くって最強物を純粋に楽しめず、こんな性格ねーよ、気取るな主人公、俺TUEEEが読みたいんじゃない!でも厨二病でそういうものに惹かれてしまう。だけど純粋に楽しめない。そんな人にオススメです。厨二心を擽る「各世界最強の4人」「ドリームパーティー」「ラウンドテーブル」というのが非常にお気に入り。最強の4人の設定が秀逸で、仮想世界をもう一つの現実として扱っているのが新鮮。VRMMOといえばデスゲーム、その能力を持って別の世界へ、というものばかりだったので。キャラの性格も仮想現実の性格は「ロールプレイ」として扱っているのが非常にいい。現代人がこんな性格なわけねーだろ、という自分の考えとうまくマッチして苦なく、というか楽しく読めた。お気に入りは「勇者」。そのロールプレイ、名前、行動原理全てが徹底していて本当にお気に入り。
土蜘蛛
14位:『ぼくは人間嫌いのままでいい。剣ちゃん盾ちゃんに助けられて異世界無双』
作者:新木伸
人間ぎらいで引きニートをしていた僕は、転生するとき、チートのかわりに、「物と会話できる力」をもらった。僕のことだけを見てくれる剣ちゃんと盾ちゃん。やがて女の子の姿にもなれるようになった二人と暮らす、幸せな日々……。しかし、僕は気がついてしまった。剣と盾は、冒険に出てこそ幸せなのだと……。人間嫌いな僕だけど、二人のために「冒険者」になれるといいんだけど……。たまたま偶然「戦士」のいないパーティに、ぼくは入れてもらえた。ぼくは知らなかった。「物と会話できる力」が、冒険では、こんなに役に立つなんて……!物と話せるぼっち無双、ここに登場!※2019/03/52 書籍化2巻完結巻でました!
地球出身ではないハイファンタジーです。1話1話が短くて読みやすく、されど様々な展開があり飽きが来ません。レビュー時点ではまだ序盤ですが、主人公は無双というほどの事はしていません。ただ、まだあくまで便利な能力を持っている程度の役割ですが、万能ではないものの便利度は非常に高く、発展性と将来性のある能力です。世間知らずで人付き合いが苦手な、小動物のような放っておけない主人公が、優しい仲間達と出会い、駆け出し冒険者として新しい世界に出会う物語になっています。仲間もみな精神的にも能力的にも未熟な駆け出しの少年少女なので、読んでいるうちに主人公たちを温かい目で応援したくなる事請け合いです。また、無邪気で可愛すぎる物たちにもほっこりさせられます。特に保護欲の強い人に読んで欲しい物語です。読むと癒されると思います。既読 step.38
弐円
人間嫌いの主人公が、『モノ』と会話できる能力をもって転生した。勇者?チート?無双?全部ひっくるめて、ある。序盤でだらだらとしないので、読みやすい。1話を読んだらもうわかるはず。ただ俺ツエーからのスキルでチートではなくて、新しい再生系ストーリー。擬人化とも違う。誰か語彙力の無い私の代わりにこの作品の面白さを端的に述べる言葉を教えてくれ!
メイ
13位:『いじめられ続けた挙げ句、三回も婚約破棄された悪役令嬢は微笑みながら言った「女神の顔も三度まで」と』
作者:鳳ナナ
伯爵令嬢アムネジアはいじめられていた。令嬢から。子息から。婚約者の王子から。それでも彼女はただ微笑を浮かべて、一切の抵抗をしなかった。そんなある日、三回目の婚約破棄を宣言されたアムネジアは、閉じていた目を見開いて言った。「――女神の顔も三度まで、という言葉をご存知ですか?」その言葉を皮切りに、アムネジアはついに本性を現し、夜会は女達の修羅場と化した。「ああ、気持ち悪い」「お黙りなさい! この泥棒猫が!」「言いましたよね? 助けてやる代わりに、友達料金を払えって」飛び交う罵倒に乱れ飛ぶワイングラス。謀略渦巻く宮廷の中で、咲き誇るは一輪の悪の華。――出てくる令嬢、全員悪人。※アルファポリス様にも掲載しております。
12位:『私は隣の田中です』
作者:秋月 忍
鈴木麻衣は『闇の慟哭』という現代サイキックホラー小説の最新刊を買ったその日、エレベータで謎の物体に襲われる。気が付くと、田中舞という人間の中に入っていた。田中舞は、『闇の慟哭』の主人公如月悟の家の隣人で、完全なモブキャラ。それなのに、田中には絶対見えなかったはずの如月の式神『桔梗』が、田中の部屋でくつろいでいるのに気が付いて…流行に乗ろうとして、いろいろはき違えている作品になるかとおもいます。大好きだけど、あまり住みたくない異世界にトリップしてしまった田中がドタバタする話です。少しホラーっぽいですが、ほぼフレイバーの範囲でおさまるハズです。2015/7/31 本編完結しました。2017/1/7 外伝完結しました。長い間、ご愛顧いただき、ありがとうございました。2018/3/1 一部改稿。旧バージョンは、カクヨムのほうに転載しております。(内容に大きな変化はありません)この作品は、なろう、カクヨムの連載です。©秋月忍(2015/5/20)※2019/1/15 富士見L文庫さまから、書籍化していただくことになりました。 皆様のご愛顧のおかげです。ありがとうございます!
11位:『ゲームキャラで異世界転生して、大草原ではじめるスローライフ』
作者:鏑木ハルカ
VRMMO全盛期にレトロ系MMORPGをプレイしていた主人公は、いつの間にか異世界に放り出された。しかも大平原のど真ん中、目の前には迷宮があるだけ。そこで保護した幼女と生き抜く為に物作りに励む。やがて別のゲームからの転移者とも出会い、手を取り合ったり戦ったりしつつ成長する話です。この作品はTS(性転換)要素および若干の性的な表現を含みます。苦手な方はご注意ください。第6回ネット小説大賞で入賞しました。201902/09 ゲームキャラで異世界転生して、大草原ではじめるスローライフと改題して発売しました。旧題:ゲームキャラで異世界転生 ~トップランナーはよろず屋さん~
10位:『伯爵令嬢は、契約結婚した俺にいつ恋をする?』
作者:カタイチ
※2018年10月14日 本編完結。時々日曜番外編投稿中。ある日俺は、伯爵令嬢に求婚された。年上で、すごい美人で、王宮騎士。従順な婿養子が今すぐ必要なんだって。条件は彼女の邪魔をしないことだけ。それなら俺はうってつけかも。貧乏男爵の目立たない七男坊。趣味は読書とプチ魔法の、人畜無害な引きこもりだ。俺は売り飛ばされるみたいにして王都へ嫁ぎ、じゃなくて、婿入りすることになりました。……仇討ちとか陰謀とかに巻き込んだり巻き込まれたりしつつ、こんな俺たちが本当の夫婦になれるなんて夢にも思わなかった。そんなお話。※「70」(77部)より、R15を追加しています。※最初の方から改稿してってます。改稿完了版をハーメルンにも投稿しています。https://syosetu.org/novel/191832/
主人公、転生者ではありません。主人公、少年です。半分伯爵令嬢に買われるように結婚しますがなんだかんだ旦那してます。兄弟の多い主人公、はっきりわかってないですが末っ子です。兄だけ六人の七男で多分全員男兄弟です。主人公、本好きで伯爵令嬢と本で気が合います。そしてわりとよくキスをします。わりとでいうとわりと知的に立ち回りますが割りと図太いです。そして周りの大人が無双します(笑)妹でも出来れば見違えるほど男らしくなるでしょう。主人公、魔法も使えます。そして学校にも通います。流石に通った先に何が起きてるか秘密です。その為初めは割りと弱いですがそれは仕方ないことです。弱いので逃げます、捕まります。どう逃げてどう捕まるかは本編のお楽しみとして恋に恋してるわけでも無い主人公、狙ってます。男目線としても本能も絡めば佳い男になるでしょう。そして主人公は作者の分身です。書き手の性別は割愛します。
三枚おろし
優秀な主人公は珍しくありません。 では、この物語の主人公、カイル君はどうでしょうか? 趣味は読書。特別な能力は、プチ魔法と、あと目立たないのですぐに存在自体を忘れられること。 かっこよくはない。でもどこか可愛らしくて、ほっとさせてくれる、親しみやすい主人公です。 そんな彼が、一つだけ〝特別〟なものを持つことになります。 奥様です。 この物語は、人畜無害な引きこもり少年と、どうみても釣り合いが取れない(失礼)、家柄完璧&才色兼備な美女が織りなす恋愛物語。 どうしてエディット姫はカイル君を選んだのか? 彼女には何があったのか? 美女の秘密と、少年の成長。 次話を読むたびに口がにやける。こんな小説は、なかなかお目にかかれません。 ぜひ、ご一読を。
mafork
9位:『異空のレクスオール』
作者:天野ハザマ
「無限回廊」と呼ばれる謎の空間を落ちていった新堂要が辿りついたのは、剣と魔法の異世界。ちょっと弱気で流されやすく、でも基本的に善人。そんな要が冒険者のアリサに導かれ、ゆっくりと成長していく冒険譚。【角川スニーカー文庫様より「最弱ランク認定された俺、実は史上最強の神の生まれ変わりでした お姉ちゃん属性な美少女との異世界勝ち組冒険ライフ」に改題・改稿し、2019年4月1日に発売しました! なお、書籍版は内容を再構成し、全て書き下ろしとなっております】
8位:『お城を追い出された王女は、庶民の暮らしを満喫する』
作者:四馬㋟
絶世の美女と謳われた亡き母とうり二つの顔を持つ王女シルビア。父王に愛されず、継母の嫌がらせに耐える日々を送っている。ある時、その美貌を見初められ、隣国の王子に求婚されるが、そのことを快く思わない継母によって、城から追い出されてしまう。しかし全ては計画通り。祖父が残してくれた庭付き店舗で、のんびりハーブを育てながら、自由を謳歌する元王女の話。※Mノベルス様より発売中。
7位:『嫌われ者始めました〜転生リーマンの領地運営物語〜』
作者:くま太郎
プログラマーの榕木(あこうぎ)丈治は、自分が携わったゲーム「君と手を取り合って冒険へ」に出てくる嫌われキャラジョージ・アコーギに転生してしまう。チートなし、ヒロイン達の好感度はマイナス、やる事が裏目に出てますます嫌われる。そしてジョージは様々な人達と絆を結んでいく。
自社の大ヒットゲームに、三枚目お邪魔ライバルキャラとして、名前や顔を登場させられたおっさん平社員プログラマーの主人公(35)しかし突然その自社ゲームそっくりの世界に、しかも自分をモチーフにしたキャラ「ジョージ・アコーギ」として異世界転生!ゲームと同じ世界、同じ登場人物らに接し、見えてくる自分の未来は「人気投票最下位不人気キャラとしてのドン底な末路」このままじゃマズイと思った主人公は、シナリオ通りに自分を蛇蝎の如く嫌うヒロイン達を放置していずれ現れる魔王軍との戦いに生き残るために知恵を絞っていく絵に描いたような上っ面だけのダメ貴族である父親と決別し信頼できる仲間とコネを必死で作り、ゲーム内における物語のスタートである「高校生活編」までに向けて領地を盛り立てていきますハーレム? ありません俺TUEEE? ありませんだからこそ面白い人間模様がこの作品にはあります!
自分がプログラマーとして参加していたゲーム世界の嫌われキャラに転生してしまったサラリーマンの物語。これが悪役令嬢ものだと主人公は才色兼備で性格だけ悪いので、中身が入れ替われば順風満帆みたいなものが多いけれど、悪役御曹司は容姿は悪いし、何をやっても無条件でヒロインから嫌われるし、実の父親から暗殺者を送り込まれたりと七難八苦の七転八倒。 チートな戦闘能力とか魔法はありませんが、それでも前に進まなくては仕方がないと事務処理と交渉力で頑張る主人公の前向きな姿勢が、(ヒロインたち以外の)周囲の人々によって少しずつ認められ、支持されていくのが読んでいて救われる気持ちです。 やっぱり真面目に頑張る人が報われなくちゃ面白くなりません。アミとかカリナとか、本来のメインヒロインではない少女たちが癒やしです。
じゃこうねずみ
6位:『田中タダシ(41)建国記 『中世ヨーロッパ風なんてキツすぎる!』』
作者:小倉ひろあき
<第六回ネット小説大賞で受賞。ツギクルブックスさまより出版が決まりました。書籍版のタイトルは『リオンクール戦記』となります>2巻は2019年2月9日発売です。平凡な人生を歩んだサラリーマン田中。彼は41才という短い人生を終えた……はずだった。だが気がつけば、彼が立っていたのは『中世ヨーロッパ風』の世界だった。中世とは暖炉も無く、食事は手づかみ、挙句の果てには都市で豚を放し飼い……豚は何を食べてるのかって? ウンコですよ。田中はこの厳しい世界で、「バリアン・ド・リオンクール」として第二の人生を歩む。平凡なサラリーマンは生き残れるのか?※14話辺りからエグいと言われます。苦手な方は御注意ください。ツギクルでも掲載中。
異世界に転生して云々から始まると薄めたカルピスみたいなのを期待してしまうが、この小説から漂うのは獣肉を煮出したような濃い獣臭である。とにかく臭くて汚い。読み進めていくうちに、徐々に現代人の感覚から脱却し当世の英雄へと精神構造が変わっていく主人公から目が離せなくなるだろう。食事から暴力に至るまでとにかく獣臭いが、それが戦記物として良い味付けとなっていて面白い。武略謀略と乱世における男の生き様に興味があれば、是非目を通していただきたい。きっと時間を忘れて読み進めてしまうことになるだろう。
姦譎叢書
主人公は異世界転生で生まれ変わった元 家族持ちのおっさん ここまでは良くあるお話その他と違うのは 魔法もチートとスキルも何にも無いゼロどころか言葉すらわからないしかも産まれたての赤ん坊 まさにマイナススタートであるしかも良くあるチート物の異世界ワールドと全く違う下水もねえ上水道もねえ医者も薬も何にもねえ気持ちいいくらいの文明の遅れ加減 主人公が稼ぐ為には他人から分捕るしか無い最後に国を分捕ると決めた時 主人公は前世と決別し未来に生きる
かばパパ
5位:『裏切り者、そう呼ばれた令嬢は』
作者:影茸
裏切り者、とまるで覚えもない理由で婚約者に婚約破棄された伯爵令嬢、サラリア・マーセルラフト。 だが、実際に浮気をしていたのは婚約者の方だった。 そのことを知ったサラリアは、ある決心を胸に抱く。 婚約破棄された自分は、これから貴族社会の笑い者となるだろうが、だとしても絶対に下を向かない。 いつか婚約者を見返してやると。 ……しかし、サラリアは知らない。 実は自分が、想定外の高貴な人間に目をつけられていて、見返す時は意外と早く来ることを。 ※本編完結済みですが、また番外編を更新する予定です。
ざまぁされる側の婚約破棄男の描写が心情含めてしっかり描かれてるので話数を読み進めるたびにニヤニヤが止まりません。そう思ってしまう自分の性格の悪さにちょっと悲しくはありますが、彼が策士風に振る舞えば振る舞う程、傲慢に振る舞えば振る舞う程、ニヤニヤしてしまうのが止められません。あらすじから見ておそらく令嬢が幸せになるのは確定事項でしょうし、安心安全のスッキリざまぁを楽しみたい方にオススメです。
ささ
4位:『29歳独身は異世界で自由に生きた…かった。』
作者:リュート
29歳独身が異世界で自由気ままに生活しようとする物語です。初日から『押し売り』女房に捕まり、十日ほどで国にも睨まれ始めて人生中々上手くいきませんが。そんな困難(?)に負けず生活を続けていきます。※感想への個別返信は控えさせていただいております。ご了承ください。 ただ、必ず目は通させていただいております。 誤字の指摘などいつもありがとうございます、こちらも確認次第すぐに対応させていただいております。★:挿絵があります。剣ですが(´・ω・`)
押しかけ女房・・・この言葉から興味本位で読み始めたのですが、これは面白い。主人公もチートすぎるのですが、ヒロインとの結ばれ方が他の作品にはない斬新さがあり、一瞬にしてファンになってしまいました。常識と異世界の常識を引っ掛けた展開などは素晴らしくうまいもっていきかただと思います。ストーリーが進むにつれて隠されていた伏線が光り始めます。食い入って見てしまう作品なのでお勧めです。ヒロインが素敵すぎ!
かきくけ虎龍
3位:『放置された花嫁は、ただ平穏に旅がしたい』
作者:吉高 花 (Hana)
記憶も無いのに放り出されたので、旅をしたいと思います。知っているのは結婚したことと、自分の名前が偽名ということだけ。まあ、なんとかなるでしょう。楽しく気ままに旅するぞ! と、思っていたのに、ちょっと魔術を使っただけで、何故かどんどん大事に!? うん、知らんぷりしよう。面倒はごめんだ! え? なんで御尋ね者になってるの!? なんで国中で私の話をしているの!? 私はただひっそり穏やかに生きたいだけなのに!旦那様が起きるまで、ただ平穏に楽しく旅がしたい花嫁の、それでも覚醒に向かって流されてゆくジタバタ奮闘記※BKブックス様から書籍発売中です※
2位:『異世界で薬師に(だって平穏に暮らしたい)』
作者:眠熊猫
天涯孤独で死んだからって異世界の管理者から「うちの世界に生まれてください」と頼み込まれた崎本拓人。まだ三十前なのに。死ぬ前がそこそこ大変だったからゆっくりのんびりしたかったのに。でもどこかお人好しの彼はほだされて承諾してしまいました。生まれ変わったら一般人(農家)の次男。いずれ家を出て独立しないといけません。とりあえずもらったスキルで薬師を目指します。そうして「いつかのんびりしてやる!」きっと彼はそう思っています。さてその願いは叶いますか、どうか。
1位:『金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~』
作者:十本スイ
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚されてしまったのだ。日色は自由に異世界生活を満喫することにした。書いた文字の意味を現象化させることができる《文字魔法》を使う少年が、いずれ世界を救う物語。書籍版に寄せた内容となっておりますのでご注意ください。 「富士見ファンタジア文庫」から本編が全13巻、外伝が全4巻と発売中です。コミックスも第8巻が絶賛発売中です。【2015/4/18 0:00 完結致しました】 番外・特別編ともに完結しました。
序盤は面白かったです文字魔法で工夫して戦うバトルシーンが面白いですし、主人公のサバサバした性格も賛否両論のようですが私には合いましたどんどん強くなって、文字魔法の使い道の幅も広くなっていく過程にワクワクしましたし、発想次第でなんでもできる文字魔法の使い方に舌を巻きましたたまに挟まれるトリコっぽいグルメシーンもそこそこ好きですが、年代が半年飛んだあたりから急増したキャラの掘り下げが足りず残念でした回想の鬱エピソードで新キャラを掘り下げているのはわかるのですが、感情移入しにくかったです基本的なキャラの魅力の方を先に見せて欲しかった私個人はハーレムは好きでも嫌いでもないのですが、この作品のハーレムはあまり好みではありませんでした主人公に惚れたキャラは全員主人公へのデレか他の女への嫉妬というワンパターンな行動に変わってしまい、元々のキャラとしての魅力が減ったように感じました
blue
下の方にあるレビューで、「〜まさかの展開!」とか言ってる人がいますが、その人は本当にその展開を言っちゃってるので、まさかになりません。ネタバレですね。うわぁ。色々言われてたりしますが、好き嫌いが分かれると思います。読むかどうかは、まぁ自分で判断した方が良いでしょう。私は疲れはしましたが、話のアイデア自体は良いかなと思いました。大変上から目線で申し訳ないですけどこんなレビューです。読む人が増えたら良いとは思ってはいます、1回読んでみたらいかがでしょうか?
Remi