20位:『不死の勇者は理不尽を謳歌する ~ドM、勘違いで【守護者】や【狂戦士】と呼ばれ困惑する~』
作者:溝上良/水星
その男は、勇者の中の勇者である。 無力な人々を守るため、無理難題を押し付ける暴君に仕え、自身のことを省みずにその身を犠牲にする勇者。 彼はいつしか利他慈善の勇者と呼ばれるようになり、王都では悪名高い国王や『癇癪姫』よりも慕われるようになる。 これは、【表向きは】そんな聖人の如き勇者の人助け物語である。 「くっ……! 肉体的にも精神的にも理不尽をぶつけられる快感……! 堪りません!」 その勇者が、実はとてつもないドを越えたMであり、その性癖を満たすためだけに行動しているとは、誰もつゆ知らず。 助けられた人々や彼の元に集まった仲間たちは皆彼のことを勘違いし、そしてなんだかんだうまいことやってのけていく。 これは、被虐性癖を満たすためだけに行動するドMの化け物が人々を救いつつ悪人を打ち倒す勘違い物語である。
超絶ドMが「不死スキル」と「完全回復」を得ることによって、欲望のままに苦痛(快楽)を求める…例え自死…という形でも… 国から「勇者」を命じられ、オープンに出来ない性癖を抱えているがための苦悩(罵られたい…蔑まれたい…石を投げられたい…集団リンチされたい…殺されたい)を周りに悟られることなく、快楽を享受しなければいけない苦境(それすらも難度の高いご褒美)を進む… 肉体的苦痛、精神的苦痛、一般的には耐え難い…いや、耐えきれない…もはや生きていることが不思議なレベルであっても、「ご褒美」と変換してしまう特殊性癖… 「他利慈善の勇者」のプレイ難度は右肩上がりに上昇中♪ 勇者は性癖をいつまで隠し通せるのか…きっと明日も上手く誤魔化せる…ハズ!
へたれ(*´艸`*)
不死身+ドMの勇者が自らの快楽のために積極的に困難に立ち向かう。幼馴染、姫、女騎士と、職業はよく見るものの、実際はテンプレキャラが一人も居ない特殊系ハーレム。とはいえ、よく練り上げられたヒロイン達全員が人間らしく、魅力的。ストーリーもいい意味で展開が早く、それでいて薄く無いので文字数の割にサクサク読めます。なろう系テンプレハーレムに飽きた方にぜひ目を通してもらいたい良作です。
きくりん
19位:『五つの塔の頂へ』
作者:夜々里 春
【書籍化決定】神が創りし島に存在する《五つの塔》。それらすべてを攻略した者はあらゆる願いが叶うという。だが、立ちはだかるのは凶暴な魔物たち。倒した魔物から得られる装備や魔法を収集し、さらに強化しなければ進むことすらできない難度となっていた。 そして塔ができてから200年。いまだ制覇者が現れない中、1人の男――アッシュ・ブレイブが新たに挑戦者として名乗りをあげる。【第六回ネット小説大賞受賞】
まずこの作品は転生物ではありません。ハーレムと聞くと嫌がる人も居るかもしれませんが、強くて格好いい男がモテる事に違和感はありません。恐らく皆さんは理由の無いハーレムが嫌いなだけだと思うので大丈夫だと思います。現実世界でもスターなんかはファンたくさん居ますし、法律的に許されるならいくらでもハーレム作れるでしょ?って感じです。そして主人公パーティーは主人公以外みんな女性になりがちですが、男も居ます。最高のナイスガイです。そして完結作品なのでエタる心配もありません!ただ、今から読み出す方には一つだけ難点があります。完結作品故に読んでる途中に気になる点やキャラクターの動き方に疑問や矛盾を覚える事があっても、感想欄に書きに行きづらいということです。感想欄にネタバレがあるかもしれない恐怖。そして、そもそも作者さんが返事をくれるかわからないと言う事ですね(笑)
風来のラブピエロ
「努力」「可愛いヒロインたち」「最高の仲間に最高の友人」「神への挑戦」「ダンジョン」「熱くなる冒険の数々」……。これほど男心をくすぐる作品は中々巡り合えません。400話を超える大作にもかかわらず飽きがこない目まぐるしくも心温まる展開の数々。そして物語の終着点ともいえる神への挑戦。「面白い」の一言に尽きます。さすが書籍化作品と言ったところでしょうか……。主人公は強いですが初めから最強というわけではありません。ちゃんと努力し、色々な事を学びながら成長していきます。読みやすさ、テンポもよく読みやすい作品となっています。言いたいこと、伝えたいことは沢山ありますが、とにかく読んでみてください。貴方もこの作品をファンになる事間違いなしです!!
神城弥生
18位:『レベル99冒険者による、はじめての領地経営』
作者:藤崎
これは、ハッピーエンドの後の物語。ファンタジー世界ブルーワーズへ世界転移した高校生、天草勇人は大魔術師となって仲間と共に世界を救った。その功績で叙爵された女聖騎士ヴァルトルーデのため、今度は領地経営に携わることになる。しかし、廃墟となった街の復興、鉄を産出しなくなったドワーフの里、税を納めない海運都市、モンスターに悩まされる村々と問題が山積していた。ブルーワーズ最強の冒険者となった勇人は仲間たちと力を合わせ、時に魔法で、時に現代知識で、そしてだいたいはチート級の資金力で問題に挑む!地球へ帰還する、一年後のその日まで。☆累計3000万PV、300万ユニーク突破しました。ありがとうございます。☆双葉社モンスター文庫より書籍版1~6巻発売中。☆2016/04/30完結しました。現在は、番外編を不定期に投下しています。
17位:『追放された薔薇は深く愛される』
作者:冬野月子
婚約破棄され、国から追放された侯爵令嬢ローゼリア。母親の母国へと辿り着いた彼女を待っていたのは、彼女を溺愛する者達だった。※アルファポリスにも掲載しています。
16位:『蜘蛛の意吐 ~あなたの為ならドラゴンも食い殺すの~』
作者:NOMAR
【完結しました、大団円、応援ありがとうございました】結婚式の最中、突如聖堂の天井を破って現れた影が騎士カダールを拐う。それは下半身は大蜘蛛、上半身は美しい少女。騎士カダールが子供の頃に助けた蜘蛛が、半人半獣の魔獣になって現れた。純愛無敵のストーカーの一途な想いが一人の騎士の運命を変える。屋根の上の拐われ婿と呼ばれるムッツリ騎士と、ドラゴンすら食い殺す蜘蛛な少女の、ほのぼのでポムンでしゅぴっとしたちょっとだけ変態な毎日。むふん。◇◇◇二人の愛が人の未来に小さな明かりを灯すお伽話◇◇◇活動報告にて欄外別荘トークショー在ります◇◇◇2018.07.10、今日の一冊第66回にてご紹介◇◇◇NOVEL DAYSにも掲載
社会や世界や人類が抱える問題について、もうちょっとどうにかならんのかという視点を持ち続ける作者ならではの、人間と社会への愛が溢れる骨太な物語です。言語や文化や肌の色を飛び越えて、「異種族だし足とか8本あるしそもそも蜘蛛だし」という特殊なヒロインを可憐に描いているのもお見事ですが、ウィラーイン家とカダールの、飄々としていながらの真っ直ぐさ。そのためには、当然ながら己を厳しく鍛えねばならぬという無骨さが、物語をぐいぐいと引っ張っています。カダールが持つ広くて深い愛情と、厳しさと、覚悟。安易なチートではなく、厳しい鍛錬で身につけてきたそれらを、当然持つべきものだと定められる、心のありよう。ああ、カッコいいなあ。せめて自分の身の回りだけでも、こんな心意気で(そして自己鍛錬で)大切にしていきたいなあと。そう思わせてくれるお話です。
こひつじ工房
皆様は、このレビュータイトルを見てどう思われました?【『純真』なのに『略奪愛』?そんな相反する言葉がキッチリ嵌まるものなのか?】大方の人は、こう思われたと思います。ですが世の中には、そんな常識を覆す作品があるんですよ!!それが、この作品!!『蜘蛛の意吐』この作品は、この2つの相反する言葉を見事に融合させています。ただ、物語のネタバレを回避したいので、作品の内容は多く語りたくなかったりもします。どうしても、その感覚は、皆さんの目で確かめて頂きたいので……なので、重要な部分だけ説明いたしますね。●ここまで純真に人を愛せるものなのか?●想いの強さは、此処まで、自分を変えられる物なのか?●主人公は、その愛に応えられるのだろう?●そして略奪愛とは。キーワードはこの4つ。さぁ皆様方、この4つのキーワードの答えを是非見て下さい♪絶対に損はさせませんよ♪
15位:『俺の許嫁が転生者で悪役令嬢らしい』
作者:天川ひつじ
俺の許嫁が、突然「私は前世の記憶を持っております。ここは乙女ゲームの世界です。あなたは攻略対象で、私は主人公を邪魔する悪役令嬢なのです」とか言ってきた。意味が分からん。大丈夫かコイツ。許嫁が重くなる一方、天使な女生徒に癒される。※本編5話完結+オマケ数話。※乙女ゲームしたことが無く。雰囲気とノリでお楽しみください。
14位:『オネエ軍師 ~庶子たちの戦争~』
作者:漂月
異世界に転生したら弱小領主の庶子で、おまけになぜかイケメンオネエだった。主人公ノイエは庶子の王女リンを暗殺団から守ったことで、謀略の渦中に飛び込むことになる。王国を奪い取って姫に捧げた、王国で最も勇猛な男の物語。(連載期間:2018年11月22日~2019年4月25日)
13位:『100万回転生した賢者 ~前世がミドリムシだからと追放されたけど実は最強~』
日間1位&週間3位達成しました!そこは前世が重要視される世界。サディアスはミドリムシの転生者だと馬鹿にされ、親にも捨てられた。しかし実はミドリムシの時点で99万9999回転生していた。その正体は、かつて死に別れた最愛の剣聖イヴと再会するため意図的に転生を繰り返した賢者。100万回目の転生でイヴの生まれ変わりと再会したサディアスは、これまでの人生を思い出し、戦闘も家事も話術も物作りも、あらゆるスキルを成長させイヴとともに幸せに暮らせる地位を築きあげる。
12位:『最強騎士のほのぼの家族旅行 ~娘といるため婚約拒否し、騎士団も辞めた。俺は自由だ。さあ、一生の思い出を作りに行こう~』
作者:ハヤケン
※カドカワBOOKS様より書籍1~3巻発中です。4月10日に3巻発売しました! エイス・エイゼルはアクスベル王国最強の騎士である。 地位も名誉も金もある。だが最近、少々不満を覚えていた。 亡き姉の娘の双子を引き取っていたが、彼女達と過ごす時間が少ないのだ。 そんなある日、国王からの勅使が訪れる。「汝の多大なる功績に報いるため――我が姫との婚礼を認める」「やってられんな。あの娘達を里子に出して結婚しろと?」 地位も名誉も自分には不要。子供を一生養う金は既にある。 ならば――エイスは騎士を辞め、長い家族旅行に出る事を決意した。 子供達の行きたい所に全て行く。いい場所があればそこに住めばいい。 旅立つエイスはこう願う。 これが、子供達の一生の思い出になりますように――と。
11位:『辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する』
作者:三沢ケイ
**PASH!ブックス様より書籍販売中! 出会い編の全編が収録されています****2019/9/27 「辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する 新婚編」発売予定です** 田舎の農家の娘だったサリーシャは、その美貌から領主である伯爵家に養女として迎えられる。 王太子妃候補として厳しく躾けられたサリーシャだったが、結局、王太子のフィリップが選んだのは別の令嬢だった。さらに、婚約者発表の式典で賊に襲われた王太子と王太子妃候補エレナを庇い、背中に未婚の貴族令嬢として致命的な醜い傷を負う。 そんな失意の中、サリーシャにもたらされたのは六十歳過ぎの老人伯爵との結婚話。しかし、蓋を開けるとサリーシャは十歳年上の辺境伯、セシリオ=アハマスと結婚することになっていて……? 王道のヒストリカル風ラブロマンスの溺愛もの。
小説を読んでいて、頭の中に映像を浮かべる方はいませんか?そんな時、ひとつの違和感で我に返ってしまうことはありませんか?この物語は、現実に戻ることを許してはくれません!まるで文章の間から魅了の魔法でもこっそり放っているのかと思わせるくらい繊細な表現力で、読み手をぐんぐんと引き込んでくれます。 王道の婚約破棄物ですが、しっかりとした設定と流れるような描写、そしてヒロインの令嬢としての立場やひとりの女性としての心情の動きなどは、心を引きつけて揺さぶります。さて、辛く悲しい状況に追い込まれたヒロインのもとに、逞しくも不器用そうなヒーローが現れました。でも、すんなりとハッピーエンドは迎えられそうにありません。物語は、まだまだ始まったばかりです。これから何が起こるのか、一緒に楽しみませんか?
りぃん
この作品で特筆すべきは、やはり圧巻の文章力でしょう!さほどネット小説を読んだことのない私ですが、間違いなくこれはトップレベルなのでは⁉︎そして、その圧倒的な表現力で描かれるのは、中世ヨーロッパ風のロイヤルな世界観。写実的表現が権勢を振るった文化と、緻密な文体が見事にマッチしています!さらには、王道を往く令嬢のラブストーリー。身体に傷を負ってしまい、貴婦人としての未来を閉ざされてしまった主人公の前に現れるのは、男社会で生きてきた不器用な軍人……!この2人の対比も完璧で、その差から生まれるやりとりも身悶えするほど……尊い!(←語彙力の低下)いまだ10話と序盤ですが、すでに至高の良作であることが、読めばハッキリと分かることでしょう! ぜひご一読ください!
みらわか
10位:『ざまぁRTA記録24Hr. ~残り一日で破滅フラグ全部へし折ります~』
作者:福留しゅん
ヒロインに婚約者の王太子の心を奪われて嫉妬のあまりにいじめという名の悪意を振り撒きまくった公爵令嬢は突然ここが乙女ゲー『どきエデ』の世界だと思い出す。既にヒロインは全攻略対象者を虜にした逆ハーレムルート突入中で大団円まであと少し。婚約破棄まで残り二十四時間、『どきエデ』だったらとっくに詰みの状態じゃないですかやだも~! だったら残り一日で全部の破滅フラグへし折って逃げ切ってやる! あわよくば脳内ピンク色のヒロインと王太子に最大級のざまぁを……!※完結しました。アルファポリス様にも掲載中。
悪役令嬢婚約破棄ざまぁは数々見できたが、この作品ほど無駄がない作品も珍しい。ラストにおけるざまぁが人によっては評価わかれるかもしれないが、悪役令嬢婚約破棄物としてみれば一級品だと思います。蛇足がないため乙女ゲーム物を読んだ時がない方には乙女ゲーム婚約破棄ざまぁ物の大体の流れが掴めますし、ちょっとした待ち時間がある方にオススメです。
読者a
9位:『剣士を目指して入学したのに魔法適性9999なんですけど!?』
※書籍版8巻&コミック版3巻 6/15発売Aランク冒険者である父親から剣士としての英才教育を受けて育ったローラは、九歳で王都の冒険者学園へと入学する。ローラは「剣士の友達が沢山できたらいいな」と期待で胸いっぱい。そして入学式の日、ローラは剣の適性値107を弾き出す。並の生徒は50~60なのでローラは間違いなく剣の天才だ。しかし、そのあとに計った魔法の適性値はなんと9999。ローラは何が起きたのか分からずポカンとしているうちに、魔法学科に異動させられた。「私は戦士学科に行きたいです!」ローラは自分の意志とは裏腹に超天才っぷりを発揮し、あっという間に教師より強くなってしまう
この作品は自分の中でなかなかの作品だと思います!初めて読んだときに、主人公が強すぎたらどんな作品になるのかと思ったら、意外と日常的な場面が多く、飽きが来ずに読み続けられました!最初、シャーロットが強くなりすぎた際に、アンナが心が折れたと読んだのでどうなるのかと思いましたが、今回こういう形で強化されたので嬉しいです!主人公達が強いことで、嫌なモヤモヤした感じがほとんどなく、裏表のない心情がまた良い点だと思いました。いきなり失礼しました!
紅葉
134話付近(吸血鬼)まるで吸血鬼には心がないみたいな書き方で人間にしか心がないというような表現で少し胸くそ悪く感じましたストーリーに関してはそこそこ面白いです。読もうとおもうくらいです。ただTUEEE!の系統が私には合わない感じてした。魔法に関しても理屈がなく説明もないため仕組みがよくわからないです。魔法は第何位やら初級中級上級、基礎応用などに分類してほしいてす。あまりに曖昧すぎると感じました
run_silica
8位:『まのわ ~魔物倒す・能力奪う・私強くなる~』
作者:紫炎
気が付くとそこは異世界だった。人気ゲームの舞台に近しい世界で少女『風音』が魔物のスキルを手にいれて戦っていくハイパーラーニングストーリー。気が付けば街を救い、浮気をバラし、幽霊に出会い、お姫様を助け、温泉に入り、温泉に入り、温泉に入る毎日を過ごす風音一行。迫り来る悪魔との戦いの中で自らの暗黒面と遭遇した風音はやがてデカいにゃんこと再会する運命にあった。完結しました。このライトノベルがすごい!文庫様からまのわ1〜4巻・まのわ竜1〜2巻(イラスト:武藤 此史)、このマンガがすごい! comics様からコミカライズ版まのわ1巻(漫画:起死快晴)が発売中です。
是非とも北の大陸の話が見たい…(願望)闇の森の龍神討伐とか、新しい仲間とかがめっさ気になる…。ていうか、この1106話、滅茶滅茶長い筈なのに、妙に疾走感があるせいか読むスピードがいつもの倍くらいに感じましたよ、(実際一週間で読み終えましたし)面白すぎて本来やるべきことを投げてずっと読んでました。いや、そんくらいいい作品でした…。まのわ超最高。そしてそれを産んでくれた作者様に感謝を。願わくば、風音が巨乳になるまで話が続いて欲しい…。フーネは除く。
ある詩人、
完結間近なので確定ではないが、傑作である。ヒロインが、ある日突然ゲームのような世界に飛ばされるが、ゲームの知識を利用してスキルアップしていく・・・、というのが表面的な物語。タイトルもかなりストレートにそう謳っている。何を言ってもネタバレになるので内容にはあえて触れないが、表面的にはRPG小説のようでも、実際には色々と多層的な作品である。そんな「見かけ以上に様々な仕掛けがある物語構造」で思い出したのは「ミスマルカ興国物語」。林トモアキ著のあの作品も、読み始めの印象と読了後の印象が大きく違うお話だった。「まのわ」はもしかしたら林氏の別名による作品なのではないか?、という気すらした。先入観にとらわれず、ぜひ多くの人に読んで欲しい作品。
anyway
7位:『千のスキルを持つ男 異世界で召喚獣はじめました!』
作者:長野文三郎
第2巻がサーガフォレスト(一二三書房)より4月15日に発売予定です。コミカライズも始まっております。詳しくは活動報告からどうぞ。「ヒノハル コウタは世界の壁を越えるたびに強くなる」 :悩める中年サラリーマンが異世界に召喚獣として呼び出されてしまった。特筆する才能もない男だが人手不足を理由に美貌の女騎士の従者として働くことになる。召喚されるたびにスキルを増やせる主人公が日本と異世界を行き来しながら、大好きな人と結ばれるまでを描いた異世界恋愛冒険ファンタジー。 ハーメルン、カクヨム、エブリスタ等の小説投稿サイトでも遅れて公開しております。
話の展開、布石の回収が凄い。普通の異世界チート物語は途中で飽きる事が多いのですが飽きさせない工夫が随所に施されており楽しく読めます。最初から圧倒的力で俺ツエ〜ではなく毎回微妙なスキルを手に入れると言う面白さ。スキルチートでは無く、主人公と仲間の創意工夫で困難を乗り越えるパターンですので俺ツエ〜系が苦手な方も楽しんで読める作品です。勿論俺ツエ〜系が好きな方も楽しめます(≧∀≦)キャラの作りもしっかりしており毎回楽しめるストーリーです。
ましろ
ありきたりな魔王を倒すとか、世界を救うとか復讐するとか、大きい目標があるわけじゃない。けれども何の目的も無しに動いているわけでもない。異世界と地球を行ったり来たりできることを利用してお金を稼ぎ、いろんな女性に手を出したりせず一途な恋をして、厄介ごとがあればチートすぎないちょうど良いスキルで対応して生活していく。大魔術を平気でぶっ放して「能力は隠したいんだけどなぁ(チラチラ)」みたいな展開もない。人によっては中途半端だと言われそうだけど、読んでいても全然ストレスになる部分が見当たらないし、ゆっくり読むのに最適。読んでる方も血がたぎる胸熱展開!にはならないっぽいけど、主人公最強になりすぎない程よい異世界ものが読みたい人にオススメです
ツァレラ
6位:『ドラゴンさんは友達が欲しい』
作者:道草家守
アース・スターノベルにて書籍化されたドラゴンさん。「!」マークをつけて全5巻発売中!ぼっち女子大生の”わたし”はぼっちを克服すべく新歓コンパに行く途中、バナナの皮ですっ転がって死にまして、なぜかぼっち万歳最強種族ドラゴンに転生しましたとさ。……友達欲しいのに意味ねえよ!!!と文句を言いつつ友達を作るために奮起するとあるドラゴンさんのお話。
告白という儀式や恋という魔術でどれほど心が変わるというのだろうか。この物語は、おそらく恋愛をテーマの一つとしている。けれども、その力をあって当たり前のものとしない。恋という状態を万能の強化魔術のように扱うこともしない。そうではなく、異なるもの同士の好奇心、交流、そこから生まれる信頼を丁寧に描く。生きるものたちそれぞれが互いに及ぼす影響と変化を描いてゆく。そこには、ラーワの物語を主軸としつつも長命の彼女らを狂言廻しとした群像劇の側面もあるのではと思う。彼らの生きる世界は不安定で未完成だ。それだけに彼らはあがき、交わり、変化する。それは紛れもない強さであり、無数の縁で紡がれた世界は美しい。
はこねこ
バナナの皮で滑って異世界転生、しかも、主人公がJD(女子大生)という点でビックリしました。その上、ぼっちJD返上に燃えていた彼女が……ぼっち万歳な最強種族の巨大ドラゴンさんに転生してしまう!?(異世界のドラゴンさん、○ジラ級に強いです)作品は、そこからどんどん魅力を増してゆきます。単なるチートや最強だけではなく、ドラゴンと人、ドラゴンと魔族。魅力的な人物たちの出会いと友情が、温かにユーモラスに描かれてゆきます。(出会った相手が魔術バカの研究者だったり、戦闘狂の上位魔族だったりして、ドラゴンさんも困ったりぶつかったり。 そういったコミカルも鮮やかで、すごく楽しい♪ 彼ら・彼女らを支える周りの人物も、それぞれが魅力的です)書籍化もされていて、ご存じの方も多いかも。作者さんの登場人物への愛情がいっぱいで、読んでて楽しくて幸せになれる物語。お薦めです!
冬眠猫
5位:『大魔王様の街づくり~魔法と科学と魔物が創る理想の街~』
作者:月夜 涙(るい)
人の絶望を喰らうダンジョンではなく、人と魔物が一緒に笑い合える街を作ろう。そんなふうに考えた変わり者魔王のプロケルは【創造】の力を駆使し、いつの間にか魔王の中でももっとも恐れられる【最強の三柱】の一角となっていた。そんな彼は、他の魔王の嫉妬から見知らぬ土地へ転移されてしまう。彼は自らが作りあげた街アヴァロンに戻り、そして愛する魔物たちと再会するために、共に転移させられた【無限に進化するスライム】と動き始めた。彼はまだ気づいていない。とばされた土地でも、新たな仲間、そして遠く離れた愛しき魔物たちと街を作ることを
前作魔王様の街づくりからのファンでしたが、作者都合により完結本シリーズが一番好きだったので残念。 無いでしょうが、もしもこのシリーズを復活させるなら、大魔王は一度完全リセットして本作の内容を含んだ新作を1から組んだものを期待します。前作はある程度力を入れて書かれていただけに残念。 前作をまだお読みのない方へ。前作魔王様の街づくりは面白いですし、書籍版も購入していますが、魔王1年目お披露目会直前で終了しています。 現時点でこの物語はきれいに終了しておらず、完全完結済みを期待する方にはお勧めできません。但し、途中までのお話としては面白いので、それでよい方にはお勧めです。魔王様の街づくり 誕生~1年目空白期間(記載なし)大魔王様 頂点に君臨~ 物凄い端折って帰還…とここまで書きましたが、魔王様の街づくりは大好きであり、今でも完全版として続編が書かれることを期待しています
リン
これの前作、ダンジョンは近代都市からずっと読み続けてるのですが、やはり両方の作品は面白い! アメリカに長い間生活していると読むものも結構なクオリティーがないと満足しない体質になってしまいましたけど、このシリーズの一話一話にはいつもワクワクさせていただいてます。しかも終わり方がスッキリしていながら続きが気になる方法で、毎日更新されていないかチェックしてしまいます。 この間久しぶりに日本に帰ったとき、まず本屋で探したのがダンジョンは近代都市のラノベとコミックでした。 これからの大魔王様とそのかわいくて強い魔物たちの活躍に期待と興奮が止まりません!
電脳亡霊
4位:『妹に婚約者を取られたら、獣な王子に気に入られました(※またたびとして)』
作者:桜井
「妹に婚約者を譲ってやれ」 美しい妹と差別されて育った、伯爵令嬢コーデリア。 妹に両親に元婚約者。全てにうんざりとし、恋と結婚を諦めたコーデリアだったが、なぜか第二王子・レオンハルトに気に入られ、溺愛されるようなる。「コーデリア、君は俺のまたたびなんだ」「……はい?」 どうやらレオンハルトは、王家の祖である獅子の精霊の血が強く出た先祖返りらしい。そんな彼はコーデリアを見ると、またたびを前にした猫のように、惹きつけられてたまらないと言う。「俺のまたたび……いや、妃になってくれ」「またたび扱いはお断りします」 拒絶するコーデリアだったが、妹がレオンハルトに急接近したせいで、対処せざるを得なくなって……? ※獣の姿に変化できる王子に気に入られた令嬢のお話です
3位:『ドリームガーデン』
作者:はな
国軍大佐の一人娘であるシェリルは、初対面の青年軍人といきなり結婚をすることになった。軍内部の陰謀に巻き込まれた父親の動きを封じるための、人質であるという。誰からの祝福もない形だけの式を挙げ、シェリルは結婚相手となったノア・レイズ中尉と同居することに。自分の言動はすべて監視され、外に出ても見張りがつき、窮屈な生活を強いられるシェリル。……しかしそれでも、譲れないこと、というものもある。
2位:『アラフォー少女の異世界ぶらり漫遊記』
作者:道草家守
若返りの元勇者、お忍び休暇を満喫する? 30歳で勇者召喚された三上祈里(女)は、魔王を倒し勇者王(男)として10年間統治していたが、転移特典のせいで殺到する見合いにうんざりしていた。やさぐれた彼女は酒の勢いで「実年齢にモド〜ル」を飲むが、なぜか推定10歳の銀髪碧眼美少女になってしまう。 ……ちょっとまて、この美少女顔なら誰にも気づかれないのでは???溜まりまくった休暇を取ることにした祈里は、さくっと城を抜けだし旅に出た!せっかくの異世界だ、めいいっぱいおいしいもの食べて観光なんぞをしてみよう。見た目は美少女、心はアラフォーの勇者王(+お供の傭兵)による、異世界お忍び満喫旅。※ツギクル、アルファポリスにも掲載しています。
1位:『どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。』
作者:六つ花 えいこ
「惚れ薬を作って欲しい」”湖の善き魔女”はある日、片思い相手に惚れ薬を依頼され、失恋した。これが最初で最後なら少しでも一緒にいたい。せめて時間を引き延ばそうと数々の注文を付ける魔女の主食がレタスと知り、何故か騎士は餌付けをはじめた。レタスが栄養源だった引きこもり魔女と、真面目で上から目線な騎士の、惚れ薬から始まる恋のおはなし。※10月18日にMノベルスさんから刊行予定です。
ランキングからこの小説を見つけ、拝見させていただきました。久しぶりに大好きだと思える小説に出会え、レビューを初めて書きます。すらすらと読み進めてしまい、あっという間に読み終えましたが、また始めから読み返したいと思えます。恋愛小説によくありがちな、くっついた後のベタベタすぎて不快な展開が無く個人的にはそこが一番好きなポイントでした。とても可愛らしく爽やかな恋愛小説だと思います。素晴らしい小説に出会えたことと、素敵な作品を書いてくださった作者様に感謝です。
piyokimuchi
【魔女】と聞くとおどろおどろしい、暗いイメージが先行しがちですが、純粋な可愛らしい魔女さんにほっこりしました^^『リアジュウ・・・(本編記載)』には笑っちゃいました(笑)きっと将来家族が増えたら、親バカになるだろうけど、最優先は奥さまなんだろうなぁと、2人の将来を想像するだけで微笑ましくなります〜素敵な作品ありがとうございました!追記再度読み直して改めて思うことがありました。27ページの治せない病からの感情表現!まさしくその通りだなと。そんなにも深く想える相手に巡り会いたいと思いました( ;; )
ゆきだるや