20位:『冤罪をかけられ国外追放を言い渡されたので、自由に生きます。』
作者:池中織奈
ケーシィ・ガランドはガランド侯爵家の娘であった。王太子の婚約者という尊き立場にあったが、あるとき王太子はとある男爵令嬢を傍に置く。そしてその男爵令嬢の嫌がらせを主導しているのがケーシィだとされ……、「フィーラを突き落したのは貴様だとわかっている! 貴様のような奴を国母になど出来ない! 婚約を破棄する! 次期王妃に向かってそのような事をしたのだから国外追放を言い渡す」といわれるのだった。さて、言われた張本人は……、「わかりました」特に気にした様子もなくうなずいて、自由に生きる事を決めたのであった。
19位:『捨てられ貴族の成り上がり~やがていつかは国王陛下!?~』
作者:タケミツタ
婚約破棄され、そのうえ家を追放された伯爵家の次男アロルド・アークス。貴族ではなくなったもののアロルドは絶望することはなく、無双の強さと、ちょっと足りない頭に比類なき強運で幸せに生きていく。アロルドが求めるのは、食事に困らない生活と屋根のある所で寝れること。しかし、アロルドが起こす騒動は周囲の人々を巻き込み、アロルドの評価や地位を押し上げていく。求めていた生活とはかけ離れていくものの、アロルドは気にせず生きていくのだった。※本編完結しました。
代わり映えのないクソランキングに辟易としているのであれば「これを読みな」と進言させていただきます。最強系主人公も正しく使えば不快にはなりえないのです。回りの人物ではなく主人公自体をキチガイ(アホ)化することで、最強系によくある不快感が存在しえなくなっています。個人的にはですが、間違いなく現在絶賛放送中の某書籍化作品よりかは面白い。
宇宙猫
『捨てられた世界で、捨てられた奴らが集まって何かを成すとか、話しが出来過ぎで気持ち悪いが、まぁ頑張れ。家から捨てられた貴族に、捨てられた魔法、捨てられた信仰とか、変なものばかり集まっていくのも困りもんだが、どれも悪くはない物だ。思い知らせてやるのも悪くないだろうよ。お前らを捨てた奴らがどれほど価値があり、恐ろしいもの捨て去ったのか、そしてそれが牙を剥くということがどういうことなのかを、懇切丁寧にその身に教えてやれ』
五行読目
18位:『勇者にみんな寝取られたけど諦めずに戦おう。きっと最後は俺が勝つ。』
作者:さとう
※書籍化決定しました。幼なじみ姉妹、義理の妹、近所のお姉さん。魅力的な女の子たちに囲まれ、小さい頃は結婚の約束なんかもした。俺こと凡人のアークは、そんな環境で育った平民だ。 しかし、そんな恵まれた環境でも、絶望はやってくる。 ようやく巡って来た《スキル降臨の儀式》で、俺のスキルは《輝く盾》という弱っちい盾を作り出すハズレスキル。 しかし、幼なじみ姉妹と義妹は伝説の《勇者パーティー》が使っていたスキルに覚醒してしまう。 そこに現れたのは、異世界よりやって来た《勇者ユウヤ》というイケメン勇者。 俺の見ていないところで、幼なじみ姉妹と義妹に手取り足取りスキルの使い方を教え、久し振りに再会した時にはすでに心は勇者の物になっていた。 さらに勇者の命令で俺はパーティーの荷物持ち兼世話係兼イザという時の盾に。さらに近所のお姉さんも同行して《魔王》退治の旅に出ることに。 あんなに好かれていた幼なじみ姉妹からはウザがられ、義妹には兄妹ではないと突き放され、近所のお姉さんには便利な道具扱い。 そして、ついには勇者たちの宿での情事を目撃しドン底に落ちてしまう。 少女達は全員、勇者の嫁になると公言し、1人取り残される憐れな俺。 だけど奴隷の少女ユノと出会い、俺の運命は変わっていく。
全てを奪われた主人公。奴隷少女ユノとの出会いが世界の希望となる物語。明るい話から暗い話の展開、少女ユノとの関わり合い、主人公を襲うさらなる悲劇。次の展開が待ち遠しくなります。少女ユノも可愛いし、人間味のある主人公がすごく好きになれました。ストーリーはもちろん、特に素晴らしいのはキャラの心情描写です。主人公の絶望がひしひしと伝わってきました。物語が後になっていくほど、秘められた真実が明らかになっていく構成も面白かったです。それに作者さんが複数のエンディングを用意してくれていますので、最後まで楽しめます。ハッピーエンド多めです。ファンタジー小説でここまで感動したのは、書籍化した作品以外ではこれが初めてです。隠れた名作だと思います。
ゼロん
主人公がクズ勇者に幼馴染を寝取られて、話の序盤は見ていて辛かったです、、、。、、、、しかし!!!この話のすごいところは①全てのパートがハッピーエンドであること。そして②ルートが変わるごとに、隠された真実が明かされていき、個人的には、より良いハッピーエンドになっていくこと。この2点だと思います。読み手の私が、作者さんの作品を評価するのはかなり図々しいかもしれませんが、かなり構想が練りこまれており、かつ、シリアスとハッピーエンドのアメとムチがうまく、読んでいてとても引き込まれる作品だと思います!分量的にも、サクッと読める量だと思うので、まだ迷ってる読者さんには、ぜひ騙されたと思ってルート2まで読んでみることをお勧めします^^
MOA
17位:『絶対にダメージを受けないスキルをもらったので、冒険者として無双してみる』
作者:六志麻あさ
【第1回『講談社NOVEL DAYS』リデビュー小説賞を受賞しました! 書籍化予定です!】平民の子として普通の学生生活を送っていた少年、ハルト・リーヴァ。ひょんなことから『絶対にダメージを受けないスキル』を女神から与えられる。それは世界最強の竜や魔族の攻撃であろうと、傷一つ負わないチートスキルだった。冒険者となったハルトはスキルを駆使して無双し、やがて魔王クラスとも渡り合える不可侵の存在へと成長していく──。最高順位:日間総合3位/ハイファンタジー2位 週間総合4位/ハイファンタジー3位※本編完結済み。後日談、番外編などを不定期投稿中(投稿時以外は、完結設定にしてあります)。※NOVELDAYSにも転載しています。
16位:『ポンコツ魔術師の凶運』
作者:池金啓太
平穏というにふさわしい日常を送ってきたただの中学生だった少年はその日から普通というレールから少し外れた場所で生きていくことになる。理不尽で不条理、なおかつ身勝手な何かに巻き込まれた少年は幸か不幸か普通ではない道へと歩むこととなる。現代を舞台に少年は多くの事件に巻き込まれていく。それが彼にとってどのような未来へと続くのか。これは類まれな凶運をもつ少年の物語皆様のおかげで49,000,000pv達成しました!4周年突破しました!完結しました!
おすすめしたい方1) 少年漫画のように、主人公の成長する話が好きな方2) 毎日更新に楽しみを感じる方3) 長い物語が好きな方4) 誤字チェックが好きな方1) あらすじを見ると重そうな話に感じるかもしれませんが、悩み過ぎない主人公の少年の性格や、主人公を取り巻く魅力的な周りのキャラクター、軽快なストーリー進行のおかげで気にならなくなります。2) また、この作者さんは前作を含め5年以上毎日投稿を続けられていますので、毎日チェックしたい派にもおすすめです。3) 現在約397万字です。ラノベ1冊を13万字として30.5冊分ですね。読み応えは保証します。私も追いつくのは大変でした。4) 作者様は誤字報告5件ごとに1更新分(約2千字)を増量して投稿するというルールをご自身に課しているので、常連さんたちが毎日鬼のように誤字チェックをしており、非常に誤字の少ない作品になっています。
ごぼう天うどん
他の作品に多く見られる。俺つえー系統かと、初めは思ってしまいましたが、読み始めてすぐ間違いだったと気づきました。内容は、ネタバレになるかもしれないので、あまり言わないですが、現代ファンタジーらしい内容で、前のJ/53よりも自分は読みやすく分かりやすいと思いました。素人が偉そうなことを言っているかもしれないですが(;・ω・)毎日、楽しみに読ませて頂いています。執筆、頑張ってください(*・∀・*)
バロン
15位:『私は薬売り(男)として生きていくことにしました』
作者:雫まりも
第三王子ウィリアムの婚約者候補の1人、エリザベートは“クソデブ”という彼の心無い言葉で振られ、自決を試みた。しかし、屋敷を飛び出し入った森で魔獣に襲われたところを助けられ生き延びてしまう。襲われたショックで声を失ってしまうのだが………それから10年後、彼女は訳あって薬売り(男)として旅をしていた。そんな旅のさなか、仲間に言い寄ってくる男とその付き添い、そして怪しげな魔術師の男も現れて………
14位:『聖女に散々と罵られたが、夜の彼女は意外と可愛い』
作者:緋色の雨
*一巻は4月15日、アーススターノベルより発売予定。一章の終わりまでで、エピソード4が加筆されています。 ダンジョン攻略パーティーの一人として、仲間達と上手くやっていたつもりだった。――あの日、聖女に散々と罵られるまで。 信じていた仲間達に追放処分を言い渡された俺は、こうなったら田舎でのんびり暮らしてやると旅立ちの準備をしていたのだが――その夜、彼女が訪ねてきた。 そこで俺は意外な事実を知り、思ってもいない運命(ラブコメ)に巻き込まれていく。*カクヨムにも転載しました。投稿はこちらが先行します。
13位:『大好きな婚約者、僕に君は勿体ない!◆は?寝言は寝てから仰って◆』
作者:ナユタ
幼い頃に取り決めた、田舎貴族同士の婚約者。優しいけれど地味な少年と、美しいけれど居丈高な物言いをするちょっと素直でない少女。そして……数年後。少女はその美しさと才を見込まれて王都の学園に。特に才も見た目にも恵まれなかった少年は田舎の領地に。離れ離れになった二人は手紙で連絡を取り合うものの、段々と学園に通う少女からの手紙に不穏な変化が現れ始めて……?※一話目、二話目の後は主人公達の視点が交互になります。 アイテムや花の名前が女主人公。※幕間などの物語はタイトル横の名前のキャラ視点です。※悪役令嬢のタグは保険みたいなものです。※無断転載は固く禁じます(うちの子は嫁にやらん)※※番外編、完結しました(*´ω`*)<読者様に感謝!※2019年5月にPASH!ブックス様より書籍化して頂きました。これもこのサイトと応援して下さった読者様方のお陰です!本当にありがとうございました♪
まず、この物語に登場する名前のある方々は皆、ハッピーエンドを迎えます。名前のない方達も、明確に不幸になったと感じる方は皆無です。そして、主人公二人のラブラブ差は物語開始時からすでに全開で、追加でガバガバ糖分を投入される展開が続きます。ラストが近付いて、少し不穏な空気が流れる場面も有りますが、それは何、ラストの甘さを際立たせる為のただの舞台装置でしかありません、先にも言った通り、全ての登場人物はすべからくハッピーエンドを迎えますので安心して読めます。糖度全開の皆が皆幸せになる当作品、どうか読んでみて下さい。
結城レイ
とても糖分の多い甘々遠距離恋愛です。どちらも互いを想い合っていて、互いの為にと少しだけすれ違う。タイトルから不穏な空気を感じていましたが、読んでみるとニヤニヤが止まりません。婚約者が想い人、しかも両想い。不平、不満は数あれど、そんなところも愛してる。読んでいて幸せになれる内容です。復讐や不幸な話に疲れた貴方に、甘い滋養強壮剤としてオススメ致します。
あるとら
12位:『俺の異世界姉妹が自重しない!』
作者:緋色の雨
「私の分まで自由に生きて、幸せになってね」 裕弥にとって唯一の家族だった妹が最期に残した言葉だ。 だけど妹と同じ病を患っていた裕弥は、妹との約束を果たすことなく短い人生に幕を下ろした――はずだったが、異世界に赤ん坊として転生した。 そのことに混乱しつつも、裕弥は一つの決意を抱く。それは、前世では果たせなかった妹との約束を果たすというもの。裕弥は幸せを求めて伯爵家の次男――リオンとしての人生を歩み始めるのだが…… ――え? 妾の子だから離れから出たらダメ? 勉強の類いも残らず禁止? 将来は政略結婚が決定してる? それでどうやって自由に生きて幸せになれと?? 運命に翻弄される彼はある日、一人の少女と出会う。幸せを求める少年と、自重しない異世界姉妹の物語ここに開幕! 構成成分:魔術 百グラム、奴隷 大さじ一杯、ヤンデレ 少々、ハーレム 禁断。基本ハッピーエンドですが、登場人物が死亡する場合もあります。 ――双葉社 モンスター文庫より三巻まで発売中! なお、なろうと書籍では少し展開が変わっています。ご了承のほどよろしくお願いします。
不治の病で亡くなった兄妹が異世界に転生して、そこで幸せに暮らす物語。….なのだけれど。 自分に関わる人々が幸せになる様頑張る段階でなぜか「姉妹ハーレム伯爵」という呼ばれる様になった、リオン・グランシェスの物語とも言える。リオンにはハーレムを作る意図は微塵もないのだけれど、どうやら実像よりもその二つ名の方(というか、そのイメージ)が一人歩きをしている感じだ(ある意味自業自得) 今の所婚約者は3人。だけれど婚約者候補は今後も増えていくんじゃないかな。 ちなみに異世界転生した妹の方はチートな能力を得て、それをリオン攻略の為に活用していました。今はめでたく婚約者の一人でおそらく正妻になるのかな? 後の2人の婚約者についてあまり語る余裕はないのだけれど、とても魅力的な女の子です♬ ぜひ読んで確認してください。
しまさき流音
11位:『ミルク多めのブラックコーヒー』
作者:丘野 境界
「やってられるか!」敵を倒すよりも味方を支援することに特化している司祭シルバ・ロックールは、まさにその「敵を倒さない」ことを指摘され、シルバの報酬を減らすべきだと提案された。新しく参加してきた商人の少女ノワが入ってから、パーティーはすっかり変わってしまった。馬鹿馬鹿しくなり自らパーティーを離脱したシルバは、友人である狐獣人のキキョウ・ナツメや飛び入り参加してきた鬼族のヒイロ、動く鎧のタイランらと新たなパーティーを結成する。前のパーティーでの反省から、異性禁止のパーティーを、と考えたシルバだったが、実は……。本作はArcadiaにかおらて名義で連載していたモノに、加筆と修正を行った内容となっています。
10位:『6歳の賢者は日陰の道を歩みたい』
作者:斧名田マニマニ
【書籍化決定】かつて最強の賢者だった男は、転生によって6歳の少年エディに生まれ変わった。前世の記憶を引き継ぎ、前世以上の力を手に入れたエディだったが、ひとつの決意をする。――今回の人生では、最強賢者として注目されるのではなく、日陰の道を歩もうと。魔王をワンパンしてしまった過去は闇に葬り、普通の6歳児として暮らすため王立学院に入学するエディ。もちろん魔王亡き後、闇の支配者として君臨したことは隠したままで――。
9位:『妃教育から逃げたい私』
作者:沢野いずみ
婚約者である王子が私じゃない令嬢を侍らせている。つまり、これは、婚約破棄?「やったわー!」これであの厳しい妃教育から逃げ出せると歓喜した私は二人にお礼を言いながら田舎に引っ込んだ。でもなぜか王子が追いかけてきてしまった。婚約破棄しない? なぜ!?逃げる令嬢とそんな彼女を追う王子のテンション高めなラブコメディです。※本編完結済み。番外編不定期更新中。【PASH!ブックス様にて書籍発売中】
8位:『「不屈の冒険魂」 [ISAO]The indomitable spirit of adventure online』
作者:漂鳥
職業「神官」。ただそれだけで起こせる奇跡なんて、たかが知れている。それが当たり前だろう?〈神の奇跡〉は、もっと崇高なものであるべきなんだ。「地道な努力を積み重ねることにより、誰だっていつかは目的を遂げられる」……ISAO「不屈の冒険魂」と名付けられたそのゲームは、超リアル重視の運営方針により、プレイヤーに求められるのは、『地道』『努力』『忍耐』。容赦なくその洗礼を浴びた、リアルイケメン、地味アバターの主人公が、最新VRゲームを楽しみながら地道に努力を重ね、段々とそして着実に強くなっていく。戦闘シーンは少なめ。……だってガチの支援特化だから。作品中の時間経過は早め。最初から数話は説明回的な話になります。厳しいご批評はご容赦下さい。2019.05.31 『最新VRゲームを楽しむ話』編完結。550万PV&100万ユニーク達成に大感謝。現在構想&充電中。刺激的な残酷シーンは少ないと思いますが、念のためR15をつけました。※この話はフィクションです。実在する人物・団体とは一切関係がありません。
VRMMOモノによく見る「お約束」。「美少女」「幼馴染」「妹」「友人」、、などの人間関係設定や、「主人公補正・ご都合展開」「主人公のあるあるな性格(鈍感等)」「はちゃめちゃ()」などの主人公設定。「人間と同等のAI」設定のやり過ぎによる異世界化。そしてそれに取って付けたかのようなUI等システム設定。これらの「お約束」は、VRMMOモノが初めてなら楽しめる。しかし何作も読んでいく内に「またこの流れか」となる。完全に飽きる事はないものの、初めてこのジャンルを読んだ時に感じたワクワクや、楽しさ面白さがそこまでのものではなくなる。その点この作品は、昨今のVRMMOモノとしては珍しい、新鮮さが感じられる。+αの無い純粋な神官職。ゲーム内なのに感じる異世界ではない現実感。通貨やイベント内容の細かなゲーム的描写。ただ、戦闘描写を気にする方。現時点(5/2)では、あまりお勧めできない。
読者
7位:『万年Dランクの中年冒険者、酔った勢いで伝説の剣を引っこ抜く』
作者:九頭七尾
【コミック1巻は3月13日発売!】万年Dランクのしがない中年冒険者ルーカスは、自分よりずっと若いパーティメンバーたちに見下され、扱き使われる毎日を送っていた。だが「飲まずにやってられっか!」と飲んだくれたある夜のこと、酔った勢いで今まで誰も抜くことができなかった伝説の剣を引き抜いてしまう。愛と勝利の女神が造ったという神剣の力で、おっさんは(望まぬ)ハーレムを作りながら(望まぬ)英雄の道を駆け上がっていく…!
痛快な物語。世界観や雰囲気はRPGゲームの画面を観ているような感覚、軽快に物語は語られてゆく。弱さを知り屈辱を味わい、冒険者の酸いも甘いも噛み分けた主人公が一転、泥酔状態に自ら嵌まり込み稀少イベントをクリア、幸運にも人生をやり直す機会を手に入れる。著者の博識と機転が感じられ、ユーモアのセンスもある。知性在る剣との掛け合いも面白く、今後が楽しみな作品。1話にボリュームを感じるし、読後の満足感も評価のポイント。どんどん書いて読者を虜にして貰いたい。
ゆんや
6位:『転生吸血鬼さんはお昼寝がしたい』
作者:ちょきんぎょ。
丁寧系無気力少年が異世界で転生したのは、吸血鬼の美少女だった。剣も魔法もある異世界に、チート能力盛りだくさんで転生した主人公が求めるもの、それは――!「三食昼寝おやつ付きで養ってくれる生活ですかね」お前本当に主人公かよ!理想のヒモ生活を目指す異世界ファンタジーコメディ、開幕……?感想、ファンアートなど、いつでも大歓迎です。いつもありがとうございます。最近大分百合っぽいので、苦手な人はバックでお願いします。無事完結致しました、応援ありがとうございました!!アース・スターノベルさんより、書籍版1~最終巻(8巻)が好評配信中です。毎巻書き下ろしがついておりますので、興味がありましたらよろしくお願い致します。また、コミックアース・スターさんにてコミカライズも始動!皆様ありがとうございます!―――――――――極々どこにでもいる面倒くさがり屋の僕だけど、どうもそれは魂が世界に合ってないのが原因だとかで、異世界に転生させて貰えることになった。適当に種族を吸血鬼にして適当に能力を設定し、いざ生まれ変わってみたものの、その程度のファンタジー展開で生来のものぐさが変わるわけでもなく。変わったことと言えば……性別くらい?「はー。誰か一生養ってくれないかなー」三食昼寝おやつ付きでただただ養われる生活を求めて、今日もゆるりと参ります。え、なんですか皆さん、そんな残念なものを見る目をして……憐れに思って養ってくれるんですか? 大歓迎ですよ?え、感想? そんなの良いんで養ってください。
転生吸血鬼完結おめでとうございます。先生の作品は魅力的で惹き付けます。ワクワクして次が気になって沢山読めました。TS物はこの作品が初めてで色々なTS、百合などラノベも読むようになりましたね。また外伝や新作が楽しみです。これからも頑張って下さいませ。お身体に気をつけて頑張って下さい。最終巻刊行楽しみ。
実之息吹(霜月みのり)
5位:『攻略対象たちに気に入られるとかどうでもいいです。私は私らしく、自由にさせていただきます!』
作者:斧名田マニマニ
【書籍化決定しました!】公爵令嬢クロエが11歳の春。婚約者で幼馴染でもある第三王子スティードが真っ青な顔で訪ねてきた。「大変だ、愛しのクロエ。僕は今朝、自分の前世を思い出したんだ。僕らはゲームの中の登場人物で、このままだと君は悪役令嬢として破滅しちゃうんだよ!」物語の進行どおり身を滅ぼさないためには、改心してお淑やかな令嬢にならなければいけない?冗談じゃないわ!私は私らしく、あるがままに悪の道を貫かせていただきますっ!その結果クロエは、攻略対象たちや敵であるはずのヒロインまでも、意図せず魅了してしまうのだった。
王子側にゲームの記憶があるタイプ面白い設定ですね!悪役令嬢の女の子も勝ち気で猪突猛進タイプで元気いっぱいで好感がもてます。個人的に王子様推しですが、これから出てくる攻略対象達にも期待が高まります。1話あたりは文字数が多くないためさくさくっと読め、文体も読みやすいです。さっそくブクマして更新を心待ちにしてます。
saly
色んな小説を沢山読んでいます。でも、レビューを書かせていただくのは初めてです。とても楽しく読ませていただいてます。これからどうなっていくのかと想像するとワクワクして大変続きが気になります。希望では長い長編作品が読みたいです笑笑頑張れと書いて欲しいと書いてあったのですが、あんまり気張らず頑張って下さいね。笑笑
nori
4位:『犬を拾った。……はずだった』
作者:縞白
王城魔術師マリス・ラークは、ある夜、ケガをした犬を拾った。結婚する予定も無いし、「クロ」と名付けて大事に世話しているうちに懐てきた可愛い“うちの犬”と、この先ずっと暮らしてゆくのも良いかもしれない。そう思いはじめた時、事件は起きる。 「ウィンザーコート師団長!」 そう呼ばれた“彼”は犬ではなく人間の男性で、しかも『救国の英雄』ゼレク・ウィンザーコート第一師団長だというのだ。 「えっ」 どう見ても犬なんですけど。これはいったい、どういうこと? *** 拾った犬が英雄だった娘さんの流転と、疲れ果てた一匹の犬が家を見つけるまでのお話。(本編全二十五話。番外小話四本、番外中編全六話。)
3位:『婚約破棄された王太子妃候補は第一王子に気に入られたようです。』
作者:永野水貴
侯爵令嬢エヴェリーナは未来の王太子妃として育てられたが、突然に婚約破棄された。王太子は真に愛する女性と結婚したいというのだった。その女性はエヴェリーナとは正反対で、エヴェリーナは影で貶められるようになる。そんなある日、王太子の兄といわれる第一王子ジルベルトが現れる。ジルベルトは王太子を上回る素質を持つと噂される人物で、なぜかエヴェリーナに興味を示し…?※アルファポリスにも掲載しています
作者様は本作を先に、ヒーローたる第一王子の物語を後にと薦めておられますが、読者としてお勧めするのなら先に第一王子の物語を読んだ方が本作のテーマを深く味わい深く感じる事ができるように思います。持つ者、とは言うまでもなくマルタであり、持たざるゆえに努力した者はエヴェリーナですが、同時に王太子と第一王子の関係も対に配されているのがポイントとなり、エヴェリーナが何を想い、自らの気持ちの行方をどう決めるのかが物語の主軸となり、彼女を取り巻く人々が悪意なく彼女を傷つける中で、第一王子が如何にして彼女の心を絡め取っていくのかが見所です。よくある婚約破棄された悪役令嬢がチートでのし上がる訳ではなく、エヴェリーナは彼女自身が努力し得た美貌と才覚しか持たず、第一王子もまた微妙な立場ゆえに巨大な権力を持ちません。それだけに異世界物語でありながらリアルな人間関係の物語を楽しめるのだと思います。良作でした
日向千夏
2位:『捨てられた令嬢は、いつの間にかに拾われる』
作者:吉高 花 (Hana)
侯爵令嬢アーニャは自分が紹介されるはずだった婚約発表の日に、正式に婚約破棄された。そして怒った両親に謹慎を言い渡されてしまう。だがそんな引きこもる彼女の前に、ある日突然美麗に成長した幼馴染が現れたのだった。頻繁に訪ねてくる彼と会っているうちに、いつしかアーニャの気持ちが変化をしはじめる。これからの人生、のんびり暮らすのもいいわよね? でもなぜだか周りに振り回されて、のんびりからも程遠く、知らないうちに彼の罠にはめられていく、そんな苦労の絶えない令嬢の話。 ※序盤ストレス展開注意です。※本編33話、番外編4話、後日談7話。※アルファポリスではラストをディックの告白の形に改稿して掲載中。いずれなろうにも転載を検討中ですが詳細は未定。
1位:『魔法使いの婚約者』
作者:中村朱里
剣と魔法の世界に転生したこの私。復活した魔王、聖剣に選ばれた勇者―――――そんな王道ファンタジーが繰り広げられる中で、与えられたポジションは魔法使いの婚約者。(※一迅社アイリスNEO様より、書籍版1~8巻発売中(1巻フィリミナ編~庭師編加筆修正+書き下ろし短編、2巻妻編、3~8巻全編書き下ろし)です。また、webコミックレーベルであるFLOSコミック様にてコミカライズ版連載中、1~3巻発売中です。こちらもよろしくお願い致します)
主人を主軸に、婚約者であり夫である魔法使いと主人公の一番の友人を自負する聖女である王女殿下、と極めて特殊な生い立ちをもった二人が主人公に惹かれていく話。主人公を取り巻く家族の話も面白い部分。様々な視点から語られる、自分自身や主人公への想いが伝わるお話。ありがちなチートを持った転生者の話じゃなく、前世をもったからこそ、変わった価値観やずれた認識が、主人公をとりまく周りを倖せにするのである。作者は、文中で幸せより倖せをよく使っておられる。読者ながら、幸せの横に人をおく、人によりそう倖せを著しているのではないかと勝手に推測をする。完結せずに広がっていく話。勇者らが魔王を倒した終わりじゃなく、その後のエピソードを描いたお話。一気に読むことをすすめます。物語がさらに続く事を、空気な勇者とモブな騎士にもエピソードがありますよう、レビューを終えます。
カケル@
まずは作者様、素晴らしい作品に出逢えてとても幸せです。ありがとうございます。この作品に於ける転生につきまして、『黒持ち』と呼ばれ畏怖される黒髪を恐れず、精神的に余裕を持って言葉足らずな婚約者を支えていけるという点に活かされているのだと見受けられました。小説と呼んで差し支えのない文章力、丁寧に書き込まれたキャラの魅力。カップリングを楽しめる女性には物凄く萌えるお話だと思います。やはり「俺のいない世界で倖せになんてならないでくれ」というエギエディルズの名言は何度も読み返したくなります。フィリミナ共々「ばかなひと」と思わずにはいられません。書籍での加筆分もとても可愛かったです。魔法使いの妻に関しましては、お時間に余裕を持って一気に読まれた方がいいかと思われます。旦那様が分かりづらく妻を溺愛する仕方のない人ですので。こんなに夫婦揃って可愛いと感じたお話は初めてでした。
ななせりんく