20位:『VRMMORPG 【ランダム】で選ばれたのは【テイマー】でした』
作者:レクセル
近未来?についに開発されたフルダイブVR機械、通称【ゆりかご】。【ゆりかご】で唯一プレイ可能なMMORPGは【Different world diving】通称【DWD】。その異世界での【住人】と【来訪者】のいざこざあり?ないかも?それを主人公が解決するかも?しないかも?聖神のおすすめ選んだ【ランダム】な職業【テイマー】。チートスキルで、迫ってくる【魔】を手なずける!?※12/22現在:通貨単位は【リラ(RIRA)】です。略称は【R】としていますが、問題があった場合は変更する恐れがあります。※息抜きで書いています、更新速度が唐突に遅くなる可能性が高いです。※造語多数あり、変な単語は造語である可能性が高いです。純粋にこちらの誤字、脱字のような記載ミスの場合、修正いたします。※27話までの改行位置を変更します。今までの改行位置と違う位置になりましたが、話の流れに大きな変化はありません。改行変更により逆に文が読みづらくなっていた場合は申し訳ありません。※かっこの表記を以下のようにします。(変更する可能性があります。)・「」キャラクターの共通言語のセリフ・『』モンスターの魔物言語のセリフ・【】スキル、職業などの重要単語を表記・≪≫インフォメーションの内容、識別結果の内容を表記・[]来訪者が使う単語の中で、DWDの住人には意味が違って聞こえる単語
19位:『ダンジョンID1番 中年の気ままな冒険』
作者:あに
鬱で他人との接触が嫌いな中年、千社 数人は不思議な出来事がありID1のステータスカードを取得する、自分の嫁、周りの仲間達とダンジョンでレベルを上げ、半年後の地球の異変に対応して自分達だけは守る為に中年おっさんは頑張ります。
地球にダンジョンが誕生してしまう、なろうのローファンタジーではそろそろお馴染みな展開。主人公の数人は鬱病で毎日苦しんでいましたが、ダンジョンを踏破するための力を偶然手に入れてそこから人生が変わります。ダンジョンで無双するだけじゃない、大変な時にも側に居てくれた嫁や弟やその仲間達の存在を再認識するとことで視界が明るくなっていく。そして更に人助けをしてどんどん輪が広がって行く。読み進めるとこの明るい輪の中に自分もいるような幸せな気分になりました。物語は完結してしまいましたが、纏まっていて読みやすい作品です。ぜひどうぞ。次回作も楽しみにしてます!!
けん
18位:『ドラゴンは寂しいと死んじゃいます ~レベッカたんのにいたんは人類最強の傭兵~』
作者:藤原ゴンザレス
身長2メートル殺人鬼顔の不死身の傭兵アッシュは突然傭兵を辞め、戦災で焼けた田舎の村に土地と建物を買う。ある日アッシュは羽が折れたドラゴンの子どもレベッカを保護する。その出会いこそがアッシュ自身のルーツを巡る新たな冒険のはじまりとも知らずに。ダークファンタジー寄りのえげつない世界でアッシュさんの村だけ楽しくスローライフ!※アッシュがドラゴンのレベッカをひたすらかわいがる話です※戦乱の最中の命の価値が水より軽い世界ですがアッシュさんとレベッカの周りだけギャグゾーンになりますアース・スターノベル様より書籍化しました!ドラさび最終巻⑤発売中です。
連載続けて、100回になったので、記念として。ここは、魔法があるファンタジーな世界。そう、魔法がある、ファンタジーな世界。ドラゴンだって出てくる、ファンタジーな世界であることをお忘れなく。主人公は、筋骨隆々の傭兵、アッシュ。魔法は使いません。ただ、魔法にしか見えない筋肉なんです。一騎当千の力を持っていると言っても過言ではありません。そんな彼は、傭兵の仕事を辞め、クリスタルレイクにやってきました。家を買って、農業をやって。そこであったのは、ドラゴン。この世界のドラゴンは幸福がなければ生きていけません。そして、妖精さん(悪魔)にも会い、ヒロインがやってきて……。舞台は、クリスタルレイクを飛び出して生きました。さて、アッシュは、どのような人生を歩んで行くのでしょうか。
眠らぬ本の囚人
17位:『旦那様はとても一途です。』
作者:律
私ではなくて、他のご令嬢にね。
16位:『異世界で俺の中二設定が活き活きとしている』
作者:バルマムさん
正体不明のアミューズメント施設。突如サービスが開始されたそれは異世界へと人を送り込む施設だった。飛んだ先は治外法権、無法地帯。生還率50%以下。唯一、門を見つける事。それが現実へ戻る手段。歴史の闇に生きた一族の末裔。生まれながらにして凶神を封印する器とされた体。俺が大学ノートに書き連ねたありきたりな妄想はその世界で現実のものとなる。現実世界と異世界を行き来し、出会いと戦いを経て、やがて主人公を取り巻く現実も変化して行く。その先で待つものは。一言で言うと陰キャ気味の主人公が異世界ダンジョンでオサレ詠唱をぶちかます話です。完結済み(多分)。短編『中二設定が嵌ったので異世界を踏破して公務員を目指す事にした』の連載版。
非常に面白いです。ステータスオープン!効果はなし。過酷な異世界と謎、限られた物資と作為の生じない出会い。そこで活きる中二設定ですが、万能ではない。読めない展開と悪意ある敵。そんな異世界行きを容認する現実社会。母は怖い。上司怖い。女子怖い。ここまで書けばかなり重い文体をイメージしますが、そこは作者の筆力か思春期の男子高校生らしさの表現のお陰でポジティブに読み進めることができます。意志を強く持ち頑張ってる主人公のふとした時の弱さ、とても人間くさくて感情移入してしまいます。また、戦闘描写がアツイ何がアツイって詠唱がアツイ、思わず赤面するアツさですがそれがいい、そこがいい。黒歴史の設定で得た力で異世界を戦い抜くのってのはぁこういう事なんだなと思い知らされました。アツイ。更新が待ち遠しい期待の一作です。
ライオットシールド
15位:『《編集作業中》小動物系令嬢は氷の王子に溺愛される』
作者:翡翠
『氷の王子』と呼ばれるザヴァンニ王国第一王子ウィリアム・ザヴァンニ(23)。自分より弱い者に護られるなど考えられないと、実力で近衛騎士団副団長まで登り詰め、育成を始めた彼には浮いた噂一つ無く、それによって心配した国王と王妃によって、ザヴァンニ王国の適齢期である伯爵家以上の御令嬢達が集められ……。視線を合わせる事なく『コレでいい』と言われた伯爵令嬢は、いきなり第一王子の婚約者にされてしまいましたとさ。……って、そんなの納得出来ません。何で私なんですか〜(泣)
14位:『目指せ樹高634m! 〜杉に転生した俺は歴史を眺めて育つ〜』
作者:石化
男は神様によって転生させられた。しかし、異世界ではなく縄文時代で種族は杉。ス○イツリーよりも高くならなくては人間に戻してもらえないらしい。彼は慣れない種族に苦しみながらもなんとか200m強まで育て上げる。だが、戦争(平将門の乱)により火をつけられ、燃え落ちてしまうのだった。気がついたら二周目をさせられることになっていた。二周目も縄文時代(最初から200m)からスタート。これならいける。葉っぱを飛ばして経絡秘孔をつき、耐熱性を上げ、200度の温度に耐えられる樹皮を手に入れた杉(?)。彼はいつしか日本を代表する杉、大和杉と呼ばれるようになっていた。*ヒロイン出ます。*種族は最後まで杉のままです*この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
あらすじの最初を読んで、即座にブラウザバックしたあなた。それは間違いです。最初は「杉に転生ってどういう事?」と思うかも知れませんが、とても読みやすく自然に物語に入っていけます。そこだけなら竜頭蛇尾のアイデア倒れですが、もちろんそれだけでは終わりません。遥か縄文の昔から、日本人にとってはおなじみの歴史上の出来事や人物が面白く興味深くストーリーに一話完結のように絡んできて、さらにはファンタジー系からSF系要素まで加わり、とにかく面白いです。話のスピードも早すぎず遅すぎずで、少し前に完結してますので、お盆休みに一気読みはいかがでしょうか。
DD
とりあえず一言言わせてください「読むもの決まってないなら1回これ読んでみろ!!!」この作品は一言で言うと単に杉が成長していくストーリーなんですでも、神様の戦いに巻き込まれてたり杉の癖にラブコメしたりとりあえず見どころがたっくさんあるんですよ!!!つい今いま完結したばかりなので一気に読みたい人はオススメですあとはアピールポイントとしてはチョイチョイ日本の歴史がいじって入れてあってこんな風にいじられてるんだwwってちょっと吹き出しちゃうようなことがあってめちゃくちゃおもしろいです是非見てください
秋月 華夷
13位:『逆成長チートで世界最強! ~勇者も魔王もただの村人の俺には敵わない~』
作者:佐竹アキノリ
※ヒーロー文庫から第6巻が発売中です! 魔物がはびこり、農民ですら鍬を手に戦わねばならなくなった時代。15才になった者は女神と契約し、特別な加護――スキルと職業を得るとされていた。少年フォンシエは、幼なじみの少女フィーリティアとともに、女神の契約を行う。しかし、フィーリティアに与えられたのは勇者の職業で、フォンシエに与えられたのはただの村人だった。それだけじゃなく、「レベル上昇1/100」という不遇スキルまでついてくる。フィーリティアが勇者として旅立つ中、村人のフォンシエは地道にレベルを上げていく。諦めかけていた彼だったが、そのスキルこそが最強となる足がかりであった。
12位:『殺戮のダンジョンマスター籠城記 ~ヒッキー美少女、ダンジョンマスターになってしまったので、引きこもり道を極める~』
作者:虎馬チキン
絶世の美少女『本城守』は、その美貌故に男子からは性的な目で見られ続け、女子からは嫉妬の目で見られ続けた。 男子はストーカーになる奴が続出し、女子からは壮絶なイジメを受ける。 その結果、マモリは人間恐怖症となり、引きこもりの道へと足を踏み入れたのだった。 そうして引きこもり生活を続けていたある日、遂にクレイジーなストーカーが手に包丁を握り締めながら、引きこもりの聖域である自宅にまで押し入って来るという事件が発生。 ストーカーに両親を殺され、自身も純潔を奪われそうになったマモリは、必死の抵抗の末にストーカーを殺害した。 そんな壮絶な体験をした後、マモリは意識を失い、気づけば異世界へと召喚されていた。 目が覚めた時、目の前には小さな洞窟と『ダンジョンコア』と呼ばれる青く輝く水晶があった。 ダンジョンコアに触れ、ダンジョンを成長させる為の存在『ダンジョンマスター』となってしまったマモリは決意する。 もう誰にも踏み荒らされない鉄壁の大迷宮を造り、そこで引きこもり道を極めてやろうと! そうしてマモリは、ダンジョンに踏み込んだ侵入者達を容赦なく皆殺しにする最強の引きこもり……もとい、最強のダンジョンマスターへと成長していくのであった。◆◆◆ 2019年5月13日、日刊ファンタジー異世界転生/転移ランキング2位! 2019年6月3日、月間ファンタジー異世界転生/転移ランキング2位! ありがとうございます!
終わりが見えてきたので総評ちっくなレヴューをば。(私個人が感じた作者様のこだわりポイントであり、実際のこだわりポイントと一致しているわけではありません)・こだわりポイントその1 主人公の立ち位置 王道物は言わずもがなですが、基本的に大抵の主人公は善人側、もしくは中立です。 世界征服する悪側が主人公というお話も割と見かけますが、この主人公は善人ではないが悪人とも言い切れません。 善悪から外れた、狂人という別の基軸で主人公は語られます。・こだわりポイントその2 死と絶望 寿命以外の死は、特殊な場合を除き、理不尽で救いのない終わりです。 そして、そんな死が回避できないものなら、それは絶望でしょう。 そんな死と絶望をチラつかせる展開は、パニックホラー映画を彷彿とさせてくれます。 他にも細かいこだわりを感じますが、基軸となっているのはこの2つだと思います。文字数限界…。
春鳥円
普通、人間の敵対者側の視点で作品を書くときは、基本的に人間側を悪く描きがちな所があると自分は思います。しかしこの作品はそうではありません。人間側がおかしい訳ではなく、かと言って魔物側が正しい訳でもない。そして主人公が正義か?と問われればそれは無いと断言できる。そういう作品です。「勇者vs魔王の物語に勝手に巻き込まれた主人公」みたいな事の方がイメージ出来ますね。人間も魔物も嫌いな主人公のこれからの展開に期待ですね。 深夜にレビューしてるので文書滅茶苦茶かもしれないです。
いも
11位:『ニトの怠惰な異世界症候群 ~最弱職〈ヒーラー〉なのに最強はチートですか?~ 【前編】』
作者:蒸留ロメロ
シリーズ累計2200万PV! 高校2年生の政宗は校舎の屋上から飛び降りた直後、クラス転移に巻き込まれる。 そこは王座の広間。 生徒たちはそれぞれ賢者や勇者といった上級職を授かった。 だが政宗の職業はヒーラー〈最弱職〉であった。 無能と罵られ、一人だけ理不尽に転移で追放される政宗。 暗闇をさまよった末、スキル《反転の悪戯【極】》を手に入れた政宗は、治癒魔法を反転させることで《侵蝕の波動》という禍々しい魔術を手にする。 最強の力を手に入れた政宗は、クラスメートや王女への復讐を誓い。 魔族や白猫族など、旅路で出会う仲間と共に復讐の旅へ向かう。※本作品は2019年3月5日にKADOKAWAレーベル《ドラゴンノベルス》様より書籍化されております。2018/9/25 ドラゴンブック新世代ファンタジー小説コンテスト【特別賞】(カクヨム)2019/3/5 書籍第一巻 発売(KADOKAWA/ドラゴンノベルス)
本作は、いわゆる「クラスごと異世界に勇者召喚されるが、主人公だけ不遇とされる職業であり、蔑まれた挙句理不尽に召喚した国の王女に転移魔法で追放されてしまう その最中必ず・・・殺しに来るからな・・・お前ら全員!と言い放ち主人公は謎の空間に放り出されてしまうのであったが、紆余曲折ありチートを得て召喚国と元クラスメイトに復讐する」という近年ではなろうでちらほら見かける王道テンプレ作品です。しかしながら召喚前の現実世界でも虐められ自殺する最中それを邪魔するかの如く異世界召喚に巻き込まれた挙句無能だから要らないはい追放ってのは自分が同じ立場でも復讐心に駆られると思わざる負えません最後に感想でとある人物の生死を確認したらナイショと言われ、あー死んでるのかねと思ったら後半登場して驚愕しましたタイトルの驚愕はこの事です興味があったら是非読んでみてください
dragon
良くも悪くも人間らしい主人公と、旅を共にするヒロイン達。主人公はあり得ないほど強くなりますが、それに驕ることなく正義を振りかざすこともなく、読んでいて気持ちがいい作品です。悩みながら一歩一歩進んで成長していく。復讐するけれど鬱になったり飽きたりもせず、ただ引き込まれていきました。俗的な言い方をさせてもらうとヘイト管理が丁寧にされているので読みやすいのだと思いました。レビューを見るよりまず1話読んでいただいた方が早いと思います!是非ご一読ください!とてもとてもとても面白いです。
煉華
10位:『わたしの幸せな結婚』
作者:顎木あくみ
異母妹は美しい容姿に、教養に、異能の才……何でも持っている。けれどわたしは、彼女と同じように当主の血を引いていながら、ただの使用人。外見はみすぼらしく、学もなく、異能も受け継いでいない。親にも愛されず、誰にも必要とされない娘。唯一わたしの味方をしてくれた、たったひとりの幼馴染みも異母妹と結婚して父の跡を継ぐ。そして邪魔者のわたしは家を出され、お嫁にいくことになった。冷酷無慈悲と噂される、おそろしい人の元に。といいつつ、素敵な旦那様に会えて結構幸せな主人公の、日常のお話。※書籍化&コミカライズ
9位:『二度目の人生は、幸せに』
作者:ダンデライオン
婚約者を奪われた公爵令嬢は、相手の男爵令嬢を毒殺しようとする。だが、それは失敗に終わり婚約を解消された。罪を犯した公爵令嬢は、小さな屋敷で監禁される。風邪を拗らせて、あっさりと亡くなった公爵令嬢は、二度目の人生で幸せになれるのか?本編、完結しました。読者様に御礼の番外編を追加しました。※アルファポリス様でも掲載中です。無断転載禁止です。
8位:『クラスメイトに殺された時、僕の復讐は大体達成された』
作者:姫崎しう
※旧タイトル「クラスメイトに殺された僕は神様のパシリになりました」。試験的な変更してみました。―――――(あらすじ)クラス転移に巻き込まれた僕、通山真は、転移に合わせて『契約』のスキルを得る。万が一に備えて、自分のため引いてはクラスメイトのために、召喚した国と契約を結んだ。しかし自分勝手な行動をした、とクラスメイトから反感を買いいじめがはじまってしまう。召喚国――フラーウス王国の策略もあり、日々激しさを増すいじめに耐えながらも、疲弊していった僕はとうとうクラスメイトに殺されてしまった。それでも僕が殺されたことでクラスメイトへの復讐も成ったようなもの。満たされた状態で逝ったはずの僕はこの世界の神様もとに送られてしまう。「生き返らせてやるから、頼みを聞いてほしいって、それってパシリですよね?しかも、生き返らせるための肉体が女性しかないってどういうことですか。でもまあ、別にどうでもいいのでパシリになりますよ。でもそもそも生き返りたいわけではないので、僕の頼みも聞いてくださいね」そうして再び世界に降り立った僕は、苦しむクラスメイト達を横目に、神様のお使いを進めるのだった。――――この作品の読み方。1.プロローグを読みます2.どうしてこうなったのか気になる人は、6話まで読みます3.今後主人公がどうなるのか気になる人はさらに続けて読みます4.途中で面白くない、興味を惹かれないと思ったら、トップページに戻ってお気に入りの作品を探します特殊.ダーク成分が苦手な人は7話以降から読みます注意:閑話はシリアスになりやすい傾向があります。――――更新は不定期です。不定期です。失速する恐れがありますが、ご容赦ください。
ただし序章部分は上記にあてはまりません。この作品は、登場人物の生というものをある意味では生々しいくらいのものを見ることができます。というのも、ストーリー展開ありきで登場人物が動かされ人間味を感じられないような作品が多い中、この作品は個人の感情が行動になり、そして物語となっています。主人公が傍観者であり、また俯瞰できるような立場であることも大きく影響していると思います。個人的にはこの作品は、「読む」と言うより「見届ける」と言った方がしっくりきます。完結まで見届けさせていただきましたが、今まで感じたことのない読後感、不思議な充足感を得られました。最後になりますが、完結を受け思わずレビューを…としたところ、大変ふわっとしたものになってしまい自分の表現力のなさに痛恨の思いではありますが、少しでも多くの方にこの作品に触れてもらい、この感覚を共有することができたらと思わずにいられません。
ボブ
これは全てが終わってしまった物語。世界は滅びの黄昏にあり、救われない。主人公は救おうとした者に裏切られ殺害される。神もまた、全てを諦め、全てを見捨てた。異世界クラス転移で召喚され勇者の一人となった主人公。咄嗟の判断でクラスメイトを救うが、策略にはまり、皮肉にも救ったクラスメイト達に殺されてしまうのだった。さよなら残念。THEEND・・・では物語にならない。つまらない!さっさと『自分の死』を受け入れていた主人公を神様が呼び寄せ、一つのミッションを託します。世界各地に封じられている『精霊』を救え!と。かくて、異世界転移からの転生を果たし、神様のパシリとなった主人公の物語が今始まる!世界を守らず、人も基本救わない主人公の渇いたユーモアが漂う終末物語。是非、ご一読を。
Tyrant
7位:『魔王の器』
作者:月野文人
剣と魔法の世界。大国の名門貴族家に生まれながら、ろくに魔法が使えない少年は不遇の日々を送っていた。そんな少年の運命は、ある魔族との出会いによって大きく動き出す。宿命の出会いが少年の人生を変え、周囲を巻き込み、やがて世界を揺るがす事になる。そんな物語です。※単体でもある程度、完結していると思いますが、『魔剣カムイ』シリーズ第二部って位置づけです。
この作品の登場人物たちはみんな年相応に生きています時に冷徹でもある主人公のカムイでさえも、です特にそれがみえるのは学院編です。主人公たちが学院に入学したのは12歳の時。日本でいえば小学六年生くらいです。だからまだまだ子供で、仲間と悪ふざけをしたり、大人ぶろうとしたり、また特に恋や愛の関わることになるとさらにキャラクターが生き生きとしているようで、友人の恋愛を茶化したり、心変わりをしたり、出し抜こうとしたり、恋に悩んだり……。そういった12歳の頃としては当たり前のことを主人公たちはしています。しかしそのまま学園ドラマとして終わらず、そこに次代の皇帝への派閥争いや他国とのいざこざなどの政治関係のことも複雑に絡んでいきます。もちろんカムイはそれを見越しての行動だったのでしょうが、それでも世知辛いものを感じますきっと読んでいて主人公たちに幸せになってほしいと思うはずです
瀬田
このサイトで初めて見たかもな王道ビルドゥングスロマン。二転三転しながら、関係性に変動する人の有り様とそれでも変わらぬもの・・・人外含めて様々な勢力がせめぎあう中でそれらをまとめる器量とは何か。この先が楽しみで仕方がない。 筋立てと設定の妙もさることながら、一筋縄でいかない脇役の厚さに惹かれる。特に吃音の皇子はビジョルドのマイルズさんを思い起こさせてたまらんわ。アニメ化希望(´・ω・`)
hanataray
6位:『聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます ~王太子は、前世で私を振った恋人でした~』
作者:新山サホ
【2019/7.12アリアンローズ様より書籍③巻発売予定&FLOSコミック様にてコミックス①巻発売中です】前世で恋人に捨てられた記憶を持つリズは、今世は自由に生きてやると決めていた。不思議な力を見いだされ聖女候補として王宮におもむくも、そこで出会った王太子は、前世での恋人の生まれ変わりだった――!聖女候補たちの中では最弱に見えて最強(おそらく)のリズが、聖女と恋と、より良い人生を目指して奮闘する物語。(旧題『王太子は、前世で私を振った恋人でした』)
5位:『大公妃候補だけど、堅実に行こうと思います』
作者:瀬尾優梨
※カドカワBOOKSより書籍化 書籍版はストーリー・キャラが大きく変化しております「web版本編」「web版続編」は書籍版とかなり内容が違いますので、ご了承くださいテレーゼ・リトハルトは、名前ばかり立派な貧乏侯爵家の長女。実家を立て直し、領地を整備し、弟妹達のためにお金を稼ぐ毎日を送る彼女のもとに、アクラウド公国大公の使いがやってくる。なんと、若き大公の妃候補にならないかというお誘いだった。「いかがですか」「うーん……」「ちなみに妃になれなかった大公妃候補は、城で女官や側近として働くこともできます」「なにっ……!」「さらに、候補として城に上がられた場合には頭金として十万ペイルを」「乗った!」かくして他の候補とはかなり外れた目的を胸に、テレーゼは城へと向かう。はたして彼女は、魑魅魍魎のお妃争奪戦を生き残り、悲願を達成できるのか……!?
王子(←正確には大公)や騎士も出てくるのに主人公が誰より格好いい作品です。貧乏貴族で戦えるわけではないスペックだけでみると最弱なのに芯の強さがと優しさが周りを巻き込んで全てを幸せにしていきます。後味がすっきりして爽快。ハッピーエンド好きにはお勧めです!シンデレラのように成り上がり系ストーリーですが多分思い描くものとは別の結末だと思います(笑)良い意味でですよ
伊織
彼女は立派な貴族である。 領民のために率先して汗水たらす立派な父を持ち、きわめて現実的なやり手の母に育てられた正真正銘の侯爵令嬢。 なのだが、侯爵家は上記の通りの没落ぶりである。 妹弟のためにいろいろ入り用なのでグッドな就職先に就かねばならぬ。 妃になりたい? いやいや御冗談を。10万ベイルは妃にふさわしい女性を目指す仕事に対する報酬だが妃になりたいわけではない。あくまで就職のために彼女は故郷を出る。弟よ待ってろお姉ちゃんは頑張るよ。 その少女は現実と戦う。 七年前に会った憧れの少年のために研鑽を忘れない。大切な友人に会い、理不尽に抗い、そして幸せを掴むため。 いろいろ間違った方向に向かっているようで健全。 それなのにいろいろ残念な状況を漢女たちが叩き切る。 幸せの足音近づく作品すべてが想定外。運命を切り開く少女たちを見守る騎士様のヒロイン力にもご期待ください。
鴉野 兄貴
4位:『◆悪役令嬢最後の取り巻きは、彼女の為に忠義を貫く!◆』
作者:ナユタ
あらいやだ、貴方、私のことを子豚みたいな女だと思われたでしょう?いいえいいえ、構いませんわよ、事実ですもの。だけど貴方、不細工な私に笑っていられるのも今の内ですわよ?私のお世話になっている女王……いえ、お嬢様は、天使のような見た目ですの。あまりの麗しさに目が潰れるかもしれませんから覚悟なさいませ。……それと、見惚れたければ耳は塞いでおられた方がよろしいわ。と、お嬢様を全力でヨイショするのが私クロエ・エヴァンズ子爵令嬢。そんな私の敬愛する彼女が、最近現れた性格も容姿も完璧なご令嬢の前に婚約解消秒読みですって? この見た目で取り立ててもらったのですから妙な勘違いはしませんし、他の綺麗な方のように旗色が悪くなったところで裏切るなんて、そんな恩義のないことをするはずがありませんわ!良い機会ですからこの際見る目のない婚約者はスパッと忘れて、もっと素敵な新しい婚約者を見つけて仕切り直しと行きましょう!唯一の味方はちょっと癖が強い方ですが……この際わがままは申しません。女王様の幸せを見届けるまで、きっちり侍って御覧に見せますわ!※無断転載禁止です!(うちの娘は嫁にやらん!)
3位:『悪役令嬢は旦那様を痩せさせたい』
作者:はいあか
【2019/07/19 二巻が発売されました】【2019/01/18 Mノベルスより書籍化しました】第二王子の婚約者争奪戦に敗れた伯爵令嬢カミラ。王子は男爵令嬢を婚約者に選び、世間は二人の恋を運命と祝福した。その一方で、カミラは恋の悪役に仕立て上げられた挙句、罰としてひどく太った醜い男――その容姿から、『沼地のヒキガエル』と呼ばれる辺境の領主アロイスと結婚させられる羽目に。醜いカエル男の慰み者として、悪役令嬢は悲惨な末路を辿りました――なんてことにさせるもんか! このまま大人しく結婚なんてしない。絶対に痩せさせていい男に磨き上げ、目に物を見せてやるんだから――!/めげない少女と、見た目と裏腹に理知的な男の、ダイエットと食事と、手のひらで転がしてるんだか転がされているんだかな恋の話。本編完結済み。
誇りは犬に食わせた、なんて言葉がある確かに願いを叶えるためなら恥も外聞も捨てねばならぬ時もあるだろうだが、誇りとは己の心の芯でもあるのだ『自尊心』。自分のことを尊ぶ心。貴様は尊敬できない者を信ずるのか?違うだろう?なればこそ、彼女は正しく自尊心の塊だ。自分の行動や言動を尊び、だからこそ責任を感じ軽々に翻すことを良しとしないそれでいて、自身が誤ったなら己を律し相手に謝罪することも出来るさて、そんな彼女は『この男を痩せさせる』と決めた。そしてそれを翻すのを良しとしないならばひたすらに痩せさせる努力をするのみ果たして、彼女の努力は実を結ぶのか
くそざこなめくじ
こう言った言うならばざまぁ系の展開は最初が胸糞悪くてその後にスッキリだけど何だかんだ敵?側が可哀想でモヤモヤしたり心に何かひっかえが残る感じの物語がほとんどの中この物語は誰もが幸せになるそんな甘い世界でいいのかと思うこともあるかも知れないが番外編を見たら心のモヤが晴れすっきりと後味がとても良く何度も見返したくなるこんな最後まで素敵な作品は数える程しか読んだことがないとても内容も読みやすく途中どうなっているのかあまり分からない部分もあったが何度か読み返すうちにあ、ここが頑張っていたのかとか最初の憎まれキャラがこんな愛おしく思うなんてみたいな感情が湧いてくる番外編での幸せさが本当に心地よい可哀想に…心にくるな…思っていたらまさかのどんでん返しで最後まで読んだらなんて素敵な作品なんだと思うスッキリざまぁ系また何度も読み返したい
ことり
2位:『ギャンブル・クリエイター』
作者:不屈の匙
「生産特化ゲーム」その一言につられて、もうすぐサービス開始のVRMMOについ手を伸ばしてしまった。十代の頃から興味はあったものの、手を出せずにいた木工をやるチャンス!と趣味を兼ねてプレイを開始する。適当に作ったアバターでの道楽プレイが、今、始まる!※作者はゲームを離れて久しいです。ご了承ください。
初レビューです。ランキングに載っていたので何となく読み始めたら、最後まで数日で読んでしまいました。主人公の適当さ、各キャラの個性、完結へのまとめ方が好きです。トレント可愛いい。よくある読みにくい作品(ほぼ会話のみ、地の文が雑になっていく、初期設定からどんどん崩れていく主人公、等)がなくサクサク読めました。サクサクいった事と、主人公との絡みが少なかった事で、他のプレイヤーキャラの印象が薄かったのが少し残念です。外伝読みたい…。しっかり完結まで読めたのがとても嬉しいです。久しぶりに当たりを引けた感謝も込めて、レビューを締めさせて頂きます。ありがとうございました。
カキノタネ
1位:『妖精専属菓子職人』
作者:おきょう
【ビーズログ文庫書籍化】ソフィアの作るお菓子には、妖精を引き寄せる効果があるらしい。彼らはお菓子を作っているとどこからともなく現れて、遠慮の欠片も無く「おかしくれー!」とおねだりしてくる。鬱陶しくて窓から投げてもめげない。たいへん図太いやつらだ。そんな妖精たちの相手をする日々を送っていたソフィアだが、ある日自分と同じように妖精が見えるらしい十歳の伯爵子息に呼び出された。妖精愛の激しすぎる彼は言う。「僕の妖精にお菓子を作ってよ。一生ずっと、毎日ね」と。