20位:『昨日宰相今日JK明日悪役令嬢』
作者:北部九州在住
これは恋を失い化け物に成り果てた女が、再び恋をして人に堕ちてゆく物語。 ファンタジーSLG『ザ・ロード・オブ・キング』の世界に飛ばされ、悪戦苦闘と悲恋までつけて私はこの世界に返ってきた。 と、思ったらそのSLGと同じ世界で作られた乙女ゲーに今度は召喚される羽目に。「何で私がそんな事を!」と憤慨する前にその乙女ゲーの設定を思い出して体を震わせる。 『ザ・ロード・オブ・キング』のファンディスクとして作られたそれは、魅力あるキャラクター達の若かりし頃の物語。 という事は、救えるかもしれない。戦いで散ってしまった最愛の人の命を。 そんな重たい設定背負いながら、悪役令嬢として今日と明日を東奔西走する肉体だけJK(魂は三十路)相良絵梨ことエリーの奮闘記。恋愛陰謀増々版http://ncode.syosetu.com/n0677cx/
私の場合ランキング上位の作品でも直ぐに飽きてしまうものが多い中、飽きずに読み続けられる優良な作品と思います。合わない人いると思うけど、設定はテンプレ気味なのに内容はそうでもなく、よく練られていると感じます。かなりの作品読んできていますが、初めてレビュー書こうかなと思うくらいはオススメできる作品だと思います。
コウ
19位:『最強VRMMOプレイヤー夫婦は、転移しても最強です!』
作者:かたなかじ
世界最大級VRMMO「エンピリアルオンライン」。十五年の時を経て、ついに集大成ともいえる最終ボスが実装される。しかし、半年経過した今も討伐したプレイヤーは現れなかった……。満を持して日本サーバー最強のプレイヤー夫婦、ヤマトとユイナがボスに挑む。多くのプレイヤーが苦渋を飲まされた相手に彼らはついに勝利するが、喜んだのもつかの間、緊急の大規模メンテナンスが行われることとなり、二人はメンテとともに転移させられ、レベルもアイテムもリセットされてしまう。最強の力、最高の知識を持つ二人は最速で力を取り戻す――!※アルファ・カクヨムでも投稿中
18位:『支援特化な俺だが孤児から成り上ろうと思う』
魔王曰く面白い死に方をした俺(雲母信夜)は魔王の気まぐれによって異世界転生する事になった。しかも個性的(?)なチートを持って。が、いざ転生してみたらチートのせいで捨てられた。いやいや、ストリートチルドレンライフとか誰得だよ!おいそこのてめぇ「今日も他人の不幸(ry」じゃねえよ!というかもう魔王さんあなた俺にまともな異世界ライフ送らせる気ないよね?だが、その程度でへこたれる俺ではないッ!とりあえずは俺の科学知識とチート(?)を活かして生きのびることからだ!※初投稿です。※勢いで書いてます。※一話一話がとてつもなく短いです。※勢いで書いてます(大事なことなので二回言いました)ブクマ4500件、pv700万行きました!有り難うございます!
17位:『そのスライム、ボスモンスターにつき注意~最低スライムのダンジョン経営物語~』
作者:時野洋輔
モンスター文庫より書籍版発売中!ダンジョン学園を卒業し、ボスモンスターを召喚してダンジョンを作ることになったダンジョンフェアリーの少女シエル。だが、ボスモンスターとして召喚されたのはスライムだった。ボスモンスターがスライムという最低の結果に嘆くシエルだったが、突然そのスライムが人間の言葉で喋り出した。この物語は魔法が効かない最低スライムであるタードが、幸福から見放された少女シエルとともに本格的なダンジョン経営に乗り出すサクセスストーリーである!が、ゴブリンをスカウトしようとしてもスライムの部下になるくらいなら死ぬと言われるし、ダンジョンの入り口をいきなり盗賊に占有されるし、仲間はいつ裏切るかもわからないし、経営しようとしている村には一癖も二癖もある輩が集まるしで本当に大丈夫なのだろうか?
文庫で出ているのを見かけてWeb版を読み始め、116/172まで読了しました。ヒロインのシエルの不幸属性による不幸っぷりや普段の不幸のおかげ(せい?)で感じる小さな幸福が読んでいて楽しい。また、主人公のスライムがご都合主義的に前世の記憶を思い出したりしますが、登場するキャラクターはそれぞれ個性的で、魅力的です。張った伏線もきちんと回収していっているようなのでこの先も楽しみです。ただ時々あれって思うミスがあり修正して欲しいので出来たら感想受け付け再開して欲しいです。
那汰
スライム転生・・・いっぱいあったダンマス物・・・最近多めこの二つだけだと他の凡百の泡沫作品の一つなんですが、なんと言ってもキャラクターがいい恐らくメインヒロイン枠のシエルのポンコツぶりは、このすばのアクアとめぐみんを足して2で割って下にベクトルを弄ったような感じで実に弄り甲斐がある感じどうも主人公が弱いと自覚しているにもかかわらず自分を強化しないんですが、何か伏線があるのか?それとも単に強くしすぎるとインフレが加速するからなのか伏線といえば縦軸で大きな伏線を張られてますが、気にしない方がいい気がしなくもない
宇龍地
16位:『おきらく女魔導士とメイド人形の開拓記 ~私は楽して生きたいの!~』
作者:佐々木さざめき
【書籍化】私は楽しいことが好き芸術が好き。彫刻とか絵画とか音楽とかとにかく楽しいことがだーいすき!だけど長年続いた戦争で私の好きな物はどんどん無くなっていったの!だからもうこんな世界とはバイバイするわ!オリジナルの時間凍結魔術で平和な世界で新たに生きるの!忠実で優秀なメイド人形がいるから、きっとなんとかなるわね!それじゃあおやすみなさい!………起きたら2000年経ってたわ。びっくりだよ全裸から始まる、どたばた楽々サバイバルコメディー、スタートよ!旧題:おきらく女魔導士の開拓記 〜メイドと始めるまったり楽々スローライフ〜※カクヨム同時連載【書籍化】2017年9月10日ツギクルブックスより、書籍化決定しました
15位:『悪役令嬢の華麗なる逃亡劇』
作者:日生
悪役令嬢は見ていた。 彼女の婚約者が、ある令嬢に求婚している現場を。そして彼女はほくそ笑む。 すべては計画通り、と。 とある目的から、身分を捨てたくて仕方のなかった令嬢が、悪の所業を断罪され、まんまと逃亡を開始するまでのお話。
14位:『おひとりさまでした。 ~アラサー男は、悪魔娘と飯を食う~』
作者:天那
速見誠一郎29歳、独身。恋人なし。食べ歩きと、一日一冊の読書。一人の時間をこよなく愛する誠一郎は、一人きりの食卓に並ぶ料理を日々笑顔で見つめていた。そんな誠一郎はある日突然、偶然にも魔界の悪魔を召喚してしまう。リリスと名乗る悪魔娘に、願いを一つ叶えてやると言われた誠一郎。……後になって振り返る。自分は何故、あんな願いを言ったのだろうと。この話は、アラサー男が悪魔娘と飯を食う。たったそれだけのお話です。
普通のアラサー男である主人公と、主人公が気まぐれに召喚した悪魔娘による“二人飯”の物語。描かれている光景は、ごく普通のありふれた日常の食事風景。しかし、“異世界より召喚された悪魔娘”の存在、そして主人公と悪魔娘の一見するとアンバランスな、しかし非常にバランスのとれた関係が、読者を二人の世界へと引き込んでいきます。一人で食事をするより、誰かと二人で食事をしたくなる作品です。
Swind/神凪唐州
この作品はなろう系で流行りそうな一緒にご飯食べてーなぁ系ですなぁ。このありそうでなかった雰囲気がよいですなぁ。ただ、悪魔娘ちゃんとご飯を食べることを読者心理を惹きつける作品まで昇華する技術はグッドジョブ!ストーリーもほっこりする部分とおおっと納得する部分がはっきりしているので共感しやすいですなぁ。皆様、五月の夜長にゆったりと読まれてみてはいかがでしょうか。
かきくけ虎龍
13位:『いつでも離縁で構いませんわ』
作者:あさづき ゆう
援助の見返りとして大国の王女であるわたしが王妃として嫁いできたのだが、国王にはすでに愛する人がいた。嫁ぎ先は敵だらけ。当然、不遇な生活を強いられる。だが、それはすでに織り込み済み。わたしのドレス代がない? 愛妾への宝石代はあるのにわたしの予算は全くない? 仕方がないわね。援助金の7割を王妃の予算とするわね。ふざけるな?それはこちらのセリフよ!離縁するならいつでも受けますわよ?わたし、実家に戻って初恋を実らせたいんですもの。
12位:『異世界無双には向かない国民性』
作者:中村 颯希
留学先に溶け込めず、「日本人がチヤホヤされる世界に行きたい」と願っていた山田太朗は、ある日、英語により魔術を行使できる異世界・レーヴラインに召喚されてしまう。さてはこれで自分も勇者として、ハーレムを築けるのか!?と夢見たのも一瞬、召喚国の王からは不要と断じられ、放り出されてしまった。なんでも、異世界召喚もグローバル化の進む今日、英語が苦手で潔癖症な日本人はお呼びではないらしい。運よく美少女三人組のパーティーに拾われ、新人冒険者「ターロ」として過ごすことになった太朗。生活能力に乏しいニホン人、とまったく期待されていなかった彼だが、ここにきて、彼の日本人ならではの国民性が、無駄に威力を発揮してきて――?まじめ、潔癖、小器用、風呂好き、MOTTAINAI。ターロの発揮する日本人的国民性は、次第に少女たちの心と、世界を変えていく。
著作を通してハートフルなものが多い中、これほど作者が悪意について深く描いたものはなかった。そのため中村先生の作品を知っていればいるほどその落差に驚き、そして引き込まれていきます。題材こそ悪い異世界の王様に召喚されるというものではあるものの、その後がまさかまさかの大連続。え、放逐しちゃうの?日本人ってだけで?きっと初めはそんな驚きから始まることでしょう。中村先生から、この作品をシリアスだと思っていたことをお忘れなくという言葉をいただいております。きっと最後(完結)まで読まれたのなら、驚かせてくれることでしょう!皆様是非お手を取ってお読みください!そして一緒に中村先生に騙されましょう!!
かなちゃん王女
晴れ時々異世界召喚のなろう界隈にもついにアイツがやってきた。そう「グローバル化」である。「HAHAHA、大変だから言葉(英語)を発音するだけで魔法が使えるようにしたよ♪」「余計なことすんなユーエーセー!」日本人の魂からの叫びである。典型的な日本人の主人公は無双の夢破れ、悪戦苦闘しながらも懸命に努力していく。その姿は涙と笑いなしには語れない。「どうしてこうなった!?」コメディでありながらも、どこか暖かさと感動を受ける。斜め上方向な知識に溢れた感想欄と合わせて読めば、面白さが倍増するだろう。でも、ネタ潰しだけは勘弁な。日本人の感性に共感したり、客観的に見て不思議さを改めてしったり、謎な方向に勘違いされる不思議で素敵な日本人。感想欄で妙な知識を語ったり、エスパー並の予知を見せる読者に呆然としたり。何だかんだとお祭り騒ぎが続く日々。貴方もご一緒しませんか?
ゆき
11位:『熟練度カンストの魔剣使い~異世界を剣術スキルだけで一点突破する~』
作者:あけちともあき
天下御免のニートにして、廃人ゲーマーの久保田悠馬。彼はリアルから卒業してニートとなり、ゲームに没頭する。ゲームを卒業してリアルに戻っていった親友から送られた魔剣を手に、活躍する悠馬。ついに彼は剣術スキルをカンストさせる。その瞬間、謎の表示とともに、悠馬は異世界へ転移していた。転移したのは、三つの宗教がしのぎを削り、その他の信仰の存在を許さない暗黒の時代。あろうことか、悠馬はこの世界に来て早々に、処刑されようとする少女を救ってしまい……。三大宗教最大の宗派を敵に回してしまう。ムッツリスケベでコミュ障で、イマイチ空気が読めなくてタイミングの悪い男。しかしてその正体は、世界最強の剣士。戦士ユーマの冒険が始まる。http://ncode.syosetu.com/n4776dy/ にて続編をまったり書いていましたが、5/27より、そちらの続編をこちらに移項します。連載再開です。
111話まで読みましたので、レビュー書き込みます。コミュ障、引き篭もり、家族愛なし、、、という冒頭の鬱要素も踏まえ、テンポが良く軽めの表現で読みやすい。主人公は不器用だけど努力のできる強キャラ。他の登場人物もテンプレながら個性がある。多種族?との交流で広がる世界観。元の世界と異世界の関係はどうなるのか?ネタバレになるのでこのへんで。ご都合主義的な部分はご愛嬌。おしっこのくだりもご愛嬌。ノリのいい方、マンガ好きな方に、ぜひ読んでみてほしいと思った作品です。
すとりーむ
10位:『戦姫アリシア物語』
作者:mery
婚約破棄してきた王太子に右ストレートをたたき込んだ公爵令嬢の話
婚約破棄と言うのはもはやテンプレではあるが、内容はテンプレとはかけ離れた立派な戦記物であり恋愛ものでもあるこの作品。主人公アリシアとその伴侶となるジークハルトの視点の落差がとても面白い。そして一点突破の王国と組織力の帝国の差も面白い。アリシアの身体強化を受けた馬は矢も槍も効かず、アリシアが投げる槍は人体に大きな風穴を開けるとあるが。これだけ聞くとどんだけの怪力鬼女だよと思うだろうがアリシアはとても可愛らしい。騙されたと思って一度ぜひ呼んでみていただきたい。一応コメディではないと思うけどコメデイ要素も強いですよ。
水源
まず、第一話の二行まで読んでいただきたい。何かを感じたあなたは、きっと続きを読みたくなるはずだ。主人公アリシアについて述べる。性格が可愛い。人外レベルで強い。そして非常に尊いカリスマ性を持っている。キャラクタ属性だけを並べると、単なるオレTUEEEだが、さに非ず。そこに確固たる理由付けがなされている。最低限描写されているので、作中でご確認戴きたい。次に語り口について述べる。一人称の地の文は軽妙。描かれない物語を想起させる。そう、描かれぬところで何か起きていて、詳しい描写がなくともそれを読者は実感できる。説明は最低限かつ丁寧。だが物語はどんどん進行する。しかもテンポ良く。無駄な描写が皆無。そのエピ20話位引っ張れるだろ。なぜ書かぬ。あとイチャラブ恋愛ものです。このレビューは作品の魅力の1%も現せていない。400文字では足りない。とにかく一話を読んで欲しい。
ゾンビ太郎
9位:『ある人形令嬢の呟き』
作者:眞奈
伯爵令嬢 アリア・マクラーレンはとても美しい令嬢だが表情が乏しく「人形令嬢」と呼ばれていた。王太子の婚約者という身分ではあるものの、家族からは愛されず、1ヶ月違いの異母妹と比較される日々。表情に出ないだけで、心では色々な思いが渦巻いているのに!そんな「人形令嬢」に起こった思いがけない出来事。※異世界ですが、魔法は出ません。※ざまぁのつもりです。※初めての投稿作品です。拙い部分が多く有るかと思いますが、優しい目で読んでくれる方のみご覧下さい。
8位:『最強無敵の剣闘士だが、中身は日本のプロレスラーである。』
作者:井上みつる/乳酸菌
世界最強を通り越して規格外の剣闘士(グラディエーター)であるマット。だが、本名は倭(ヤマト)であり、日本のプロレスラーだった。倭は剣闘士団の興行に付いていくうちに、まだまだ未成熟な殺し合いのショーでしかない剣闘士達の戦いに疑問を持つようになる。せっかく観客が来てくれているのだから、どうせなら観客を思い切り沸かせてみたい……そう思った倭は、剣闘士の在り方を変えるべく、異世界に改革を起こすのだった。そんな異端の剣闘士マットは、今日も剣を振り回す剣闘士を千切っては投げ千切っては投げ、巨大なトロール相手にプロレス技をかけて倒していく!本編完結しました!ぜひ読んでみてください!※まさかの日間ランキング2位、週間7位になりました!ありがとうございます!プロレスの文字がランキングにあって笑ってしまいました!
プロレスラーが剣闘士?プロレスラーって剣持つの?って思ったくらい、プロレスはわかりません!タイトルでなんとなく読みはじめ、現時点での最新話まで一気に読みました。語彙が少なくて伝わらないレビューになりそうだけど、そんなことはどうでもいい!と、レビューをつけたくなるくらい面白い作品です。文章は読みやすく、話の進むテンポも軽快で、読んでてダレないです。個人的に好ましく面白い個性のキャラクターが多く、読み進めやすさに一役かっているように思います。主人公の信念や言動から伝わってくるものは、なんとなくプロレスの良さも伝わってきます。細かい内容は是非ご自分で読んで確かめてみてください!私は勢いでレビューした上に、うっかりプロレス動画を見はじめるくらい、この作品に気分を盛り上げられました。
gario
7位:『羽振村妖怪譚』
作者:支援BIS
ぼくは鈴太(りんた)。大学受験に失敗した直後、突然弁護士さんが現れ、おじいさんが亡くなったので葬儀に出てほしいと言った。連れて行かれた山奥の村がすっかり気に入ったぼくは、おじいさんの乾物屋を継ぐ決心をして移住する。そんなぼくの前に次々に妖怪が現れる!
筆者の支援BISさんは、なろうの中でもトップクラスの文章力を持っていると確信出来る作品。文庫化している辺境の老騎士に比べ、よりライトに読めると思う。登場する妖怪の描き方や、解釈がとても面白い。下調べとプロット、キャラクター設定がしっかりしているので、文章に薄っぺらさが無く、文字の向こうに深みが見える。千二百年の悲願という大きな風呂敷だが、散らかさずに丁寧に荷物を置いていき、ちゃんと包んできちんと終わらせているので、満足感が高い作品になっていると思う。やたらと誇張せず、さらっと表現する部分にも非常に好感が持てる。面白いと思ったなら、支援BISさんの他の作品も読む事をオススメしたい。
芥 朱文
この作品は和のテイストのファンタジーが好きな人はきっと好きになる正統派な作品です。特に妖怪が好きな人はどストライクだと思います。妖怪の伝承や主人公の血筋に村の成り立ちと言った細かな背景、個性的な村の人たちや主人公と一緒に戦う仲間。それに主人公のあり方が好感を持てます。主人公には血筋や才能もあります。けれどそれらは主人公の強さにはなりません。主人公は悩み、葛藤を重ねて成長をします。良質なファンタジー小説を求める人に是非読んで欲しい作品です。
Suzuki-Romy
6位:『未来人は魔法世界を楽しく魔改造する』
作者:まさかミケ猫
【ファンタジーな世界でSFを再現するには……?】死の際に見ていた『赤ん坊になる夢』。それはただの夢ではなく、別の世界での新しい人生の幕開けであった。技術の発達した未来世界から、魔法や魔道具のある別世界へ。魔道具職人の次男リカルドとして生を受けた彼は、前世の知識を活用していろいろなモノを作っていく。文明レベルは低く、文化・慣習の違いに戸惑うことも多い。乗り越えるべき難題もそこかしこに存在している。それでも、リカルドは自分の価値観を軸に世界を魔改造しながら、みんなを笑顔にしていくのだった。
★独特の雰囲気のファンタジー作品。そしてファンタジーとしての根幹的な『異世界であるが故の全く異なる文化風習』と言える物が根本からしっかりと設定されているのが特筆すべき点だ★SF的なハイテク世界での人生を終える1人の老人、その魂は天に召されるかと思ったがさにあらず、今一度異なる別天地にて生を得て生まれ変わる事となる。だがそこは魔導が世界の原理原則を支配する世界で、ハイテクのハの字もない。ならばハイテクに相当するものを魔導を駆使して造ってしまおう! とするのが本作の根幹的な流れである★だが、単にファンタジー世界にSF的なエッセンスを加えるのはよくある事で決して珍しくはない。この作品が卓越しているのは【別世界にて赤子として生まれ治してから魔導世界の原則を一歩一歩学ぼうとする主人公の地道なあり方】だ★そのひたむきで地道な生き方が様々な人々に幸せをもたらしていく。その過程が素晴らしい作品である
美風慶伍
SFと異世界転生をうまく織り交ぜた作品だ。科学が発達した世界で生まれ育ったリカルドが転生した世界、いわゆるファンタジー世界で彼はどのように生きるのか。非常によく練られた世界観と非常に読みやすい文体でそれを描かれているため、とてもわくわくさせられる。非常にこの先の展開が楽しみである。ぜひ皆様も一読どうだろうか。きっとあなたも魅了されること間違いなしだ。
5位:『没落殿下が私を狙ってる……!!』
作者:岡達 英茉
我が国の第四王子が、なんと私に一目惚れしたらしい。王子様は無表情のまま、極めて冷静な口調で言った。「私は夜も眠れぬほど貴方に夢中なのだ」そんなわけない。一目惚れなんて、身に覚えがない。ないない、ない。この王子様はなぜ私に、そして何のために突如求婚してきたのか。子爵家の居候娘である私と、腹に一物王子の時々ほのぼの心温まり、たまにキナ臭い新婚生活。これはぎこちなく、私と王子様が愛を育む物語である。
4位:『織田信長という謎の職業が魔法剣士よりチートだったので、王国を作ることにしました』
作者:森田季節
※2017年11月15日GAノベルから書籍版2巻が発売になります! よろしくお願いいたします! 少年アルスロッドは、「職業」を神殿から授けられる日を心待ちにしていた。この世界では大人の仲間入りをする日に剣士や魔法使いといった「職業」を与えられる。その中でも、最強と言われているのが魔法剣士だ。少年は弱小領主の次男坊で、しかも領主の座を継いだ兄には最前線に出され、いつ戦場で命を落としてもおかしくない立場にいた。魔法剣士になれば、この現状を変えることができるかもしれない。かつての英雄もみんな魔法剣士だった。だが、少年に与えられたのは、魔法剣士でもなければ戦士のようなありふれた職業でもなかった。織田信長という神殿の人間すら了解しない謎の職業だった。しかし、この職業、なんと戦闘はトップレベル、小都市を大商業都市にしたりする内政力や、軍隊統率力なども高いという自分が国を作って覇王になるためにあるようなものだったのだ!少年は、やがて自分が兄を倒して領主の地位につくこと、さらには王になって国を作ることを決意する。それこそが自分の大切な人や民を守る近道だと悟ったのだ。
自分は歴史が好きだし。ファンタジー物も好きです。県や市、郡なんかで土地を割り振るのも面白いです。本作の中にある世界がどんな広さかは分かりませんがエルフが出るなら種族の概念があり現実世界でいう欧州のような感じで他種族をだすのも面白いですね。モンスターなんかも出してみては?モンスター系は序盤で出さないと、なかなか出しづらくなります。屈強なモンスター達を支配下に置くのも覇王っぽいかな…と。あと信長はその財力で大大名になった所が多いにあります。鉄砲なんかもそうです。今作の主人公はカリスマ性や個人の武なんかで行き過ぎてる感があります。主人公が無双するのは大歓迎で痛快ですけど、この後であるだろう大勢力との戦争なんかでは軍隊の強さがいります。主人公のカリスマ性のみでは、御都合が過ぎます。訓練だけで強くなるなら、どの勢力も同じです。何か強みになる武器を主人公に持たせて下さい。以上です。
show8218
3位:『魔王討伐その後で』
作者:小田 ヒロ
勇者レーネは仲間とともに苦難を乗り越え、レーネから全てを奪った魔王を討伐した。何もかも終わったはずなのに、事後も周囲に勇者としての役割を与えられそれをこなす日々。そんななかこれまで無視してきた心のキズが徐々にレーネを蝕んで・・・・恋愛要素は中盤以降、ハッピーエンドです。
2位:『手遅れ悪役令嬢ですが、隠しキャラに求婚されました』
作者:シアノ
私、クリスティーネ・ベルトワーズがいるこの世界は、かつて前世にて『わたし』が好んでやっていた乙女ゲームの世界なのだと気が付いたのは、全てが手遅れな時だった。私が乙女ゲームのヒロインであるエレナ・ヴァリエをダンスホールの階段の踊り場から突き落とした、その瞬間に前世の『わたし』のことを思い出した。そして自分が何者なのかを理解した。私は、乙女ゲーム『恋情ラプソディア』においてヒロインにさまざまな嫌がらせを行い、最終的には嫉妬に狂い、ヒロインを階段から突き落として破滅する公爵令嬢……『悪役令嬢クリスティーネ』に他ならなかった。気が付いたときには全てが手遅れ。優しい家族に婚約者、そして大切な友人。全てを失った悪役令嬢クリスティーネがパンを捏ねたり求婚されたりしながら幸せになるまでの物語。完結済み、ハッピーエンドです。アルファポリスにも掲載をしています。
1位:『リア充助けたら異世界に転生した』
作者:たまごかけキャンディー
平凡な会社に勤める冴えない男、さらに独身。なぜか上手くいかないことが多くなり、理不尽な毎日がエスカレートした結果、女子高校生、男子高校生リア充を助けて結果死ぬ。あの世で神様から教えてもらった話では、鬼や悪魔といった呪いの類いが主人公の過剰魔力を吸って寄生していた事が発覚。地球での対処が個人では不可能である以上、呪いに対して神側の管理不足だと謝罪され、詫びチートと異世界転生の切符を手にする。呪いのせいで魔力がありあまっていた男の、異世界ファンタジーライフです。──────※新連載【異世界創造のすゝめ~スマホアプリで惑星を創造してしまった俺は、創造神となり世界を駆け巡る~】https://ncode.syosetu.com/n2419fp/
あらすじを読んで、主人公の設定がユニークだなと思って読み始めたものの、異世界ものの話って多いから似たような物かと思ったら、これまで読んだ異世界の話と全く違っていました。まず、転生の仕方と言うか転生してからの出来事が斬新すぎて驚きました。少しだけ読んで、しおりを挟むつもりが読み進めてしまい気付いたら中盤!挿絵も素敵です。
美月里亜
殺人されて異世界転生これだけ聞くと、ありきたりの様に見える。ですが、これは違います。チートを貰って異世界転生はするにはするのですが、他の作品みたいにすぐに最強!見たいにはなりません。修行や鍛錬、出会いを積み重ねて強くなっていくのです。ですが、ここぞと言う時には圧倒的力で敵をねじ伏せる。これが、この作品の良いところです。キャラクターも立っていて、キャラを出し過ぎて出番を疎かに、なんて言う事にもなりません。自信を持ってお勧めし、時間の無駄になんて絶対にならないので、 是非読んで見て下さい。
ソラナキ(不定期連載中)