20位:『中年冒険者の魔物メシ』
作者:佐竹アキノリ
8月18日に書籍版が発売されます!中年冒険者ディナードは、魔物を狩って食らうことで生計を立てていた。一流冒険者でありながら、興味を示すのはただ一つ、魔物の料理という変わり者だ。そんな彼はある日、妖狐の母娘に出会う。二人は魔王との闘争に敗れた一族の生き残りだという。根絶やしにすべく追っ手の魔物が迫るが、ディナードは食材が自ら歩いてくるとは都合がいいと笑い、手始めにコカトリスを仕留めて唐揚げにしてしまう。「魔王か、一度食ってみたかったんだよな」《魔物食い》の二つ名を持つディナードは、そうして魔王を喰らうための旅に出ることにした。
なのでその唐揚げを1個…あぁぁ狐っ子ォォォォオォ!!ーな、オッサン&狐っ子×2の魔王(ごはん)は何処じゃオラオラ珍道中(間違ってはない筈…)現実世界の料理にも役に立つ事うけあいでございます「調理前には手を洗おう」文章がとても読みやすくて、頭の中に絵が浮かびやすいです。迷っていらっしゃるなら是非読む事をオススメします。あなたの想像する狐っ子はどんな感じでしょうか?え?俺はー(自主規制)
如何様H
19位:『今からあなたを訴えます!』
作者:国枝桜子
婚約者を妹に寝取られた。両親も妹の味方だ。だけど、絶対に泣き寝入りしない。裏切り者どもを訴えてやる! と駆け込んだ法律事務所で再会したのは、かつてのクラスメイトだった。彼に弁護士として協力してもらっているうちに、友情とは違った気持ちが芽生えていく。けれど、婚約者と破局したばかりで他の男に乗り換えるなんて、理性が許さない。そんな彼女の葛藤をよそに、彼は真っ直ぐに迫ってくる。しかし、周りの人間がまたしても騒動を起こしていき……。こうなったら、正々堂々、法的に叩きのめします!※アルファポリスにも掲載しています。※2018.3.9(金)よりアマゾナイトノベルズ様にて電子書籍化しました。内容は誤字脱字修正のみで、Web版と変更はありません。よろしくお願いいたします。
18位:『骨々だんじょん 作りかけ』
作者:しゅうきち
小さな洞窟の棺の中で目覚めた骸骨。頭の中に響く命令に従って、洞窟を迷宮にしようと働き始める。しかしその矢先、あっさり転んでバラバラになってしまう。頭一つの状態から、スタートする羽目に。一体の骸骨が仲間を増やし、黙々とダンジョンを作っていくだけのお話です。まさに骨だけにコツコツと。これは最弱の骸骨たちが、やがて一つの都市を作り上げるまでになる物語。の第一部終了。※第一部では、基礎部分である周辺整備だけに終わっています。
第1部に当たる「作りかけ」が完結し、しかしそれでも謎が多い物語です。スポットを当てられている「骨」たちが何者か。主人であろうと思われる「黒棺」の正体はなんなのか。それらのことが少しわかったり、代わりに謎が深まったりと非常に読者をやきもきさせられる展開が続きます。同作者の人生ロードと舞台背景が似通ったところがあります。おそらく流用しているであろう、物語の根幹に関わる宗教関係がやや説明不足感があり、そのため少々話の背景に分かりづらいところもあるのですが、その分深く練られているように感じる部分もあるため考察好きな方には特にオススメできる作品となっております。第1部ではダンジョン作りはほんの触りしかなく、ほとんど内政ではありますが、その中でも骨というアイデンティティがよいアクセントとして活きています。内政好きの方にもオススメいたします。
かなちゃん王女
タイトル通り主要なキャラは骸骨です。特に序盤は主人公以外しゃべれる人物が出てきません。物語の展開としては最初は独り言がメインのスロースタートになります(動けないため)そこをいかに読み進められるかがこの作品の評価の分かれ道の一つになると思います。そのため、もし最初の遅めの展開が自分に合わない場合は本格的に物語が動く18話くらいまで読み飛ばしてもいいかもしれません。そこから物語が本格的に動いていくのでこの作品の面白さが伝わってくると思います。この作品を評価するならまずはそこまで読んでからがいいと思います。
しっぽ
17位:『勇者に婚約者を寝取られて全てを失った男、二十年後に新たな勇者に指名される。』
作者:いらないひと
主人公がみんなを見捨てる話。
16位:『転生したのは朱拠! 三国志孫呉伝・ドマイナー武将の奮闘記』
作者:和美 一
三国志のドマイナー武将に転生してしまった! 病で若くして息を引き取った俺が転生したのは朱拠! 某三国志題材のATCGで矢印として有名になった朱桓……の従弟で正史に伝があるのみで演義にも登場せず、死ぬ前は孫呉ヲタだった俺がかろうじて知っている程度の人物。呉の将軍で孫権からは呂蒙たちの後継者になることを期待され、孫権の娘を娶り、以降はひたすら地味に孫呉のために尽くし続けたものの、孫権の後継者争い二宮の変に巻き込まれ自刃させられた悲劇の武将! 孫権や曹操みたいに君主でもなければ諸葛亮や陸遜のように国家を動かせる程の器量もない、優秀だったと評されるものの、中途半端な立場の武将。こんなドマイナー武将になってどうすればいいんだ、と最初は頭を抱えたものの、襲い来る悲劇を回避し、そして、願わくば孫呉の天下を実現するため奮闘する! ドマイナー武将の奮闘記が始まる!
15位:『俺、「城」を育てる ~可愛いあの子は無敵の要塞になりたいようです~』
作者:tomia
D級冒険者の俺。魔の森で死にかけ、廃城に住む幼女に助けられた。彼女は「城」の精霊だという。ともに暮らし、城を大きくして欲しいと頼まれた俺はそれを了承する。彼女に魔物の死骸をささげることでポイントが貯まり、城を立派にしたり、様々な施設を設置できるらしい。霊薬の原材料が取れる薬草園、鉱石が尽きない坑道、ドワーフですら驚愕する謎技術満載の工房ができたりする。冒険者ギルドに薬草を納め、城製のアイテムで強い魔物を狩っていたら、とんとん拍子でギルドの評価も上がっていって。恩返しをしようと思ったんだが、俺ばかり得している気がする……。※これは、そんな男と小さな少女のまったり生活。のちに住人も増える予定です
偶然に不思議な力を持つ『城の精霊(幼女)』に命を救われた冒険者が、廃虚と化した城を修復発展させつつ低レベ冒険者→中堅冒険者→辺境の領主(今ここ)と立場が変わっていく。生産系/育成系ゲーマーが好きそうなビルドもの。もっとほのぼのさせて & 作る楽しみ/美味しそうな食べ物を『一緒にやりたくなる/食欲が増す』ような描写を増やすと、この作品の長所が更に伸びるかも。
みかん
先ず、文体が柔らかいので、主人公のお人よし感が良く出ていますし、同じ理由でお城の精霊である少女のほのぼのした感じがとても心地良いです。粗筋は、お城の薬草園から薬草を採取してお金を稼ぎ、森で魔物を倒しポイント化して城を成長させる。今の所これだけなのですが、森に生えているはずの薬草にダークエルフが関与していそうだという伏線や、そのダークエルフが手懐けているであろう小人を保護したりと、徐々に話が動き出しそうな雰囲気です。でも、もっとほのぼのして欲しいかも。グリーンハウス作って果樹栽培したり、畑作ったり、薬草でハーブティー飲んだりとかね。ともかく、『冒険者が主人公なのに暖かな感じ』がとても良い作品です。
666
14位:『令嬢エリザベスの華麗なる身代わり生活』
作者:江本マシメサ
駆け落ちをした公爵令嬢の身代わりをすることになった、気が強いお嬢様の奮闘記。◇カクヨムにも掲載中◇※ビーズログ文庫より、9月15日発売。こちらは書籍版とは内容が異なります。
13位:『異世界で幼女化したので養女になったり書記官になったりします 番外編置き場』
作者:瀬尾優梨
平凡な大学生の私、水瀬玲奈は、気付いたら異世界にいました。あれ? ここ、どこ? え?精霊と契約を結んじゃった? んん? 体が縮んでない?わけも分からず異世界に召喚された女子大生が、図太くたくましく、無駄にフラグを立てつつ、元の世界に帰るために奮闘します。※アルファポリス レジーナブックス様より書籍化します 本編を削除して、番外編のみ残っています その都合で、書籍内容と番外編内容で若干の差が生じることがあります
とても真っ直ぐな作品で初めから魅力を感じました。物語の人物たちの感情がダイレクトに伝わって来て、一緒になってニヤニヤしたり暖かい気持ちになったりで読むのを辞めさせてくれませんでした。主人公ですが、ファンタジー系で女性が主役の作品は多くはないので、どんな人物なんだろうと少し不安もありつつ読んで見ますと、そこは流石の主人公…魅力がギッシリ詰まっておりました。物語の節々で感じる主人公の可愛さは、これだけを見るために読むのも良いかもと思ってしまうほどです。また、作者様が恋愛系の小説も書いているからか、恋愛パートはこの作品の強い魅力の1つです。王道の流れもあるのですがその中にもオリジナリティが入っていて続きが気になる作品です。この時点での最新話ではこの作品の魅力をかなり感じられる部分だと思いますので是非1度この作品を読んで頂ければなと思います。長々と読みにくいレビュー失礼しました。
マリア
12位:『私の愛しのバカ王子』
作者:いしい
乙女ゲームの悪役令嬢として生まれたブリジット。彼女は生まれた時から、なぜかゲームのストーリーの知識を持っていた。「私、婚約者に婚約破棄された上に、国外追放までされて、野垂れ死ぬ運命なのですね、神様…。しかし、誰しも死にたくないもの。希望を捨てず、彼がヒロインに付け入られる原因となるものを、全て取り除き、明るい未来を手に入れましょう!!」そう、幼い彼女は誓い、その通りにやってきた。おかげで今はラブラブ。しかし、彼は知識にあった通りの彼ではない!本来は、冷静沈着で王子の中の王子といった性格だったはずなのだが、何をどうして間違った。婚約者の王子は、残念な、高笑いのうるさい、ハイスペックポジティブ系俺様バカ王子となっていた!!私、教育間違えましたかね?!なんでこうなったんですかね!?完結しました17話を読んでから1話にいってもよし、最初から順々にいくもよし。好きに読んでくださると嬉しいです。
11位:『邪神無双 ~邪神が黒い笑顔で人助けを始めたようです~』
作者:九頭七尾
【書籍版がツギクルブックスさんより2018年2月10日に刊行しています!】異世界に転生したレイジは、なぜか前世の記憶が曖昧になっていた。そして天使から衝撃的な事実を告げられる。「君さ、転生を担当した女神様を殺しちゃったんだよねー」「はい?」女神を殺したことで、人間でありながら神の力を得てしまったレイジ(ただし邪神)。それは信者が増えれば増えるほど強くなるという、まさしく神チートな能力だった。内心では邪神らしい黒い笑みを浮かべつつも、温厚篤実な善人を演じて仲間や友人たちの好感度(もとい信仰度)を上げていくレイジ。やがて膨大な量の経験値と熟練値(スキルポイント)が入ってくるようになっていて……。
主人公が転移の際に女神を殺すとか発想がスゴすぎる。まぁ、この主人公は悪い邪神じゃなくて普通にいい人(神)です。どこが邪神なのか…個人的に邪神様とか魔神様が主人公として登場する作品は自分の欲望の赴くがままに悪さして過ごして欲しいのでニヤリー賞を贈呈します。ですが、作品の展開ストーリー性はかなりの高得点です。内心では邪神らしい黒い笑みを浮かべつつ…ryとありますが普通にいい人ですのでダークヒーローがダメな方にもオススメです。
クアンタム@なろうだいたい読み専
10位:『塔の管理をしてみよう』
作者:早秋
考助は、仕事帰りに車に轢かれてしまう。その際に魂が弾き飛ばされて、別世界へと行ってしまう。別世界で出会った女神さまに見送られて女神さまの管理する世界へと転移するが、その世界にある塔を攻略して管理することになる。塔に様々な種族の亜人たち(人間含む)を受けいれて、塔を発展させていきます。主人公自身は、直接的な戦闘能力は高くありませんが、傍にいる二人がチートです。主要登場人物:主人公、チート二人、吸血姫、人間、エルフ、サキュバス+セイレーン(+吸血鬼少々)、モフモフ担当二匹、ドラゴン一匹(?)。モフモフ担当二匹が順調にチートの道へ。他の人間、亜人たちは今後成長するかも?⇒順調に成長しています。主人公は戦闘はそうでもありませんが、他でチートの道に(?)。道具作り頑張ってます。R15は一応つけていますが、必要ないかも? 念の為付けています。2014/12/20 第一部完 第二部からは塔から離れて活動したりします。2015/5/17 おかげさまでなろうコンで受賞いたしました。書籍化決定です。2015/10/13 書籍版一巻発売。2018/3/16 完結いたしました。※書籍化による本編のダイジェスト・削除はございません。
9位:『二度目の恋はとても難しい』
作者:あさづき ゆう
わたしには背中に幼い時に負った醜い傷痕がある。傷痕だけでなく、後遺症まで残ってしまっていた。ダンスをしたり立ち続けるとひどく痛み、翌日動けないのは当たり前。貴族令嬢なのに社交があまりできない。こんなわたしが何故か第三王子アルバートの婚約者候補になってしまった。確かに、わたしの家は侯爵家だから、アルバートにとってわたしの実家は後ろ盾として魅力的だと思うけど。第三王子妃なんて、無理無理。社交ができない第三王子妃なんていらないじゃない。幸いにも他に候補者はいるし、わたしはアルバートに嫌われている。上手に婚約者候補を外れないとね。目指すは田舎での引きこもり生活よ!
8位:『かつて聖女と呼ばれた魔女は、』
作者:紫水ゆきこ
【アリアンローズ様より書籍化しました】400年前に帝国軍の侵攻から国を護った『救国の聖女』アストレイアは不老不死の魔女となり、人知れず森に住処を構え、極力他人に関わらない生活を送っていた。しかしある日、滑落事故に遭遇し、勢いで瀕死の青年を助けてしまう。それでも治療後は青年をさっさと追い払い、二度と来るなと伝えたはずだったのだが、青年は後日お礼にと、とてもよい匂いのする食事を携えており――?かつて聖女と呼ばれ行方をくらました不器用な魔女と、誠実な青年の物語。
7位:『魔王軍四天王の最弱令嬢は自由に生きたい!』
魔王軍の四天王の一人エルルは婚約者の名前を聞いた瞬間、この世界が前世で愛読していた漫画『ガイアの聖女アエラ』の世界であり、自分が一番最初に聖女アエラに倒され、他の四天王から「四天王の面汚し」呼ばわりされる悪役だと気づく。しかも、漫画の中で死んだエルルに向かって「この面汚しめ」と言う四天王の最強が自分の婚約者。「婚約破棄したいし、聖女にも倒されたくない! ……でもその前に、魔王様って、本当に存在しているの?」悪役キャラの脱却を目指しつつ、魔王様の正体を確かめようとしたり、スローライフしたりする四天王最弱のエルルの物語。
6位:『日本にダンジョンが現われた!』
作者:赤野用介
2042年5月、南海トラフを震源とする西日本大震災が発災してから2年半。日本全国の僻地では、不自然な地割れが次々と見つかっていた。だが調査名目で封鎖されるため、地主ですら内部を窺い知る事は出来ない。そんな折、全国数十カ所目となる新たな地割れが、杉林の中で発見される。発見者の少年は自分で調べようと、地割れの中に潜り込んでいった。※日本中がパニックに陥るのは14話からです。
とっても面白かったんですが、ふいに終わってしまった感があります。え?え?終わったの?その先は?とリアクションしました。まぁ、よくよく考えると全てがきっちりまとまっと良い終わり方だったんですがw作者は政治ものが好きなんてしょうか?たまにクドいです。主人公が中学生なのに抜け目がなさ過ぎて、最初はそれにツッコミまくってました。とは言え最初から最後まで一気読みしちゃいました。異世界編とかゾンビ編とか読んでみたいです!
annie
この小説の日本国は、人口が、減少しつつあり、大規模な災害を経験して、未来に希望が持てません。そんな日本国に、ダンジョンが出現します。2ヶ月に1度、出現する、一万体のモンスターは、1回事に強くなり、国家滅亡のカウントダウンが始まります。 でも、主人公が、政治家に協力して、新政府が誕生して、政府関係者と警察、自衛隊関係者の選抜攻略部隊が結成され、運命の歯車が善い方向に転換し始めます。魔物の体内の魔石を使った、新型エネルギー源の開発成功、新産業革命が日本国から誕生します。まさに、魔法文明開化、医療革命、新時代の幕開けです。赤字国債の大幅減少、技術革命、人口増加、夢と希望に溢れた、高度経済成長時代の到来です。是非一度、この素晴らしい未来像を、読んで、感じて下さい。魔法文明が開化する、新時代の幕開けです。
しゃあっ
5位:『運命の人』
作者:喜多蔵子
伯爵令嬢クロエはどこにでもいる平々凡々の容姿の中間・地方貴族。一応(仮)婚約者はいますが、その婚約者に恋人がいることを知って、さぁ大変。どうしましょう。とりあえず新しい婚約者を探さなくては。でも、あれ、私の寝台に知らない男性がいるわ。何が起こったのかしら。とにかく、私は普通に結婚して子供を産んで幸せになりたいだけなのです。(子供を産まない女性を蔑視したような言葉があります。不快な人は読まない方がいいかも。)
4位:『なんちゃってシンデレラ【WEB版】』
作者:雛/汐邑雛
【王宮陰謀編】夕食のおでんに辛子を添えるために買物に出た和泉麻耶(33歳)職業:パティシエが、光の中で意識を失い、次に目覚めたとき、彼女は異世界の12歳のお姫様になっていた。美貌で知られた母に生き写しだと言うお姫様はたった12歳にして、この国の王太子の妃であり、生命を狙われていた。なぜ狙われるのか、誰が犯人なのか、彼女は、15歳年上の夫を餌付けしながら真相を探る。【王都迷宮編】グラディス四世の崩御より一年。喪が明けるのと同時に、アルティリエは公式行事デビューをした。建国祭とそれに伴うナディルの即位式に向けて王宮中が動く中、後宮の主となったアルティリエの周辺ではこれまでとは違った争いが勃発。三十三歳の独身パティシエールだった過去の自分の記憶と技を武器に、アルティリエは王妃としてナディルの隣に立つための戦いをはじめる。書籍版 なんちゃってシンデレラ(リンク先:ビーズログ文庫シリーズ紹介ページ)http://bslogbunko.com/si_nantyatte/index.htmlコミック版 なんちゃってシンデレラ(リンク先:フロースコミック)https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_FL00000001010000_68/※Arcadiaにて連載完結作の微修正版です。
ごく普通の女性主人公が事故に遭い、目覚めるところから話がはじまる。目が覚めたら異世界転生していた!しかも超絶美少女になって!身分の高い人たちのドラマチックな人間模様。美貌の登場人物達や特別な血筋と数奇な運命。甘いお菓子と甘い恋愛。そして小さじ一杯のスリルとサスペンス。まるで大河ドラマというか、古式ゆかしい少女漫画のような印象。読みごたえのある作品でした。完結済です。面白かった
みかん
3位:『寝取られ令嬢の勝ち犬レッスン』
作者:サクチル
屋敷の薔薇園のベンチの上で情熱的に見つめあう青年と少女。少女は少し嬉しそうにはにかみ、青年の方は熱を灯した瞳で少女を見つめる。そして二人の唇はゆっくりと近づき、濃厚な接吻を交わした。私はそれを見て、思った。ああ、クリステラ…また私のものが欲しくなったのね…妹に全てを奪われ続けた令嬢が、自分だけのひとに愛される物語。全7話。
2位:『伯爵令嬢と騎士公爵のおかしな関係』
作者:しきみ彰
家が貧乏なため、家族のために王都で働いている伯爵令嬢・シンシア。臣下に下ったにも関わらず、魔術の才能があったせいで貴族たちの抗争に巻き込まれ窮屈な思いをしている公爵・リュファス。何もかもが真逆な二人がケーキを通じて偶然出会ったとき、おかし(お菓子)な関係が始まった!?これは小麦に並々ならぬ熱意を注ぐ伯爵令嬢と甘党王弟のラブコメディー。※カクヨムにも同じものを掲載しています。
1位:『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』
作者:山口悟
頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻した。私、カタリナ・クラエス公爵令嬢八歳。高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世界であることに気付いた。そして自分が主人公と攻略対象との恋路の邪魔をする悪役令嬢になってしまっていることに…主人公がハッピーエンドを迎えれば身一つで国外追放、バッドエンドならば攻略対象に殺されるって……私にハッピーなエンドなくない!?バッドオンリーなんですけど!?なんとか破滅エンドを回避して、穏やかな老後を迎えたい!!◆ 一迅社文庫アイリス様より書籍が発売中です。応援くださった皆様ありがとうございます。
私は乙女ゲーとかやった事のない人間ですが特に躓く事無く一気に読了出来ました。そのぐらい(?)面白いです。自分が傷付けられる事を回避するために主人公がとった行動とは「決して自分は他人を傷付けない。」ごくシンプルな発想を無自覚だったりあの手この手で実現していく過程や手法が非常に面白いです。悪巧みや打算でも行動しますが根底にあるのは主人公の優しさなのが読んでいて爽快になります。本編最終話の最後の締めの文章は鳥肌が立つほど素晴らしい締めだと思いました。いつかこのサイトが消え、作品のタイトルすら忘れてしまう事があるかもしれませんがあの最後の美しい締めの文章は一生忘れる事は無いでしょう。
沼イルカ
よくある悪役令嬢ものと違って恋愛要素(誰かと誰かが結びつくなど)が皆無。庶民感あふれる主人公のぶっ飛んだ思考回路がとても面白いし、その根底にある懐の深さと底無しの優しさに包まれた周囲からの愛も全く気づいていないところもいい。また、伏線の回収もとても丁寧で、前世の回想から今世に戻るところも違和感を感じない。短めながら綺麗にまとまっており、続きを読みたくなる物足りなさと読みきった満足感の両方を感じさせてくれた。長々と書きましたが、私が知る悪役令嬢もので一番書籍化に納得できた作品です。是非読んでほしい。
昼咲月見草