20位:『炎の治癒術師フラムの奮闘記 ─婚約破棄する前に婚約者に刺されたので、ここから人生やり直そうと思います─【第一部】』
作者:由岐
【10/22 第一部完結‼︎ 2019年5月より第二部連載開始‼︎】 燃えるような赤い髪を持つ二十歳の女性フラムは、伯爵家の子息と婚約していた。 フラムは長年の夢だった治療院での仕事に就き、恋も仕事も充実した日々を過ごせる──そう思っていたのだが……婚約者オルコの浮気を知ったフラムは、口封じとして連れ攫われ、そこで胸を一突きされてしまう。 けれども、重症で倒れていたところをとある男性に発見され── その出会いを切っ掛けに、治療院の新人治癒術師だったフラムの運命は大きく動き出していく。 これは炎に愛された女性の、愛と命の物語。 ※2018/1/11 異世界恋愛ジャンル日間ランキング1位を獲得 ※2018/1/14 異世界恋愛ジャンル週間ランキング1位を獲得 ※2018/10/23 「ツギクル」様にて日間恋愛ランキング1位を獲得 ※2018/10/23 「ツギクル」様にて日間総合ランキング1位を獲得
19位:『チートスキルはやっぱり反則っぽい!?』
作者:なんじゃもんじゃ
転生先の親の愛情感じずに育った主人公は家出をする。家出してからは自由気ままに生きる。呪いをかけられたエルフの美女を助け、貴族の権力にへりくだったりしない主人公は好きに生きる。ご都合主義のチート野郎は今日も好きに生きる。
18位:『槍使いのドラゴンテイマー Ⅰ ~邪竜をテイムしたのでついでに魔王も倒しておこうと思う~』
作者:こげ丸
【公開サイト合計、シリーズ累計約500万pv突破の人気作!】※『槍使いのドラゴンテイマー』シリーズの第1部となります。※こちらの作品からお読みくださいませ(//∇//)bとある予定外の出来事で異世界に転生する事になった主人公。女神様が言うには、異世界転生しても勇者の義務はないようです?そして異世界にて前世の記憶を取り戻した主人公は、ドラゴンを従える事が出来るギフトを得た事を知る。その後、涙涙の苦労の末に冒険者になった主人公は、とうとう念願のドラゴンテイマーになるのだが……。偶然テイムしたドラゴンは、神をも凌駕する邪竜だった。ついでで軍勢を壊滅させるようなドラゴンに、双子の猫耳獣人や常識を知らないハイエルフの少女。トラブルメーカーの美少女受付嬢までもが加わって、主人公は冒険者として今日も異世界で頑張っています☆===こげ丸===※旧題:異世界のドラゴンテイマー ~邪竜をテイムしたのでついでに魔王も倒しておこうと思う~■お陰様で各種ランクインさせて頂く事が出来ました!(*ノωノ)・日間異世界ファンタジー4位、日間総合 18位・週間異世界ファンタジー5位、週間総合 22位・月間異世界ファンタジー 19位、月間総合 60位■こちらの小説はアルファポリス様でもご好評頂いております!・ブックマーク約2500、累計約145万ポイントなどなど■他にカクヨム様、エブリスタ様でも連載はじめました☆
題材はいわゆる異世界転生もので、ありきたりな始まりなのだが、その内容が他にない非常に楽しめる作品だ。基本的には主人公が周りに振り回される感じで話は進んでいくのだが、周りのキャラ達が主役を食うぐらい魅力的に書かれている。その方向性は普通に「かわいい」だったり、「カッコいい」だったり、、、に収まらない奴らばかり!そう言う個性豊かなキャラ達が、入り乱れて大騒ぎしてる感じ!その癖、ちょっとカッコいいじゃん!?とか思わせる展開があったりもするし、読んでいて飽きなかった。もう魔王も出てきたし100話に届きそうだけど、頑張ってもっと続けて欲しいと思える小説だ!
ZEROディバイン
タイトルの通り、邪竜が出るまで少しかかりますが、テイムした邪竜の暴走が面白い。ただ、邪竜の力が強過ぎて、主人公の強さがあまり見えてこないのが残念ですね。子供の頃から母親との訓練を行ったりと努力をして実力もあり、魔王軍の幹部とも戦えるほどなのに、邪竜の一撃があまりにも強過ぎて……。まあ、これからの投稿でその点も変わっていくと思いますので、あまり気にする点ではないですが。ヒロインたちも魅力的ですし。ただ、受付嬢が恐ろしいですね。どうしてそう感じるのかは、本文を見てもらえればと思います。
やま
17位:『勇者の隣の一般人』
作者:髭付きだるま
玄武の国の副将軍の息子であるナイト=ロックウェルは幸せだった。優しい家族、多くの使用人、楽しい幼馴染に囲まれ、栄光の道を歩む筈だったナイト。しかしスキル授与の儀式において『一般人』というスキルを授けられたナイトに次々と無理難題が降りかかり始める。だが同時に自分が『転生者』だと気付いたナイトは、あの手この手で困難な状況を打破して行く。これは勇者の隣で共に歩み続けた一人の一般人の人生の物語である。*2018年10月31日完結しました。*2018年3月30日に第1巻が、2018年8月30日に第2巻が双葉社さまのモンスター文庫より発売されております。*感想は全て読ませていただいておりますが、基本返信はいたしませんのでご了承ください。
16位:『彼女をみつける日』
作者:東雲カイ
私は、自分を愛してくれた妻の心を壊した。これは、私が彼女を壊すまでの話と、その後悔の話と、そして後悔から先の話。「わたしが消えた日」ギルバート視点とその後のお話。
15位:『旦那様、結婚を後悔していますか?』
作者:xoxo
アンナは父の紹介で素晴らしい夫を得る事ができた。彼はとびきりハンサムで、親切で、寛大で、まだ若いのに騎士団でも出世している。アンナはとても幸運だったと言えよう。ところがこれ、逆の立場から見たらどうなるだろう?――優秀なベルナールは、上役の娘を娶る事になった。彼は本当に貧乏くじを引いたと思うわ……アンナはどうしても申し訳なさを感じてしまうのだった。しかしまぁ……何だかんだで愛され妻です。
14位:『モンスター・ファクトリー ~左遷から始まる魔物牧場物語~(旧題:左遷騎士と牧場娘)』
作者:アロハ座長
全ての人種がこの世界に生まれるとともに神から【加護】を授かる世界でコータス・リバティンは、親が冒険者からの成り上がりという理由で【魔の森】に接する辺境の牧場町に左遷されてしまう。 左遷されたことに悲観しない左遷騎士と魔物牧場を営む少女・レスカの物語である。(旧題:左遷騎士と牧場娘)【お知らせ】富士見ファンタジア文庫より1~4巻が発売中。5巻は、11月20日発売予定
13位:『美しきものとは』
作者:唯愛
幼い頃に交わした婚約。令嬢はひと目で恋に落ちた。それが、脆く簡単に潰える婚約だと知った時には好きになりすぎていた。婚約破棄された令嬢、破棄をした側の子息、それから。本編完結済。
12位:『ムー大陸、急浮上! 俺、初上陸!』
作者:金髪ロリ文庫
社会の底辺を生きる中卒の青年「町田清彦」(18)は、マグロ漁船から太平洋の大海原に転落、高波に攫われて溺れてしまう。そんな彼が辿り着いたのは、浮上から間もない「ムー大陸」。そこで大陸のアンドロイドを名乗る人物「ムーちゃん」と出会った彼は、彼女のご厚意に甘えて、理想の食っちゃ寝生活を手に入れる。そんな町田が持ち前の小市民感覚を発揮して、意図せず世の中を引っ掻き回し始める鬼手仏心ストーリー。最新話については、カクヨム様で先行公開を行っております。こちらへどうぞ。https://kakuyomu.jp/works/1177354054887106351
11位:『逃げちゃダメだとくり返し転生を受け入れたら、知らない間に最強になっていた』
作者:相野仁
何度も転生してしまう固有能力を嫌っていたミロスラフ。しかし、何度も転生するうちにあきらめて修行して強くなってやろうと決意する。あおぎ見るしかなかった実力者を超えていくために。そしてその結果無敵の強さを手に入れていた。世界を滅ぼす災厄と言われたドラゴンを瞬殺できるようになった最強ストーリー。
私は、これまで無双系・学園系・勘違い系などたくさんの小説を読んできたのですが、そのなかでも上位に入るほど面白かったです。最近は同じ様な内容の作品ばかりで飽々としていました。しかし、このような少し違うけど面白いという作品に出会えてよかったです。主人公に関しては本当に強いけど勘違いされているという一見よくわからない設定なのですが、何処か謙虚で、しかし、周囲からみると威厳があるという面白さもあります。この小説は結構おすすめなので是非読んでみてください。
豆腐ハンバーグ
10位:『悪役令嬢にはどでかいスパナがよく似合う』
作者:藤原ゴンザレス
トラック、ゲームの悪役令嬢、破滅フラグ。よくある悪役令嬢もの。だけど悪役令嬢レイラは生前工業高校に通っていたのだ。レイラはシナリオを完全無視して貴族学院ではなく王都産業学校に飛び込む。ドレスを作業着に着替え、開発するのは、旋盤、溶接、蒸気機関、ダイナマイトに雷管。……今、悪役令嬢による楽しいのもの作り生活の火蓋が切って落とされる。
9位:『お忍びスローライフを送りたい元英雄、家庭教師はじめました』
英雄セバルト・リーツは魔物達の支配者を倒した直後、気付くと平和な町にいた。そこでセバルトは330年もの時が経っていることに気付く。これまで戦いにまみれた殺伐とした人生を送ってきたので、セバルトは新たな未来では自分の正体を隠し、かつて身につけた力や知識、古代の物品を利用してお忍びで平和なスローライフを送ろうと決意する。そしてまた、そんな生活に邪魔が入らないよう、人々の危機を救う英雄を育てるため、落ちこぼれの賢者の子や、英雄志望の家族の子孫などに家庭教師をしていく。☆書籍化決定しました。カドカワBOOKS様から1月10日に刊行されました。(旧題:お忍びスローライフ希望します(30代男性/最強の家庭教師/前職:英雄))
8位:『眼鏡公爵の初恋と地味令嬢の腐れ観察日記』
作者:長月 おと
若き公爵エヴァルドと伯爵令嬢のリーディアは婚約破棄前提の主従契約をした。エヴァルドは邪魔物を排除するためにリーディアを利用するのだと本人に告げた。しかし相手を利用しようとしているのはエヴァルドだけではなかった。リーディアは素直に従うふりをして、影でエヴァルドを腐った妄想小説の生け贄にすることにしたのだった。※本編完結済み(全27話)+α【2019/8/2配信】書店アプリ『まいどく』にて配信中。追加エピソードを加え、アプリ用に編集したオリジナルバージョンです。
7位:『脇役艦長の異世界航海記 ~エンヴィランの海賊騎士~』
作者:漂月
人生の脇役を自認していた平凡なサラリーマンは、迷い込んだ異世界で無敵の飛空艦シューティングスター号を手に入れた。人生の主役になれなくてもいいので、脇役としておいしいところを全部持っていきたい!数多の英雄伝に登場する謎の脇役「エンヴィランの海賊騎士」の伝説が始まる。頼れるクルーはポンコツAI娘と関西弁少女と空飛ぶペンギンだ!※アース・スターノベル様から書籍発売中です。※書籍化に伴い改題しました(2018年6月14日)
6位:『男装令嬢の不本意な結婚』
作者:もり/もりふみの
とある事情で男の子として育てられた伯爵令嬢クラリスは、少年の姿のまま、不愛想な軍人パトリスと出会い、友情を育んだ。 しかし、クラリスの心は友情と同時に初めての恋に目覚め、女性らしくなりたいと思うようになる。 そして三年後、社交界デビューを果たしたクラリスは、最悪の状況でパトリスと再会してしまった。 そのため、パトリスは――女嫌いで有名な王弟殿下は、クラリスと結婚せざるを得なくなってしまう。 結局、クラリスは自分の過去を打ち明けることも、謝罪することもできないまま、不本意な結婚生活を始めることになったのだった。 ※この物語は『沈黙の女神』のスピンオフですが、こちらだけでもお楽しみいただけるかと思います。
5位:『NO FATIGUE 24時間戦える男の転生譚』
作者:天宮暁
ゲーセンから出たところで通り魔事件に出くわした主人公は、女子高生を助けようとして通り魔ともみ合いになり、通り魔を刺殺してしまう。主人公はそこに折悪しく現れた警官に犯人と間違って射殺され、30年の生涯を閉じた……はずだった。しかし、これではあんまりだと主人公に同情した異世界の女神が、異世界へと転生させてくれることになった。条件は、同じく異世界へと転生しようとしている通り魔を倒すこと。かくして主人公は【不易不労】――精神的にも肉体的にも疲れることがない、というスキルのみを授かって、異世界へと転生する。※ 書籍版第1巻~第3巻、オーバーラップノベルスより発売中です。18/10/5追記:この作品と趣向を同じくする新作の連載を開始しました。併せてお読みいただければさいわいです。『NO STRESS 24時間耐えられる男の転生譚』https://ncode.syosetu.com/n8387fa/※アルファポリスでも掲載しています。
疲れない・眠らない・飽きない、という地味ながら精神的に非常に助かる能力と使命を女神様から与えられて赤ん坊に転生したオタクの活躍を描く物語。およそ凡人なら途中でくじけてしまう単純作業を常に集中し続けることで克服し、自身の能力をどんどん育てる「作業」を行う。24時間、一時も休むことなく行うため、恐ろしい作業量をこなす。数日経てばスキルレベルもカンストする。意外とこの「疲れない」という効能は奥が深く、辛くならない、しんどくならない、面倒くさがらないなどなど精神的に諦めることがない。常に自身のスキルレベル上げをしている姿勢は非常に尊敬できる。転生後、また一年も経たないうちに赤ん坊ではあり得ない諸行を為し、赤ん坊ですらなくなる。登場人物が皆々フランクで、違和感も無視して主人公を理解してくれるあたり、寛容すぎるのがご都合主義設定の塊で気持ち悪いが、なろうらしいなぁと気にしないのが吉。
白樫黒霧
4位:『12ハロンのチクショー道』
作者:野井ぷら
『何を望む?』超常の存在の問いに男はバカ正直な欲望を答えてしまう。あまりの色欲から、男は競走馬にされてしまった。それは人間以上の厳しい競争社会。速くなければ生き残れない。生き残るためにもがき、やがて掴んだ栄光と破滅。だが、まだ彼の畜生道は終わっていなかった。これは、競走馬にされてしまった男と、そんなでたらめな馬に出会ってしまった男達の熱い競馬物語。7/15 番外編開始につき連載中へ状態を変更しました。10/9 番外編完結につき状態を完結に変更しました。
ディープとキンカメが亡くなった。悲しくて仕方がない。だからこの小説を推すんです。物語世界に、セックスしまくる人生(笑)を送りたいと神に願って転生した人間としてはアホ、でも名馬がいた。サターンマルッコ、多分、マキバーオーよりも強くて、マキバーオーよりもクレバーで、そしてマキバーオーよりもセクシィな馬の物語。
ばとめんばー
系統的には、転生の俺強い系にカテゴライズはされるが、大きく異なる点がある。主人公は馬にされてしまった転生者だからだ。その競走馬を見つめている周りの視点によってお話は進行していく訳である。競馬という競技の都合上、好敵手はたくさん出てくるわけであるが、そこに姫を守り抱きしめる高揚感は生まれづらい(若干存在しなくはない。個人的にはそこもっと詳しくとなるところではある) 本作の魅力は主人公と競馬関係者やライバル馬との群像劇が疾走感を保ったまま描き切られていることだ。馬にされた人間というスタートを用意された時点で、そうなるのか? という根本的な疑問は産まれるが、作中に表現される輪廻により若干の説得力が生まれているところは妙といえる。 だからこの作品はきっと、ダビスタやマキバオーみたいな競馬の基礎知識があって、ジャンプ的作品が好みの方、MJ文庫的なノリを楽しめる方にオススメしたい。
Nagy
3位:『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』
作者:江本マシメサ
無料漫画サイトコミックPASH!様にて、コミカライズ決定!陽気な名ばかり貴族と、元軍人の年上妻の仮契約で結ばれた夫婦の雪国暮らし。身を切るような寒さの中で狩りをしたり、仕留めた獲物の解体作業をしたり、暖炉の火で料理をしたり。毎日の生活は穏やかに過ぎていく。そんな二人の日常を綴ったほのぼの恋愛物語。
「ネットレビュー大賞 応募レビュー」 北欧(フィンランド)に行って、オーロラを見たり、そりに乗ったり、夜明けを見たり、トナカイの世話をしたり、ジビエ料理を食べてみたくなる小説です。 奥方の方の実家がドイツ(中欧)なので、そっちにも旅行したくなります。(笑) とにもかくにも料理がおいしそうです。産地直送、地産地消ばんざい。 個人的にはドイツが好きなので、ドイツ編の方が楽しかったです。何はともかく、ソーセージ!!(笑) 男女逆転のあま~い恋愛小説ですが、(旦那さんは雪の妖精さんのような外見なのに、恋愛に関しては押せ押せ状態で、両想いなのに、奥方を口説きまくる。(^_^;))恋愛のみならず家族愛の物語です。
宣芳まゆり
本作はファンタジーではない。戦記物でもなく、VRゲームでもない。勿論魔法も何らかのチートも出てこない。ただただ一組の少し変わった、それでいて真っ当な夫婦の共同生活を描いた愛の物語である。北の果てにある大地で、ただ日々を生きる事、それがどれだけ厳しく、そして美しくあることか、命が育まれるという当たり前のことがどれほどに感動的な出来事であることか、狩りを通じ、食事を通じ、会話を通じ、笑顔を通じ、本作はそれらの全てを教えてくれる。読んでいるうちに、リツの事もジークの事も愛しく思わずにはいられない。読了の後に、人生に希望を抱くことが出来る。そんな、時に厳しく時に優しい物語。
壬生一郎
2位:『毒舌少女のために帰宅部辞めました』
作者:水埜 アテルイ
角川スニーカー文庫様から書籍版発売中!【2018.3.18 第123話完結済】 帰宅部プロフェッショナルを自称する高校二年生の『榊木彗』は自由に使える放課後を日々謳歌していた。 入部届も退部届も不要のホワイト部活、帰宅部。その一員であることに最大限の誇りを持つ彼は高二の秋、とある美女教師から任務を与えられた。「問題児・日羽アリナの毒舌を治療せよ」 幾多の男からの告白と求愛を踏みにじってきた容姿だけは100点満点のアリナ。 ある日、【毒舌薔薇】という異名を持つ彼女を更生してほしいと彼は頼まれた。 地上最強部活動・帰宅部の一員としては禁忌の行為である、放課後に学校に残ることを彼は迫られたが美女教師の依頼を断ることはできず、放課後は学校で時間を費やすことに。毒舌と暴力の権化のような美少女《日羽アリナ》冗談しか言わない帰宅部員《榊木彗》 二人の狂ったスクールライフは罵倒とジョークでいつも混沌としている。 しかし彼はまだ、彼女に隠された秘密と幻を知らなかった――。※第123話「そして毒舌薔薇はかく語りき」で本編完結です。以降は後日談&サイドストーリーとなっております。約1年10カ月、最後の最後までお読みいただきありがとうございました!
最初こそは毒舌少女のアリナと人助けをしながら彼女の毒舌を治療してゆくというよくある話ですが、アリナの秘密が打ち明けられる辺りから物語の方向性が変わります。 セカンドヒロインも魅力的で、個性豊かなキャラクターが登場するものの、あくまでも彗とアリナの物語として、一本の太い芯が通っています。 特に物語の後半から終章までの流れは本当に綺麗です。治療という大義を失ってからはまさにアリナと彗の為の物語であり、重いテーマがゆえに日常の描写すら輝かしく、最後に残るのは澄んだ青空を眺めるような読了感です。
知花―tomoka
最初はいつも通り時間を潰せたらと思いながら読み始めたんです。ですが3話目程度まで見たときにはもう虜になっていました。そんなに時間をかけるつもりはなかったのに、気づけば半日も経っている始末でした。読み始めは、主人公に目がいきました。彼の発言や行動のユーモラスさに面白さを感じ、それをたたせるようなヒロインの毒舌にも同様の感想を抱きました。でも、物語が進むに連れて主人公とヒロインはその良さを残しつつ二人の関係の発展に向かって緩やかに加速し続けていきます。そんな日常と恋愛の緩急に心を奪われ、ストーリーの終幕に心が震え、熱が冷めず今に至ります。読み終わってからかなり経ってから書いていますが、未だに余韻は胸に残ったままです。是非読んでください、人を変える力を持つ作品です。こんなに素晴らしい物語とその作者様に敬意と感謝を。
プヨ
1位:『臆病な伯爵令嬢は揉め事を望まない』
作者:白猫
私、アメリアは侯爵令嬢・ソフィー様を尊敬し、憧れているだけの地味な取り巻きに過ぎなかった。だけど、ソフィー様と一緒に彼女の婚約者である王太子殿下と男爵令嬢の密会を見たことで、平和と恋愛小説をこよなく愛し、目立ちすぎないように暮らしていた私の日常が変わり始める。さらに、第二王子やソフィー様の弟君との出会い、そしてソフィー様が良い方向に変化していく様子を見て、次第に私も今のままじゃダメだと思うようになっていく。これは、過去の出来事により、地味で大人しく暮らしていた私が前を向いて自分らしさを見つけていく話。※10月15日頃にビーズログ文庫様から1,2巻同時発売予定です。