20位:『《最終章》のみ』
作者:割内@タリサ
とある小説の最終章のみです。《最終章》の当時の感想の保存・続きのネタバレなしの感想欄を目的とした頁となります。現在は『異世界迷宮の最深部を目指そう』のページで纏めて読むことを推奨しています。
なろうで一番好きな作品ですかっこいい魔法が好きな人にも向いていてかっこいい戦闘が好きな人にも向いていてかっこいい設定が好きな人にも向いています!しかし、この作品の目玉は「主人公の成長」にあると思いますもし、「打算的で」「効率を重視して」「自分のことだけを考える」みたいな考えをかっこいいと思っているならば是非この作品を読むべきだと思います価値観が広がりますps.基本ホットホームでハートフルな作品です
ドナドナ
19位:『聖痕と千の島の物語』
作者:paiちゃん
夏休みを利用して近くの島々を巡ってみようと、カヌーで友人達と海に乗り出して3日目の事。夕食のおかずを取りに海に潜ったのだが、獲物を取って浮かんだ場所は、見たことも無い場所だった。 近くに島も見えるんだが俺の知っている海ではない事は植物を見ただけで直ぐに分かる。思わず海中を見ると、さっきまでは岩礁に海草が付いてたんだが、今はサンゴが一面に繁茂している。 ひょっとして、友人が話していたワープとかいうやつなのか? 早くに人を探して、日本に帰る手立てを考えなくちゃな。結構きれいな風景だから、カヌーでうろついてれば、観光船が見つけてくれるかも知れない。 次の日の昼下がり、とうとう他の船を見付けた。何と外輪船だぞ。だけど、観光船とはちょっと違うような気がする。それでもカヌーを近づけていくと……。こんな感じで始まる物語です。 海人がニライカナイで亡くなって20年ほど経った時、再び千の島の海域に2人の男女がやってきました。 海人の助けを借りて平和なネコ族の国を作っていたネコ族ですが、それなりに課題はあるようです。 それに、近頃海に色々と異変が起きているようです。
ユグドラシルの樹の下で、などたくさんの作品を書かれていますが個人的には一番のお気に入りです。海の島々、そこに暮らす人々の描写も素敵ですし、生きざまにワクワクするお話です。特に素潜りや雨季の話が面白いです。すごく長いということもないので一気読みもOK!(私だけかも?)問題は読むと海に行きたくなることですね!ぜひ楽しい時間を過ごしてください。
ユーリアル
18位:『理想の王子様なんていなかったので、自分で目指すことにしました。』
作者:空飛ぶひよこ
絵本のような王子様に憧れていた幼いレイリアは、実在の王子と婚約したことで、その幻想を粉々に打ち砕かれてしまう。理想とする王子様なんて、現実ではいなかったんだ。……ならば、私が理想の王子様を目指そう。それから約十年……レイリアは全寮制魔法学園で、「白薔薇の君」と呼ばれ持て囃される、女の子達憧れのヒーローになっていた。初恋を拗らせて斜め上方向に行ってしまったレイリアと、そんなレイリアに子どもっぽく突っかかる婚約者アルファンスが繰り広げる、青春ラブコメ(予定)。※完結に伴い、感想欄を受付再開しました。
王子様が登場する本を読み、いつか自分も物語のヒロインのようにと理想を夢見た少女、レイリア。 そんなレイリアに幼少期、なんと国の王子様との縁談が。 相手はレイリアと同い年のアルファンス王子。幻想に夢見たレイリアはアルファンス王子と対面すると「なんだ、このかわいげのない女は」 この一言に見事なまでにレイリアの幻想は砕け散り、そして代わりにある感情が芽生えます。「なら、私が理想の王子を目指してもいいんじゃないか?」 これは、レイリアのそんな思いから始まった、恋と謎と王子のツンデレが飛び交う学園ラブコメディである!
凪狐
17位:『炎の神子様は大精霊ではございません』
作者:江本マシメサ
ありえない嫌疑をかけられ、処刑されようとする炎の神子を務める少女、エルフリーデ。危機的状況から助けられるように、召喚される。驚くべきことにそこは若き王子が治める、モフモフ可愛い二足歩行のねずみが住んでいる妖精の村だったのだ。かの地で懇願される。ーー炎の大精霊よ、どうか、村を救ってほしいと。精霊ではないのに、保身のために精霊の振りをする少女と、いろいろと問題を抱えた王子との、愛と魔法、たまにモフモフな奮闘記。
16位:『異世界転移でうだつのあがらない中年が獣人の奴隷を手に入れるお話。』
作者:あらまき
学生集団の異世界転移にまきこまれたおっさん、その名も三世八久(ミツヨヤツヒサ)。修学旅行の学生集団と一緒に異世界に転移するが、うまく馴染めなかった。もう集団生活はコリゴリと学生中心の転移者集団から離脱し、田舎の一人暮らしを始める。チートとか成り上がりとかそういったものに憧れが無いわけではない。だけどそんなことをするような活力が沸いてこない。転移前の生活でその精神は磨耗しきっていた。日々惰性で生きているような中年に、何か特別なことを為すような気力はもう残っていない。そうして彼は、田舎だけど人当たりの良い村の中で、幸せな日々を緩やかに過ごした。緩やかで優しい日々。だけど心が枯れて虚無的な日々でもあった。だが、そんな彼が変わる様な、運命がすぐ傍まで迫っていた。2018/11/23 完結しました。これから(特に酷い)百話目までの文章を修正する作業に入ります。
15位:『そして僕は聖女を裏切った』
作者:長月 おと
とある街で青年ネイトは今日も診療所の部屋にこもってポーションを作っていた。治癒師である婚約者リタと一緒に働きながら、幸せで穏やかな日常を送っていたが、魔王出現によってそれは簡単に崩れる。聖女候補の神託を受けたリタは勇者と共に戦場で魔物と戦い、ネイトはただ祈りながらリタが帰ってくるのを待ちわびる日々。そして遂に魔王は倒された。しかし正式に聖女となり帰って来たリタの隣には勇者がいたのだった。それを知ったネイトがとった行動とは…………【注】好き嫌いが激しく分かれる内容です。閲覧にはご注意下さい。
14位:『噂によるとどうやら彼はクズらしい。』
作者:紺野
ルーファス公爵家の令嬢、アルトステラはある日突然なんだかわけもわからないまま婚約者の王子から婚約破棄を申し渡された。嫌がらせ?一体なんのことかしら?と首をかしげながら飛ばされた僻地で軟禁生活を送ることに。でも割と楽しいし、しがらみ無くて自由だし、とのんびり暮らしていたけれどそんな時にとある噂を耳にする。 ずっと描いてみたかった婚約破棄ものをわたしなりに書いてみました。のろのろ展開ですが、そのうち恋愛要素もでてきます(多分)。クズで頭おかしいちょっと気持ち悪めのストーカー王子と腹黒美少年のねっとり系敬語弟とか……(ろくなのがいません)☆第3回 アイリスNEO ファンタジー大賞にて金賞をいただきました!書籍化予定です。皆様応援本当にありがとうございました!
13位:『おっちゃん冒険者の千夜一夜』
作者:金暮 銀
『小説家になろう』に2017/02/27から投稿開始(https://ncode.syosetu.com/n4202dv/)。 著者:金暮 銀(日本人) 著作権者:金暮 銀(日本人) <上二行は無断転載対策> ダンジョンで生活していた『シェイプ・シフター』のおっちゃんは、ある日を境にダンジョンでの生活を止め、冒険者として人間の街で暮らそうと決意する。 目立ちたくないおっちゃんは、しがないしょぼくれ中年冒険者を目指す。だが、困っている人を見捨てておけない。おっちゃんはついつい手を出し、数々の事件を解決してゆく。 果たして、おっちゃんの行く先に安息はあるのだろうか。モンスター中年冒険者の英雄譚ここに開幕(気軽に読める作品です)。【書籍化します】 第三巻が2018年8月25日に、HJノベルスより発売 ついに三巻発売です。
小学生の頃、たくさん読んだ民話や昔話を思い出したですよ、はい。余計な描写がないシンプルな文体で、お話はサクサクすすむんですが、飽きがこないまさに千夜一夜でした。40過ぎの冴えない風采の主人公おっちゃんは、姿が変身が得意なシェイプシフターという魔物で関西弁風の味がある人です。ダンジョンをやめて冒険者になってその日暮らしを初めますが、周りの人達に人柄をみいだされ活躍していきます。私利私欲よりも義理人情。出世よりも周りや自分の日常を大事にしているいい人が成り上がっていくんですが、一人称で語られるおっちゃんの頭の中はお花畑ではありません。厳しい世の中をかいくぐってきたリアリストの冷静な判断の数々。派手さはない、淡々とシンプルにでも味わい深い大人のためのエンターテイメント作品。だから500話以上あるのにどんどん読めてしまいます。結構かなりオススメできる逸品です。
ほげた
累計100万文字にも及ぶ量ながら、とにかくストレスフリーでさくさく読めて、気が付けば直近アップまであっさり読破出来てしまう。1章はそこそこ話数があるものの、ひとつの問題に対して1話ないし3話ほどで解決し、次の段階に進むという流れが非常に小気味よい。問題解決にダラダラと話数を重ねる、大筋から横道に逸れてダラダラと奔走する、ということが全くないというのは素晴らしい。なにより、大筋の問題解決に向けて小さな問題を解決していくのに、過程が無駄になるということがない。主人公が見た目的には冴えないおっちゃんのおかげで、変なハーレム要素が絡むこともないので、安心して読み進める。
laptop
12位:『わんこ系幼馴染の騎士が、夫になりまして』
作者:百門一新
村で暮らす平凡な私には、昔からよく甘えて泣きついてきた美麗な幼馴染がいる。王都で立派な騎士になったと思ったら「寂しくて死んでしまいそうだ!」と突撃されて、何故か彼の妻になって夫婦生活がスタートしていた――……ちょっと待って。寂しいからって、なんで籍まで入れちゃったの?結婚から始まる幼馴染な二人の恋の物語。※アルファポリス様にも掲載しています。/2019/6/7全話推敲(文章修正・加筆)完了致しました。
11位:『ちょっとした、文化の違い』
作者:くさぶえ
彼は転生をした。ちょっとしたリスクはあったものの、自分の望んだチート付き。しかもその世界には魔法があって、いわゆる一夫多妻が許可される世界。つまりは、ハーレムを作っても問題なし。正しく理想。彼は前世においての夢であった、ハーレムを作り上げると思われた。けれども彼は手に入れたチートである『魅了の瞳』を封印。そしてその反動で、魅力値最底辺となるのであった。結果的にあらゆる人間、特に女性からは汚物を見るように気持ち悪がられ、しかし彼は満足げな表情。そればかりか彼は、求めて止まなかった女性との接触を、全力で避けていた。その理由は、異世界のちょっとした文化の違い。
主人公は転生するときに神にハーレムを作ったり俺Tueeeをするためチートを望みます。そしていろいろと条件付きでチートを手に入れた主人公ですが、生後間もなくチートを封印します!また、高校生となった主人公は女子から蔑みの目を向けられますが非常に満足気です 笑なぜ望んだチートを自分から封印したのか?ハーレム願望はどうしたのか?その答えこそ、この作品の世界観に繋がるのです!序盤の重要な部分を占めているので説明はできませんがとてもユニークで面白い 笑ただでチートを望もうなんて甘いということをちゃんと描いていますね 笑一見してコメディー系かと思いきや、真面目なお話も結構な割合を占めていますし、最新話とかではちょっぴり熱い展開などもあって読んでいてとても楽しめる作品となっております!また、この作品のあらすじも興味を唆る書き方をしているので是非読んでみてほしい!
ひょろ
剣と魔法の異世界転生主人公の目的はハーレムこう聞くとテンプレなのに、展開はテンプレとはまるで異なりますまず主人公、ハーレム目指しませんそれどころか、異性から汚物扱いされる事を望み、侮蔑されれば喜びます主人公の魅力は世界でもワーストレベルなので、さらに拍車がかかります主人公がそこまでして異性を忌避する事情こそ、まさに文化の違いな訳ですが転生した異世界ではI love you = I kill youがリアルに成立しているのです主人公には異世界の世界観が歪んで見えて異世界の住人にも主人公が歪んで見えますそして何故か、どちらの価値観を加味しても、主人公がどこか歪んで見えますただ、だからこそ、ひたすらに生き抜こうとする主人公に魅せられます生きているからハッピーだと、葉っぱ隊のような精神の主人公やわらか戦車の心を持った主人公一風変わった物語をどうぞ
メソポ
10位:『“ド”がつく程の犬好きな悪役令嬢は領地に帰って犬を愛でたい』
作者:あきの たすく
貴族の中でも強力な権力を持つエヴァンズ公爵家の一人娘、イザベラは淑女の鑑でこのアルメリア王国第一王子クラウスの婚約者だ。彼女の一方的な愛の告白によってその強大な権力が動き王子の婚約者に収まったというのは有名な話で、けれど誰もが彼女を恐れて逆らわない。その魔女のような真っ赤な瞳で見下されると、皆あまりの恐ろしさに背筋が凍った。そんな彼女には、学園の長期休暇に王都から離れた領地に毎回ダッシュで帰ってしまうという謎があり、領地に秘密の恋人がいるのでは…と噂されていた。だがそんな彼女は実は───ドがつく程の大のイッヌ好きで………領地に置いてきた飼い犬たちに会いた過ぎて、早く婚約破棄されて領地に帰りたい令嬢の話。顔が怖い。
良い作品だと思いました。物語のはじめのほうで、作品の仕掛けについて何となく感づくものの、最後まで飽きずに読みました。読み終わって、犬との戯れがもっと欲しかったなぁと少し思いました。犬と戯れるご令嬢が可愛いすぎて、もっと欲しかっただけですが、、。平民が貴族としての自覚をきちんと持つという話は自分の中で初めてだったので新鮮でした。ざまぁ系の読みすぎかもしれません。癒されたいときに読み返したい小説。
さつき
犬大好きお嬢様が可愛くてきゅんきゅんします!今までにない新しい小説かなと思っています!!!!!普段とのギャップが可愛すぎてこっちまでにやけちゃいます毎日更新楽しみしてます!いつ完結なるのか待ち遠しいです♡王子様との恋かなって欲しいなあと思ってます。王子様のsideやアナのsideなどもみてみたいです、
そら
9位:『努力しすぎた世界最強の武闘家は、魔法世界を余裕で生き抜く。』
作者:わんこそば
日常的に魔法が使われている異世界に転生したアッシュは、魔法が使えない落ちこぼれだった。 アッシュは魔法使いに強い憧れを抱き、死に物狂いで修行したが、16歳になっても魔法の才能は芽生えない。 だが、このときアッシュは知らなかった。 自分が魔王をワンパンで倒せるほどの力を手に入れていたことに…… 努力しすぎた結果、魔法使いよりも魔法使いっぽいことができるようになった世界最強の武闘家が、魔法使いを目指す物語です。※集英社ダッシュエックス文庫様から書籍化することになりました。第6巻は2018年10月25日発売の予定です。※ニコニコ静画様の『水曜日はまったりダッシュエックスコミック』にて、コミカライズ連載中です。第2巻は2019年5月17日発売の予定です。
8位:『威圧感◎』
作者:日之浦 拓
2017/10/16 第1回HJネット小説大賞にて受賞しました!HJノベルズ様より第3巻まで好評発売中です!2018/9/26 本編完結済み 以後は番外編をちょこちょこ投稿しております。主人公薄井 透は、その存在感の薄さ故に事故に巻き込まれ死んでしまう。あの世ですらスルーされる存在感の薄さを解消するため、神によって異世界へと飛ばされることとなったが、彼に与えられた唯一の能力は、周囲に対する『威圧感』のみだった。「今日も威圧で野菜が美味い!」「不治の病が威圧の力で治りました!」「頑固な汚れも、つけ置き威圧で驚きの白さに!」ゴブリン1匹殺せないごく普通の高校生が、成長補正も身体強化もない一般人ボディで異世界を駆け巡る! 果たして彼は力を手にし、来世に希望を繋ぐことができるか? いつか何処かで流行るはずの、「戦わない系主人公」トールの、成り上がらない村人……ゲフン……冒険者ライフが、今ここに幕を開ける! ゴリゴリの戦闘系スキル『威圧感』の無限の可能性が向かう先は、どっちだ!?※なろう版ではガッツリ猫な獣人がヒロインです。苦手な方はご注意下さい。
相手に絶対的な実力差を理解させ、屈服させる『威圧』。しかし……トールの威圧は一味違う。真の威圧は食材さえも屈服させる!?この作品のあらすじにはこう書かれている。>「今日も威圧で野菜が美味い!」>「不治の病が威圧の力で治りました!」>「頑固な汚れも、つけ置き威圧で驚きの白さに!」おっ、よく雑誌に書いてある偽体験談とか誇大広告の類かな?騙されないぞ。そう半信半疑ながらもこの作品を読み始めた読者は全てを読み終えた後にこのような体験談を感想ページに書き残すであろう。「威圧の力で笑顔になれました!」「威圧のお陰で世界が平和になりました!」もはや世界に存在する全ての問題は『威圧』で解決すると言っても過言ではない。今すぐ威圧講座(全12回)を受講して威圧料理人や威圧医師に転職しよう!スライム好きやもふもふ猫獣人好きにもおすすめできる。
hikoyuki
7位:『お飾り王妃の我慢はもう限界です! ~嫁いだ国の食事情に物申す~』
作者:森陰 五十鈴
※あさづき ゆう様作『お話の種、育ててみませんか?』掲載の「お飾り王妃さまのビフォーアフター」のリサイクル作品です。※加瀬優妃様「空家をなくそう」活動参加作品アドリアーナはお飾り王妃。故国の都合で小国ザルツゼーに嫁いで来たけれど、王にはすでに寵愛している側妃がいた。おまけに、国の政治に口を出すなとまで言われる始末。王妃らしいことは全くさせてもらえていないのだけれど、それよりなにより腹立たしいのはこの国の食事!尋常でないほど味が濃い、そして塩辛い!こんなものをお客様に出すなんて言語道断! ついでに私も一生これを食べ続けるなんてごめんだわ!そういうわけで、まずは城の中の食事から、自分好みに変えていきましょう。……というところから始まって、いつの間にか国の食事情を一変させた王妃様の物語。
庶民の美女と王子様が出会い結婚しました。二人はいつまでも幸せに暮らしました。そんなシンデレラ展開は、中世風な世界では許されなかった。庶民の美女は王妃になるだけの身分が足りず側妃となり、王妃になる為に嫁いで来たのが他国の姫である主人公だ。なろうによくある展開ならば、『主人公の立ち位置は悪役令嬢。ヒロインは男と女で態度を変えるような嫌なやつで悪役令嬢は断罪されるが、ざまぁして幸せになる』しかしこの話は『普通に愛し合う二人の間に、無理やりねじ込まれたお邪魔な主人公』展開だった。これはツラい。そんな主人公が自分の居場所を掴む為に、なにより【食べるの大好きなのに病気になりそうな味のものを食わされるのは耐えきれないんだよぉぉぉ】な精神で頑張るのだ。美味しそうなご飯改革と、一人の男と二人の女。どんな結末になるかは読んで確かめて欲しい。
みかん
テーマがばーん! というタイトルづけのうまさから早速一点取っていくアグロ系ライトノベル。読み始めたばかりでまだ本腰ではないだろう読者のマナカーブに沿ってまずはこのくらいの描写力とかるめのジャブを打ち込んで2打点を奪取。主人公のキャラクターや行動原理を描写する布石サササッと書いて3打点。作中の解決すべき問題点がわかりやすくこれからのストーリーを大まかに把握できることで4打点。以上10点を1話にして稼ぎ出す鮮やかなOTKに脱帽です。更新が安定してるのも評価ポイントです。2日に一回。速筆は力です。惜しむらくはこのテーマはすでに全盛期を過ぎているのではないかということですが、2、3年前の雑多な読者層に比べるといまはブームが落ち着いてある程度読者の姿が明らかになっているので、いまのほうが書きやすい側面もあるのではないかと思います。
時野みのる
6位:『この手の中を、守りたい』
作者:カヤ
ダンジョンからの魔石でまわる世界。現代日本で生きた記憶のあるアーシュだったが、それを生かせず、7歳で孤児になる。大切な両親をなくしたアーシュは、この手の中のものは、守ってみせると誓う。アーシュと孤児の仲間たちの、ほのぼの成り上がり成長記。最初だけちょっとシリアスですが、あとは元気に楽しく成長する予定です。2016年11月22日子羊旅立ち編完結。章ごとに完結しています。2017年7月12日アリアンローズさんより1巻発売。2017年10月12日2巻発売です! 2018年11月12日3巻発売。
とある街のとある孤児チームに、孤児となった転生少女が入った。働かなければ食べられない。バランス良く食べなくては成長しない。貯金しなくては将来が困る。転生少女が奮闘、生活基盤を作り、他の孤児達を育てやがてそれは周囲に広まり、巻き込んで大騒動。いつしか子供達は自分の得意分野で能力発揮して、自分の食い扶持稼いで、商売も始め、冒険者となって狩も始める。利用するのは大人達。でも子供達を守るのも大人達。そんな子供と大人の成長物語
歌月
小学生~中学生くらいの年ごろの子供たちが逆境にもめげず、一致団結して、周囲の大人たちにも温かく見守られながら成長していく物語。とても素直なストーリィー進行になっており安心して読んでいけます。子供たちの健気な活躍はきっと貴方の心を温めることでしょう。年末年始にオコタにあたりながら是非ほのぼのと読んでほしい物語です。年代によっては(お子さんのいる人は)目から鼻水がでるかもしれません。風邪の時期だからしかたないね!・・・・ちなみに私見ですが、会話のテンポが所々ダチョ〇クラブを彷彿させるような・・一例「パーティとして口座を開ける?」 「できるぜ?」 「じゃそれでお願いします」「パーティー名は?」 「「「「丘の上の子羊で」」」」これを変換すると「パーティー名どうする?」「あ、じゃあ俺がかんがえるよ!」「いやいや俺が!」「・・じゃあ、俺が?」「「「どうぞ!」」」的な?w
パパ猫
5位:『悪魔のような令嬢、その婚約に反対する。』
作者:永野水貴
その伯爵家には正反対の姉妹がいる。天使のような妹と、悪魔のような姉である。ある日、誰もが羨む貴公子と、天使のような妹との婚約が成立する。悪魔のような姉はこれに“嫉妬”し、あらゆる手で婚約をぶち壊しにしようとしている…というのが世間の噂であったのだが。※アルファポリス、自サイト、カクヨムにも掲載中。
4位:『ホムンクルスはROMらない〜異世界にいるホムンクルスがレス返ししてきた件〜』
作者:五月雨きょうすけ
【転生しても名無し】『あれ? ホムホム、俺たちのレスに反応してね?』異世界の戦闘用ホムンクルス(人造人間)の思考回路とインターネット掲示板が繋がった!?魔族と人間が戦争をしている世界で、破壊寸前に追い込まれていたホムンクルス(愛称ホムホム)は、突如脳内に現れたスレ住民(自称妖精)の知恵を借りて戦場を脱出する。任務に失敗し、目的を失っていた彼にスレ住民は「生きろ」と命令し、彼はそれに応え、戦場の生き残りの少女を故郷に帰すための旅を始める。戦争のためだけに作られたモノに過ぎないはずのホムンクルスは、少女を守る旅の中で、様々な人間と出会い、心や命の尊さに触れることで本来のプログラムにない感情を習得する。成長していく彼と周りの人々と妖精たちはやがて、人類の命運をかけた戦いに巻き込まれていく。※2018年11月30日に完結しました。
野原に咲く花は野花。妖精界に咲く花は野豚。絶体絶命の危機にいる戦闘用ホムンクルス。その名はホムホム。ホムホムを救うにはあなた達の力が必要だ!お気に入り登録がホムホムのエナジーに。あなたの感想コメントが、妖精界を通じてホムホムへのコマンドになる。ホムホムが進むも引くも、あなたのコマンドしだい。あなたの判断がホムホムの危機を救う。新感覚、読者参加型ホムンクルス操縦小説。発進!出撃!合体!ホムホムロボ!今ここに見参!君は妖精を見たか?(※このレヴューはフィクションです。小説の人物や内容などとは関係ありません。)
フタ1818
この物語は異世界の掲示板の声を受信出来る主人公(ホムンクルス)が登場人物達との交流を通じて人間らしく成長する作品です。 なろうでありがちなコピペ作品では無く、作品全体を通して作者さんの「努力」や「技術」を感じられました。また文章も読みやすく、低俗な性的な表現も無いのでネット小説未経験の人にもオススス出来る作品です。……いやー、マジで現行で追いたかったわ、コレ。本当におもしろいですわ。 最近のテンプレに辟易した読者たち、ネット小説初心者たち、是非読んで感動を共有しようぜ。
群青犬
3位:『清廉な令嬢は悪女になりたい』
作者:エイ
「殿下の子を産んでこいっていいました?お父様?」悪名高い母親のせいで苦労の連続。だが清廉潔白に生きてきた貧乏令嬢が父親の命令により殿下の子を産む役目を負わされた。でも側室でもなく、産むまでがお仕事。それって代理母っていうんじゃないですか?色々詰んでる貧乏令嬢が自身の幸せのために悪女になろうと頑張るけどなにかと空回って周りが困るお話。本編完結済、番外編を追加。
2位:『堕ちた令嬢 〜もう道は踏み外さない〜』
作者:ベキオ
悪逆非道な侯爵令嬢エリザベスは、多くの罪を重ね、放逐される。多くの人間の怨みを買ったエリザベスは修道院への移送中に拉致され、身を売って生きていくことになった。あまりの辛さに自死を試みるも、己にも他人にも傷つけることができない呪いをかけられているため、死に逃げる事も許されない。最後は路上で命が尽きた。エリザベスの望みは死ぬ事だった。やっと死ねるはずだったのに、また子どもに戻ってしまった?悪逆令嬢の人生やり直し物語。主婦と生活社のPASH!ブックス様より書籍化(2019/7/26発売)。
断罪され惨たらしい死を迎えた悪役令嬢。そんな卑劣令嬢の魔の手から生き延び幸せを掴むヒロイン。そして自らの過去へと逆行、生まれ変わる堕ちた令嬢。このなろうに於いて100万作はありそうな陳腐な設定である。陳腐でないのは性悪令嬢、つまり主人公の生き様だ。『自分の振り見て我が身を直す』底なしの悪意で他人を苦しめることのみに知恵を絞った前世を猛省した先は、世のため人のため。どこまでも善行を積もうとする生き様は美しく……数多の男性の心を奪うほどだった。そんな貴族令嬢が迎えるラストシーン。私は憧れてしまいました。私もそう生きたいと、強く思ってしまったのです。
暮伊豆
1位:『努力系悪役令嬢には、ハッピーエンドが良く似合う』
作者:はいあか
立派な聖女になるために、幼いころから努力を続けてきた伯爵令嬢リディアーヌ。彼女はどんなことがあっても、聖女の座を譲るわけにはいかない。たとえそれが、ゲーム通りの末路を辿る選択だとしても。/乙女ゲームの悪役令嬢に転生した前世持ちの主人公と、彼女をとりまく意外と優しい世界の話。甘め。