100位:『転生者は魔法学者!?』
作者:藤原 高彬
生まれ変わったら異世界だった!?そこは、地球と同じ物理法則が支配する、けれど魔法が存在する異世界。そこに【俺】は、前世の知識を有したまま生まれ直した。だから、【俺】はこの世界で生きていく。この世界を知る為に。これは、前世の記憶を宿したまま生まれ変わった【俺】が、冒険者となり、騎士となり、国の滅びを見届け、新たに国を興すまでの物語。一話あたり文字数2,500~3,000、隔日3:00更新です。注:この作品は、PC横書き環境に最適化しております。その為縦書き形式やスマホなどでの閲読の場合、多少の不都合が予想されます。またブラウザごとの特殊環境は想定しておりませんので、予めご了承願います。作者の活動報告は、画面最下部左「作者マイページ」よりお進みください。本作の有効成分:第一章:自惚れた主人公、孤児院改革、異世界技術、迷宮単独踏破第二章:ケモ耳ヒロイン、技術革新、事件発生、旅立ちの準備第三章:二人旅、他の地球人の噂、事件、迷宮攻略(二つ)第四章:戦争、叙勲、決闘、船旅、学園、第二の転生者第五章:逃亡、国家の滅亡、興国への決意、知識と教育、異世界産業、第一章again第六章:再会、戦記、一騎打ち、経済戦争、測量、「地球を舐めるなファンタジー」、教育第七章:竜、山、冒険、国造り第八章:建国、戦記、旅立ち次世代篇『拝啓、姉上様~異世界でも、元気です~(n4012ep)』、現在連載中です。
好きな作品は沢山有っても、このお話に出会えて良かったなと思えるお話はほんの僅かで、それも更新されず終わらないものが多々ある中で1,000,000文字超えできっちり完結。完結が最後まで読めて嬉しくもあり、もう終わってしまったのかと寂しくもあり、只々作者様にありがとうと言いたくなり生まれて初めてレビューなんて偉そうなものを書かせて頂きました。テンプレ設定なのにひねくれていて、とんでもないのに論理的、ファンタジーなのに科学的で、全く万人向けを狙わないのに惹き込まれると脳内に刻まれ不思議なほど心に残る。きっと好き嫌いが激しく別れる気もしますがw、これを好きになれると幸運ですよー。きっと最後まで読んだ人がみんな幸せを感じていると思います。素敵なお話を有難うございました、きっと一生忘れられないお話の一つとして、宝物にさせていただきます。
sho2xyz
何度もレビューを書こうとしても、上手く書けない作品がありますが、それは面白い作品の特徴かも?五回以上迷うのは久々…〜お正月はやっぱりエゾ鹿だよねぇえぇの、北海ひぐまです〜異世界の魔法は何故発動するのか?魔法にあふれた世界の文化文明、戦争と王国貴族の役割とは?多くのなろう作品において、その考察と内政チートがなされてますが、この作品程作り込まれているのは、他に記憶がありません。特徴として前世で教授だったらしき主人公の背景として作品ページ末に引用先の記載があります。オマージュとリスペクトに溢れた引用にニヤリとなるでしょう。※まだお正月休暇のある人に超絶オススメ!
北海ひぐま
99位:『ある貴族令嬢の五度目の正直』
作者:かずね
アデリア・デラウェスは大領主の令嬢として生まれ育った。しかし大領主といってもデラウェス家は中位の地方貴族、アデリア自身も取り柄は若さくらいしかない。その上、結婚運には徹底して恵まれず、四度も婚約をしたのに結婚できずにいる。領主夫妻は娘を不憫に思って新たな婚約者候補を探し始めるが、アデリアはあまり乗り気にはなれない。そんなアデリアが通うのは書物室で、顔なじみの司書はなんだか不恰好な姿をした人物だった。
98位:『ReBirth 上位世界から下位世界へ 外伝集』
作者:小林誉
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは――※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。全1~5巻発売中です。本編はアルファポリスに移行しています。http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/465069163/なろうには番外編を掲載しています。とある魔族の成り上がり 連載中http://ncode.syosetu.com/n2422di/異世界転生チートマニュアル 連載中http://ncode.syosetu.com/n3490dy/勇者のやり直し~世界を救った勇者は美少女に生まれ変わる 連載中https://ncode.syosetu.com/n1672eu/
97位:『続・ふとめ令嬢は王子様の夢を見るか』
作者:三同もこ
色々拗らせている美貌の侯爵令息カルロと、食べる事が大好きで、明るくポジティブマイペースな『ポッチャリ系』男爵令嬢マルティナは婚約者同士。何だかんだで拗れていたけれど、カルロが拗れた原因の借金がついに…! ―――『ふとめ令嬢は王子様の夢を見るか』の続編となっております。長くなりそうですので、前後編で分けさせて頂きました。前編はカルロ中心のお話で、後編は殿下中心のお話になる予定です。(後編は今週中に仕上げる予定です)三角関係、横恋慕っぽい表現がありますので、苦手な方はご注意ください。追記:前後編で上げるつもりだったのですが、長くなってしまったので中編を挟ませて頂きました。申し訳ありませんが、宜しくお願いします。
太めの令嬢と明後日の方向に努力する婚約者、相思相愛な筈なのに世間の噂は「悪徳令嬢と悲劇の美形」それぞれの従者のツッコミ属性がまたテンポを良くしていて素晴らしいです!気の置けない仲なのですね…(笑)長さもこれだけの内容を100話とかにしちゃう作品が多い中、プロローグ前中後編とちょうど良かったです。オチのセリフで笑って終われて読後感もスッキリ!甘々では終われないw自分勝手なのに憎めないなぁ〜王子の全くの当て馬にもならない出番の短さ(しかしそれが良かったんですが)もあり、三角関係?の続きを読みたい気もするけどーーうん。これで多分丁度いい感じです。ご馳走様でした。
もっけ
96位:『何回ガチャを引いてもレアが出ないから腹いせに書いたファンタジー』
作者:槻影
――確率はきっと収束する。召喚魔導師の従兄弟が竜を召喚する瞬間を見て、僕は召喚魔導師になる事を決意した。これはランダム召喚に翻弄される一人の召喚魔導師の物語。※当作品はカクヨムとの重複投稿になります
インフルエンザになって学校に校則でいけないため、ここ5日でなろう小説を50個くらい読んだんですが飛び抜けて面白かったため紹介します。この小説は主人公が召喚術でのドラゴンの召喚をめざす物語なのですが、召喚しても召喚してもスライムしかでません。でもそのスライムを利用しまくって大暴れするストーリーがとても小気味よく、一瞬で読破できます。ちゃんと落ちもあって笑えるのでぜひ読んでみてください!友達とかにも勧めたら面白いと言ってたので読んで損はないと思います
えすたあ
95位:『元剣聖さんのスライムライフ~二周目は最強xチート~』
作者:すみもりさい
戦い続けて25年。おっさん【剣聖】ラウルは、疲れ果てて引退を考えたその日。 少女を助けようとしてスライムに不覚を取るも、逆にスライムの体を乗っ取った。 ガタついた体は若返って完全復活。スライム独自の不思議能力をも得た彼は、世界最強の力を全振りして――悠々自適なスローライフを目指す。
94位:『おとなしく泣き寝入りするとでも思いましたか?』
作者:柏てん
妹に夫を寝取られ、彼女との入れ替わりを決意した若き伯爵夫人。しかし意気込んで乗り込んだ王立学校では、不真面目な妹の代わりに酷い仕打ちを受ける羽目に。更にはなぜか第一王子の婚約者にされてしまって……。男に頼らず一人で幸せになりたいのに、なかなかうまくいかないエリスの、戦いの記録。最後までお付き合いいただきありがとうございました。こちらの作品、ご縁がありまして一月にフェアリーキス様より書籍化させていただきます。がっつり加筆しましたので、そのあたりを読者の方々がどう感じるか不安ではありますが……。とりあえずがんばりました! どうぞよろしくお願いいたします。
93位:『竜操者は静かに暮らしたい』
作者:もぎ すず
■完結しました!昼間はパン屋の息子、夜は暗殺者と二重生活を続けるレオンは、ある日竜に選ばれて、竜操者になることが決まってしまった。竜の学院に通い、無事シャラザードという竜を得ることができた。「学院を卒業したら、辺境でパン屋をやりながら静かに暮らそう」そんなささやかな夢(笑)を打ち砕くように、月魔獣の大量降下(大転移)や、豊穣の地(楽園)の情報など、レオンに休まる時はない。果たしてレオンは、隠居して静かに暮らすことができるのか? いいや出来やしな……おっと誰か来t(略
『竜操者は静かに暮らしたい』此方の作品は、私個人として、とても面白く感じましたのでオススメします。どうせ、在り来りな話なのだろうと思いながらも読み始めました。影の仕事もして竜操者にも選ばれてしまう。でも主人公は、パン屋になりたいのに遠ざかって行くと言う(笑)パン屋での仕込みが主人公にとってストレス解消になっているようで何とか叶えてあげて欲しいと思ってしまいました。影の仕事では、現実的にはもっと苦しく辛い心情も有るかと思うのですが主人公の性格?のせいか、そんなに重く感じません。あまり重いと読手である私は引きずられてしまうので、此くらい軽い方が楽でした。竜の性格も笑えました。沢山小説を読んでいる方にとっては辛口な意見もあるかもしれないけど私にとっては合う小説でした。まだ見た事がない方は、この機械に如何ですか?さぁ小説の世界へ行ってらっしゃい。
アメジスト☆
なんだろ、隠居したい・静かに暮らしたいの類の小説を網羅してるわけではないが、こういった題名の小説の大半は主人公ツエーまでは分かるがその後の主人公がもっているはずの願望に対するアクションを主人公が起こさず周りに流される?良いように使われ続け主人公が自分からその願いに対してその願いを叶えようとするのが感じられない言うなれば?王族「一市民と結婚したいなー」周り「王族なんだから無理」王族「ですよねー」終わりと言った感じで主人公の能力的に周りが黙っていなくとも主人公がどうすれば己の夢・願望を叶えられるか又叶えるためには、どのようにすればいいかの葛藤や行動を考え起こすなどが欲しい
誘蛾灯
92位:『信長の庶子』
作者:壬生一郎
庶長子・織田信正。織田家の跡継ぎ織田信忠よりも一つ年上の男子である彼は長男であって嫡子ではないという立場にあった。うつけと呼ばれた父、狐と呼ばれた母の子に生まれ、なんだかんだで子煩悩な両親や賑やかな家臣・弟妹・友人に囲まれながら、自身すら分かっていない歴史改編物語が始まる。書籍化のお知らせ2019/4/15(月)1・2巻同時発売2019/12/5(木)3巻発売(以下続刊) 書き下ろし・瑞風の章宙(おおぞら)出版様の新レーベル『ヒストリアノベルズ』の第一弾として出版させていただくこととなりました。予定では以下続刊、可能な限り書き下ろし多めで出版してゆこうと考えております。
読み終わった感想から言えば、最高の一言に尽きます。転生者が物語上に出ることはなく、主人公が最強無敵な存在ではないので、そういう意味では期待を裏切られますが。信長を主体に置いた架空戦史はごまんとありますが、その周囲の人間、しかも実在したか定かではない息子を主人公に据えた所がとても新鮮でした。大河ファンの私では、所々難しい言葉づかいもありましたが、決してお堅い作品ではなく、歴史エンターテイメントとして最初から最後まで夢中になれる名作です。一人一人のキャラクターがとても魅力的で、名前しか知らなかったような戦国武将も、誰もが知っているあの人物も、今まで以上に好きになりました。個人的に好きな場面は、主人公と小早川隆景の会談シーンです。主人公の生き様を理解し、共感する隆景に主人公が語りかけるところは、何故か涙すら出るほど熱いものを感じました。
土井利勝
織田信正。一部の資料にしか名を残さない、実在しなかったのではないかといわれている信長の庶長子。彼を主人公に、巧みに歴史的な様々な事件や人物と、未来からの転生というSFを組み合わせたエンタメとして一級の作品。設定やギャグだけでなくヒューマンドラマとしてもド直球の重量感。この時代に詳しくなくても、元々その人物を知らなかったとしても、一人ひとりの人生を思いながら読むだけでも楽しく面白い。出会えてよかったと思える作品。さらにすごいところは、歴史の「IF」の部分にも裏づけがしっかりしているところ。歴史の本を片手に読むと新しい発見が何度もあって、何度も新しい楽しみ方ができる。歴史ものがそんなに得意ではない方も、最初のほうだけでも是非是非。苦手意識があっても、マイナー人物をwikiで軽く調べつつ読むとすごく楽しめるので是非。祝書籍化!
真曽木トウル
91位:『リライト・ライト・ラスト・トライ』
作者:はな
神獣の守護人は、異世界からやって来る。守護人の護衛官を務めることになった青年トウイ。そして選ばれた少女・椎名。彼女の願いは、故郷への帰還ではなく、世界の安寧でもなかった。──「望むものは、たったひとつ」自サイトと並行連載。
この作品は、感情移入がしやすく、主人公の人生観や人の生き死について知ることができる作品です。何回も涙を流しながら、人と人との関わり、幸福があるならその分の不幸もあるということが、身に沁みてわかります。そして、それと同時に『人の怖さ』というのも知りました。それを、たくさん見て来た主人公。投げ出したくなることが多い世界で、大事な人との約束の為に、悲しみや辛さを抱え闘う姿が、切なく、勇気を与えてくれました。私もこの人生の中で、投げ出したくなることがあります。その時は、与えられものを大事に生きてみようと思いました。人は儚いものですが、何かのために、誰かのために生きる姿はとても強く輝かしいものだと思わせてくれる、素晴らしい作品でした。ぜひ、皆様にも読んでいただきたいです。
愛菜
この世界には神殿にある扉から異世界人が来るという伝承があり、主人公はその補佐をする役目として伝承通りにきたヒロインの側に遣わされます。しかし、ヒロインは何故か周りと距離をおき、突発的な行動ばかりをします。そして主人公はヒロインの態度や行動になにやら違和感を覚えながらも、徐々に惹かれていきます。この作品、各章5話という固定で、章が変わる毎に視点も変わるというなかなか面白い作品となっております!なのでW主人公であり、ヒロインの視点にもなるので女主人公ものともいえますね!主人公視点では基本的になにか事件が起きてそれを解決したりヒロインの護衛をするなど普通のファンタジーといった感じなのですが、ヒロイン視点だと世界の秘密を知らされている分かなり重い感じの作風となっております!最後までどうなるのか目が離せない、そんな作品となっておりますので是非一度読んでみてはいかかでしょうか!
ひょろ
90位:『円満に婚約を破談させるための、私と彼の共同作業』
作者:さき
「君との婚約を破棄させてもらう」そう幼馴染の婚約者ハインリヒに告げられ、リーズリットは顔色を青ざめさせ悲痛に嘆き……はせず、強く彼の手を握りしめた。「やっぱり気が合うわねハインリヒ、私も婚約を破棄させたかったのよ!」・・・・・・・・・・・・・幼馴染でいつも一緒のリーズリットとハインリヒ。互いのことは聞かずとも分かり、だからこそ自分が相手の好みではないと分かりきっている。だというのに周囲は二人を相思相愛と持て囃し、いくら訴えてもまったく聞き入れてくれない。周囲の説得はもう諦めた!二人手を取り合って協力して、この婚約を破断にさせよう!筋肉質でゴリラみたいな男性が好きなスレンダー美女リーズリットと、ムチムチで巨乳な女性が好きな爽やか系美丈夫のハインリヒ。そんな大親友の二人が、婚約を破断にさせるためにあの手この手と奮闘するお話。
89位:『転生したので次こそは幸せな人生を掴んでみせましょう』
作者:佐伯さん
車に轢かれるという残念な結末を迎えたと思ったら、気付いたら赤ん坊に。しかもファンタジーな世界の住人になっていました。マジですか。 というかよくよく考えれば、前世の記憶を持って生まれたなら、やれば結構いい線まで自分はいけるのではないでしょうか。幸い親の遺伝子は継いでいるので割とハイスペック。フライングしていますが、頑張って幸せな人生を歩んでみせましょうか。【本編完結済み】主婦と生活社様より全五巻発売致しました。応援して下さった皆様のお陰です。ありがとうございます。スピンオフ作品が2017年4月末5月末に上下巻刊行予定です。(スピンオフ作品は転生シリーズの所から見れます)
88位:『身代わり花嫁と竜の騎士』
作者:芹沢 まの
クロエ・ノアは魔導士の国の侍女である。魔道士の姫が人の国の皇子と結婚するということで随行したが、花嫁が従者と駆け落ちしてしまったことで、突然身代わりに仕立てられることとなる。自棄になったクロエは皇子に会う前日、最後の冒険に出た。そこで知り合った若い男に酔った勢いで泣きつき、うっかり深い仲に――。翌日、自己嫌悪しつつも「生娘じゃないことで破談になればいいか…」なんて思っていたら、クロエを迎えた騎士団の中に、見覚えのある顔が…。なんと彼こそが結婚相手の皇子だった!「身代わりの花嫁」とか「一夜の過ち&再会」とか、好みの要素を入れ込んだ、とっても王道な恋愛ファンタジーのつもりです(笑)
87位:『リセアネ姫と亡国の侍女』
作者:ナツ
隣国に攻め滅ぼされた亡国の皇女・パトリシア。自らの死を覚悟した彼女だったが、何故か身分を偽って大国サリアーデの第二王女であるリセアネ姫の侍女となる羽目に。父に虐待を受けたせいでパトリシアの喉は潰れ、声を出すことは出来ない。そんな彼女の行く末は……? ※『ナタリア姫と忠実な騎士』のスピンオフ作品で、同じ世界観です※フェアリーキスピュア様より書籍化しました
86位:『乙女ゲームの悪役令嬢に転生しましたが、中身はアホのこのままでした【連載版】』
作者:空飛ぶひよこ
乙女ゲームの悪役キャラに転生したので、悪役ライフを楽しもうと思いましたが、中身が前世通りアホのこのままでした。※短編連作を長編化しました。10万字くらいで完結の予定です。
85位:『バスカヴィル家の政略結婚』
作者:柴崎 ふじ子
災厄のバスカヴィル家。富豪の娘ソフィアは、弱冠十三歳で爵位を継いだバスカヴィル家の当主、グウィン・バスカヴィルとの婚約を告げられる。グウィンは悲劇の少年として、最近巷を賑わせている人物だった。ソフィアはどうにかグウィンと関係を築こうとするが、彼女には人に言えない秘密があったーー。家族の死の真相を追う少年と、死者を視ることのできる少女の、成長と絆を深める物語。※第一部は少年期(13歳〜)、第二部は青年期(18歳〜)となります。※本編(第一部、第二部)完結済
政略結婚から始まるただの恋愛小説かと思いきや、ヒロインの「死者を見ることができる」という能力が絡んできて、そこからストーリーは徐々にミステリーの様相を呈し、俄然面白くなってくる人物描写、心理描写が丁寧で展開に説得力があり、手に汗を握るハラハラとしたサスペンス展開やクライマックスにはアクションシーンもあり、まるで一本映画を見たかのような読後感を得られる展開の都合上甘い恋愛成分はやや弱めながらも、後日談で摂取可能。ソフィアの一途で健気な思いが可愛いので恋愛小説好きの方も楽しめるはず。完結済なので一気読み推奨おすすめです。
火下橋 ユムカ
84位:『現代ファンタジー世界で最弱戦士は最強を目指すのである』
作者:三嶋 与夢
地球によく似た世界。そこは平行世界であり、同時に剣と魔法のファンタジー世界でもあった。ダンジョンが出現し、モンスターたちが人々を苦しめる世界……。そんな世界に転生した元サラリーマンの【天野 太陽】は、現代ファンタジー世界で成功するために選んだジョブが【戦士】だった。学園では最弱と言われ変人扱いを受けてしまうが、それでも戦士ジョブは外さない。誰もがすぐに外してしまうジョブを最強と信じて冒険者になる事を夢見る。いや、ならねばならなかった。天野太陽は、最弱と言われる戦士で最強になれるのか?ダンジョン、冒険者ギルド、モンスター……現代日本によく似た環境に剣と魔法のファンタジー世界をぶち込んだ世界で、最弱と言われる戦士で最強を目指す学園物語。
83位:『本編前に殺されている乙女ゲームの悪役に転生しました』
作者:空乃智春
どうやら私は乙女ゲームの悪役に転生したようです。それはいいんだけど、本編前に攻略対象に殺されてるってどういうこと!? しかもヒルダさんショタコンの女王様で、死亡フラグしか見当たらないよ! 乙女ゲームのヒーロのトラウマで、ヤンデレになる原因をつくった悪役、ヒルダに転生してしまった女の子の話。 コメディ分多め。ショタを育成して死亡ルート回避にいっぱいいっぱいです。★キャラに花街出身がいるためR15です。★エイプリルフール企画の1つとして5話完結予定で作った話でしたが、続けることにしました。★完結済み。★PASH!ブックスより書籍化しました。これによる取り下げはありません。
ㅤみなさん、あの智春さん(あの智春さんってどの智春さんだよ。だって? 知らないの? あの智春さんだよ!!)の最新作を知ってますか?その名も『本編前に殺されている乙女ゲームの悪役に転生しました』ㅤ最近流行りの悪役ものですが、この話は一味違います。そう、タイトルから察する事が出来ると思いますが、本編が始まる前に死んでしまう可能性をビンビンと秘めているのです。……なにそれこわい。ㅤ超がつくほどドS女王さま系お嬢様に転生した主人公のメイコちゃんと彼女の下僕達と繰り広げるドタバタ日常ハートフルラブコメディ(エロティクを含む(/ω・\)チラッ )となっております。ㅤ絶対に見ないと損しますよ!!
82位:『アンリミテッド・レベル ―異世界で最底辺生物から神殺しになるまで―』
作者:鏑木カヅキ
異世界転移したと思ったら、レベルが存在する世界だった。 しかし、レベルもステータスもマイナスに振り切り、エラーになっていた。 与えられたのはリスポーン能力って、死なないだけで役に立たない無駄能力じゃないか! 虚弱すぎて喋ることもできない。虚弱すぎて動くこともできない。 石に小指をぶつけただけで死ぬ。僅かに衝撃を受けただけで死ぬ。 しかし日下部虎次は気づいた。 マイナスがあるということはプラスがあるということに。 ※プライムノベルス様より書籍化しました。2017年7月18日に三巻が発売します。
裏異世界編がかなり苦労されたように感じます。読み手としてもなんかグダつくような気もしました。が、ラストで色々とスッキリとし気持ち良かったです。もちろん個人的にですけど…話はまったく違いますが、そんな所がグレンラガンを彷彿とさせました。 てことでもくそもないのですが、ロリの書き方は秀逸で妄想させられました!
車子供
81位:『入れ替わり令嬢奮闘記録』
作者:蒼玉藍玉
公爵令嬢エリーゼは混乱の極地にあった。ある日、目覚めたらまったく別の令嬢シャルロットになっていたのだ。元に戻る術は無く、自身がエリーゼであることを信じてもらえる見込みも無く、すっぱり諦めたエリーゼはシャルロットとして生きていく。さしあたっては、この贅肉だらけの身体を元の身体に戻すために運動を始めるのであった… ※読み難さ・くどい等あると思いますがご了承願います 更新は不定期
80位:『セントリーズの悲恋』
作者:ぶちこ
3百年前に滅亡した、セントリーズ王国最後の王女だった記憶があるアンナは、ある日、人伝に噂を聞く。それは、かつて婚約を結んでいた王子が、王女の生まれ変わりを捜しているというものだった。彼は、キール・ベルフォルマという商人に生まれ変わり、容姿も王子の生き写しだという。居ても立ってもいられなくなったアンナは、旧王都へと旅立ち、着いたその日にベルフォルマ商館を訪ねるが、自称王女を名乗り出る者が、後を絶たなくて迷惑しているのだと、門前払いされてしまった。
79位:『ユグドラシルの樹の下で』
作者:paiちゃん
俺の姉貴は1歳違いで隣に住んでいる。本当の兄弟じゃないけど、生まれたときから世話になってるらしい。そんな姉貴には密かな願いがあったようだ。異世界で暮したいって、そんな願いに俺は巻き込まれてしまった。さらには、異世界には危険が一杯って……なんでそんなの持って来るんだよ。っていうか、何処で手に入れた!まあ……、異世界なら仕方ないかなって俺も流されてるし。とりあえず姉貴と2人でなんとかこの世界で暮していかないと……。 こんな決心で異世界暮らしを始める男の子の物語です。
基本的に悪人がいません。登場人物は何かしらの理由があって行動しています。この手の物語にあるご都合主義の魔法描写も少なく、控えめっぽいファンタジーとでもいいましょうか。しかし世界観はとても広く、そして具体的です。ほぼ毎晩10時頃更新されるので、就寝前の楽しみとなってます。 主人公であるアキトの一人称視点をかたくなに守っているので、読んでいて安定感があります。アキトの周りには多数の魅力的な女性が登場しますが、ハーレムという訳ではなく、恋愛要素はかなり少なめです。私のようなアラフォーにはとても心地よい主人公の背景ですね。 また、戦争中の戦略・戦術もわかりやすく、ファンタジー小説というより歴史戦記っぽいのもオススメです。
髪結い屋
異世界にトリップした主人公達がネコミミ娘や強いお姫様達と出会い、「ハンター」として様々なモンスターと戦い、仕留めて、そして食べる! モンスターは様々な形態があり、これらのモンスターと戦ううちに、異世界の謎も分かって来ます。派手さはあまりありませんが、どこか温かい雰囲気と、そして鮮やかなアクションをお好みの方にお勧めです。
ジャラル
78位:『笑顔で魔力チャージ~無限の魔力で異世界再生』
作者:三木なずな
滅びかけた異世界に召喚されて、おれはあらゆるものを作成できる能力を手に入れた。住む家がないから家を作った。人が集まってきたから家を増やして町を作った。町がモンスターに襲われたから最強の武器を作って撃退した。無限にチャージされる魔力を使って、思うままに世界を作り変える。
77位:『勇者のふりも楽じゃない――理由? 俺が神だから――』
作者:疲労困憊
【書籍化】GAノベルより3巻発売中! 八百万の神であるケイカ(蛍河比古命)は日本での布教に失敗した。 失意の中、高天原へ帰ろうと魔法を唱えたら、異世界へ飛ばされてしまう。 異世界アレクシルドは魔王が世界のほとんどを掌握していた。 不思議なことに、人には見えないはずのケイカの姿は人間と同じように見えた。 そして勇者になって功績を上げれば神としてあがめてもらえると姫騎士から教えてもらう。 ケイカは、この世界で魔王を倒して神になってやろうと決意する。 ちなみに人々と違って、ケイカだけは人や物の能力値が見れた。 スキルツリーも見れた。 理由? だって神だから。 そんなケイカの神様勇者道中記が始まる――。 ※2016/10/15【書籍化】GAノベルより書籍発売しました! 書籍版はよくなかった点をすべて直して格段に面白くなっています! ※2016/10/30 120万字で完結しました! 皆さんが応援してくれたおかげです! これからはちょこちょこと、その後の閑話を書いていきます。 ※2019/03/20 全体的に修正しました。
76位:『蛇のご馳走』
作者:綾野 悠
小さな洋食屋で働く彼女は、海で足を滑らせて波に飲まれ異世界へと辿り着く。そこで彼女を助けてくれたのは小さな入り江の洞窟に住む下半身が蛇の異形と、街から来る翼を持つ少女だった。見たこともない異形たちに怯える彼女が、美味しい料理で居場所と異形連中の胃袋を掴もうとじたばたするお話。
75位:『英雄の可愛い幼馴染は、彼の真っ黒な本性を知らない』
作者:百門一新
男の子の恰好で走り回る元気な平民の少女、ティーゼには、見目麗しい完璧な幼馴染がいる。彼は幼少の頃、ティーゼが女の子だと知らず、怪我をしてしまった事で責任を感じている優しすぎる少し年上の幼馴染だ――と、ティーゼ自身はずっと思っていた。幼馴染が半魔族の王を倒して、英雄として戻って来た。彼が旅に出て戻って来た目的も知らぬまま、ティーゼは心配症な幼馴染離れをしようと考えていたのだが、……ついでとばかりに引き受けた仕事の先で、彼女は、恋に悩む優しい魔王と、ちっとも優しくないその宰相に巻き込まれました。
74位:『飲み友達なお隣さん』
作者:soy
クリスマスの夜、エレベーターで出会ったイケメンサラリーマンの五十嵐月斗(いがらしつきと)さんと飲み友達になりました!周りの友達は皆ラブラブの彼氏の話しかしない事を五十嵐さんに愚痴り、五十嵐さんの愚痴を聞く毎日。彼氏居なくてももう良いかな?なんて思い始めた水島花花(みずしまはなか)の恋愛模様は………
73位:『俺の『鑑定』スキルがチートすぎて ~伝説の勇者を読み〝盗り〟最強へ~』
作者:すみもりさい
天涯孤独の少年、メル・ライルートが15歳になって授かった固有スキルは、人や物の情報を読み取る『鑑定』スキル。 しかも幻のランク〝S〟をも超える、存在しないはずの規格外――ランク〝EX〟だった! 〝神の眼〟を手にした少年は、伝説の勇者の能力(ちから)を読み〝盗って〟、最強へと駆け上がるっ!
全て見通す「神眼」の力で、蔓延る悪と戦う主人公「メル・ライルート」その能力は人や道具の情報を読取るに及ばず、読取った力を盗んで自分のモノに出来るというモノ。他人の力を盗む……人によってはコレを「ズル」と感じるかもしれない。でもそれは違う。メルの行動の原点「大切な人を助けたい」という強い意志、その為ならどんな方法も問わないという精神が作り出す「強さ」なのだ。メルは盗んだ力を安直に使うだけではない。他能力と併用したり、あえてマイナスとなる能力を盗み取ったりと、臨機応変な判断でバトル描写を盛り上げる。彼は能力を「パクる」のではなく「サンプリング」で新たな力を生み出しているのだ。テンポの良い展開に、個性的なキャラ達。この作品をタイトルで食わず嫌いしている方々には、序盤だけでも読んで欲しいと思うオススメ作品です。あ、入浴シーンもあります。
大塚めいと
72位:『臆病なうさぎさん』
作者:おきょう
マリエールの夫には、夜になると可愛いウサギになる呪いがかかっているらしい。でも夫は「こんな恥ずかしい姿みせられるか!」と必死に隠したがっているので、結婚初日に秘密を知ってしまったことは隠しておくことにした。そうして彼は夜に一緒に寝ない冷たい夫を演じながら、毎晩ウサギの姿でマリエールのもとに通って来るのだ。マリエールがウサギの正体を知っているとも露知らず。★アイリスNEO書籍化作品
71位:『ダンジョン経営物語 〜 転生したWebディレクターによる迷宮プロデュース!』
作者:三上康明
Webディレクターとして残業していた俺、テロリストの放ったロケットランチャーによって異世界に転生? 転移? したのかと思ったら……なんだ、これ。人間じゃないのか? 見た目は人間。能力は――「迷宮主」。俺にできるのは迷宮(ダンジョン)を創ること。俺にできないのは迷宮から出ること。おい。俺はこれでもWebディレクターとしてサイトが迷宮化しないようにがんばってきたんだが?ならば逆に創ろう。Webの知識を活かして、訪問者を迷宮に迷わせるための仕組みを! ユーザビリティと再訪性を意識した迷宮を!ダンジョン経営物語が今始まる。※旧題「ダンジョンマスター! ~ WEBディレクターの俺、迷宮主とかいう生き物に転生する」
ダンジョンマスターの男は真っ向からの戦闘に弱いです。しかし、逃げ足はとてもはやい。ダンジョンが不利益なら、利益にしてしまえばいいじゃない!みたいな話です。 この話を読んだ、やはり奴等の認識したこと思ったこと考えたことは私には分かれるとは思っていないが予測、仮定もできそうにないと、つくづく思いました。その肉体の行動から固定観念で奴の認識、思、考を決めつけないで、よく考えて、予測仮定考えてほしいです。きっと面白いです。 また、肉体がどうであったりとか、それでも奴はああしたとか、そういう方にも目を向けて頂けると幸いです。 男がそれまで過ごしてきた地域とは違う所。そこはどのような地域か、常識等が違うところなど、肉体も違うところ、それで色々あってああなったと、そしてそれを考えたのはとても面白かった、思います。
趣に走る
暴力を振るう、勝手気ままに振る舞う、タダ飯ぐらい、最新話まで一度たりとも主人公への貢献が無い、むしろ間の悪い状況で更に状況を悪くする。ミリアがクソヒロインのテンプレ過ぎて、コイツが出る度に不快になる。いい加減この糞ガキ、ブチ殺したら?もし作者がこいつを魅力的なキャラだと思ってるなら、見当違いも甚だしい。ただただ不愉快。
まな板の上の鯖
70位:『転職の神殿を開きました』
作者:土鍋
生まれ持ったジョブに人生を左右される世界。そんな異世界に召喚された森本要には「人を転職させる」能力があった。彼は生活費を稼ぐため転職屋を始めるが、その能力を狙って貴族や教会が動き出す……。 やがて、自衛のため王国最大の宗教組織に潜り込んだ彼は、宗派の派閥争いに巻き込まれながらも、自らの足場を固めていく。※完結済みですが、たまに後日譚や外伝を投稿します。※双葉社様のモンスター文庫にて書籍化されています。
本編は2016年11月、エピローグ含めて翌年12月完結の、書籍化もされてる作品。転職云々は、もちろん話の根幹ですが、それ以外で注目したいのは、魅力的なキャラたちです。主人公カナメは、社会経験があるためか考え方が俗物的。商売、お客さん、売り上げ等、宗教関係者が使ってはいけない単語を連発します。機転も効き、交渉術も巧み、企画力や運営力もあり、次第に信用を得、最終的には神殿長にまで昇ります。〈キャロちゃん〉にもホッコリ。明らかに言葉を理解してる(?)うさぎのマスコットです。癒されます。ヒロイン候補も、剣士、魔法使い、聖女、同僚等豊富。選ばれるのは一人なので、ハーレムにはなりません(笑)。誤字も少なくスムーズに読める文章、本当に楽しめます。是非御一読を。(時系列的には〈エピソード0〉から読むとよいかも?)
下水道
とても楽しく読了しました。よくある異世界転移ものだと思って読み始めましたが、決して主人公が無敵と言うわけではなく、出来ることと出来ない事がはっきりしていて、だからこそ脇を固める仲間たちも個性が引き立っている様に感じます。そして、多彩なジョブの存在。それぞれの強みや弱みも考え込まれていて、唸らされる事もしばしばでした。大きな力を持っていながら、多くを望まず、仲間とともに強敵に挑む、言わば青春譚ですので、読み終わった後も爽やかな気持ちになれる作品だと思います。次回作も期待です!
小沢 健三
69位:『スケルトンの奴隷商』
作者:白黒いり
大戦を生き延びたネクロマンサーの剣士、カドモスはスケルトンを奴隷として売る事を生業にしていた。茜色のスケルトン、スパルトイを造り出してから彼を取り巻く世界が動き出す。平民から貴族へ。奴隷商から英雄へ。剣を取り、戦い、小さな村の領主となった彼の功績はやがて世界中に知れ渡る事になる。
68位:『彼女が恋に落ちるまで』
作者:七七
三年待ち続けた婚約者に裏切られたミアは、その直後に赤ん坊を庇って命を落とす。そしてその三年後、救った赤ん坊の妹として、生まれ変わるのだった。元婚約者も身近にいる中で、王子の婚約者が出来るも、前世のトラウマから恋をしないと決めたミリアリア。そんなミリアリアを溺愛する王子は、どうにか好きになってほしいようで……?
67位:『可愛くない婚約者様のホンネ日記』
作者:編乃肌
良家のご子息・ご令嬢である司郎(しろう)と立華(りつか)の二人は、親の決めた婚約者同士であり、その仲は決して良好とは言えなかった。キツイ性格で可愛いげのない立華に、嫌気が差し婚約解消まで考えていた司郎はある日、珍品収集家である父から一冊の『日記』をもらう。それは表紙に名前を書いた人の本音が、日記形式で見れるという不思議な代物だった。半信半疑で立華の名前を書けば、そこに現れたのは――――。ちょっぴり奇妙なすれ違い系ラブコメディ。※完結しました! お読み頂き、ありがとうございました!
子供の頃は簡単だった。ただ好きなものに好きと、嫌いなものには嫌いと、何も考えず口に出せていた。何も考えずに受け取れていた。いつからだろう?君の本音が見えなくなったのは。いつからだろう?君に本音が言えなくなったのは。歳を重ねるたびに絡みついてくる常識、建前、嘘、偽り。あれほど簡単だったはずのことが、気付いた時には出来なくなっていた。嗚呼、どうすればその気持ちが見えるのか。嗚呼、どうすればこの気持ちを言えるのか。これは、そんな彼等の不器用な恋模様。簡単なはずのことすら出来なくなった、そんな彼等の行く末とは。彼女のホンネ、覗いてみたくありませんか?
湊
もしも、日記に相手の名前を書いて、その人物の本音が聞けるとしたら、あなたは書いてしまいますか?できるならば、書きたい。 司郎が父から渡された日記に可愛くない婚約者の名前を書いてしまったら――本音を知ってしまい、そこから物語が動き出す。 あああ、じれったいっ。読み出すとそう感じてしまい、だけどもつい笑いそうになってしまいそうになるのは、仕方のないことかもしれない。 本音日記から始まる寄り添う二人の物語に幸あれ!
Victor
66位:『寂しい侍女は、高慢王子の一番になる』
作者:三国司
王妃に仕える侍女のエアーリアは、ある日、王妃からとんでもない命令を受け、彼女の息子である第三王子から愛されなくてはならなくなった。偉そうで高慢な王子から愛されるなんて絶対無理だと思いながら、やる気なく王子に近づくエアーリアだったが……。大きな事件は起こらないけれど、日常の中で徐々に惹かれていく二人の話。※この作品はアルファポリスでも公開しています。
65位:『魔法省魔道具研究員クロエ』
作者:大森蜜柑
8歳のクロエは魔物討伐で利き腕を無くした父のために、独学で「自分の意思で動かせる義手」製作に挑む。その功績から、平民ながら貴族の通う魔法学園に入学し、卒業後は魔法省の魔道具研究所へ。エリート街道を進むクロエにその邪魔をする人物の登場。誰かの為にした事が、全て自分の幸せにつながってゆく。健気に頑張るクロエが恋を知り運命を乗り越え幸せを掴むまでの物語り。※無理矢理終わらせてしまったので、時間をみつけてきちんと書き直したいと思っております。本編終了ですが、おまけ話を気まぐれに追加します。タイトル考えるって難しい……アルファポリスにも掲載しています。
64位:『マイバイブルは『異世界召喚物語』』
作者:ポモドーロ
エルネストはヴィオネッティー伯爵家の三男である。成人した彼は家を継げないため、生きるために冒険者の道を選ぶ。 頼りになるのは満足に使えないユニークスキル『魔弾』と、一家の秘蔵書『異世界召喚物語』に書かれた知識のみ。『災害級』レベルの兄弟たちのせいで色眼鏡で見られつつも、今日も健気にギルド通い。 愛読書にしてバイブル、一家の秘蔵書『異世界召喚物語』を片手に剣も魔法も二流の彼が地味にがんばる冒険成り上がりストーリー。本編とりあえず完結。
最初は蟹相手に悪戦苦闘している落ちこぼれが創意工夫で終盤はドラゴンをなぎ倒す様は爽快だった. 兄や姉を主人公以上の実力者として出すことで主人公の強さが厭味にならず, 小市民ぽい親しみ易さも出て良かった. 安易なハーレム形成に至らずに婚約者一筋なのも良い(続編でちゃっかり美人ハイエルフとの間に一子設けていて笑ったが).主人公が迷宮で稼ぐ収入がどんどんインフレしていくのが唯一気になったが, あれであの世界の貨幣経済は成立するのだろうか?
terminus
ほとんど毎日更新で3年強……作者様には「本当にお疲れ様でございました。」と申し上げたい気持ちで一杯です。主人公エルネスト(エルリン)は、世間的に傑出した強者と認識された後も、家庭内ヒエラルキーで下位から数えた方が早いポジションであったためか、増長することなく、最後まで気の良い太っ腹な若様のままでいてくれました。途中、エルネストが軽率にお姉さんとの約束を破った結果、大変な危険に身を晒すこととなり、事後、お姉さんから愛のムチにしては強烈すぎるほぼ90%殺される説教を喰らいます。ほのぼの展開に油断してた読者からドン引きされたのも、今となっては良い思い出です。ちびっ子達やたくさんの仲間達に囲まれながら冒険する主人公エルネストは、まるでピーターパンのよう。子供といっしょに何回も読み返してみたい作品です。
rudrat
63位:『魔法学園<エステリオ>の管理人 ~最強勇者だった俺の美少女コーチングライフ~』
作者:原雷火
【告知】https://ncode.syosetu.com/n7165eo/【新作】こちらラスボス魔王城前「教会」更新中です。こっそり書籍化決定しました~幼女かわいい魔王を倒した勇者だが、あまりの強さに人々から畏怖されてしまう。勝利したにもかかわらず、勇者の心はボロボロだ。「俺、ほとぼりが冷めるまで隠遁して、今度は気ままな旅をするんだ!」さらに時は流れて、かつて勇者だった少年は、なぜか魔法使いを育成する魔法学園で管理人(雑用係)生活をしていた!?四月――。入試トップ成績の一年生――クリスと出会った主人公は、強引に彼女を自分のクラスに入れようとするエリート教員ギリアムと対立してしまう。それがきっかけで、落ちこぼれクラスのコーチを引き受けることになるのだが……。元勇者のアフターライフ系育成ハーレム、新学期開校!
元勇者である主人公レオ・グランデが、才能ある少女達を導くために奮闘する、笑いありバトルありのファンタジー学園ストーリーです。魔法学園の管理人である主人公は、ひょんなことから首席の天才少女のコーチとなり、彼女を含む様々な少女達を指導する教師を目指すようになります。 彼の周りには教え子である美少女生徒や美人教師だけでなく、一国の王女達まで集まるようになり、今後も目が離せない展開が続きます。 ファンタジーものがお好きな方。年の差恋愛が好きな方。本作を読めば、ますます好きになりますよ。余裕の面白さだ。吸引力が違いますよ。
オリーブドラブ
文章の勢いもテンポもよく、キャラもいい。思わず引き込まれてしまう作品。最強勇者から管理人、用務員になった主人公だが・・・シリアスあり笑いありの作品。ストーリーが進むにつれ、それぞれのキャラの魅力が出てくる。一種のキャラの表現がうまい。また、主人公を含め、自然と読めるくらいにキャラクターに違和感を感じさせないことも評価。ファンタジーラノベが好きな方にはおすすめの作品。
巌の蛟
62位:『領主を継いだので好き勝手やってみた』
作者:堀江ヒロ
親父が死んだので領主を継ぐことになった。オレが継いだからには好き勝手やってやるぜ! 目指すは美味い物を食って毎日グータラする生活!! 領主は自分の思った通り好き勝手やっているつもりが、周りの人たちには名君と思われてしまう。勘違いコメディ。
61位:『転生先は現人神の女神様』
作者:子日あきすず
結婚もし、息子と娘も既に結婚済み。孫の顔も見たし、妻は先立った。89歳の生涯……後はペットと死を待つだけ。……だったはずなのに、現人神の女神に異世界転生?お爺ちゃんはもういない! 今日から私は女神様。精霊が暴れてる? そうか、大変だな。頑張れよ。人間は神々に選ばれた種族だ? 何言ってんだこいつ。助けてくれ? 国が大変だ? おう、自分の国ぐらい自分達でなんとかしろ。可愛い精霊達の為に未開の地開拓しよっと。ハーレム? 逆ハー? 他所でやれ。お前の息子? いらねぇよ帰れ。見て見て! 魔法使えば川で海上スキー的なのでき……へぶぅ!?そんな女神様の話。あらそいは どうれべるでしか おこらない by めがみさまどう足掻いても主人公最強。※初めての投稿、どころか初めて小説を書きます。2017/07/02 なんとなくあらすじ変更。2017/07/07 完結しました。
60位:『違いますっ! 私はエッチで変態な子じゃありませんっ! 違いますからぁっ……! ~記憶喪失のサキュバス、リズ。自分を清楚で健全な人間だと思い込む~ 「勇者様、とりあえずパンツ下さい」』
作者:小東のら
ある国立学院に優秀な成績を誇るリズという少女がいた。彼女は品行方正、可憐で淑やかで誰からも尊敬されている人物だった。そしてその少女リズがいる国立学院に、長旅の傷を癒す為、勇者達の一行が編入するのだという。 清純で品性のある少女リズは思わず勇者にこう言っていた。「パンツくださいっ……!」 リズにはとある秘密があった。1年前まで彼女は勇者達の仲間の1人であったのだ。しかしリズは強大な敵と戦い、その時に記憶も力も失ってしまったのだ。それ以降、彼女は何もかも忘れて普通の人間として生活を送っていた。 リズの失った力――それは色欲の淫魔、サキュバスの力だった。「私はそんな変態な子じゃないんだあああぁぁぁぁっ……!」 自分がサキュバスであることを忘れてしまったエッチで変態な彼女の衝動が幕を開ける。
59位:『神様の定食屋』
作者:中村 颯希
【双葉文庫さまより1~2巻発売】両親を事故で失った高坂哲史は、妹とともに、定食屋「てしをや」を継ぐことになる。ところが料理がからきしだったために、てんで役に立たず、妹に罵られてばかり。ふと立ち寄った神社で、「いっそ誰かに体を乗っ取ってもらって、料理を教えてほしい」と愚痴をこぼしたところ、なんと本当に神様が現れて、魂を憑依させられてしまった。魂に料理を教わる代わりに、その魂の望む相手に料理を振舞い、未練を解消してやってほしいということらしい。母親から息子へ。店主から常連へ。姑から嫁へ、夫から妻へ――。様々な魂とともに料理をつくり、その想いに触れるうちに、哲史は少しずつ、料理への姿勢を変えていく。
神様に死者の魂を憑依させられた主人公が、魂に料理を教わり、その魂の望む相手に料理を振舞うことで未練を解消していくお話です。どの話にも切ないくらいの愛情が込められています。読んでいて、涙腺をやられながら、同時に論理ではなく腑に落ちて学べたことがありました。優しさを注がれて、返したいと思ったときに、その相手がまだ健在である。ごちそうさまの言葉を、涙も交えずに告げることのできる相手がいるのは、実はとってもありがたいことなのですね。また、帰省した時に母や祖母の手料理がやたら美味しく感じるのが不思議だったのですが、味に加えて当時の楽しかったことや、愛情を思い出すからなのだなと、勝手に納得しました。素晴らしい作品をお書きになられた中村先生に感謝申し上げます
いのりん
ジーンと染みるお話が好きな方に。主人公の哲史は、料理のできないニート(元社畜・休職中)です。妹に頭があがりません。両親の遺した定食屋を妹と一緒に継ぎますが、全く料理ができない上に、食べることや料理に対して軽い考えしか持っていません。そんな哲史に実地で料理を教えてくれる人その定食で心をほぐされた人哲史の料理への姿勢が段々と変化する過程1皿作るごとに各々の事情が絡み合い、哲史の感情が揺さぶられます。エピソードが心に染みます。ちょっと呑気な神様が出てくるのも癒されます。前後編で、読み切りの形でまとまっています。読みやすいです。でも電車の中などで読んではいけません。集中できる一人の部屋で、読むのがオススメです。おかわりしたくなります。丁寧に料理されたお話ですから。『てしをや』は、いつまでも続いて欲しい。出会えてよかった、そんな物語です。
まりあんにゅ
58位:『悪役令嬢は静かに微笑む』
作者:真白
伯爵令嬢エミリア・セドラーシュは幼い頃からの婚約者から婚約破棄を言い渡される。彼の隣には可愛らしい少女。エミリアは知っている。この世界が乙女ゲームに類似した世界であるという事を。エミリアが担うのは悪役令嬢。しかも、恋に破れたあげく狂気に奔り最後は必ず死ぬ。エミリアは運命を変えるため、婚約破棄された場で静かに微笑みを浮かべた。【本編完結】
伯爵令嬢エミリアは自分が婚約破棄をされること、恋に破れたあげく狂気に奔り最後は必ず死ぬ運命にあることを知りながら、運命を、変えるために、静かに行動します。決して積極的ではないけれど、運命に抗いたいとしているエミリアを描いた話です!決して長くはない中で、エミリアが抱く諦念や寂寥感を丁寧に書かれていてエミリアをひたすら応援する気持ちになりました。また、グレンがエミリアのどこが気になっていたのかどうなりたかったのかを自分で自覚する過程も楽しく読ませていただきました。今後、この2人がどうやって近づいていくのか続編が読みたい!と待ち望んでいます。とても好きな話です!
瀬依
この作品が大好きです。出来ればエミリアとグレンの結婚や子どもの話やグレンと幼馴染のエピソード、エミリアの元婚約者と第二王子たちのその後やエミリアの家族の話が読みたいですのでお願いします。続編希望です、次は子どもたちの世代で検討お願いします。エミリアには幸せになって欲しいと思っているのでぜひ2人のラブラブが見たいし、子どもに囲まれて幸せな家族を作って欲しいです。次の更新を楽しみにしています。
かよ
57位:『伯爵家の悪妻』
作者:江本マシメサ
公爵令嬢ヘルミーナに持ちこまれた婚姻話の相手は、社交界一の遊び人と噂の伯爵家子息エーリヒだった。結婚を受け入れたヘルミーナは、結婚生活の条件を手紙で送りつける。無理難題ばかりのはずが、エーリヒは結婚生活が楽しみだと嬉々としていて……!?「この先の生涯、ヘルミーナ様の犬か下僕になります」って、この人何を言っているの!?迫力系美女妻と人誑しな夫の、甘いだけではない?新婚ラブコメディ。
56位:『婚約破棄(すて)られ悪役令嬢は流浪の王の寵愛を求む』
作者:空飛ぶひよこ
アレクサンドラ・セルファは、絶世の美貌と大貴族で宰相の娘という権力を有しているものの、高慢かつ感情的で、決定的に思慮に欠けている。そんな彼女は婚約者が夢中になった平民の女性に嫌がらせを繰り返した結果、婚約破棄された上に、他国の王に嫁がされてしまう。「この国で王の寵姫になって、あいつらを見返して見せるわ!!」しかしアレクサンドラが嫁いだ王は、城には滅多に帰ることなく、騎士団と共に世界最強の種「ドラゴン」を国内中に遊動させて回る、「流浪の王」と渾名される人物だった…!!はたしてアレクサンドラは、カルチャーショックに耐え、見事に王の寵愛を得ることが出来るのか?ぽんこつ令嬢の成長と愛の物語…の予定です。※2017年8月19日一迅社アイリス文庫様より書籍化します。
完結した作品の中でも、悪役令嬢の中では珍しい作品としてレビューしていきます。最近では当たり前に生み出されている意識の引き継ぎタイプとは違い、最初から性格・人格はそのままで婚約破棄に持ち込めてる点にあります。つまり「あの子は実は…」などという挽回なしの物語である事です。悪徳ではなく悪役である辺り、外道ではなく悪い子なやや残念な主人公は異国の王に嫁ぎ、異国で新しいこれからを歩む事になる。その異国による文化的違いを感じていく様は乙嫁語りに似たものがあります。這い上がるというより、新しい人生を歩むと言うより、新しい生き方をしていくのがこの珍しいタイプであるこの物語です。
オイラム
55位:『魔力の使えない魔術師』
作者:高梨ひかる
目が覚めたら目の前には神様。転生して欲しいと言われたのだけれど、何故自分が選ばれたのかが分からない。そしてそのまま魔法の使える世界で、かなりの魔力を持った有名な魔術師の家系に生まれる事になった――の、だが……? 「魔力は使わないで貯めて欲しいんだ」神様に頼まれたお願いは、想像以上にキツイ無茶振りでした。*魔力至上主義世界で、魔力を使わずに生き抜く主人公の物語。*2014/7/30書籍化しました*2017/11/30全四巻発売中です
54位:『箱庭の薬術師』
作者:ぷにちゃん
交換条件は、神様の玩具になること。妹を助けてもらった条件として、楠木ひなみは異世界へ渡った。その世界で「ポイント」を集めて、神様の役に立つことがひなみに与えられた玩具の役割。戦闘が苦手なひなみは、神様から加護をもらい異世界を生き抜いていく。幸い、珍しいとされる“薬術師”の適性があった。その力と神様の加護で最高級回復薬を作り、誰にもできなかった薬草栽培を成功させてしまったり。そんなひなみが仲間と共に冒険をしていく……生産系の、ほのぼのがっつりファンタジーです。※双葉社Mノベルスより書籍発売中です。
まず、キャラクターが、とても魅力的。ストーリー、というか、主人公の語りにほのぼのしたり、キャラクター同士の掛け合いにほのぼのしたり。でも、主人公は、チート持ち。というか、チート上げた神様、あなた絶対主人公のこと好きでしょっ!wwwってなる。神に愛された(?)主人公、そのうち女神の代行者やら、黄金のドラゴンの力などを手にするが、どうやらまだ、自覚がない様、、、。なんというか、見守っていたくなる主人公だ。神の気持ちが少しわかったような気もする。最近は、世界の謎に迫る的な動きもあり、とても楽しみだ。あなたも、神様と一緒に主人公を見守る活動に、参加しないか?
灰月黒瑛
53位:『ワールド・カスタマイズ・クリエーター:外伝』
作者:ヘロー天気
不思議な声によって異世界に喚ばれた悠介は、その世界で邪神と呼ばれる存在だった?歴史の停滞を打ち破り、世界に循環を促す存在として喚ばれた若者の魂は、新たな時代への潮流となる。※書籍化と規約改定によりダイジェスト版を削除。外伝のみを置いてます。
『小説家になろう』で一番最初に大好きになった作品です。当時完結に近い所まで書かれていたのを一晩で一気に読み、その後三日掛けてじっくり読み直した作品で、『書籍化する!この作品は絶対書籍化が実現する!』と、妙な確信を持っていた作品です。チート能力を持った主人公がハッピーエンドを目指してあれこれする話…と書くとありきたりですが、チート能力がまさしく『チート』で『現実に存在するチートツールとよく似ている』ので解かりやすいです。最初から全部上手く行くわけでもなく、失敗や研究を繰り返しながら能力を使いこなしていく過程も楽しいですが、確固たる身分制度に主人公がどういう行動を取るのか、どう変えていくのかもまた見所だと思います。設定がしっかりしてブレません。書籍化に際し、ダイジェスト版に差し替えられるということですので、興味を持たれた方は是非ご一読!『面白い』と思えたなら是非書店で書籍購入を!
美緒
いまさらレビューするまでもない有名作品をなんでいま紹介すんのさって言ったら、そりゃもうもっとたくさんのひとに読んでもらいたいからというのと、それから更新されていることに気づいてない人がいるんじゃないかという危惧からですよ、ええ。ワールド・カスタマイズ・クリエイター、更新されてますよー!完結したと思ってお気に入りはずしてる人、見逃してませんか?見逃してる人がこのレビューで気付いてくれたら嬉しいです。大好きな作品なので。
土溝井
52位:『旦那様は魔術馬鹿(ワーカーホリック)』
作者:佐伯さん
優れた魔術の使い手を多く輩出する名家に嫁いできたエルネスタは、夫であるロルフには見向きもされなかった。研究馬鹿と言われている、私生活も研究に情熱を注ぎ込んでいるロルフ。両親の都合で結婚こそしたものの、その関係は名前だけのものとなっていた。 そんなある日、届いた荷物をロルフの所に届けようとした事から、状況は変わる。とある事で大切な荷物を壊してしまったエルネスタは、旦那であるロルフに興味を持たれる事になる。「これを壊した責任は取って貰おう、研究に付き合え」 エルネスタに特別な力がある事を見抜いたロルフは、そう言って……。 これは研究馬鹿やら魔術馬鹿と呼ばれるワーカーホリック気味な旦那様と、自分に自信のない奥さんが少しずつ打ち解け歩み寄っていく物語。【2016年3/12本編完結】第四回一迅社文庫アイリス恋愛ファンタジー大賞で大賞を受賞しました。一迅社アイリスNEO様から全二巻発売中。
研究熱心……を通りすぎて、研究馬鹿と周りから言われる旦那様。そんな旦那様のもとに嫁いだのは、ある出来事により臆病で、人見知りになった少女。政略結婚とはいえ、旦那さんに尽くそうとしますが、とうの旦那さんは研究馬鹿! 三度の嫁(飯)より、魔術という変わり者。仮面夫婦な関係が永遠に続く……と、誰もが思ったその日。それは、起きた。『興味深い。研究に協力してくれ』……なんと、旦那さんに初めて興味を抱かれたのだ!そして、縮まる二人の距離。明らかになる少女の過去。旦那様の『夢』。深まる二人の愛。そして、旦那様はいつしか、魔術馬鹿から……嫁(エル)馬鹿へ……。鈍感研究馬鹿な旦那さんと、臆病で引っ込み思案な嫁さんが送るほのぼの、ニヤニヤ、ドキドキな日々。ぜひ、お勧めです。最初と最後の旦那様は最早……別人です。
こばとん
51位:『婚約破棄された悪役令嬢は魔王に求婚されています』
作者:Mikura
何もしてないはずなのに冤罪を掛けられ婚約破棄されたアイリーン=テンペジア。魔物のあふれる森へ、魔力を封じられ武器も持たず放置され、死を覚悟していたのだけれど―――。本編完結。婚約破棄された悪役令嬢が魔王に愛されたり魔物の息子ができたりして幸せになる話。一応保険としてR15つけておきます。※は他者視点メインストーリーも他者視点で進むことがあるので苦手な方はご注意を。
50位:『猫(精霊)になりました。』
作者:あさづき ゆう
ずっとずっと雨の中、待っていた。だって、約束していたから。だけどノエルは来なかった。わたしは諦められなかったけど、暗くなってきたし体も冷たくなってきた。仕方がなく治療院に帰ると、沢山の患者がいた。やけくそに、来る患者をどんどん精霊魔法で治していった。あれ?わたし、死んでる?え、精霊(猫)になった?そうか、雨に打たれて流感に罹って、魔力足らなくて、死んじゃったのか。最後にノエルに会いたかったな。というか、死ぬ前に出した愛溢れる手紙、死んだ後に届いたらただの呪いじゃない?やば、ノエルが読む前に、回収しなくちゃ!!!
49位:『廻る”とき”』
作者:真莉。
公爵令嬢イリアーヌ・フォールズは過酷な人生を送っていた。……私はどうすればよかったの…?棄てられるとわかっている婚約。棄てられるとわかっている恋心。棄てられるとわかっている家族。誰一人味方などいない―――ならば私は、市井で悔いのない人生を送りたい。
48位:『神殺しの英雄と七つの誓約(旧題:彼は英雄ではないと言い張るようです)』
作者:ウメ種
※タイトルを変更しました。内容に変更はありません。※この度、拙作が書籍化される事となりました。 偏に、この作品を読んでくださる皆様の御蔭でございます。 これからも拙作をよろしくお願いいたします――みんな、俺の事を誤解してるんだ。三年前、世界を壊そうとする魔神を討伐させるために、異世界から十三人の英雄が召喚された。年齢も性別も様々な十三人。与えられたのは異世界の住人にはないチートスキル。ある者は最高の魔力を、ある者は人外の膂力を、ある者は―――。そして、その十三人は魔神を見事討伐し、世界の英雄となりました。この世界で生きていく事を決めた十三人。その英雄の中で、魔神討伐後行方を眩ませた男が一人。誰もが言う。彼こそが英雄の中心なのだと。彼こそが魔神を討った最強なのだと。彼こそが女神の寵愛を受ける唯一人なのだと。※今作品の通貨設定は銀貨>金貨>銅貨となっております
物語の始まりは、異世界に召喚され、英雄となった者たちのその後。 召喚される前は、ほどほどに生きてきた主人公。 夢もあり、自分がどの程度の人物か心得ていた。 英雄も、今は昔。 日々の生活にさえ困っていた。 彼は、神殺しの英雄だが僅かな力しか持ち合わせていない。 モンスターと戦うような危険は、できるだけ避けたいと思っていたのだが……。 新人冒険者フランシェスカを助けてしまったことから、戦いへの道筋を描くことに。 喋るアイテムをここまで昇華させることができるとは。 そのメダルは、条件によって最強となる。 至極の名作とは、このこと。
木納技嗣
47位:『西方守護伯付き魔女の初陣』
作者:守野伊音
昔、大陸中から迫害を受けた魔女達は、自分達の国を創った。そのウイザリテ国稀代の魔女王として名高いレオリカ女王の長子ミルレオは、偉大な母王と比べられ、出来損ないと呼ばれ続けてきた。人前での魔法は失敗ばかりで、母に迷惑がかからないようにとあまり表に出なくなった娘に、母王は少年になる呪いをかけて西方守護地へ行くよう命じた。呪いを解かずに帰れば意に沿わない男と結婚だと言われ、ミルレオは少年魔女ミルとして西方守護伯ガウェイン付き魔女として過ごすことになった。
46位:『ギルドは本日も平和なり』
作者:ナヤカ
アスカレア王国には、四つの冒険者ギルドが存在する。その中の一つ、冒険者の町タウーレンに存在する冒険者ギルドは、四つの中でも最も忙しいギルドである。そんなギルドに派遣された男『テプト・セッテン』。彼の前世は、何の取り柄もない凡人学生だった。神によって才能を与えられて転生するも、選んだ道はギルド職員。彼は傍若無人な冒険者に説教をしながら、問題だらけのギルド内で、女性や男たちとわちゃわちゃしつつも、平和な日々をおくる。
45位:『デスゲームを攻略して、願い事を叶えよう』
作者:新野たいやき
平凡な会社員として生活していた、ヤマトが拉致されて、デスゲームへの参加を要請された。 ルール1 ゲームをクリアーできた人間には、莫大な賞金が与えられる ルール2 ゲームでの死は、現実での死を意味する ルール3 ゲームへの参加は、個人の意思が尊重される 平凡な生活にあきていたヤマトが、刺激を求めてデスゲームへの参加を決めた。
44位:『魔法貴族の領地(料理)開発』
作者:猫の人
異世界転生魔力チートで最強モード。それを勝ち組かと聞かれたら、俺はこう答える。「むしろ負け組だ」と。異世界飯が不味いのだ。砂の混じった塩にしなびた野菜、肉は雑味が強くて獣臭く、魚は内地に回ってこない。香辛料や薬草の類もほとんど出回っていないし、そもそも流通が未発達だから欲しい食材が手に入る事の方が珍しい。こんな環境で美味い飯が作れるものか。だから俺はやってやる。異世界でも、美味い飯を食うんだ!領地運営、食材開発がメインのお話です。村を作って、人を住まわせて、農業などをやらせる。そこで現代日本の知識を魔法で実行というのが基本パターンになります。一回当たりの文字数は少なめ、その分は更新回数でカバーします。※スキル・ステータスなどはありません。※魔法だから、で逃げる気満々です。※稲作には適さない領地です。※地の文多めというか、9割以上が地の文です。「会話? なにそれ。食べたら美味しい?」状態です。
43位:『VRMMOで攻略とスローライフの両方を手に入れる方法』
作者:陽乃優一
新作VRMMOで攻略とスローライフの両方を楽しみたいと思った主人公、佐藤春香。過去のVRゲームの経験から彼女が出した結論は『よし、2つのアバターを作って同時に操作してしまおう』。この物語は、過去の愉快な黒歴史に頭の中で悶え苦しみながらも、VRMMOで攻略とスローライフを同時に楽しもうとする彼女の日常を描いたものである。―――彼女は知らない。その日常が、人々にどれだけの歓喜と困惑、称賛と恐怖をもたらしていくことになるのかを。※2017/10/18完結しました。後日談・続編集始めました。 https://ncode.syosetu.com/n4196ei/
だからと言って 「同時に」 2キャラを操作するとは(困惑)。リアルでは冴えない女子高生が、攻略担当の女性キャラとスローライフ担当の男性キャラ。2キャラを同時に使いそれぞれ別ベクトルで有名になって行く。とはいえ2キャラ共に物語開始時点で既に結構な有名人で、そこから色々やらかして更に有名になって行く感じです。そしてこの作品で面白いのは主人公がゲーム内だけでなくリアルでも成り上がって行く事。物語が進むにつれ加速度的に主人公(リアル)のチート具合が判明してくるのですが、まるでゲームとリアルが混じり合ってくるような不思議な感覚があります。ゲームを楽しむ事を一貫して追い求めつつも、状況に流されゲーム内・リアル問わず無自覚にやらかし続ける主人公。どこまで人外化が進んでいくのか。今後も目が離せません。
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42位:『婚約破棄のために淑女になる方法。』
作者:もり/もりふみの
自分の不注意で大怪我を負ってしまったカルヴェス子爵家の二女・オリヴィアは、その場に居合わせただけの少年――名門・アンドール侯爵家の子息、デュリオと婚約することになってしまった。 訳がわからないオリヴィアだったが、この婚約が間違いであることだけはわかった。 どうやらデュリオはオリヴィアの怪我の責任を取って婚約することになったらしい。 それはとても不公平だと感じたオリヴィアは、つらそうな表情で無理して笑うデュリオを見て強く誓った。 将来、デュリオが本当に好きな人と結婚できるよう、その時に憐れに思われることなく婚約を破棄してもらうために立派な淑女になろうと。 そうしてオリヴィアは来たる婚約破棄の日を目指して、努力を始めるのだった。※この物語は『悪役令嬢、時々本気、のち聖女。』のスピンオフとなっておりますが、この作品のみでもご理解いただけると思います。
41位:『公爵令嬢の狼』
作者:三国司
公爵令嬢ベアトリスは、家柄・魔力・外見と全てが完璧なお嬢様であるがゆえに、学園内では他の生徒たちから敬遠されていた。その上、権力者の祖父が獣人差別主義者であるために、獣人生徒たちからは恐れられて嫌われている。――だからバレてはいけない。そんなベアトリスが、学園内の森で狼と密会しているなんて。※この話はアルファポリスでも投稿しています。
ヒロインもヒーローが好みすぎて、そして何より話の持っていき方がうますぎて、読み終わった後にノックアウトされたような気持ちになります。実際、数十秒ほど天を仰いで放心してしまいました。今が一番きれいな終わり方なのはわかってますが、それでもどうにかしてなんとか続き読みたいです、、非常に好きです。優秀で努力家な女の子もモフモフもクーデレも最の高
オイミャコン
40位:『オピスフラウラ』
作者:よる
世界初、と言うと大袈裟かもしれないけど、まあそれぐらい珍しい高薬草と完全回復草の栽培に成功した。 田舎町でこれでガッポリ大儲けとウハウハしていたリットは、王都からやって来た騎士に有無を言わさず連れ去られる。ラジェルダ王国初の薬草師として王宮薬草園でのんびりと、大好きな薬草達に囲まれて過ごすのも悪くないと思い始めた頃、 特級ランク指定の魔物討伐に治癒隊と一緒に同行する事になってしまった。HPでも掲載しています。
39位:『最新のゲームは凄すぎだろ』
作者:うきせくさこ
世界初のVRMMORPG「Another World」をプレイする少年はゲームでは無く、似た異世界にトリップしているのだが全く気付く事がない。そんな彼が巻き起こす行動に次第に周囲は誤解を重ねていく……。異世界とは気付かずにゲームをしている混沌(ケイオス)という名(のキャラクター)を持つ少年と異世界の人間達の勘違い系ファンタジー。H25.09.07 旧題『最新のMMORPGは凄すぎだろ』を変更
なろうで今一番面白い作品の一つ。 しらずに異世界で勇者をしてしまう一般人という王道ストーリー。にも関わらず、昨今流行りのVRMMO物ながら、別の世界にアクセスしてしまうという変わった舞台設定で他作品と一線を確する異色作。 作者の狙い通りとおもわれる話の展開やテーマの表現、実力がかいま見える人々の心理描写。読んでいて楽しく、そして痛快だ。 ファンタジーが好きな人も、トリップ物が好きな人にも好かれる、これから更に話題を呼ぶ作品に違いない。
八十八丸
(´・ω・`)ログアウトできるせいで、すごくリアルな異世界をゲームだと思い込んだ主人公が、色々とモンスターを討伐してログアウトして去っていく内に、英雄としての功績を各地に残すお話さんだよ。今のところ、本人が気づかずに人類を脅かすモンスターを討伐しているだけなんだけど、今後の展開が気になる作品さんだね。
38位:『傍観者の恋』
作者:ナツ
契約に基づいた婚姻を結び、私は目の眩むほどの幸福と不幸を同時に手に入れた。夫が愛しているのは、私ではない。私が彼を愛していることにも、気づかれてはならない。あくまで傍観者として、私は夫の禁断の恋を見届けなければならない。そんな夫婦の物語。(紅葉さま主催「許されざる恋企画」参加作品)※Jパブリッシング・フェアリーキス様にて書籍化しました
37位:『狼侯爵と愛の霊薬』
作者:橘 千秋
学院を7年も留年した伯爵令嬢ロザリンドは『ものぐさ姫』と呼ばれていた。独身を貫き薬学研究に人生を捧げたい!と思っていた彼女の元へ、10年帰っていない実家から、極悪非道と噂の狼侯爵との結婚命令が下される。「金は適当に渡してやるから、愛人囲うなり、宝飾品を漁るなり好きにしろ、ただし迷惑はかけるな」「こんな理想的な結婚が転がり込んでくるなんて……はぁはぁっ……興奮で夜も眠れそうにありません!」愛のないところから始まる、とんでも結婚物語。開幕。
36位:『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』
作者:昼熊
自他共に認める自動販売機マニアである彼は、交通事故から自動販売機を守って死んだ。そこで人生を終える筈だった彼が目覚めたのは、自然豊かな湖畔だった。何が起こったのか理解できない彼だったが自分が――自動販売機になっていることだけは理解できてしまう。異世界の迷宮で一人……一台佇む彼が一人の少女と出会うことにより物語は動き始めるのだった。角川スニーカー文庫から書籍化決定しました。2月1日に三巻発売となります。シュイが大活躍する話も必見です、追加の短編も収録していますので。更に、ミシュエルが三巻初登場となります。そして、ここから因縁の深い仲となる、あのお方も。
数ある異世界転生の中でも異色作モンスターに転生してレベルアップしたら進化する作品と路線は同じと言えばそれまでだが、その作者のアレンジが加わったモンスターと違いどこまでいっても現実に存在した自販機である前提が崩れずに、普通は知らないような古今東西の自動販売機ネタが出て来て物語が進むのが面白い。この次はどんな自動販売機が出てくるのか楽しみでドンドン読み進めてしまう。自動販売機ネタも面白いが個性的な人間キャラや住人が内部に住み込む独特なダンジョン感とモンスターもオリジナリティがあって世界観を共有する作者の過去作も読みたくなる。
魚妻睦月
自販機でどうするんだって私も当初思っていましたが見事に自販機のままで活躍してこういう考えもあるのかと目からうろこがいっぱい出てくる異色のファンタジー作品 なろう系は数あれど、無機物はほとんどない、その中で更に自動販売機なんて戦闘と全く関係ない機械で戦闘していくまさにアイデア勝負の作品 是非一度こういう作品もあるのだと頭の柔軟性を養うために読んで見るのをお勧めします
和尚
35位:『お菓子職人の成り上がり~天才パティシエの領地経営~』
作者:月夜 涙(るい)
貧乏貴族のアルノルト准男爵家に産まれたクルト。彼の前世は天才菓子職人だったクルトは領主となり領地を豊かにしながら、前世で果たせなかった夢、世界一の菓子職人を目指すクルトは養蜂をしたり、エルフと一緒に果樹園を作ったり、交易を行って、お菓子の材料を集める。そんな彼のお菓子は、異世界の誰も知らない新しい味で……特産品として売りだせば大儲け、公爵家へ出張パティシエに行って大絶賛、王都にお店を作ったり大活躍!これは甘いお菓子と優しい人々に囲まれた幸せな物語Mノベルス様から第三巻まで発売中!
男爵家の長男が男爵家の屋敷では絶対にお菓子作りなどさせて貰えなかったであろう環境を領地運営の一環として農村での開拓作業に集中するため村に入り浸る。といったように正当性のある行動をしっかり取らせているところは実に魅力的です。ただ、領地運営において重要な仕事をできる妻である証明の部分が少し不明瞭でそこもしっかり書き込まれていたらもっと読み応えがあったのではないかと思います。あと誤字脱字は長文ですので致し方ない部分も多々ありますが、お嬢様や貴族の方の言葉遣いが今時過ぎると思われます。もう少し古風で畏まった言葉遣いだともっとこの世界観を魅力的にさせるのではないかと思いました。とはいえとても面白かったです。これからもより良い作品作りをしていってください。
東城 綾萌
ほとんどの料理無双物がありきたりで首をかしげるような技法の話が蔓延する中、オリジナリティがあってリアルで美味しそうな文章に引き込まれました!特に、マドレーヌ・アルノルトみたいな普通のお菓子のマドレーヌにひと工夫入れたところや、鹿肉と胡桃の特別料理みたいに、その場所で出来そうだけどなさそうな、且つ料理の美味しさが匂い立つような表現が素晴らしかったです!それと、最初とタイトルからかけ離れた場当たり的な作品が多い中、他の作品と同様に、構成力があってリアルにぶれずに話を積み上げていくところも良いですね~最後に少しだけお勧めの料理本を。ジャンリュック・ムーランの「フランスの地方菓子」「ジョエルロブションのお家で作るフランス料理」この物語の着想の一助になれば嬉しいですね♪では、今後の物語も楽しみにしていますね!
torisan
34位:『女王陛下と呼ばないで』
作者:柏てん
ひょんな事から、三人の貴公子たちと王位を争うことになってしまった公爵令嬢フランチェスカ。ひきこもりで社交力皆無の自分が女王になんてなれるはずない!そんな中、他の候補者からプロポーズを受けていたことまで判明して!? チェス大好きおうち大好きな彼女は、果たして無事に王位争奪戦から離脱することができるのか!『ひきこもりを女王候補に選出なんてあんまりです』より改題9/1に角川ビーンズ文庫様より書籍化しますどうぞよろしくお願いします~
タイトル・キャプションの通り、ひきこもり令嬢が遺言で女王候補として担ぎ上げられ、他の候補者の3名と交流を通して自身の不甲斐なさや甘えを自覚し、亡き陛下や国の為に王として相応しい人物を見出そうとする。文章や登場人物、貴族や国家制度がわかりやすく描かれていて、令嬢視点のままストーリーが進むのでとても読みやすいしコメディテイストでもあるので楽しかったです。山場からエンディングにかけてはハラハラして、最後はシンプルにテンポよくまとまっていて気持ちよく読めました!個人的にはとっても満足です。難点ではありませんが、内容に対して恋愛要素が薄い印象を受けました。(割合は私のイメージです。)ジャンルが恋愛っていうとかなりのラブ要素を求めすぎてたみたいです。続編を描かれるなら、ぜひ恋愛シーンの増量希望いたします!
夢賭
33位:『婚約破棄からはじまる恋』
作者:柴崎 ふじ子
16歳を迎えた侯爵令嬢シェイラは、ある夜、父親が国王暗殺計画に関わっていることを知ってしまう。一ヶ月後、恋焦がれていた公爵家嫡男レオンハルトとの婚姻を控えているというのにーー。父親の罪を告発したことで、爵位剥奪と婚約破棄に追い込まれた令嬢が、貴族社会の中で前を向いて頑張る物語。※本編完結済
登場人物が優しい人が多く、意地悪キャラもいないのでストレスなく、安心して楽しめました。脇役もしっかり作られていて、いろんな人が出すぎて混乱するようなこともないです。人の優しさにちょっとホロリもするし、登場人物のけなげさもあり、また困難に恋人同士が立ち向かう恋物語です。気軽によめて、読み終わりに優しい気持ちになれました。
あんじゅ
32位:『お前みたいなヒロインがいてたまるか!』
作者:白猫
アラサーOLだった前世の記憶を持って生まれた椿は4歳の時、同じく前世の記憶持ちだと思われる異母妹の言葉でこの世界が乙女ゲームの世界だと言う事を思い出す。ゲームでは愛人の子である異母妹がヒロインで自分はヒロインを苛め抜く悪役令嬢であった。しかも最後は必ず自殺END。しかしこの世界、ゲームの設定とは大分違う所があるようだ。もしかしたら自殺する母を助けられるかもしれないと思い、母とメイン攻略キャラのいとこを異母妹の魔の手から守ろうと頑張るお話。※12/25改稿しました。※アリアンローズ様から書籍化されました。2016年12月12日に第3巻が発売となりました。※本編完結しました。
31位:『玉葱とクラリオン』
作者:水月一人
ソシャゲで遊んでたら異世界に迷い込んでいた青年、但馬波留。剣と魔法が支配するゲームみたいな世界に困惑しつつも、現代人の知識を頼りに立身出世しようと目論むが……そこはかつて勇者が君臨していた内政チート国家だった。 空腹は満たされ清潔な衣服を纏う人々。経済的に町は潤い鉄筋コンクリートの家が建ち並ぶ。生半可な知識は通用せず、ろくな職にもつけず埋没する彼は、生き残りをかけた起死回生の策に打って出た。「他ならぬあなただけに、特別なお話があるんです。いえいえ、怪しくなんかありません。私の故郷ではねずみ講と言うのですが……」 これは詐欺師と蔑まれ、後にソープ王と呼ばれた男の異世界サクセスストーリー。
こんなにも素晴らしい作品があったのかと感動しております。これほどまでに濃厚なストーリー、設定、キャラで構成される小説は中々お目にかかれないだろうと思います。序盤のコメディーが強烈で不快に思う人も居るかもしれませんが、ネタを知っていたら思わずクスッと笑わずにはいられない、そんな面白さがこの作品にはあります。現代知識チートはそこら辺の安っぽいモノとはレベルが違います。作者はその手の専門家ですか?と言いたくなる程の圧倒的知識量。しかも画像での解説付き。凄いとしか言えない。キャラの個性も魅力的で、セリフや心情描写はとてもリアル。特に主人公とヒロインとのやり取りには読んでるこっちがドキドキしてきます。もちろんヒロイン以外のキャラ達も際立っていて、この作品に良い味を出してくれます。レビューしたい点はまだありますが字数制限なので断念。とても良い作品です。ぜひ一読してみては?
高梨 竜也
序盤はあらすじ通りに少々展開がふざけている転生ものにしか見えないが、一章の終わり辺りから急に化け始め、ドシリアスなファンタジーになった。特筆すべきなのは優れた世界観。異世界転生ではお馴染みの転生する理由、チート能力、スキル、ステータス、魔法、亜人種などなど。これらが一体どうして存在してるか、どうして私達の世界とそんなに違うのか、そんな追及してはいけない『お約束』を全部ちゃんとした理由を作って、世界観に組み込んでいる物語です。その他笑いもあり、涙もあり、サブキャラの性格が立っており、ヒロインとの感情描写もしっかりしている。特に終盤のアナスタシアちゃんの心情吐露は胸を打つ。既にそれなりに読まれているが、それでももっともっと評価されるべき作品だと思う。
キリタニ
30位:『悪の組織の求人広告』
作者:Q7/喜友名トト
悪の組織に入って、世界を征服しませんか?それは、絶賛ニート中の青年、小森寧人(こもり ねいと)が見付けた不思議な求人広告だった。 この広告を切っ掛けに、末端の戦闘員として悪の組織に入団した寧人は、そこで出会った美少女たちやライバルと共に世界を変えるための戦いに挑むことになる。 意外な才能を開花させていく寧人は悪の組織の中で、どこまで上り詰めることが出来るのか?※前にSSとして掲示板に投稿したことがあるものを、二次創作要素を無くして、小説風の文体で書き直しました。SSのほうを読んだことがある人がいるかどうかわかりませんが、内容は途中からだんだん変わっていきます。結末も変わります。※KADOKAWA NOVEL 0様より書籍化しました。
今まで悪役ヒーローや悪役主人公ものを読んできましたが、この作品はそれらの中でも本物の悪役を知ることができた作品だと思います。全てにおいて悪なものも好きではありますが、この作品を読んで私の中の悪の定義が変わりました。万人受けする主人公ではないかも知れませんが、読み進めていく内にどんどん物語にのめり込んでしまう【悪】とは何か?考えさせられる作品だと思います。
みつを
この作品はなろう名物異世界物ではなく、ヒーローや悪の組織がある地球?のお話です、特撮物好きな人にはたまらなく好み奈央合話かと思います、ただし悪の組織側ですw どっちかというとこの話は社会人として働いている中高年の特撮好き向けのお話かな? 悪が悪い事して何が悪いと悪知恵を働かせて、組織の一員としてはったり、脅し、調整等現代らしく動く姿は上手く作られており痛快なお話になっております。
和尚
29位:『レア能力で異世界ヘ 〜ポイントマスターで異世界生活〜』
作者:霜月 雹花
ある日、主人公は突然真っ白い世界に居た、目の前には神様と名乗った人物がいて、なぜ自分がこんな処にいるのか聞くと神様の手違いによって死んでしまったようだ、その代わり神様は主人公に、記憶を持ったまま異世界にいける事を告げる。主人公は異世界に行くと決めその異世界を管理してる別の神様に合わせてくれと言った。これから、主人公の異世界での旅が始まる。まったりと書いていきます。思いつきで書いているので、話がごちゃごちゃになるかもです。不定期更新です。タイトル変更しました。
28位:『完璧な淑女のふしだらな契約』
作者:六つ花 えいこ
学院一の完璧な淑女と名高い伯爵令嬢フリーダ・クレヴィング。白百合の君と称され、誰をも魅了する彼女にはひとつだけ、致命的な欠点があった。誰にも言えない彼女の秘密を知った男は、まるで悪魔のように囁く。「取引する気はあるか?」お互いが望むものを手に入れる、偽りの恋。「私はきっと貴方を、大切にできない」「思い出せ。これは取り引きだ。面倒な感情は互いに要らない」それが、この上なくふしだらで甘く、ほろ苦い契約の始まりだった。
27位:『ライオットグラスパー ~異世界でスキル盗ってます~(旧:異世界で盗賊やってます)』
作者:飛鳥けい
現世で事故死してしまったアガツマセイジは、ある理由から死後の転生先を地球ではなく異世界に決める。転生時に特別に付与してもらったスキル『盗賊の神技(ライオットグラスパー)』は、他者からスキルを奪い取ることができるという魅力的なものだった。 ただひたすらカッコいいものに憧れる少年が、盗賊の神技を得て異世界でどのような人生を歩むのか!?「それじゃあただの……つまらない普通の人じゃないか。 それだけは、断固拒否する。 俺は、俺であるために―― ここで逃げるわけにはいかない!!」 セイジが奪い取ったスキルを駆使して守ろうとしたものとは――!? ※書籍化しました! 完結しております。全①~⑦巻発売中です。
事故死してしまった少年(アガツマセイジ)が、盗賊の神技(ライオットグラスパー)というスキルを得て異世界に転生し、そこの住人達と交流を深めつつ成長していく物語。主人公の性格が等身大の18歳らしくて好感が持てる。聖人君子でもなく、外道でもなく、際立った才覚もなく、愚かでもない、感情移入のしやすい好青年。登場する異世界の住人たちも、それぞれ個性豊かで魅力的。特に登場人物リストなんて作らなくても、チョイ役ですら記憶にしっかりと残る。対象のスキルを盗むチート能力は、経験値獲得よりも目標が明確で達成感が高い。たちまち強くなる様は、戦闘の度に覚醒シーンがあるかのようで実にワクワクして楽しい。厨二心をくすぐられる演出と、斬新な設定。スラスラ読める文章と、熱い戦闘シーン。そしてあたたかい人間ドラマ。“絶対”に面白いので、迷っている方はほんの1~2話だけでも読んでもらいたい。
Natsuki
(´・ω・`)死亡しちゃった18才の少年が、神様から貰った他人のスキルを奪う能力と、ステータスを見れる能力を駆使して、一気に短期間で強くなって、信じられない速度で冒険者として成り上がる爽快な小説さんだよ。同じスキルを奪えば奪うだけ、どんどん複合してスキルのLvが高くなり、一章の終わりで剣術が達人とか、そんな凄いレベルに到達してた。(´・ω・`)ベテラン冒険者が剣Lv2なら、剣Lv3は達人レベルだと思う。冒険者人生を始めて、こんな短期間で既に達人になっている有様だよ。(´・ω・`)とりあえず、すらすら読みやすい小説だと思った。
26位:『勇者様のお師匠様』
作者:ピチ&メル/三丘 洋
両親を失いながらも騎士に憧れ、自らを鍛錬する貧しい少年ウィン・バード。しかし、騎士になるには絶望的なまでに魔力が少ない彼は、騎士試験を突破できず『万年騎士候補生』という不名誉なレッテルを貼られ、追い抜いていく後輩たちにまで馬鹿にされる日々をすごしていた。そんなある日、勇者が魔王を倒し世界を救った。見目麗しき美少女であった勇者の動向に世界中の注目が集まる。そして勇者は世界に向けて発信した。「私は師匠であるウィン・バードの元へ戻ります」と。 この物語は落ちこぼれの『万年騎士候補生』から『勇者の師匠』になぜかクラスチェンジした少年の物語。★印の回には挿絵があります。2014年5月31日にエンターブレイン様より書籍化しましたが、削除及びダイジェストに差し替え等はございません。書籍版、web版ともども引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
剣の練習に励む幼い二人。一人は「騎士」に憧れる貧しい平民の男の子。もう一人は「貴族」の実家になじめなかった女の子。数年後二人が再会した時、女の子は「勇者様」になって世界を救い終わっていた。……という所から始まる物語。努力型主人公の男の子は、ヒロインと出会った事がきっかけとなって、実力が認められるサクセスストーリー的な出世や、勇者関連の大きなトラブルに巻き込まれるようになり、最終的には勇者と共に戦うことになりますし、ヒロイン勇者は逆に、「貴族」という元々の地位に加えて、新たに得てしまった「勇者様」という地位のせいで、さらに広がってしまった主人公との距離を埋めるべく一生懸命頑張ることになります。久しぶりに主人公とヒロインを応援してあげたくなる作品でした。実に良質なボーイ・ミーツ・ガールだったと思います。
Taranome
二周目。というか、魔王倒したら大魔王が居た。って感じかも伏線は結構しっかりしていると思います。ウィンが最強と見込まれている所以も、過去編と叛乱編の2パターンで明示されていました。ボクがなによりも評価したいのは、「最強キャラ」をしっかりと苦戦させている点です。それは、勇者やその師匠たちにちゃんと弱点を保たせて、敵役たちにそこを突かせているという事です。こういう展開は、いまのラノベには向いていないのかもしれませんが、これをうまく描けるというのは、素晴らしいことだと思っています
西田啓佑
25位:『マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合』
作者:地雷原
FPSというゲームジャンルをこよなく愛する青年がいた。数々のゲームタイトルをプレイし、いつしか世界大会にまで出場するほどのプレイヤーに成長した彼が今プレイしているのが《Virtual reality Multiple Battlefield》 通称VMBと呼ばれるVRFPSであった。今日もいつもと同じ様にVMBをプレイしていた彼だが、プレイ中にMAP外へ落ちてしまうと……落ちた先は、ゲーム内では見たこと無いモンスターが歩くファンタジーな世界、彼は剣と魔法のファンタジー世界に、一人落ちたFPSプレイヤーとして生きていくことを選択させられる。書籍化しました。カドカワBOOKS様より全国書店様で発売中です。無料webコミック「ヤングエースUP」様にてコミカライズ版も連載中!コミックス1巻が2017年6月9日に発売となりました!
全編にそこかしこに作者のarms愛を濃厚に感じました。w王都襲撃まではFPSだったのがいつの間にかダンジョンツクール&タクティカルシュミレートに変わってしまい、ちょっと驚愕・失望した読者も多かっただろうと思いますが(新人作家にはありがちな話を膨らませていくうちに、軌道修正・伏線回収が出来なくなってしまうという典型的なパターン)、それを込みでも十分に面白く、私としては大変楽しく読了させて頂きました。それに、最後の終わり方にしても、伏線回収が出来なてないとのご意見もあるようですが、その顛末がキチンと描かれていましたし、エンドシーンも中々素敵な終わらせ方だったので、十分ではないでしょうか。なろうの異世界転移作品の中でもかなりの秀作だったと思います。
suregger
読むのなら王都襲撃までがベストです。文章力やご都合展開云々に関しては、そこはなろうなんで仕方ないかなとは思いますが、王都襲撃後、ここからが残念。恐らく感想やレビュー等の批判及び新しく作成し始めた作品に熱を入れたかったためなのかもしれませんが、突然色々な制約がスルーされ始め、新キャラ・敵が出ては消えるの繰り返し。。正直王都襲撃編までは大変面白かったですし、何より緊迫感や物語が少しずつ進んでいく感じがなろうファンタジー小説らしく好きでしたが、終盤戦はさながら打ち切り連載作家が最後に傷跡を残すためにやりたい事を最低限の辻褄だけ合わせて詰め込んでいる様な印象を受けました。読んでいただければ分かります。王都襲撃後から完結までの話数の少なさ。作者さんは多分疲れていたんでしょう。。なにはともあれ最初に述べましたように、王都襲撃編まではとても面白いです。そちらはオススメです。
傘
24位:『エルフ転生からのチート建国記』
作者:月夜 涙(るい)
天才魔術師は、魔術を極めないまま死にゆく運命に抗うため、記憶を残して輪廻転生する魔術を作り上げた。輪廻転生を繰り返し、三十一周目の世界で魔術師はエルフの村に住む少年シリルとなる。しかし、その村は人間に支配され、エルフは家畜のように扱われていたのだった!十四才になり、過去の経験と知識を取り戻したシリルは幼馴染の少女を助けるために立ち上がる。一つの村からはじまり、ありとあらゆる種族が共存する理想の国を作りあげる物語。モンスター大賞 最優秀賞受賞しました。2016/3/30に三巻発売決定
面白くないわけではありません。ただ作者の「ほら!シリルはご都合主義の俺tueee主人公とは違うでしょ?」みたいな意図が見えるんです。その割にご都合主義満載。例えば輪廻回帰の魔術の12時間以内の連続使用の危険性を大いに煽っておきながら大したダメージもなく、勇者の魂をそのまま取り込んだことで意識に乗っ取られると思いきや…俺tueee!!!!で回避。そもそもシリルを凄く見せる為に相対的に勇者を小物にしたせいで魂喰いで消化出来ないことに対しての説得力が…。ルシエだけと言いながらすぐキツネと関係を持ってしまう…31回も転生しているのに「お◯んちん坊や」なのはどうかと思います。ハーレムだとしても説得力がないのはダメです。この小作品からは悪い意味で『なろう臭』がします。文章から滲み出る…自己肯定感。そう、これは「おちん◯ぽエルフ転生記31」です!
じぇいそん
主人公の能力が異常に高いのに、物語として破綻をきたさないよう、丁寧に世界観が構築されている。人々の思惑の交錯もよくよく考えられていて、まさにゼロから国ができあがっていく過程をリアルに追体験できる。社会科学的なものの見方がとても深い。特筆すべきは料理や武器に関するうんちくで、それらを読むだけでも十分楽しい。個人的に残念な点があるとすれば、主人公の思考の描写の重点が大きすぎて、他の人物のキャラが十分立っていないこと。特にヒロインたちが、男にとって都合の良い要素を組み合わせているだけのように見える。もう一つは、物語の展開として、ダウンが全くなくて、「どうせ主人公が勝つんでしょう」ということがあからさまなこと。他の作品もいくつか読ませてもらったが、どの作品にも共通するように思われる。とはいえ、こうした問題をはるかに上回る作品としての魅力を感じた。
koharak
23位:『理系のおっさんが物理と魔法で異世界チート』
作者:ジュピタースタジオ
35歳の中小企業エンジニア、佐藤雅之がテンプレ通りの異世界転生で女神にもらったチート能力は、なんだか妙に科学的。こんなんで魔王と勇者の戦争をホントに止められるの?「佐藤さんがこっそり投稿してるファンタジー小説って、いつもハッピーエンドじゃないですか! 私の世界もハッピーエンドにしてください!」 ファンタジー的なハッピーエンドの縛りプレイって、それどんな無理ゲー!? 痛い勇者を妨害したり、魔族軍に味方したり、魔王様と「タップリ」仲良くなって共闘したり。いくらチートがあっても、主人公じゃない俺の脇役物語。※完結しました。シリーズ第二弾「理系のおっさんが物理と魔法で異世界チート2」もよろしくお願いいたします。
22位:『小説投稿サイトでランキング一位を取らないと出られない部屋』
作者:理不尽な孫の手
目覚めると、真っ白い部屋にいた。部屋に一台だけあるパソコンのディスプレイには、こう表示されていた。【この部屋は、小説投稿サイト『小説を書こう』のランキングで一位にならなければ出られない】これは、何もない部屋に閉じ込められた男の、地獄の投稿生活を綴ったものである。この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
なろう初心者必見。「小説家になろう」で投稿していくうえでのポイントが、ストーリー形式でわかりやすくまとめられています。実際にランキング累計1位を取った作家さんだからこそのノウハウが、惜しげもなく明かされてるあたり、太っ腹としか言いようがありません。小説を書いている人、あるいはこれから小説を書こうと思っている人、すべてにおススメできる良作です。ただ、作中でも触れられていますが、やっぱり盗作は犯罪ですよね。アカウントの乗っ取りも。特にデビュー前の新人さんからはなおさらに。京アニの放火事件、真実はどうだったんでしょうか?
トムキャット
私は小説投稿に興味がある。だからかもしれないが、感情移入がとても強かった。ここまで深く考えることはしなかったし、さすが累計一位の方だ。と、尊敬しつつ最後までワクワクしながら読ませて頂いた。例え小説投稿に興味がなかっとしても、非常にレベルの高い作品なのは間違いない。理不尽な孫の手さんには、また長編を書いて頂きたいと思っています。至福の時間をいつもありがとうございます。
アイゼン
21位:『ネトオク男の楽しい異世界貿易紀行』
作者:星崎崑
最終学歴高卒で親元パラサイトの青年綾馳次郎はネットオークションで生活する物欲溢れるネオニート(収入があるニート)。出品するお宝探して蔵から見つけた古い鏡は異世界と行き来できる魔法の鏡だった!! 異世界のお宝を買うために相互貿易でお金を貯めて、物欲満たして幸せ一杯の異世界ライフ! になる予定。物欲だけじゃなく、チートとか奴隷とかもありマス。男の欲望とか多めなので苦手な方はスルーしてネ。 ※ この度、MFブックス様より書籍化しました! 絶賛発売中です! ※ 2016年4月3日完結しました!
この作品は異世界と現代を行き来してお互いの商品を転売したりしたりする内政系のお話です(内政だけじゃなく戦闘もあります) 最近ではこういう転売系のお話も増えてきましたがこの作品はその最初期のお話じゃないかな? なろう系でよくあるのが途中で破たんしたり色々都合で見完結で途中で終わってしまうのも多い中しっかり破綻せず完結してる作品は少ないんじゃないかな?その点でもこの作品は評価が高いと思います。
和尚
初めの10話くらいまでを読んでた時は、面白いけどよくありそうな話かなと…… すみませんでした、甘く見てました。 徐々に盛り上がり、魅力を増してくキャラクター達。 強くカッコいい、エロカワな女の子達。 ハーレム作品が増える中、これこそ「理想」と思えるものがありました。 また、全体を通しての設定の一貫性にもとても感心しました。 人によっては、この作品の初めの数話は苦痛かもしれません。そういう方にこそ、第30話くらいまでは読んでそれから決めて欲しい、そう思う作品でした。 久しぶりの大満足です! 完結話が近づくにつれ、ああもう終わってしまうと寂しい気持ちがありました。 新作も楽しみですが、番外編、後日談も待ち望んでいます。
メイン君
20位:『僕の婚約者がやり過ぎたので婚約破棄したいけどその前に彼女の周りを堕とそうと思います』
作者:豆啓太
僕は将来、婚約者を捨ててヒロインて子と結婚して幸せに暮らすそうだ。婚約者は悪役令嬢だそうで、最後には処刑されてしまうのだって。だから彼女はそれを回避する為に色々やってるみたい。でもちょっとやり過ぎてて、僕は見捨てられてしまいそう。なので、同じ世界からきたアクマが手を貸してくれるし、僕も自分の平穏な生活の為に色々頑張ろう。乙女ゲームに酷似した世界に転生した人々と、その所為でちょっと色々壊された攻略対象の王子様の話。王子様は異世界のアクマと共に、周りの人々の心を堕とします。だってそうするとアクマが喜んでくれるから。※アクマは男にも女にもなれますので王子様は前も後ろも上も下もアレしてます。そんな王子様とアクマの目指せ淫蕩堕落平穏生活。
群像劇然としている、とにかくバランスの良い作品。ゲームを下地にした異世界転生・学園・政治闘争・ミステリー(各キャラがどのような闇を抱えているのか)・インモラルが上手く練り込まれていて、淡々としているのに飽きさせません。特に視点の切り替えが巧みで、主人公視点ではやや物足りなく感じる部分をそれで補足していくのが読んでいて気持ち良いです。ストーリーにパワーがあり、特に好きなキャラができなくとも話の先を知りたいが為にどんどん読み進めたくなります。ラノベ特有の快感や面白さが、小説のいろはに綺麗に収められていると思います。おススメです。
すいとう
主人公が、捻くれていて嫌な気分が続くのだが、その捻くれた見方は、時に自分も陥りがちになる捻くれた感情ではないのかなと思う。読み進めている間は、ザワザワと心を引っかき回されるような気分であったが、読むのを止めることが出来ず、最後まで読みきった。読み終えるとサッパリとした読後感で、面白かったと言える。これは話の内容は全く違うけれど「華麗なるギャツビー」と同じ爽快感があった。
茨木敬介
19位:『悪役令嬢の毒』
作者:ぶちこ
初恋をこじらせて、婚約者に毒しか吐けなくなったマルティナ・オルブラントは、前世の記憶を取り戻したことで己の行いを省みる。もう毒を吐くことを止め、ゲームのシナリオ通り彼の前から消えること決めたが、なかなか思い通りに行かず――というお話。※人を中傷する場面が多数でてくるので、苦手な方はご注意下さい。
倒錯した複雑な”愛”が胸をキュンキュンさせてくれた。ヒロインも小学生の男の子みたいに好きな子に悪口言ってるのもいいけれど、第二王子の薄暗い感じの倒錯した愛が良すぎた。ただの甘い恋愛なのではなく、熟れ過ぎて腐りかけた果実のような、毒々しい甘い”愛”がよかった。普通の恋愛小説に飽き飽きしている人に、普通でない愛情が溢れる小説を読みたいと思ったら、イチオシの作品です
ユッケ丼
18位:『男爵令嬢は、薔薇色の人生を歩みたい』
作者:瑞本 千紗
継母に疎まれ命を落とした精霊術師の王女は、500年後、同じ国にセンゲル男爵の娘フェリシアとして生まれ変わった。今度は前世のような最期を迎えないように、良い子の仮面をかぶるのはやめる。欲しい物は欲しいと素直に主張し、存分に楽しんで笑って生きよう! と、決めたはいいが、財に乏しい下級貴族の男爵家では、フェリシアの望む贅沢三昧暮らしは不可能だった。そこで、自身の精霊術を用いて領地を富ませるものの、父が投資詐欺にあってしまう。詐欺を働いた者たちは上級貴族であり、太刀打ちできる相手ではないと父は諦めて項垂れる。しかし、フェリシアは諦めるなど考えない。相手が上級貴族の権力者であるなら、それ以上の権力を持つ者を味方に取り込み、その者たちの逃げ道をふさぐ。特権を取り上げ惨めな暮らしに叩き落とすと決めた。フェリシアはそのために第一王子を味方に取り込もうと考え、王宮を訪ねる。運よく一度で面会できることとなり対面した王子は、前世で唯一優しくしてくれた宮廷術師と同じ顔をしていた……。
17位:『余命六ヶ月延長してもらったから、ここからは私の時間です』
作者:編乃肌
魔法が使える者だけが通える、特殊な学園に強制入学させられた三葉。その日々は、ただただ地獄だった。落ちこぼれてクラスメイトにはハブられ、無理矢理ペアになったイケメン不良には虐げられ、担任教師には理不尽に嫌われる。友達は野良猫だけ。挙げ句の果てに、何者かに階段から突き落とされ、三葉は命を落とす。こんなことなら、もっと好きに生きればよかった……そう思った彼女に、天使だったらしい猫がいう。「それなら後六ヶ月だけ生きてみる?」、と。そして余命六ヶ月を手に入れた三葉は、開き直って好き勝手ライフを開始した!――――「この六ヶ月、今度こそ私は後悔しないように生きる」そう決めた少女の奮闘記。※本編完結済み。別で小話集あります。【モーニングスターブックス様より書籍版全3巻発売中です】
魔法が使える者だけが通うことが出来る学園に通うこととなった三葉の学園生活は散々だった。挙げ句の果てに何者かによって階段から突き落とされて命を落としてしまう。けれど彼女は野良猫だと思っていた友達の天使に6ヶ月だけ延命をしてもらう。そして開き直った彼女は『今度こそは後悔しないように生きる』ことにした。そう、この話は生き返ったところからスタートするのです。6ヶ月という長いようで短いタイムリミットの中、三葉が送る学園生活はまさしく青春そのもの!友情も恋愛も魔法もバトルも全部詰め込んだ、三葉という一人の少女が生きた証のような一作です。きっと最後には涙が止まらなくなってしまうことでしょう。けれど不器用でも強くて優しい彼女のことを大好きになっているはずです。
斯波
タイムリミットは、6ヶ月。それ以上でもそれ以下でもなく、6ヶ月になればみんなの前から必ず姿を消すことになる。もし、自分にそれが突き付けられたとしたら?そんな境遇に直面した主人公・三葉がとった行動は「残り6ヶ月を後悔しないように生きていく」こと。決して器用ではないけれども、それでも一生懸命に生きて、そして駆け抜けていった彼女の姿はとても眩しく、その「生きた」輝きは関わった人々を、そして読んでいる我々を照らしていきます。三葉が生きた「6ヶ月の軌跡」を、あなたも一緒に辿ってみませんか?
南澤まひろ
16位:『甘く優しい世界で生きるには』
作者:深/深木
勇者や聖女、魔王や魔獣、スキルや魔法が存在する王道ファンタジーな世界に、【炎槍の勇者の孫】、【雷槍の勇者の息子】、【聖女の息子】、【公爵家継嗣】、【王太子の幼馴染】、【第三王女の婚約者】という大層な肩書きを持って生まれた主人公、ドイル・フォン・アギニス(十五歳)。彼は、肩書きに見合うハイレベルなスペックを持って生まれた。そして、そんな人生勝ち組な主人公は両親に溺愛されて育った結果、王道悪役な貴族の馬鹿息子街道をまっしぐら! そんな、王道では当馬役にされがちなポジションである主人公は、一週間高熱にうなされた結果、あざとく計算高かった記憶を思い出す。 そして、決意する。 己が失いかけている肩書きを取り戻し、こんな(馬鹿息子)でも愛してくれた人々の為に、真っ当な道を歩ける人間になろうと。 これはありがちな設定を盛り込んだ転生ファンタジーです。 限界以上まで下げられたハードルの中、チートな主人公が仲違いした周囲の人々と和解していきます。 また、最初から最後まで主人公ご都合主義でまいります。 時間がありましたら、覗いてみていただけると幸いです。
主人公が前向きであり、面白くしてやろうという遊び心も持ち、人を思いやる気持ちもある。聖人君子ではなく、やりたいからやる。その気持ちをなくさず目標を定めて生きるところがすごく好き。あと周囲の反応も楽しい。とくに従者。主人公を好きすぎて楽しい。そしてハーレムにもならないところがまたいい。ハーレム要素もないところも安心する。貴族社会において、子供すぎる反応しかできないような子が出てこないのが安心する。話の内容も運び方も好き。少年漫画と少女漫画を足して読んでるみたい。続きが楽しみです。
秋野真珠
続きが非常に気になります。BL臭がするという感想を持つ方もいらっしゃるようですが、私にはそうは思えず、該当部分の文章もとても楽しく読ませていただきました。よくある転成物語はハーレム要素満載で食傷気味でしたが、この作品にはハーレム要素がないところにとても好感を覚えます。主人公の今後の成長もとても楽しみにしております。
15位:『人狼への転生、魔王の副官』
作者:漂月
人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔物の気持ちもよくわかる。おかげで周囲からは知勇兼備の名将だと思われているが、実際は苦労の連続だ。やたらと暴力に訴えがちな魔物たちを従え、すぐに文句を言う人間たちも何とかして、彼は今日も魔王軍の中堅幹部として頑張る。※本編完結しました(2016年12月30日)。外伝も完結しました(2017年6月30日)。※書籍版がアース・スターノベル様から発売中です。書籍化に伴うダイジェスト化はありません。※瑚澄遊智先生によるコミカライズもコミックアース・スター様から発売中です。
この作品をラノベとカテゴライズするのは申し訳なく感じる。まず主人公がとにかくシブい。魔王の副官で、人間と対立するはずの人狼であり、悪巧みに顔を笑ませるのがもうどうにもラノベ主人公にはそぐわない。かと思えば死んだ敵に同情を寄せる甘さや、時に間抜けな姿がやけに人間臭く、二枚目悪役キャラからもまた一線外してくる。どこまでも自分をサブキャラに位置づける副官ヴァイトは、職分と平穏を両立しようと日々折衝に苦心する。数多の戦を勝ち抜くにも関わらず、彼の真髄は力ではなく現代的な思考をベースにした巧みな外交だ。その細やかな努力の結果、彼の行く先々で友好的な関係が花開く。その指針はやはり転生経験であり、彼は二度目の人生を真っ直ぐに生き抜いていく……大筋では転生サクセスストーリーとして王道を貫いているにも関わらず、最後に入る次話予告のタイトルに、こんなに毎回わくわくとさせられたのは久しぶりだ。
こみあ
壮大な異世界の政治を体験できると最初に約束しておこう。魔王の副官というタイトルではあるが、その中身は異世界の歴史の途方もないスケールで描いた大河ドラマだ。その中で主人公はあらゆる分野で活躍する。戦い、政治、学者的思想など実に万能と言っていい。そして様々な意味で日本人と呼べる思想の持ち主だ。その最も代表的な例として彼は一人の女を愛しぬく、それが当たり前だとう価値観を持っている。つまりハーレム要素はこの作品、もとい主人公には皆無だ。そういうものを求めているのなら諦めておけ。ただし、異世界の政治や文化を体験したいならこの男前の人狼の青年の生涯をおってみるのも悪くはないとだけここに記しておこう。
レビューレッド
14位:『縁側でひとやすみ』
作者:黒田ちか(クロッチカ)
元バカップルの片割れが、恋も仕事もなくして茫然自失のまま都落ち。帰った故郷で、謎の猫やギフト持ちの幼馴染み、懐かしい人達に迎えられ、今まで知らなかった実家の謎と向き合うことに……。故郷で癒され、新たな道を模索しながら、もう一度恋を取り戻すまでのお話。
主人公は泣き虫がそのまま大人になった青年・勝矢。ヒロインは最初と最後にしか出て来ない夏美。 物語の殆どが、失った愛にめそめそしながら、あんなことやこんなことがあった都会から故郷へと逃げだしてきた『都落ち』・勝矢に起こる不思議な日常と猫の大さんと現実的な生臭い事件と大さんとで占められている。 読後は、予定調和と言われるかもしれないけれど読み手が望む結末だから問題ない。 まるでジ〇”リ映画を見終わったような、そんな感じと言えば言い過ぎだろうか。 このお話は愛を形にしたお話。見えない筈のものを畏れる主人公は、夏美のとらえどころのない愛に項垂れ『都落ち』するが、見えない筈の形を持った愛に救われる。 いろいろな愛のお話。
さくら比古
最近、チート物やハーレムものばかりが目立っているなろうサイトですが、この作品はそれとも違う、男の成長物語を見せてくれました。ちょっと不思議だけれど心温まる作品です。現実にありそうでないようなこの作品は是非とも綺麗な映像で映画のように見てみたいと感じさせられました。また作品の流れも無理なくまとめられているように感じられ、中だるみすることなく読める作品でした。大変心温まる物語をありがとうございました。
影法師
13位:『辺境の老騎士』
作者:支援BIS
大陸東部辺境のテルシア家に長年仕えた一人の騎士。老いて衰え、この世を去る日も遠くないと悟った彼は、主家に引退を願い出、財産を返上して旅に出た。珍しい風景と食べ物を味わう気ままな一人旅に。彼は知らない。それが大陸中で語り継がれる冒険譚の幕開けとなることを。※この小説は「カクヨム」にも投稿しています。「カクヨム」では、書籍版付録のSSも掲載しています。
辺境……その言葉が持つ魅力とは何か。『辺境を待つ文明は衰退しない』という言葉があるらしい。この物語は、辺境から始まる壮大なストーリー。単なる死出の旅路で終わるはずが、どこまでも広がっていく。そして、どこまでも想像力を掻き立てられる固有名詞に異世界言語。老騎士の世界へと、どこまでも引き摺り込まれてしまいます。愛すべき登場人物の生き様、そして死に様をとくとご覧ください。私は終盤、涙を抑えられませんでした。
暮伊豆
まず、この作品を少し読んでやめてしまった人は、せめて三人が仇打ちするところまで読んでほしいそこまで読めばその作品にハマると思うこの作品はなんといっても、伏線の張り方、回収、設定、人物が素晴らしい(全部素晴らしい)それに、人物一人一人に無駄がなく、その人物が亡くなったことで、誰に影響を与えるの、与えられるのか人生について考えさせられる作品です
ナシャ
12位:『聖剣、解体しちゃいました』
作者:心裡
勇者が産まれたとされる街で代々続く鍛冶屋を営むトウキ彼はひょんなことから、勇者が使ったとされる【聖剣エクスカリバー】を拾う。拾うだけでは飽き足らず、【聖剣エクスカリバー】を好奇心のあまり解体してしまう!!!そのおかげで彼の鍛冶師としての腕前は異常に上昇し、そのせいでいろんなことに巻き込まれていく。書籍化いたします。詳しくは活動報告を見ていただければ幸いです。続編書き始めました。
ついつい職人魂が…!そのついついで、非日常に踏み入ってしまう主人公。…のはずですが、穏やかでのんびりとした、ドタバタの日常が描かれています。剣を打てばチート(主人公がじゃない)の攻撃力が。鍋を打てばチート(主人公が…どころか武器ですらない)の仕上がりに。そんな最強の鍛冶師の冒険に、胸のときめきが止まりません。転生や俺Tueeeに飽き飽きしているファンタジーファンにおすすめしたい作品です。
色井 緑
11位:『悠久の世界~その物語は誰がために~』
作者:真莉。
まじかぁ……まさか自分が異世界転生記憶持ちになるなんて。――複雑に絡み合った運命に翻弄される一人の少女の物語。※タイトルは重いですが、軽い読み物です。
10位:『無欲の聖女は金にときめく』
作者:中村 颯希
【「無欲の聖女」の題でヒーロー文庫さまより1~4巻発売】お金が何より大好きな守銭奴少年・レオは、ひょんなことから、訳ありの美少女・レーナと体が入れ替わってしまう。なんでもレーナは、かつて冤罪で貴族社会を追われた侯爵令嬢の娘で、このままでは貴族の集う学院に召集されてしまうのだが、それが嫌で、魔術を使って逃亡を試みていたらしい。報奨として提示された金貨につられたレオは、レーナの代わりに学院に行くことを決意する。学院に顔だけ出してとんずらするつもりだったレオ。しかし、絶世の美貌と独特の価値観を持つレオを周囲は「高潔の少女」と勘違いし、侯爵夫妻や皇女、はては帝国第一皇子までもが興味を持ちはじめ――?後に、「無欲の聖女」と呼ばれることになるレオノーラ・フォン・ハーケンベルグの物語。※完結しました。最後までお付き合いくださった方、本当にありがとうございました!
ある偉大なコメディアンは言った。「笑いと悲しみと感動は紙一重だ」本作品は、勘違い、すれ違いからくるおかしみを描いたコメディーである。しかしその勘違いの向こう側には悲しみや感動といったしっかりとした物語がある。悲しみ、感動と笑い。大きなふり幅を持つ作品だ。これを極上のエンターテイメントと呼ばずして何をエンターテインメントと呼べば良いのだろう。本作品は、令嬢物、ファンタジー物と呼ばれるジャンルだ。そういうジャンルに毛嫌いはあるかもしれない。しかしジャンルによる毛嫌いだけでこの作品からもらえるひと時を逸するのはどうであろう?一つ騙されたと思って読んでいただきたい。極上の時間をあなたは過ごすことになるだろう。・・・ある偉大なコメディアンは言った。「なんてもっともらしいこと言うやつに騙されるな」
佐々笹
この作品は、読み返すたびに発見がありました。スミマセン! 当たり前ですよね。でも、そうとしか言いようがないので許してください。初読では、ホントにただゲラゲラ笑えて、安心して読めたわー!って感じでした。どんどん加速する勘違いや、先の読めない展開にのめり込み、時間を忘れました。二回目は、余裕ができたのでしょう。勘違いだけでなく、交錯する思いやりの心、ひたむきな姿勢に涙が出ました。とても滑らかな三人称の文体だからか、同時に幾人にも感情移入してしまいました。結果、困ったことに、同時に泣いて笑って大変なことになりました。――「泣けたっていわれて泣けた例がないよ?」仰る通りです。でも……ゴメンナサイ。そして三回目で、やっと一週目に感じていた「安心して読めた」理由が分かりました。作者様の「愛」です。本当にスミマセン!皆様そうですよね!!でも――安心して読めました。
あきじゃ
9位:『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない 。』
作者:CHIROLU
彼は、ひとりの少女と出会った。--罪人の烙印を押された幼い少女。それが全てのはじまりだった--「やべぇ、うちの娘可愛い」そんな親バカ保護者と養い子になった二人が、別の関係になって、更にその関係が変化するまでのお話。~HJ Novelsより2月22日書籍版八巻発売となります。~コミカライズ版の配信始まりました。コミックス四巻発売中です。六巻ドラマCD付き特装版の他に、ドラマCDも発売されております。~アニメ化決定致しました。
過酷な運命を背負ってなお,一生懸命に愚直に生きる少女と超ハイスペック残念勇者の物語です。「幸せ」,「慈しみ」,「優しい」,etc. これらの単語が何回出てくるのだろうというくらい,作者が少女の幸せを願っていることが伝わってきます。ついでに,読者にも「お前らも応援しろ」とばかりに,引き込む力が強い筋書きと作風になっています。伏線の作り込みもとても丁寧で,終盤にパズルのピースがどんどん埋まるように繋がっていくため,一気読みが止められなくなります。 私は一生懸命な少女にほとんど耐性がないので瞬殺されてしまいましたが,涙をこらえられなくなったのは別のところ,紫さんの満たされた最期でした。 読んでいると,幸せのおすそ分けをいっぱいもらえる,そんな作品です。
AUTEM
とにかく娘がかわいい。文章も上手だし、ほかのキャラもいい感じに立ってるし、ストーリーもいい。けどとにかく娘がかわいい。もうそれで充分。疲れた時、やな事があった時、気分が良くない時、これを読めばほんとに癒される。あとコミカライズとアニメも普通にいい。コミカライズは原作忠実でかわいい。アニメは原作とは別物って考えればめっちゃかわいい。最初はどうかなって思ったけどしばらくしたら普通に良かった。全部おすすめです。
常俺助
8位:『バグ技と安定チャートでいく、フリーシナリオ異世界攻略!』
作者:伊瀬ネキセ
真面目系クズの妖精に導かれ、異世界にやってきた高校生の小太郎。その異世界は、昔やり込んだフリーシナリオRPGにそっくりだった。なんとバグ技や設定ミスまで再現されている。この世界なら、俺に不可能はない!これは安定と安心を愛する主人公が、バグ技とフラグ管理・粉砕を駆使して、いかに安全に生きられるかを目標とした、安穏なはずの物語。
無理ゲークソゲー詰みゲーをバグで攻略する気分は一度味わうと中々そこから抜け出せない。気付けば何十周、何百時間という犠牲の元に、ヘビーユーザーの仲間入り。主人公もその類いかな?まずキャラが良い。相関図ならば、外側は常識人で囲まれてるのに、主要人物に近づく程どこか捻れてたり歪んでたり。中心にいるコタローの闇は深い癖のある食材達も、意外な調理法で素晴らしい料理に様変わりするよね?と読んでて思いました。あと、作者様に「変態ですか?(褒め言葉)」と聞いたら「ええ、何か?」と返されそうな気がしました。
チビ
クソゲーやバグゲーでもみんなと一緒にわいやわいやで楽しめば祭り気分になる。やり込んだゲームの新しい要素を発見した時、他人が見つかった要素を自ら実証する時、なんともいえない楽しさ。キャラクターにあだ名をつけて、ゲームでは語ってない部分に想像を巡らせる。この小説には、そういうゲーマーなら分かる面白さがあった。ライターのゲームに対しての愛に乾杯。願わくば、ジャイアント・サーガみたいなゲームに出会うことを。
キリタニ
7位:『八男って、それはないでしょう!』
作者:Y.A
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏貴族の八男という、存在意義さえ怪しい子供に憑依した彼は、幸いにも魔法の才能があったので早くに自立しようと我が道を進む。家門と領地継承も、内政無双も経験が無いから無理。魔法で金を稼いで、自由に生きて何が悪いというのか。まあ、結局人の営みで発生する柵(しがらみ)からは逃れられないのはこの世の常として。これは、そんな若造ヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスターの世界なんて救わないお話である。 ※2020年アニメ放映予定。書籍版第十七巻まで発売中。コミック版は第六巻まで発売中(コミックウォーカーにて連載しております)。ドラマCDも発売中です。同じく書籍化された、銭(インチキ)の力で、戦国の世を駆け抜ける。(七巻まで発売中)と共によろしくお願いします。
異世界で貴族に転生。辺境の零細貴族で、八男。冒険者を目指して修行。魔法の才能があり、良い師匠に恵まれ成長。どんどんと実績を挙げて、地位を向上させていく。異世界転生の主な要素を盛り込んだ作品です。特訓して実力伸ばしてるので、無いのはチート要素くらいかな?それにしたって成長限界がかなり高くて、どんどん技習得してますが。前世の知識使って商品開発とかもしてますし……王道を行く作品ですね。
宵凪海理
前半~中盤は登場人物のキャラが立っていることもあり、「こいつ誰だっけ?」ともならず、楽しく読み進められたかと思います。というか、内政系の中でも普通に面白いです。後半のアキツシマ編で戦国大名(名前が伊達政宗や武田信玄)のような名前の、ヒロイン候補が大量に出てきます。西洋貴族風の話の中に、戦国時代を無理やりぶち込んできたのは、違和感が半端なかったです。そこを差し引いても、後半は話がグダグダな上に、選ばれなかったヒロイン候補への扱いが酷く、いいところは皆無でした。全話読んだ結果、自分の中では☆2。アキツシマ編に入った直後から最終話の三話くらい手前まで飛ばして読めば☆4か5をつけていたかなと思います
みかん
6位:『セーブ&ロードのできる宿屋さん ~カンスト転生者が宿屋で新人育成を始めたようです~』
作者:稲荷竜
『死なない宿屋』 冒険者垂涎のそんな都市伝説をもつ宿屋があった。 少女ロレッタはある目的のため、駄目元でその宿屋にたどり着く。 そこで知った『死なない宿屋』の秘密とは。「セーブポイントです」 そこの宿屋は、異世界から来たという、『セーブポイント設置能力』をもったカンスト冒険者の経営する店だった。 冒険者を引退して宿屋を経営、しかも冒険初心者に修行までつけているらしい。強くならなければならないロレッタは宿屋主人アレクに修行をつけてもらうことになるのだが…… 死んだってロードすれば平気! な引退冒険者の新人育成プラスαな宿屋ライフストーリー。各章あらすじ&キャラ表 http://ncode.syosetu.com/n3788de/
作中世界でのキャラの生き方として『ゲーム感覚』を否定しておきながら『ご都合主義』満載な作品が多い中、この作品は一味違いますご都合主義な作品世界の特殊キャラに強引なまでのゲーム感覚修行をさせることで努力だけでは覆せないはずの不条理をハッピーエンドへと変えて行く痛快小説なのですライトノベルに必要な軽さを満たしつつ多少強引な部分すら納得の笑いにしてしまうテンプレなのに大人が読んでもストレスフリーオススメですよ
ぽよん
とにかく会話が面白い!大冒険はありません主人公はタイトル通りに真面目に宿屋さんを営んでいますその中で理解できるようで理解できないマスターの言い分に翻弄されていくお客さんたち理解できないと思っていたマスターの発言がマスターと修行する事で時折理解できてしまう気がしてきたりこなかったり噛み合わない会話を笑いながら読むのもよし噛み合わない会話に一緒に悩むのもよしテーマになるのは生と死なんて真面目で大きなもののはずなのに作者さんの独特の世界観と言葉遊びに翻弄される作品どこかブラックジョーク風の独特の笑いを一緒に楽しんでみませんか?
natuki
5位:『異形の王様に愛されたけど私も愛してるから問題なかった』
作者:小椋新之助
絶世の美貌を持ち、見世物小屋で〝人形〟役を務め娼館へ売られた十五歳の少女ニーナは、ある日噂を聞きつけてやってきた宦官に「国王の花嫁候補として後宮に入らないか?」と誘われる。大陸一の大国であるラージャムの国王は二十七歳。側近の宦官曰く「眉目秀麗、温厚篤実品行方正、優しすぎるほど優しく知的で常に笑顔を絶やさない最高のナイスガイ」だというが不思議なことに未だ独身。娼館に残るよりはと花嫁選考会に参加したニーナだが、そこで国王ダリウスが人間とは思えない容姿を持つ化け物だという噂を聞く。〝人とは思えない容姿なんて存在するはずがない────!〟驚異の美貌によって「人間じゃない」と怖れられた少女と、その異形によって「化け物」と怖れられた男の運命の恋。※世界観はごちゃまぜです。各国イメージ(あくまで参考です。混ざらなくても混ぜてる)ラージャム → インド+中東竜安 → おもに中華瑞 → 平安時代の日本ザザ → 東南アジア+西洋
異形のあまり「人とは思えない」ふたり。一人は常識を持ち、一人は天然。施政者として采配をふるいながら、自分を守るために内にこもる王と、見世物小屋から娼館へ、さらには王宮へ?吹っ飛んだ感性で自由に進むニーナ。人が出会い、生まれる感情はプラスばかりではないけれど、掛け合わせてみれば思いもよらない事ばかり。人は見た目が100%?人と人が出会って生まれた感情は100%以上を越えて、其の先へ。新しい世界が始まるかも?
ホルプ
4位:『公爵令嬢の嗜み』
作者:澪亜
公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はどこにあるの?※書籍化します※
いや、もう最高の作品です。所々、誤字や脱字などはありますが….もう最高!タイトルだけ見たら貴族の優雅な生活話なんかなぁ?と思い読み始めましたが蓋を開ければここまでするか。。と内容の重いこと重いこと(笑)こういった作品は初めて目にしたのですが開幕から引き込まれて合間合間でドキドキしてある人物の死、主人公の心境、そして結末に涙し。。。正直、ガチで涙が出るとは思わなかった。。侮っていました。後、ベルンの成長は凄く凄く良かった!良かった!!
ゆーま
一言でまとめると、「転生前の知識を活かして、レッツ領地経営♪(恋愛要素もあるよ)」といったところでしょうか。恋愛ゲーム世界への転生と言いつつ、ゲームの要素はあまり出てきません。恋愛ゲームガチヲタでなく、やったことはあるから自分が婚約破棄されることとキャラの名前はわかるけど……くらいの転生悪役令嬢は、珍しいといえば珍しいのかな?テンポがいいのでスルッと読み終われる完結済み作品です。
ちぃ
3位:『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』
作者:香月 美夜
本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いくら読みたくても周りに本なんてあるはずない。本がないならどうする? 作ってしまえばいいじゃない。目指すは図書館司書! 本に囲まれて生きるため、本を作るところから始めよう。※最初の主人公の性格が最悪です。ある程度成長するまで、気分悪くなる恐れがあります。(R15は念のため)
マインの「本が好き」という熱量が、とてつもない。本が貴重な異世界に転生してなお本を求め、努力し結果を出す。彼女の溢れる情熱と行動力によって、周囲の人々が振り回されて。悪目立ちして狙われる事もありますが。彼女の価値を認めた周囲の人が助けてくれるのが良い感じです。書籍化・コミカライズも順調に進み、書き下ろし短編がつくこともあって。そこでまた作品の違った魅力が見えてくるのがたまりません。作り込まれた世界観、その中で生き生きとしているキャラクターたちが素敵。
宵凪海理
読む前は600ページ超えの長編という点に『長い…』としか思いませんでした。しかし、ひとたび読み終えた後は微塵もそのような感想は全く抱かず!寧ろ正反対で名残惜しく思うレベルでした。一つの別世界がそこにあります。読んでいると頭の中で勝手に映像化されていて、気がつけば自分もエーレンフェストにいたり、貴族院にいたり……一度読み終えた後も『本好きの下剋上』の世界に戻りたくなり、幾度となく読み返しています。ラノベが好きで色々と読み漁っていますが、こんな風に何度読んでも楽しめる作品は後にも先にもありませんでした。唯一無二のなろう名作だと思います!
夏うみ
2位:『逆鱗のハルト』
作者:奏
冒険者養成学校を卒業し、冒険者として順調に6年旅してきたバッファーのハルト。久しぶりにパーティーメンバーで里帰りをしようとしていたところ、同級生で有名な2つ名持ちの双剣使いに出会って…。仲間と共に成長する、バッファーハルトの冒険譚。2018.01.19 第二回モーニングスター大賞ファンタジー賞を受賞させていただきました!2018.09.21に1巻が発売。2019.03.04に2巻が発売。2019.07.31に3巻が発売されます!ひとえに皆様の応援のお陰です。ありがとうございます!!!続編はじめました!(こちらもひと区切りついています)逆鱗のハルトⅡhttp://ncode.syosetu.com/n7144ef/よろしければどうぞ!~完結後、PV数が10,000,000を突破しました!~感想やレビューもいただけてとても嬉しいです。皆様のおかげで、日間完結済ランキング1位をいただき、なんと月間完結済でも1位……。総合でも日間2位までいき、本当に嬉しく思います。全て、感想やブックマーク、ご指摘などなど、数々の後押しのおかげです。感謝しても足りません、本当に本当にありがとうございます。王道ファンタジー(を目指しています)です。
異世界転生、ハーレム、チート、と言ったなろうの王道に少し胃もたれ気味だった頃にこの作品と出会いました。主人公のパーティーはみんな少しの才能を持っていますが、それ一つで物凄く活躍出来る訳では無く、みんなが集まったからこそ十二分に発揮出来ている所が素晴らしい。周りの男性キャラが主人公を引き立たせる為のピエロじゃない所が素晴らしい。なろうを見始めたばかりの方は少し物足りないと思う方も多いかもしれません。でも、逆になろうにドップリハマってる方には是非ともオススメしたい。そんな作品です。
風来のラブピエロ
友情や努力といった普遍的な主題が丁寧に描かれた快作です。喜劇的表現が多く、あまり深刻さを感じさせない描写のため、暴力的表現が苦手な方や若年層にもお勧めしやすいです。主人公と仲間達が6年の下積みを経て大きく花開くさまは、見ていて清々しい気持ちになります。毎日投稿しているにも関わらず誤字・誤記が少なく、筆者の真摯な取り組みには頭が下がります。ポイントには表れていませんが、素晴らしいことです。一方、登場人物の感覚は現代的です。そのため読者層によって、共感しやすいと思う人と違和感を感じる人に分かれるでしょう。また、多くの登場人物の性格が優しいので、ストレスなく読みたい人には良いと思いますが、カタルシスを求める人には不満かもしれません。とはいえ、多くの書籍化されている作品より遙かに優れた作品です。一度読んでみてはいかがでしょうか。
まぷ
1位:『THE WORLD』
作者:SEASONS
『過去の経歴は全て抹消済み』名前と年齢以外の詳細は一切不明。魔導学園の入学試験を首席で通過した人物『天城総魔』誰よりも力を求める彼のたどり着く先は…。—————————————-第1部完結。第2部完結。第3部完結。チート?ハーレム?転生?一切ありません。読んで涙が出るような物語を目指していますが、読者のみなさんの心をほんの少しでも動かすことが出来たとしたらそれだけで十分です。
第一部完結おめでとうございます。以前から読ませて頂いていましたが、相変わらずの魅力的なキャラクターとストーリーに今回も大変楽しく読ませて頂きました。第一部の平和な日常とめまぐるしい変化、結末に悲しくも懐かしさも込み上げてきました。最終話を初めて読んだとき、恐らく中学の頃でしたが涙が止まらないほどの感動を今でも鮮明に覚えています。第二部も楽しみにしています。お疲れ様でした。
±巴桜